JP2004328967A - ステッピングモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機器・情報機器に使用されるステッピングモータにおいて、回転方向だけではなく軸方向の移動をも可能にすることを目的とする。
【解決手段】対向するステータ長に対し著しく短いロータ磁石4を導入する。
ステッピングモータステータ30において軸方向の磁気安定点は励磁通電するコイル1の選択により決まる。ロータ40において軸方向の磁気安定点は通常ロータ磁石軸方向中間点となる場合が多い。ロータ40の磁気安定点はステータ30の磁気安定点と一致するように移動しようとする力が働くので、励磁通電するコイル1の位置を変えてステータ30の磁気安定点を変化させロータ40の軸方向位置を変化させる。以上のようにコイル1の励磁を繰り返すことにより、ロータ永久磁石4が軸方向へ移動することを示すものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯機器・情報機器などに使用されるステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステッピングモータはロータと軸受メタルの間にコイルバネ・板バネを取り付けてロータの軸方向移動を規制している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図16に従来のステッピングモータの構造を示す。図16において、ロータのロータスペーサ61に筒部61aを設け、更に筒部61aに溝(図示せず)を1ヶ所以上設け、コイルバネ60をロータスペーサ61に対して固定、挿入出来るようにしている。
【0004】
また、図17のように、フレーム70に3組のステータ72、73、74と1つの永久磁石ロータ71からなる3相構造ステッピングモータで軸方向にロータを移動させることを可能にしたものもある。(例えば、特許文献2参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平11−69698号公報(第4頁、図2)
【特許文献2】
特開平5−15134号公報(第3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成ではロータの軸方向の移動を抑制するために、バネなどで制動せざるをえないという課題があった。また、軸方向にロータを移動させる構成では、市場に大量に流通している2相ステッピングモータではなく使用量が限られており高価な3相ステッピングモータを使用しなければならない。
【0007】
本発明は、このような従来の課題を逆手に取り2相ステッピングモータを利用して軸方向にロータを積極的に移動させることで回転方向のみならず軸方向の移動も実現させるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、
(a)従来軸方向のロータ移動を妨げるために、挿入していたコイルバネ・板バネを廃止する。
(b)対向するステータ長に対し著しく短いロータ磁石を導入する。
としたものである。
【0009】
これにより、各励磁シーケンスにおけるステータ磁気安定点とロータ磁気安定点は対向一致位置に引き込まれるためロータの軸方向移動を実現させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースと該底板に各々一個設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするという作用を有する。
【0011】
請求項2に記載の発明は、コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースに設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータであり、軸受の個数を減らすことができるという作用を有する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該底板に設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータであり、モータ取り付け板側に軸受保持機構が不要となるためモータ取り付け側の寸法規制を用意に設定できるという効果を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、軸なしフレーム片軸受インナーステッピングモータであり、コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、ステータ外周と接続したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースに設置した円柱型軸受外径が該永久磁石内径を支持し該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータであり、軸を廃止した分、軽量化・小型化の可能性が展開できるという作用を有する。
【0014】
請求項5に記載の発明は、コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、ステータ外周と接続したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該底板に設置した円柱型軸受外径が該永久磁石内径を支持し該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータであり、軸廃止分の小型化・軽量化が展開できる。
【0015】
請求項6に記載の発明は、ロータの永久磁石内周部と軸外周部は接着剤にて接続された請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータであり、繰り返し発生するロータ永久磁石の軸方向移動に対して信頼性向上が可能になるという作用を有する。
【0016】
請求項7に記載の発明は、ロータの永久磁石内周部と軸外周部の間に樹脂一体成型を行い接続された請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータであり、ロータの径が大きくなる場合顕著に軽量化が可能となるという作用を有する。
【0017】
請求項8に記載の発明は、ロータの永久磁石内周部と軸外周部の間は、非磁性の円環スペーサで接続した請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータであり、円環スペーサにより永久磁石内周部と軸外周部の締結が強固になるという作用を有する。
【0018】
請求項9に記載の発明は、円環スペーサ密度が磁石より大きい部材を使用した請求項8のスペーサであり、慣性モーメントが大きくなるため回転の安定性が高まる、また移動エネルギーが増えるという作用を有する。
【0019】
請求項10に記載の発明は、ロータ永久磁石端面に円板を接続することにより、請求項1〜請求項9のいずれかのインナーロータ型ステッピングモータであり、軸方向の移動のみならずステータ極歯励磁信号に追従して軸方向の運動をするときに該カップ型ケースをたたく作用を有する。
【0020】
請求項11に記載の発明は、上記円板の材質が非磁性であることを特長とした請求項10のスペーサであり、非磁性部材を永久磁石端面に接続することで磁束のかく乱を防ぐ作用を有する。
【0021】
請求項12に記載の発明は、上記円板においてカップ型ケースに対向する面に少なくともひとつの突起を設置したことを特長とした請求項10のスペーサであり、突起は回転方向のエネルギーロスを減少またロータの寸法精度ばらつきによる傾きが発生しようとも確実に該カップ型ケースにあてる作用を有する。
【0022】
請求項13に記載の発明は、ステータへの励磁信号周波数を変化させて有意な音階表現をする請求項1〜請求項12のいずれかのステッピングモータであり、印加周波数に同期した動きによる音色を発することが出来るという作用を有する。
【0023】
請求項14に記載の発明は、ロータ全高を著しく短くするとは、ロータ磁石全高を対向する2組のステータ長さよりわずかに長くし全高の1/2〜3/4とする請求項1〜請求項15のいずれかのステッピングモータであり、有意な軸方向移動を実現できるという作用を有する。
【0024】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【0025】
(実施例1)
図1において本発明の請求項1に係るステッピングモータは、以下の要件を備え構成されている。
【0026】
コイル1を巻装したボビン2と該ボビンを組付けた極歯ヨーク3を有するステータ30と該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石4と、該永久磁石を支持する軸5とから成るロータ40を内嵌したカップ型ケース6と該カップ型ケース6内周に同軸接続した底板7、該カップ型ケース6と該底板7に各々一個設置した円環型軸受8と該カップ型ケース6の天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジ9とから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石4を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くしたものである。ステータ30において軸方向の磁気安定点は励磁通電するコイルにより決まる。ロータ40において軸方向の磁気安定点は通常ロータ磁石軸方向中間点となる場合が多い。
【0027】
ロータの磁気安定点はステータ30の磁気安定点と一致するように移動しようとする力が働くことを利用して、励磁通電するコイルの位置を変えてステータ30の磁気安定点を変化しロータ軸方向位置が変位する。
【0028】
具体的な動作を図1と図2により補足する。図1はコイル1aを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したもの、図2はコイル1bを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したものである。
以上のようにコイル1aから1bへ励磁を変更することにより、ロータ永久磁石4が軸方向への移動することを示すものである。
【0029】
(実施例2)
図3は、周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石4内周部と軸5の間に接着剤13を塗布したものである。
【0030】
(実施例3)
図4は、ロータの永久磁石4内周部と軸5外周部の間は樹脂一体成型14を行ったものである。
【0031】
(実施例4)
図5はロータの永久磁石内周部4と軸5外周部の間を、非磁性の円環スペーサ12で接続したものである。互いの接続面には接着剤13を塗布しても良い。上記円環スペーサ12の密度を磁石よりはるかに大きい部材を使用してもよい。
【0032】
(実施例5)
図6はロータ永久磁石端面に接続する円板である。
上記材料は非磁性であってもよい。また図7に示すような面に少なくともひとつ(図では3つ)の突起11を設置してもよい。図8は上記非磁性材を使用し面に突起11を設けた円板10を搭載したインナーロータ、図9は図8の断面図である。
【0033】
(実施例6)
図10は、図1に対し片側保持用軸受18を底板7側に1個にしたものであり、コイル1aを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したものである。
【0034】
図11は、図1に対し片側保持用軸受18を底板7側に1個にしたものであり、コイル1bを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したものである。
【0035】
(実施例7)
図12は、図1に対し片側保持用軸受19をカップ型ケース6側に1個にしたものであり、コイル1aを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したものである。
【0036】
図13は、図1に対し片側保持用軸受19をカップ型ケース6側に1個にしたものであり、コイル1bを励磁したときのロータ永久磁石4の位置を示したものである。
【0037】
(実施例8)
図14においてコイル1を巻装したボビン2と該ボビンを組付けた極歯ヨーク3を有するステータ30と該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石16と、ステータ外周と接続したカップ型ケース15と該カップ型ケース内周に同軸接続した底板7、該カップ型ケースに設置した円柱型軸受17外径が該永久磁石内径を支持し該カップ型ケースの天面(図示せず)あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高が上記軸受間距離に対し著しく短いため、対向するステータ極歯励磁信号に追従して移動する。
【0038】
具体的には、図14はコイル1aを励磁したときのロータ永久磁石16の位置を示したものである。図15はコイル1bを励磁したときのロータ永久磁石16の位置を示したものである。
【0039】
以上のようにコイルの励磁を繰り返すことにより、ロータ永久磁石16が軸方向へ移動することを示すものである。
【0040】
このとき一相励磁駆動時は、図14、図15の繰り返しであるが、一二相励磁の二相励磁モードのときはロータ永久磁石16にこの中間の状態が入り、軸方向により滑らかな動きを得ることもできる。なお図14、15では底板に円柱型軸受17を配置しているが、カップ型ケース15から配置してもよい。
【0041】
(実施例9)
ステッピングモータは原理上ステータコイルへ印加する励磁信号に応じて同期したロータ動作をするものである。これによりコイルへの励磁信号の周波数を有意に変化させることにより、ロータの動きは有意なものとなる。なお、1相励磁駆動の場合、ロータの動作周波数は印加励磁信号の周波数の1/4、1−2相励磁のときは1/8となる。
【0042】
なお同期応答不可能になるほどの、速度・負荷量応答を要求するときは同期はずれ(脱調)をおこすので余裕をもたせた設計が必要である。
【0043】
【発明の効果】
上記の実施例から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をすることができる。
【0044】
また、請求項2に記載の発明によれば、フレーム側に軸受機能を集約して軸受個数を減らすことが出来るので軽量化及びコストダウンを図ることが出来る。同様に、請求項3に記載の発明によれば、底板側に軸受機能を集約して軸受個数を減らすことが出来るので軽量化及びコストダウンを図ることが出来る。
【0045】
また請求項4に記載の発明によれば、軸を介さずにロータ磁石が軸方向の移動が出来るため部材削減が可能になる。同様に請求項5に記載の発明も、軸を介さずにロータ磁石が軸方向の移動が出来るため部材削減が可能になる。
【0046】
さらに請求項6記載の発明によれば接着剤を塗布することで部材の信頼性を高めることが出来る。
【0047】
請求項7記載の発明によれば、永久樹脂内周部と軸外周部とを樹脂一体成型で接続するため接続強度を向上させ、特に軸方向の動きに対しての信頼性を向上させることができる。同様に請求項8記載の発明によれば、永久樹脂内周部と軸外周部とを非磁性の円環スペーサで接続するため信頼性の向上が図れる。また、樹脂は磁石より一般的には密度が低いため軽量化が図れる。
【0048】
また請求項9記載の発明によれば、永久樹脂内周部と軸外周部とを非磁性の円環スペーサの密度を上げることにより、移動時の慣性を増大することが出来、系の安定化および外部への振動出力を増大させることが出来る。
【0049】
請求項10記載の発明によれば、永久樹脂端面に円板を接続することで、永久磁石端面を衝突の衝撃によるカケなどの発生から守ることが出来る。
【0050】
さらに請求項11記載の発明によれば、円板材料を非磁性にするので永久磁石から発生する磁束の短絡を防ぐことができる。
【0051】
また、請求項12記載の発明によれば、円板に突起を形成するので、多少の傾きがあっても確実に対向するカップ型フレーム面に接続することが出来る。
【0052】
請求項13記載の発明によれば、ステータへ印加する信号を有意なものとすることで、モータの永久磁石を有するロータが、有意な動きをさせるものである。
【0053】
請求項14では、永久磁石の長さを指定して適切なロータ挙動をさせることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1aを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図2】本実施例1のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1bを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図3】本実施例2のインナーロータ型ステッピングモータの構造図
【図4】本実施例3のインナーロータ型ステッピングにおけるモータロータの構造図
【図5】本実施例4のインナーロータ型ステッピングモータにおけるロータの構造図
【図6】本実施例5のインナーロータ型ステッピングモータに搭載する円板の構造図
【図7】本実施例5のインナーロータ型ステッピングモータに搭載する突起を設けた円板の構造図
【図8】本実施例5のインナーロータ型ステッピングモータにおけるロータの構造図
【図9】本実施例5のインナーロータ型ステッピングモータにおけるロータの断面構造図
【図10】本実施例6のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1aを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図11】本実施例6のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1bを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図12】本実施例7のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1aを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図13】本実施例7のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1bを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図14】本実施例8のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1aを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図15】本実施例8のインナーロータ型ステッピングモータにおいてコイル1bを励磁したときのロータ位置を示す構造図
【図16】従来のステッピングモータ(特開平11−69698)の構造図
【図17】従来のステッピングモータ(特開平5−15134)の構造図
【符号の説明】
1、1a、1b コイル
2 コイルボビン
3 極歯ヨーク
4、16 円環状永久磁石
5 軸
6、15 カップ型ケース
7 底板
8 円環型軸受
9 フランジ
10 円板
11 突起
12 円環ロータスペーサ
13 接着剤
14 一体成型樹脂
17 ブラケット用円筒型軸受
18 片側保持用ブラケット用円環型軸受
19 片側保持用フレーム用円環型軸受
30、72、73、74 ステータ
40 ロータ
60 コイルバネ
61 ロータスペーサ
61a ロータスペーサ筒部
70 フレーム
71 永久磁石ロータ

Claims (14)

  1. コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースと該底板に各々一個設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を上記軸受間距離に対し著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータ。
  2. コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースに設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を著しく短くして対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータ。
  3. コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、該永久磁石を支持する軸とから成るロータを内嵌したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該底板に設置した円環型軸受と該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高をし著しく短くして対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータ。
  4. コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、ステータ外周と接続したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該カップ型ケースに設置した円柱型軸受外径が該永久磁石内径を支持し該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を著しく短くして、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータ。
  5. コイルを巻装したボビンと該ボビンを組付けた極歯ヨークを有するステータと該ステータ内周の中心孔に遊嵌された周方向に2極以上の着磁を施した円環状永久磁石と、ステータ外周と接続したカップ型ケースと該カップ型ケース内周に同軸接続した底板、該底板に設置した円柱型軸受外径が該永久磁石内径を支持し該カップ型ケースの天面あるいは底面に接続されたモータを取り付ける為のフランジとから成るインナーロータ型ステッピングモータにおいて、前記永久磁石を搭載したロータ全高を著しく短くすることで、対向するステータ極歯励磁信号に追従して回転方向運動に加え軸方向の運動をするインナーロータ型ステッピングモータ。
  6. ロータの永久磁石内周部と軸外周部は接着剤にて接続された請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータ
  7. ロータの永久磁石内周部と軸外周部の間に樹脂一体成型を行い接続された請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータ
  8. ロータの永久磁石内周部と軸外周部の間は、非磁性の円環スペーサで接続した請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3のインナーロータ型ステッピングモータ
  9. 円環スペーサ密度が磁石より大きい部材を使用した請求項8のスペーサ
  10. ロータ永久磁石端面に円板を接続した請求項1〜請求項9のいずれかのインナーロータ型ステッピングモータ
  11. 上記円板の材質が非磁性であることを特長とした請求項10のスペーサ
  12. 上記円板においてカップ型ケースに対向する面に少なくともひとつの突起を設置したことを特長とした請求項10または請求項11のスペーサ
  13. 音階作成。ステータへの励磁信号周波数を変化させて有意な音階表現をする請求項1〜請求項15のいずれかのステッピングモータ
  14. ロータ全高を著しく短くするとは、ロータ磁石全高を対向する2組のステータ長さよりわずかに長くし全高の1/2〜3/4とする請求項1〜請求項15のいずれかのステッピングモータ
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