JPH0991032A - 制御中の工程名称を表示するプログラムコントローラ - Google Patents
制御中の工程名称を表示するプログラムコントローラInfo
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- JPH0991032A JPH0991032A JP24270895A JP24270895A JPH0991032A JP H0991032 A JPH0991032 A JP H0991032A JP 24270895 A JP24270895 A JP 24270895A JP 24270895 A JP24270895 A JP 24270895A JP H0991032 A JPH0991032 A JP H0991032A
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- program
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Abstract
(57)【要約】
【課題】プログラムコントローラが制御処理中の工程名
称をプログラムコントローラの表示デイバイス上に文字
情報として表示する。 【解決手段】フルグラフィック表示デイバイスを備えた
プログラムコントローラ10において、CPU21と記憶手
段とからなる制御演算部2の記憶手段内に表示デイバイ
ス6に表示する文字データを格納する文字用メモリ24を
設け、記憶手段に格納の制御プログラムをもとに制御演
算部2で生成される表示画像の画素データを格納するV
RAM51とVRAMの画素データを繰返し読出し走査し
て表示デイバイス6上に表示する表示器ドライバー52と
で表示駆動部5を構成し、プログラムコントローラの制
御動作が新たなプログラムセグメントにもとづく制御に
移行したとき、該セグメントに対応の工程名称を表示す
る文字データを文字用メモリ24から抽出して表示駆動部
5に設けたVRAM51の文字表示領域に複写転送するこ
とによって制御処理中の工程の名称が表示デイバイス6
に表示されるようにする。
称をプログラムコントローラの表示デイバイス上に文字
情報として表示する。 【解決手段】フルグラフィック表示デイバイスを備えた
プログラムコントローラ10において、CPU21と記憶手
段とからなる制御演算部2の記憶手段内に表示デイバイ
ス6に表示する文字データを格納する文字用メモリ24を
設け、記憶手段に格納の制御プログラムをもとに制御演
算部2で生成される表示画像の画素データを格納するV
RAM51とVRAMの画素データを繰返し読出し走査し
て表示デイバイス6上に表示する表示器ドライバー52と
で表示駆動部5を構成し、プログラムコントローラの制
御動作が新たなプログラムセグメントにもとづく制御に
移行したとき、該セグメントに対応の工程名称を表示す
る文字データを文字用メモリ24から抽出して表示駆動部
5に設けたVRAM51の文字表示領域に複写転送するこ
とによって制御処理中の工程の名称が表示デイバイス6
に表示されるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御対象プロセスを予め
設定した運転パターンプログラムに沿って駆動制御する
プログラムコントローラに関する。
設定した運転パターンプログラムに沿って駆動制御する
プログラムコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムコントローラの基本構成の1
例を図11に示し、この図によって従来の技術を説明す
る。プログラムコントローラ10は、プロセス入力をデジ
タル値に変換するA/D変換部1と、デジタル変換され
たプロセス入力データを予めメモリーに格納の処理プロ
グラムに従って処理し、プロセス状態が処理プログラム
に設定した設定値のパターンと合致する様にプロセスの
操作量を演算によって求める制御演算部2と、制御演算
部2の演算結果を操作端に与える出力変換部3とを主体
とし、プロセスを運転管理するオペレータとのインター
フェースとなるプロセス制御のステップ段階ならびに制
御目的値としての設定値と制御結果であるプロセス測定
値などの動作状態情報を表示する表示デバイス6と、こ
れを駆動制御する表示器ドライバ52、およびプログラム
設定値の設定操作を行うための数個のファンクションキ
ーとテンキーからなるキースイッチ4が付加されて構成
されている。
例を図11に示し、この図によって従来の技術を説明す
る。プログラムコントローラ10は、プロセス入力をデジ
タル値に変換するA/D変換部1と、デジタル変換され
たプロセス入力データを予めメモリーに格納の処理プロ
グラムに従って処理し、プロセス状態が処理プログラム
に設定した設定値のパターンと合致する様にプロセスの
操作量を演算によって求める制御演算部2と、制御演算
部2の演算結果を操作端に与える出力変換部3とを主体
とし、プロセスを運転管理するオペレータとのインター
フェースとなるプロセス制御のステップ段階ならびに制
御目的値としての設定値と制御結果であるプロセス測定
値などの動作状態情報を表示する表示デバイス6と、こ
れを駆動制御する表示器ドライバ52、およびプログラム
設定値の設定操作を行うための数個のファンクションキ
ーとテンキーからなるキースイッチ4が付加されて構成
されている。
【0003】上記の制御演算部2は、演算処理を実行す
るCPU21と、演算処理の手順を定めたプログラムと演
算処理の過程で用いる或いは生成されるデータを格納し
ておくROM22,RAM23などでなる記憶手段とで構成
され、表示デバイス6としては、簡単コントローラでは
LEDなどの発光素子を並べた7セグメントあるいはユ
ニオンシャック表示器が、一方、高機能のプログラムコ
ントローラでは、キャラクタ、さらにはグラフィックの
表示機能を有するLCD、またはELでなるフラットパ
ネルディスプレイが使用されており、これらの表示デバ
イスには、従来、制御対象プロセスの現在測定値とプロ
グラムコントローラの設定値のほか、運転状況を示す処
理進行中のプログラムセグメントの番号や、そのプログ
ラムセグメントの経過時間などが表示されるようになっ
ている。
るCPU21と、演算処理の手順を定めたプログラムと演
算処理の過程で用いる或いは生成されるデータを格納し
ておくROM22,RAM23などでなる記憶手段とで構成
され、表示デバイス6としては、簡単コントローラでは
LEDなどの発光素子を並べた7セグメントあるいはユ
ニオンシャック表示器が、一方、高機能のプログラムコ
ントローラでは、キャラクタ、さらにはグラフィックの
表示機能を有するLCD、またはELでなるフラットパ
ネルディスプレイが使用されており、これらの表示デバ
イスには、従来、制御対象プロセスの現在測定値とプロ
グラムコントローラの設定値のほか、運転状況を示す処
理進行中のプログラムセグメントの番号や、そのプログ
ラムセグメントの経過時間などが表示されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプログラム
コントローラにおいては、7セグメント表示器を表示デ
イバイスとして用いるものでは表示デイバイス自体にか
かわる制約から、また、キャラクタ及びグラフィックの
表示機能を有する表示デバイスを用いたものであって
も、表示制御の煩雑さから現在制御処理中の工程名称が
表示されるようになっておらず、特に処理中の工程名称
の表示の必要がある場合には、別途専用のキャラクタ表
示器と外部シーケンスとを設け、運転パターンの各セグ
メントに同期させて工程名称を表示させねばならないと
いう問題がある。
コントローラにおいては、7セグメント表示器を表示デ
イバイスとして用いるものでは表示デイバイス自体にか
かわる制約から、また、キャラクタ及びグラフィックの
表示機能を有する表示デバイスを用いたものであって
も、表示制御の煩雑さから現在制御処理中の工程名称が
表示されるようになっておらず、特に処理中の工程名称
の表示の必要がある場合には、別途専用のキャラクタ表
示器と外部シーケンスとを設け、運転パターンの各セグ
メントに同期させて工程名称を表示させねばならないと
いう問題がある。
【0005】本発明は、表示デイバイス上に処理中の工
程名称を表示する簡易な手段を提供し、従来技術にもと
づくプログラムコントローラにおける処理中の工程名称
表示機能欠落の問題点を解決することを目的とする。
程名称を表示する簡易な手段を提供し、従来技術にもと
づくプログラムコントローラにおける処理中の工程名称
表示機能欠落の問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため、
本発明においては、グラフィック及びキャラクタを表示
可能なフルグラフィック表示デイバイスを備えたプログ
ラムコントローラにおいて、CPUと記憶手段とからな
る制御演算部の記憶手段内に表示デイバイスに表示する
文字データを格納する文字用メモリを設け、制御演算部
の記憶手段に格納の制御プログラムをもとにプログラム
コントローラへの入力信号と予め記憶手段に設定した設
定値とによって制御演算部のCPUが生成する表示画像
の画素データを格納するVRAMとこのVRAMの画素
データを繰返し読出し走査して表示デイバイス上に表示
する表示器ドライバーとによって表示駆動部を構成し、
プログラムコントローラの制御動作が新たなプログラム
セグメントの制御に移行したとき、該セグメントに対応
の工程名称を表示する文字データを前記文字用メモリか
ら抽出して表示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域
に複写転送することによって制御処理中のセグメントの
工程名称を表示デイバイスの監視画面上に表示されるよ
うにする。
本発明においては、グラフィック及びキャラクタを表示
可能なフルグラフィック表示デイバイスを備えたプログ
ラムコントローラにおいて、CPUと記憶手段とからな
る制御演算部の記憶手段内に表示デイバイスに表示する
文字データを格納する文字用メモリを設け、制御演算部
の記憶手段に格納の制御プログラムをもとにプログラム
コントローラへの入力信号と予め記憶手段に設定した設
定値とによって制御演算部のCPUが生成する表示画像
の画素データを格納するVRAMとこのVRAMの画素
データを繰返し読出し走査して表示デイバイス上に表示
する表示器ドライバーとによって表示駆動部を構成し、
プログラムコントローラの制御動作が新たなプログラム
セグメントの制御に移行したとき、該セグメントに対応
の工程名称を表示する文字データを前記文字用メモリか
ら抽出して表示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域
に複写転送することによって制御処理中のセグメントの
工程名称を表示デイバイスの監視画面上に表示されるよ
うにする。
【0007】そうして、プログラムコントローラにIC
カードインタフェースあるいは通信インタフェースを設
け、表示デイバイス上に表示する工程名称の編集をプロ
グラムコントローラの外部に用意したパーソナルコンピ
ュータまたはワークステーションで行い、編集結果の文
字データを前記インタフェースを通じて制御演算部の記
憶手段内に格納設定するようにする。
カードインタフェースあるいは通信インタフェースを設
け、表示デイバイス上に表示する工程名称の編集をプロ
グラムコントローラの外部に用意したパーソナルコンピ
ュータまたはワークステーションで行い、編集結果の文
字データを前記インタフェースを通じて制御演算部の記
憶手段内に格納設定するようにする。
【0008】さらに、文字用メモリを、確定した工程名
称の文字データを呼び出す検索コードを工程コードと対
応させて格納しておく検索コードメモリ領域と、工程名
称の選択範囲としてあらかじめ用意した熟語としての工
程名称の文字データを該名称の五十音配列順を意味する
前記の検索コードと対応させて格納しておく候補文字メ
モリ領域とによって構成し、制御が新たなプログラムセ
グメントに移行したとき、このプログラムセグメントに
対応の工程コードを認識して検索コードメモリ領域から
工程コードに対応の検索コードを抽出し、続いてこの検
索コードに対応の工程名称を表示する文字データを候補
文字メモリ領域から抽出して表示駆動部に設けたVRA
Mの文字表示領域に複写転送するようにし、検索コード
メモリ領域に格納するデータをプログラムコントローラ
本体に設けたキースイッチから指定入力できるようにす
る。
称の文字データを呼び出す検索コードを工程コードと対
応させて格納しておく検索コードメモリ領域と、工程名
称の選択範囲としてあらかじめ用意した熟語としての工
程名称の文字データを該名称の五十音配列順を意味する
前記の検索コードと対応させて格納しておく候補文字メ
モリ領域とによって構成し、制御が新たなプログラムセ
グメントに移行したとき、このプログラムセグメントに
対応の工程コードを認識して検索コードメモリ領域から
工程コードに対応の検索コードを抽出し、続いてこの検
索コードに対応の工程名称を表示する文字データを候補
文字メモリ領域から抽出して表示駆動部に設けたVRA
Mの文字表示領域に複写転送するようにし、検索コード
メモリ領域に格納するデータをプログラムコントローラ
本体に設けたキースイッチから指定入力できるようにす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にもとづいて、プログラム
制御のステップの進行に伴い現在制御中の工程名称が表
示されるようにしたプログラムコントローラの実施形態
の1例の構成を図1に、また、この実施例のプログラム
コントローラに実行させる制御プログラムの成り立ちを
図2ないし図4に示して本発明を説明する。
制御のステップの進行に伴い現在制御中の工程名称が表
示されるようにしたプログラムコントローラの実施形態
の1例の構成を図1に、また、この実施例のプログラム
コントローラに実行させる制御プログラムの成り立ちを
図2ないし図4に示して本発明を説明する。
【0010】本発明にもとづく図1の構成のプログラム
コントローラ10も図11によって説明の従来技術によるプ
ログラムコントローラと同様、プロセス入力をデジタル
値に変換するA/D変換部1と、デジタル変換されたプ
ロセス入力データを予めメモリーに格納の制御プログラ
ムに従って処理してプロセス状態が制御プログラムに設
定の設定値のパターンと合致する様にプロセスの操作量
を演算によって求める制御演算部2と、制御演算部2の
演算結果を操作端に与える出力変換部3、及び文字とグ
ラフィックの表示機能を有するフルグラフィックな表示
デバイス6と、この表示デバイス6を駆動制御する表示
駆動部5、並びにプログラムコントローラへの動作指令
および設定値の入力設定操作を行うための数個のファン
クションキーとテンキーからなるキースイッチ4を前面
に設けて構成されている。
コントローラ10も図11によって説明の従来技術によるプ
ログラムコントローラと同様、プロセス入力をデジタル
値に変換するA/D変換部1と、デジタル変換されたプ
ロセス入力データを予めメモリーに格納の制御プログラ
ムに従って処理してプロセス状態が制御プログラムに設
定の設定値のパターンと合致する様にプロセスの操作量
を演算によって求める制御演算部2と、制御演算部2の
演算結果を操作端に与える出力変換部3、及び文字とグ
ラフィックの表示機能を有するフルグラフィックな表示
デバイス6と、この表示デバイス6を駆動制御する表示
駆動部5、並びにプログラムコントローラへの動作指令
および設定値の入力設定操作を行うための数個のファン
クションキーとテンキーからなるキースイッチ4を前面
に設けて構成されている。
【0011】制御演算部2は、演算処理を実行するCP
U21と記憶手段とからなり、この記憶手段は、CPU21
に実行させる制御プログラムと制御プログラムの実行に
あたって用いる制御パラメタを格納しておくROM,E
EPROMなどでなる不揮発性メモリ22と、制御中のプ
ロセスの工程名称を表示デバイス6に表示するにあたっ
て用いる予め編集して用意した文字データを格納してお
く同じく不揮発性メモリでなる文字用メモリ24と、A/
D変換部1ならびに出力変換部3と制御演算部2間で授
受されるデータ情報およびCPU21が演算処理を実行す
る過程で生成され処理の間保持が必要となるデータ情報
を一時記憶しておくRAM23とで構成されている。そし
て、表示駆動部5は、制御演算部2において生成された
表示デバイス6に表示する画素データを新たな画素デー
タが生成されて書き換えられるまでの間保持しておくV
RAM51と、VRAM51に格納されている画素データを
順次読みだして表示デバイス6に表示する描画信号を生
成する表示器ドライバ52によって構成されている。
U21と記憶手段とからなり、この記憶手段は、CPU21
に実行させる制御プログラムと制御プログラムの実行に
あたって用いる制御パラメタを格納しておくROM,E
EPROMなどでなる不揮発性メモリ22と、制御中のプ
ロセスの工程名称を表示デバイス6に表示するにあたっ
て用いる予め編集して用意した文字データを格納してお
く同じく不揮発性メモリでなる文字用メモリ24と、A/
D変換部1ならびに出力変換部3と制御演算部2間で授
受されるデータ情報およびCPU21が演算処理を実行す
る過程で生成され処理の間保持が必要となるデータ情報
を一時記憶しておくRAM23とで構成されている。そし
て、表示駆動部5は、制御演算部2において生成された
表示デバイス6に表示する画素データを新たな画素デー
タが生成されて書き換えられるまでの間保持しておくV
RAM51と、VRAM51に格納されている画素データを
順次読みだして表示デバイス6に表示する描画信号を生
成する表示器ドライバ52によって構成されている。
【0012】図1の構成のプログラムコントローラ10が
実行する制御プログラムは、制御工程のステップ毎に制
御パラメータを設定して実行順のステップ番号を付した
プログラムセグメントを連結したプログラムパターンと
して制御演算部2に設けた不揮発性メモリ22であるRO
M及びEEROMに該プログラムパターンに付したパタ
ーン番号と対応づけて図2と図3によって説明のイメー
ジで予め書き込み格納しておく。
実行する制御プログラムは、制御工程のステップ毎に制
御パラメータを設定して実行順のステップ番号を付した
プログラムセグメントを連結したプログラムパターンと
して制御演算部2に設けた不揮発性メモリ22であるRO
M及びEEROMに該プログラムパターンに付したパタ
ーン番号と対応づけて図2と図3によって説明のイメー
ジで予め書き込み格納しておく。
【0013】図2は、このプログラムコントローラ10に
実行させる制御プログラムのプログラムパターンを設定
または変更の操作を行うときのパターン設定画面の1例
を示す図であり、プログラムコントローラの表示デバイ
ス6上にこのパターン設定画面を呼び出して画面中に開
かれた設定項目ウィンドウSW上でキースイッチ4を操
作して各設定項目について所定の入力を行う。
実行させる制御プログラムのプログラムパターンを設定
または変更の操作を行うときのパターン設定画面の1例
を示す図であり、プログラムコントローラの表示デバイ
ス6上にこのパターン設定画面を呼び出して画面中に開
かれた設定項目ウィンドウSW上でキースイッチ4を操
作して各設定項目について所定の入力を行う。
【0014】図2の例示のパターン設定画面には、パタ
ーン番号19の9セグメントを設定登録した制御プログラ
ムが変更修正のために呼び出されてパターンイメージが
上段の符号PIの領域に表示され、設定項目ウィンドウ
SWにはステップ3までのセグメントに設定した制御パ
ラメータの内容が表示されている。なお、設定項目ウィ
ンドウSWの表示は、キースイッチ4に設けてあるスク
ロールキーによって縦横にスクロールして表示範囲をは
み出している内容が新たに表示されるようになってい
る。
ーン番号19の9セグメントを設定登録した制御プログラ
ムが変更修正のために呼び出されてパターンイメージが
上段の符号PIの領域に表示され、設定項目ウィンドウ
SWにはステップ3までのセグメントに設定した制御パ
ラメータの内容が表示されている。なお、設定項目ウィ
ンドウSWの表示は、キースイッチ4に設けてあるスク
ロールキーによって縦横にスクロールして表示範囲をは
み出している内容が新たに表示されるようになってい
る。
【0015】ところで、パターン設定画面の設定項目ウ
ィンドウSWにおいて、設定項目全てについての制御パ
ラメータを直接入力するようにすると処理データの単位
が大きくなりすぎるので、図2のパターン設定画面に対
応して図3に例示の複数の設定項目の組み合わせでなる
パラメータ設定画面を用意し、パラメータ設定画面でそ
れぞれの設定項目にかかわるパラメータの内容を具体的
に入力設定し、このパラメータの組み合わせに付したコ
ード番号をパターン設定画面の設定項目ウィンドウSW
の当該設定項目欄に記述格納しておくことによって必要
なパラメータの内容が呼び出されて得られるようにして
いる。図2の例では、設定項目ウィンドウSWのステッ
プ1において制御出力を設定する項目PIDでコード番
号1を設定すると、図3のパラメータ設定画面で制御出
力PIDと対応の操作量上下限の値をNO1に例示のよう
に定めたデータ対が呼びだれてステップ1の制御パラメ
ータとなることを示している。
ィンドウSWにおいて、設定項目全てについての制御パ
ラメータを直接入力するようにすると処理データの単位
が大きくなりすぎるので、図2のパターン設定画面に対
応して図3に例示の複数の設定項目の組み合わせでなる
パラメータ設定画面を用意し、パラメータ設定画面でそ
れぞれの設定項目にかかわるパラメータの内容を具体的
に入力設定し、このパラメータの組み合わせに付したコ
ード番号をパターン設定画面の設定項目ウィンドウSW
の当該設定項目欄に記述格納しておくことによって必要
なパラメータの内容が呼び出されて得られるようにして
いる。図2の例では、設定項目ウィンドウSWのステッ
プ1において制御出力を設定する項目PIDでコード番
号1を設定すると、図3のパラメータ設定画面で制御出
力PIDと対応の操作量上下限の値をNO1に例示のよう
に定めたデータ対が呼びだれてステップ1の制御パラメ
ータとなることを示している。
【0016】パターン設定画面の案内のもとに制御パラ
メータを入力設定してプログラムパタンを完成し、この
プログラムパタンによる制御運転を実行すべくパターン
番号を入力してプログラムコントローラを起動すると、
制御演算部2はプログラムパタンを構成するプログラム
セグメントを配列順に読みだしてA/D変換部1から入
力されるプロセス入力値と該プログラムセグメントにつ
いて設定した制御パラメータを用いる操作出力データを
求める演算処理をこのプログラムセグメントに設定の時
間の間実行し、設定時間が経過すると次のプログラムセ
グメントを読みだしてその実行に移行する。
メータを入力設定してプログラムパタンを完成し、この
プログラムパタンによる制御運転を実行すべくパターン
番号を入力してプログラムコントローラを起動すると、
制御演算部2はプログラムパタンを構成するプログラム
セグメントを配列順に読みだしてA/D変換部1から入
力されるプロセス入力値と該プログラムセグメントにつ
いて設定した制御パラメータを用いる操作出力データを
求める演算処理をこのプログラムセグメントに設定の時
間の間実行し、設定時間が経過すると次のプログラムセ
グメントを読みだしてその実行に移行する。
【0017】そこで、新たなプログラムセグメントを読
みだしたとき、このプログラムセグメントに対応の工程
名称を認識して文字用メモリ24から該文字を表示するた
めの文字データを抽出し、この文字データを表示駆動部
5に設けたVRAM51の文字表示領域に複写転送できる
ようにすべく、プログラムパタンをプログラムセグメン
トによって構築する制御パラメータ項目のなかに着目の
プログラムセグメントと、このプログラムセグメントに
対応の工程名称をリンクさせる工程コードを設定し、こ
の工程コードを制御プラグラムに設けたアドレス生成プ
ログラムで処理すると表示する工程名称の文字データを
格納してある文字用メモリ24のアドレスが生成されるよ
うに制御プログラムを構成しておく。
みだしたとき、このプログラムセグメントに対応の工程
名称を認識して文字用メモリ24から該文字を表示するた
めの文字データを抽出し、この文字データを表示駆動部
5に設けたVRAM51の文字表示領域に複写転送できる
ようにすべく、プログラムパタンをプログラムセグメン
トによって構築する制御パラメータ項目のなかに着目の
プログラムセグメントと、このプログラムセグメントに
対応の工程名称をリンクさせる工程コードを設定し、こ
の工程コードを制御プラグラムに設けたアドレス生成プ
ログラムで処理すると表示する工程名称の文字データを
格納してある文字用メモリ24のアドレスが生成されるよ
うに制御プログラムを構成しておく。
【0018】図2に例示のパターン19にかかわる運転パ
ターン設定画面において、設定項目ウィンドウSWに設
けた「工程コード」欄に着目の単位工程のプログラムセ
グメントに対応の工程名称に付された工程コードを入力
設定しておくと、運転パターン19の実行時に新たなプロ
グラムセグメントに移行したたとき、このプログラムセ
グメントの1制御パラメータとして設定した「工程コー
ド」が読みだされて制御プログラム中のアドレス生成プ
ログラムで文字用メモリ24の実アドレスに変換され、こ
のアドレスに格納されている文字データが表示駆動部5
に設けたVRAM51の文字表示領域座標に対応のアドレ
スに表示する画素のデータとして複写転送される。図4
に新たなプログラムセグメントに移行したたときに実行
される上記の文字用メモリ24からVRAM51への文字デ
ータの流れを示す。
ターン設定画面において、設定項目ウィンドウSWに設
けた「工程コード」欄に着目の単位工程のプログラムセ
グメントに対応の工程名称に付された工程コードを入力
設定しておくと、運転パターン19の実行時に新たなプロ
グラムセグメントに移行したたとき、このプログラムセ
グメントの1制御パラメータとして設定した「工程コー
ド」が読みだされて制御プログラム中のアドレス生成プ
ログラムで文字用メモリ24の実アドレスに変換され、こ
のアドレスに格納されている文字データが表示駆動部5
に設けたVRAM51の文字表示領域座標に対応のアドレ
スに表示する画素のデータとして複写転送される。図4
に新たなプログラムセグメントに移行したたときに実行
される上記の文字用メモリ24からVRAM51への文字デ
ータの流れを示す。
【0019】上記のように、本発明にもとづくプログラ
ムコントローラにおいては、プログラム制御のステップ
の進行に伴い現在制御中の工程名称が表示されるように
するため、あらかじめ文字用メモリ24に制御ステップの
コード番号と対応リンクさせて工程名称の文字データを
書き込んで用意しておく必要があるが、プログラムコン
トローラに表示する工程名称は適応対象のプロセスによ
って千差万別であり、プロセス工程の変更追加などが行
われたとき工程名称も対応して変更追加可能でなければ
ならないので、文字用メモリ24への文字データを書き込
みはプログラムコントローラの適用サイトでも実行可能
にしておく必要がある。
ムコントローラにおいては、プログラム制御のステップ
の進行に伴い現在制御中の工程名称が表示されるように
するため、あらかじめ文字用メモリ24に制御ステップの
コード番号と対応リンクさせて工程名称の文字データを
書き込んで用意しておく必要があるが、プログラムコン
トローラに表示する工程名称は適応対象のプロセスによ
って千差万別であり、プロセス工程の変更追加などが行
われたとき工程名称も対応して変更追加可能でなければ
ならないので、文字用メモリ24への文字データを書き込
みはプログラムコントローラの適用サイトでも実行可能
にしておく必要がある。
【0020】ところで、漢字を含む文字データはデータ
量が多いうえ工程名称の語句を編集生成するにはかなり
のインテリジェントなデータ処理機能を必要とするの
で、プログラムコントローラ本体に文字データの編集生
成機能を持たせることは装置のハード規模を大きくし、
テンキーにいくつかのファンクションキーを付加した程
度の簡素な構成のキースイッチ4から直接工程名称を入
力設定を行うようにすると、キーの操作手順は複雑にな
り制御プログラムも大規模となって処理速度にも悪影響
をおよぼすこととなる。
量が多いうえ工程名称の語句を編集生成するにはかなり
のインテリジェントなデータ処理機能を必要とするの
で、プログラムコントローラ本体に文字データの編集生
成機能を持たせることは装置のハード規模を大きくし、
テンキーにいくつかのファンクションキーを付加した程
度の簡素な構成のキースイッチ4から直接工程名称を入
力設定を行うようにすると、キーの操作手順は複雑にな
り制御プログラムも大規模となって処理速度にも悪影響
をおよぼすこととなる。
【0021】そこで、第2の発明では、第1の発明にも
とづいて構成されたプログラムコントローラにICカー
ドインターフェースあるいはシリアル通信インタフェー
スを付加し、工程名称の設定編集を元となる文字データ
を備えインテリジェントで高度の編集機能を有するパー
ソナルコンピュータ(以下随時PCと略記する)また
は、ワークステーション(以下随時WSと略記する)上
で行い、結果を上記のインタフェースを通してプログラ
ムコントローラの文字用メモリにロードするようにして
いる。
とづいて構成されたプログラムコントローラにICカー
ドインターフェースあるいはシリアル通信インタフェー
スを付加し、工程名称の設定編集を元となる文字データ
を備えインテリジェントで高度の編集機能を有するパー
ソナルコンピュータ(以下随時PCと略記する)また
は、ワークステーション(以下随時WSと略記する)上
で行い、結果を上記のインタフェースを通してプログラ
ムコントローラの文字用メモリにロードするようにして
いる。
【0022】ICカードに工程名称を設定してプログラ
ムコントローラにロードする方式を実行するシステムの
1構成例を図5に示す。図5において、70が工程名称の
編集設定の場となるPCまたはWSであり、81は、PC
またはWS上で行う言語処理におけるコード変換,誤り
制御などを司る制御プログラムとしてのフロントエンド
プロセッサを、また、82は工程名称文字列を編集して文
字データを生成し、図2の運転パターン設定画面で設定
したパターン番号と工程セグメントのステップ番号をも
とに該工程の名称検索用の工程コードを生成などの処理
を遂行する工程名称入力ソフトであり、フロントエンド
プロセッサ81と工程名称入力ソフト82をPCまたはWS
70にロードして工程名称の編集設定を行う。そして、P
CまたはWS70上で完成した文字用メモリ24への書き込
みデータをICカードライタ90を用いてICカード91に
書き込み転写し、表示文字データを転写したICカード
92をプログラムコントローラに設けたICカードコネク
ターに装着する。なお、ICカードはメモリーであるの
で、メモリーマップ上にICカード容量分のアドレス割
付けを行い、ICカードを装着するICカードコネクタ
ーをアドレスバスとデータバスとに接続するように実装
すればよい。図6にメモリ空間末尾のアドレスXXXX〜FF
FFの領域をICカード領域に予約した場合のメモリマッ
プの例を示す。
ムコントローラにロードする方式を実行するシステムの
1構成例を図5に示す。図5において、70が工程名称の
編集設定の場となるPCまたはWSであり、81は、PC
またはWS上で行う言語処理におけるコード変換,誤り
制御などを司る制御プログラムとしてのフロントエンド
プロセッサを、また、82は工程名称文字列を編集して文
字データを生成し、図2の運転パターン設定画面で設定
したパターン番号と工程セグメントのステップ番号をも
とに該工程の名称検索用の工程コードを生成などの処理
を遂行する工程名称入力ソフトであり、フロントエンド
プロセッサ81と工程名称入力ソフト82をPCまたはWS
70にロードして工程名称の編集設定を行う。そして、P
CまたはWS70上で完成した文字用メモリ24への書き込
みデータをICカードライタ90を用いてICカード91に
書き込み転写し、表示文字データを転写したICカード
92をプログラムコントローラに設けたICカードコネク
ターに装着する。なお、ICカードはメモリーであるの
で、メモリーマップ上にICカード容量分のアドレス割
付けを行い、ICカードを装着するICカードコネクタ
ーをアドレスバスとデータバスとに接続するように実装
すればよい。図6にメモリ空間末尾のアドレスXXXX〜FF
FFの領域をICカード領域に予約した場合のメモリマッ
プの例を示す。
【0023】また、プログラムコントローラ10には、周
辺あるいは上位の制御装置と連携動作して制御を実行さ
せる目的でオプションでシリアル通信インタフェースが
付加されることがあるので、シリアル通信インタフェー
スを備えたプログラムコントローラに対しては、ワーク
ステーション上で編集設定した工程名称の文字データ
を、このシリアル通信インタフェースを介して文字用メ
モリに転送複写することができる。この場合、パーソナ
ルコンピュータ又はワークステーションをマスタとしプ
ログラムコントローラをスレーブとするポーリング・セ
レクティング方式のデータリンクプロトコルのもとにH
DLC伝送制御手順に準じてメッセージフレームを図7
に例示のように構成して送受信するようにすればよい。
辺あるいは上位の制御装置と連携動作して制御を実行さ
せる目的でオプションでシリアル通信インタフェースが
付加されることがあるので、シリアル通信インタフェー
スを備えたプログラムコントローラに対しては、ワーク
ステーション上で編集設定した工程名称の文字データ
を、このシリアル通信インタフェースを介して文字用メ
モリに転送複写することができる。この場合、パーソナ
ルコンピュータ又はワークステーションをマスタとしプ
ログラムコントローラをスレーブとするポーリング・セ
レクティング方式のデータリンクプロトコルのもとにH
DLC伝送制御手順に準じてメッセージフレームを図7
に例示のように構成して送受信するようにすればよい。
【0024】ところで、プログラムコントローラで制御
運転される新規プロセスの運転を立ち上げるとき、また
は、該プロセスによる製造対象物を変更した場合などに
は、プロセスの運転パターンについて工程の追加と削除
および制御パラメ─タの変更などを行ってプロセス運転
を繰り返して最適運転パターンを確定する処置過程がし
ばしば必要となる。このような場合に変更される工程セ
グメントの数は少なく、かつ、プロセスには類似性があ
るので表示すべき工程名称も同類に分類されるいくつか
の群の名称の範囲に属することとなる。このような運転
パターンの小変更の都度PCまたはWSを用いる工程名
称の設定編集作業を繰り返すことは煩雑である。
運転される新規プロセスの運転を立ち上げるとき、また
は、該プロセスによる製造対象物を変更した場合などに
は、プロセスの運転パターンについて工程の追加と削除
および制御パラメ─タの変更などを行ってプロセス運転
を繰り返して最適運転パターンを確定する処置過程がし
ばしば必要となる。このような場合に変更される工程セ
グメントの数は少なく、かつ、プロセスには類似性があ
るので表示すべき工程名称も同類に分類されるいくつか
の群の名称の範囲に属することとなる。このような運転
パターンの小変更の都度PCまたはWSを用いる工程名
称の設定編集作業を繰り返すことは煩雑である。
【0025】第3の発明は、工程名称の設定を簡易化し
て直接プログラムコントローラ本体からも入力設定可能
にすべくなされた発明である。第3の発明は、第1の発
明にもとづくプログラムコントローラにおける文字用メ
モリを、図8に例示のように工程名称の選択範囲として
あらかじめ用意した熟語としての工程名称の文字データ
を該名称の五十音配列順を意味する検索コードと対応さ
せて格納しておく候補文字メモリ領域と、プログラムセ
グメントに対応する工程名称として候補文字群のなかか
ら選択した工程名称の文字データに付された上記の検索
コードを、このプログラムセグメントに対して設定され
た工程コードと対応させて格納しておく検索コードメモ
リ領域とによって構成する。
て直接プログラムコントローラ本体からも入力設定可能
にすべくなされた発明である。第3の発明は、第1の発
明にもとづくプログラムコントローラにおける文字用メ
モリを、図8に例示のように工程名称の選択範囲として
あらかじめ用意した熟語としての工程名称の文字データ
を該名称の五十音配列順を意味する検索コードと対応さ
せて格納しておく候補文字メモリ領域と、プログラムセ
グメントに対応する工程名称として候補文字群のなかか
ら選択した工程名称の文字データに付された上記の検索
コードを、このプログラムセグメントに対して設定され
た工程コードと対応させて格納しておく検索コードメモ
リ領域とによって構成する。
【0026】そうして、制御が新たなプログラムセグメ
ントに移行したとき、このプログラムセグメントに対応
の工程コードを認識して検索コードメモリ領域から工程
コードに対応の検索コードを抽出し、続いてこの検索コ
ードに対応の工程名称を表示する文字データを候補文字
メモリ領域から抽出して表示駆動部に設けたVRAMの
文字表示領域に複写転送するように制御プログラムを構
成する。
ントに移行したとき、このプログラムセグメントに対応
の工程コードを認識して検索コードメモリ領域から工程
コードに対応の検索コードを抽出し、続いてこの検索コ
ードに対応の工程名称を表示する文字データを候補文字
メモリ領域から抽出して表示駆動部に設けたVRAMの
文字表示領域に複写転送するように制御プログラムを構
成する。
【0027】上記のように、文字用メモリを検索コード
メモリ領域と候補文字メモリ領域とによって構成する
と、検索コードメモリ領域に格納するデータの内容は、
工程コードと工程名称検索コードとの対応組み合わせを
指定するのみの簡素な内容となるので、プログラムコン
トローラ本体のキーボード4から指定入力可能となる。
そこで、第3の発明では工程名称を予め熟語として用意
した候補文字群のなかから選択して設定する為の図9に
例示のようなコメント確認画面を表示する工程名称指定
プログラムを設け、この画面上にスクロール表示される
候補文字群のなかから工程名称として選定する候補文字
にカーソルを移動させて登録キーによって確定するよう
にしている。
メモリ領域と候補文字メモリ領域とによって構成する
と、検索コードメモリ領域に格納するデータの内容は、
工程コードと工程名称検索コードとの対応組み合わせを
指定するのみの簡素な内容となるので、プログラムコン
トローラ本体のキーボード4から指定入力可能となる。
そこで、第3の発明では工程名称を予め熟語として用意
した候補文字群のなかから選択して設定する為の図9に
例示のようなコメント確認画面を表示する工程名称指定
プログラムを設け、この画面上にスクロール表示される
候補文字群のなかから工程名称として選定する候補文字
にカーソルを移動させて登録キーによって確定するよう
にしている。
【0028】図10は、プログラムコントローラ本体のキ
ーボード4から工程コードと工程名称検索コードとの対
応組み合わせを指定するプログラムの基本フローを示す
フロー図であり、工程名称を確定する編集モードに入っ
て、図4のコメント確認画面が表示されている状態で工
程名称設定位置に表示の〔かな〕に「か」を選択すれ
ば、「加熱中」等の「か」で始まる文字列が、不揮発性
メモリー及び書換え可能なメモリーより全てピックアッ
プされて順次画面に表示されるので、カーソルを設定登
録する工程名称の位置において「登録」キーを押下する
と該工程名称に対応の検索コードが工程コードに対応し
て設定される。(ソフト的には、設定時に表示される
〔かな〕→「登録コード」→「工程名称」→表示の順で
処理される。)以上のプログラムコントローラ本体から
表示工程名称指定をするときに用いる文字用メモリの候
補文字メモリ領域に予め書き込み格納する工程名称の設
定編集は、第2の発明もとづいてパーソナルコンピュー
タまたは、ワークステーション上で行って結果をインタ
フェースを通してプログラムコントローラの文字用メモ
リに複写転送するようにしておく。
ーボード4から工程コードと工程名称検索コードとの対
応組み合わせを指定するプログラムの基本フローを示す
フロー図であり、工程名称を確定する編集モードに入っ
て、図4のコメント確認画面が表示されている状態で工
程名称設定位置に表示の〔かな〕に「か」を選択すれ
ば、「加熱中」等の「か」で始まる文字列が、不揮発性
メモリー及び書換え可能なメモリーより全てピックアッ
プされて順次画面に表示されるので、カーソルを設定登
録する工程名称の位置において「登録」キーを押下する
と該工程名称に対応の検索コードが工程コードに対応し
て設定される。(ソフト的には、設定時に表示される
〔かな〕→「登録コード」→「工程名称」→表示の順で
処理される。)以上のプログラムコントローラ本体から
表示工程名称指定をするときに用いる文字用メモリの候
補文字メモリ領域に予め書き込み格納する工程名称の設
定編集は、第2の発明もとづいてパーソナルコンピュー
タまたは、ワークステーション上で行って結果をインタ
フェースを通してプログラムコントローラの文字用メモ
リに複写転送するようにしておく。
【0029】
【発明の効果】本発明にもとづくプログラムコントロー
ラにおいては、表示デイバイスに表示する工程名称の文
字データを格納する文字用メモリを設け、プログラムコ
ントローラの制御動作が新たなプログラムセグメントの
制御に移行したときのみ、該セグメントに対応の工程名
称を表示する文字データが文字用メモリから抽出されて
表示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域に画素デー
タとして複写転送され、表示駆動部の表示器ドライバー
がVRAMの画素データを読出し走査して表示デイバイ
ス上に表示するようにしているので、本来大量のデータ
処理を要する制御処理中のセグメントの工程名称が制御
プログラムの進行に合わせて表示デイバイスの監視画面
上に表示されるようになるという効果が得られる。
ラにおいては、表示デイバイスに表示する工程名称の文
字データを格納する文字用メモリを設け、プログラムコ
ントローラの制御動作が新たなプログラムセグメントの
制御に移行したときのみ、該セグメントに対応の工程名
称を表示する文字データが文字用メモリから抽出されて
表示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域に画素デー
タとして複写転送され、表示駆動部の表示器ドライバー
がVRAMの画素データを読出し走査して表示デイバイ
ス上に表示するようにしているので、本来大量のデータ
処理を要する制御処理中のセグメントの工程名称が制御
プログラムの進行に合わせて表示デイバイスの監視画面
上に表示されるようになるという効果が得られる。
【0030】そして、表示デイバイス上に表示する工程
名称の編集をプログラムコントローラの外部に用意した
パーソナルコンピュータまたはワークステーションで行
い、編集結果の文字データをプログラムコントローラに
設けたインタフェースを通じて制御演算部の記憶手段内
に格納設定するようにした発明によれば、工程名称の編
集が高度の編集機能を有する装置上で行えるので適応対
象のプロセスによって千差万別となる工程名称の設定が
プログラムコントローラの適用サイトで容易に実行可能
となるという効果が得られる。
名称の編集をプログラムコントローラの外部に用意した
パーソナルコンピュータまたはワークステーションで行
い、編集結果の文字データをプログラムコントローラに
設けたインタフェースを通じて制御演算部の記憶手段内
に格納設定するようにした発明によれば、工程名称の編
集が高度の編集機能を有する装置上で行えるので適応対
象のプロセスによって千差万別となる工程名称の設定が
プログラムコントローラの適用サイトで容易に実行可能
となるという効果が得られる。
【0031】さらに、文字用メモリを検索コードメモリ
領域と候補文字メモリ領域とによって構成し、制御が新
たなプログラムセグメントに移行したときの工程名称文
字データの抽出が、工程コードと検索コードを経て行わ
れるようにした発明においては、検索コードメモリ領域
に格納するデータの内容は、工程コードと工程名称検索
コードとの対応組み合わせを指定するのみの簡素な内容
となるので、プログラムコントローラ本体に設けたキー
ボードから指定入力可能となり、新規プロセスの運転立
ち上げの際などにおける運転パターンの細かで且つ頻繁
な変更要求に対し、プロセス現場で容易に対応できると
いう効果が得られる。
領域と候補文字メモリ領域とによって構成し、制御が新
たなプログラムセグメントに移行したときの工程名称文
字データの抽出が、工程コードと検索コードを経て行わ
れるようにした発明においては、検索コードメモリ領域
に格納するデータの内容は、工程コードと工程名称検索
コードとの対応組み合わせを指定するのみの簡素な内容
となるので、プログラムコントローラ本体に設けたキー
ボードから指定入力可能となり、新規プロセスの運転立
ち上げの際などにおける運転パターンの細かで且つ頻繁
な変更要求に対し、プロセス現場で容易に対応できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづくプログラムコントローラの一
実施例の構成図
実施例の構成図
【図2】プログラムコントローラの運転パターンの設定
変更を行う画面の例を示す図
変更を行う画面の例を示す図
【図3】運転パターンを指定するパラメータの設定変更
を行う画面の例を示す図
を行う画面の例を示す図
【図4】新たな工程に移行したたときの工程名称文字デ
ータの流れを示す図
ータの流れを示す図
【図5】文字用メモリにICカードを用いる例のシステ
ム構成図
ム構成図
【図6】末尾にICカード領域を予約したメモリマップ
の例を示す図
の例を示す図
【図7】工程名称の転送に用いるパッケージフレームの
構成例を示す図
構成例を示す図
【図8】検索コード領域と候補文字データ領域とでなる
文字用メモリの構成図
文字用メモリの構成図
【図9】熟語コードと熟語の対応を確認するコメント確
認図面の例を示す図
認図面の例を示す図
【図10】工程名称をプログラムコントローラのキースイ
ッチで指定入力するときの操作フロー図
ッチで指定入力するときの操作フロー図
【図11】プログラムコントローラ基本構成図
1 A/D変換部 2 制御演算部 21 CPU 22 不揮発性メモリ 23 RAM 24 文字用メ
モリ 3 出力変換部 4 入力キーボード 5 表示駆動部 51 VRAM 52 表示器ドライバ 6 表示デイバイス 10 プログラムコントローラ 70 パーソナルコンピュータ又はワークステーション 81 フロントエンドプロセッサ 82 工程名称入力
ソフト 91,92 ICカード
モリ 3 出力変換部 4 入力キーボード 5 表示駆動部 51 VRAM 52 表示器ドライバ 6 表示デイバイス 10 プログラムコントローラ 70 パーソナルコンピュータ又はワークステーション 81 フロントエンドプロセッサ 82 工程名称入力
ソフト 91,92 ICカード
Claims (3)
- 【請求項1】グラフィック及びキャラクタの表示が可能
なフルグラフィック表示デイバイスを備えたプログラム
コントローラであって、 CPUと記憶手段とからなる制御演算部の記憶手段内に
表示デイバイスに表示する文字データを格納する文字用
メモリが設けられ、 制御演算部の記憶手段に格納の制御プログラムをもとに
プログラムコントローラへの入力信号と予め記憶手段に
設定した設定値とによって制御演算部のCPUが生成す
る表示画像の画素データを格納するVRAMとこのVR
AMの画素データを繰返し読出し走査して表示デイバイ
ス上に表示する表示器ドライバーとからなる表示駆動部
を備え、 プログラムコントローラの制御動作が新たなプログラム
セグメントの制御に移行したとき、該セグメントに対応
の工程名称を表示する文字データを前記文字用メモリか
ら抽出して表示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域
に複写転送することによって制御処理中のセグメントの
工程名称を表示デイバイスの監視画面上に表示するよう
にしたことを特徴とするプログラムコントローラ。 - 【請求項2】ICカードインタフェースあるいは通信イ
ンタフェースを設け、表示デイバイス上に表示する工程
名称の編集をプログラムコントローラの外部に用意した
パーソナルコンピュータまたはワークステーションで行
い、編集結果の文字データを前記インタフェースを通じ
て制御演算部の記憶手段内に格納設定するようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載のプログラムコントロー
ラ。 - 【請求項3】文字用メモリを、確定した工程名称の文字
データを呼び出す検索コードを工程コードと対応させて
格納しておく検索コードメモリ領域と、工程名称の選択
範囲としてあらかじめ用意した熟語としての工程名称の
文字データを該名称の五十音配列順を意味する前記の検
索コードと対応させて格納しておく候補文字メモリ領域
とによって構成し、 制御が新たなプログラムセグメントに移行したとき、該
プログラムセグメントに対応の工程コードを認識して検
索コードメモリ領域から工程コードに対応の検索コード
を抽出し、続いてこの検索コードに対応の工程名称を表
示する文字データを候補文字メモリ領域から抽出して表
示駆動部に設けたVRAMの文字表示領域に複写転送す
るようにし、 検索コードメモリ領域に格納するデータをプログラムコ
ントローラ本体に設けたキースイッチから指定入力でき
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のプログ
ラムコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24270895A JPH0991032A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 制御中の工程名称を表示するプログラムコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24270895A JPH0991032A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 制御中の工程名称を表示するプログラムコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991032A true JPH0991032A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17093071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24270895A Pending JPH0991032A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 制御中の工程名称を表示するプログラムコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111882527A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-03 | 上海商汤智能科技有限公司 | 图像处理方法及装置、电子设备和存储介质 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP24270895A patent/JPH0991032A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111882527A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-03 | 上海商汤智能科技有限公司 | 图像处理方法及装置、电子设备和存储介质 |
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