JPH0993178A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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Publication number
JPH0993178A
JPH0993178A JP7250534A JP25053495A JPH0993178A JP H0993178 A JPH0993178 A JP H0993178A JP 7250534 A JP7250534 A JP 7250534A JP 25053495 A JP25053495 A JP 25053495A JP H0993178 A JPH0993178 A JP H0993178A
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JP
Japan
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priority
wireless
station
data transmission
master station
Prior art date
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Pending
Application number
JP7250534A
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English (en)
Inventor
Keisuke Noda
敬介 野田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の無線局の中で通信可能な1局を自動的
に選択してデータ送信を無線により行えるようにすると
ともに、送信エラーの発生頻度を低減して通信効率を向
上させる。 【解決手段】 各無線局の優先順位を記憶する優先順位
テーブルを設ける。データ送信時、優先順位テーブルの
優先順位に従いデータ送信が正常に完了するまで無線局
を順に選択し、その選択した無線局に無線通信によりデ
ータを送信する。データ送信完了時、データ送信先の無
線局が優先順位第2位以下であるときには、この無線局
の優先順位を第1位とするように優先順位テーブルの内
容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線局のう
ちいずれか1局を選択して無線通信によりデータを送信
する無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無線通信装置としては、例えば
無線POS(販売時点情報管理)システムにおけるPO
S端末本体に設けられ、無線子局として機能する無線通
信装置が知られている。無線POSシステムは、各売場
にて商品の売上金額等を登録する複数のPOS端末にそ
れぞれ無線子局を設けるとともに、この各POS端末の
売上金額等を集計するホストコンピュータに複数台の無
線親局を有線で接続し、各無線親局を売場の天井部等に
取付けて、各POS端末とホストコンピュータとのデー
タ通信を無線で行うようにしたものである。
【0003】1フロアの売場面積が広い店や各売場の仕
切りが複雑に入組んでいるような店では、無線親局を1
台しか設置しないと無線子局からの電波が届かない売場
が発生する場合がある。そこで、このような店では、ホ
ストコンピュータに接続される無線親局を複数台とし、
各無線親局の各々の無線通信ゾーンがフロア全域をカバ
ーするように各無線親局を分散配置する。そして、各無
線親局がそれぞれ自己の無線通信ゾーン内に位置する1
乃至複数の無線子局とデータ通信を無線で行うように、
各無線親局及び各無線子局の通信パラメータ(使用周波
数帯等)を個々に設定して、POS端末が1フロアのど
の場所に設置されてもホストコンピュータと安定した無
線通信を行えるように工夫されていた。なお、無線通信
ゾーンとは、無線親局がデータ化けや接続途中断等が生
じることのない高品質の無線通信を行うことができる領
域である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の無線通信システムにおいては、各無線子局は通
信パラメータの一致する1台の無線親局としかデータ通
信ができなかった。このため、例えば売場のレイアウト
変更やPOS端末の移動等によってこれまでの無線親局
の無線通信ゾーンから外れてしまうと、通信パラメータ
を設定し直さない限り高品質なデータ通信が行なえなく
なるという問題があった。
【0005】因みに、特公平7−44482号公報に
は、無線通信機能を内蔵したハンディターミナルにおい
て、データ送信業務が発生すると、先ず第1の親局への
データ送信を制御し、送信エラーが発生した場合のみ第
2の親局へのデータ送信を制御する技術が開示されてい
るが、この技術では常に最初は第1の親局に対してデー
タを送信することになる。したがって、この技術をPO
S端末の無線子局に適用しても、POS端末が第1の親
局の無線通信ゾーンから一旦外れると、それ以後は送信
時に必ず1回は送信エラーが発生して通信制御をやり直
す必要があるので、通信効率が低下するという不都合が
生じる。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、複数の無線局の中
で通信可能な1局を自動的に選択してデータ送信を無線
により行うことができ、かつ送信エラーの発生頻度を低
減して通信効率の向上を図り得る無線通信装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために次の手段を講じたものであ
る。すなわち、本願請求項1に係る発明は、複数の無線
局のうちいずれか1局を中継局選択手段により選択し、
その選択した無線局に無線通信によりデータを送信する
無線通信装置において、中継局選択手段を、各無線局の
優先順位を記憶する優先順位テーブルと、この優先順位
テーブルの優先順位に従いデータ送信が正常に完了する
まで無線局を順に選択する選択切換手段と、データ送信
を正常に完了したとき、データ送信先の無線局が優先順
位第2位以下であると、この無線局の優先順位を第1位
とするように優先順位テーブルの内容を変更する優先順
位変更手段とで構成したものである。
【0008】また、本願請求項2に係る発明は、上記中
継局選択手段を、各無線局の優先順位を記憶する優先順
位テーブルと、この優先順位テーブルの優先順位に従い
データ送信が正常に完了するまで無線局を順に選択する
選択切換手段と、いずれかの無線局から無線送信された
データを受信すると、データ送信元の無線局が優先順位
テーブルの優先順位第1位か否かを判断する順位判定手
段と、この順位判定手段により該当する無線局が優先順
位第2位以下であるとき、この無線局の優先順位を第1
位とするように優先順位テーブルの内容を変更する優先
順位変更手段とで構成したものである。
【0009】また、本願請求項3に係る発明は、上記本
願請求項1または2に係る発明の優先順位変更手段を、
予め無線局別にその無線局を優先順位第1位としたとき
の優先順位パターンを設定したパターン設定テーブルを
有し、このパターン設定テーブルにおける優先順位を第
1位とする無線局の優先順位パターンで優先順位テーブ
ルの内容を変更するように構成したものである。
【0010】また、本願請求項4に係る発明は、複数の
無線局のうちいずれか1局を選択し、その選択した無線
局に無線通信によりデータを送信する無線通信装置にお
いて、各無線局の優先順位を設定し、データ送信時にこ
の優先順位に従いデータ送信が正常に完了するまで各無
線局を順に選択してデータ送信を繰返し、データ送信を
正常に完了すると、このときのデータ送信先の無線局を
次回のデータ送信時の優先順位第1位とするようにした
ものである。
【0011】また、本願請求項5に係る発明は、複数の
無線局のうちいずれか1局を選択し、その選択した無線
局に無線通信によりデータを送信する無線通信装置にお
いて、各無線局の優先順位を設定し、データ送信時にこ
の優先順位に従いデータ送信が正常に完了するまで各無
線局を順に選択してデータ送信を繰返し、かついずれか
の無線局から無線送信されたデータを受信すると、この
ときのデータ送信元の無線局を次回のデータ送信時の優
先順位第1位とするようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明を無線POSシステムを構成する各POS端末に設け
られる無線子局に適用した場合について述べる。
【0013】図1は係る無線POSシステムの概要を示
しており、ホストコンピュータ1に複数台(この実施の
形態では6台とする)の無線親局2a,2b,2c,2
d,2e,2fをLAN(ローカル・エリア・ネットワ
ーク)等の有線回線3により接続するとともに、各PO
S端末4a,4b,4c,…,4nにそれぞれ無線子局
5a,5b,5c,…,5nを接続し、各無線親局2a
〜2fと各無線子局2a〜2nとの間を無線回線6によ
り接続することにより、各POS端末4a〜4nとホス
トコンピュータ1との間で無線によるデータ送受信を行
えるようにしたものである。
【0014】ここで、各無線親局2a〜2f及び各無線
子局5a〜5nには、それぞれ通信アドレスとして固有
のIDコードを予め設定しており、各無線子局5a〜5
nが無線親局にデータを送信する場合には、その相手先
の無線親局のIDコードを指定して送信し、各無線親局
2a〜2fが無線子局にデータを送信する場合には、そ
の相手先の無線子局のIDコードを指定して送信する。
因みに、この実施の形態では、各無線親局2a〜2nの
IDコードを#x(x:1,2,3,4,5,6)で表
わし、各無線子局5a〜5nのIDコードを##x
(x:1,2,3,…,n)で表わすものとする。
【0015】なお、各POS端末2a〜2nはそれぞれ
売場にて商品の売上金額等を登録し、この登録データを
無線通信によりホストコンピュータ1に送信し、ホスト
コンピュータ1にて集計処理する等といった無線POS
システムの基本機能は従来周知のものと同一であり、こ
こでの説明を省略する。
【0016】図2は各POS端末2a〜2nを設置する
売場フロア7と、この売場フロア7の天井部等に設置し
た各無線親局2a〜2fの各々の無線通信ゾーン8a〜
8fとの対応関係を示しており、図示するように、売場
フロア7のほぼ全域を各無線親局7a〜7fの無線通信
ゾーン8a〜8fでカバーできるように、各無線親局2
a〜2fを分散配置している。すなわち、無線親局2a
は無線通信ゾーン8a内に設置するPOS端末の無線子
局と高品質の無線通信を行い得る場所に設置し、無線親
局2bは無線通信ゾーン8b内に設置するPOS端末の
無線子局と高品質の無線通信を行い得る場所に設置し、
無線親局2cは無線通信ゾーン8c内に設置するPOS
端末の無線子局と高品質の無線通信を行い得る場所に設
置し、無線親局2dは無線通信ゾーン8d内に設置する
POS端末の無線子局と高品質の無線通信を行い得る場
所に設置し、無線親局2eは無線通信ゾーン8e内に設
置するPOS端末の無線子局と高品質の無線通信を行い
得る場所に設置し、無線親局2fは無線通信ゾーン8f
内に設置するPOS端末の無線子局と高品質の無線通信
を行い得る場所に設置する。ただし、無線通信ゾーン内
に設置しても障害物等によって対応する無線親局と無線
通信ができない場合がある。
【0017】各無線子局5a〜5nは、それぞれ図3に
示すように、マイクロコンピュータ等からなる制御部5
1に有線インタフェース52、無線送受信部53及びR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)等の記憶部54を
接続し、前記有線インタフェース52に対応するPOS
端末4a〜4nを接続している。また、無線送受信部5
3にアンテナ55を接続し、この無線送受信部53から
アンテナ55を介して対応する無線親局2a〜2fとデ
ータの無線送受信を行うようになっている。
【0018】ここで、各無線子局5a〜5nは、それぞ
れ各無線親局2a〜2fの優先順位を設定し、データ送
信時にこの優先順位に従いデータ送信が正常に完了する
まで各無線親局2a〜2fを順に選択してデータ送信を
繰返す機能を有する。そして、この機能を実現するため
に、前記記憶部54に各無線親局2a〜2fの優先順位
パターンを記憶した優先順位テーブルT1と、パターン
設定テーブルT2とを形成している。
【0019】上記パターン設定テーブルT2は、図4に
示すように、各無線親局2a〜2fをそれぞれデータ通
信の優先順位第1位とした場合の各優先順位パターンを
固有のパターンコード“A”“B”“C”“D”“E”
“F”に対応して予め設定記憶したテーブルであり、優
先順位別に該当する無線親局の親局IDコードを設定し
ている。
【0020】因みに、この実施の形態では、パターンコ
ード“A”は無線親局2a(親局IDコード=#1)を
第1位とした優先順位パターンであり、第2位が無線親
局2b(親局IDコード=#2)、第3位が無線親局2
c(親局IDコード=#3)、第4位が無線親局2d
(親局IDコード=#4)、第5位が無線親局2e(親
局IDコード=#5)、第6位が無線親局2f(親局I
Dコード=#6)となっている。以下、パターンコード
“B”は無線親局2bを第1位とした優先順位パターン
であり、第2位が無線親局2a、第3位が無線親局2
d、第4位が無線親局2c、第5位が無線親局2f、第
6位が無線親局2eとなっており、パターンコード
“C”は無線親局2cを第1位とした優先順位パターン
であり、第2位が無線親局2a、第3位が無線親局2
d、第4位が無線親局2e、第5位が無線親局2b、第
6位が無線親局2fとなっており、パターンコード
“D”は無線親局2dを第1位とした優先順位パターン
であり、第2位が無線親局2b、第3位が無線親局2
c、第4位が無線親局2f、第5位が無線親局2a、第
6位が無線親局2eとなっており、パターンコード
“E”は無線親局2eを第1位とした優先順位パターン
であり、第2位が無線親局2c、第3位が無線親局2
f、第4位が無線親局2d、第5位が無線親局2a、第
6位が無線親局2bとなっており、パターンコード
“F”は無線親局2fを第1位とした優先順位パターン
であり、第2位が無線親局2d、第3位が無線親局2
e、第4位が無線親局2c、第5位が無線親局2b、第
6位が無線親局2aとなっている。すなわち、図2に示
すように、各優先順位パターンは、それぞれ優先順位第
1位の無線親局から無線通信ゾーンが近い順に第2位か
ら第6位までを設定している。なお、優先順位を決める
要件は、距離以外に仕切等の障害物等を考慮するとよ
い。
【0021】そして、このパターン設定テーブルT1に
設定されている各優先順位パターンA〜Fのうち、使用
する1つの優先順位パターンのパターンコードを前記優
先順位テーブルT1に記憶するようにしている。
【0022】前記ホストコンピュータ1は、図5に示す
ように、コンピュータ本体である制御部11に有線イン
タフェース12、入出力機器インタフェース13及び記
憶部14を接続し、前記有線インタフェース12に前記
通信回線3を介して各無線親局2a〜2fを接続してい
る。前記入出力機器インタフェース13には、キーボー
ド15,表示器16,プリンタ17,ハードディスク装
置18等の各種入出力機器を接続している。
【0023】また、記憶部14には、前記パターン設定
テーブルT2を形成するとともに、図6に示すように各
POS端末4a〜4nにそれぞれ設けられた無線子局5
a〜5nのIDコードに対応して、その無線子局が現在
使用している優先順位パターンのパターンコードを記憶
する子局別優先順位テーブルT3を形成している。
【0024】図7は係る無線POSシステムでホストコ
ンピュータ1と各POS端末4a〜4nとの間で通信さ
れるデータ伝文のフォーマットを示しており、データ伝
文を送信する相手先に接続された無線局を指定する局I
Dコードと、データ伝文を作成した送信元に接続された
無線局を指定する局IDコードとを含むヘッダ部に送信
すべきデータを付加する。
【0025】しかして、前記各無線子局5a〜5nの制
御部51は、特に図8の流れ図に従い各部を制御する。
すなわち、ST(ステップ)1として自局IDコードを
送信先子局IDコードとする無線親局からのデータ伝文
を無線送受信部53により受信したか否かを判断する。
そして、受信していない場合には、ST2として有線イ
ンタフェース52を介して接続されたPOS端末4a〜
4nからホストコンピュータ1に送信すべきデータ伝文
が入力したか否かを判断する。そして、入力していない
場合には、ST1に戻る。
【0026】ST1にて自局IDコードを送信先子局I
Dコードとする無線親局からのデータ伝文を無線送受信
部53により受信すると、ST3としてこの受信伝文中
の送信元親局IDコードが、前記記憶部54の優先順位
テーブルT1に設定されている優先順位パターンの第1
位に設定された親局IDコードと一致するか比較する。
(順位判定手段) この結果、両親局IDコードが一致する場合には、受信
伝文は優先順位が第1位の無線親局から送信されたデー
タなので、その受信伝文中のデータ部を有線インタフェ
ース52を介して接続されたPOS端末4a〜4nに出
力する等の伝文受信処理を行った後、ST1に戻る。
【0027】これに対し、両親局IDコードが一致しな
い場合には、受信伝文は優先順位が第2位以下の無線親
局から送信されたデータなので、ST4として受信伝文
中の送信元親局IDコードを第1位とする優先順位パタ
ーンのパターンコードをパターン設定テーブルT2から
検索し、前記優先順位テーブルT1に設定されているパ
ターンコードを上記パターン設定テーブルT2から検索
したパターンコードに変更する。(本願請求項2に係る
発明の優先順位変更手段) しかる後、上記伝文受信処理を行った後、ST1に戻
る。
【0028】一方、ST2として有線インタフェース5
2を介して接続されたPOS端末4a〜4nからホスト
コンピュータ1に送信すべきデータ伝文が入力すると、
ST5として制御部51に内蔵した優先順位カウンタn
を“1”に初期化した後、優先順位テーブルT1に設定
されているパターンコードでパターン設定テーブルをT
2を検索して、該当パターンコードに対応する優先順位
パターンの第1位の親局IDコードを検出する。そし
て、この第1位の親局IDコードを送信先親局IDコー
ドとし、自局の子局IDコードを送信元IDコードとし
て送信伝文を作成したならば、この送信伝文を無線送受
信部53及びアンテナ55を介して無線送信する。
【0029】ここで、ST6としてこの送信伝文中の送
信先親局IDコードが設定された無線親局から受信完了
応答を受信したことに応じて送信処理の正常終了を確認
すると、ST1に戻る。
【0030】これに対し、ST6にて所定時間内に該当
する無線親局から受信完了応答を受信できなかった場合
(無応答も含む)には、ST7として前記優先順位カウ
ンタnを“1”カウントアップする。そして、前記と同
様に優先順位テーブルT1に設定されているパターンコ
ードでパターン設定テーブルをT2を検索して、該当パ
ターンコードに対応する優先順位パターンの第n位の親
局IDコードを検出する。そして、この第n位の親局I
Dコードを送信先親局IDコードとし、自局の子局ID
コードを送信元IDコードとして送信伝文を作成したな
らば、この送信伝文を無線送受信部53及びアンテナ5
5を介して無線送信する。
【0031】ここで、ST8としてこの送信伝文中の送
信先親局IDコードが設定された無線親局から受信完了
応答を受信したことに応じて送信処理の正常終了を確認
すると、ST9としてこの送信伝文中の送信先親局ID
コードを第1位とする優先順位パターンのパターンコー
ドをパターン設定テーブルT2から検索し、前記優先順
位テーブルT1に設定されているパターンコードを上記
パターン設定テーブルT2から検索したパターンコード
に変更する。(本願請求項1に係る発明の優先順位変更
手段) しかる後、ST1に戻る。
【0032】これに対し、ST8にて所定時間内に該当
する無線親局から受信完了応答を受信できなかった場合
には、ST7に戻る。こうして、CPU11は、優先順
位テーブルT1に設定されているパターンコードの優先
順位パターンに従い、データ送信が正常に完了するまで
無線親局を順に選択し(選択切換手段)、この選択した
無線親局を送信先としてデータ送信処理を繰り返す。
【0033】そして、ST7にて優先順位カウンタnを
カウントアップした結果、カウンタnが無線親局2a〜
2fの台数(この実施の形態では“6”)を越えた場合
には、全ての無線親局に対してデータを送信することが
できないので、送信エラーと判断し、有線インタフェー
ス52を介して接続されたPOS端末4a〜4nにエラ
ー応答を送信する。なお、カウンタnが無線親局2a〜
2fの台数(この実施の形態では“6”)を越えると、
再びカウンタnを“1”に初期化して上記処理を繰り返
し、それでもデータ送信が不能なとき、送信エラーとし
てもよい。
【0034】一方、ホストコンピュータ1の制御部11
は、特に図9の流れ図に従い各POS端末4a〜4nと
のデータ送受信を制御する。すなわち、ST11として
有線インタフェース12を介していずれかのPOS端末
からのデータ伝文を受信すると、ST12としてこの受
信伝文中の送信元子局IDコードで子局別優先順位テー
ブルT3を検索し、この子局IDコードに対応するパタ
ーンコードを検出する。次に、このパターンコードでパ
ターン設定テーブルT2を検索し、このパターンコード
に対応する優先順位パターンに第1位親局IDコードを
検出する。そして、この第1位親局IDコードが受信伝
文中の送信先親局IDコード、つまりはこの受信伝文が
経由した無線親局の親局IDコードと一致するか比較す
る。この結果、両親局IDコードが一致する場合には、
受信伝文中のデータが商品売上データであれば商品別に
集計する等の伝文受信処理を行った後、ST11に戻
る。
【0035】これに対し、両親局IDコードが一致しな
い場合には、受信伝文中の送信元子局IDコードが設定
された無線子局の優先順位パターンが、受信伝文中の送
信先親局IDコードが設定された無線親局を第1位とす
るパターンに変更されたので、ST13として子局別優
先順位テーブルT3の該当子局IDコードに対応するパ
ターンコードを該当無線親局を第1位とする優先順位パ
ターンのパターンコードに変更する。しかる後、上記伝
文受信処理を行った後、ST11に戻る。
【0036】ST11にて受信伝文がなく、ST14と
してキーボード15のキー入力等によっていずれかのP
OS端末4a〜4nに送信すべきデータが発生すると、
ST15として前記子局別優先順位テーブルT3を検索
して、送信先POS端末に接続している無線子局の子局
IDコードに対応するパターンコードを検出し、このパ
ターンコードに対応する優先順位パターンをパターン設
定テーブルT2から読取る。
【0037】次に、ST16として制御部11に内蔵し
た優先順位カウンタnを“1”に初期化した後、前記パ
ターン設定テーブルT2から読取った優先順位パターン
の優先順位第1位の親局IDコードを送信元IDコード
とし、送信先POS端末に接続している無線子局の子局
IDコードを送信先IDコードとして送信伝文を作成し
たならば、この送信伝文を有線インタフェース52を介
して送信元親局IDコードの無線親局に送信する。
【0038】ここで、ST17としてこの送信伝文中の
送信先子局IDコードが設定された無線子局から受信完
了応答が、送信元親局IDコードの無線親局を経由し有
線インタフェース12を介して入力すると、送信処理の
正常終了を確認し、ST11に戻る。
【0039】これに対し、ST17にて所定時間内に該
当する無線子局から受信完了応答を受信できなかった場
合(無応答も含む)には、ST18として前記優先順位
カウンタnを“1”カウントアップする。そして、前記
と同様にパターン設定テーブルT2から読取った優先順
位パターンの第n位の親局IDコードを送信元親局ID
コードとして送信伝文を作成し直し、この送信元親局I
Dコードの無線親局を経由して伝文を送信する。
【0040】その結果、ST19としてこの送信伝文中
の送信先子局IDコードが設定された無線子局から受信
完了応答が、送信元親局IDコードの無線親局を経由し
有線インタフェース12を介して入力すると、送信処理
の正常終了を確認する。そして、ST20としてこの送
信伝文中の送信元親局IDコードを第1位とする優先順
位パターンのパターンコードをパターン設定テーブルT
2から検索し、前記子局別優先順位テーブルT3の当該
送信伝文中の送信先子局IDコードに対応するパターン
コードを上記パターン設定テーブルT2から検索したパ
ターンコードに変更したならば、ST1に戻る。
【0041】これに対し、ST19にて所定時間内に該
当する無線子局から受信完了応答を受信できなかった場
合には、ST18に戻る。こうして、CPU11は、パ
ターン設定テーブルT2から読取った該当無線子局の優
先順位パターンに従い、データ送信が正常に完了するま
で無線親局を順に選択し、この選択した無線親局を送信
元としてデータ送信処理を繰り返す。
【0042】そして、ST18にて優先順位カウンタn
をカウントアップした結果、カウンタnが無線親局2a
〜2fの台数(この実施の形態では“6”)を越えた場
合には、全ての無線親局を経由してもデータを送信する
ことができないので、送信エラーと判断し、表示器16
に送信エラーメッセージを出力する等のエラー処理を行
う。
【0043】このように、本実施の形態の無線POSシ
ステムにおいては、各POS端末4a〜4nにそれぞれ
接続された各無線子局5a〜5nの記憶部54に、前記
優先順位テーブルT1とパターン設定テーブルT2とを
設けている。そして、各無線子局5a〜5nは、接続さ
れたPOS端末4a〜4nからホストコンピュータ1に
送信すべきデータを入力すると、先ず優先順位テーブル
T1に記憶したパターンコードに対応する優先順位パタ
ーン第1位の無線親局に対して上記データを送信する。
そして、上記データを正常に送信できた場合には、この
送信処理を終了する。
【0044】これに対し、上記データを正常に送信でき
なかった場合には、前記優先順位パターン第2位の無線
親局に対して上記データを送信する。そして、上記デー
タを正常に送信できた場合には、前記優先順位テーブル
T1のパターンコードを、上記データを正常に送信でき
た無線親局を第1位とする優先順位パターンのパターン
コードに変更する。したがって、次回からは、先ず変更
後の無線親局に対してPOS端末からのデータが無線送
信されるようになる。
【0045】また各無線子局5a〜5nは、無線親局2
a〜2fからのデータを受信する毎に、このデータの送
信元である無線親局が優先順位テーブルT1に設定され
たパターンコードの優先順位パターン第1位の無線親局
に一致するか判断する。そして、一致しない場合には、
優先順位テーブルT1のパターンコードをデータ送信元
の無線親局を第1位とする優先順位パターンのパターン
コードに変更する。したがって、その後、接続されたP
OS端末4a〜4nからホストコンピュータ1に送信す
べきデータが入力した場合には、先ず変更後の無線親局
に対してデータの無線送信が行われることになる。
【0046】また、本実施の形態の無線POSシステム
においては、各無線親局2a〜2fを有線接続したホス
トコンピュータ1の記憶部14に、前記パターン設定テ
ーブルT2と子局別優先順位テーブルT3を設けてい
る。そして、ホストコンピュータ1は、各POS端末4
a〜4nのうちのいずれか1端末に対して送信すべきデ
ータが発生すると、このデータ送信先のPOS端末に接
続された無線子局の子局IDコードに対応するパターン
コードを子局別優先順位テーブルT3から検索し、この
パターンコードの優先順位パターン第1位の無線親局を
経由して、上記データを無線送信する。そして、上記デ
ータを正常に送信できた場合には、この送信処理を終了
する。
【0047】これに対し、上記データを正常に送信でき
なかった場合には、前記優先順位パターン第2位の無線
親局に対して上記データを送信する。そして、上記デー
タを正常に送信できた場合には、前記子局別優先順位テ
ーブルT3の当該子局IDコードに対応するパターンコ
ードを、上記データを正常に送信できた無線親局を第1
位とする優先順位パターンのパターンコードに変更す
る。したがって、次回からは、先ず変更後の無線親局を
経由して該当するPOS端末へのデータ送信が無線によ
り行われることになる。
【0048】またホストコンピュータ1は、各POS端
末4a〜4nの無線子局5a〜5nから無線送信された
データを、無線親局2a〜2nを介して受信すると、前
記子局別優先順位テーブルT3にデータ送信元である無
線子局の子局IDコードに対応して設定されているパタ
ーンコードが、データを受信した無線親局を第1位とす
る優先順位パターンのパターンコードに一致するか判断
する。そして、一致しない場合には、子局別優先順位テ
ーブルT3の該当子局IDコードに対応するパターンコ
ードを、データを受信した無線親局を第1位とする優先
順位パターンのパターンコードに変更する。したがっ
て、その後、該当子局IDコードの無線子局を接続した
POS端末に対してデータを送信する際は、変更後の無
線親局を経由してデータの無線送信が行われる。
【0049】例えば、図10に示すように、POS端末
4aが無線親局2aの無線通信ゾーン8aと無線親局2
bの無線通信ゾーン8bとが重複するゾーン内に設置さ
れており、このPOS端末4aに接続された無線子局5
aの優先順位テーブルT1には、無線通信ゾーン8aの
無線親局2aを第1位とするパターンコード“A”が設
定されていたものとする。この場合、ホストコンピュー
タ1における子局別優先順位テーブルT3には、無線子
局5aの子局IDコード##1に対応して上記パターン
コード“A”が設定されている。これにより、ホストコ
ンピュータ1とPOS端末4aとのデータ送受信は、無
線親局2aと無線子局5aとを介して無線により行われ
る。
【0050】ここで、今、無線子局5aと無線親局2a
との間に障害物Kが形成されてデータ通信が不能になっ
たとする。このとき、POS端末4aからホストコンピ
ュータ1に送信すべきデータが発生すると、無線子局5
aは優先順位第1位の無線親局2aに対してはデータを
無線送信できないので、優先順位第2位の無線親局2b
にデータを送信し直す。そして、この無線親局2bにデ
ータを正常に送信できたとすると、無線子局5aの優先
順位テーブルT1のパターンコードが、上記パターンコ
ード“A”から無線親局2bを第1位とする優先順位パ
ターンのコード“B”に変更される。また、ホストコン
ピュータ1における子局別優先順位テーブルT3の子局
IDコード##1に対応するパターンコードも、上記パ
ターンコード“A”から上記パターンコード“B”に変
更される。これにより、これ以後は、ホストコンピュー
タ1とPOS端末4aとのデータ送受信は、無線親局2
bと無線子局5aとを介して無線により行われる。
【0051】また、図10において障害物Kが形成され
た後、POS端末4aからホストコンピュータ1に送信
すべきデータが発生する前に、ホストコンピュータ1か
らPOS端末4aに送信すべきデータが発生すると、ホ
ストコンピュータ1は該当する無線子局5aに対する優
先順位第1位の無線親局2aを経由してはデータを無線
送信できないので、優先順位第2位の無線親局2bを経
由してデータを送信し直す。そして、この無線親局2b
を経由してデータを正常に送信できたとすると、ホスト
コンピュータ1における子局別優先順位テーブルT3の
子局IDコード##1に対応するパターンコードが、上
記パターンコード“A”から無線親局2bを第1位とす
る優先順位パターンのコード“B”に変更される。ま
た、無線子局5aの優先順位テーブルT1のパターンコ
ードも上記パターンコード“A”から上記パターンコー
ド“B”に変更される。これにより、これ以後は、ホス
トコンピュータ1とPOS端末4aとのデータ送受信
は、無線親局2bと無線子局5aとを介して無線により
行われる。
【0052】このように本実施の形態においては、各無
線子局5a〜5nは、各無線親局2a〜2fの優先順位
を設定し、データ送信時にこの優先順位に従いデータ送
信が正常に完了するまで各無線親局2a〜2fを順に選
択してデータ送信を繰返し、データ送信を正常に完了す
ると、このときのデータ送信先の無線親局を次回のデー
タ送信時の優先順位第1位としている。
【0053】具体的には、複数の無線親局2a〜2fの
うちいずれか1局を中継局選択手段により選択し、その
選択した無線親局に無線通信によりデータを送信する無
線子局5a〜5fにおいて、中継局選択手段を、各無線
親局2a〜2fの優先順位を記憶する優先順位テーブル
T1と、この優先順位テーブルT1の優先順位に従いデ
ータ送信が正常に完了するまで無線親局を順に選択する
選択切換手段と、データ送信を正常に完了したとき、デ
ータ送信先の無線親局が優先順位第2位以下であると、
この無線親局の優先順位を第1位とするように前記優先
順位テーブルT1の内容を変更する優先順位変更手段と
で構成している。
【0054】したがって、複数の無線親局2a〜2fの
中で通信可能な1局を自動的に選択してデータ送信を無
線により行うことができるとともに、次回の送信時には
通信可能な無線親局を優先順位第1位としてデータ送信
を開始するので、送信エラーの発生頻度を著しく低減で
き、通信効率を高め得る。
【0055】また、本実施の形態においては、各無線子
局5a〜5nは、各無線親局2a〜2fの優先順位を設
定し、データ送信時にこの優先順位に従いデータ送信が
正常に完了するまで各無線親局2a〜2fを順に選択し
てデータ送信を繰返すとともに、いずれかの無線親局か
ら無線送信されたデータを受信すると、このときのデー
タ送信元の無線親局をその後のデータ送信時の優先順位
第1位としている。
【0056】具体的には、前記中継局選択手段を、前記
優先順位テーブルT1と、前記選択切換手段と、いずれ
かの無線親局から無線送信されたデータを受信すると、
データ送信元の無線親局が前記優先順位テーブルT1の
優先順位第1位か否かを判断する順位判定手段と、この
順位判定手段により該当する無線親局が優先順位第2位
以下であるとき、この無線親局の優先順位を第1位とす
るように前記優先順位テーブルT1の内容を変更する優
先順位変更手段とで構成している。
【0057】したがって、優先順位変更後のデータ送信
時には、通信可能な無線親局を優先順位第1位としてデ
ータ送信を開始するので、この点からも送信エラーの発
生頻度が著しく低減される。
【0058】ところで、本実施の形態では、前記優先順
位変更手段は、予め無線親局2a〜2f別にその無線親
局を優先順位第1位としたときの優先順位パターンを設
定したパターン設定テーブルT2を有し、このパターン
設定テーブルT2上の新たに優先順位を第1位とする無
線親局の優先順位パターンで前記優先順位テーブルT1
の内容を変更するようにしている。
【0059】前記優先順位変更手段としては、優先順位
テーブルT1は優先順位別に親局IDコードを記憶する
構成とし、優先順位の第1位の無線親局の変更がある
と、この変更後の無線親局のIDコード優先順位第1位
に設定し、その他の無線親局のIDコードを第2位以下
に順に繰り下げる方法も考えられる。
【0060】しかし、図10において、POS端末4a
を無線親局2aの無線通信ゾーン8aから無線親局2f
の無線通信ゾーン8f内のP点に移動させた場合を考え
ると、上述した方法では、移動後の優先順位第2位は移
動前の優先順位第1位である無線親局2aとなり、移動
後の優先順位第1位である無線親局2fとの通信不能時
に、優先順位第2位の無線親局2aと安定した無線通信
が行われる可能性は低い。これに対し、本実施の形態で
あれば、移動後の優先順位第2位は移動後の無線子局の
場所から無線親局2fに次いで近い無線親局2dとなる
ので、無線親局2fとの通信不能時に、優先順位第2位
の無線親局2dと安定した無線通信が行われる可能性は
高く、上述した方法に比べて通信効率をより高めること
ができる。
【0061】なお、前記実施の形態では、各無線子局5
a〜5nは無線親局2a〜2fからのデータ受信時にそ
のデータ送信元の無線親局が優先順位パターン第1位の
無線親局か否かを判別し、第2位以下の場合には、この
データ送信元の無線親局が第1位となるように優先順位
パターンを変更したが、この機能がなくても本発明の効
果は奏し得る。すなわち、本発明は無線POSシステム
における無線子局に限定されるものではなく、複数の無
線局のうちいずれか1局を選択し、その選択した無線局
に無線通信によりデータを送信する送信専用の無線通信
装置にも適用できるものである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
5対応の各発明によれば、複数の無線局の中で通信可能
な1局を自動的に選択してデータ送信を無線により行う
ことができ、かつ送信エラーの発生頻度を低減して通信
効率の向上を図り得る無線通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である無線POSシス
テムの概要図。
【図2】 同実施の形態における売場フロアと各無線親
局の各々の無線通信ゾーンとの対応関係を示す図。
【図3】 同実施の形態における無線子局の要部構成を
示すブロック図。
【図4】 図3におけるパターン設定テーブルの構成
図。
【図5】 同実施の形態におけるホストコンピュータの
要部構成を示すブロック図。
【図6】 図3における子局別優先順位テーブルの構成
図。
【図7】 同実施の形態の無線POSシステムで無線通
信されるデータ伝文のフォーマットを示す図。
【図8】 同実施の形態における無線子局の制御部が実
行する主要な制御処理を示す流れ図。
【図9】 同実施の形態におけるホストコンピュータの
制御部が実行する伝文送受信制御処理を示す流れ図。
【図10】同実施の形態の作用説明に用いる売場フロア
と各無線親局の各々の無線通信ゾーンとの対応関係を示
す図。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 2a〜2f…無線親局 4a〜4n…POS端末 5a〜5n…無線子局 8a〜8f…無線通信ゾーン T1…優先順位テーブル T2…パターン設定テーブル T3…子局別優先順位テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線局のうちいずれか1局を中継
    局選択手段により選択し、その選択した無線局に無線通
    信によりデータを送信する無線通信装置において、 前記中継局選択手段は、前記各無線局の優先順位を記憶
    する優先順位テーブルと、この優先順位テーブルの優先
    順位に従いデータ送信が正常に完了するまで無線局を順
    に選択する選択切換手段と、データ送信を正常に完了し
    たとき、データ送信先の無線局が優先順位第2位以下で
    あると、この無線局の優先順位を第1位とするように前
    記優先順位テーブルの内容を変更する優先順位変更手段
    とからなることを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の無線局のうちいずれか1局を中継
    局選択手段により選択し、その選択した無線局に無線通
    信によりデータを送信する無線通信装置において、 前記中継局選択手段は、前記各無線局の優先順位を記憶
    する優先順位テーブルと、この優先順位テーブルの優先
    順位に従いデータ送信が正常に完了するまで無線局を順
    に選択する選択切換手段と、いずれかの無線局から無線
    送信されたデータを受信すると、データ送信元の無線局
    が前記優先順位テーブルの優先順位第1位か否かを判断
    する順位判定手段と、この順位判定手段により該当する
    無線局が優先順位第2位以下であるとき、この無線局の
    優先順位を第1位とするように前記優先順位テーブルの
    内容を変更する優先順位変更手段とからなることを特徴
    とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記優先順位変更手段は、予め無線局別
    にその無線局を優先順位第1位としたときの優先順位パ
    ターンを設定したパターン設定テーブルを有し、このパ
    ターン設定テーブルにおける優先順位を第1位とする無
    線局の優先順位パターンで前記優先順位テーブルの内容
    を変更することを特徴とする請求項1または2項記載の
    無線通信装置。
  4. 【請求項4】 複数の無線局のうちいずれか1局を選択
    し、その選択した無線局に無線通信によりデータを送信
    する無線通信装置において、 前記各無線局の優先順位を設定し、データ送信時にこの
    優先順位に従いデータ送信が正常に完了するまで前記各
    無線局を順に選択してデータ送信を繰返し、データ送信
    を正常に完了すると、このときのデータ送信先の無線局
    を次回のデータ送信時の優先順位第1位とすることを特
    徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 複数の無線局のうちいずれか1局を選択
    し、その選択した無線局に無線通信によりデータを送信
    する無線通信装置において、 前記各無線局の優先順位を設定し、データ送信時にこの
    優先順位に従いデータ送信が正常に完了するまで前記各
    無線局を順に選択してデータ送信を繰返し、かついずれ
    かの無線局から無線送信されたデータを受信すると、こ
    のときのデータ送信元の無線局を次回のデータ送信時の
    優先順位第1位とすることを特徴とする無線通信装置。
JP7250534A 1995-09-28 1995-09-28 無線通信装置 Pending JPH0993178A (ja)

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JP7250534A JPH0993178A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 無線通信装置

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ID=17209339

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6968212B1 (en) 2000-05-26 2005-11-22 Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. Base station apparatus that directively transmits a modulated packet signal to a priority destination and packet transmission method thereto

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6968212B1 (en) 2000-05-26 2005-11-22 Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. Base station apparatus that directively transmits a modulated packet signal to a priority destination and packet transmission method thereto

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