JPH0992178A - 受撮像複合管およびその輝度補正回路 - Google Patents

受撮像複合管およびその輝度補正回路

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JPH0992178A
JPH0992178A JP24337095A JP24337095A JPH0992178A JP H0992178 A JPH0992178 A JP H0992178A JP 24337095 A JP24337095 A JP 24337095A JP 24337095 A JP24337095 A JP 24337095A JP H0992178 A JPH0992178 A JP H0992178A
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JP
Japan
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ray tube
cathode ray
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image
cathode
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Application number
JP24337095A
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English (en)
Inventor
Koji Mimori
幸治 三森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ電話等において使用者の映像が相手方
の受像機に、相手方を正視しているように表示する。 【解決手段】 ブラウン管の表示面13とは対向する電
子銃11の側に、ブラウン管の表示面13側を撮影する
撮像装置10を封入し、ブラウン管の蛍光面に設けられ
た光反射膜は、蛍光面を走査する電子ビーム12が直射
しない走査線間を除去し、前記撮像装置10によりブラ
ウン管を通してブラウン管の外部にある対象物を撮影可
能な構成にする。前記ブラウン管はアパーチャグリル型
シャドウマスクおよびストライプ状の蛍光体を有したも
のを用いる。また、一様な輝度を有する基準対象物の撮
影画像情報を記憶する記憶回路と、記憶回路の画像情報
と前記対象物の撮影画像情報とを演算する演算回路とを
具備した光反射膜の除去による撮影画像の輝度ムラを補
正する回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラウン管に関し、
更に詳しくはブラウン管に撮影機能を付加して構成した
受撮像複合管とその輝度補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より図6に示すようなテレビ電話シ
ステム、或いはテレビ会議システム等、映像機器を介し
てコミュニケーションを取る通信システムがあった。こ
れは遠距離にいる相手の表情を見ながら会話をすること
ができ、コミュニケーションを取る上での効果は大きな
ものがあった。
【0003】しかしながら、図6から分かるように使用
者1はテレビ2に映し出されている相手を見ながら話を
するため(視線L1 )、テレビ2の上部に設定されてい
るテレビカメラ3による撮影は、撮影光軸L2 で示され
るように使用者1の上部から撮影することになる。従っ
て、相手側のテレビ4には使用者1が下を向いているよ
うに映し出されることになり、また同様に相手側の映像
も使用者1の側のテレビ2に下を向いているように映し
出されることになる。このため、このシステムを使用す
るときは不自然さが残るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、テレビ電話システム、或いはテレビ会議システムを
使用する際に、使用者双方の画像がそれぞれ相手を見て
いるように相手側テレビに映し出されるようにしようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って本発明はかかる課
題に鑑みなされたものであって、ブラウン管内のブラウ
ン管の表示面とは対向する電子銃の側に、ブラウン管の
表示面側を撮影する撮像装置を封入すると共に、ブラウ
ン管の蛍光面に設けられた光反射膜は、蛍光面を走査す
る電子ビームが直射しない走査線間を除去した構造とし
て、前記撮像装置によりブラウン管面を通して、ブラウ
ン管の外部にある対象物を撮影可能な構成にする。
【0006】また、ブラウン管の表示面とは対向する電
子銃の側の、ブラウン管壁の一部に光学的に透明な窓を
設けると共に、ブラウン管の蛍光面に設けられた光反射
膜は、蛍光面を走査する電子ビームが直射しない走査線
間を除去した構造とし、更に、透明な窓の背部に撮像装
置を設け、窓およびブラウン管面を通してブラウン管の
外部にある対象物を撮影可能な構成にする。
【0007】前記ブラウン管はアパーチャグリル型シャ
ドウマスクおよびストライプ状の蛍光体を有した構成で
あるとする。
【0008】更に、一様な輝度を有する基準対象物の撮
影画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の画像
情報と前記対象物の撮影画像情報とを演算する演算手段
とを具備し、光反射膜の除去による撮影画像の輝度ムラ
を補正する構成にして上記課題を解決する。
【0009】この受撮像複合管を用いることにより、こ
のシステムの使用者の映像が、相手側のテレビに相手を
見ているように映し出され、双方の映像の視線を一致さ
せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図5を参照して説明する。図1は本発明による受撮像複
合管の第一の実施形態を示す断面側面図であり、図2は
第二の実施形態を示す断面側面図である。図3は本発明
の実施に用いて好適なブラウン管の構成を示す、一部を
破断した斜視図である。図4はブラウン管面の光透過部
について説明するための図であって、同図(a)は反射
用のアルミ箔の作用を示し、同図(b)は光透過部の形
成を示す。また、図5は撮影画像の輝度ムラを補正する
回路のブロック図である。
【0011】まず、図1は本発明の第一の実施形態を示
し、電子銃11からの電子ビーム12が蛍光体16に衝
突して画像を表示する機能を有すると共に、撮像装置1
0がブラウン管の表示面13の方向を撮影するように電
子銃11の側に密封して設けられていて、後段で詳細に
説明するが、走査線方向に帯状に反射膜が除去されたブ
ラウン管の表示面13を通して入射光L3 が撮像装置1
0に達し、ブラウン管の外部にある対象物を撮影するも
のである。
【0012】また、図2は本発明の第二の形態を示し、
第一の実施形態と同様に画像を表示する機能を有すると
共に、撮像装置10はブラウン管の表示面13とは対向
する部位に設けられた光透過窓14の背部に、ブラウン
管の表示面13の方向を撮影するように設定されてい
て、これも走査線方向に帯状に反射膜が除去されたブラ
ウン管の表示面13を通して入射光L3 が撮像装置10
に達し、ブラウン管の外部にある対象物を撮影するもの
である。
【0013】上述した2つの形態のブラウン管をテレビ
電話システム、或いはテレビ会議システム等の画像入出
力装置として用いることにより、ブラウン管の表示面1
3を見ている一方の使用者の表情が、相手方のブラウン
管の表示面13に相手方を見ている状態で表示される。
即ち、従来例で説明した視線の不自然さを解消するもの
である。
【0014】図3は本発明に用いて好適であるアパーチ
ャグリル型シャドウマスク15を有するブラウン管を示
していて、例えば単電子銃11aから発せられた電子ビ
ーム12はアパーチャグリル型シャドウマスク15を通
過して表示面13にあるストライプ形状の蛍光体16に
達し、これを励起して画像情報に対応した映像を表示す
る。
【0015】ここで図4を参照して、本発明にはアパー
チャグリル型シャドウマスクとストライプ状の蛍光体を
有する形態のブラウン管を用いて好適である理由を説明
する。
【0016】まず、図4(a)に示すように表示面13
の内側に塗布された蛍光体16の電子銃側には反射用と
してアルミ箔17が全面に設けられている。これは表示
の輝度を上げるためであって、電子ビーム12が蛍光体
16に衝突した際に、前方に出る光L4 と後方に出る光
L5 のうち、後方に出る光L5 を反射して光L6 として
前方に出射させ、輝度を上げている。
【0017】しかしながら本発明においては、撮影のた
めブラウン管の表示面13の少なくとも一部に光を透過
する部位を設ける必要であり、これを図4(b)に示す
ように電子ビーム12の走査ライン間にあるアルミ箔1
7を線状に除去して光透過部19を形成する。このとき
シャドウマスクの孔および蛍光体16がドット型或いは
長円型で構成されているものでは、その配置と光透過部
19との関係により2つの平行度が良く出ていなけれ
ば、明暗の縞が生じることになる。しかし、アパーチャ
グリル型シャドウマスクとストライプ状の蛍光体であれ
ば、この明暗の縞が生じる虞れはなく、質の良い画像を
得ることができる。
【0018】つぎに、上述した撮像システムにおける撮
影画像の輝度ムラの補正について図5の回路ブロック図
を参照して説明する。上述したように、反射用のアルミ
箔17を除去して光透過部19を設けたことにより、表
示面13に輝度ムラが生じ、従って撮像装置10での撮
影画像にも輝度ムラが生じることになり、これを電気的
に補正しようとするものである。
【0019】回路ブロックはS/H回路20、A/Dコ
ンバータ21、基準画像メモリ22、画像メモリ23、
演算器24を主要な要素として構成されている。
【0020】まず、予め撮像装置10の撮像素子上での
輝度ムラを測定し、基準画像メモリ22に記憶してお
く。これは例えば、撮影対象物の位置に均一な輝度を有
するスクリーンを置き、このスクリーンを撮影して、各
撮像素子の出力をS/H回路20、A/Dコンバータ2
1を介してデジタルデータに変換し、基準画像メモリ2
2に記憶する。このデータはアルミ箔17の一部を線状
に除去したために起こる撮像素子上の輝度ムラに対応す
ることになる。
【0021】実際の撮影対象物を撮影する場合、その出
力をS/H回路20、A/Dコンバータ21を介してデ
ジタルデータに変換し、画像メモリ23に記憶する。つ
ぎに、画像メモリ23から順次データを読み出して演算
器24に入力すると共に、先に求めて基準画像メモリ2
2に格納した輝度ムラのデータを画像メモリ23のデー
タ位置と対応させて読み出し、演算器24に入力して画
像メモリ23との演算を行いデータを補正する。補正さ
れた輝度ムラのないデータは通信系25に入力され、テ
レビ電話システム、或いはテレビ会議システムの画像デ
ータとして相手側に伝達される。尚、演算器24の演算
速度が十分に速い場合は、画像メモリ23を省略するこ
とも可能である。
【0022】また、輝度ムラを補正する他の方法とし
て、撮像装置10の前部に液晶によるシャッタを設け、
基準画像メモリ22の基準データに基づいて、その位置
に対応する液晶シャッタの光透過量を制御してもよい。
更に、撮像用のCCDの画素上に、輝度ムラの量に対応
して光を透過するマスクを設けてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の受撮像複合管を用いてテレビ電
話システム、テレビ会議システム等を構成することによ
り、このシステムの使用者の映像が、相手側のテレビに
相手を見ているように映し出され、従来から問題となっ
ていた双方の映像の視線の不一致による不自然さを解消
することができ、更に一層のコミュニケーションの向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による受撮像複合管の第一の実施形態
を示す断面側面図である。
【図2】 本発明による受撮像複合管の第二の実施形態
を示す断面側面図である。
【図3】 本発明の実施に用いて好適なブラウン管の構
成を示す、一部を破断した斜視図である。
【図4】 ブラウン管面の光透過部について説明するた
めの図であって、(a)は反射用のアルミ箔の作用を示
し、(b)は光透過部の形成を示す。
【図5】 撮影画像の輝度ムラを補正する回路のブロッ
ク図である。
【図6】 従来からあるテレビ電話の構成を示すシステ
ム図である。
【符号の説明】
1 使用者 2、4 テレビ 3 テレビカメラ 10 撮像装置 11 電子銃 11a 単電子銃 12 電子ビーム 13 表示面 14 光透過窓 15 アパーチャグリル型シャドウマスク 16 蛍光体 17 アルミ箔 19 光透過部 20 S/H回路 21 A/Dコンバータ 22 基準画像メモリ 23 画像メモリ 24 演算器 25 通信系 L1 視線 L2 撮影光軸 L3 入射光 L4 直射光 L5 、L6 反射光

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウン管内部の、ブラウン管の表示面
    と対向する電子銃の側に、ブラウン管の表示面側を撮影
    する撮像装置を封入すると共に、 前記ブラウン管の蛍光面に設けられた光反射膜は、蛍光
    面を走査する電子ビームが直射しない走査線間を除去し
    た構造とし、ブラウン管面を通してブラウン管の外部に
    ある対象物を撮影可能な構成にしたことを特徴とする受
    撮像複合管。
  2. 【請求項2】 ブラウン管の表示面と対向する電子銃の
    側のブラウン管壁に光学的に透明な窓を設けると共に、 前記ブラウン管の蛍光面に設けられた光反射膜は、蛍光
    面を走査する電子ビームが直射しない走査線間を除去し
    た構造とし、 更に、前記窓の背部に撮像装置を設け、前記窓およびブ
    ラウン管面を通してブラウン管の外部にある対象物を撮
    影可能な構成にしたことを特徴とする受撮像複合管。
  3. 【請求項3】 前記ブラウン管はアパーチャグリル型シ
    ャドウマスクおよびストライプ状の蛍光体を有した構成
    であることを特徴とする、請求項1に記載の受撮像複合
    管。
  4. 【請求項4】 前記ブラウン管はアパーチャグリル型シ
    ャドウマスクおよびストライプ状の蛍光体を有した構成
    であることを特徴とする、請求項2に記載の受撮像複合
    管。
  5. 【請求項5】 一様な輝度を有する基準対象物の撮影画
    像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の画像情報と前記対象物の撮影画像情報と
    を演算する演算手段とを具備し、 光反射膜の除去による撮影画像の輝度ムラを補正する構
    成にしたことを特徴とする、請求項1に記載した受撮像
    複合管の輝度補正回路。
  6. 【請求項6】 一様な輝度を有する基準対象物の撮影画
    像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の画像情報と前記対象物の撮影画像情報と
    を演算する演算手段とを具備し、 光反射膜の除去による撮影画像の輝度ムラを補正する構
    成にしたことを特徴とする、請求項2に記載した受撮像
    複合管の輝度補正回路。
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