JP2023135430A - モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】保持トルクの向上を実現することが可能なモータを提供することを課題とする。【解決手段】モータ1は、フレーム10と、シャフト2と、シャフト2に固定されるロータ6と、フレーム10に固定される第1マグネット4と、シャフト2に固定される部材31と、部材31の外周面に固定される第2マグネット3と、を備え、第1マグネット4は、径方向において第2マグネット3に対向し、部材31は、第2マグネット3よりも軽い。【選択図】図1
Description
本発明は、モータに関する。
従来、様々な装置の駆動源としてモータが用いられている。モータには様々な種類があり、目的や場面に応じて、使用するモータが選択されている。
情報機器、車載用等に使用されるモータにおいて、例えば、車両の電動ドアや電動ハッチゲートに用いられるモータなどは、モータの停止時において、モータの軸の回転が抑制されることが望まれるなど、回転体を一定の位置に保持したいという需要がある。
情報機器、車載用等に使用されるモータにおいて、例えば、車両の電動ドアや電動ハッチゲートに用いられるモータなどは、モータの停止時において、モータの軸の回転が抑制されることが望まれるなど、回転体を一定の位置に保持したいという需要がある。
回転体を一定の位置に保持するためのトルクである保持トルクを大きくする技術として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、4個の界磁磁極と、軸部から放射状に延出し、界磁磁極に対向する5個の歯部をもつ電機子鉄心とを備え、該電機子鉄心の各歯部の先端外周面の開角中央部に前記界磁磁極との間のエアギャップが大きくなる溝を有する直流電動機の技術が記載されている。このエアギャップの存在により、駆動電圧が印加されていないときに、界磁磁極と電機子鉄心との対向する位置関係が安定状態になり、保持トルクが大きくなるようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えば、外力によってモータシャフトが回転した場合など、界磁磁極と歯部が安定した位置から外れた際に、そのまま、回転してしまい、回転体の位置を保持することができなくなってしまう場合がある。
従って、本願発明は、軽量化を図りつつ制動力の向上を実現することが可能なモータを提供することを一つの目的とする。
従って、本願発明は、軽量化を図りつつ制動力の向上を実現することが可能なモータを提供することを一つの目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用している。即ち、本発明の一態様にかかるモータは、フレームと、シャフトと、前記シャフトに固定される回転体と、前記フレームに固定される第1マグネットと、前記シャフトに固定される部材と、前記部材の外周面に固定される第2マグネットと、を備え、前記第1マグネットは、径方向において前記第2マグネットに対向していて、前記部材は、前記第2マグネットより軽い。
以下、本発明の例示的態様である実施の形態にかかるモータについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態にかかるモータ1の、シャフト2の軸xを含む断面の断面図である。また、図2は、本実施の形態にかかるモータ1の、シャフト2の軸xと垂直の断面の断面図である。図1は図2におけるC-C断面図に相当し、図2は図1におけるA-A断面図に相当する。なお、軸線x方向(以下、「軸方向」ともいう。)において左側の矢印a方向を一方側aとし、右側の矢印b方向を他方側bとする(以降の全ての実施の形態においても同様)。本実施の形態において、軸線x方向に垂直な方向を径方向とする。また、径方向において、軸線xから遠ざかる方向を外周側とし、軸線xに向かう方向を内周側とする。以下の説明では、軸線xを中心として円を描く方向を周方向とする。
図1は、実施の形態にかかるモータ1の、シャフト2の軸xを含む断面の断面図である。また、図2は、本実施の形態にかかるモータ1の、シャフト2の軸xと垂直の断面の断面図である。図1は図2におけるC-C断面図に相当し、図2は図1におけるA-A断面図に相当する。なお、軸線x方向(以下、「軸方向」ともいう。)において左側の矢印a方向を一方側aとし、右側の矢印b方向を他方側bとする(以降の全ての実施の形態においても同様)。本実施の形態において、軸線x方向に垂直な方向を径方向とする。また、径方向において、軸線xから遠ざかる方向を外周側とし、軸線xに向かう方向を内周側とする。以下の説明では、軸線xを中心として円を描く方向を周方向とする。
図1に示されるように、本実施の形態にかかるモータ1は、筐体1aと、筐体1aに対して回転可能に支持された回転体としてのアマチュア1bと、を有している。モータ1は、いわゆるインナーロータ型のブラシ付DCモータである。
モータ1は、アマチュア1bを筐体1aに対して回転可能に支持するシャフト(回転軸)2を備えている。
アマチュア1bは、ロータ6及び整流子5などを有している。
ロータ6は、シャフト2に固定されている。ロータ6は、径方向に突出する複数の突極(磁極部)を有するロータコア61及び各突極に巻回された巻線(図示せず)などを有している。
アマチュア1bは、ロータ6及び整流子5などを有している。
ロータ6は、シャフト2に固定されている。ロータ6は、径方向に突出する複数の突極(磁極部)を有するロータコア61及び各突極に巻回された巻線(図示せず)などを有している。
筐体1aは、フレーム10と、エンドプレート13と、で形成されている。
フレーム10は、シャフト2が突出する状態で、一端部(図1において一方側aの端部近傍をいう。)10xが閉じた、筒形状を有している。フレーム10の他端部(図1において他方側bの端部近傍をいう。)10yの開口部は、エンドプレート13により閉じられている。
フレーム10には、径方向においてロータ6の外周面と対向する駆動用のマグネットである第1マグネット4、回路が設けられた基板(以下、回路基板と呼称する)14やブラシ12等を支持するブラケット15などが取り付けられている。筐体1aには、第1軸受部21、第2軸受部22などが収容されている。第1マグネット4は、フレーム10の内周面に取り付けられている。ロータ6におけるロータコア61の突極は、この第1マグネット4に対向している。
フレーム10の内部にアマチュア1bが収納され、フレーム10の他端部10yがエンドプレート13により閉じられていることで、ロータ6を内部に収容する筐体1aが構成されている。フレーム10の一端部10x側の端部(以下、「底部10b」と称する場合がある。)には、シャフト2の一端側aの端部に向けて(一方側a方向に向けて)突出した部位(以下、「突出部10a」と称する。)がある。突出部10aの内部には、後述する第1軸受部21が固定される。モータ1の駆動力は、シャフト2の突出した部分から外部に取り出すことができる。
第1軸受部21は、フレーム10の一端部10xにおける軸線x方向から見た中央部に保持されている。第2軸受部22は、軸線x方向から見たエンドプレート13の中央部に保持されている。すなわち、第1軸受部21は、ロータ6の軸方向の一方側に位置し、第2軸受部22は、ロータ6の軸方向の他方側に位置している。シャフト2は、2箇所の第1軸受部21及び第2軸受部22により軸支されている。アマチュア1bは、第1軸受部21及び第2軸受部22により、フレーム10に対して回転可能に保持されている。
ロータ6に対してエンドプレート13側にあるシャフト2の一部分「(シャフト2の他方側bの一部分)」には、整流子5が設けられている。整流子5は、整流子を支持する支持部51の外周面に整流子片52を有し、整流子片52がロータコア61に巻回された巻線に接続されている。
給電ユニット20は、エンドプレート13、回路基板14、ブラケット15、第2軸受部22、給電接続部11及びブラシ12等により、構成されている。回路基板14は、エンドプレート13の外側に、ブラケット15を介して取り付けられている。給電接続部11には、給電端子16が含まれ、給電端子16に接続された給電線によって外部からの電流がブラシ12を介して整流子5に供給されるようになっている。
給電接続部11にリングが電気的に接続されており、ブラシ12の端部が整流子5の外周面に接触するように配置されている。ブラシ12を介して、整流子5の整流子片52に電力が供給されることにより、モータ1が駆動するようになっている。
シャフト2の他方側bの端部には、例えばマグネットなどで形成された板状の磁性体23と、例えばホールセンサなどのセンサ17と、を備えるエンコーダが固定されている。また、回路基板14には、磁性体23に対向する位置にセンサ17が実装されている。例えば、磁性体23には周方向に異なる2つの磁極が配列しており、これら複数の磁極から発せられる磁束をセンサ17で検知して、シャフト2の回転状態(回転数、回転角等)を読み取ることができるようになっている。
図3は、本実施の形態にかかるモータ1における第2マグネット3及びその近傍を抜き出した、シャフト2の軸を含む断面の拡大断面図である。
図1~3に示すように、本実施の形態において、シャフト2の一方側aに、円盤状または略円盤状に形成される部材(以下、「マグネット固定部材」と称する)31を介して第2マグネット3が取り付けられている。第2マグネット3は、第1マグネット4との間で制動力を発生する。第2マグネット3の外周側の面(以下「外周面301」と称する)は全周にわたり、第1マグネット4の内周側の面(以下「内周面41」と称する)に対向している。第2マグネット3は、薄い板状の磁石を円盤状または略円盤状に形成したような形状を有している。第2マグネット3は、マグネット固定部材31の外周側の面(以下「外周面311」と称する)を全周にわたって囲んでいる。マグネット固定部材31は、第2マグネット3よりも質量が軽い。マグネット固定部材31は、例えば、第2マグネット3よりも比重が軽い樹脂などの非磁性体により形成されている。第2マグネット3の外周面301の外径は、図2に示されるように、全周にわたって一定な湾曲面である。
図1~3に示すように、本実施の形態において、シャフト2の一方側aに、円盤状または略円盤状に形成される部材(以下、「マグネット固定部材」と称する)31を介して第2マグネット3が取り付けられている。第2マグネット3は、第1マグネット4との間で制動力を発生する。第2マグネット3の外周側の面(以下「外周面301」と称する)は全周にわたり、第1マグネット4の内周側の面(以下「内周面41」と称する)に対向している。第2マグネット3は、薄い板状の磁石を円盤状または略円盤状に形成したような形状を有している。第2マグネット3は、マグネット固定部材31の外周側の面(以下「外周面311」と称する)を全周にわたって囲んでいる。マグネット固定部材31は、第2マグネット3よりも質量が軽い。マグネット固定部材31は、例えば、第2マグネット3よりも比重が軽い樹脂などの非磁性体により形成されている。第2マグネット3の外周面301の外径は、図2に示されるように、全周にわたって一定な湾曲面である。
径方向において、第1マグネット4と第2マグネット3は互いに対向している。対向し合う第1マグネット4及び第2マグネット3の対向面、すなわち第1マグネット4の内周面41の内径及び第2マグネット3の外周面301の外径は、それぞれ全周にわたって一定である。
第2マグネット3は、シャフト2の軸である軸線xを中心軸として、シャフト2及びマグネット固定部材31とともに回転する。
第2マグネット3は、シャフト2の軸である軸線xを中心軸として、シャフト2及びマグネット固定部材31とともに回転する。
第2マグネット3の外周面301は、図1~3に示されるように、径方向において、第1マグネット4の内周面41と、所定の間隙(磁気ギャップ)を空けて対向している。
軸線x方向の多くの領域(図1における領域E)における第1マグネット4の一部分の内周面41は、ロータコア61の外周面611と径方向において対向している(図3参照)。また、軸線x方向の一方側aに延在した領域(図1における領域F)における第1マグネット4の他の部分の内周面41は、第2マグネット3の外周面301と径方向において対向している(図3参照)。
すなわち、第1マグネット4は、モータ1においてステータを構成する部材であり、ロータ6と対向し磁気的に作用することで、モータ1の駆動力を発生させる。また、第1マグネット4は、第2マグネット3とも対向し磁気的に作用することで、制動力を発生させる。
第1マグネット4は、例えば、フェライト磁石等あるいは強磁性の希土類磁石であり、所定の磁束密度を有する永久磁石である。一方、第2マグネット3は、例えば、無方向性の鋼板で形成されている。モータ1の駆動力を発生させる第1マグネット4の磁束密度は、第2マグネット3の磁束密度よりも大きい。
図2に示されるように、第1マグネット4の内周面41は、周方向に2つの異なる磁極(N極とS極)が交互になるように、中心角90°毎の等間隔で着磁されている。また、第2マグネット3の外周面301の磁極が、第1マグネット4の磁極と磁気的に作用して、互いに異なる第2マグネット3及び第1マグネット4の磁極が対向し合う。すなわち、径方向において、対向し合う第1マグネット4及び第2マグネット3の対向面は、複数の磁極部を有する。そのため、第1マグネット4と第2マグネット3との間に磁気力による引力(図3における両矢印G)が生じて、第2マグネット3がシャフト2とともに回転することが抑制され、制動力が生じる。
本実施の形態では、第2マグネット3と、第1マグネット4と、の間に生じる磁気力(引力)によって、制動力を発生する。モータ1が、制動力を発生させる第2マグネット3を備えることで、制動力を大きくできる。
本実施の形態での第2マグネット3には、比較的小さい保磁力を有するマグネットを用いている。そのため、外力等によってシャフト2が回転した場合であっても、回転位置において、第2マグネット3は、第1マグネット4が発生する磁気力の影響を受けて、制動力が発生する。
保磁力の小さい第2マグネット3を用いることで、制動力を大きくさせつつも、脈動(コギング)が大きくなることを避けられるため、モータ1の駆動時における比較的大きな騒音や振動の発生を抑制できる。また、外力が作用した場合であっても、ロータ(回転体)6が外力により回転することを防ぐことができる。
第2マグネット3に好適な保磁力の小さな磁性体としては、ケイ素鋼板や無方向性の鋼板等のいわゆる電磁鋼板や、アルミニウム、ニッケル及びコバルトを含むマグネットである、いわゆるアルニコ磁石を挙げることができる。一方、第1マグネット4に好適な保磁力の大きなマグネットとしては、鉄を含む各種永久磁石を挙げることができる。
本実施の形態の構成において、制動力の大きさは、第1マグネット4の磁力の強さ自体を調整することの他、図3に両矢印Hとして示される第2マグネット3の軸線x方向の長さ(即ち、第1マグネット4と対向する第2マグネット3の外周面の面積)によっても調整することができる。即ち、制動力をより向上させようとする場合には、第2マグネット3の軸線x方向の長さを大きくすればよい。例えば、モータ1の軸線x方向において、第2マグネット3の長さを、ロータ6を形成する複数の鋼板それぞれの厚みより大きくしたり、マグネット固定部材31の軸線x方向の長さよりも長くしたり、第2マグネット3に対向するフレーム10の底部10bの内面(底面)から第1マグネット4の矢印a側の端部までの長さより大きくしたり、整流子5の厚みより小さくしてもよい。
また、本実施の形態の構成において、制動力の大きさは、図3に両矢印Tとして示される第2マグネット3の径方向の厚みによっても調整することができる。即ち、制動力をより向上させようとする場合には、第2マグネット3の径方向の厚みを大きくすればよい。
以上、本発明のモータについて、好ましい実施の形態を挙げて説明したが、上記の実施形態のように、複数の磁性体が対向する構造とし、例えば、第1マグネット4と第2マグネット3とを有する構造とすることによって、第1マグネット4の磁気力と第2マグネット3との磁気的な作用により、制動力を発生させることが可能となる。
このとき、第1マグネット4の保持力又は磁束密度が、第2マグネット3の保持力又は磁束密度よりも大きいことによって、コギングトルクを抑えつつ、制動力を向上させることが可能となる。
さらに、この時、第1マグネット4や第2マグネット3は、周方向において全周にわたって一定の径を有する形状、言い換えると、軸線x方向に垂直な断面の全周において円状となる形状をしていることによって、トルクリップルを抑えつつ制動力を向上させることが可能であり、騒音や振動等を増加させることがない。
同様に、対向し合う第1マグネット4と第2マグネット3の対向面の間隔が、全周にわたって一定となっていることによって、トルクリップルを抑えつつ制動力を向上させることが可能であり、騒音や振動等を増加させることがない。
モータ1において、第2マグネット3は、円環状または略円環状に形成されていて、円盤状または略円環状のマグネット固定部材31により保持されている。マグネット固定部材31は、樹脂などの第2マグネット3よりも軽い(比重が小さい)非磁性体により形成されている。
モータ1によれば、第2マグネット3を保持するマグネット固定部材31を非磁性体とすることにより、内径側に流れる磁束を抑制して外径側、すなわち第1マグネット4側に流すことができる。従って、モータ1によれば、高い制動性を発揮することができる。
また、第2マグネット3よりも軽い比重の軽い物質で形成されているマグネット固定部材31を介して第2マグネット3を保持することにより、軽量化を実現することができる。従って、モータ1によれば、高い制動性を発揮することができる。
さらに、上記の実施の形態において、インナーロータ型のいわゆるブラシ付DCモータに適用した例を挙げて説明したが、本発明は、かかる構造のモータであることには限定されず、アウターロータ型のモータに適用しても構わないし、ブラシレスモータに適用しても構わない。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明のモータを適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
図4は、本発明の実施の形態の変形例1にかかるモータ1の、マグネット固定部材33及び第2マグネット3の断面図である。
例えば、モータ1において、第2マグネット3を保持するマグネット固定部材31の形状は、先に説明したように円盤状または略円盤状のものに限定されない。図4において、マグネット固定部材33は、シャフト2に取り付けられるリング331と、リング331から外周側に向かって放射状に延びて外周面311を支持する複数のスポーク332と、を有する。このように、第2マグネット3を保持するマグネット固定部材33は、外周面311の形状が円環状または略円環状の第2マグネット3の内周側の面を保持してシャフト2への取り付けを可能にするものであればよい。
図5は、本発明の実施の形態の変形例2にかかるモータ100の、シャフト2の軸を含む断面の断面図である。図6は、変形例2にかかるモータ100の、シャフト2の軸と垂直の断面の断面図であり、図5におけるB-B断面図である。
図5及び図6に示す変形例2にかかるモータ100は、以下の点が先に説明したモータ1と相違する。まず、モータ100は、第2マグネット3の軸線x方向の長さがマグネット固定部材33の軸線x方向の長さよりも長い。また、モータ100は、第2マグネット3の内周側に、筐体1aに固定されている第3マグネット7を備える。
第3マグネット7は、第2マグネット3の内周側において、円環状または略円環状に形成されている磁石である。第3マグネット7は、ホルダ71及びヨーク72を介して筐体1aを構成するフレーム10に保持されている。ホルダ71は、本体部711と、連結部712とを備える。本体部711は、第2マグネット3の内周側において第3マグネット7を保持する円筒状または略円筒状に形成されている。径方向において、本体部711の寸法は、第2マグネット3の内周側の面の寸法よりも小さい。連結部712は、フレーム10の内周側においてフレーム10の内周面に接続することができるように、円筒状または略円筒状に形成されている。
以上、モータ1と同様に、変形例2のモータ100においても、第1マグネットの磁気力によって第2マグネットが引かれる構成となり、制動力を発生させることが可能となる。加えて、モータ100は、第2マグネット3の内周側に第3マグネット7を備えるため、第3マグネットの磁気力によっても第2マグネット3が引かれるため、さらに制動力を発生させることが可能となる。
1,100…モータ、1a…筐体、1b…アマチュア、2…シャフト、3…第2マグネット、4…第1マグネット、5…整流子、6…ロータ、7…第3マグネット、10…フレーム、10a…突出部、10b…底部、10x…一端部、10y…他端部、11…給電接続部、12…ブラシ、13…エンドプレート、14…回路基板、15…ブラケット、16…給電端子、17…センサ、20…給電ユニット、21…第1軸受部、22…第2軸受部、22a…平面、23…磁性体、31,33…マグネット固定部材、41…内周面、51…支持部、52…整流子片、61…ロータコア、71…ホルダ、72…ヨーク、301,311,611…外周面、331…リング、332…スポーク、711…本体部、712…連結部
Claims (6)
- フレームと、
シャフトと、
前記シャフトに固定されるロータと、
前記フレームに固定される第1マグネットと、
前記シャフトに固定される部材と、
前記部材の外周面に固定される第2マグネットと、
を備え、
前記第1マグネットは、径方向において前記第2マグネットに対向し、
前記部材は、前記第2マグネットより軽い、モータ。 - 前記部材は樹脂で形成されている、請求項1に記載のモータ。
- 前記部材は非磁性体である、請求項1または2に記載のモータ。
- 前記部材の比重は前記第2マグネットの比重より小さい、請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記第1マグネットの磁束密度は、前記第2マグネットの磁束密度より大きい、請求項1から4のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記第1マグネットは、鉄を含み、
前記第2マグネットは、アルミニウム、ニッケル、コバルトを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ。
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JP (1) | JP2023135430A (ja) |
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2022
- 2022-03-15 JP JP2022040641A patent/JP2023135430A/ja active Pending
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