JPH0994907A - 飛散防止・省エネフィルム - Google Patents
飛散防止・省エネフィルムInfo
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- JPH0994907A JPH0994907A JP27716495A JP27716495A JPH0994907A JP H0994907 A JPH0994907 A JP H0994907A JP 27716495 A JP27716495 A JP 27716495A JP 27716495 A JP27716495 A JP 27716495A JP H0994907 A JPH0994907 A JP H0994907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の装置を利用して簡単な操作で、基材と
しての引き裂き強度等を向上させて、その機能性を高め
た飛散防止・省エネフィルムを提供することである。 【解決手段】 基材の片面に感圧型粘着剤層を設け、更
に該感圧型粘着剤層の上に離型性のオーバーコートフィ
ルムを貼り合わせてなる飛散防止・省エネフィルムにお
いて、基材として、少なくともパラ系アラミドフィルム
を含めて積層してなるラミネートシートを使用すること
を特徴とする飛散防止・省エネフィルムである。
しての引き裂き強度等を向上させて、その機能性を高め
た飛散防止・省エネフィルムを提供することである。 【解決手段】 基材の片面に感圧型粘着剤層を設け、更
に該感圧型粘着剤層の上に離型性のオーバーコートフィ
ルムを貼り合わせてなる飛散防止・省エネフィルムにお
いて、基材として、少なくともパラ系アラミドフィルム
を含めて積層してなるラミネートシートを使用すること
を特徴とする飛散防止・省エネフィルムである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飛散防止・省エネ
フィルムに関するものであり、更に詳しくは、飛散防止
フィルムあるいは省エネルギーフィルム等に関するもの
である。
フィルムに関するものであり、更に詳しくは、飛散防止
フィルムあるいは省エネルギーフィルム等に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、飛散防止フィルムとしては、種々
の形態のものが提案されているが、その代表的なものと
しては、厚さ50μm以上の透明なポリエチレンテレフ
タレートフィルムを使用し、この片面に感圧型粘着剤を
塗布し、更に離型型のオーバーコートフィルムを貼り合
わせた構成からなるものが知られている。而して、その
使用に当たっては、該オーバーコートフィルムを剥が
し、窓ガラスの内側の全面に貼りつけ、災害時において
ガラスが破壊してもその破片の飛散を防止することを目
的とするものである。また、省エネルギーフィルムとし
ては、別名、熱線カットフィルムあるいは断熱フィルム
とも称され、例えば、25ないし50μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを使用し、これにアルミニュ
ウムを薄く蒸着し、表面に保護層、裏面に感圧型粘着剤
を塗布し、あるいはこの粘着剤の中にもう一層保護層を
設けて、紫外線吸収剤や着色剤を混入させたものであっ
て、窓ガラスの内側の全面に貼りつけ、熱線のカット、
断熱等の効果を目的とするものが知られている。飛散防
止フィルムおよび省エネルギーフィルムは、多くの場
合、飛散防止・省エネフィルム等の両機能を同時に持ち
合わせていることから、飛散防止・省エネフィルムとも
称される。これらのフィルムは、冷暖房効果の向上とコ
ストの削減、紫外線カットによる家具、書籍、調度品等
の変色防止、防眩効果、プライバシーの保護、飛散防止
効果等の特徴を有し、自動車分野、建築分野等に利用さ
れている。
の形態のものが提案されているが、その代表的なものと
しては、厚さ50μm以上の透明なポリエチレンテレフ
タレートフィルムを使用し、この片面に感圧型粘着剤を
塗布し、更に離型型のオーバーコートフィルムを貼り合
わせた構成からなるものが知られている。而して、その
使用に当たっては、該オーバーコートフィルムを剥が
し、窓ガラスの内側の全面に貼りつけ、災害時において
ガラスが破壊してもその破片の飛散を防止することを目
的とするものである。また、省エネルギーフィルムとし
ては、別名、熱線カットフィルムあるいは断熱フィルム
とも称され、例えば、25ないし50μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを使用し、これにアルミニュ
ウムを薄く蒸着し、表面に保護層、裏面に感圧型粘着剤
を塗布し、あるいはこの粘着剤の中にもう一層保護層を
設けて、紫外線吸収剤や着色剤を混入させたものであっ
て、窓ガラスの内側の全面に貼りつけ、熱線のカット、
断熱等の効果を目的とするものが知られている。飛散防
止フィルムおよび省エネルギーフィルムは、多くの場
合、飛散防止・省エネフィルム等の両機能を同時に持ち
合わせていることから、飛散防止・省エネフィルムとも
称される。これらのフィルムは、冷暖房効果の向上とコ
ストの削減、紫外線カットによる家具、書籍、調度品等
の変色防止、防眩効果、プライバシーの保護、飛散防止
効果等の特徴を有し、自動車分野、建築分野等に利用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、自動車
分野、建築分野とも、製品に対する機能性の向上、ある
いはユーザーサイドのファション性の重視といった面で
の要請に対し、その要求を充足して充分にその期待を満
たしているとはいえない状況であり、市場において停滞
感がみられるものである。現在、飛散防止・省エネフィ
ルムにおいては、さらなる機能を追求して現状の打破を
ねらっているものである。このような要求に対し、例え
ば、従来のものは、単一のポリエチレンテレフタレート
フィルムからなるものであったが、このものは、いった
んフィルムに傷が入ると容易に裂けて破断するという欠
点があることから、これを多層に重ね合わせて、多層フ
ィルムにすることによって、引き裂き強度、耐貫通性能
等を向上してその機能性を高めた製品が提案されてい
る。このものは、その機能性を高めてはいるが、少なく
とも5層以上、好ましくは13層以上に積層するもので
あり、その製造工程の管理が煩雑であるという問題点を
有するものである。そこで本発明の目的は、既存の装置
等を使用して簡単な操作で、基材としての引き裂き強度
等を向上させて、その機能性を高めた飛散防止・省エネ
フィルムを提供することである。
分野、建築分野とも、製品に対する機能性の向上、ある
いはユーザーサイドのファション性の重視といった面で
の要請に対し、その要求を充足して充分にその期待を満
たしているとはいえない状況であり、市場において停滞
感がみられるものである。現在、飛散防止・省エネフィ
ルムにおいては、さらなる機能を追求して現状の打破を
ねらっているものである。このような要求に対し、例え
ば、従来のものは、単一のポリエチレンテレフタレート
フィルムからなるものであったが、このものは、いった
んフィルムに傷が入ると容易に裂けて破断するという欠
点があることから、これを多層に重ね合わせて、多層フ
ィルムにすることによって、引き裂き強度、耐貫通性能
等を向上してその機能性を高めた製品が提案されてい
る。このものは、その機能性を高めてはいるが、少なく
とも5層以上、好ましくは13層以上に積層するもので
あり、その製造工程の管理が煩雑であるという問題点を
有するものである。そこで本発明の目的は、既存の装置
等を使用して簡単な操作で、基材としての引き裂き強度
等を向上させて、その機能性を高めた飛散防止・省エネ
フィルムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成すべく鋭意研究した結果、機械特性に極めて優れ
ているパラ系アラミドフィルムに着目し、少なくとも該
パラ系アラミドフィルムの一層を含めて他の樹脂のフィ
ルムと積層してラミネートシートを製造し、これを飛散
防止・省エネフィルムの基材として使用したところ、強
度において極めて優れ、かつ透明性に富み、その機能性
を著しく高めた飛散防止・省エネフィルムを製造するこ
とができることを見出して、本発明を完成したものであ
る。
を達成すべく鋭意研究した結果、機械特性に極めて優れ
ているパラ系アラミドフィルムに着目し、少なくとも該
パラ系アラミドフィルムの一層を含めて他の樹脂のフィ
ルムと積層してラミネートシートを製造し、これを飛散
防止・省エネフィルムの基材として使用したところ、強
度において極めて優れ、かつ透明性に富み、その機能性
を著しく高めた飛散防止・省エネフィルムを製造するこ
とができることを見出して、本発明を完成したものであ
る。
【0005】すなわち、本発明は、基材の片面に感圧型
粘着剤層を設け、更に該感圧型粘着剤層の上に離型性の
オーバーコートフィルムを貼り合わせてなる飛散防止・
省エネフィルムにおいて、基材として、少なくともパラ
系アラミドフィルムの一層を含めて積層したラミネート
シートを使用することを特徴とする飛散防止・省エネフ
ィルムに関するものである。
粘着剤層を設け、更に該感圧型粘着剤層の上に離型性の
オーバーコートフィルムを貼り合わせてなる飛散防止・
省エネフィルムにおいて、基材として、少なくともパラ
系アラミドフィルムの一層を含めて積層したラミネート
シートを使用することを特徴とする飛散防止・省エネフ
ィルムに関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、パラ系アラミドフィル
ムが有する機械特性、すなわち、破断強度等の機械特性
に極めて優れているという特性を利用し、これに他の樹
脂のフィルムが有する耐伸長性、寸法安定性等の特性と
を組み合わせてラミネートシートを構成し、これを飛散
防止・省エネフィルム用の基材として使用するものであ
り、その結果、破断強度に優れ、該ラミネートシートに
切り込みが発生してもそこから容易に引き裂かれること
がなく、更に透明性にも優れた飛散防止・省エネフィル
ムを得ることができるものである。
ムが有する機械特性、すなわち、破断強度等の機械特性
に極めて優れているという特性を利用し、これに他の樹
脂のフィルムが有する耐伸長性、寸法安定性等の特性と
を組み合わせてラミネートシートを構成し、これを飛散
防止・省エネフィルム用の基材として使用するものであ
り、その結果、破断強度に優れ、該ラミネートシートに
切り込みが発生してもそこから容易に引き裂かれること
がなく、更に透明性にも優れた飛散防止・省エネフィル
ムを得ることができるものである。
【0007】上記の本発明について以下に更に詳しく説
明する。まず、本発明にかかる飛散防止・省エネフィル
ムの製造法およびその構成についてその1例を挙げて図
面を用いて説明する。図1は、本発明にかかる飛散防止
・省エネフィルムを構成する基材としてのラミネートシ
ートの概略を示す断面図である。図1に示すように、パ
ラ系アラミドフィルム1と他の樹脂のフィルム2との少
なくとも二層以上を交互に重ね合わせ、更にその層間を
接着剤層3等を介して積層して、ラミネートシート4を
製造する。次に、図2は、本発明にかかる飛散防止・省
エネフィルムの概略を示す断面図である。図2に示すよ
うに、上記で製造したラミネートシート4の片面に感圧
型粘着剤層5を設け、更に該感圧型粘着剤層5を介して
離型性のオーバーコートフィルム6を形成して、本発明
にかかる飛散防止・省エネフィルムXを製造するもので
ある。
明する。まず、本発明にかかる飛散防止・省エネフィル
ムの製造法およびその構成についてその1例を挙げて図
面を用いて説明する。図1は、本発明にかかる飛散防止
・省エネフィルムを構成する基材としてのラミネートシ
ートの概略を示す断面図である。図1に示すように、パ
ラ系アラミドフィルム1と他の樹脂のフィルム2との少
なくとも二層以上を交互に重ね合わせ、更にその層間を
接着剤層3等を介して積層して、ラミネートシート4を
製造する。次に、図2は、本発明にかかる飛散防止・省
エネフィルムの概略を示す断面図である。図2に示すよ
うに、上記で製造したラミネートシート4の片面に感圧
型粘着剤層5を設け、更に該感圧型粘着剤層5を介して
離型性のオーバーコートフィルム6を形成して、本発明
にかかる飛散防止・省エネフィルムXを製造するもので
ある。
【0008】まず、上記の本発明において、パラ系アラ
ミドフィルムについて説明すると、通常、樹脂のフィル
ムは、衝撃を受けた場合、伸長破壊を起こして破壊する
ものである。而して、パラ系アラミドフィルムは、衝撃
を受けた場合、該フィルムは、破断強度に優れ、他の樹
脂のフィルムに比較して衝撃破壊強度が極めて大きいも
のである。これに対し、他の樹脂のフィルムは、衝撃破
壊強度が低く、衝撃を受けた場合、脆弱伸長破壊を起こ
して、衝撃を受けた直後に破壊してしまうものである。
本発明においては、パラ系アラミドフィルムが有する上
記のような衝撃破壊強度が極めて大きいという特性を利
用して飛散防止・省エネフィルムを構成するものであ
る。
ミドフィルムについて説明すると、通常、樹脂のフィル
ムは、衝撃を受けた場合、伸長破壊を起こして破壊する
ものである。而して、パラ系アラミドフィルムは、衝撃
を受けた場合、該フィルムは、破断強度に優れ、他の樹
脂のフィルムに比較して衝撃破壊強度が極めて大きいも
のである。これに対し、他の樹脂のフィルムは、衝撃破
壊強度が低く、衝撃を受けた場合、脆弱伸長破壊を起こ
して、衝撃を受けた直後に破壊してしまうものである。
本発明においては、パラ系アラミドフィルムが有する上
記のような衝撃破壊強度が極めて大きいという特性を利
用して飛散防止・省エネフィルムを構成するものであ
る。
【0009】本発明において、パラ系アラミドフィルム
としては、具体的には、例えば、パラフェニレンジアミ
ンとテレフタル酸ジクロリドとの反応によって得られる
パラ系アラミドのフィルムないしシートを使用すること
ができる。上記において、パラフェニレンジアミン、テ
レフタル酸ジクロリドのベンゼン核には、例えば、クロ
ル等のハロゲンが置換している置換体であってもよく、
また、本発明においては、パラフェニレンジアミンとテ
レフタル酸ジクロリドとを反応させる際に、メタフェニ
レンジアミン、イソフタル酸ジクロリド等を加えて変性
してもよく、あるいはメタフェニレンジアミンとイソフ
タル酸ジクロリドとを反応させて得られるメタ系アラミ
ドをパラ系アラミドに組み合わせて使用してもよい。
としては、具体的には、例えば、パラフェニレンジアミ
ンとテレフタル酸ジクロリドとの反応によって得られる
パラ系アラミドのフィルムないしシートを使用すること
ができる。上記において、パラフェニレンジアミン、テ
レフタル酸ジクロリドのベンゼン核には、例えば、クロ
ル等のハロゲンが置換している置換体であってもよく、
また、本発明においては、パラフェニレンジアミンとテ
レフタル酸ジクロリドとを反応させる際に、メタフェニ
レンジアミン、イソフタル酸ジクロリド等を加えて変性
してもよく、あるいはメタフェニレンジアミンとイソフ
タル酸ジクロリドとを反応させて得られるメタ系アラミ
ドをパラ系アラミドに組み合わせて使用してもよい。
【0010】本発明において、パラ系アラミドフィルム
の厚さとしては、少なくとも0.5μm以上であること
が好ましく、0.5μm未満であると、衝撃破壊強度が
フィルムの厚さに比例することから、充分な衝撃破壊強
度を得ることが困難であり、結果として、引き裂き強度
に優れ、その機能性を高めた飛散防止・省エネフィルム
を製造することが困難になって好ましくない。パラ系ア
ラミドフィルムの厚さとしては、飛散防止・省エネフィ
ルムの使用目的等によって適宜に設定することができる
が、5μmないし100μm、望ましくは、10μmな
いし70μmが好ましい。
の厚さとしては、少なくとも0.5μm以上であること
が好ましく、0.5μm未満であると、衝撃破壊強度が
フィルムの厚さに比例することから、充分な衝撃破壊強
度を得ることが困難であり、結果として、引き裂き強度
に優れ、その機能性を高めた飛散防止・省エネフィルム
を製造することが困難になって好ましくない。パラ系ア
ラミドフィルムの厚さとしては、飛散防止・省エネフィ
ルムの使用目的等によって適宜に設定することができる
が、5μmないし100μm、望ましくは、10μmな
いし70μmが好ましい。
【0011】次に、本発明において、上記のパラ系アラ
ミドフィルムに積層する他の樹脂のフィルムとしては、
該パラ系アラミドフィルムが衝撃を受けた場合、該パラ
系アラミドフィルムの伸長破壊を抑制するために使用す
るものであり、比較的に剛性に富む樹脂のフィルムであ
ることが好ましい。具体的には、耐伸長性を有し、寸法
安定性に富み、上記のパラ系アラミドフィルムより衝撃
破壊強度が低く、衝撃を受けた場合、伸長破壊より先に
脆弱伸長破壊を起こす性質を有する樹脂のフィルムを使
用することができ、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリ(4−メチル−ペンテン−1)
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニリデン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリロニトリル系樹脂、酢酸セルロース系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアル
コール、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケトン系樹脂系樹脂等の公知の樹脂のフィル
ムないしシートを使用することができる。
ミドフィルムに積層する他の樹脂のフィルムとしては、
該パラ系アラミドフィルムが衝撃を受けた場合、該パラ
系アラミドフィルムの伸長破壊を抑制するために使用す
るものであり、比較的に剛性に富む樹脂のフィルムであ
ることが好ましい。具体的には、耐伸長性を有し、寸法
安定性に富み、上記のパラ系アラミドフィルムより衝撃
破壊強度が低く、衝撃を受けた場合、伸長破壊より先に
脆弱伸長破壊を起こす性質を有する樹脂のフィルムを使
用することができ、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリ(4−メチル−ペンテン−1)
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニリデン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリロニトリル系樹脂、酢酸セルロース系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアル
コール、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエーテ
ルエーテルケトン系樹脂系樹脂等の公知の樹脂のフィル
ムないしシートを使用することができる。
【0012】本発明では、衝撃破壊強度に優れたパラ系
アラミドフィルムと、これより衝撃破壊強度が低い他の
樹脂のフィルムとを交互に積層することによって、パラ
系アラミドフィルムの耐破断性と他の樹脂のフィルムの
剛性に基づくことにより衝撃エネルギーを分散して引き
裂き強度等に優れたラミネートシートを製造することが
できるものと推定するものである。
アラミドフィルムと、これより衝撃破壊強度が低い他の
樹脂のフィルムとを交互に積層することによって、パラ
系アラミドフィルムの耐破断性と他の樹脂のフィルムの
剛性に基づくことにより衝撃エネルギーを分散して引き
裂き強度等に優れたラミネートシートを製造することが
できるものと推定するものである。
【0013】上記の他の樹脂のフィルムの厚さとして
は、少なくとも0.5μm以上であることが好ましく、
0.5μm未満であると、パラ系アラミドフィルムの伸
長阻止性が弱く、パラ系アラミドフィルムの伸長により
破壊して、結果として、引き裂き強度に優れ、その機能
性を高めた飛散防止・省エネフィルムを製造することが
困難になって望ましくない。他の樹脂のフィルムの厚さ
としては、飛散防止・省エネフィルムの使用目的等によ
って適宜に設定することができるが、5μmないし30
0μm、望ましくは、12μmないし200μm位が好
ましい。また、本発明においては、上記の他の樹脂のフ
ィルムは、未延伸のフィルム、あるいは一軸方向または
二軸方向等に延伸したフィルムのいずれでもよい。
は、少なくとも0.5μm以上であることが好ましく、
0.5μm未満であると、パラ系アラミドフィルムの伸
長阻止性が弱く、パラ系アラミドフィルムの伸長により
破壊して、結果として、引き裂き強度に優れ、その機能
性を高めた飛散防止・省エネフィルムを製造することが
困難になって望ましくない。他の樹脂のフィルムの厚さ
としては、飛散防止・省エネフィルムの使用目的等によ
って適宜に設定することができるが、5μmないし30
0μm、望ましくは、12μmないし200μm位が好
ましい。また、本発明においては、上記の他の樹脂のフ
ィルムは、未延伸のフィルム、あるいは一軸方向または
二軸方向等に延伸したフィルムのいずれでもよい。
【0014】ところで、本発明においては、上記の他の
樹脂のフィルムとしては、上記に挙げた樹脂のフィルム
の中でも、剛性、耐伸長性、寸法安定性、衝撃破壊強度
性、透明性、積層適性等の観点から、特に、ポリエステ
ル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂またはポリスチレン
系樹脂のフィルムないしシートを使用することが最も好
ましい。上記のポリエステル系樹脂のフィルムとして
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブ
チレンナフタレート、ポリアリレート、ポリテトラメチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂のフィルム
ないしシートを使用することができる。その他、通常の
ジカルボン酸またはそのエステル誘導体とジヒドロオキ
シ化合物との反応生成物等からなるポリエステル系樹脂
のフィルムないしシートを使用することができる。
樹脂のフィルムとしては、上記に挙げた樹脂のフィルム
の中でも、剛性、耐伸長性、寸法安定性、衝撃破壊強度
性、透明性、積層適性等の観点から、特に、ポリエステ
ル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂またはポリスチレン
系樹脂のフィルムないしシートを使用することが最も好
ましい。上記のポリエステル系樹脂のフィルムとして
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブ
チレンナフタレート、ポリアリレート、ポリテトラメチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂のフィルム
ないしシートを使用することができる。その他、通常の
ジカルボン酸またはそのエステル誘導体とジヒドロオキ
シ化合物との反応生成物等からなるポリエステル系樹脂
のフィルムないしシートを使用することができる。
【0015】また、上記において、ポリ(メタ)アクリ
ル系樹脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポ
リアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチ
ル−アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共
重合体等のエチレン−アクリル酸誘導体または−メタク
リル酸誘導体との共重合体等のポリ(メタ)アクリル系
樹脂からなるフィルムないしシートを使用することがで
きる。
ル系樹脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポ
リアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸メチル、メタ
クリル酸メチル−スチレン共重合体、メタクリル酸メチ
ル−アクリル酸ブチル共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体、エチレン−メタクリル酸エチル共
重合体等のエチレン−アクリル酸誘導体または−メタク
リル酸誘導体との共重合体等のポリ(メタ)アクリル系
樹脂からなるフィルムないしシートを使用することがで
きる。
【0016】また、上記において、ポリカーボネート系
樹脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリカ
−ボネ−ト、ポリカ−ボネ−トとポリエ−テル、ポリス
チレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド若し
くは高シロキサンの一種以上との共重合体、更にはポリ
カ−ボネ−トとポリオレフィン、ポリメタクリル酸メチ
ル、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体
若しくはポリアミドの一種以上とのブレンド物からなる
フィルムないしシートを使用することができる。
樹脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリカ
−ボネ−ト、ポリカ−ボネ−トとポリエ−テル、ポリス
チレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド若し
くは高シロキサンの一種以上との共重合体、更にはポリ
カ−ボネ−トとポリオレフィン、ポリメタクリル酸メチ
ル、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体
若しくはポリアミドの一種以上とのブレンド物からなる
フィルムないしシートを使用することができる。
【0017】また、上記において、ポリ塩化ビニル系樹
脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリ塩化
ビニル、高重合ポリ塩化ビニル、架橋または分岐構造を
導入したポリ塩化ビニル、またはこれらのポリ塩化ビニ
ル系樹脂の一種とニトリルゴム、ポリウレタン若しくは
ポリエステル等のゴム弾性を有するポリマ−とのブレン
ド物、更には、上記のポリ塩化ビニル系樹脂の一種とポ
リアルキレンオキシド、ポリカ−ボネ−ト、トリブロッ
クシロキサン若しくはポリエチレンとのブレンド物から
なるフィルムないしシートを使用することができる。
脂のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリ塩化
ビニル、高重合ポリ塩化ビニル、架橋または分岐構造を
導入したポリ塩化ビニル、またはこれらのポリ塩化ビニ
ル系樹脂の一種とニトリルゴム、ポリウレタン若しくは
ポリエステル等のゴム弾性を有するポリマ−とのブレン
ド物、更には、上記のポリ塩化ビニル系樹脂の一種とポ
リアルキレンオキシド、ポリカ−ボネ−ト、トリブロッ
クシロキサン若しくはポリエチレンとのブレンド物から
なるフィルムないしシートを使用することができる。
【0018】また、上記において、ポリスチレン系樹脂
のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリスチレ
ン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−トリプレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体等のポリスチレン系樹脂から
なるフィルムないしシートを使用することができる。
のフィルムないしシートとしては、例えば、ポリスチレ
ン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−トリプレン共重合体、アクリロ
ニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体、アクリロニ
トリル−スチレン共重合体等のポリスチレン系樹脂から
なるフィルムないしシートを使用することができる。
【0019】また、上記において、ポリアクリルニトリ
ル系樹脂のフィルムないしシ−トとしては、ポリアクリ
ルニトリル、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン
との共重合体、アクリルニトリル−スチレンとの共重合
体からなるフィルムないしシートを使用することができ
る。
ル系樹脂のフィルムないしシ−トとしては、ポリアクリ
ルニトリル、アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン
との共重合体、アクリルニトリル−スチレンとの共重合
体からなるフィルムないしシートを使用することができ
る。
【0020】ところで、本発明においては、上記のパラ
系アラミドフィルム、または他の樹脂のフィルムの製造
に際しては、必要ならば、公知の添加剤、例えば、可塑
剤、熱安定剤、帯電防止剤、滑剤、紫外線吸収剤、充填
剤、その他等を任意に添加し、混練して製膜化してもよ
い。また、その製膜法としては、通常の方法、例えば、
Tダイ法等の溶融押し出し法、インフレーション法、キ
ャステング法、コーテイング法等の製膜法を挙げること
ができる。
系アラミドフィルム、または他の樹脂のフィルムの製造
に際しては、必要ならば、公知の添加剤、例えば、可塑
剤、熱安定剤、帯電防止剤、滑剤、紫外線吸収剤、充填
剤、その他等を任意に添加し、混練して製膜化してもよ
い。また、その製膜法としては、通常の方法、例えば、
Tダイ法等の溶融押し出し法、インフレーション法、キ
ャステング法、コーテイング法等の製膜法を挙げること
ができる。
【0021】次に、本発明において、パラ系アラミドフ
ィルムと他の樹脂のフィルムを積層する方法としては、
包装材料を製造するときに使用する通常の積層方法と同
様な方法で行うことができる。例えば、ドライラミネー
ション(無溶剤型、ワックスホットメルト型等も含
む)、ウェットラミネーション、押し出しラミネーショ
ン等の方法で行うことができる。あるいは、ロールコー
ティング法(グラビアダイレクトコート、斜線版リバー
スコート、コンマコート等)、ナイフエッジコーティン
グ法、ダイコーティング法、スプレイコーティング法等
の通常のコーティング法等でも行いえる。而して、本発
明においては、上記のような方法を任意に組み合わせて
も差し支えない。
ィルムと他の樹脂のフィルムを積層する方法としては、
包装材料を製造するときに使用する通常の積層方法と同
様な方法で行うことができる。例えば、ドライラミネー
ション(無溶剤型、ワックスホットメルト型等も含
む)、ウェットラミネーション、押し出しラミネーショ
ン等の方法で行うことができる。あるいは、ロールコー
ティング法(グラビアダイレクトコート、斜線版リバー
スコート、コンマコート等)、ナイフエッジコーティン
グ法、ダイコーティング法、スプレイコーティング法等
の通常のコーティング法等でも行いえる。而して、本発
明においては、上記のような方法を任意に組み合わせて
も差し支えない。
【0022】上記の積層に際しては、例えば、有機チタ
ン系アンカーコート剤、イソシアネート系アンカーコー
ト剤(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系アンカーコ
ート剤等のラミネート用アンカーコート剤、あるいはポ
リウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、エポキシ
系接着剤、マインイミド系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接
着剤、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系接着剤、
ポリアクリル系接着剤等の溶融型接着剤、ポリ酢酸ビニ
ルエマルジョン、ポリアクリル系樹脂エマルジョン等の
エマルジョン系接着剤、紫外線あるいは電子線硬化型接
着剤等の各種の接着剤を使用することができる。なお、
本発明においては、樹脂のフィルムがそれ自身で熱溶融
等によって自己接着するものである場合には、上記のよ
うな接着剤を使用することなく積層してラミネートシー
トを製造することができ、この場合には、それ自身を接
着剤としてみなしてもよい。上記の接着剤層の厚さとし
ては、0.01μm以上、好ましくは、0.5μmない
し30μm位が望ましい。而して、接着剤層が、0.0
1μm未満であると、充分な密着強度を得ることができ
ず、層間で剥離等の現象を起こして好ましくなく、ま
た、接着剤層が、30μm以上であると、ラミネートシ
ートの柔軟性、透明性等が低下して好ましくないもので
ある。また、本発明においては、積層する前に、フィル
ムの面に、予め、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の
公知の前処理を施すこともできる。
ン系アンカーコート剤、イソシアネート系アンカーコー
ト剤(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系アンカーコ
ート剤等のラミネート用アンカーコート剤、あるいはポ
リウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、エポキシ
系接着剤、マインイミド系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接
着剤、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系接着剤、
ポリアクリル系接着剤等の溶融型接着剤、ポリ酢酸ビニ
ルエマルジョン、ポリアクリル系樹脂エマルジョン等の
エマルジョン系接着剤、紫外線あるいは電子線硬化型接
着剤等の各種の接着剤を使用することができる。なお、
本発明においては、樹脂のフィルムがそれ自身で熱溶融
等によって自己接着するものである場合には、上記のよ
うな接着剤を使用することなく積層してラミネートシー
トを製造することができ、この場合には、それ自身を接
着剤としてみなしてもよい。上記の接着剤層の厚さとし
ては、0.01μm以上、好ましくは、0.5μmない
し30μm位が望ましい。而して、接着剤層が、0.0
1μm未満であると、充分な密着強度を得ることができ
ず、層間で剥離等の現象を起こして好ましくなく、ま
た、接着剤層が、30μm以上であると、ラミネートシ
ートの柔軟性、透明性等が低下して好ましくないもので
ある。また、本発明においては、積層する前に、フィル
ムの面に、予め、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の
公知の前処理を施すこともできる。
【0023】本発明においては、パラ系アラミドフィル
ムと他の樹脂のフィルムとを交互に積層してラミネート
シートを製造するものであるが、他の樹脂のフィルムと
しては、同種ないし異種のフィルムを組み合わせて使用
してもよい。また、本発明において、積層する枚数とし
ては、少なくとも2層以上であることが必要であり、好
ましくは、2ないし5層位が望ましい。
ムと他の樹脂のフィルムとを交互に積層してラミネート
シートを製造するものであるが、他の樹脂のフィルムと
しては、同種ないし異種のフィルムを組み合わせて使用
してもよい。また、本発明において、積層する枚数とし
ては、少なくとも2層以上であることが必要であり、好
ましくは、2ないし5層位が望ましい。
【0024】次にまた、本発明において、感圧型粘着剤
層を構成する粘着剤としては、合成樹脂、ゴム系ポリマ
ー等をビヒクルの主成分とし、これに粘着性を付与する
目的で粘着付与剤樹脂、粘着調製の目的で軟化剤、その
他、充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、熱安定剤等を公
知の添加剤を任意に添加して調製した粘着剤を使用する
ことができる。
層を構成する粘着剤としては、合成樹脂、ゴム系ポリマ
ー等をビヒクルの主成分とし、これに粘着性を付与する
目的で粘着付与剤樹脂、粘着調製の目的で軟化剤、その
他、充填剤、酸化防止剤、老化防止剤、熱安定剤等を公
知の添加剤を任意に添加して調製した粘着剤を使用する
ことができる。
【0025】上記において、合成樹脂としては、例え
ば、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセタール(ポリビニルホルマール、ポリビニ
ルブチラール等)、ポリビニルイソブチルエーテル、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系
樹脂、ニトロセルロース、酢酸セルロース、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、
エチレン−アクリル酸エチル共重合体等の熱可塑性樹脂
を使用することができる。
ば、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセタール(ポリビニルホルマール、ポリビニ
ルブチラール等)、ポリビニルイソブチルエーテル、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系
樹脂、ニトロセルロース、酢酸セルロース、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、
エチレン−アクリル酸エチル共重合体等の熱可塑性樹脂
を使用することができる。
【0026】また、上記において、ゴム系ポリマーとし
ては、例えば、天然ゴム、再生ゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、ポリイソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブ
チルゴム、塩素化ゴム等のゴム(エラストマー)系ポリ
マーを使用することができる。
ては、例えば、天然ゴム、再生ゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、ポリイソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブ
チルゴム、塩素化ゴム等のゴム(エラストマー)系ポリ
マーを使用することができる。
【0027】また、上記において、粘着付与剤樹脂とし
ては、例えば、ロジン、エステルガム、ポリテルペン系
樹脂、ポリオレフィン系石油樹脂、クマロン、インデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン系
樹脂等を使用することができる。
ては、例えば、ロジン、エステルガム、ポリテルペン系
樹脂、ポリオレフィン系石油樹脂、クマロン、インデン
樹脂、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン系
樹脂等を使用することができる。
【0028】また、上記において、軟化剤としては、例
えば、各種の可塑剤、ロジン油、ワックス、各種のポリ
マーの低重合物、植物油、その他等を使用することがで
きる。
えば、各種の可塑剤、ロジン油、ワックス、各種のポリ
マーの低重合物、植物油、その他等を使用することがで
きる。
【0029】而して、本発明において、粘着剤層の形成
は、例えば、ラミネートシートの片面に塗布ないし印刷
法等によって形成することができ、あるいは離型性のオ
ーバーコートフィルムの上に塗布ないし印刷法等によっ
て粘着剤層を形成し、該粘着剤層面をラミネートシート
に重ね合わせてその両者を貼り合わせて形成することも
できる。
は、例えば、ラミネートシートの片面に塗布ないし印刷
法等によって形成することができ、あるいは離型性のオ
ーバーコートフィルムの上に塗布ないし印刷法等によっ
て粘着剤層を形成し、該粘着剤層面をラミネートシート
に重ね合わせてその両者を貼り合わせて形成することも
できる。
【0030】また、上記において、離型性のオーバーコ
ートフィルムとしては、公知のもの、例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、セロハン、その他の樹
脂のフィルム、あるいは離型紙、合成紙等を使用するこ
とができる。
ートフィルムとしては、公知のもの、例えば、ポリエス
テルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、セロハン、その他の樹
脂のフィルム、あるいは離型紙、合成紙等を使用するこ
とができる。
【0031】以上の説明で明らかなように、本発明にか
かる飛散防止・省エネフィルムは、前述の図2に示すよ
うに、パラ系アラミドフィルム1と他の樹脂のフィルム
2との少なくとも二層以上を交互に重ね合わせ、更にそ
の層間を接着剤層3等を介して積層して、ラミネートシ
ート4を製造し、次に、上記で製造したラミネートシー
ト4の片面に感圧型粘着剤層5を設け、更に該感圧型粘
着剤層5を介して離型性のオーバーコートフィルム6を
形成した構成からなるものである。而して、その使用に
当たっては、図3に示すように、離型性のオーバーコー
トフィルム6を引き剥がして、感圧型粘着剤層4を介し
て、ガラス等の基板7に貼り合わせて、飛散防止・省エ
ネフィルムとして使用するものである。
かる飛散防止・省エネフィルムは、前述の図2に示すよ
うに、パラ系アラミドフィルム1と他の樹脂のフィルム
2との少なくとも二層以上を交互に重ね合わせ、更にそ
の層間を接着剤層3等を介して積層して、ラミネートシ
ート4を製造し、次に、上記で製造したラミネートシー
ト4の片面に感圧型粘着剤層5を設け、更に該感圧型粘
着剤層5を介して離型性のオーバーコートフィルム6を
形成した構成からなるものである。而して、その使用に
当たっては、図3に示すように、離型性のオーバーコー
トフィルム6を引き剥がして、感圧型粘着剤層4を介し
て、ガラス等の基板7に貼り合わせて、飛散防止・省エ
ネフィルムとして使用するものである。
【0032】なお、本発明においては、図示しないが、
必要ならば、上記の飛散防止・省エネフィルムにおい
て、表面保護層としての樹脂のハードコート層を形成し
てもよく、また、紫外線カット、熱線カット等のため
に、アルミニュウム等の薄い蒸着膜、紫外線吸収剤等を
含む樹脂層、あるいは着色剤を含む樹脂層等を任意に形
成してもよい。例えば、アルミニュウム等の薄い蒸着膜
を設ける例について説明すると、上記で製造したラミネ
ートシートの片面の全面あるいは部分的に、アルミニュ
ウム等の金属による蒸着膜を形成するものである。而し
て、上記の蒸着膜は、飛散防止・省エネフィルムにマッ
ジクミラー的要素を組み込む際に使用されるものであ
り、片面よりは視認性を持たせ、他方からの視認性を抑
制する機能等を発揮させるために使用されるものであ
る。上記において、蒸着膜を構成する金属としては、例
えば、アルミニュウム、金、銀、鉄、ニッケル、銅等の
金属を使用することができ、その厚さとしては、10Å
ないし5000Å位が好ましく、これにより、片面は、
視認性を有し、他面は、視認性を制御するものである。
必要ならば、上記の飛散防止・省エネフィルムにおい
て、表面保護層としての樹脂のハードコート層を形成し
てもよく、また、紫外線カット、熱線カット等のため
に、アルミニュウム等の薄い蒸着膜、紫外線吸収剤等を
含む樹脂層、あるいは着色剤を含む樹脂層等を任意に形
成してもよい。例えば、アルミニュウム等の薄い蒸着膜
を設ける例について説明すると、上記で製造したラミネ
ートシートの片面の全面あるいは部分的に、アルミニュ
ウム等の金属による蒸着膜を形成するものである。而し
て、上記の蒸着膜は、飛散防止・省エネフィルムにマッ
ジクミラー的要素を組み込む際に使用されるものであ
り、片面よりは視認性を持たせ、他方からの視認性を抑
制する機能等を発揮させるために使用されるものであ
る。上記において、蒸着膜を構成する金属としては、例
えば、アルミニュウム、金、銀、鉄、ニッケル、銅等の
金属を使用することができ、その厚さとしては、10Å
ないし5000Å位が好ましく、これにより、片面は、
視認性を有し、他面は、視認性を制御するものである。
【0033】また、本発明において、上記の飛散防止・
省エネフィルムは、窓ガラス等に貼り合わせた場合、透
明性を要求されることがある。特に、本発明において
は、パラ系アラミドフィルムの一層と、ポリエステル系
樹脂のフィルム、ポリ(メタ)アクリル系樹脂のフィル
ムまたはポリスチレン系樹脂のフィルムの一層とを積層
単位してなるラミネートシートの場合、その全光線透過
率が80%以上であり、極めて透明性に富むものであ
り、視認性の低下等は認められないものである。
省エネフィルムは、窓ガラス等に貼り合わせた場合、透
明性を要求されることがある。特に、本発明において
は、パラ系アラミドフィルムの一層と、ポリエステル系
樹脂のフィルム、ポリ(メタ)アクリル系樹脂のフィル
ムまたはポリスチレン系樹脂のフィルムの一層とを積層
単位してなるラミネートシートの場合、その全光線透過
率が80%以上であり、極めて透明性に富むものであ
り、視認性の低下等は認められないものである。
【0034】
【実施例】次に本発明について具体的な例を挙げて更に
詳しく説明する。 実施例1 厚さ30μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルム(帝人株式会社製)の片面に、二液硬化型のポリ
ウリタン系接着剤(武田薬品株式会社製、商品名、タケ
ラック515、AR−50)を塗工し、次いで該塗工面
に、厚さ30μmのパラ系アラミドフィルム(東レ株式
会社製)をラミネ−トした。更に上記でラミネ−トした
パラ系アラミドフィルムの面に、上記と同様にして接着
剤を塗工した厚さ30μmの二軸延伸ポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムを、その接着剤層面を対向させて重
ね合わせ、しかる後その両者をラミネ−トして、パラ系
アラミドフィルムをザンドしたラミネ−トシ−トを製造
した。次に、上記で製造したラミネ−トシ−トの片面に
コロナ処理を施し、他方、厚さ25μmの離型性ポリエ
チレンテレフタレ−トフィルムの表面にアクリル系感圧
粘着剤を塗布し、次いで上記のコロナ処理面と感圧粘着
剤層面とを対向させてその両者を貼り合わせて、飛散防
止・省エネフィルムを製造した。上記で製造した飛散防
止・省エネフィルムを、その離型性ポリエチレンテレフ
タレ−トフィルムを引き剥がして窓ガラスに貼り合わせ
て飛散防止フィルムとして使用した。なお、その機械的
強度においては、縦横とも均一で、かつフィルムに切り
込みを入れてもそこから容易に一方向に引き裂かれるこ
とはなかった。
詳しく説明する。 実施例1 厚さ30μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルム(帝人株式会社製)の片面に、二液硬化型のポリ
ウリタン系接着剤(武田薬品株式会社製、商品名、タケ
ラック515、AR−50)を塗工し、次いで該塗工面
に、厚さ30μmのパラ系アラミドフィルム(東レ株式
会社製)をラミネ−トした。更に上記でラミネ−トした
パラ系アラミドフィルムの面に、上記と同様にして接着
剤を塗工した厚さ30μmの二軸延伸ポリエチレンテレ
フタレ−トフィルムを、その接着剤層面を対向させて重
ね合わせ、しかる後その両者をラミネ−トして、パラ系
アラミドフィルムをザンドしたラミネ−トシ−トを製造
した。次に、上記で製造したラミネ−トシ−トの片面に
コロナ処理を施し、他方、厚さ25μmの離型性ポリエ
チレンテレフタレ−トフィルムの表面にアクリル系感圧
粘着剤を塗布し、次いで上記のコロナ処理面と感圧粘着
剤層面とを対向させてその両者を貼り合わせて、飛散防
止・省エネフィルムを製造した。上記で製造した飛散防
止・省エネフィルムを、その離型性ポリエチレンテレフ
タレ−トフィルムを引き剥がして窓ガラスに貼り合わせ
て飛散防止フィルムとして使用した。なお、その機械的
強度においては、縦横とも均一で、かつフィルムに切り
込みを入れてもそこから容易に一方向に引き裂かれるこ
とはなかった。
【0035】実施例2 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ20μ
mのポリカ−ボネ−トフィルム(帝人化成株式会社製)
を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な
飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得
た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ20μ
mのポリカ−ボネ−トフィルム(帝人化成株式会社製)
を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な
飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得
た。
【0036】実施例3 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ30μ
mのポリ塩化ビニルフィルム(三菱樹脂株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ30μ
mのポリ塩化ビニルフィルム(三菱樹脂株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
【0037】実施例4 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ30μ
mのポリアクリルフィルム(三菱レイヨン株式会社製)
を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な
飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得
た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ30μ
mのポリアクリルフィルム(三菱レイヨン株式会社製)
を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な
飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得
た。
【0038】実施例5 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリエチレンナフタレ−トフィルム(グンゼ株式会
社製)を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、
同様な飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果
を得た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリエチレンナフタレ−トフィルム(グンゼ株式会
社製)を使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、
同様な飛散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果
を得た。
【0039】実施例6 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリスチレンフィルム(旭化成工業株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリスチレンフィルム(旭化成工業株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
【0040】実施例7 上記の実施例1に記載した厚さ30μmの二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
エチレンテレフタレ−トフィルの代わりに、厚さ50μ
mのポリプロピレンフィルム(東洋紡績株式会社製)を
使用し、以下上記の実施例1と同様に行って、同様な飛
散防止・省エネフィルムを製造し、同様な結果を得た。
【0041】比較例1 上記の実施例1に記載した厚さ30μmのパラ系アラミ
ドフィルムの代わりに、厚さ30μmのポリ塩化ビニル
フィルム(三菱樹脂株式会社製)を使用し、以下上記の
実施例1と同様に行って、同様な飛散防止・省エネフィ
ルムを製造した。
ドフィルムの代わりに、厚さ30μmのポリ塩化ビニル
フィルム(三菱樹脂株式会社製)を使用し、以下上記の
実施例1と同様に行って、同様な飛散防止・省エネフィ
ルムを製造した。
【0042】比較例2 上記の実施例1に記載した厚さ30μmのパラ系アラミ
ドフィルムの代わりに、厚さ30μmのポリカ−ボネ−
トフィルム(帝人化成株式会社製)を使用し、以下上記
の実施例1と同様に行って、同様な飛散防止・省エネフ
ィルムを製造した。
ドフィルムの代わりに、厚さ30μmのポリカ−ボネ−
トフィルム(帝人化成株式会社製)を使用し、以下上記
の実施例1と同様に行って、同様な飛散防止・省エネフ
ィルムを製造した。
【0043】実験例 上記の実施例1ないし実施例7、および比較例1ないし
比較例2において製造した飛散防止・省エネフィルムに
ついて、その飛散防止性および全光線透過率を測定し
た。飛散防止性のテストは、厚さ3mmの透明ガラスに
上記の実施例1ないし7、および比較例1ないし2で得
た飛散防止・省エネフィルムをその離型性のオーバーコ
ートフィルムを引き剥がして貼り合わせ、下記の条件に
て落錐試験を行い、その時の飛散防止性を目視にて観察
して5段階評価した。また、全光線透過率のテストは、
スガ試験機株式会社製のカラ−コンピュ−タ−、SM−
5、ヘイズメ−タ−、H6M−2Kを用いて測定した。 上記の実験の結果、下記の表1に示す。
比較例2において製造した飛散防止・省エネフィルムに
ついて、その飛散防止性および全光線透過率を測定し
た。飛散防止性のテストは、厚さ3mmの透明ガラスに
上記の実施例1ないし7、および比較例1ないし2で得
た飛散防止・省エネフィルムをその離型性のオーバーコ
ートフィルムを引き剥がして貼り合わせ、下記の条件に
て落錐試験を行い、その時の飛散防止性を目視にて観察
して5段階評価した。また、全光線透過率のテストは、
スガ試験機株式会社製のカラ−コンピュ−タ−、SM−
5、ヘイズメ−タ−、H6M−2Kを用いて測定した。 上記の実験の結果、下記の表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】上記の表1より明らかなように、実施例1
ないし7のものは、飛散防止性に優れ、また全光線透過
率も80%以上であって、透明性、視認性に優れてい
た。比較例1ないし2のものは、透明性が優れている
が、飛散防止性が劣っていた。
ないし7のものは、飛散防止性に優れ、また全光線透過
率も80%以上であって、透明性、視認性に優れてい
た。比較例1ないし2のものは、透明性が優れている
が、飛散防止性が劣っていた。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、パラ系アラミドフィルムが有する機械特性を利用
し、これに他の樹脂のフィルムが有する剛性、耐伸長
性、寸法安定性等の特性を組み合わせてラミネートシー
トを構成し、これを飛散防止・省エネフィルム用の基材
として使用するものであり、その結果、引き裂き、破断
等の強度に優れ、該ラミネートシートに切り込みが発生
してもそこから容易に引き裂かれることがなく、更に透
明性にも優れた飛散防止・省エネフィルムを得ることが
できるものである。
は、パラ系アラミドフィルムが有する機械特性を利用
し、これに他の樹脂のフィルムが有する剛性、耐伸長
性、寸法安定性等の特性を組み合わせてラミネートシー
トを構成し、これを飛散防止・省エネフィルム用の基材
として使用するものであり、その結果、引き裂き、破断
等の強度に優れ、該ラミネートシートに切り込みが発生
してもそこから容易に引き裂かれることがなく、更に透
明性にも優れた飛散防止・省エネフィルムを得ることが
できるものである。
【図1】飛散防止・省エネフィルム用基材としてのラミ
ネートシートの層構成の概略を示す断面図である。
ネートシートの層構成の概略を示す断面図である。
【図2】飛散防止・省エネフィルムの層構成の概略を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】飛散防止・省エネフィルムの使用例における層
構成の概略を示す断面図である。
構成の概略を示す断面図である。
1 パラ系アラミドフィルム 2 他の樹脂のフィルム 3 接着剤層 4 ラミネ−トシ−ト 5 感圧型粘着剤層 6 離型性のオーバーコートフィルム 7 ガラス X 飛散防止・省エネフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真崎 忠宏 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山口 正久 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山本 浩 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 基材の片面に感圧型粘着剤層を設け、更
に該感圧型粘着剤層の上に離型性のオーバーコートフィ
ルムを貼り合わせてなる飛散防止・省エネフィルムにお
いて、基材として、少なくともパラ系アラミドフィルム
の一層を含めて積層したラミネートシートを使用するこ
とを特徴とする飛散防止・省エネフィルム - 【請求項2】 ラミネートシートが、パラ系アラミドフ
ィルムと耐伸長性を有し、寸法安定性に富む樹脂のフィ
ルムとの少なくとも二層以上を交互に積層してなるラミ
ネートシートであることを特徴とする上記の請求項1に
記載する飛散防止・省エネフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27716495A JPH0994907A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 飛散防止・省エネフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27716495A JPH0994907A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 飛散防止・省エネフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0994907A true JPH0994907A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17579702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27716495A Withdrawn JPH0994907A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 飛散防止・省エネフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0994907A (ja) |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27716495A patent/JPH0994907A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |