JPH0995392A - 真空採血管キャップシ−ル剥離装置 - Google Patents
真空採血管キャップシ−ル剥離装置Info
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- JPH0995392A JPH0995392A JP7249523A JP24952395A JPH0995392A JP H0995392 A JPH0995392 A JP H0995392A JP 7249523 A JP7249523 A JP 7249523A JP 24952395 A JP24952395 A JP 24952395A JP H0995392 A JPH0995392 A JP H0995392A
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- rack
- cap seal
- ear piece
- cap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 真空採血管を密閉したキャップシ−ルを剥離
する手作業は数量が極めて多いため大変な作業で、又、
手指を血液で汚染する恐れがある。 【解決手段】 採血済の真空採血管2を収納したラック
3をキャップシ−ルの耳片1aを定位置で揃える耳片揃
え装置4へ搬入するラックのコンベヤ装置5と、ラック
を定位置で昇降させるラックの昇降装置8と、真空採血
管と接触し回転させるチュ−ブ回転ロ−ラ14及び斜面
13bでせり上がRいほぼ水平となる耳片をストッパ1
3aで停止させる耳片揃え爪13から成る耳片揃え装置
と、停止した耳片を耳片揃え爪と共に挟持するクランプ
装置17を引きあげるベルクランク19から成るキャッ
プシ−ルの剥離装置で構成した。
する手作業は数量が極めて多いため大変な作業で、又、
手指を血液で汚染する恐れがある。 【解決手段】 採血済の真空採血管2を収納したラック
3をキャップシ−ルの耳片1aを定位置で揃える耳片揃
え装置4へ搬入するラックのコンベヤ装置5と、ラック
を定位置で昇降させるラックの昇降装置8と、真空採血
管と接触し回転させるチュ−ブ回転ロ−ラ14及び斜面
13bでせり上がRいほぼ水平となる耳片をストッパ1
3aで停止させる耳片揃え爪13から成る耳片揃え装置
と、停止した耳片を耳片揃え爪と共に挟持するクランプ
装置17を引きあげるベルクランク19から成るキャッ
プシ−ルの剥離装置で構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空採血管のキャップシ
−ル剥離装置に関する。
−ル剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】血液検査を行うため、注射針を装着した
チュ−ブの中へ真空採血管を装入し負圧を利用して3本
乃至4本へ連続して採血し、真空採血管の開口にキャッ
プシ−ルを自動機で糊付け密閉した後、小規模病院の場
合は血液検査センタ−へ配送し、センタ−で、糊付けさ
れたキャップシ−ルを手作業で剥離し血液検査を行って
いる。このようにキャップシ−ルを真空採血管に密閉さ
せる自動機は既に開発されているがキャップシ−ル剥離
装置はない。
チュ−ブの中へ真空採血管を装入し負圧を利用して3本
乃至4本へ連続して採血し、真空採血管の開口にキャッ
プシ−ルを自動機で糊付け密閉した後、小規模病院の場
合は血液検査センタ−へ配送し、センタ−で、糊付けさ
れたキャップシ−ルを手作業で剥離し血液検査を行って
いる。このようにキャップシ−ルを真空採血管に密閉さ
せる自動機は既に開発されているがキャップシ−ル剥離
装置はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】真空採血管を密閉した
キャップシ−ルを剥離する手作業は数量が極めて多いた
め大変な作業であり、また手指を血液で汚染する恐れが
ある。
キャップシ−ルを剥離する手作業は数量が極めて多いた
め大変な作業であり、また手指を血液で汚染する恐れが
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】キャップシ−ルで密閉し
た採血済みの多数の真空採血管を整列して収納するラッ
クをキャップシ−ルに突設された耳片を定位置で揃える
耳片揃え装置の直下へ搬入するラックのコンベヤ装置
と、耳片揃え装置の直下へ搬入されたラックを昇降させ
るラックのの昇降装置と、耳片揃え装置には上昇したラ
ック内で整列されている真空採血管と接触して回転する
と共に回転したキャップシ−ルの耳片が耳揃え爪のスト
ッパ部に当接すると、その当接トルクでスリップするチ
ュ−ブ回転ロ−ラと、形成した斜面に案内されて垂下し
ていたキャップシ−ルの耳片がほぼ水平にせり上がる耳
片揃え爪とを備え、斜面上にほぼ水平に保持されている
耳片をエヤシリンダの耳片揃え爪に圧接して挟持するク
ランプ装置と、クランプ装置で挟持したキャップシ−ル
の耳片を引張り剥離させるキャップシ−ルの剥離装置と
から成り、また、前記ストッパ部に代えキャップシ−ル
の耳片位置確認センサを設け、また、ラックの昇降装置
に代えラックに収納した真空採血管を個別に引き上げる
チュ−ブクランプ装置を設け、キャップシ−ルの耳片を
所定位置で停止させるものであり、煩雑な真空採血管の
キャップシ−ル剥離という手作業をラックをコンベヤ装
置に着脱する手作業以外を自動化し、血液付着による手
指の汚染を併せて防止することを目的とする。
た採血済みの多数の真空採血管を整列して収納するラッ
クをキャップシ−ルに突設された耳片を定位置で揃える
耳片揃え装置の直下へ搬入するラックのコンベヤ装置
と、耳片揃え装置の直下へ搬入されたラックを昇降させ
るラックのの昇降装置と、耳片揃え装置には上昇したラ
ック内で整列されている真空採血管と接触して回転する
と共に回転したキャップシ−ルの耳片が耳揃え爪のスト
ッパ部に当接すると、その当接トルクでスリップするチ
ュ−ブ回転ロ−ラと、形成した斜面に案内されて垂下し
ていたキャップシ−ルの耳片がほぼ水平にせり上がる耳
片揃え爪とを備え、斜面上にほぼ水平に保持されている
耳片をエヤシリンダの耳片揃え爪に圧接して挟持するク
ランプ装置と、クランプ装置で挟持したキャップシ−ル
の耳片を引張り剥離させるキャップシ−ルの剥離装置と
から成り、また、前記ストッパ部に代えキャップシ−ル
の耳片位置確認センサを設け、また、ラックの昇降装置
に代えラックに収納した真空採血管を個別に引き上げる
チュ−ブクランプ装置を設け、キャップシ−ルの耳片を
所定位置で停止させるものであり、煩雑な真空採血管の
キャップシ−ル剥離という手作業をラックをコンベヤ装
置に着脱する手作業以外を自動化し、血液付着による手
指の汚染を併せて防止することを目的とする。
【0005】尚、キャップシ−ルの剥離装置には剥離し
たキャップシ−ルの排出コンベヤを設けている。
たキャップシ−ルの排出コンベヤを設けている。
【0006】
【作用】手作業により真空採血管を整列して収納したラ
ックをラックのコンベヤ装置上へ載置し、耳片揃え装置
の直下へ搬入すると、ストッパ杆が突出してラックが定
位置で停止し、停止後ラック自体がラックの昇降装置で
押し上げられ、ラック上昇後真空採血管が耳片揃え装置
に設けたチュ−ブ回転ロ−ラと接触して回転し、耳片揃
え爪のストッパ部との当接又はキャップシ−ルの耳片位
置確認センサの動作で垂下していたキャップシ−ルの耳
片が耳片揃え爪の斜面上にせり上がって定位置でほぼ水
平に停止し、停止後クランプ装置の動作で耳片を挟持さ
れたキャップシ−ルを耳片揃え装置及びクランプ装置を
載せた架台を一体のキャップシ−ルの剥離装置の動作で
真空採血管から剥離し、剥離したキャップシ−ルをクラ
ンプを解放して排出コンベヤ上へ落下させ機外へ排出さ
せる。
ックをラックのコンベヤ装置上へ載置し、耳片揃え装置
の直下へ搬入すると、ストッパ杆が突出してラックが定
位置で停止し、停止後ラック自体がラックの昇降装置で
押し上げられ、ラック上昇後真空採血管が耳片揃え装置
に設けたチュ−ブ回転ロ−ラと接触して回転し、耳片揃
え爪のストッパ部との当接又はキャップシ−ルの耳片位
置確認センサの動作で垂下していたキャップシ−ルの耳
片が耳片揃え爪の斜面上にせり上がって定位置でほぼ水
平に停止し、停止後クランプ装置の動作で耳片を挟持さ
れたキャップシ−ルを耳片揃え装置及びクランプ装置を
載せた架台を一体のキャップシ−ルの剥離装置の動作で
真空採血管から剥離し、剥離したキャップシ−ルをクラ
ンプを解放して排出コンベヤ上へ落下させ機外へ排出さ
せる。
【0007】
【実施例】図1は本発明装置の要部を示す斜視図であ
り、キャップシ−ル1で密閉した採血済みの多数の真空
採血管2を整列して収納するラック3を、キャップシ−
ル1に突設した耳片1aを定位置で揃え停止させる耳片
揃え装置4の直下へ搬入し、且つ、耳片揃え装置4の直
下から搬出するラックのコンベヤ装置5(ベルトコンベ
ヤ)を基台6に装着すると共に、ラック3に係止してラ
ック3を耳片揃え装置4の直下で停止させるストッパ杆
7を(図7参照)基台6から出没自在に設け、且つ、ス
トッパ杆7の突出により停止したラック3の両側面3a
に圧接してラック3を昇降させるラックの昇降装置8を
基台6に設ける。
り、キャップシ−ル1で密閉した採血済みの多数の真空
採血管2を整列して収納するラック3を、キャップシ−
ル1に突設した耳片1aを定位置で揃え停止させる耳片
揃え装置4の直下へ搬入し、且つ、耳片揃え装置4の直
下から搬出するラックのコンベヤ装置5(ベルトコンベ
ヤ)を基台6に装着すると共に、ラック3に係止してラ
ック3を耳片揃え装置4の直下で停止させるストッパ杆
7を(図7参照)基台6から出没自在に設け、且つ、ス
トッパ杆7の突出により停止したラック3の両側面3a
に圧接してラック3を昇降させるラックの昇降装置8を
基台6に設ける。
【0008】該昇降装置8は当接片8aがガイド杆8b
に案内され、原動ネジ8cの駆動によって当接片8aに
設けた従動ネジ8dとの螺合により昇降する。
に案内され、原動ネジ8cの駆動によって当接片8aに
設けた従動ネジ8dとの螺合により昇降する。
【0009】ラック昇降装置8に代えて図5に示すよう
に基台6に立設した櫓9(図5参照)上に真空採血管2
を把持し定位置まで昇降自在に引き上げるチュ−ブクラ
ンプ装置10を設ける。
に基台6に立設した櫓9(図5参照)上に真空採血管2
を把持し定位置まで昇降自在に引き上げるチュ−ブクラ
ンプ装置10を設ける。
【0010】図2はキャップシ−ルの耳片1aを定位置
で揃え停止させる前記耳片揃え装置4及び耳片のクラン
プ装置17の要部を示す拡大斜視図であり、基台6の上
方に横設した架台11に、又は前記櫓9に横設したブラ
ケット12に(図5参照)装着されたチュ−ブ回転ロ−
ラ14と、耳片揃え爪13とから構成され、チュ−ブ回
転ロ−ラ14が上昇したラック3に整列されている真空
採血管2に接触して共に回転するキャップシ−ルの耳片
1aが耳片揃え爪13に一体に設けたストッパ部13a
に当接すると、その当接トルクでチュ−ブ回転ロ−ラ1
4がスリップし、耳片揃え爪13には該ストッパ部13
aと、下方へ垂下しているキャップシ−ルの耳片1aを
ほぼ水平に立ち上がらせる斜面13bが形成され(図1
0参照)耳片揃え爪13は、チュ−ブ回転ロ−ラ14を
列設した前記架台11の直上に平行して設けた架台11
aにチュ−ブ回転ロ−ラ14と対向して装着されてい
る。
で揃え停止させる前記耳片揃え装置4及び耳片のクラン
プ装置17の要部を示す拡大斜視図であり、基台6の上
方に横設した架台11に、又は前記櫓9に横設したブラ
ケット12に(図5参照)装着されたチュ−ブ回転ロ−
ラ14と、耳片揃え爪13とから構成され、チュ−ブ回
転ロ−ラ14が上昇したラック3に整列されている真空
採血管2に接触して共に回転するキャップシ−ルの耳片
1aが耳片揃え爪13に一体に設けたストッパ部13a
に当接すると、その当接トルクでチュ−ブ回転ロ−ラ1
4がスリップし、耳片揃え爪13には該ストッパ部13
aと、下方へ垂下しているキャップシ−ルの耳片1aを
ほぼ水平に立ち上がらせる斜面13bが形成され(図1
0参照)耳片揃え爪13は、チュ−ブ回転ロ−ラ14を
列設した前記架台11の直上に平行して設けた架台11
aにチュ−ブ回転ロ−ラ14と対向して装着されてい
る。
【0011】架台11aの直上に平行して設けた架台1
1bに、エヤシリンダ17a及びクランプ部17bから
なるクランプ装置17を耳片揃え爪13と対向して装着
し、クランプ部17bの下面と耳片揃え爪の斜面13b
との間に形成される隙間にキャップシ−ルの耳片1aが
挿入され、耳片揃え爪のストッパ部13aに当接してほ
ぼ水平に立ち上がり停止しているキャップシ−ルの耳片
1aをクランプ部17bと斜面13bで押圧することに
より挟持する。この場合、耳片揃え爪のストッパ13a
に代え耳片の位置確認センサ(図示せず)を設け、耳片
揃え爪の斜面13b上でキャップシ−ルの耳片1aを個
別に停止させることもできる。
1bに、エヤシリンダ17a及びクランプ部17bから
なるクランプ装置17を耳片揃え爪13と対向して装着
し、クランプ部17bの下面と耳片揃え爪の斜面13b
との間に形成される隙間にキャップシ−ルの耳片1aが
挿入され、耳片揃え爪のストッパ部13aに当接してほ
ぼ水平に立ち上がり停止しているキャップシ−ルの耳片
1aをクランプ部17bと斜面13bで押圧することに
より挟持する。この場合、耳片揃え爪のストッパ13a
に代え耳片の位置確認センサ(図示せず)を設け、耳片
揃え爪の斜面13b上でキャップシ−ルの耳片1aを個
別に停止させることもできる。
【0012】真空採血管2は適度の加圧力で摺擦するチ
ュ−ブ当接用のベヤリングロ−ラ16とチュ−ブ回転ロ
−ラ14で保持される(図9参照)。尚、図2及び図3
はベヤリングロ−ラに代えチュ−ブ当接爪15をバネ圧
で真空採血管2に圧接させている状態である。
ュ−ブ当接用のベヤリングロ−ラ16とチュ−ブ回転ロ
−ラ14で保持される(図9参照)。尚、図2及び図3
はベヤリングロ−ラに代えチュ−ブ当接爪15をバネ圧
で真空採血管2に圧接させている状態である。
【0013】前記耳片揃え爪13は図10a、b及びc
に示すようにキャップシ−ルの耳片1aが案内されてせ
り上がる斜面13bが形成され、せり上がってほぼ水平
になった耳片1aが当接し真空採血管2の回転を阻止す
る前記ストッパ13aとが一体に形成されている。
に示すようにキャップシ−ルの耳片1aが案内されてせ
り上がる斜面13bが形成され、せり上がってほぼ水平
になった耳片1aが当接し真空採血管2の回転を阻止す
る前記ストッパ13aとが一体に形成されている。
【0014】図5は真空採血管2を個別に引きあげる前
記チュ−ブクランプ装置10とラックのコンベヤ装置
(後述)のみを他の実施例として示した本発明装置の全
体外観図であり、前記基台6の下方にエヤシリンダ18
の基端を揺動自在に枢着し、前記櫓9に対向して枢着し
た一方のベルクランク19の一端をエヤシリンダのピス
トンロッド18aに枢着し、双方のベルクランク19の
上端間に横杆を横架して門形に形成し、その門形部19
aの側面に前記耳片のクランプ装置17を装着し、その
クランプ部17aをエヤシリンダ20の動作で昇降させ
るのであり、ベルクランク19が揺動し、耳片揃え爪の
斜面13bと耳片のクランプ装置のクランプ部17aで
圧接し挟持したキャップシ−ルの耳片1aを図8のキャ
ップシ−ル剥離動作を示す説明図のように手前斜め上方
へ引張り剥離させ、剥離した位置の下方に設けている排
出コンベヤ21へ投下するのである。
記チュ−ブクランプ装置10とラックのコンベヤ装置
(後述)のみを他の実施例として示した本発明装置の全
体外観図であり、前記基台6の下方にエヤシリンダ18
の基端を揺動自在に枢着し、前記櫓9に対向して枢着し
た一方のベルクランク19の一端をエヤシリンダのピス
トンロッド18aに枢着し、双方のベルクランク19の
上端間に横杆を横架して門形に形成し、その門形部19
aの側面に前記耳片のクランプ装置17を装着し、その
クランプ部17aをエヤシリンダ20の動作で昇降させ
るのであり、ベルクランク19が揺動し、耳片揃え爪の
斜面13bと耳片のクランプ装置のクランプ部17aで
圧接し挟持したキャップシ−ルの耳片1aを図8のキャ
ップシ−ル剥離動作を示す説明図のように手前斜め上方
へ引張り剥離させ、剥離した位置の下方に設けている排
出コンベヤ21へ投下するのである。
【0015】この場合、ステップでは真空採血管2を
整列して収納したラック3を手作業でラックのコンベヤ
装置5へ載置し、ラック3の両側面3aがラックの昇降
装置の当接片8aで挟持された状態であり、ステップ
ではラック3を定位置で停止させるストッパ杆7が突出
し、且つ、ラックの昇降装置8が上昇してラック3に収
納した真空採血管2が上昇し真空採血管2の上部周面に
チュ−ブ回転ロ−ラ14及びチュ−ブ当接爪15(又は
ベアリングロ−ラ16)が接触し、且つ、キャップシ−
ルの耳片1aがチュ−ブ回転ロ−ラ14の動作で耳片揃
え爪の斜面13b上へせり上がってほぼ水平になると共
に、そのストッパ13aに当接した状態であり、ステッ
プでは耳片揃え爪の斜面13b上方でクランプ部17
aとの隙間に挿入され停止しているキャップシ−ルの耳
片1aを前記ベルクランクの門形部19aに設けた耳片
クランプ装置17の動作でそのクランプ部17aがキャ
ップシ−ルの耳片1aに圧接し挟持したままベルクラン
ク19が揺動してキャップシ−ル1を剥離し、排出コン
ベヤ21上へ移動させた状態であり、ステップではラ
ックの昇降装置8の動作でキャップシ−ル1を剥離した
真空採血管2を収納したラック3がラックのコンベヤ装
置5上へ降下しラック取り出し位置へ移動する状態であ
る。
整列して収納したラック3を手作業でラックのコンベヤ
装置5へ載置し、ラック3の両側面3aがラックの昇降
装置の当接片8aで挟持された状態であり、ステップ
ではラック3を定位置で停止させるストッパ杆7が突出
し、且つ、ラックの昇降装置8が上昇してラック3に収
納した真空採血管2が上昇し真空採血管2の上部周面に
チュ−ブ回転ロ−ラ14及びチュ−ブ当接爪15(又は
ベアリングロ−ラ16)が接触し、且つ、キャップシ−
ルの耳片1aがチュ−ブ回転ロ−ラ14の動作で耳片揃
え爪の斜面13b上へせり上がってほぼ水平になると共
に、そのストッパ13aに当接した状態であり、ステッ
プでは耳片揃え爪の斜面13b上方でクランプ部17
aとの隙間に挿入され停止しているキャップシ−ルの耳
片1aを前記ベルクランクの門形部19aに設けた耳片
クランプ装置17の動作でそのクランプ部17aがキャ
ップシ−ルの耳片1aに圧接し挟持したままベルクラン
ク19が揺動してキャップシ−ル1を剥離し、排出コン
ベヤ21上へ移動させた状態であり、ステップではラ
ックの昇降装置8の動作でキャップシ−ル1を剥離した
真空採血管2を収納したラック3がラックのコンベヤ装
置5上へ降下しラック取り出し位置へ移動する状態であ
る。
【0016】尚、図6はラックのコンベヤ装置5の駆動
部の他の実施例を示し、基台6の下方に設けたモ−タ2
2の駆動軸に嵌着している原動ギヤ22aと噛み合う従
動ギヤ22bを、基台6から下向きに設けた軸受23で
基台6と平行して支持され、且つ、ネジ24aを設けた
シャフト24の基端に嵌着すると共に一方の軸受23に
設けたネジと該ネジ24aを螺合させ(図5参照)、基
台6の内側に設けたコンベヤ台5aに立設しているブラ
ケット25に一方の軸受23を一体的に固着し、シャフ
ト24の回転によりブラケット25と一体にコンベヤ台
5aを進退させるのである。
部の他の実施例を示し、基台6の下方に設けたモ−タ2
2の駆動軸に嵌着している原動ギヤ22aと噛み合う従
動ギヤ22bを、基台6から下向きに設けた軸受23で
基台6と平行して支持され、且つ、ネジ24aを設けた
シャフト24の基端に嵌着すると共に一方の軸受23に
設けたネジと該ネジ24aを螺合させ(図5参照)、基
台6の内側に設けたコンベヤ台5aに立設しているブラ
ケット25に一方の軸受23を一体的に固着し、シャフ
ト24の回転によりブラケット25と一体にコンベヤ台
5aを進退させるのである。
【0017】図7はラック3を定位置で停止させる前記
ストッパ杆7の昇降をエヤシリンダ26の動作で行うこ
とと、ラックのコンベヤ装置5及び前記ベルクランク1
9を揺動させるエヤシリンダ18を示している。
ストッパ杆7の昇降をエヤシリンダ26の動作で行うこ
とと、ラックのコンベヤ装置5及び前記ベルクランク1
9を揺動させるエヤシリンダ18を示している。
【0018】図9は前記耳片揃え装置4の平面図であ
り、前記架台11aの下方に前記チュ−ブ回転ロ−ラ1
4を、上面に前記耳片揃え爪13を設け真空採血管2の
上部周面をチュ−ブ当接用のベヤリングロ−ラ16で摺
擦し回転させている。
り、前記架台11aの下方に前記チュ−ブ回転ロ−ラ1
4を、上面に前記耳片揃え爪13を設け真空採血管2の
上部周面をチュ−ブ当接用のベヤリングロ−ラ16で摺
擦し回転させている。
【0019】
【発明の効果】真空採血管2のキャップシ−ル1を簡
単、確実にしかも効率よく剥離でき、又、手指を血液で
汚染する恐れがない。
単、確実にしかも効率よく剥離でき、又、手指を血液で
汚染する恐れがない。
【図1】 本発明装置の要部を示す斜視図。
【図2】 本発明に係る耳片揃え装置と排出コンベヤを
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】 本発明に係るチュ−ブ回転ロ−ラとチュ−ブ
当接爪で真空採血管が支持され、且つ、キャップシ−ル
の耳片が耳片揃え爪の斜面上にストッパに阻止されて停
止している状態を示す拡大斜視図。
当接爪で真空採血管が支持され、且つ、キャップシ−ル
の耳片が耳片揃え爪の斜面上にストッパに阻止されて停
止している状態を示す拡大斜視図。
【図4】 本発明に係るラックの正面図。
【図5】 本発明装置を示す全体外観図。
【図6】 本発明に係るラックのコンベヤ装置を示す拡
大左側面図。
大左側面図。
【図7】 本発明に係るラック停止用のストッパ杆とラ
ックのコンベヤ装置及びベルクランク揺動用エヤシリン
ダの一部を示す拡大右側面図。
ックのコンベヤ装置及びベルクランク揺動用エヤシリン
ダの一部を示す拡大右側面図。
【図8】 本発明に係る耳片揃え装置の動作を示す説明
図。
図。
【図9】 本発明に係る耳片揃え装置を示す平面図。
【図10】 a 本発明に係る耳片揃え爪を示す平面
図。 b 同、左側面図。 c 同、正面図。
図。 b 同、左側面図。 c 同、正面図。
1、 キャップシ−ル 1a、 キャップシ−ルの
耳片 2、 真空採血管 3、 ラック 4、 耳片
揃え装置 5、 ラックのコンベヤ装置 8、 ラックの昇降
装置 10、 チュ−ブクランプ装置 13、 耳片揃え
爪 13a、 ストッパ部 14、 チュ−ブ回転ロ−
ラ 17、 耳片のクランプ装置 17a、 クランプ部 18、20、 エヤシリン
ダ 19、 ベルクランク 19a、 ベルクランクの
門形部
耳片 2、 真空採血管 3、 ラック 4、 耳片
揃え装置 5、 ラックのコンベヤ装置 8、 ラックの昇降
装置 10、 チュ−ブクランプ装置 13、 耳片揃え
爪 13a、 ストッパ部 14、 チュ−ブ回転ロ−
ラ 17、 耳片のクランプ装置 17a、 クランプ部 18、20、 エヤシリン
ダ 19、 ベルクランク 19a、 ベルクランクの
門形部
Claims (3)
- 【請求項1】キャップシ−ルで密閉した採血済みの多数
の真空採血管を整列して収納するラックを、キャップシ
−ルに突設した耳片を定位置で揃える耳片揃え装置の直
下へ搬入するラックのコンベヤ装置と、耳片揃え装置の
直下に搬入されたラックの昇降装置と、耳片揃え装置に
は上昇したラック内で整列されている真空採血管と接触
して回転すると共に一体に回転したキャップシ−ルの耳
片が耳揃え爪のストッパ部に当接すると、その当接トル
クでスリップするチュ−ブ回転ロ−ラと、形成した斜面
に案内されてキャップシ−ルの耳片がせり上がる耳片揃
え爪とを備え、斜面上方で停止している耳片を耳片揃え
爪に圧接して挟持するクランプ装置と、耳片揃え爪とク
ランプ装置で挟持したキャップシ−ルの耳片を引張り剥
離させるキャップシ−ルの剥離装置とから成る真空採血
管キャップシ−ル剥離装置。 - 【請求項2】前記ストッパに代え、キャップシ−ルの耳
片を耳片揃え爪の斜面上方で停止させるキャップシ−ル
の耳片位置確認センサを設けた請求項1記載の真空採血
管キャップシ−ル剥離装置。 - 【請求項3】前記ラックの昇降装置に代え、ラックに収
納したチュ−ブを把持し、前記キャップシ−ルの耳片揃
え装置まで引きあげるチュ−ブクランプ装置を設けて成
る請求項1又は請求項2記載の真空採血管キャップシ−
ル剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249523A JPH0995392A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 真空採血管キャップシ−ル剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249523A JPH0995392A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 真空採血管キャップシ−ル剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0995392A true JPH0995392A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17194251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249523A Pending JPH0995392A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 真空採血管キャップシ−ル剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0995392A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103130157A (zh) * | 2013-03-13 | 2013-06-05 | 东莞市寮步医院 | 一种采血管开盖合盖一体机及其采血管架 |
CN105011948A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-11-04 | 北京泱深生物信息技术有限公司 | 一种智能血液采集装置 |
CN105217113A (zh) * | 2014-06-20 | 2016-01-06 | 黄香龙 | 一种试管条码粘贴机的试管装夹机构 |
CN105947630A (zh) * | 2016-06-13 | 2016-09-21 | 济南乐众生物科技有限公司 | 采血管自动取管装置 |
CN110028026A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-19 | 深圳市万臣科技有限公司 | 开盖机 |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPH05221488A (ja) * | 1992-02-07 | 1993-08-31 | Teruaki Ito | 試験管の剥離キャップ取り外し装置 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249523A patent/JPH0995392A/ja active Pending
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