JPH0993842A - 小型モータのロータ - Google Patents
小型モータのロータInfo
- Publication number
- JPH0993842A JPH0993842A JP7250577A JP25057795A JPH0993842A JP H0993842 A JPH0993842 A JP H0993842A JP 7250577 A JP7250577 A JP 7250577A JP 25057795 A JP25057795 A JP 25057795A JP H0993842 A JPH0993842 A JP H0993842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rare earth
- magnet
- earth magnet
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 37
- 150000002910 rare earth metals Chemical class 0.000 claims abstract description 35
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 24
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims abstract description 15
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical compound [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 229910052779 Neodymium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 5
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 4
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920001707 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N Boron Chemical compound [B] ZOXJGFHDIHLPTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910017495 Nd—F Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- -1 polybutylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来と同様のモータトルクを確保しながら低
価格とし、しかも、イナーシャを大きくする。 【解決手段】 この小型モータのロータ1は、モータの
回転軸2に、フェライトを含有するプラスチックマグネ
ット3を介して、環状の希土類磁石4を一体成型して固
着している。
価格とし、しかも、イナーシャを大きくする。 【解決手段】 この小型モータのロータ1は、モータの
回転軸2に、フェライトを含有するプラスチックマグネ
ット3を介して、環状の希土類磁石4を一体成型して固
着している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型モータのロー
タに関し、特に永久磁石型ステッピングモータに好適な
ロータに関する。
タに関し、特に永久磁石型ステッピングモータに好適な
ロータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、永久磁石型ステッピングモータの
ロータとして、図4に示すようにモータの回転軸31と
圧縮成型された希土類磁石32とをポリブチレンテレフ
タレート(以下PBTという)からなる樹脂33による
インサート成型によって固着し一体化させているものが
ある。なお、希土類磁石32としては、磁力が高いこと
から、ネオジウム(Nd)と鉄(Fe)とボロン(B)
からなるNd−Fe−B磁石を採用しているものが多く
なっている。
ロータとして、図4に示すようにモータの回転軸31と
圧縮成型された希土類磁石32とをポリブチレンテレフ
タレート(以下PBTという)からなる樹脂33による
インサート成型によって固着し一体化させているものが
ある。なお、希土類磁石32としては、磁力が高いこと
から、ネオジウム(Nd)と鉄(Fe)とボロン(B)
からなるNd−Fe−B磁石を採用しているものが多く
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の小型モータのロータは、希土類磁石32の材料コス
ト、特にネオジウム磁粉が高く、この種の小型モータを
低価格製品に使用する場合の阻害要因となっている。す
なわち、図4に示すロータの直径が仮に24mmとする
と、高トルクを得るためにNd−Fe−B磁石32の厚
さtは、1.5mm程度必要である。また、レーザービー
ムプリンタ用の高トルクステッピングモータのロータで
は、さらに大量のネオジウム磁粉が必要となり、一層高
価格となっている。例えば、直径42mmのものでは、ネ
オジウム磁粉が9〜10g必要となっている。しかも、
コストを押さえようとして、この希土類磁石の厚さを単
に薄くすると、モータのトルクが落ちてしまう。また、
各モータには、それぞれ取り付けられる機器に適合した
標準寸法があるため、むやみにロータの径を変えること
はできない。
来の小型モータのロータは、希土類磁石32の材料コス
ト、特にネオジウム磁粉が高く、この種の小型モータを
低価格製品に使用する場合の阻害要因となっている。す
なわち、図4に示すロータの直径が仮に24mmとする
と、高トルクを得るためにNd−Fe−B磁石32の厚
さtは、1.5mm程度必要である。また、レーザービー
ムプリンタ用の高トルクステッピングモータのロータで
は、さらに大量のネオジウム磁粉が必要となり、一層高
価格となっている。例えば、直径42mmのものでは、ネ
オジウム磁粉が9〜10g必要となっている。しかも、
コストを押さえようとして、この希土類磁石の厚さを単
に薄くすると、モータのトルクが落ちてしまう。また、
各モータには、それぞれ取り付けられる機器に適合した
標準寸法があるため、むやみにロータの径を変えること
はできない。
【0004】一方、このロータは、希土類磁石32や樹
脂33の部分の質量がそれ程大きくなく、ロータのイナ
ーシャが小さくなっている。このため、なめらかな回転
が特に必要となるレーザービームプリンタ用のロータと
しては、それ程好ましいものとはなっていない。
脂33の部分の質量がそれ程大きくなく、ロータのイナ
ーシャが小さくなっている。このため、なめらかな回転
が特に必要となるレーザービームプリンタ用のロータと
しては、それ程好ましいものとはなっていない。
【0005】本発明は、従来と同様のモータトルクを確
保しながら低価格とでき、しかも、イナーシャを大きく
できる小型モータのロータを提供することを目的とす
る。
保しながら低価格とでき、しかも、イナーシャを大きく
できる小型モータのロータを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の小型モータのロータでは、モータの
回転軸に、フェライトを含有するプラスチックマグネッ
トを介して、環状の希土類磁石を一体成型して固着して
いる。
め、請求項1記載の小型モータのロータでは、モータの
回転軸に、フェライトを含有するプラスチックマグネッ
トを介して、環状の希土類磁石を一体成型して固着して
いる。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の小型モータのロータにおいて、希土類磁石とし
て、ネオジウムを含有する希土類磁石を採用している。
記載の小型モータのロータにおいて、希土類磁石とし
て、ネオジウムを含有する希土類磁石を採用している。
【0008】本発明の小型モータのロータは、従来の樹
脂の代わりにフェライトを含有するプラスチックマグネ
ットを採用している。このため、従来の樹脂の場合と同
様にインサート成型によりロータを製造できると共に、
フェライトを含有するプラスチックマグネットの部分を
磁化することにより、その部分をロータマグネットの一
部として構成でき、希土類磁石の厚さを薄くできる。
脂の代わりにフェライトを含有するプラスチックマグネ
ットを採用している。このため、従来の樹脂の場合と同
様にインサート成型によりロータを製造できると共に、
フェライトを含有するプラスチックマグネットの部分を
磁化することにより、その部分をロータマグネットの一
部として構成でき、希土類磁石の厚さを薄くできる。
【0009】そして、希土類磁石としてネオジウムを含
有する希土類磁石とすると、このネオジウムよりフェラ
イトの方が重いことおよび樹脂よりフェライトの方が一
般的に重いことから、全体として質量を大きくすること
ができ、イナーシャが大きいロータを得ることが容易と
なる。
有する希土類磁石とすると、このネオジウムよりフェラ
イトの方が重いことおよび樹脂よりフェライトの方が一
般的に重いことから、全体として質量を大きくすること
ができ、イナーシャが大きいロータを得ることが容易と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1から図
3に基づいて説明する。
3に基づいて説明する。
【0011】この小型モータのロータ1は、モータの回
転軸2と、フェライトを含有するプラスチックマグネッ
ト(以下フェライトプラマグという)3と、環状の希土
類磁石4とから構成されている。なお、このロータ1
は、ステッピングモータに使用される直径24mmのマグ
ネットロータとなっている。
転軸2と、フェライトを含有するプラスチックマグネッ
ト(以下フェライトプラマグという)3と、環状の希土
類磁石4とから構成されている。なお、このロータ1
は、ステッピングモータに使用される直径24mmのマグ
ネットロータとなっている。
【0012】モータの回転軸2は、中央部に格子状の切
り込みを有するインサート部2aを有し、直径は3mmと
されている。フェライトプラマグ3は、回転軸2と希土
類磁石4とをインサート成型により一体化させているも
ので、フェライトの磁粉とナイロン66を混合した材料
で形成されている。
り込みを有するインサート部2aを有し、直径は3mmと
されている。フェライトプラマグ3は、回転軸2と希土
類磁石4とをインサート成型により一体化させているも
ので、フェライトの磁粉とナイロン66を混合した材料
で形成されている。
【0013】また、このフェライトプラマグ3は、回転
軸2を囲む中央部3aと、この中央部3aからラジアル
方向に延びる6つの腕部3bと、この腕部3bと連結さ
れ希土類磁石4を保持する円筒形状の保持部3cとから
構成されている。
軸2を囲む中央部3aと、この中央部3aからラジアル
方向に延びる6つの腕部3bと、この腕部3bと連結さ
れ希土類磁石4を保持する円筒形状の保持部3cとから
構成されている。
【0014】なお、各腕部3bの間は、軸方向に開けら
れた6つの孔3dとなっている。これは、腕部3bを細
かくすることと相まって、全体の質量を小さくしなが
ら、イナーシャとしては大きくできスムーズな回転を行
わせる効果を発揮している。
れた6つの孔3dとなっている。これは、腕部3bを細
かくすることと相まって、全体の質量を小さくしなが
ら、イナーシャとしては大きくできスムーズな回転を行
わせる効果を発揮している。
【0015】希土類磁石4は、圧縮成型によるNd−F
e−B磁石となっており、その形状は環状となってい
る。そして、そのラジアル方向の厚さを1mmとしてい
る。なお、従来の構成の場合、同じ磁力を得るには、そ
の厚さは1.5mm程度を必要としていた。しかし、本実
施の形態では、その厚さは、3分の2(=2/3)程度
となり、ネオジウム磁粉を約30%程度低減している。
e−B磁石となっており、その形状は環状となってい
る。そして、そのラジアル方向の厚さを1mmとしてい
る。なお、従来の構成の場合、同じ磁力を得るには、そ
の厚さは1.5mm程度を必要としていた。しかし、本実
施の形態では、その厚さは、3分の2(=2/3)程度
となり、ネオジウム磁粉を約30%程度低減している。
【0016】このように構成したロータ1に対して、着
磁を行う際、希土類磁石4はもちろんのこと、内側のフ
ェライトプラマグ3も磁化されるように着磁を行う。こ
のように着磁されたロータ1は、希土類磁石4の部分を
1mmと薄くしても従来の構成(厚さ1.5mm)とほとん
ど変わらない磁気持性を得ることができる。
磁を行う際、希土類磁石4はもちろんのこと、内側のフ
ェライトプラマグ3も磁化されるように着磁を行う。こ
のように着磁されたロータ1は、希土類磁石4の部分を
1mmと薄くしても従来の構成(厚さ1.5mm)とほとん
ど変わらない磁気持性を得ることができる。
【0017】以上のような実施の形態では、少ない量の
希土類磁石4であっても、従来と同様なトルクを出せる
ロータとできる。しかも、従来のように希土類磁石4の
みであると、その厚さが薄いため、着磁後の磁力にバラ
ツキを生じないようにするためには、厚さの管理が非常
にシビアとならざるを得ない。しかし、フェライトプラ
マグ3を加えることにより、その希土類磁石4部分を従
来以上に薄くしてもフェライトプラマグ3の部分に磁力
補強作用が働くため、厚さの管理をそれ程シビアにする
必要がない。この結果、製造効率がアップすると共に少
ない量の希土類と相まって一層低価格化できる。このた
め、このロータを使用した小型モータを低価格製品に使
用することが可能となる。また、希土類磁石4とフェラ
イトプラマグ3の割合を種々変え、それらを組み合わせ
ることにより各種の磁力を持つロータを容易に得ること
ができる。これらの結果、適用範囲の広い小型モータと
することができる。加えて、フェライトプラマグ3の質
量は、Nd−Fe−B磁石およびPBPのような一般の
樹脂よりも重いため、従来の同形状のロータに比べ、イ
ナーシャが大きくなる。このため、レーザービームプリ
ンタ用等のスムーズな回転がより必要な小型モータのロ
ータとして好ましいものとなる。
希土類磁石4であっても、従来と同様なトルクを出せる
ロータとできる。しかも、従来のように希土類磁石4の
みであると、その厚さが薄いため、着磁後の磁力にバラ
ツキを生じないようにするためには、厚さの管理が非常
にシビアとならざるを得ない。しかし、フェライトプラ
マグ3を加えることにより、その希土類磁石4部分を従
来以上に薄くしてもフェライトプラマグ3の部分に磁力
補強作用が働くため、厚さの管理をそれ程シビアにする
必要がない。この結果、製造効率がアップすると共に少
ない量の希土類と相まって一層低価格化できる。このた
め、このロータを使用した小型モータを低価格製品に使
用することが可能となる。また、希土類磁石4とフェラ
イトプラマグ3の割合を種々変え、それらを組み合わせ
ることにより各種の磁力を持つロータを容易に得ること
ができる。これらの結果、適用範囲の広い小型モータと
することができる。加えて、フェライトプラマグ3の質
量は、Nd−Fe−B磁石およびPBPのような一般の
樹脂よりも重いため、従来の同形状のロータに比べ、イ
ナーシャが大きくなる。このため、レーザービームプリ
ンタ用等のスムーズな回転がより必要な小型モータのロ
ータとして好ましいものとなる。
【0018】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、希土類磁石4としては、N
d−Fe−B磁石ではなく、Sm−Co磁石等他の希土
類磁石としても良い。また、希土類磁石4は、圧縮成形
ではなく、射出成形のものでも良い。
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、希土類磁石4としては、N
d−Fe−B磁石ではなく、Sm−Co磁石等他の希土
類磁石としても良い。また、希土類磁石4は、圧縮成形
ではなく、射出成形のものでも良い。
【0019】また、ロータの形状としては、図3に示す
ようにフェライトプラマグ3の部分を円柱形にしたもの
や他の各種の形態を採用することができる。さらに、希
土類磁石4の部分を希土類ではなく、他の高価格で高磁
力な磁石となる場合にも本発明を適用できる。すなわ
ち、フェライトプラマグ3によって、モータの回転軸2
と高価格で高磁力な磁石とを一体的に連結することによ
って、本発明と同様な効果を得ることができる。
ようにフェライトプラマグ3の部分を円柱形にしたもの
や他の各種の形態を採用することができる。さらに、希
土類磁石4の部分を希土類ではなく、他の高価格で高磁
力な磁石となる場合にも本発明を適用できる。すなわ
ち、フェライトプラマグ3によって、モータの回転軸2
と高価格で高磁力な磁石とを一体的に連結することによ
って、本発明と同様な効果を得ることができる。
【0020】また、本発明の小型モータのロータは、ス
テッピングモータばかりでなく、AC同期モータ等他の
小型モータにも適用可能である。
テッピングモータばかりでなく、AC同期モータ等他の
小型モータにも適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の小
型モータのロータでは、高価な希土類磁石の量を少なく
しても、従来と同様なモータのトルクとなる。このた
め、小型モータを低価格とでき、高価格な機器ばかりで
はなく、低価格な機器にもこの小型モータを採用するこ
とができ、適用範囲の広い小型モータとすることができ
る。また、希土類磁石とフェライトプラマグの割合を種
々変え、それらを組み合わせることにより各種の磁力を
もつロータを容易に得ることができ、このロータを使用
する小型モータの適用範囲を広くすることができる。
型モータのロータでは、高価な希土類磁石の量を少なく
しても、従来と同様なモータのトルクとなる。このた
め、小型モータを低価格とでき、高価格な機器ばかりで
はなく、低価格な機器にもこの小型モータを採用するこ
とができ、適用範囲の広い小型モータとすることができ
る。また、希土類磁石とフェライトプラマグの割合を種
々変え、それらを組み合わせることにより各種の磁力を
もつロータを容易に得ることができ、このロータを使用
する小型モータの適用範囲を広くすることができる。
【0022】加えて、請求項2記載の発明では、従来の
同種のロータに比べ、質量が大きくなり、イナーシャを
大きくできる。このため、レーザービームプリンタ用等
のスムーズな回転がより必要とされる小型モータのロー
タとして好ましいものとなる。
同種のロータに比べ、質量が大きくなり、イナーシャを
大きくできる。このため、レーザービームプリンタ用等
のスムーズな回転がより必要とされる小型モータのロー
タとして好ましいものとなる。
【図1】本発明の小型モータのロータの断面図である。
【図2】図1のA方向から見た平面図である。
【図3】本発明の小型モータのロータの他の例を示す断
面図である。
面図である。
【図4】従来の小型モータのロータを示す図である。
1 ロータ 2 回転軸 3 フェライトプラマグ 4 希土類磁石
Claims (2)
- 【請求項1】 モータの回転軸に、フェライトを含有す
るプラスチックマグネットを介して、環状の希土類磁石
を一体成型して固着してなる小型モータのロータ。 - 【請求項2】 前記希土類磁石は、ネオジウムを含有す
る希土類磁石であることを特徴とする請求項1記載の小
型モータのロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250577A JPH0993842A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 小型モータのロータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250577A JPH0993842A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 小型モータのロータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993842A true JPH0993842A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17209965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7250577A Pending JPH0993842A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 小型モータのロータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0993842A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003021742A1 (fr) * | 2001-09-03 | 2003-03-13 | Hitachi Powdered Metals Co.,Ltd. | Rotor de type a aimant permanent et procede de fabrication du rotor |
JP2006019573A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 複合ボンド磁石、複合ボンド磁石の製造方法、複合ボンド磁石を搭載したdcブラシレスモータの回転子。 |
DE102011105867A1 (de) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Minebea Co., Ltd. | Rotor für eine elektrische Maschine |
WO2013111301A1 (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-01 | 三菱電機株式会社 | 同期電動機の回転子およびその製造方法ならびに同期電動機 |
JP2013198254A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Yaskawa Electric Corp | 回転子および回転電機 |
US9906083B2 (en) | 2012-09-29 | 2018-02-27 | Emerson Electric Co. | Rotors with segmented magnet configurations and related dynamoelectric machines and compressors |
WO2019189339A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータシャフト、回転子、モータ及び送風機 |
US10491082B2 (en) | 2015-06-15 | 2019-11-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Permanent-magnet electric motor |
GB2575300A (en) * | 2018-07-05 | 2020-01-08 | Johnson Electric Int Ag | Rotor assembly for electric motor |
US10673291B2 (en) | 2015-06-17 | 2020-06-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Permanent-magnet electric motor |
WO2021192236A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 三菱電機株式会社 | 回転子、電動機、送風機、空気調和装置、及び回転子の製造方法 |
US11437875B2 (en) | 2018-03-28 | 2022-09-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Motor shaft, rotor, motor and blower |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7250577A patent/JPH0993842A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7151334B2 (en) | 2001-09-03 | 2006-12-19 | Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. | Permanent magnet type rotor and method of manufacturing the rotor |
WO2003021742A1 (fr) * | 2001-09-03 | 2003-03-13 | Hitachi Powdered Metals Co.,Ltd. | Rotor de type a aimant permanent et procede de fabrication du rotor |
JP2006019573A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 複合ボンド磁石、複合ボンド磁石の製造方法、複合ボンド磁石を搭載したdcブラシレスモータの回転子。 |
JP4701641B2 (ja) * | 2004-07-02 | 2011-06-15 | 三菱電機株式会社 | 複合ボンド磁石、複合ボンド磁石の製造方法、複合ボンド磁石を搭載したdcブラシレスモータの回転子。 |
DE102011105867A1 (de) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Minebea Co., Ltd. | Rotor für eine elektrische Maschine |
WO2013111301A1 (ja) * | 2012-01-26 | 2013-08-01 | 三菱電機株式会社 | 同期電動機の回転子およびその製造方法ならびに同期電動機 |
CN104067483A (zh) * | 2012-01-26 | 2014-09-24 | 三菱电机株式会社 | 同步电动机的转子及其制造方法、以及同步电动机 |
JPWO2013111301A1 (ja) * | 2012-01-26 | 2015-05-11 | 三菱電機株式会社 | 同期電動機および同期電動機の回転子の製造方法 |
JP2013198254A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Yaskawa Electric Corp | 回転子および回転電機 |
US9906083B2 (en) | 2012-09-29 | 2018-02-27 | Emerson Electric Co. | Rotors with segmented magnet configurations and related dynamoelectric machines and compressors |
US10491082B2 (en) | 2015-06-15 | 2019-11-26 | Mitsubishi Electric Corporation | Permanent-magnet electric motor |
US10673291B2 (en) | 2015-06-17 | 2020-06-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Permanent-magnet electric motor |
WO2019189339A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータシャフト、回転子、モータ及び送風機 |
US11437875B2 (en) | 2018-03-28 | 2022-09-06 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Motor shaft, rotor, motor and blower |
GB2575300A (en) * | 2018-07-05 | 2020-01-08 | Johnson Electric Int Ag | Rotor assembly for electric motor |
GB2575300B (en) * | 2018-07-05 | 2022-11-09 | Johnson Electric Int Ag | Rotor assembly for electric motor |
WO2021192236A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 三菱電機株式会社 | 回転子、電動機、送風機、空気調和装置、及び回転子の製造方法 |
JPWO2021192236A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | ||
EP4131730A4 (en) * | 2020-03-27 | 2023-05-24 | Mitsubishi Electric Corporation | ROTOR, MOTOR, BLOWER, AIR CONDITIONING DEVICE AND METHOD OF MAKING ROTOR |
AU2020437705B2 (en) * | 2020-03-27 | 2023-10-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor, motor, blower, air conditioner, and manufacturing method of rotor |
AU2020437705C1 (en) * | 2020-03-27 | 2024-03-07 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotor, motor, blower, air conditioner, and manufacturing method of rotor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5604390A (en) | Permanent magnet motor with radically magnetized isotropic permanent magnet cylindrical yoke | |
US20060145555A1 (en) | Rotor-stator structure for electrodynamic machines | |
JP3480733B2 (ja) | Dcブラシモータ装置及びその永久磁石 | |
EP0740397A2 (en) | Stator structure for rotary electric machine | |
WO2005008862A1 (ja) | 薄型ハイブリッド着磁型リング磁石、ヨーク付き薄型ハイブリッド着磁型リング磁石、および、ブラシレスモータ | |
JPH0993842A (ja) | 小型モータのロータ | |
JPS6185049A (ja) | 永久磁石モータ | |
US4459500A (en) | Magnetic field pole assembly | |
JP2003348805A (ja) | 発電機 | |
US6617740B2 (en) | D.C. PM motor and generator with a stator core assembly formed of pressure shaped processed ferromagnetic particles | |
JP2000060080A (ja) | 永久磁石型モ―タその他の永久磁石応用装置 | |
US3909645A (en) | Permanent magnet motor-tachometer having a single non-ferrous armature wound with two mutually-insulated windings each connected to a separate commutator | |
JP2003348786A (ja) | 小型モータ | |
US4963775A (en) | Stepping motor | |
JPH08126265A (ja) | 回転電機 | |
JP2001028856A (ja) | 角形直流振動モータ | |
JPH03117358U (ja) | ||
JPH09205746A (ja) | 電動機 | |
JPH06245456A (ja) | 小型直流モータ | |
JPH0644303Y2 (ja) | 磁気回路 | |
US20030164648A1 (en) | Four-pole torque motor | |
JP2003319585A (ja) | 永久磁石型モータ及び極異方性磁石の形成方法 | |
JP2007306703A (ja) | モータ | |
JP2970764B2 (ja) | モータ | |
JP2004328967A (ja) | ステッピングモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010410 |