JPH099493A - 交流電動機の運転状態判定装置 - Google Patents

交流電動機の運転状態判定装置

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JPH099493A
JPH099493A JP7153622A JP15362295A JPH099493A JP H099493 A JPH099493 A JP H099493A JP 7153622 A JP7153622 A JP 7153622A JP 15362295 A JP15362295 A JP 15362295A JP H099493 A JPH099493 A JP H099493A
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motor
rotational position
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JP7153622A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Takeda
敏彦 武田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速サンプリングや専用回路の必要がなく、
簡易な構成で安価に実現できる 【構成】 走行用交流モータ1の相電流を検出する電流
センサ3と、交流モータ1の回転角度を検出する回転情
報検出センサ4と、検出された回転角度における相電流
の波高値が予め定めた範囲内にない場合に交流モータ1
の運転状態を異常と判定する演算処理装置15とを有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機の短絡や過
電流等の運転状態を判定する運転状態判定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、無公害車として電気自動車が注目
されており、このような電気自動車の駆動源として交流
電動機(モータ)が多用されている。電気自動車におけ
る交流モータの短絡や過電流等の異常は、走行不能とな
る事態を避けるためにこれを速やかに検出して警報等の
必要な措置を採る必要がある。
【0003】従来、例えば特開平3−70487号公報
において、交流サーボモータの駆動監視装置が提案され
ており、これは上記サーボモータの励磁電流を高速CP
Uにより十分短いサンプル時間で複数得て、この励磁電
流の履歴と制御目標データとを対比することによりサー
ボモータの駆動状況を判定している。なお、データサン
プリングの装置あるいは方法として、特開平4−729
18号公報、特開平5−19003号公報、特開平5−
40136号公報等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の駆動監視装置では、励磁電流の異常等を確実に判定
するために極めて短い周期(60μs以下)でデータサ
ンプリングを行っており、高速CPUを始めとして、応
答速度の早いサンプルホールドやA/Dコンバータを必
要とするため、コストが高いという問題がある。この点
では、従来公報に示された上記データサンプリング装置
等も同様である。
【0005】なお、特開平5−26921号等に記載の
スペクトラムアナライザを使用して、モータ励磁電流の
波形歪み等を解析することによりモータの運転状態を判
定することも考えられるが、この場合も、周波数分析回
路等の専用回路が必要となって、やはりコストアップは
避けられない。本発明はこのような問題を解決するもの
で、高速サンプリングや専用回路の必要がなく、簡易な
構成で安価に実現できる交流電動機の運転状態判定装置
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に同期電動
機の場合、電動機の回転位置と相電流の位相角が良く一
致し、所定の回転指令値の下では上記回転位置が決まれ
ば相電流の値は予め予想された範囲にあることに注目し
てなされたものである。また、本発明は、誘導電動機に
おいては、電動機の回転速度と相電流による回転磁界の
速度の差が電動機のすべりを示すものであることに注目
してなされたものである。 そこで、本発明は上記目的
を達成するため、請求項1に記載の発明においては、交
流電動機の相電流を検出する電流検出手段(3)と、前
記交流電動機の回転位置を検出する回転位置検出手段
(4、15)と、検出された回転位置における前記相電
流の状態を、当該回転位置において予め定めた状態と比
較して、この比較結果に基づいて前記交流電動機の運転
状態を判定する判定手段(15)とを備えている。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の交流電動機の運転状態判定装置において、前記回転
位置検出手段は、同時に検出された異なる相の前記相電
流の瞬時波高値より前記回転位置を検出するものであ
る。請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の交流
電動機の運転状態判定装置において、前記回転位置検出
手段は、各相の前記相電流のゼロクロス点より前記回転
位置を検出するものである。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の交流電動機の運転状態判定
装置において、前記判定手段は、前記回転位置における
前記相電流の波高値が予め定めた範囲内にない場合には
前記交流電動機の運転状態を異常と判定するものであ
る。請求項5に記載の発明では、請求項1ないし3のい
ずれか1つに記載の交流電動機の運転状態判定装置にお
いて、前記判定手段は、検出された前記回転位置におけ
る前記相電流の波高値から当該相電流の振幅値を算出し
て、当該振幅値が予め定めた範囲内にない場合に前記交
流電動機の運転状態を異常と判定するものである。
【0009】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の交流電動機の運転状態判定
装置において、前記判定手段は、所定の前記回転位置に
おける相電流の瞬時波高値を当該相電流の振幅値となし
て、当該振幅値が予め定めた範囲内にない場合に前記交
流電動機の運転状態を異常と判定するものである。請求
項7に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1
つに記載の交流電動機の運転状態判定装置において、前
記判定手段は、所定のスレッショルド値を切る際の前記
相電流の正負および増減より前記回転位置を推定し、推
定した回転位置が検出された回転位置と一致しない場合
に前記交流電動機の運転状態を異常と判定するものであ
る。
【0010】請求項8に記載の発明においては、交流誘
導電動機の相電流を検出する電流検出手段(3)と、前
記交流誘導電動機の回転位置を検出する回転位置検出手
段(4)と、前記検出された相電流のゼロクロス点から
求められた電流位相角が360°変化する時間と、検出
された前記回転位置が360°変化する時間との差より
前記交流誘導電動機のすべり状態を判定する判定手段
(15)とを備えることを特徴とする交流電動機の運転
状態判定装置。
【0011】請求項9に記載の発明では、請求項8に記
載の交流電動機の運転状態判定装置において、前記判定
手段は、判定されたすべり状態に応じて前記電流位相角
を補正し、補正後の電流位相角における前記相電流を予
め定めた状態と比較して、この比較結果に基づいて前記
交流誘導電動機の運転状態を判定するものである。な
お、上記各手段のカッコ内の符号は、後述する実施例記
載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明によれば、交
流電動機の、ある回転位置において検出された相電流
を、当該回転位置において予め定められた相電流の状態
と比較して、これに基づいて交流電動機の運転状態を判
定しているから、連続的に相電流の挙動を検出する必要
はない。したがって、相電流を高速でサンプリング処理
することは不要であり、高速CPUや専用回路を使用し
ないから、構成が簡易で、かつ安価に実現される。
【0013】請求項2又は3に記載の発明によれば、回
転位置を相電流より知るから、特に前記交流電動機とし
て同期電動機を使用した場合に、回転位置検出用の外付
けセンサが不要となり、構成がより簡易となる。請求項
4に記載の発明によれば、相電流の波高値が前記範囲内
にないことで電流波形の歪みを知ることができ、これに
より交流電動機の異常状態が迅速に検出される。
【0014】請求項5又は6に記載の発明によれば、相
電流の振幅値が前記範囲内にないことで交流電動機の過
負荷状態等を確実に判定することができる。請求項7に
記載の発明によれば、特に前記交流電動機として同期電
動機を使用した場合に、その過負荷状態等を確実に判定
することができる。請求項8に記載の発明によれば、誘
導電動機のすべり状態を確実に判定することができる。
【0015】請求項9に記載の発明によれば、誘導電動
機の過負荷等の異常状態が確実に知られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1は本発明に係る運転状態判定装置を
有する、電気自動車の駆動システムの概略を示す。
【0017】本システムは、電気自動車の駆動力となる
走行用モータ1と、この走行用モータへ、直流バッテリ
出力を3相交流電力として供給するインバータ2と、走
行用モータ1に流れる電流を検出する電流センサ3と、
走行用モータ1の回転状態を検出する回転情報検出セン
サ4と、制御装置5とより構成されている。制御装置5
には、走行用モータ1への出力量を演算するCPU内蔵
の演算処理装置15と、シフトスイッチ6やブレーキス
イッチ7等の2値信号を個々に、もしくは複数の2値信
号を組み合わせて上記演算処理装置15に入力する入力
バッファ回路16と、アクセル開度8やバッテリ電圧9
等のアナログ信号をデジタル信号に変換して演算処理装
置15に入力するAD変換回路17とが設けられてい
る。
【0018】制御装置5にはさらに、回転情報検出セン
サ4の信号を波形整形するモータ回転検出回路12と、
電流センサ3の出力信号の、振幅、中性点、および位相
を変換する電流フィードバック回路11と、走行用モー
タ1への出力となる3相交流波形を作製する交流波形作
製回路14と、比例積分(PI)制御を行うPI制御回
路13と、インバータ2への出力を3相交流波形からス
イッチング信号へ変換するPWM変調出力回路10とを
備えている。
【0019】演算処理装置15は、これに入力するシフ
トスイッチ、ブレーキスイッチ、アクセル開度、バッテ
リ電圧の各信号と、検出されたモータ回転信号b1に基
づき走行用モータ1への出力量を演算する。交流波形作
製回路14は、演算された上記出力量とモータ回転信号
とから、走行用モータ1への出力指令となる3相交流波
形を作製する。PI制御回路13は、交流波形の出力指
令と、電流フィードバック回路11の出力信号との偏差
に対してPI制御を行う。PI制御信号はPWM変調出
力回路10によりインバータ2へのスイッチング波形に
変換される。
【0020】なお、演算処理装置15には上記電流フィ
ードバック回路11の出力信号が入力して、後述する走
行用モータの運転状態が判定される。演算処理装置15
は、図2に示すように、モータ運転状態検出タイミング
TI11およびTI12でモータ運転状態を検出する。
このモータ運転状態検出タイミングTI11とTI12
の間隔T1は、一定間隔でもよいし、ランダム間隔でも
よい。
【0021】すなわち、演算処理装置15は、運転状態
検出タイミングTI11において、モータ回転信号b1
によるモータ回転角度θ11が、電流フィードバック回
路11からの交流電流波形U1の位相角30゜に対応す
る場合には、交流電流波形U1の瞬時波高値VU11の
2倍(=1/sin30゜)を波形振幅とする。同様
に、モータ回転角度θ11が、交流電流波形V1の位相
角270゜に対応する場合には、瞬時波高値VV11の
−1倍(=1/sin270゜)を波形振幅とする。さ
らに、モータ回転角度θ11が、交流電流波形W1の位
相角150゜に対応する場合には、瞬時波高値VW11
の2倍(=1/sin30゜)を波形振幅とする。
【0022】同様に、モータ回転角度θ12が、交流電
流波形U1,V1,W1の位相角270゜、150°、
30°にそれぞれ対応する場合には、交流電流波形U
1,V1,W1の波形振幅を、波高値VU12,VV1
2,VW12に−1倍(=1/sin270゜)、2倍
(=1/sin150゜)、2倍(=1/sin30
゜)を乗算して算出する。
【0023】この算出した値は、値のばらつきを考えV
U11,VV11,VW11の平均値をとって波形振幅
としてもよいし、同一波形の数ポイントの平均値、例え
ばU1においてVU11+VU12+・・+VU1N/
Nを波形振幅としてもよい。演算処理装置の以上のよう
な処理は、図3のフローチャートにより実現される。図
において、ステップ100では、電流センサ3で検出し
た交流電流波形U1,V1,W1の瞬時波高値Vnを記
憶する。ステップ101では、回転情報検出センサ4で
検出したモータ回転角度から、これに対応する各交流電
流波形の位相角θnを決定し、続くステップ102で
は、位相角θnに対する波形振幅算出のための係数Kn
を求める。
【0024】この係数Knは、既述のように位相角θn
の時1/sinθnとなる値であり、θnの刻みが15
゜の時のマップを図4に示す。この各刻み間について
は、直線補間をするか、あるいは次の刻みの角度にくる
までは前の刻みの角度の係数Knを保持するようにして
もよい。この時、θnが0゜または180゜の時は、波
形振幅の算出を禁止する。
【0025】ステップ103において、先に求めたVn
とKnの値を乗算することで波形振幅を算出する。この
波形振幅を走行用モータ1の運転状態値とし、この運転
状態値をもとに上記モータ1に対する三相交流の出力指
令値を変更する。例えば、上記運転状態値が、走行用モ
ータ1に対する出力指令値の波形振幅と異なった場合に
は、走行用モータ1の運転異常と判定して上記出力指令
値を制限または停止する。
【0026】なお、回転情報検出センサ4は絶対回転位
置が判るものを例にしたが、これに代えて以下のような
ものでもよい。すなわち、走行用モータ1の回転子に流
れる電流を検出する電流センサ3の電流入出力方向の変
化のタイミングでトリガを発生するようになして、その
トリガを電流センサ3の交流波形の位相0°の基準位置
とし、この位相0°の基準位置を走行用モータ1の回転
子の絶対位置基準として回転情報検出センサ4のモータ
回転信号b1を回転子の絶対位置信号に変換し、この絶
対位置信号より交流電流波形の位相情報を得るようにし
てもよい。
【0027】本実施例によれば、電流波形をA/Dサン
プリングした時点でのモータ回転角に基づき電流波形の
振幅を算出することで、高速なA/Dサンプリングなし
に電流波形の振幅の検出が可能である。 (第2実施例)波形振幅の検出禁止については、図5に
示すとおりU1の角度に応じて決定するようにしてもよ
い。
【0028】本実施例によれば、モータ回転角に応じて
最適な波形を選択することで、電流波形の最大振幅付近
をA/D変換することができ、A/Dサンプリングした
時点のモータ回転角の検出誤差による電流波形の振幅の
算出誤差を抑制することができる。 (第3実施例)以下、第3実施例について図6に基づい
て説明する。
【0029】本実施例は、第1実施例における交流電流
波形の波形振幅を算出する方法として、図4のマップを
用いるのでなく演算により行う場合を示す。最初に、ス
テップ201において交流電流波形瞬時波高値Vnを検
出し、次にステップ202において位相角θnを検出す
る。そして、波形振幅(V振幅)をステップ203にお
いてV振幅=Vn/sinθnにより算出する。
【0030】本実施例によれば、電流波形の振幅の算出
にマップを使用しないことにより、プログラムのROM
容量を減らすことができる。 (第4実施例)以下、第4実施例を図7に示し、交流電
流波形を全波整流した後に波形振幅を算出する場合を示
す。
【0031】電流センサ3(図1)の交流電流波形を全
波整流して波形信号U3,V3,W3とし、モータ運転
状態検出タイミングTI31において瞬時波高値VU3
1,VV31,VW31を検出する。次に、モータ回転
信号b1によるモータ回転角度θ31を検出する。次に
モータ回転角度θ31に対応する各波形信号U3,V
3,W3の位相角より波形振幅算出係数Knを、図8の
マップを参照して決定する。そして、瞬時波高値VU3
1,VV31,VW31にKnを乗算して波形振幅を算
出する。同様に検出タイミングTI32においても、瞬
時波高値VU32,VV32,VW32とモータ回転角
度θ32により波形振幅を算出する。
【0032】本実施例によれば、全波整流後の電流波形
によっても、モータ回転角が0〜360°までの全ての
領域で電流波形の瞬時波高値を復元することができる。 (第5実施例)以下、第5実施例について図9に基づい
て説明する。本実施例は、第4実施例において全波整流
された交流電流波形U4,V4,W4の波形振幅検出
を、回転情報検出センサ4の回転情報に基づいてマップ
補間または演算により行ったのに対し、回転情報検出セ
ンサ4の代わりに電流センサ3の交流電流波形を回転情
報として波形振幅の算出を行うものである。
【0033】図9に示すように、交流電流波形信号U
4,V4,W4を全波整流し、その全波整流する前の波
形が正か負かによって位相信号UI4,VI4,WI4
を作成する。例えば、U4の信号波形をとってみると、
全波整流する前の波形が正である時、位相信号UI4は
「HI」レベルとし、逆に負の時は、「LO」レベルと
することで各相の位相信号UI4,VI4,WI4を作
成する。ここで交流電流波形信号U4とV4により波形
振幅を検出する例をとってみれば、まず全波整流された
U4波形は、|VU43sinθ|となる。この値を位
相信号に基づき絶対値を外すことで、θが0°から18
0°ではU4=VU43sinθ、θが180°から3
60°ではU4=−VU43sinθとすることが出来
る。
【0034】今、θが0°から60°の範囲である場合
を考えると、
【0035】
【数1】U4=VU43sinθ
【0036】
【数2】V4=−VV43sin(θ+2/3π) とできる。数1は、
【0037】
【数3】sinθ=U4/VU43 数2は、
【0038】
【数4】V4=−VV43(−sinθ/2−√3co
sθ/2) となる。以上の数3、数4により、θおよびVU43
(=VV43=VW43)をモータ運転状態検出タイミ
ングの位相状態に合わせて検出できる。
【0039】本実施例では、モータ回転信号なしに、電
流波形のみで第4実施例と同様の効果を得ることができ
る。 (第6実施例)以下、第6実施例について図10および
図11に基づき説明する。本実施例では、モータ運転状
態検出タイミングを回転情報検出センサ4(図1)の信
号に同期させた例を示す。
【0040】つまり、第1実施例においては、モータ運
転状態検出タイミングTI11、TI12を一定間隔ま
たはランダムに行うのに対し、本実施例ではモータ運転
状態検出タイミングTI51、TI52、TI53を特
定またはランダムにモータ回転信号b5に同期して行
う。例えば、モータ1回転に3回のモータ運転状態が必
要であれば、例えば(30°+120°×n)(n=
0,1,2)のモータ回転角度θ51,θ52,θ53
においてTI51、TI52、TI53の検出を行う。
その時は、図11のように、それぞれの位相角θnに応
じ瞬時波高値(VU51〜VW53)に係数を乗算する
ことで波形振幅を算出する。
【0041】本実施例では、マップの格子点が存在する
予め決められたモータ回転角でA/Dサンプリングを行
うため、モータ回転角による電流波形の振幅検出誤差の
抑制が可能である。 (第7実施例)以下、第7実施例について図12および
図13に基づき説明する。
【0042】本実施例では、モータ運転状態の検出タイ
ミングを交流電流波形のゼロクロス点により作成された
信号b6に同期させた場合を示す。すなわち、回転情報
検出センサ4(図1)を使用することなく、交流電流波
形信号U6,V6,W6に同期させてモータ運転状態を
検出する。交流電流波形信号U6,V6,W6は、互い
に120°ずれた信号であるから、各信号のゼロクロス
タイミングは、図12に示すTI61〜TI67のよう
に60°回転角毎に現われる。このゼロクロスの各回転
角度θ61〜θ66において交流電流波形U6、V6、
W6の瞬時電圧を検出して、図13に基づきこの瞬時電
圧に係数を乗算することで波形振幅を算出する。
【0043】なお、各交流電流波形の瞬時電圧が0の時
は、前記方法では算出不能のため図13の通り算出禁止
とする。本実施例では、回転情報検出センサなしで、第
6実施例と同様な効果を得るため、モータ制御を速度セ
ンサレスで行う瞬時ベクトル制御でも、電流波形の振幅
検出誤差の抑制が可能である。
【0044】(第8実施例)以下、第8実施例について
図14に基づき以下に説明する。本実施例では、モータ
運転状態の検出タイミングを車速センサ20の信号によ
り行う場合を示す。つまり、車速センサ20の出力信号
を、モータ回転検出回路12を介して演算処理装置へ入
力し、車両のタイヤ径、およびタイヤからモータの間の
ギヤ比よりモータ回転数に変換して、このモータ回転数
よりモータ回転信号を得る。また、この場合、モータ回
転角度0°の基準は、各交流電流波形のゼロクロス点と
する。
【0045】本実施例によれば、回転情報検出センサな
しで、モータ回転角が0〜360°までの全ての領域
で、第6実施例と同様な効果を得ることができる。 (第9実施例)以下、第9実施例について図15に基づ
き説明する。本実施例では、検出対象である交流電流波
形に高調波成分が重畳して波形が歪んでいる場合を示
す。
【0046】例えば、走行用モータが高回転・高出力の
時に、高調波成分の重畳によって、ある位相で交流電流
波形が正弦波に比べて歪む場合は、高調波成分の周波数
を避けた位相θ81、θ82、θ83で波形を検出す
る。本実施例によれば、電流波形の振幅検出のA/Dサ
ンプリング周期を高調波周期に同期させないことによ
り、高調波により発生する振動変動による振幅誤差検出
を抑制することができる。
【0047】(第10実施例)以下、第10実施例につ
いて図16に基づき説明する。本実施例では、交流電流
波形信号の周期とは無関係に、一定周期で発生するノイ
ズ(インバータのスイッチングノイズ等)がある場合に
ついて示す。本実施例は、モータ運転状態の検出タイミ
ングを回転情報検出センサ4の信号に同期させたもので
ある。つまり、交流電流波形U9,V9,W9におい
て、インバータのスイッチングノイズのよう一定周期T
9で発生するノイズが乗っている場合、モータ回転信号
b9の、ノイズが乗った回転角度θ92で交流電流波形
を検出する場合が考えられる。
【0048】そのため、回転角度θ91,θ92,θ9
3の間隔がT9×n倍の周期にならないようにして、交
流電流波形のノイズを検出しないようにする。すなわち
U9を例にとると、前記周期で交流電流波形VU91、
VU92、VU93を検出した時、予測される波形振幅
値から検出値が連続して外れない場合は、外れた検出値
VU92はノイズを検出したと判断し、検出データより
排除する。
【0049】これは、同一の信号だけでなく、VU9
1、VV91、VW91間や、VU92、VV92、V
W92間やVU93、VV93、VW93間で、例えば
回転角度θ92において、検出タイミングの時間差を考
え、1相分の検出値VU92が連続せずに予測される波
形振幅値より外れた場合は、VU91〜VU93、VV
91〜VV93、VW91〜VW93のうちVU92の
みノイズを検出したと判断して検出データより排除す
る。
【0050】本実施例によれば、インバータのスイッチ
ング周期に電流波形の振幅検出のA/Dサンプリング周
期を同期させないことで、インバータのスイッチングノ
イズにより発生する振幅変動による振幅検出誤差を抑制
することができる。 (第11実施例)以下、第11実施例について図17に
基づき説明する。
【0051】本実施例では、交流電流波形が正弦波に比
べ歪む量が判明している場合を示す。例えば、交流電流
波形が例えば高回転領域で正弦波に比べて歪み、その歪
み量が各波形の位相やモータ出力、インバータの出力電
流等に対し、実験やシュミレーションにより既知の量、
例えばVU101,VV102,VW103である時、
交流電流波形の波形振幅算出のために回転角度θ10
1、θ102、θ103により決まっていた瞬時波形に
乗算する係数を、VU101〜VU103,VV101
〜VV103,VW101〜VW103のうちVU10
1,VV102,VW103は、既知の歪み量により変
更する。
【0052】本実施例によれば、予め判明しているモー
タ回転角に応じた波形歪みを考慮して、A/D変換した
電流波形の瞬時波高値から電流振幅を算出することで、
電流波形の歪みにより発生する振幅変動による振幅検出
誤差を抑制することができる。 (第12実施例)以下、第12実施例について図18に
基づき説明する。
【0053】本実施例では、交流電流波形振幅の検出の
ピークホールドをモータ回転信号b11を用いて行う例
を示す。図18において、交流電流波形U11a,V1
1a,W11aにおいて、正弦波では90°と270°
にピーク値がある。そのため、モータ回転信号b11a
により交流電流波形の90°と270°を判定してピー
クホールドタイミング11aによりVU111a,VU
112a,VV111a,VV112a,VW111
a,VW112aのピークホールドを行い。次のピーク
ホールドを行うまでに、例えば0°と180°におい
て、ピークホールドリセット11aによりピークホール
ドのリセットを行う。
【0054】本実施例によれば、ピークホールド後のリ
セット専用回路なしに、ピークホールド回路による電流
波形の振幅検出が可能である。 (第13実施例)第13実施例を示す図19において
は、第12実施例の図18でピークホールドとリセット
を個々のタイミングで行ったのに対し、モータ回転信号
11bに基づきピークホールドとリセットを同一のタイ
ミングで行う。これにより、このタイミングでピークホ
ールド検出回路の出力がVU111b、VU112b
と、常時ピーク値VUP11bに変化する。
【0055】本実施例によれば、モータ回転角が0〜3
60°までの全ての領域で、ピークホールド後のリセッ
ト専用回路なしに、ピークホールド回路による電流波形
の振幅検出が可能である。 (第14実施例)以下、第14実施例について図20に
基づき説明する。
【0056】本実施例では、交流電流波形振幅の異常検
出において、交流電流波形振幅に対する回転情報検出セ
ンサの回転情報により交流電流波形の異常を検出する。
すなわち、演算処理装置15(図1)が、インバータ2
へ指令するトルク指令において、このトルク指令は交流
電流波形信号U12、V12、W12の振幅に対応する
ので、例えば交流電流波形振幅の1/2にトルクスレッ
ショルドを置く。このスレッショルド値VS12U、V
S12V、VS12W(図20)をクロスするタイミン
グと交流電流波形の正負および増減VU121,VU1
22,VV121,VV122,VW121,VW12
2により回転情報検出センサの検出値を推定し、この推
定値と実際のモータ回転信号b12の回転角度θ121
〜θ126を比較して一致しない場合異常とする。
【0057】本実施例では、A/Dコンバータなしに、
簡単なコンパレータ回路のみで、電流波形の振幅異常が
検出可能である。 (第15実施例)以下、第15実施例について図21に
基づき説明する。本実施例では、交流電流波形の出力源
たる走行用モータとして誘導電動機を使用した場合を示
し、誘導電動機のすべり量による交流波形振幅の検出誤
差を補正する場合について示す。
【0058】誘導電動機では、交流電流波形U13の1
周期360°の時間と回転情報検出センサ4(図1)か
らのモータ回転信号b13の360°分の時間に誤差
(すべり量)Δ134が生じる。この誤差は、交流電流
波形信号U13の1周期当たり最大でT13の10%程
度すなわち半周期ではT13の5%程度である。このた
め、モータ回転信号b13から正確な位相情報が得られ
ず、少なくとも半周期分で生じる誤差Δ131分の波形
振幅の検出誤差が生じる。そこで、モータ回転信号13
の回転情報が例えばθ131=90°の時、信号U13
と信号b13の誤差であるΔ134をΔ134/4=Δ
131としてb13の検出角度を90°−Δ131(Δ
134が負の場合は、+Δ131)となる補正を行う。
【0059】このΔ134やΔ131は、誤差を指令す
る演算処理装置15の指令値を利用してもよい。また、
トルクスレッショルドVS13Uからその時点の回転情
報を検出してモータの運転状態を検出する場合でも、例
えばVS13U=1/2トルク指令の時、Δ133の値
が、1周期T13を360°とすると30°分の位相と
なるので、T13=12×Δ133とすることで、T1
3とモータ回転信号b13との誤差Δ134を求めても
よい。
【0060】また、モータ回転信号b13の回転情報が
例えばθ132=270°の時、この時のU13の瞬時
波高値により、U13の位相誤差Δ132を推定し、そ
の推定値が、Δ134×3/4であるとしてΔ134を
求めてもよい。このΔ134によるモータ回転信号b1
3の回転情報を補正することにより誘導電動機において
も、回転情報検出センサ4を使用した波形振幅検出を正
確に行うことができる。
【0061】本実施例によれば、誘導電動機において、
電流波形の振幅がピークとなるモータ回転角がすべり量
によって予想からずれても、正確に振幅の検出を行うこ
とができる。 (第16実施例)以下、第16実施例について図22に
基づき説明する。
【0062】本実施例では、交流電流波形の出力波形異
常の検出を、振幅によるのでなく波形の歪み検出により
行う。図22において演算処理装置15(図1)が指令
するトルク指令値141に対するひずみ検出基準中央値
U141を作成する、そしてその中央値に対し歪可能量
として上限値U141U、下限値U141Dを設定す
る。ここでモータ回転信号b141の信号に同期して例
えば90°毎に交流電流波形の瞬時波高値を検出し、そ
の値が上下限値よりこえなければ歪なしとする。
【0063】本実施例では、高速フーリエ変換(FF
T)等の電流波形の歪み測定回路なしに、歪みの測定が
可能である。 (第17実施例)上記第17実施例における歪検出対象
が誘導電動機の場合は、図23に示すように、モータ回
転信号b142の1周期をT142とすると、ひずみ検
出基準中央値U142の1周期をT142−Δ141で
作成し、その中央値に対する上限値U142U、下限値
U142Dを設定して波形の歪検出を行う。この、Δ1
41は、第15実施例におけるΔ134と同一の方法で
求めればよい。
【0064】本実施例では、誘導電動機において、ずべ
り量の影響なしに、第16実施例と同様の効果がある。 (第18実施例)以下、第18実施例について図24に
基づき説明する。本実施例では、交流電流波形の出力波
形異常の検出対象が誘導電動機である場合に、すべり量
の検出によりモータの運転状態を検出する場合を示す。
【0065】図25において誘導電動機の交流電流波形
U151のゼロクロス点からモータ回転信号b151の
360°相当の時間T151と、U151の360°相
当の時間差であるΔ151をすべり量とする。本実施例
によれば、誘導電動機における電流波形の異常判定を、
モータ駆動に影響を与える電流波形の振幅およびすべり
量の両方て行うことができる。
【0066】(第19実施例)また、図25において、
演算処理装置15(図1)のトルク指令の例えば1/2
をトルクスレッショルドVS152Uに設定した場合、
θ151の検出タイミングは、U152における150
°に当たり、θ151×6/5=180°として、この
180°のタイミングとモータ回転信号b152の18
0°相当であるθ152の時間差θ152−θ151を
すべり量としてもよい。
【0067】本実施例によれば、A/Dコンバータなし
に、第18実施例と同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る、運転状態判定装置
を備えた電気自動車の駆動システムの概略ブロック構成
図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る、信号タイムチャー
トである。
【図3】本発明の第1実施例に係る、演算処理装置の処
理フローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例に係る、記憶マップ図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例に係る、波形振幅の検出禁
止範囲を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る、演算処理装置の処
理フローチャートである。
【図7】本発明の第4実施例に係る、信号タイムチャー
トである。
【図8】本発明の第4実施例に係る、記憶マップ図であ
る。
【図9】本発明の第5実施例に係る、信号タイムチャー
トである。
【図10】本発明の第6実施例に係る、信号タイムチャ
ートである。
【図11】本発明の第6実施例に係る、波形振幅の算出
式の使用区分を示す図である。
【図12】本発明の第7実施例に係る、信号タイムチャ
ートである。
【図13】本発明の第7実施例に係る、波形振幅の算出
式の使用区分を示す図である。
【図14】本発明の第8実施例に係る、運転状態判定装
置を備えた電気自動車の駆動システムの概略ブロック構
成図である。
【図15】本発明の第9実施例に係る、信号タイムチャ
ートである。
【図16】本発明の第10実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図17】本発明の第11実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図18】本発明の第12実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図19】本発明の第13実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図20】本発明の第14実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図21】本発明の第15実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図22】本発明の第16実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図23】本発明の第17実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図24】本発明の第18実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【図25】本発明の第19実施例に係る、信号タイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1…走行用モータ、3…電流センサ、4…回転情報検出
センサ、5…制御装置、15…演算処理装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電動機の相電流を検出する電流検出
    手段と、 前記交流電動機の回転位置を検出する回転位置検出手段
    と、 検出された回転位置における前記相電流の状態を、当該
    回転位置において予め定めた状態と比較して、この比較
    結果に基づいて前記交流電動機の運転状態を判定する判
    定手段とを備えることを特徴とする交流電動機の運転状
    態判定装置。
  2. 【請求項2】 前記回転位置検出手段は、同時に検出さ
    れた異なる相の前記相電流の瞬時波高値より前記回転位
    置を検出するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の交流電動機の運転状態判定装置。
  3. 【請求項3】 前記回転位置検出手段は、各相の前記相
    電流のゼロクロス点より前記回転位置を検出するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の交流電動機の運
    転状態判定装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記検出された回転位
    置における前記相電流の波高値が予め定めた範囲内にな
    い場合には前記交流電動機の運転状態を異常と判定する
    ものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載の交流電動機の運転状態判定装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、検出された前記回転位
    置における前記相電流の波高値から当該相電流の振幅値
    を算出して、当該振幅値が予め定めた範囲内にない場合
    に前記交流電動機の運転状態を異常と判定するものであ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに
    記載の交流電動機の運転状態判定装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、所定の前記回転位置に
    おける相電流の瞬時波高値を当該相電流の振幅値となし
    て、当該振幅値が予め定めた範囲内にない場合に前記交
    流電動機の運転状態を異常と判定するものであることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の交
    流電動機の運転状態判定装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、所定のスレッショルド
    値を切る際の前記相電流の正負および増減より前記回転
    位置を推定し、推定した回転位置が前記検出された回転
    位置と一致しない場合に前記交流電動機の運転状態を異
    常と判定するものであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1つに記載の交流電動機の運転状態判定
    装置。
  8. 【請求項8】 交流誘導電動機の相電流を検出する電流
    検出手段と、 前記交流誘導電動機の回転位置を検出する回転位置検出
    手段と、 前記検出された相電流のゼロクロス点から求められた電
    流位相角が360°変化する時間と、検出された前記回
    転位置が360°変化する時間との差より前記交流誘導
    電動機のすべり状態を判定する判定手段とを備えること
    を特徴とする交流電動機の運転状態判定装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、判定されたすべり状態
    に応じて前記電流位相角を補正し、補正後の電流位相角
    における前記相電流を予め定めた状態と比較して、この
    比較結果に基づいて前記交流誘導電動機の運転状態を判
    定するものである請求項8に記載の交流電動機の運転状
    態判定装置。
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