JPH0993329A - 電子電話帳発呼方式 - Google Patents

電子電話帳発呼方式

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Publication number
JPH0993329A
JPH0993329A JP7242076A JP24207695A JPH0993329A JP H0993329 A JPH0993329 A JP H0993329A JP 7242076 A JP7242076 A JP 7242076A JP 24207695 A JP24207695 A JP 24207695A JP H0993329 A JPH0993329 A JP H0993329A
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JP
Japan
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network
personal handyphone
telephone directory
phs
communication network
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Withdrawn
Application number
JP7242076A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Yazawa
重彦 矢澤
Hiroshi Etori
大士 餌取
Mitsuhiro Okamoto
岡本  光弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHSにおける電子電話帳発呼方式に関し、
利用者の利便性を損なうこと無く、電子電話帳の番号記
憶容量を有効に利用可能とすることを目的とする。 【解決手段】 公衆用通信網(100)に併設されるP
HS網(110)と、私設用通信網(200)に併設さ
れるPHS網(210)との何れにも収容され、電子電
話帳(310)を具備するPHS端末(300)におい
て、PHS端末が公衆網および私設網の何れに収容され
ているかを網識別情報として設定する収容網識別手段
(302)と、電子電話帳に登録する電話番号に所定の
特殊記号を付加して登録する特殊記号付加手段(30
1)と、PHS端末から電子電話帳を用いて発呼する際
に網識別情報を分析し、公衆網を収容網とする場合には
特殊記号を除去した電話番号のみを送出し、私設網を収
容網とする場合には、特殊記号を所定の局線発信用特殊
番号に変換し、電話番号に付加して送出する発呼手段
(303)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナル・ハンデ
ィホン・システムにおける電子電話帳発呼方式に関し、
特に公衆用通信網および私設用通信網にそれぞれ併設さ
れるパーソナル・ハンディホン・システム網の何れにも
収容され、且つ電子電話帳を具備するパーソナル・ハン
ディホン端末装置における電子電話帳発呼方式に関す
る。
【0002】なおパーソナル・ハンディホン端末装置
を、PHS子機と略称する場合がある。
【0003】
【従来の技術】図6は本発明の対象となる電話網を例示
する図であり、図7は従来あるPHS子機を例示する図
である。
【0004】図6において、公衆通信網(CON)
(1)は、単独加入者(2)および構内交換機(PB
X)(5)を収容すると共に、パーソナル・ハンディホ
ン・システム網(10)〔以後公衆用PHS網(10)
と称する〕を併設しており、公衆用PHS網(10)を
構成する基地局(CS)(3)を介して、PHS子機
(PS)(4)を収容している。
【0005】一方、構内交換機(PBX)(5)は、局
線(51)により公衆通信網(CON)(1)に接続さ
れており、内線加入者(6)を収容すると共に、パーソ
ナル・ハンディホン・システム網(50)〔以後私設用
PHS網(50)と称する〕を併設しており、私設用P
HS網(50)を構成する基地局(CS)(7)を介し
て、PHS子機(PS)(4)を収容している。
【0006】なおPHS子機(PS)(4)は、公衆通
信網(CON)(1)に併設される公衆用PHS網(1
0)と、構内交換機(PBX)(5)に併設される私設
用PHS網(50)との何れにも共用可能とする。
【0007】従来あるPHS子機(PS)(4)は、図
7に示される如く、アンテナ(41)、無線部(4
2)、音声処理部(43)、スピーカ(44)、マイク
ロホン(45)、ディスプレイ(46)、キーボード
(47)および制御部(48)を具備している。
【0008】アンテナ(41)および無線部(42)
は、基地局(CS)(3)または(7)との無線通信機
能を担当し、音声処理部(43)、スピーカ(44)お
よびマイクロホン(45)は、PHS子機(PS)
(4)の利用者による音声信号の送受信機能を担当し、
ディスプレイ(46)は、PHS子機(PS)(4)が
送受信する番号その他の情報を、英数字、カナ文字、若
干の特殊記号により可視表示し、キーボード(47)
は、番号選択用の数字ボタン(471)、呼設定用およ
び呼解放用の発呼キー(OFH)(472)および復旧
キー(ONH)(473)、後述の電子電話帳部(48
1)の番号登録および検索用の番号登録キー(REG)
(474)および番号検索キー(SEL)(475)等
の各種機能キーにより、PHS子機(4)への入力機能
を担当し、制御部(48)は前述の各部の制御を担当す
る。
【0009】また制御部(48)は、電子電話帳部(4
81)を具備している。電子電話帳部(481)は、頻
繁に電話を掛ける相手の電話番号(DN)等を予め登録
して置き、電話を掛ける相手の電話番号(DN)をディ
スプレイ(46)上に選出表示することにより、数字ボ
タン(471)で一々選択すること無く、自動的に公衆
用PHS網(10)または私設用PHS網(50)に送
出可能とするものであり、電話番号(DN)の登録処理
を担当する登録部(483)、登録済の電話番号(D
N)による自動発呼処理を担当する発呼部(484)
と、所要の電話番号(DN)を登録して置く電話番号登
録部(482)とを具備している。
【0010】この種のPHS子機(PS)(4)の電子
電話帳部(481)に、公衆通信網(CON)(1)に
収容される加入者(2)の電話番号(DN)〔=044
−777−1111〕を登録するものとする。
【0011】先ずPHS子機(PS)(4)が公衆用P
HS網(10)に収容された状態で、加入者(2)に対
して発呼する場合には、一般の加入者と同様に、被呼加
入者(2)の電話番号(DN)〔=044−777−1
111〕を選択すれば良いので、電子電話帳部(48
1)の電話番号登録部(482)には、加入者(2)の
電話番号(DN)〔=044−777−1111〕をそ
の儘登録すれば良いこととなる。
【0012】一方PHS子機(PS)(4)が私設用P
HS網(50)に収容された状態で、加入者(2)に対
して発呼する場合には、一般の内線加入者(6)と同様
に、局線発信用の特殊番号(SPN)〔例えば「0」〕
を選択した後、続いて被呼加入者(2)の電話番号(D
N)〔=044−777−1111〕を選択する必要が
あるので、電子電話帳部(481)の電話番号登録部
(482)には、局線発信用特殊番号(SPN)〔=
「0」〕を、加入者(2)の電話番号(DN)〔=04
4−777−1111〕に付加して登録する必要がある
こととなる。
【0013】従って、一人の被呼加入者(2)に対し、
公衆用PHS網(10)用番号〔=044−777−1
111〕と、私設用PHS網(50)用番号〔=0−0
44−777−1111〕との二組の番号を登録する必
要が生ずる。
【0014】この様な二重登録は、電話番号登録部(4
82)の番号登録領域を余分に占有することとなり、電
子電話帳部(481)の番号記憶容量を低下させること
となる。
【0015】かかる問題の解決策として、電子電話帳部
(481)には電話番号(DN)〔=044−777−
1111〕のみを登録し、私設用PHS網(50)から
発呼する場合には、利用者が先ず電子電話帳部(48
1)を用いずに構内交換機(PBX)(5)に発呼し、
数字ボタン(471)を操作して局線発信用特殊番号
(SPN=「0」〕を選択送出した後、電子電話帳部
(481)から加入者(2)の電話番号(DN)〔=0
44−777−1111〕を検索し、送出することも考
慮されるが、局線発信操作も複雑となり、電子電話帳部
(481)の利便性を低下させることとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある電子電話帳付のPHS子機(PS)
(4)は、公衆用PHS網(10)と私設用PHS網
(50)とに共用した場合に、公衆通信網(CON)
(1)に収容される加入者(2)を電子電話帳部(48
1)に登録する場合に、公衆用PHS網(10)用〔即
ち電話番号(DN)のみ〕と、私設用PHS網(50)
用〔即ち局線発信用特殊番号(SPN)(例えば
「0」)を付加した電話番号(DN)〕との二種類の番
号を登録する必要が生じ、電子電話帳部(481)の記
憶容量を低下させる問題があり、かかる問題を解消する
為に、電子電話帳部(481)への登録は電話番号(D
N)一種類のみとし、私設用PHS網(50)から発呼
の際は、利用者が数字ボタン(471)を操作して局線
発信用特殊番号(SPN)を選択送出した後、電子電話
帳部(481)から電話番号(DN)のみを送出するこ
とも考慮されるが、利用者の操作が複雑となり、電子電
話帳部(481)の利便性を損なう問題があった。
【0017】本発明は、利用者の利便性を損なうこと無
く、電子電話帳の番号記憶容量を有効に利用可能とする
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は公衆用通信網、110は
公衆用通信網(100)に併設されるパーソナル・ハン
ディホン・システム網、200は公衆用通信網(10
0)に収容される私設用通信網、210は私設用通信網
(200)に併設されるパーソナル・ハンディホン・シ
ステム網、300はパーソナル・ハンディホン端末装置
である。
【0019】パーソナル・ハンディホン端末装置(30
0)は、何れのパーソナル・ハンディホン・システム網
(110)および(210)にも収容可能であり、且つ
電子電話帳(310)を具備している。
【0020】301は、本発明によりパーソナル・ハン
ディホン端末装置(300)に設けられた特殊記号付加
手段である。302は、本発明によりパーソナル・ハン
ディホン端末装置(300)に設けられた収容網識別手
段である。
【0021】303は、本発明によりパーソナル・ハン
ディホン端末装置(300)に設けられた発呼手段であ
る。収容網識別手段(302)は、パーソナル・ハンデ
ィホン端末装置(300)が、公衆用通信網(100)
および私設用通信網(200)の何れに併設されるパー
ソナル・ハンディホン・システム網(110、210)
に収容されているかを識別し、識別結果を網識別情報と
して設定する。
【0022】また特殊記号付加手段(301)は、電子
電話帳(310)に登録する電話番号に、予め定められ
た特殊記号を付加して登録する。発呼手段(303)
は、パーソナル・ハンディホン端末装置(300)か
ら、電子電話帳(310)に登録済の前記特殊記号が付
加された電話番号を用いて発呼する際に、収容網識別手
段(302)に登録済の網識別情報を分析し、網識別情
報が公衆用通信網(100)に併設されるパーソナル・
ハンディホン・システム網(110)を収容網と指定す
る場合には、特殊記号を除去した電話番号のみを送出
し、網識別情報が私設用通信網(200)に併設される
パーソナル・ハンディホン・システム網(210)を収
容網と指定する場合には、特殊記号を予め定められた局
線発信用特殊番号に変換し、電話番号に付加して送出す
る。
【0023】なお収容網識別手段(302)は、パーソ
ナル・ハンディホン端末装置(300)の利用者が、収
容されるパーソナル・ハンディホン・システム網(11
0、210)の網識別情報を、手動で切替え設定するこ
とが考慮される。
【0024】また収容網識別手段(302)は、パーソ
ナル・ハンディホン端末装置(300)が収容されるパ
ーソナル・ハンディホン・システム網(110、21
0)から周期的に送出される報知信号に含まれる、当該
報知信号の送出元のパーソナル・ハンディホン・システ
ム網(110、210)を示す発識別符号を分析し、分
析結果を設定することが考慮される。
【0025】更に収容網識別手段(302)は、私設用
通信網(200)に収容されるパーソナル・ハンディホ
ン・システム網(210)を複数種類登録し、発呼手段
(303)は、収容網識別手段(302)が登録済の複
数種類の私設用通信網(200)に収容されるパーソナ
ル・ハンディホン・システム網(210)に対応して登
録済の網識別情報に対応し、電話番号に付加された特殊
記号をそれぞれ固有の局線発信用特殊番号に変換するこ
とが考慮される。
【0026】従って、公衆用通信網に収容される被呼者
番号は一組だけ登録し、且つ公衆用通信網および私設用
通信網の何れに併用されるパーソナル・ハンディホン・
システム網に収容されるかを予め識別して置き、公衆用
通信網に直接発呼する際には公衆用通信網から付与され
た被呼者番号のみを送出し、私設用通信網を経由して公
衆用通信網に発呼する際には、局線発信用特殊番号を自
動的に付加して発呼する為、パーソナル・ハンディホン
端末装置の具備する電子電話帳の番号記憶容量も有効に
利用可能となり、且つ電子電話帳を利用する際の利便性
も向上する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態によるPHS子
機を示す図であり、図3は図2における網識別処理を例
示する図であり、図4は図2における電子電話帳部を用
いた発呼処理を例示する図であり、図5は図2における
他の電子電話帳を例示する図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。また対象とする電話網
は図6に示す通りとする。
【0028】図6においては、図1における公衆用通信
網(100)として公衆通信網(CON)(1)が示さ
れ、また公衆用通信網(100)に併設されるパーソナ
ル・ハンディホン・システム網(110)として公衆用
PHS網(10)が示され、また図1における私設用通
信網(200)として構内交換機(PBX)(5)が示
され、また私設用通信網(200)に併設されるパーソ
ナル・ハンディホン・システム網(210)として私設
用PHS網(50)が示され、また図1におけるパーソ
ナル・ハンディホン端末装置(300)としてPHS子
機(PS)(4)が示されており、PHS子機(PS)
(4)の詳細は図2に示されている。
【0029】図2においては、図1における電子電話帳
(310)として電子電話帳部(481)が設けられ、
また図1における特殊記号付加手段(301)として登
録部(483)が電子電話帳部(481)内に設けら
れ、また図1における収容網識別手段(302)として
網識別部(485)が電子電話帳部(481)内に設け
られ、更に図1における発呼手段(303)として発呼
部(484)が電子電話帳部(481)内に設けられて
いる。
【0030】図2に示されるPHS子機(PS)(4)
は、図6に示される従来あるPHS子機(PS)(4)
と同様に、アンテナ(41)、無線部(42)、音声処
理部(43)、スピーカ(44)、マイクロホン(4
5)、ディスプレイ(46)、キーボード(47)およ
び制御部(48)から構成されているが、キーボード
(47)には、収容網設定キー(NST)(476)が
新たに設けられ、また制御部(48)内の電子電話帳部
(481)には、登録部(483)、発呼部(484)
および電話番号登録部(482)の他に、網識別部(4
85)、特殊番号登録部(486)および網情報登録部
(487)が設けられている。
【0031】先ず電子電話帳部(481)の利用者が、
キーボード(47)の番号登録キー(REG)(47
4)および数字ボタン(471)を操作することによ
り、電話番号登録部(482)に、公衆通信網(CO
N)(1)に収容される加入者(2)の電話番号(D
N)〔例えば044−777−1111〕を登録する場
合に、予め定められている数字と識別可能な特殊記号
(C)〔例えばカナ文字「イ」〕が付加されて格納され
る。
【0032】また利用者は、PHS子機(PS)(4)
を公衆用PHS網(10)内で使用することを認識した
場合には、収容網設定キー(NST)(476)を操作
し、ディスプレイ(46)に表示される網識別情報登録
用のガイダンスに従って、網識別情報(NID)を公衆
用PHS網(10)を示す如く〔例えば(NID=論理
“0”に〕設定すると、電子電話帳部(481)内の網
識別部(485)が、網情報登録部(487)に、公衆
用PHS網(10)に収容されていることを示す網識別
情報(NID=論理“0”)を登録する〔図3ステップ
S31、S32およびS33〕。
【0033】また利用者は、PHS子機(PS)(4)
を私設用PHS網(50)内で使用することを認識した
場合には、収容網設定キー(NST)(476)を操作
し、ディスプレイ(46)に表示される網識別情報登録
用のガイダンスに従って、網識別情報(NID)を私設
用PHS網(50)を示す如く〔例えば(NID=論理
“1”に〕設定すると、電子電話帳部(481)内の網
識別部(485)が、網情報登録部(487)に、私設
用PHS網(50)に収容されていることを示す網識別
情報(NID=論理“1”)を登録する〔図3ステップ
S31、S32およびS34〕。
【0034】一方、公衆用PHS網(10)を構成する
基地局(CS)(3)、および私設用PHS網(50)
を構成する各基地局(CS)(7)は、所定周期〔例え
ば数秒周期〕毎に報知信号(BCS)を通信圏内に送信
している。
【0035】報知信号(BCS)の中には、自基地局
(CS)(3)または(7)が、公衆用PHS網(1
0)および私設用PHS網(50)の何れに所属してい
るかを示す発識別符号(SID)〔公衆用PHS網(1
0)に所属する場合には、発識別符号(SID=論理
“0”)を設定、私設用PHS網(50)に所属する場
合には発識別符号(SID=論理“1”)を設定〕が含
まれている。
【0036】従って、電子電話帳部(481)内の網識
別部(485)は、基地局(CS)(3)または(7)
から周期的に送信される報知信号(BCS)を受信・分
析し、報知信号(BCS)に含まれる発識別符号(SI
D)が公衆用PHS網(10)に所属を示す状態〔SI
D=論理“0”〕に設定されている場合には、網情報登
録部(487)に、公衆用PHS網(10)に収容され
ていることを示す網識別情報(NID=論理“0”)を
登録する〔図3ステップS31、S35、S36および
S33〕。
【0037】また電子電話帳部(481)内の網識別部
(485)は、基地局(CS)(3)または(7)から
周期的に送信される報知信号(BCS)を受信・分析
し、報知信号(BCS)に含まれる発識別符号(SI
D)が私設用PHS網(50)に所属を示す状態〔SI
D=論理“1”〕に設定されている場合には、網情報登
録部(487)に、私設用PHS網(50)に収容され
ていることを示す網識別情報(NID=論理“1”)を
登録する〔図3ステップS31、S35、S36および
S34〕。
【0038】一方、電子電話帳部(481)内の特殊番
号登録部(486)には、構内交換機(PBX)(5)
から局線(51)を経由して公衆通信網(CON)
(1)に発呼する際の特殊番号(SPN)〔例えば
「0」〕が登録されている。
【0039】かかる状態で、PHS子機(PS)(4)
の利用者が、公衆通信網(CON)(1)に収容される
加入者(2)に、PHS子機(PS)(4)から電子電
話帳部(481)を用いて発呼を試みる場合に、キーボ
ード(47)に設けられている番号検索キー(SEL)
(475)を操作すると、電子電話帳部(481)内の
電話番号登録部(482)に登録済の電話番号(DN)
が、順次ディスプレイ(46)上に表示される。
【0040】利用者は、ディスプレイ(46)に被呼加
入者(2)の電話番号(DN)〔=044−777−1
111〕が表示されると、該電話番号(DN)を用いて
発呼する為に、キーボード(47)上の発呼キー(OF
H)(472)を操作する。
【0041】電子電話帳部(481)に設けられている
発呼部(484)は、電話番号登録部(482)に登録
済の電話番号(DN)が選択されたことを検出すると
〔図4ステップS41〕、選択された電話番号(DN)
に特殊記号(C)が付加されて登録されているか否かを
分析し〔ステップS42〕、例えば電話番号(DN)が
内線加入者(6)の番号で、特殊記号(C)が未登録で
あることを識別すると、選択された電話番号(DN)を
その儘使用して発呼を行うが〔ステップS43〕、今回
選択された電話番号(DN)〔=044−777−11
11〕には特殊記号(C)〔=「イ」〕が登録済である
ことを確認する。
【0042】次に発呼部(484)は、PHS子機(P
S)(4)が目下公衆用PHS網(10)に所属してい
るか、または私設用PHS網(50)に所属していかを
識別する為に〔ステップS44〕、網情報登録部(48
7)を参照し、網識別情報(NID)が公衆用PHS網
(10)所属を示す如く〔NID=論理“0”〕設定さ
れていることを検出すると、PHS子機(PS)(4)
が公衆用PHS網(10)に所属しており、基地局(C
S)(3)を介して直接公衆通信網(CON)(1)に
発呼するものと判定し、特殊記号(C)を除く電話番号
(DN)〔=044−777−1111〕のみを使用し
て発呼を行うが〔ステップS43〕、今回参照した網識
別情報(NID)が私設用PHS網(50)所属を示す
如く〔NID=論理“1”〕設定されていることを確認
すると、PHS子機(PS)(4)が私設用PHS網
(50)に所属しており、基地局(CS)(7)を介し
て構内交換機(PBX)(5)に発呼し、更に局線(5
1)に発信接続した後、公衆通信網(CON)(1)に
接続する必要があると判定し、特殊番号登録部(48
6)に登録済の特殊番号(SPN=「0」)を抽出し、
特殊記号(C=「イ」)の代わりに特殊番号(SPN=
「0」)を付加した電話番号(DN)〔=0−044−
777−1111〕により発呼する〔ステップS4
5〕。
【0043】構内交換機(PBX)(5)は、基地局
(CS)(7)を介してPHS子機(PS)(4)の発
呼を検出し、PHS子機(PS)(4)から送出される
特殊番号(SPN)および電話番号(DN)を基地局
(CS)(7)を介して受信すると、特殊番号(SP
N)〔=「0」〕により局線(51)を経由して公衆通
信網(CON)(1)に発信接続した後、電話番号(D
N)〔=044−777−1111〕を公衆通信網(C
ON)(1)に転送し、公衆通信網(CON)(1)
は、受信した電話番号(DN)〔=044−777−1
111〕に基づき被呼加入者(2)に接続する。
【0044】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、PHS子機(PS)(4)は利用者に
よる収容網設定キー(NST)(476)の設定状態、
或いは基地局(CS)(3)または(7)から定期的に
送信される報知信号(BCS)に含まれる発識別符号
(SID)に基づき、PHS子機(PS)(4)が現在
公衆用PHS網(10)および私設用PHS網(50)
の何れに所属しているかを識別し、網情報登録部(48
7)に網識別情報(NID)として登録しており、また
電子電話帳部(481)に登録される電話番号(DN)
には特殊記号(C)を付加して置き、発呼の際に、電子
電話帳部(481)に登録済の特殊記号(C)を付加し
た電話番号(DN)が選択された場合には、PHS子機
(PS)(4)の所属を網情報登録部(487)内の網
識別情報(NID)で識別し、公衆用PHS網(10)
に所属する場合には特殊記号(C)を除去して電話番号
(DN)のみで直接発呼し、私設用PHS網(50)に
所属する場合には特殊記号(C)を所定の局線発信用特
殊番号(SPN)に変換して構内交換機(PBX)
(5)を経由して公衆通信網(CON)(1)に発呼す
る為、電子電話帳部(481)には、被呼加入者(2)
に対して特殊記号(C)を付加した電話番号(DN)を
一組だけ登録すれば良いこととなり、従来あるPHS子
機(PS)(4)の如く、公衆通信網(CON)(1)
用と構内交換機(PBX)(5)用と二重に登録する必
要も無くなり、且つ局線発信用特殊番号(SPN)を利
用者が一々付加する必要も無くなる。
【0045】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、例えば電子電話帳部(481)に登録
する電話番号(DN)に付加される特殊記号(C)は、
一種類に限定されることは無く、複数種類の特殊記号
(C)が付加されることも考慮される。
【0046】図5に、複数種類の特殊記号(C)を採用
する場合を紹介する。図5(a) においては、特殊番号登
録部(486)に、二種類の特殊記号(C)〔=「イ」
および「ロ」〕に対応して、それぞれ異なる特殊番号
(SPN)〔=「0」および「7110」〕が登録され
ている。
【0047】また電話番号登録部(482)には、それ
ぞれ異なる特殊記号(C)〔=「イ」および「ロ」〕を
付加した電話番号(DN)〔=「044−777−11
11」および「XXX−XXX−XXXX」が登録され
ているものとする。
【0048】かかる状態で、電話番号(DN)〔=XX
X−XXX−XXXX〕が選択された場合には、網識別
情報(NID=論理“0”)ならば公衆用PHS網(1
0)に「XXX−XXX−XXXX」のみが送出され、
網識別情報(NID=論理“1”)ならば私設用PHS
網(50)に「7110−XXX−XXX−XXXX」
が送出されることとなる。
【0049】なお特殊記号(C=「ロ」)の場合には、
私設網を経由してトールダイヤル接続を行う、所謂〔専
−公接続〕を効果的に利用が可能となる。また図5(b)
においては、構内交換機(PBX)(5)が三種類存在
し、それぞれ異なる特殊番号(SPN)を、局線発信接
続用に採用している場合を想定している。
【0050】各構内交換機(PBX)(5)の識別に、
三種類の特殊記号(C)〔=ID1、ID2およびID
3〕が割当てられ、特殊番号登録部(486)に、三種
類の構内交換網識別用の特殊記号(C)〔=ID1、I
D2およびID3〕に対応して、それぞれ固有の局線発
信接続用特殊番号(SPN)〔=「0」、「3」および
「9」〕が登録されている。
【0051】またPHS子機(PS)(4)が何れの構
内交換機(PBX)(5)に所属しているかは、前述と
同様に、利用者が収容網設定キー(NST)(476)
に相当する複数のキーを操作して設定する、或いは各構
内交換機(PBX)(5)に併設される私設用PHS網
(50)〔具体的には基地局(CS)(7)〕から周期
的に送出される報知信号(BCS)に含まれる発識別符
号(SID)により識別するものとする。
【0052】かかる状態で、PHS子機(PS)(4)
が異なる構内交換機(PBX)(5)に所属した状態
で、電子電話帳部(481)に登録済の電話番号(D
N)で発呼する場合に、それぞれ対応する構内交換機
(PBX)(5)が採用している特殊番号(SPN)
を、特殊記号(C)の代わりに付加し、それぞれの構内
交換機(PBX)(5)を経由して局線発信接続で、被
呼加入者(2)に発呼可能となる。
【0053】また、電子電話帳部(481)に登録され
る各種番号〔電話番号(DN)、特殊記号(C)、特殊
番号(SPN)等〕は図示されるものに限定されること
は無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合に
も本発明の効果は変わらない。またパーソナル・ハンデ
ィホン端末装置(300)の構成は図示されるPHS子
機(PS)(4)に限定れさることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。更に本発明の対象となる電話網は、図示され
るものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0054】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記パーソナル
・ハンディホン端末装置において、公衆用通信網に収容
される被呼者番号は一組だけ登録し、且つ公衆用通信網
および私設用通信網の何れに併用されるパーソナル・ハ
ンディホン・システム網に収容されるかを予め識別して
置き、公衆用通信網に直接発呼する際には公衆用通信網
から付与された被呼者番号のみを送出し、私設用通信網
を経由して公衆用通信網に発呼する際には、局線発信用
特殊番号を自動的に付加して発呼する為、パーソナル・
ハンディホン端末装置の具備する電子電話帳の番号記憶
容量も有効に利用可能となり、且つ電子電話帳を利用す
る際の利便性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態によるPHS子機
【図3】 図2における網識別処理
【図4】 図2における電子電話帳を用いた発呼処理
【図5】 図2における他の電子電話帳部
【図6】 本発明の対象となる電話網
【図7】 従来あるPHS子機
【符号の説明】
1 公衆通信網(CON) 2 加入者 3、7 基地局(CS) 4 PHS子機(PS) 5 構内交換機(PBX) 6 内線加入者 10 公衆用PHS網 41 アンテナ 42 無線部 43 音声処理部 44 スピーカ 45 マイクロホン 46 ディスプレイ 47 キーボード 48 制御部 50 私設用PHS網 51 局線 100 公衆用通信網 110、210 パーソナル・ハンディホン・システム
網 200 私設用通信網 300 パーソナル・ハンディホン端末装置 301 特殊記号付加手段 302 収容網識別手段 303 発呼手段 310 電子電話帳 471 数字ボタン 472 発呼キー(OFH) 473 復旧キー(ONH) 474 番号登録キー(REG) 475 番号検索キー(SEL) 476 収容網設定キー(NST) 481 電子電話帳部 482 電話番号登録部 483 登録部 484 発呼部 485 網識別部 486 特殊番号登録部 487 網情報登録部
フロントページの続き (72)発明者 岡本 光弘 北海道札幌市厚別区下野幌テクノパーク1 丁目1番5号 富士通北海道通信システム 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆用通信網に併設されるパーソナル・
    ハンディホン・システム網と、前記公衆用通信網に収容
    される私設用通信網に併設されるパーソナル・ハンディ
    ホン・システム網との何れにも収容可能であり、且つ頻
    繁に発呼する電話番号を登録する電子電話帳を具備する
    パーソナル・ハンディホン端末装置において、 前記パーソナル・ハンディホン端末装置が、前記公衆用
    通信網および私設用通信網の何れに併設されるパーソナ
    ル・ハンディホン・システム網に収容されているかを識
    別し、識別結果を網識別情報として設定する収容網識別
    手段と、 前記電子電話帳に登録する電話番号に、予め定められた
    特殊記号を付加して登録する特殊記号付加手段と、 前記パーソナル・ハンディホン端末装置から、前記電子
    電話帳に登録済の前記特殊記号が付加された電話番号を
    用いて発呼する際に、前記収容網識別手段に登録済の網
    識別情報を分析し、前記網識別情報が前記公衆用通信網
    に併設されるパーソナル・ハンディホン・システム網を
    収容網と指定する場合には、前記特殊記号を除去した電
    話番号のみを送出し、前記網識別情報が前記私設用通信
    網に併設されるパーソナル・ハンディホン・システム網
    を収容網と指定する場合には、前記特殊記号を予め定め
    られた局線発信用特殊番号に変換し、電話番号に付加し
    て送出する発呼手段とを設けることを特徴とする電子電
    話帳発呼方式。
  2. 【請求項2】 前記収容網識別手段は、前記パーソナル
    ・ハンディホン端末装置の利用者が、収容されるパーソ
    ナル・ハンディホン・システム網の網識別情報を、手動
    で切替え設定することを特徴とする請求項1記載の電子
    電話帳発呼方式。
  3. 【請求項3】 前記収容網識別手段は、前記パーソナル
    ・ハンディホン端末装置が収容されるパーソナル・ハン
    ディホン・システム網から周期的に送出される報知信号
    に含まれる、当該報知信号の送出元のパーソナル・ハン
    ディホン・システム網を示す発識別符号を分析し、分析
    結果を設定することを特徴とする請求項1記載の電子電
    話帳発呼方式。
  4. 【請求項4】 前記収容網識別手段は、前記私設用通信
    網に収容されるパーソナル・ハンディホン・システム網
    を複数種類登録し、前記発呼手段は、前記収容網識別手
    段が登録済の複数種類の前記私設用通信網に収容される
    パーソナル・ハンディホン・システム網に対応して登録
    済の網識別情報に対応し、前記電話番号に付加された特
    殊記号をそれぞれ固有の局線発信用特殊番号に変換する
    ことを特徴とする請求項1記載の電子電話帳発呼方式。
JP7242076A 1995-09-20 1995-09-20 電子電話帳発呼方式 Withdrawn JPH0993329A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001119452A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Denso Corp 無線通信装置
US7336971B2 (en) 2003-01-30 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. System for providing private mobile communication service separately from public mobile communication network and method of processing call using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001119452A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Denso Corp 無線通信装置
US7336971B2 (en) 2003-01-30 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. System for providing private mobile communication service separately from public mobile communication network and method of processing call using the same

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