JPH0991873A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JPH0991873A
JPH0991873A JP24631395A JP24631395A JPH0991873A JP H0991873 A JPH0991873 A JP H0991873A JP 24631395 A JP24631395 A JP 24631395A JP 24631395 A JP24631395 A JP 24631395A JP H0991873 A JPH0991873 A JP H0991873A
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JP
Japan
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circuit
pulse
signal
digital signal
output
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JP24631395A
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English (en)
Inventor
Masayuki Suzuki
雅之 鈴木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パ−シャルレスポンス方式で変調記録した信
号を復調する場合に、相殺ポイントでパルス振幅をゼロ
にすることでディジタル信号変換の誤判別を押さえるこ
とができるディジタル信号再生装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 ヘッド1と、ヘッドアンプ2と、固定イ
コライザ3と、プラスパルス又はマイナスパルスの振幅
を可変する波形整形回路4と、復調回路5と、該波形整
形回路4を出力したプラスパルス及びマイナスパルスを
相殺するポイントのタイミングを検出する相殺タイミン
グ検出回路6と、前記復調回路4を出力した信号を検出
して、前記タイミングでパルスを相殺できるように、前
記波形整形回路4でプラスパルス又はマイナスパルスの
振幅を可変するための制御信号を出力する制御回路7と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーシャルレスポ
ンス方式で変調された記録信号を自動的に波形歪みをな
くして再生するディジタル信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、伝送あるいは記録媒体から出力さ
れた信号をディジタル信号として再生する方法として、
特定の符号間干渉が生じるようにパーシャルレスポンス
等化した後、原ディジタル信号を再生する方法が開発さ
れている。この手法は、特に磁気記録再生系のように符
号間干渉の大きな場合において、符号間干渉を抑圧する
ように等化して、ディジタル信号を検出する方法に比
べ、より低い符号誤り率で検出できる手法である。
【0003】図3は、従来のディジタルVTRにおける
ディジタル信号再生装置の一例を示すブロック図であ
る。パーシャルレスポンスクラス4の変調方式で変調さ
れテープに記録された信号は、ヘッド51にて再生さ
れ、ヘッドアンプ52で増幅された後、高域成分の劣化
を補償する固定イコライザ53を通ってパーシャルレス
ポンスクラス4の復調回路54にて復調されディジタル
信号に変換される。この復調回路54は、遅延回路55
により1クロック遅延した信号と入力信号を加算器56
により加算する構成である。
【0004】ここで、パーシャルレスポンスクラス4と
は、0001000の信号が入力されたとき00010
1000の出力がでる変調方式で、その周波数成分が電
磁変換系と相似系なので効率よく記録再生できる変復調
方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、パーシ
ャルレスポンスクラス4方式では、1クロック遅延した
信号と元の信号を加算した信号によりディジタル信号の
復調を行う。このとき1クロック遅延した信号と元の信
号との相殺ポイントにおけるプラスパルスとマイナスパ
ルスの加算において、ヘッド51、ヘッドアンプ52あ
るいはテープの特性により、波形歪みを生じて、プラス
パルスとマイナスパルスの振幅が異なることがある。こ
の場合、相殺ポイントにおいて、信号成分がゼロになら
ずに残り、ディジタル信号ヘの変換において誤りが多く
発生する。例えば、図4に示すように、相殺ポイントに
おいて、信号成分がゼロにならずマイナス側に成分が残
れば、ディジタル信号検出回路において、−1と誤判別
するおそれがある。
【0006】本発明の目的は、パ−シャルレスポンス方
式で変調記録した信号を復調する場合に、相殺ポイント
でパルス振幅をゼロにすることでディジタル信号変換の
誤判別を押さえることができるディジタル信号再生装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パーシャルレ
スポンス方式で変調し磁気記録されたディジタル信号を
再生する再生手段と、該再生手段を出力した再生信号と
再生信号を1クロック遅延した信号を加算することで復
調する復調回路とを備えるディジタル信号再生装置であ
る。上記目的を達成するため本発明は、前記復調回路の
前段に配置して、前記再生手段を出力したプラスパルス
又はマイナスパルスの振幅を可変する波形整形回路と、
該波形整形回路を出力したプラスパルス及びマイナスパ
ルスを相殺するポイントのタイミングを検出する相殺タ
イミング検出回路と、前記復調回路を出力した信号を検
出して、前記タイミングでパルスを相殺できるように、
前記波形整形回路でプラスパルス又はマイナスパルスの
振幅を可変するための制御信号を出力する制御回路とを
備えたことを特徴とする。
【0008】この波形整形回路は、整形抵抗と、その整
形抵抗に出力端と並列に接続した、制御信号に基づいて
抵抗値を可変できる抵抗可変手段とダイオ−ドと基準電
圧との直列回路とを備えることを特徴とする。
【0009】相殺タイミング検出回路は、再生信号のプ
ラスパルスあるいはマイナスパルス発生時にトリガ−パ
ルスを発生するトリガ−パルス発生回路と、該トリガ−
パルスの立ち下がりに1クロックだけパルスを発生する
1クロックパルス発生回路と、トリガ−パルス発生回路
の出力と1クロックパルス発生回路の出力のANDをと
るAND回路とを備えることを特徴とする。
【0010】制御回路は、復調信号と基準電圧を比較す
る比較回路と、相殺タイミング検出回路の出力信号に応
じて前記比較回路の出力をオン・オフするスイッチング
回路と、該スイッチング回路のオン信号を積分して波形
整形回路の抵抗可変手段に出力する積分回路とを備える
ことを特徴とする。
【0011】
【実施形態】以下、本発明の実施の形態について、図を
参照して説明する。図1は、本発明に係るディジタル信
号再生装置の一実施形態を示すブロック図である。この
ディジタル信号再生装置は、ヘッド1と、ヘッドアンプ
2と、固定イコライザ3と、波形整形回路4と、復調回
路5と、相殺タイミング検出回路6と、制御回路7から
なる。
【0012】波形整形回路4は、整形抵抗R1と、該整
形抵抗R1の出力端に接続する可変抵抗R2とダイオード
1と基準電圧源E1の直列回路と、さらに整形抵抗R1
の出力端に接続する抵抗R3とダイオードD2と基準電圧
源E2の直列回路とを備え、これら直列回路は整形回路
1の出力端と並列に配置されている。ダイオ−ドD1
基準電圧源E1の正極にカソ−ド端を接続し、ダイオー
ドD2は基準電圧源E2の正極にアノ−ド端を接続してい
る。
【0013】復調回路5は、波形整形回路4の抵抗R1
を出力した信号を1クロック遅延する遅延回路8と、該
遅延信号と元の信号を加算する加算器9からなる。
【0014】相殺タイミング検出回路6は、再生信号の
プラスパルスあるいはマイナスパルス発生時にトリガ−
パルスを発生するトリガ−パルス発生回路10と、該ト
リガ−パルスの立ち下がりに1クロックだけパルスを発
生する1クロックパルス発生回路であるモノマルチ11
と、該モノマルチ回路を出力した信号とトリガ−パルス
発生回路10を出力した信号を入力するAND回路12
から構成される。トリガ−パルス発生回路10は、波形
整形回路4を出力した信号とそれぞれ基準電圧E2,E3
とを入力するコンパレータ13,14と、両コンパレー
タ13,14を出力した信号を入力するOR回路15と
からなる。コンパレ−タ13の非反転入力端には波形整
形回路4を出力した信号を入力し、反転入力端には基準
電圧E3を入力する。また、コンパレ−タ14の非反転
入力端には基準電圧E4を入力し、反転入力端には波形
整形回路4を出力した信号を入力する。
【0015】制御回路7は、復調回路5を出力した信号
と、基準電圧E5を入力するコンパレータ15と、該コ
ンパレータ16からの信号をオン/オフするゲート回路
17と、抵抗R4 と並列に接続したコンデンサC1とか
らなる積分回路18を備える。
【0016】このディジタル信号再生回路の動作につい
て説明する。図2は各部分における信号のタイミングチ
ャートである。図2に示すディジタル記録信号を、ヘッ
ド1で再生し、ヘッドアンプ2で増幅して、固定イコラ
イザ3で高域部分の劣化を補償する。この再生信号A
は、記録信号に対して、微分波形を示す。波形整形回路
4の抵抗VRを可変して波形の振幅を変え、復調回路5
でプラスパルスとマイナスパルスが相殺ポイントでゼロ
となるようにする。復調回路5では、再生信号Aと1ク
ロックを遅延回路で遅延した遅延信号Bを加算器で加算
する。その復調信号Cは図示していないが後段のディジ
タル変換回路に送出される。
【0017】相殺ポイントで完全に信号の振幅がゼロと
なるように、相殺タイミング検出回路と制御回路が機能
する。相殺タイミング回路6には再生信号Aがコンパレ
ータ13,14に入力しOR回路15に出力し、再生信
号Aの立ち上がり及び立ち下がりにおいて、プラスパル
スを発生して、トリガーパルスDを発生する。モノマル
チ回路13は、パルスDの立ち下がりポイントで、パル
スを立ち上げて1クロック(d sec)だけ、その状
態を保持する。モノマルチ回路11の出力信号は、図2
の信号Eに示すような波形となる。この信号Dと信号E
のANDをとることにより、相殺ポイントパルスFが得
られる。
【0018】この相殺ポイントにてプラスパルスとマイ
ナスパルスの和が完全にゼロになるように、制御回路7
で再生信号Aの振幅を可変する制御信号を作って、波形
整形回路4にフィードバックする。つまり、プラスパル
スがマイナスパルスより大きくなると復調信号Cと基準
電圧E5との比較信号をコンパレータ16で作成し、抵
抗R4とコンデンサC1にて積分される。相殺ポイントパ
ルスFにて、相殺ポイントのみゲート回路17でゲート
(オン)された制御信号が波形整形回路4にフィードバ
ックされる。
【0019】電子ボリュームVRは、制御信号の電圧が
大きくなると抵抗値が小さくなるように設定されてお
り、抵抗R1、ダイオードD1、電圧E1によりプラスパ
ルスのみが小さくなる。従って、プラスパルスとマイナ
スパルスの振幅が等しくなる。マイナスパルスがプラス
パルスより大きくなったときは、制御信号の電圧が小さ
くなり電子ボリュームVRの抵抗値が大きくなり、プラ
スパルスの振幅が大きくなる。従って、プラスパルスと
マイナスパルスの振幅が等しくなる。なお、本実施形態
では、波形整形回路と制御回路により、プラスパルスの
振幅を可変制御したが、マイナスパルスの振幅を可変制
御してもよいし、プラスパルスとマイナスパルスの両方
の振幅を可変制御してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、パーシャルレスポンス
方式で復調するときに、相殺ポイントで再生されたプラ
スパルスとマイナスパルスの振幅が異なる場合でも、加
算して振幅がゼロとなるように振幅を可変することで、
ディジタル信号へ変換したときの誤りが低下して、きれ
いな再生画面が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディジタル再生装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】このディジタル再生装置の各回路のタイミング
チャ−トである。
【図3】従来のディジタル再生装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図4】従来のディジタル再生装置の各回路のタイミン
グチャ−トである。
【符号の説明】
1 ヘッド 4 波形整形回路 5 復調回路 6 相殺タイミング検出回路 7 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーシャルレスポンス方式で変調し磁気
    記録されたディジタル信号を再生する再生手段と、該再
    生手段を出力した再生信号と再生信号を1クロック遅延
    した信号を加算することで復調する復調回路とを備える
    ディジタル信号再生装置において、 前記復調回路の前段に配置して、前記再生手段を出力し
    たプラスパルス又はマイナスパルスの振幅を可変する波
    形整形回路と、 該波形整形回路を出力したプラスパルス及びマイナスパ
    ルスを相殺するポイントのタイミングを検出する相殺タ
    イミング検出回路と、 前記復調回路を出力した信号を検出して、前記タイミン
    グでパルスを相殺できるように、前記波形整形回路でプ
    ラスパルス又はマイナスパルスの振幅を可変するための
    制御信号を出力する制御回路と、を備えたことを特徴と
    するディジタル信号再生装置。
  2. 【請求項2】波形整形回路は、整形抵抗と、その整形抵
    抗に出力端と並列に接続した、制御信号に基づいて抵抗
    値を可変できる抵抗可変手段とダイオ−ドと基準電圧と
    の直列回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    ディジタル信号再生装置。
  3. 【請求項3】相殺タイミング検出回路は、再生信号のプ
    ラスパルスあるいはマイナスパルス発生時にトリガ−パ
    ルスを発生するトリガ−パルス発生回路と、該トリガ−
    パルスの立ち下がりに1クロックだけパルスを発生する
    1クロックパルス発生回路と、トリガ−パルス発生回路
    の出力と1クロックパルス発生回路の出力のANDをと
    るAND回路とを備えることを特徴とする請求項1記載
    のディジタル信号再生装置。
  4. 【請求項4】制御回路は、復調信号と基準電圧を比較す
    る比較回路と、相殺タイミング検出回路の出力信号に応
    じて前記比較回路の出力をオン・オフするスイッチング
    回路と、該スイッチング回路のオン信号を積分して波形
    整形回路の抵抗可変手段に出力する積分回路とを備える
    ことを特徴とする請求項2記載のディジタル信号再生装
    置。
JP24631395A 1995-09-25 1995-09-25 ディジタル信号再生装置 Pending JPH0991873A (ja)

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