JPH0993596A - ランディング補正方法及び装置 - Google Patents

ランディング補正方法及び装置

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JPH0993596A
JPH0993596A JP24927295A JP24927295A JPH0993596A JP H0993596 A JPH0993596 A JP H0993596A JP 24927295 A JP24927295 A JP 24927295A JP 24927295 A JP24927295 A JP 24927295A JP H0993596 A JPH0993596 A JP H0993596A
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JP
Japan
Prior art keywords
landing
correction
rotation
landing correction
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP24927295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hatada
英夫 畑田
Yasuhiro Tanaka
康弘 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で簡易なランディング補正方法及び装置
を実現する。 【解決手段】 陰極線管10のファンネル部11にラン
ディング補正コイル1が設置される。また陰極線管10
の電子銃の設けられるネック部12には偏向ヨーク13
が設けられ、その近傍のランディングに対する影響の少
ない位置にローテイション補正コイル2が設置される。
さらにこれらの補正コイル1、2には、それぞれローテ
イション補正信号端子5及びランディング補正信号端子
6からのローテイション補正信号とランディング補正信
号が、それぞれドライブ回路3、4で駆動電流に変換さ
れて供給される。それと共に、端子5からのローテイシ
ョン補正信号の一部が任意の割合で、端子6からの信号
路に設けられた加算器7に供給される。また端子6から
のランディング補正信号の一部が任意の割合で、端子5
からの信号路に設けられた減算器8に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高解像度の
コンピュータディスプレイに使用して好適なランディン
グ補正方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば高解像度のコンピュータディスプ
レイとして、17〜20インチクラスの大きさで、解像
度で1280ドット×1024ラインのものが主流にな
りつつある。さらに例えば22〜24インチクラスの大
きさでは、解像度で1600ドット×1200ラインの
ものの要求が高まっている。一方、蛍光体ピッチにおい
ても、現在主流の0.31ミリピッチから、0.26ミ
リのファインピッチの高精細陰極線管が要求されてい
る。
【0003】ところがこのような陰極線管の大型化や、
蛍光体ピッチの微細化を進める場合に、地磁気によるラ
ンディングの変動が問題になってくる。すなわち本来無
磁界を想定して調整されている陰極線管では、管面を南
または北に向けた場合に、電子ビームが地磁気によって
影響され、ランディングの位置に変動を生じる。そして
このようなランディングの変動によって、例えば3原色
の電子ビームの蛍光体への到達位置がずれ、色純度に影
響が現れる恐れがある。
【0004】そこでこのようなランディングの変動を防
止する目的で、 地磁気の影響を受けにくくするために磁気シールド
を強化する。 地磁気を検出して自動的にランディングの補正を行
う。 サービスマンまたは使用者が設置調整を行う。 などの対策が検討されている。
【0005】しかしながら例えばの対策では、磁気シ
ールドだけではどのように強力にしても充分な効果を上
げることはできない。またの対策では、地磁気センサ
ーが高価であり、さらにディスプレイ装置内で検出を行
うには装置自体が発生する磁界の影響があって、キャビ
ネットを相当に大型にしない限りセンサーを適切に設置
することが困難である。
【0006】さらにの対策では、サービスマンが調整
を行うには人手が掛かり、大量生産されるディスプレイ
には不適当であり、また使用者が自分で設置場所や向き
を変えることができなくなるなどの問題がある。また使
用者が調整を行うには、一般にランディングの調整には
かなりの専門性が要求され、全ての使用者を満足させる
ことはほとんど不可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来は、特に大型で蛍光体ピッチの微細な陰極
線管に対して、ランディングの補正を容易かつ有効に行
う手段がなく、安価で簡易なランディング補正方法及び
装置の開発が求められていたというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、ローテイション補正手段に供給される制御信号の一
部をランディング補正手段に供給するようにしたもので
あって、これによれば使用者が比較的容易なローテイシ
ョンの補正を行うことによってランディングの補正が行
われ、容易にランディングの補正を行うことができ、安
価で簡易なランディング補正方法及び装置を実現するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、陰極
線管に映出される画像の傾きを補正するローテイション
補正手段と、陰極線管の電子ビームのランディングの位
置を補正するランディング補正手段とを有し、ローテイ
ション補正手段に供給される制御信号の一部をランディ
ング補正手段に供給して、ローテイションの補正によっ
てランディングの補正が行われるようにしてなるもので
ある。
【0010】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明によるランディング補正方法及び装置
を適用したディスプレイ装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【0011】この図1において、陰極線管10のファン
ネル部11に、南北方向の地磁気の影響によるランディ
ングの変動を補正するランディング補正コイル1が設置
される。また陰極線管10の電子銃の設けられるネック
部12には偏向ヨーク13が設けられる。そしてこの偏
向ヨーク13の近傍のランディングに対する影響の少な
い位置に、南北方向の地磁気の影響によるローテイショ
ンの変動を補正するローテイション補正コイル2が設置
される。
【0012】さらにこれらのランディング補正コイル1
及びローテイション補正コイル2には、それぞれドライ
ブ回路3、4からの駆動電流が供給される。そしてこれ
らのドライブ回路3、4には、それぞれローテイション
補正信号端子5及びランディング補正信号端子6から
の、ローテイション補正信号とランディング補正信号が
それぞれ供給され、それぞれ電流に変換されてランディ
ング補正コイル1及びローテイション補正コイル2に供
給される。
【0013】それと共に、ローテイション補正信号端子
5からのローテイション補正信号の一部が任意の割合
で、ランディング補正信号端子6からの信号路に設けら
れた加算器7に供給される。またランディング補正信号
端子6からのランディング補正信号の一部が任意の割合
で、ローテイション補正信号端子5からの信号路に設け
られた減算器8に供給される。
【0014】これによってこの装置において、例えばロ
ーテイション補正信号端子5に供給されるローテイショ
ン補正信号が調整されると、この補正信号がローテイシ
ョン補正コイル2に供給されてローテイションの補正が
行われると共に、このローテイション補正信号の一部が
任意の割合で加算器7を通じてランディング補正コイル
1にも供給され、ランディングの補正が行われる。
【0015】そしてこの場合に、例えば管面を南に向け
ていた場合の地磁気によるローテイションの変動は図2
に示すようになっており、一方、管面を南に向けていた
場合のランディングの変動は図3に示すようになってい
て、これらは同じ比率で変動されているものである。従
ってこれらの変動を補正するには、任意の補正信号を所
定の割合でランディング補正コイル1とローテイション
補正コイル2に供給することによって、これらの補正を
同時に行うことができる。
【0016】すなわちこの装置において、例えばコンピ
ュータディスプレイにおいていわゆるアンダースキャン
で表示を行っていた場合には、例えば図2に示すように
ローテイションの変動は明確に認識できる。そこでこの
ローテイションの補正は容易に極めて正確に行うことが
でき、さらにこの正確に調整されたローテイション補正
信号を用いることで、ランディング補正も極めて正確に
行うことができる。
【0017】なお、加算器7を通じてランディング補正
信号の信号路に供給されるローテイション補正信号の割
合は、例えば管面を南北方向に向けたときに生じる画回
転をローテイション補正コイル2で元の位置に戻るよう
に補正したときに、丁度ランディングも元に戻るように
定数を決定する。
【0018】従ってこの装置においては、ローテイショ
ン補正手段に供給される制御信号の一部をランディング
補正手段に供給するようにしたものであって、これによ
れば使用者が比較的容易なローテイションの補正を行う
ことによってランディングの補正を行うことができる。
【0019】これによって、従来は特に大型で蛍光体ピ
ッチの微細な陰極線管に対して、ランディングの補正を
容易かつ有効に行う手段がなかったものを、本発明によ
れば使用者が比較的容易なローテイションの補正を行う
ことによってランディングの補正が行われ、容易にラン
ディングの補正を行うことができ、安価で簡易なランデ
ィング補正方法及び装置を実現することができる。
【0020】さらに上述の装置において、ランディング
の補正のみを単独で行いたい場合には、ランディング補
正信号端子6に供給されるランディング補正信号を調整
する。これによってランディング補正信号がランディン
グ補正コイル1に供給されてランディングの補正が行わ
れると共に、このランディング補正信号の一部が任意の
割合で減算器8を通じてローテイション補正コイル2に
も供給され、ランディングの補正によるローテイション
への影響が相殺される。
【0021】すなわちランディング補正コイル1にラン
ディング補正信号を供給した場合には、このランディン
グ補正信号によってローテイションにも影響が発生す
る。そこでこの影響によって生じるローテイションの変
動分を、ランディング補正信号の一部を任意の割合でロ
ーテイション補正コイル2にも供給することによって、
その影響を相殺することができ、ローテイションの変動
を生じること無くランディングの補正を行うことができ
る。
【0022】従って上述の装置において、実際の調整
は、まずローテイション補正信号端子5に供給されるロ
ーテイション補正信号を調整し、ローテイションの補正
と共にランディングの補正を行う。この状態でほぼ完全
なランディング補正とローテイション補正が行われる。
しかしながらこの状態で、使用者に不満がある場合に
は、さらにランディング補正信号端子6に供給されるラ
ンディング補正信号を調整することによって、ランディ
ング補正を充分に行うことができるものである。
【0023】さらに上述の装置において、管面を東西方
向に向けた場合の地磁気の影響は比較的小さいので、い
わゆるインナーシールド等で防止することができる。
【0024】また、上述の装置において、加算器7及び
減算器8の配置は、ランディング補正コイル1及びロー
テイション補正コイル2に流される電流と、発生される
磁界の向きによって、逆に配置される場合もあり得るも
のである。
【0025】こうして上述のランディング補正方法及び
装置によれば、陰極線管に映出される画像の傾きを補正
するローテイション補正手段と、陰極線管の電子ビーム
のランディングの位置を補正するランディング補正手段
とを有し、ローテイション補正手段に供給される制御信
号の一部をランディング補正手段に供給して、ローテイ
ションの補正によってランディングの補正が行われるよ
うにすることにより、使用者が比較的容易なローテイシ
ョンの補正を行うことによってランディングの補正が行
われ、容易にランディングの補正を行うことができ、安
価で簡易なランディング補正方法及び装置を実現するこ
とができるものである。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、ローテイション補正
手段に供給される制御信号の一部をランディング補正手
段に供給するようにしたものであって、これによれば使
用者が比較的容易なローテイションの補正を行うことに
よってランディングの補正を行うことができるようにな
った。
【0027】これによって、従来は特に大型で蛍光体ピ
ッチの微細な陰極線管に対して、ランディングの補正を
容易かつ有効に行う手段がなかったものを、本発明によ
れば使用者が比較的容易なローテイションの補正を行う
ことによってランディングの補正が行われ、容易にラン
ディングの補正を行うことができ、安価で簡易なランデ
ィング補正方法及び装置を実現することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるランディング補正方法及び装置を
適用した装置の一例の構成図である。
【図2】その説明のための図である。
【図3】その説明のための図である。
【符号の説明】
1 ランディング補正コイル 2 ローテイション補正コイル 3、4 ドライブ回路 5 ローテイション補正信号端子 6 ランディング補正信号端子 7 加算器 8 減算器 10 陰極線管 11 ファンネル部 12 ネック部 13 偏向ヨーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管に映出される画像の傾きを補正
    するローテイション補正手段と、 上記陰極線管の電子ビームのランディングの位置を補正
    するランディング補正手段とを有し、 上記ローテイション補正手段に供給される制御信号の一
    部を上記ランディング補正手段に供給して、 上記ローテイションの補正によって上記ランディングの
    補正が行われるようにしたランディング補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のランディング補正方法に
    おいて、 さらに上記ランディング補正手段に供給される制御信号
    の一部を上記ローテイション補正手段に供給して、 上記ローテイションに影響を与えること無く上記ランデ
    ィングの補正が行われるようにしたランディング補正方
    法。
  3. 【請求項3】 陰極線管に映出される画像の傾きを補正
    するローテイション補正手段と、 上記陰極線管の電子ビームのランディングの位置を補正
    するランディング補正手段とを有する装置において、 上記ローテイション補正手段に供給される制御信号の一
    部を上記ランディング補正手段に供給する手段を設け、 上記ローテイションの補正によって上記ランディングの
    補正が行われるようにしたランディング補正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のランディング補正装置に
    おいて、 さらに上記ランディング補正手段に供給される制御信号
    の一部を上記ローテイション補正手段に供給する手段を
    設け、 上記ローテイションに影響を与えること無く上記ランデ
    ィングの補正が行われるようにしたランディング補正装
    置。
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