JPH0990703A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH0990703A JPH0990703A JP7267782A JP26778295A JPH0990703A JP H0990703 A JPH0990703 A JP H0990703A JP 7267782 A JP7267782 A JP 7267782A JP 26778295 A JP26778295 A JP 26778295A JP H0990703 A JPH0990703 A JP H0990703A
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 カラ−画像形成装置において、空の廃トナ−
回収容器を廃棄する等の無駄を伴わずに、適時確実に廃
トナ−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の
向上を図ったカラ−画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体又は中間転写ベルトから回収され
た廃トナーを回収して収容するクリーニング装置内に全
ての廃トナーを貯留するとともに該貯留廃トナーを廃ト
ナー排出位置にある現像器の廃トナー回収容器内に排出
する廃トナー回収貯留機構を備え、該廃トナー回収貯留
機構により廃トナー排出位置にある現像器に対する廃ト
ナーの排出状態を制御する制御部とを備えたカラー画像
形成装置において、廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−
トリッジの外周部に配設することにより現像装置の回転
時に遠心力の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の
外周部に凝集蓄積させるように構成した。
回収容器を廃棄する等の無駄を伴わずに、適時確実に廃
トナ−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の
向上を図ったカラ−画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体又は中間転写ベルトから回収され
た廃トナーを回収して収容するクリーニング装置内に全
ての廃トナーを貯留するとともに該貯留廃トナーを廃ト
ナー排出位置にある現像器の廃トナー回収容器内に排出
する廃トナー回収貯留機構を備え、該廃トナー回収貯留
機構により廃トナー排出位置にある現像器に対する廃ト
ナーの排出状態を制御する制御部とを備えたカラー画像
形成装置において、廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−
トリッジの外周部に配設することにより現像装置の回転
時に遠心力の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の
外周部に凝集蓄積させるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラ−複写機、カラ
−プリンタ、カラ−ファクシミリ等のカラ−画像形成装
置に関し、特にカ−トリッジによるトナ−補給手段を有
する現像装置の改良に関する。更に詳しくは、補給トナ
−カ−トリッジと、それに隣接して廃トナ−回収容器を
有するカラ−画像形成装置において、適時確実に廃トナ
−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の向上
を図ったカラ−画像形成装置に関する。
−プリンタ、カラ−ファクシミリ等のカラ−画像形成装
置に関し、特にカ−トリッジによるトナ−補給手段を有
する現像装置の改良に関する。更に詳しくは、補給トナ
−カ−トリッジと、それに隣接して廃トナ−回収容器を
有するカラ−画像形成装置において、適時確実に廃トナ
−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の向上
を図ったカラ−画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラ−画像形成装置の現像装置
は、各色のカラ−トナ−に対応する複数の現像器を有し
ているが、各現像器は現像器毎に補給トナ−カ−トリッ
ジを備えると共に、各現像器に共通の一つの廃トナ−回
収容器を備え、それぞれの補給トナ−カ−トリッジにつ
いてはトナ−エンドを、廃トナ−回収容器については満
杯を検知することで交換時期を決定している。しかしこ
のような従来の現像装置では、廃トナ−回収容器の交換
時期を知るために満杯を検知する検知手段が必要とな
り、コスト上不利であるだけでなく、ユ−ザ−が廃トナ
ー回収容器を交換することとなる為トナー交換の手間が
増えるという欠点がある。廃トナ−量の多寡と最も関連
の強い要因は、補給トナーカートリッジ側から現像器側
に供給される補給トナ−量であるが、カラー画像形成装
置において補給トナー量と関連づけて補給トナ−カ−ト
リッジを交換する度に廃トナ−回収容器も交換するとな
ると、単色の装置のように補給トナ−カ−トリッジと廃
トナ−回収容器の容積が1:1ではないので以下の構成
を取らざるを得ない。
は、各色のカラ−トナ−に対応する複数の現像器を有し
ているが、各現像器は現像器毎に補給トナ−カ−トリッ
ジを備えると共に、各現像器に共通の一つの廃トナ−回
収容器を備え、それぞれの補給トナ−カ−トリッジにつ
いてはトナ−エンドを、廃トナ−回収容器については満
杯を検知することで交換時期を決定している。しかしこ
のような従来の現像装置では、廃トナ−回収容器の交換
時期を知るために満杯を検知する検知手段が必要とな
り、コスト上不利であるだけでなく、ユ−ザ−が廃トナ
ー回収容器を交換することとなる為トナー交換の手間が
増えるという欠点がある。廃トナ−量の多寡と最も関連
の強い要因は、補給トナーカートリッジ側から現像器側
に供給される補給トナ−量であるが、カラー画像形成装
置において補給トナー量と関連づけて補給トナ−カ−ト
リッジを交換する度に廃トナ−回収容器も交換するとな
ると、単色の装置のように補給トナ−カ−トリッジと廃
トナ−回収容器の容積が1:1ではないので以下の構成
を取らざるを得ない。
【0003】即ち、フルカラ−コピーでは通常4色のト
ナ−が必要でありその使用頻度の割合は一概に規定でき
ない。このため、一個の廃トナー回収容器を用い、且つ
現像器内のトナーエンドが検知される度に廃トナー回収
容器を交換するタイプの装置において、ある色のトナ−
エンド到来により当該色の補給トナ−カ−トリッジを交
換する時には、当該色のみを連続使用した結果当該色に
ついてのトナーエンド(現像器、或は感光体側に設けた
トナーエンド検知手段による検知)が到来した場合と、
4色ほぼ均等に使用した結果当該色についてのトナーエ
ンドが到来した場合とでは、廃トナ−量に大幅な違いが
出る可能性がある(後者の方が量が多い)。従って、廃
トナ−回収容器の容量としては、廃トナー量が最大とな
る条件である4色ほぼ均等に使用した場合にも対応のと
れる大容量のものが必要となるという不具合がある。ま
た、4色のトナーをほぼ均等に使用した場合には、4色
がほぼ連続して順次トナ−エンドとなりうるが、1色目
の現像器がトナーエンドとなることにより上記一つの廃
トナー回収容器を交換することとなる。そして、次の
2、3、4色目の現像器がトナーエンドとなったときに
は、夫々一つの廃トナー回収容器を交換することとなる
が、2、3、4色目の交換に当たってはほとんど空の廃
トナ−回収容器を交換することになり非常に無駄な作業
を行うことになる。
ナ−が必要でありその使用頻度の割合は一概に規定でき
ない。このため、一個の廃トナー回収容器を用い、且つ
現像器内のトナーエンドが検知される度に廃トナー回収
容器を交換するタイプの装置において、ある色のトナ−
エンド到来により当該色の補給トナ−カ−トリッジを交
換する時には、当該色のみを連続使用した結果当該色に
ついてのトナーエンド(現像器、或は感光体側に設けた
トナーエンド検知手段による検知)が到来した場合と、
4色ほぼ均等に使用した結果当該色についてのトナーエ
ンドが到来した場合とでは、廃トナ−量に大幅な違いが
出る可能性がある(後者の方が量が多い)。従って、廃
トナ−回収容器の容量としては、廃トナー量が最大とな
る条件である4色ほぼ均等に使用した場合にも対応のと
れる大容量のものが必要となるという不具合がある。ま
た、4色のトナーをほぼ均等に使用した場合には、4色
がほぼ連続して順次トナ−エンドとなりうるが、1色目
の現像器がトナーエンドとなることにより上記一つの廃
トナー回収容器を交換することとなる。そして、次の
2、3、4色目の現像器がトナーエンドとなったときに
は、夫々一つの廃トナー回収容器を交換することとなる
が、2、3、4色目の交換に当たってはほとんど空の廃
トナ−回収容器を交換することになり非常に無駄な作業
を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなところか
ら、従来のカラ−画像形成装置における現像装置におい
て廃トナ−回収容器を複数個設けて、装置の小型化、簡
素化を図ると共に、廃トナ−回収容器を共用した場合の
上記不具合を解決した技術が特開平3−141385号
公報、特開平4−318884号公報等において提案さ
れているが、ユ−ザ−としては廃トナ−回収容器が複数
個あることがかえって混乱を招くことが予想される。即
ち、特開平3−141385号公報記載の「カラ−プリ
ンタ」には、一つの高頻度廃トナ−ボックスと他の複数
の共用廃トナ−ボックスを分けて設けることにより、廃
トナ−の廃棄作業の簡易化を図るようにした構成が開示
されている。特開平4−318884号公報記載の「画
像形成装置」には、それぞれのクリ−ニング手段に対応
して独立の回収トナ−容器を設け、各回収トナ−容器の
容量の関係を特定することにより装置の内部を複雑にす
ることなく内部空間の有効利用を図るように構成した技
術が開示されている。特開平4−237079号公報記
載の「現像装置」には、廃トナ−容器を各トナ−容器に
隣接配置した現像装置において、廃トナ−が満杯になっ
たときに、廃トナ−容器を破壊することなく廃トナ−を
トナ−タンク内に移動させ、新トナ−が廃トナ−容器に
入ることがないようにした現像装置が開示されている。
ら、従来のカラ−画像形成装置における現像装置におい
て廃トナ−回収容器を複数個設けて、装置の小型化、簡
素化を図ると共に、廃トナ−回収容器を共用した場合の
上記不具合を解決した技術が特開平3−141385号
公報、特開平4−318884号公報等において提案さ
れているが、ユ−ザ−としては廃トナ−回収容器が複数
個あることがかえって混乱を招くことが予想される。即
ち、特開平3−141385号公報記載の「カラ−プリ
ンタ」には、一つの高頻度廃トナ−ボックスと他の複数
の共用廃トナ−ボックスを分けて設けることにより、廃
トナ−の廃棄作業の簡易化を図るようにした構成が開示
されている。特開平4−318884号公報記載の「画
像形成装置」には、それぞれのクリ−ニング手段に対応
して独立の回収トナ−容器を設け、各回収トナ−容器の
容量の関係を特定することにより装置の内部を複雑にす
ることなく内部空間の有効利用を図るように構成した技
術が開示されている。特開平4−237079号公報記
載の「現像装置」には、廃トナ−容器を各トナ−容器に
隣接配置した現像装置において、廃トナ−が満杯になっ
たときに、廃トナ−容器を破壊することなく廃トナ−を
トナ−タンク内に移動させ、新トナ−が廃トナ−容器に
入ることがないようにした現像装置が開示されている。
【0005】しかし、上述のように廃トナ−回収容器を
複数個設けると、構成が複雑化し、コストアップ、大型
化を招くばかりでなく、各廃トナー回収容器の取扱いが
複雑化する為、ユーザサイドに混乱を招くこととなり、
操作性の低下をもたらす。
複数個設けると、構成が複雑化し、コストアップ、大型
化を招くばかりでなく、各廃トナー回収容器の取扱いが
複雑化する為、ユーザサイドに混乱を招くこととなり、
操作性の低下をもたらす。
【0006】また、本出願人は、複数の補給トナ−カ−
トリッジとクリ−ニング装置からの廃トナ−を収容する
複数の廃トナ−カ−トリッジを有するカラ−画像形成装
置において、各補給トナ−カ−トリッジを各廃トナ−カ
−トリッジと係合させ、抜脱阻止手段により装置本体か
ら補給トナ−カ−トリッジ単独での着脱を阻止し、補給
トナ−カ−トリッジを交換するときに確実に廃トナ−カ
−トリッジも交換させることができる技術を提案した
(非公知)。しかし、この提案によっても上記不具合は
完全には改善されておらず、ユーザサイドにおける不利
不便は解消されない。本発明は上記に鑑みてなされたも
のであり、複数個の補給トナ−カ−トリッジと、補給ト
ナ−カ−トリッジに隣接配置された廃トナ−回収容器を
有するカラ−画像形成装置において、空の廃トナ−回収
容器を廃棄する等の無駄を伴わずに、適時確実に廃トナ
−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の向上
を図ったカラ−画像形成装置の提供を目的とする。
トリッジとクリ−ニング装置からの廃トナ−を収容する
複数の廃トナ−カ−トリッジを有するカラ−画像形成装
置において、各補給トナ−カ−トリッジを各廃トナ−カ
−トリッジと係合させ、抜脱阻止手段により装置本体か
ら補給トナ−カ−トリッジ単独での着脱を阻止し、補給
トナ−カ−トリッジを交換するときに確実に廃トナ−カ
−トリッジも交換させることができる技術を提案した
(非公知)。しかし、この提案によっても上記不具合は
完全には改善されておらず、ユーザサイドにおける不利
不便は解消されない。本発明は上記に鑑みてなされたも
のであり、複数個の補給トナ−カ−トリッジと、補給ト
ナ−カ−トリッジに隣接配置された廃トナ−回収容器を
有するカラ−画像形成装置において、空の廃トナ−回収
容器を廃棄する等の無駄を伴わずに、適時確実に廃トナ
−回収容器を交換させることでユ−ザ−の操作性の向上
を図ったカラ−画像形成装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、異なった色のトナーを用いる複数の
現像器を回転軸の廻りに配列し、感光体と対面する現像
位置に一つの現像器がある時に感光体上の潜像に該現像
器からトナーを供給して現像を行う回転型の現像装置を
備え、上記各現像器はトナー補給用のトナーカートリッ
ジを着脱自在に備え、該トナーカートリッジ内には廃ト
ナー回収容器が併設され、上記感光体又は中間転写ベル
トから回収された廃トナーを回収して収容するクリーニ
ング装置内に全ての廃トナーを貯留するとともに該貯留
廃トナーを非現像位置(廃トナー排出位置)にある現像
器の廃トナー回収容器内に排出する廃トナー回収貯留機
構を備え、該廃トナー回収貯留機構により非現像位置
(廃トナー排出位置)にある現像器に対する廃トナーの
排出状態を制御する制御部とを備えたカラー画像形成装
置において、上記廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−ト
リッジの外周部に配設することにより現像装置の回転時
に遠心力の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の外
周部に凝集蓄積させるように構成したことを特徴とす
る。
請求項1の発明は、異なった色のトナーを用いる複数の
現像器を回転軸の廻りに配列し、感光体と対面する現像
位置に一つの現像器がある時に感光体上の潜像に該現像
器からトナーを供給して現像を行う回転型の現像装置を
備え、上記各現像器はトナー補給用のトナーカートリッ
ジを着脱自在に備え、該トナーカートリッジ内には廃ト
ナー回収容器が併設され、上記感光体又は中間転写ベル
トから回収された廃トナーを回収して収容するクリーニ
ング装置内に全ての廃トナーを貯留するとともに該貯留
廃トナーを非現像位置(廃トナー排出位置)にある現像
器の廃トナー回収容器内に排出する廃トナー回収貯留機
構を備え、該廃トナー回収貯留機構により非現像位置
(廃トナー排出位置)にある現像器に対する廃トナーの
排出状態を制御する制御部とを備えたカラー画像形成装
置において、上記廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−ト
リッジの外周部に配設することにより現像装置の回転時
に遠心力の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の外
周部に凝集蓄積させるように構成したことを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1のカラ−画像
形成装置に於いて、一つの現像器がトナ−エンドとなっ
たときに、上記クリーニング装置内の廃トナーを一挙に
該現像器に装備された上記廃トナー回収容器に排出して
満杯状態にすることを特徴とする。請求項3の発明は、
請求項1のカラ−画像形成装置に於いて、各色の作像回
数に比例した量の廃トナ−を非現像位置(廃トナー排出
位置)にある現像器の廃トナー回収容器内に戻すように
したことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項1の
カラ−画像形成装置に於いてあらかじめ予想される各色
のトナーの使用割合に応じて各現像器の廃トナ−回収容
器に戻す量を決定することを特徴とする。請求項5の発
明は、請求項1のカラ−画像形成装置に於いて、画像デ
−タから得られる各色のトナーの使用割合に応じて廃ト
ナ−回収容器に戻す量を決定することを特徴とする。
形成装置に於いて、一つの現像器がトナ−エンドとなっ
たときに、上記クリーニング装置内の廃トナーを一挙に
該現像器に装備された上記廃トナー回収容器に排出して
満杯状態にすることを特徴とする。請求項3の発明は、
請求項1のカラ−画像形成装置に於いて、各色の作像回
数に比例した量の廃トナ−を非現像位置(廃トナー排出
位置)にある現像器の廃トナー回収容器内に戻すように
したことを特徴とする。請求項4の発明は、請求項1の
カラ−画像形成装置に於いてあらかじめ予想される各色
のトナーの使用割合に応じて各現像器の廃トナ−回収容
器に戻す量を決定することを特徴とする。請求項5の発
明は、請求項1のカラ−画像形成装置に於いて、画像デ
−タから得られる各色のトナーの使用割合に応じて廃ト
ナ−回収容器に戻す量を決定することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示した
実施例により詳細に説明する。 [1]発明の現像装置を含む画像形成装置の構成・動作
−1 本発明を適用するカラ−画像形成装置の一実施例の全体
構成を図1に示す。図1において、符号1はベルト状潜
像担持体たる可撓性のベルト状感光体であり、該感光体
ベルト1は回動ロ−ラ2、3の間にエンドレスに架設さ
れていて回動ロ−ラ2、3の駆動により時計廻り方向に
搬送される。4は帯電手段たる帯電部材(帯電ロー
ラ)、5は像露光手段たるレ−ザ−書き込み系ユニッ
ト、6はそれぞれ特定色の現像剤を収容した現像器(現
像手段)であり、複数の現像器を備えた総体を現像装置
6Aと称する。前記レ−ザ−書き込み系ユニット5は上
面にスリット状の露光用開口部を設けた保持筐体に収め
て装置本体に組み込まれる。前記レ−ザ−光学系5とし
ては図示したものの他に、発光部と収束性光伝送体を一
体とした光学系等も使用される。前記帯電部材4、レ−
ザ−書き込み5D、感光体用クリ−ニング装置15は感
光体ベルト1を架設している2本のロ−ラの内の1本の
回動ロ−ラ2部に臨接して設けられている。
実施例により詳細に説明する。 [1]発明の現像装置を含む画像形成装置の構成・動作
−1 本発明を適用するカラ−画像形成装置の一実施例の全体
構成を図1に示す。図1において、符号1はベルト状潜
像担持体たる可撓性のベルト状感光体であり、該感光体
ベルト1は回動ロ−ラ2、3の間にエンドレスに架設さ
れていて回動ロ−ラ2、3の駆動により時計廻り方向に
搬送される。4は帯電手段たる帯電部材(帯電ロー
ラ)、5は像露光手段たるレ−ザ−書き込み系ユニッ
ト、6はそれぞれ特定色の現像剤を収容した現像器(現
像手段)であり、複数の現像器を備えた総体を現像装置
6Aと称する。前記レ−ザ−書き込み系ユニット5は上
面にスリット状の露光用開口部を設けた保持筐体に収め
て装置本体に組み込まれる。前記レ−ザ−光学系5とし
ては図示したものの他に、発光部と収束性光伝送体を一
体とした光学系等も使用される。前記帯電部材4、レ−
ザ−書き込み5D、感光体用クリ−ニング装置15は感
光体ベルト1を架設している2本のロ−ラの内の1本の
回動ロ−ラ2部に臨接して設けられている。
【0010】各現像器6はイエロ−、マゼンタ、シア
ン、黒色の各現像剤をそれぞれ収容するもので、中心軸
の廻りに円形に配置されている。各現像器6は、所定の
位置(現像)で感光体ベルト1と近接あるいは接触する
各現像ロ−ラ23を備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像あるいは接触現像法により顕像化する機能を有
している。10は中間転写体たる中間転写ベルトであ
り、該中間転写ベルト10は回動ロ−ラ11、12の間
にエンドレスに架設されていて、回動ロ−ラ11、12
の駆動により反時計回りに搬送される。互いに斜めに交
差するように配置された感光体ベルト1と中間転写ベル
ト10は、回動ロ−ラ3部で接触しており、感光体ベル
ト1上の第一回目の顕像が、中間転写ベルト内に設けら
れたバイアスロ−ラ13により中間転写ベルト10上に
転写される。そして、同じようなプロセスを反復する事
により、第二回目の顕像が、そして第三回目の顕像が、
第四回目の顕像が中間転写ベルト10上にそれぞれ重ね
られて位置ズレを生じないように転写される。中間転写
ベルト10に接離するように二次転写部材たる転写ロ−
ラ14が設けられている。15は感光体ベルト1のクリ
−ニング装置、16は中間転写ベルト10のクリ−ニン
グ装置であり、該クリ−ニング装置16のブレ−ド16
Aは画像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間
した位置に保たれる一方で、画像転写後のクリ−ニング
時のみ図示のごとく中間転写ベルト10の表面に圧接さ
れる。
ン、黒色の各現像剤をそれぞれ収容するもので、中心軸
の廻りに円形に配置されている。各現像器6は、所定の
位置(現像)で感光体ベルト1と近接あるいは接触する
各現像ロ−ラ23を備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像あるいは接触現像法により顕像化する機能を有
している。10は中間転写体たる中間転写ベルトであ
り、該中間転写ベルト10は回動ロ−ラ11、12の間
にエンドレスに架設されていて、回動ロ−ラ11、12
の駆動により反時計回りに搬送される。互いに斜めに交
差するように配置された感光体ベルト1と中間転写ベル
ト10は、回動ロ−ラ3部で接触しており、感光体ベル
ト1上の第一回目の顕像が、中間転写ベルト内に設けら
れたバイアスロ−ラ13により中間転写ベルト10上に
転写される。そして、同じようなプロセスを反復する事
により、第二回目の顕像が、そして第三回目の顕像が、
第四回目の顕像が中間転写ベルト10上にそれぞれ重ね
られて位置ズレを生じないように転写される。中間転写
ベルト10に接離するように二次転写部材たる転写ロ−
ラ14が設けられている。15は感光体ベルト1のクリ
−ニング装置、16は中間転写ベルト10のクリ−ニン
グ装置であり、該クリ−ニング装置16のブレ−ド16
Aは画像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間
した位置に保たれる一方で、画像転写後のクリ−ニング
時のみ図示のごとく中間転写ベルト10の表面に圧接さ
れる。
【0011】図2は現像装置6Aの内部構成を示し、図
3は現像装置6Aの斜視図である。この回転型現像装置
6Aには回転体であるケ−シング21が回転中心Oを中
心に時計廻り方向へ回転自在に設けられており、該ケ−
シング21は図示しない駆動機構の駆動により時計方向
に回転できるようになっている。また、ケ−シング21
は現像装置6Aを4分割するような仕切り構造を有した
一体物であり、各収納部内にイエロ−、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像器6(Y、M、C、K)が配置されてい
る。各色の現像器6(Y、M、C、K)は同一形態を有
し、且つ同一動作をとるように構成されている。現像装
置6Aは感光体ベルト1の斜め下方に配置され、感光体
ベルト1に形成される静電潜像に非磁性一成分現像剤と
してのトナ−を供給する。感光体ベルト1と対面した位
置である現像位置にある現像器6(図2では6Y)の上
方部には開口部22aが形成されている。開口部22a
には現像ロ−ラ23が感光体ベルト1と所定の線速比を
もって感光体ベルト1の移動方向と同方向に回転するよ
うに、感光体ベルト1に対向して配設される。また現像
ロ−ラ23下方には、発泡ポリウレタン等の弾性体から
なる供給ロ−ラ25が摺擦部において現像ロ−ラ23と
摺擦し、且つ現像ロ−ラ23と同方向に、所定の線速比
をもって回転するように設けられている。開口部22a
の近傍で、供給ロ−ラ25の回転方向下流側にウレタン
ゴム等の弾性体からなる現像ブレ−ド26が、その一端
が現像ロ−ラ23に接するように設けられている。ま
た、後述するスクリュウ状の第一のトナ−搬送部材27
は図面手前から後側に向けて現像器内のトナ−を搬送す
る。
3は現像装置6Aの斜視図である。この回転型現像装置
6Aには回転体であるケ−シング21が回転中心Oを中
心に時計廻り方向へ回転自在に設けられており、該ケ−
シング21は図示しない駆動機構の駆動により時計方向
に回転できるようになっている。また、ケ−シング21
は現像装置6Aを4分割するような仕切り構造を有した
一体物であり、各収納部内にイエロ−、マゼンタ、シア
ン、黒の各現像器6(Y、M、C、K)が配置されてい
る。各色の現像器6(Y、M、C、K)は同一形態を有
し、且つ同一動作をとるように構成されている。現像装
置6Aは感光体ベルト1の斜め下方に配置され、感光体
ベルト1に形成される静電潜像に非磁性一成分現像剤と
してのトナ−を供給する。感光体ベルト1と対面した位
置である現像位置にある現像器6(図2では6Y)の上
方部には開口部22aが形成されている。開口部22a
には現像ロ−ラ23が感光体ベルト1と所定の線速比を
もって感光体ベルト1の移動方向と同方向に回転するよ
うに、感光体ベルト1に対向して配設される。また現像
ロ−ラ23下方には、発泡ポリウレタン等の弾性体から
なる供給ロ−ラ25が摺擦部において現像ロ−ラ23と
摺擦し、且つ現像ロ−ラ23と同方向に、所定の線速比
をもって回転するように設けられている。開口部22a
の近傍で、供給ロ−ラ25の回転方向下流側にウレタン
ゴム等の弾性体からなる現像ブレ−ド26が、その一端
が現像ロ−ラ23に接するように設けられている。ま
た、後述するスクリュウ状の第一のトナ−搬送部材27
は図面手前から後側に向けて現像器内のトナ−を搬送す
る。
【0012】[2]発明の構成・動作−2 図3の斜視図に示したように、現像装置6Aの軸方向手
前側にはトナ−収容部29(Y、M、C、K)が設けら
れていて、スクリュウ状の第一のトナ−搬送部材27は
手前側に位置するトナ−収容部29から現像装置6Aの
後方の現像装置側板に至るまで、現像ロ−ラ23及び供
給ロ−ラ25と並行して配設され、図面手前から後方に
向けてトナ−を搬送する。そして第一のトナ−搬送部材
27は現像ロ−ラ23及び供給ロ−ラ25と連動すると
共に、それらと所定の線速比をもって回転する。現像ユ
ニット仕切板24は、その一部が供給ロ−ラ25に接す
るように配設されており、現像ロ−ラ23、供給ロ−ラ
25及びケ−シング21により、第一のトナ−搬送部材
27を取り巻くトナ−搬送スペ−スが形成される。供給
ロ−ラ25上に供給されたトナ−は、供給ロ−ラ25に
より現像ロ−ラ23表面に供給されて帯電し、現像ロ−
ラ23表面に担持される。現像ロ−ラ23表面に担持さ
れたトナ−は現像ブレ−ド26により薄層化され、感光
体ベルト1表面に形成された静電潜像を現像する。
前側にはトナ−収容部29(Y、M、C、K)が設けら
れていて、スクリュウ状の第一のトナ−搬送部材27は
手前側に位置するトナ−収容部29から現像装置6Aの
後方の現像装置側板に至るまで、現像ロ−ラ23及び供
給ロ−ラ25と並行して配設され、図面手前から後方に
向けてトナ−を搬送する。そして第一のトナ−搬送部材
27は現像ロ−ラ23及び供給ロ−ラ25と連動すると
共に、それらと所定の線速比をもって回転する。現像ユ
ニット仕切板24は、その一部が供給ロ−ラ25に接す
るように配設されており、現像ロ−ラ23、供給ロ−ラ
25及びケ−シング21により、第一のトナ−搬送部材
27を取り巻くトナ−搬送スペ−スが形成される。供給
ロ−ラ25上に供給されたトナ−は、供給ロ−ラ25に
より現像ロ−ラ23表面に供給されて帯電し、現像ロ−
ラ23表面に担持される。現像ロ−ラ23表面に担持さ
れたトナ−は現像ブレ−ド26により薄層化され、感光
体ベルト1表面に形成された静電潜像を現像する。
【0013】ところで、上記現像工程で使用されなかっ
たトナ−は第一のトナ−搬送部材27によりトナ−収容
部29と対向する側の現像器6の後端部に搬送され、現
像ロ−ラ23及び供給ロ−ラ25の軸方向有効部外側に
設けられたトナ−循環部に到達し、トナ−は重力により
各現像器6内の下部に落下する。各現像器6の下部に
は、やはり、スクリュウ状の第二のトナ−搬送部材28
が現像ロ−ラ23、供給ロ−ラ25および第一のトナ−
搬送部材27と並行して配設され、第一のトナ−搬送部
材27とは逆方向(後方から前方)にトナ−を搬送する
ように回転して、上記現像工程で使用されなかったトナ
−をトナ−収容部29に搬送する。第一のトナ−搬送部
材27および第二のトナ−搬送部材28による各トナ−
搬送量を適切に設定することにより、各現像器6内のト
ナ−量検知や複雑なトナ−供給量制御を行なうことな
く、供給ロ−ラ25上にトナ−を供給でき、レイアウト
自由度が大きくなり、且つ感光体ベルト1に対する断面
占有率の小さな小型現像装置を提供することが可能とな
っている。図3のトナ−カ−トリッジ30(Y、M、
C、K)は夫々トナ−収容部29(Y、M、C、K)に
対して個別に着脱自在になっていて、トナ−補給時に各
トナ−カ−トリッジ30を交換するようになっている。
たトナ−は第一のトナ−搬送部材27によりトナ−収容
部29と対向する側の現像器6の後端部に搬送され、現
像ロ−ラ23及び供給ロ−ラ25の軸方向有効部外側に
設けられたトナ−循環部に到達し、トナ−は重力により
各現像器6内の下部に落下する。各現像器6の下部に
は、やはり、スクリュウ状の第二のトナ−搬送部材28
が現像ロ−ラ23、供給ロ−ラ25および第一のトナ−
搬送部材27と並行して配設され、第一のトナ−搬送部
材27とは逆方向(後方から前方)にトナ−を搬送する
ように回転して、上記現像工程で使用されなかったトナ
−をトナ−収容部29に搬送する。第一のトナ−搬送部
材27および第二のトナ−搬送部材28による各トナ−
搬送量を適切に設定することにより、各現像器6内のト
ナ−量検知や複雑なトナ−供給量制御を行なうことな
く、供給ロ−ラ25上にトナ−を供給でき、レイアウト
自由度が大きくなり、且つ感光体ベルト1に対する断面
占有率の小さな小型現像装置を提供することが可能とな
っている。図3のトナ−カ−トリッジ30(Y、M、
C、K)は夫々トナ−収容部29(Y、M、C、K)に
対して個別に着脱自在になっていて、トナ−補給時に各
トナ−カ−トリッジ30を交換するようになっている。
【0014】前記カラ−画像形成装置による画像形成の
プロセスは次のように行なわれる。まず本実施例による
多色像の形成は、次の像形成システムに従って遂行され
る。即ち、オリジナル画像を撮像素子が走査するカラ−
画像デ−タ入力部で得られたデ−タを画像デ−タ処理部
で演算処理して画像デ−タを作成し、これを一旦画像メ
モリ−に格納する。次いで該画像メモリ−に格納された
上記画像データは、記録時にとりだされて記録装置、例
えば図1に示したカラ−画像形成装置に入力される。即
ち別体の画像読み取り装置から出力される色信号が前記
レ−ザ−書き込み系ユニット5に入力されると、レ−ザ
−書き込み系5においては半導体レ−ザ−(図示せず)
で発生されたレ−ザ−ビ−ムが駆動モ−タ5Aにより回
転されるポリゴンミラ−5Bにより回転走査され、fθ
レンズ5Cを経てミラ−により光路を曲げられて、予め
帯電手段たる帯電部材4によって一様に帯電された感光
体ベルト1の円周上に露光され、静電潜像が形成され
る。
プロセスは次のように行なわれる。まず本実施例による
多色像の形成は、次の像形成システムに従って遂行され
る。即ち、オリジナル画像を撮像素子が走査するカラ−
画像デ−タ入力部で得られたデ−タを画像デ−タ処理部
で演算処理して画像デ−タを作成し、これを一旦画像メ
モリ−に格納する。次いで該画像メモリ−に格納された
上記画像データは、記録時にとりだされて記録装置、例
えば図1に示したカラ−画像形成装置に入力される。即
ち別体の画像読み取り装置から出力される色信号が前記
レ−ザ−書き込み系ユニット5に入力されると、レ−ザ
−書き込み系5においては半導体レ−ザ−(図示せず)
で発生されたレ−ザ−ビ−ムが駆動モ−タ5Aにより回
転されるポリゴンミラ−5Bにより回転走査され、fθ
レンズ5Cを経てミラ−により光路を曲げられて、予め
帯電手段たる帯電部材4によって一様に帯電された感光
体ベルト1の円周上に露光され、静電潜像が形成され
る。
【0015】ここで、感光体上に露光する画像パタ−ン
は所望のフルカラ−画像をイエロ−、マゼンタ、シア
ン、黒の4色に色分解したときの単色の画像パタ−ンで
ある。形成された各々の静電潜像は回転型現像装置6A
によりイエロ−、マゼンタ、シアン、黒の各現像器6
(Y、M、C、K)で現像され、顕像化され単色化され
て単色画像後が形成される。感光体ベルト1上に形成さ
れた単色画像は、感光体ベルト1に接触しながら反時計
回りに回転する中間転写ベルト10上に順次重ね合わせ
て転写される。中間転写ベルト10上に重ね合わされた
イエロ−、マゼンタ、シアン、黒の画像は、給紙台17
から給紙ロ−ラ18、搬送ロ−ラ19、レジストロ−ラ
20を経て、転写部に搬送された転写紙に転写ロ−ラ1
4により転写される。転写終了後、転写紙は定着装置7
により定着されてフルカラ−画像が完成する。
は所望のフルカラ−画像をイエロ−、マゼンタ、シア
ン、黒の4色に色分解したときの単色の画像パタ−ンで
ある。形成された各々の静電潜像は回転型現像装置6A
によりイエロ−、マゼンタ、シアン、黒の各現像器6
(Y、M、C、K)で現像され、顕像化され単色化され
て単色画像後が形成される。感光体ベルト1上に形成さ
れた単色画像は、感光体ベルト1に接触しながら反時計
回りに回転する中間転写ベルト10上に順次重ね合わせ
て転写される。中間転写ベルト10上に重ね合わされた
イエロ−、マゼンタ、シアン、黒の画像は、給紙台17
から給紙ロ−ラ18、搬送ロ−ラ19、レジストロ−ラ
20を経て、転写部に搬送された転写紙に転写ロ−ラ1
4により転写される。転写終了後、転写紙は定着装置7
により定着されてフルカラ−画像が完成する。
【0016】[3]発明の構成・動作−3 このカラー画像形成装置の筐体は、上下のフレーム8、
9から成り、上フレ−ム8は、回転支点となる下フレ−
ム9に設けられた回転支持軸9Aを中心として上下に回
動可能となるように支持されており、画像形成出力時は
図1のごとく下フレ−ム9に保持されている。感光体ベ
ルト1や現像器6のユニット交換時は、フレーム8に対
する保持を解除することで、反時計方向へ開放可能とな
り、図4のごとく図示しないテンションスプリングなど
の動力で開放状態を維持することができる。上フレ−ム
8には現像装置6A以外の作像系と、搬送路の一部であ
る感光体ベルト1、帯電ロ−ラ4、中間転写ベルト1
0、クリ−ニング装置15、16、搬送ロ−ラ19、レ
ジストロ−ラ20を一体の構成としたプロセスカ−トリ
ッジ31が保持されている。これにより上フレ−ム8の
開放時には、上フレ−ム8と共に上方にプロセスカ−ト
リッジ31が持ち上げられることとなる。図4のように
上フレ−ム8を開放した状態で、プロセスカ−トリッジ
31を矢印方向に着脱操作すれば、プロセスカ−トリッ
ジ31は上フレ−ム8に対して容易に着脱可能である。
下フレ−ム9には、現像装置6Aと定着装置7が着脱可
能に保持されているので、特に他のユニットを操作する
ことなく、各ユニットの寿命や異常時の交換作業時にお
いては上フレ−ム8と下フレ−ム9の開放口9Bから外
部に抜き出し、装着可能となる。
9から成り、上フレ−ム8は、回転支点となる下フレ−
ム9に設けられた回転支持軸9Aを中心として上下に回
動可能となるように支持されており、画像形成出力時は
図1のごとく下フレ−ム9に保持されている。感光体ベ
ルト1や現像器6のユニット交換時は、フレーム8に対
する保持を解除することで、反時計方向へ開放可能とな
り、図4のごとく図示しないテンションスプリングなど
の動力で開放状態を維持することができる。上フレ−ム
8には現像装置6A以外の作像系と、搬送路の一部であ
る感光体ベルト1、帯電ロ−ラ4、中間転写ベルト1
0、クリ−ニング装置15、16、搬送ロ−ラ19、レ
ジストロ−ラ20を一体の構成としたプロセスカ−トリ
ッジ31が保持されている。これにより上フレ−ム8の
開放時には、上フレ−ム8と共に上方にプロセスカ−ト
リッジ31が持ち上げられることとなる。図4のように
上フレ−ム8を開放した状態で、プロセスカ−トリッジ
31を矢印方向に着脱操作すれば、プロセスカ−トリッ
ジ31は上フレ−ム8に対して容易に着脱可能である。
下フレ−ム9には、現像装置6Aと定着装置7が着脱可
能に保持されているので、特に他のユニットを操作する
ことなく、各ユニットの寿命や異常時の交換作業時にお
いては上フレ−ム8と下フレ−ム9の開放口9Bから外
部に抜き出し、装着可能となる。
【0017】次に、廃トナ−がクリ−ニングされた後の
搬送方法についての構成、動作を図1、図5及び図6等
に基づいて説明する。即ち、中間転写ベルト10上より
クリ−ニングブレ−ド16Aにて掻き取られた廃トナ−
は、クリ−ニング装置16内に設けられた第1のオーガ
42によって断面手前方向に搬送される。プロセスカ−
トリッジ31の手前側面には中間転写ベルト10からの
廃トナ−を感光体ベルト1からの廃トナ−と一緒にする
べき第3のオーガ44が設けられ、プロセスカ−トリッ
ジ31と一体化されている。感光体ベルト1上よりクリ
−ニングブレ−ド15Aにて掻き取られた廃トナ−はク
リ−ニング装置15内に設けられた第2のオーガ43
(2方向に同時搬送可能)によって断面奥側の廃トナ−
は断面手前方向に搬送され、断面手前の廃トナ−は第3
のオーガ44によって搬送された廃トナ−と合わせて断
面奥側方向に搬送される。要するに、本実施例ではクリ
−ニング装置15内の中央部付近にすべての廃トナ−を
集めるようになっている。各オーガ42、43、44
は、スクリュー等のネジレ部材であり、回転することに
より各ネジレ方向に見合った方向に粉体を搬送すること
ができる。なお、第2のオーガ43は、オーガを構成す
るスクリュ−のネジレ方向を軸方向中央部を境目として
前後で逆方向にしているので、回転方向を同一としたま
ま廃トナ−搬送をクリーニング装置15内の中央部に集
めることが出来るものである。
搬送方法についての構成、動作を図1、図5及び図6等
に基づいて説明する。即ち、中間転写ベルト10上より
クリ−ニングブレ−ド16Aにて掻き取られた廃トナ−
は、クリ−ニング装置16内に設けられた第1のオーガ
42によって断面手前方向に搬送される。プロセスカ−
トリッジ31の手前側面には中間転写ベルト10からの
廃トナ−を感光体ベルト1からの廃トナ−と一緒にする
べき第3のオーガ44が設けられ、プロセスカ−トリッ
ジ31と一体化されている。感光体ベルト1上よりクリ
−ニングブレ−ド15Aにて掻き取られた廃トナ−はク
リ−ニング装置15内に設けられた第2のオーガ43
(2方向に同時搬送可能)によって断面奥側の廃トナ−
は断面手前方向に搬送され、断面手前の廃トナ−は第3
のオーガ44によって搬送された廃トナ−と合わせて断
面奥側方向に搬送される。要するに、本実施例ではクリ
−ニング装置15内の中央部付近にすべての廃トナ−を
集めるようになっている。各オーガ42、43、44
は、スクリュー等のネジレ部材であり、回転することに
より各ネジレ方向に見合った方向に粉体を搬送すること
ができる。なお、第2のオーガ43は、オーガを構成す
るスクリュ−のネジレ方向を軸方向中央部を境目として
前後で逆方向にしているので、回転方向を同一としたま
ま廃トナ−搬送をクリーニング装置15内の中央部に集
めることが出来るものである。
【0018】図5に示すように、クリ−ニング装置15
内の中央部付近の下面には廃トナ−出口部45を設け、
各オーガの搬送作用により集結された廃トナ−を、図示
しない開閉シャッタ−を有する出口部45から第4のオ
ーガ46(ケース46a内に収納)に対して、入口部4
6Aから搬送される。第4のオーガ46は下フレ−ム9
に配置され、廃トナ−をさらに手前方向に搬送し、前部
適所(前端面或は下面等)に形成した出口部46Bから
その直下に位置する廃トナー回収容器(廃トナ−保持領
域)47の入口部47Aへ搬送され、最終的にトナ−カ
−トリッジ30内の廃トナ−保持領域47へ排出され
る。各トナーカートリッジ30内に設けられた廃トナー
保持領域47は、各トナーカートリッジ30の背面側に
設けた連通孔(図示せず)を介して第4のオーガ46の
ケース46aに設けた出口部46Bに連通している。
内の中央部付近の下面には廃トナ−出口部45を設け、
各オーガの搬送作用により集結された廃トナ−を、図示
しない開閉シャッタ−を有する出口部45から第4のオ
ーガ46(ケース46a内に収納)に対して、入口部4
6Aから搬送される。第4のオーガ46は下フレ−ム9
に配置され、廃トナ−をさらに手前方向に搬送し、前部
適所(前端面或は下面等)に形成した出口部46Bから
その直下に位置する廃トナー回収容器(廃トナ−保持領
域)47の入口部47Aへ搬送され、最終的にトナ−カ
−トリッジ30内の廃トナ−保持領域47へ排出され
る。各トナーカートリッジ30内に設けられた廃トナー
保持領域47は、各トナーカートリッジ30の背面側に
設けた連通孔(図示せず)を介して第4のオーガ46の
ケース46aに設けた出口部46Bに連通している。
【0019】プロセスカ−トリッジ31に設けられた廃
トナ−出口部45のシャッタ−45Aの開閉タイミング
は制御可能であり、図7(a) (b) のように、上下方向に
スライド可能に支持されたシャッタ−45Aは、装置本
体側に設けられたソレノイド41に対してリンク41a
(支点41bを中心に回動可能)を介して連動してお
り、通常プリント時及び待機時は(b) に示すようにソレ
ノイド41がOFF状態であるため、引っ張りスプリン
グ45Bの力でシャッタ−45Aは閉まっている。な
お、プロセスカ−トリッジ31を装置本体から着脱する
時もシャッターは閉状態なのでトナ−飛散の心配はな
い。このように出口部45が閉止された状態にあるの
で、前述した各オーガの協働による廃トナ−の搬送によ
り全廃トナ−がクリ−ニング装置15内の中央部付近に
集められ、クリ−ニング装置15内に一定量の廃トナ−
をストックできるようなスペ−ス15Cを確保してさえ
おけば、廃トナ−搬送動作を継続し続けても、クリ−ニ
ング装置15内でトナ−搬送によるトナ−詰まりなどの
不具合が発生する虞れもなく、一時的にクリ−ニング装
置15内に廃トナ−をストックできる。
トナ−出口部45のシャッタ−45Aの開閉タイミング
は制御可能であり、図7(a) (b) のように、上下方向に
スライド可能に支持されたシャッタ−45Aは、装置本
体側に設けられたソレノイド41に対してリンク41a
(支点41bを中心に回動可能)を介して連動してお
り、通常プリント時及び待機時は(b) に示すようにソレ
ノイド41がOFF状態であるため、引っ張りスプリン
グ45Bの力でシャッタ−45Aは閉まっている。な
お、プロセスカ−トリッジ31を装置本体から着脱する
時もシャッターは閉状態なのでトナ−飛散の心配はな
い。このように出口部45が閉止された状態にあるの
で、前述した各オーガの協働による廃トナ−の搬送によ
り全廃トナ−がクリ−ニング装置15内の中央部付近に
集められ、クリ−ニング装置15内に一定量の廃トナ−
をストックできるようなスペ−ス15Cを確保してさえ
おけば、廃トナ−搬送動作を継続し続けても、クリ−ニ
ング装置15内でトナ−搬送によるトナ−詰まりなどの
不具合が発生する虞れもなく、一時的にクリ−ニング装
置15内に廃トナ−をストックできる。
【0020】[4]発明の構成・動作−4(具体的な実
施例による説明) 次に、図8に示した具体的な実施例に基づいて本発明を
説明する。まず、実施例1では、ある色のトナ−カ−ト
リッジ30のトナ−エンド検知信号(又はトナ−ニアエ
ンド検知信号)を受けたあとにそれに該当する現像器を
現像位置に移動させて図8に示したように図示しない開
放手段或は第4のオーガ46が(図示しない)バネで可
動な弁53を押しのけて連通孔30AをAの閉止状態か
らBの開放状態にする。この結果、第4のオーガ46に
より搬送される廃トナ−がトナ−カ−トリッジ30内に
設けた廃トナ−回収容器47につながる。図7(a) に示
した如きソレノイド41をONさせて、シャッタ−45
Aを開放することで、はじめて廃トナ−が廃トナ−回収
容器47に搬送され始め、各廃トナー回収容器47に対
して一定量(等量)づつ排出し続けた後、再度シャッタ
−45Aを閉状態にする。閉状態にした時点でトナ−カ
−トリッジ30及び廃トナ−回収容器47の交換表示を
装置本体の図示しない操作表示部に出し、ユ−ザ−に新
品のカートリッジとの交換を促す。なお、トナ−エンド
検知信号が出力される場合には、制御部は、トナ−エン
ド検知信号を受けてトナ−カ−トリッジ30及び廃トナ
−回収容器47の交換表示を出し、ユ−ザ−に新品に交
換してもらう。なお、この一定量は、廃トナ−回収容器
47に満杯検知センサ−を設けて決定してもよいが、第
4のオーガ46の形状と回転数で廃トナ−搬送量は決定
されるので、この回転数に基づいて制御部(CPOU、
ROM、RAM、I/Oポート等)が搬送量を正確に判
断することが可能となり、その結果満杯検知センサ−な
しでシャッタ−45Aを開放する時間を制御することで
上記一定量を判断できる。
施例による説明) 次に、図8に示した具体的な実施例に基づいて本発明を
説明する。まず、実施例1では、ある色のトナ−カ−ト
リッジ30のトナ−エンド検知信号(又はトナ−ニアエ
ンド検知信号)を受けたあとにそれに該当する現像器を
現像位置に移動させて図8に示したように図示しない開
放手段或は第4のオーガ46が(図示しない)バネで可
動な弁53を押しのけて連通孔30AをAの閉止状態か
らBの開放状態にする。この結果、第4のオーガ46に
より搬送される廃トナ−がトナ−カ−トリッジ30内に
設けた廃トナ−回収容器47につながる。図7(a) に示
した如きソレノイド41をONさせて、シャッタ−45
Aを開放することで、はじめて廃トナ−が廃トナ−回収
容器47に搬送され始め、各廃トナー回収容器47に対
して一定量(等量)づつ排出し続けた後、再度シャッタ
−45Aを閉状態にする。閉状態にした時点でトナ−カ
−トリッジ30及び廃トナ−回収容器47の交換表示を
装置本体の図示しない操作表示部に出し、ユ−ザ−に新
品のカートリッジとの交換を促す。なお、トナ−エンド
検知信号が出力される場合には、制御部は、トナ−エン
ド検知信号を受けてトナ−カ−トリッジ30及び廃トナ
−回収容器47の交換表示を出し、ユ−ザ−に新品に交
換してもらう。なお、この一定量は、廃トナ−回収容器
47に満杯検知センサ−を設けて決定してもよいが、第
4のオーガ46の形状と回転数で廃トナ−搬送量は決定
されるので、この回転数に基づいて制御部(CPOU、
ROM、RAM、I/Oポート等)が搬送量を正確に判
断することが可能となり、その結果満杯検知センサ−な
しでシャッタ−45Aを開放する時間を制御することで
上記一定量を判断できる。
【0021】この例によれば、各現像器の現像動作中に
当該現像器の上流側位置(現像装置の回転方向上流側)
に隣接する他の現像器のトナーカートリッジの廃トナー
回収容器内に一定量の廃トナーを排出することとなる。
図2の例で言えば、イエローの現像器6Yが現像動作中
にある時には、黒の現像器6kのカートリッジの廃トナ
ー回収容器47kに対してクリーニング装置15内の廃
トナーの排出が行われることとなる。排出のタイミング
は現像位置にある現像器6Yによる現像動作中に設定す
れば良い。このようにして全ての現像器の廃トナー回収
容器に対して一定量づつの排出が行われ、いずれかの現
像器についてトナーエンドが検知されたときに、当該現
像器のトナーカートリッジ30(47)が交換されるこ
ととなる。なお、上記実施例とは異なり、ある現像器の
トナーエンドが検知された時に、当該現像器が第4のオ
ーガ46と連通する位置にあるときに、クリーニング装
置15内の廃トナーを、該現像器のトナーカートリッジ
内の廃トナー回収容器の容量に見合う分だけ一挙に排出
して満杯にさせるようにしてもよい。
当該現像器の上流側位置(現像装置の回転方向上流側)
に隣接する他の現像器のトナーカートリッジの廃トナー
回収容器内に一定量の廃トナーを排出することとなる。
図2の例で言えば、イエローの現像器6Yが現像動作中
にある時には、黒の現像器6kのカートリッジの廃トナ
ー回収容器47kに対してクリーニング装置15内の廃
トナーの排出が行われることとなる。排出のタイミング
は現像位置にある現像器6Yによる現像動作中に設定す
れば良い。このようにして全ての現像器の廃トナー回収
容器に対して一定量づつの排出が行われ、いずれかの現
像器についてトナーエンドが検知されたときに、当該現
像器のトナーカートリッジ30(47)が交換されるこ
ととなる。なお、上記実施例とは異なり、ある現像器の
トナーエンドが検知された時に、当該現像器が第4のオ
ーガ46と連通する位置にあるときに、クリーニング装
置15内の廃トナーを、該現像器のトナーカートリッジ
内の廃トナー回収容器の容量に見合う分だけ一挙に排出
して満杯にさせるようにしてもよい。
【0022】また、図8、図10(a) に示すように廃ト
ナ−回収容器47をトナ−カ−トリッジ30の外周部に
配設することにより、現像工程を行う前後に現像装置6
A自体の回転により回転運動を行うこととなるので、回
収されたトナ−は遠心力により廃トナ−回収容器47の
外周側内壁から堆積し始め、且つ凝集するようになり、
その結果容積の上でも廃トナ−回収容器47の部分をコ
ンパクトにすることができる。
ナ−回収容器47をトナ−カ−トリッジ30の外周部に
配設することにより、現像工程を行う前後に現像装置6
A自体の回転により回転運動を行うこととなるので、回
収されたトナ−は遠心力により廃トナ−回収容器47の
外周側内壁から堆積し始め、且つ凝集するようになり、
その結果容積の上でも廃トナ−回収容器47の部分をコ
ンパクトにすることができる。
【0023】なお、上記の説明では、各色が混在した状
態で廃トナーを一旦クリーニング装置15内に蓄えた状
態で、ある現像器が現像位置にあるときに、第4のオー
ガ46の出口と接続状態にある他の現像器のトナーカー
トリッジ30に設けた廃トナー回収容器47に対して廃
トナーを一定量排出することが行われる。この例では、
トナーカートリッジ30内の新しいトナーの消費量とは
無関係に各廃トナー回収容器47内に廃トナーが一定量
づつ排出されるため、場合によっては、新しいトナーが
大量に残っているカートリッジ30内の廃トナー回収容
器47が先に満杯となったり、新しいトナーがなくなっ
ているカートリッジ30内の廃トナー回収容器47が空
の状態になることがある。後者の場合には、廃トナー回
収容器47が空の状態のカートリッジを交換することと
なり、そこに無駄が生じる。
態で廃トナーを一旦クリーニング装置15内に蓄えた状
態で、ある現像器が現像位置にあるときに、第4のオー
ガ46の出口と接続状態にある他の現像器のトナーカー
トリッジ30に設けた廃トナー回収容器47に対して廃
トナーを一定量排出することが行われる。この例では、
トナーカートリッジ30内の新しいトナーの消費量とは
無関係に各廃トナー回収容器47内に廃トナーが一定量
づつ排出されるため、場合によっては、新しいトナーが
大量に残っているカートリッジ30内の廃トナー回収容
器47が先に満杯となったり、新しいトナーがなくなっ
ているカートリッジ30内の廃トナー回収容器47が空
の状態になることがある。後者の場合には、廃トナー回
収容器47が空の状態のカートリッジを交換することと
なり、そこに無駄が生じる。
【0024】そこで、本発明の他の実施例では、新しい
トナーの消費量が多いカートリッジの廃トナー回収容器
内に優先的に廃棄トナーを多く排出していち早く満杯に
し、カートリッジの交換時には常に廃トナー回収容器内
も満杯となるようにした。
トナーの消費量が多いカートリッジの廃トナー回収容器
内に優先的に廃棄トナーを多く排出していち早く満杯に
し、カートリッジの交換時には常に廃トナー回収容器内
も満杯となるようにした。
【0025】即ち、本実施例では、廃トナ−を戻す時の
廃トナ−回収容器47の色の優先順位(重み付け)を、
消費量に応じてあらかじめ決めておくようにした点が特
徴的である。即ち、一般にカラ−画像を作成する時に消
費される色毎のトナ−の消費割合はだいたい概算可能で
あり、これをもとに早く消費される色のトナーを有した
トナーカートリッジ30から優先して順番に廃トナーを
排出する(本実施例では 黒(50%)→イエロ−(3
0%)→マゼンタ(10%)→シアン(10%))。例
えば、図2のように黒の現像器6Kが第4のオーガ46
と連通する位置にある時には、オーガ46により黒のト
ナーカートリッジ30K内のトナ−回収容器47Kに対
して優先してトナ−を送り出す。このときの排出量は、
クリーニング装置15内のトナー量の50%である。そ
して、黒の現像器6Kがトナーエンドとなったとき、即
ち黒のトナ−カ−トリッジ30内の新しいトナーが消費
し尽くされているときには、トナ−カ−トリッジ30の
交換時期と、トナ−回収容器47の満杯時期がほぼ一致
することとなる。従って、黒カートリッジが真っ先に交
換されることとなる。イエローの現像器についても、イ
エローカートリッジが第4のオーガ46と連通する位置
にある時に、30%分の排出が行われる。マゼンタ、シ
アンについては同様に10%づつの排出が行われる。黒
カートリッジを交換した後は、イエロー、マゼンタ、シ
アンの順序でカートリッジが満杯にされて、交換される
こととなる。
廃トナ−回収容器47の色の優先順位(重み付け)を、
消費量に応じてあらかじめ決めておくようにした点が特
徴的である。即ち、一般にカラ−画像を作成する時に消
費される色毎のトナ−の消費割合はだいたい概算可能で
あり、これをもとに早く消費される色のトナーを有した
トナーカートリッジ30から優先して順番に廃トナーを
排出する(本実施例では 黒(50%)→イエロ−(3
0%)→マゼンタ(10%)→シアン(10%))。例
えば、図2のように黒の現像器6Kが第4のオーガ46
と連通する位置にある時には、オーガ46により黒のト
ナーカートリッジ30K内のトナ−回収容器47Kに対
して優先してトナ−を送り出す。このときの排出量は、
クリーニング装置15内のトナー量の50%である。そ
して、黒の現像器6Kがトナーエンドとなったとき、即
ち黒のトナ−カ−トリッジ30内の新しいトナーが消費
し尽くされているときには、トナ−カ−トリッジ30の
交換時期と、トナ−回収容器47の満杯時期がほぼ一致
することとなる。従って、黒カートリッジが真っ先に交
換されることとなる。イエローの現像器についても、イ
エローカートリッジが第4のオーガ46と連通する位置
にある時に、30%分の排出が行われる。マゼンタ、シ
アンについては同様に10%づつの排出が行われる。黒
カートリッジを交換した後は、イエロー、マゼンタ、シ
アンの順序でカートリッジが満杯にされて、交換される
こととなる。
【0026】なお、図9は、第4のオーガ46の回転動
作を制御可能にするための構成例であり、第4のオーガ
46に対する駆動力を、装置本体からの駆動源より回転
クラッチ52を介して受ける構成となっている。第4の
オーガ46は中空筒状のオ−ガケ−ス48の内部に配置
されると共に、軸方向両端部を軸受49により回転自在
に保持されたものであり、第4のオーガ46の一端には
ギア50を固定し、このギア50を装置本体に設けられ
た駆動ギア51と噛合させる。駆動ギア51は装置本体
に設けられた図示しない駆動源により回転クラッチ52
を介して駆動される。なお、上記実施例では、予め色毎
にトナー消費量の大小を決定しておき、その割合に基づ
いて各廃トナー回収容器に対して、予め決められた割合
に見合う量の廃トナーを排出するようにしたが、機器の
使用条件によっては上記の消費割合が通用しないことも
ある。このような場合に、使用条件の変化に柔軟に対応
することを可能ならしめたのが次の実施例である。即
ち、次の実施例では、トナーの現実の消費量を各色のト
ナーごとに実測し、当該実測値に基づいて排出すべき廃
トナー回収容器を選定するようにしている。
作を制御可能にするための構成例であり、第4のオーガ
46に対する駆動力を、装置本体からの駆動源より回転
クラッチ52を介して受ける構成となっている。第4の
オーガ46は中空筒状のオ−ガケ−ス48の内部に配置
されると共に、軸方向両端部を軸受49により回転自在
に保持されたものであり、第4のオーガ46の一端には
ギア50を固定し、このギア50を装置本体に設けられ
た駆動ギア51と噛合させる。駆動ギア51は装置本体
に設けられた図示しない駆動源により回転クラッチ52
を介して駆動される。なお、上記実施例では、予め色毎
にトナー消費量の大小を決定しておき、その割合に基づ
いて各廃トナー回収容器に対して、予め決められた割合
に見合う量の廃トナーを排出するようにしたが、機器の
使用条件によっては上記の消費割合が通用しないことも
ある。このような場合に、使用条件の変化に柔軟に対応
することを可能ならしめたのが次の実施例である。即
ち、次の実施例では、トナーの現実の消費量を各色のト
ナーごとに実測し、当該実測値に基づいて排出すべき廃
トナー回収容器を選定するようにしている。
【0027】上記実施例の場合と同様、この実施例に於
ても、通常のプリント時において、待機時は回転クラッ
チ52がOFFであるため第4のオーガ46の回転が停
止しているが、制御部がトナ−エンド検知信号を受ける
と、回転クラッチ52をONして第4のオーガ46を駆
動開始すると同時に、連通孔30Aを介してトナ−カ−
トリッジ30の廃トナ−回収容器47を出口46Bと連
通させる(図示しない連結パイプを用いる)。本実施例
では、この画像形成装置に設けた、或は外部のスキャナ
により読み込んだカラー画像データの内から各色のトナ
ーに対応する画像データを抽出して各色データに対応す
る使用トナー量(割合)を算出する作業を制御部が行
う。ここで算出された各色ごとの使用トナー量は、基本
的にクリ−ニング装置15によって回収される4色トナ
−の割合とほぼ一致する。制御部はこの算出結果に基づ
いて各色毎の廃トナーの配分を決定し、該配分に従って
各トナーカートリッジの廃トナー回収容器にトナーを排
出して行く。この場合、例えば黒色の割合が最も多い場
合には、黒現像器6Kが第4のオーガ46との連通位置
にある時に、当該割合に見合った量のトナーを、クリー
ニング装置15から黒の廃トナー回収容器47Kに排出
する。この場合、黒現像器に装備された廃トナ−回収容
器47kに対する廃トナ−流入量が最も増えることにな
り、黒のトナ−エンドと黒の廃トナ−回収容器47kの
満杯のタイミングがかなり正確に一致することとなる。
他の色のトナーカートリッジの廃トナー回収容器に対し
ても上記割合に基づいた量のトナーが配分して排出され
る。各現像器の廃トナー回収容器に対するトナー排出の
タイミングは、上記実施例の場合と同様に現像位置にあ
る他の現像器が現像動作を行っている時間と一致させ
る。なお、上記画像データ中の各色の割合から各色のト
ナーの使用量を算出する方法の他に、各現像器の動作時
間の割合に基づいて各色のトナーの使用量(割合)につ
いてのデータを算出するようにしてもよい。或はまた単
色の現像を行う場合には、使用されない、或は作像回数
の少ない現像器がでてくるが、この場合には、使用され
ない現像器に用いられるトナーは消費量が少なくなるの
で、この点を考慮に入れて作像回数に比例した量の廃ト
ナーを各現像器の廃トナー回収容器に排出するようにし
てもよい。
ても、通常のプリント時において、待機時は回転クラッ
チ52がOFFであるため第4のオーガ46の回転が停
止しているが、制御部がトナ−エンド検知信号を受ける
と、回転クラッチ52をONして第4のオーガ46を駆
動開始すると同時に、連通孔30Aを介してトナ−カ−
トリッジ30の廃トナ−回収容器47を出口46Bと連
通させる(図示しない連結パイプを用いる)。本実施例
では、この画像形成装置に設けた、或は外部のスキャナ
により読み込んだカラー画像データの内から各色のトナ
ーに対応する画像データを抽出して各色データに対応す
る使用トナー量(割合)を算出する作業を制御部が行
う。ここで算出された各色ごとの使用トナー量は、基本
的にクリ−ニング装置15によって回収される4色トナ
−の割合とほぼ一致する。制御部はこの算出結果に基づ
いて各色毎の廃トナーの配分を決定し、該配分に従って
各トナーカートリッジの廃トナー回収容器にトナーを排
出して行く。この場合、例えば黒色の割合が最も多い場
合には、黒現像器6Kが第4のオーガ46との連通位置
にある時に、当該割合に見合った量のトナーを、クリー
ニング装置15から黒の廃トナー回収容器47Kに排出
する。この場合、黒現像器に装備された廃トナ−回収容
器47kに対する廃トナ−流入量が最も増えることにな
り、黒のトナ−エンドと黒の廃トナ−回収容器47kの
満杯のタイミングがかなり正確に一致することとなる。
他の色のトナーカートリッジの廃トナー回収容器に対し
ても上記割合に基づいた量のトナーが配分して排出され
る。各現像器の廃トナー回収容器に対するトナー排出の
タイミングは、上記実施例の場合と同様に現像位置にあ
る他の現像器が現像動作を行っている時間と一致させ
る。なお、上記画像データ中の各色の割合から各色のト
ナーの使用量を算出する方法の他に、各現像器の動作時
間の割合に基づいて各色のトナーの使用量(割合)につ
いてのデータを算出するようにしてもよい。或はまた単
色の現像を行う場合には、使用されない、或は作像回数
の少ない現像器がでてくるが、この場合には、使用され
ない現像器に用いられるトナーは消費量が少なくなるの
で、この点を考慮に入れて作像回数に比例した量の廃ト
ナーを各現像器の廃トナー回収容器に排出するようにし
てもよい。
【0028】以上のように使用トナー量についての上記
データ(画像データ中の割合から求めたデータと、現像
器の動作時間の割合から求めたデータ、現像器の作像回
数から求めたデータ)に基づいた現像工程においては、
回転クラッチ52をONさせて第4のオーガ46を回転
させることで、はじめて廃トナ−を廃トナ−回収容器4
7に搬送することができる。クリーニング装置15から
排出するトナーの配分の仕方としては、現像位置にある
現像器が作動している時間もしくは画像情報から得られ
る消費トナーの割合に相当する時間だけ各現像器に排出
し続けた後、再度第4のオーガ46を停止状態にする。
そして現像器が移動するときに図示しない開放手段或は
第4のオーガ46をバネで可動な弁から離れさせること
によりシャッタ−機能が働き再び弁が閉じられることに
なる。
データ(画像データ中の割合から求めたデータと、現像
器の動作時間の割合から求めたデータ、現像器の作像回
数から求めたデータ)に基づいた現像工程においては、
回転クラッチ52をONさせて第4のオーガ46を回転
させることで、はじめて廃トナ−を廃トナ−回収容器4
7に搬送することができる。クリーニング装置15から
排出するトナーの配分の仕方としては、現像位置にある
現像器が作動している時間もしくは画像情報から得られ
る消費トナーの割合に相当する時間だけ各現像器に排出
し続けた後、再度第4のオーガ46を停止状態にする。
そして現像器が移動するときに図示しない開放手段或は
第4のオーガ46をバネで可動な弁から離れさせること
によりシャッタ−機能が働き再び弁が閉じられることに
なる。
【0029】なお、図10(a) は廃トナー回収容器をカ
ートリッジ30の外周部に配置した例であるが、(b) の
ように隅部に配置してもよい。なお、各オーガ42、4
3、44、46、クリーニング装置15、16等は、廃
トナー回収貯留機構を構成している。即ち、廃トナー回
収貯留機構は、感光体、中間転写ベルトからの残留トナ
ーの除去、回収、貯留と、貯留した廃トナーの現像器へ
の排出を実施する機構である。また、上記実施例では、
現像位置にある現像器の直下の非現像位置に位置する他
の現像器の廃トナー回収容器に廃トナーを供給(排出)
するようにしたが、これは一例に過ぎず、これ以外の位
置にある現像器に供給するようにしてもよい。従って、
例えば、現像位置にある現像器の廃トナー回収容器に廃
トナーを排出するようにしてもよい。請求項に於て廃ト
ナー排出位置とは、このように現像位置、非現像位置を
含むものである。
ートリッジ30の外周部に配置した例であるが、(b) の
ように隅部に配置してもよい。なお、各オーガ42、4
3、44、46、クリーニング装置15、16等は、廃
トナー回収貯留機構を構成している。即ち、廃トナー回
収貯留機構は、感光体、中間転写ベルトからの残留トナ
ーの除去、回収、貯留と、貯留した廃トナーの現像器へ
の排出を実施する機構である。また、上記実施例では、
現像位置にある現像器の直下の非現像位置に位置する他
の現像器の廃トナー回収容器に廃トナーを供給(排出)
するようにしたが、これは一例に過ぎず、これ以外の位
置にある現像器に供給するようにしてもよい。従って、
例えば、現像位置にある現像器の廃トナー回収容器に廃
トナーを排出するようにしてもよい。請求項に於て廃ト
ナー排出位置とは、このように現像位置、非現像位置を
含むものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、異なった色のトナー
を用いる複数の現像器を回転軸の廻りに配列し、感光体
と対面する現像位置に一つの現像器がある時に感光体上
の潜像に該現像器からトナーを供給して現像を行う回転
型の現像装置を備え、上記各現像器はトナー補給用のト
ナーカートリッジを着脱自在に備え、該トナーカートリ
ッジ内には廃トナー回収容器が併設され、上記感光体又
は中間転写ベルトから回収された廃トナーを回収して収
容するクリーニング装置内に全ての廃トナーを貯留する
とともに該貯留廃トナーを非現像位置(廃トナー排出位
置)にある現像器の廃トナー回収容器内に排出する廃ト
ナー回収貯留機構を備え、該廃トナー回収貯留機構によ
り非現像位置にある現像器に対する廃トナーの排出状態
を制御する制御部とを備えたカラー画像形成装置におい
て、上記廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−トリッジの
外周部に配設することにより現像装置の回転時に遠心力
の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の外周部に凝
集蓄積させるように構成した。現像装置の回転時に発生
する遠心力により廃トナー回収容器内の廃トナーが外径
方向の内壁に凝集して堆積するので廃トナー回収容器の
容量を効率よく活用することができる。
を用いる複数の現像器を回転軸の廻りに配列し、感光体
と対面する現像位置に一つの現像器がある時に感光体上
の潜像に該現像器からトナーを供給して現像を行う回転
型の現像装置を備え、上記各現像器はトナー補給用のト
ナーカートリッジを着脱自在に備え、該トナーカートリ
ッジ内には廃トナー回収容器が併設され、上記感光体又
は中間転写ベルトから回収された廃トナーを回収して収
容するクリーニング装置内に全ての廃トナーを貯留する
とともに該貯留廃トナーを非現像位置(廃トナー排出位
置)にある現像器の廃トナー回収容器内に排出する廃ト
ナー回収貯留機構を備え、該廃トナー回収貯留機構によ
り非現像位置にある現像器に対する廃トナーの排出状態
を制御する制御部とを備えたカラー画像形成装置におい
て、上記廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−トリッジの
外周部に配設することにより現像装置の回転時に遠心力
の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の外周部に凝
集蓄積させるように構成した。現像装置の回転時に発生
する遠心力により廃トナー回収容器内の廃トナーが外径
方向の内壁に凝集して堆積するので廃トナー回収容器の
容量を効率よく活用することができる。
【0031】請求項2の発明は、請求項1のカラ−画像
形成装置に於いて、一つの現像器がトナ−エンドとなっ
たときに、上記クリーニング装置内の廃トナーを一挙に
該現像器に装備された上記廃トナー回収容器に排出して
満杯状態にするので、現像器に装備したトナーカートリ
ッジ内の未使用のトナーのエンドのタイミングと一致さ
せて廃トナー回収容器を満杯にし、交換に供することが
できる。
形成装置に於いて、一つの現像器がトナ−エンドとなっ
たときに、上記クリーニング装置内の廃トナーを一挙に
該現像器に装備された上記廃トナー回収容器に排出して
満杯状態にするので、現像器に装備したトナーカートリ
ッジ内の未使用のトナーのエンドのタイミングと一致さ
せて廃トナー回収容器を満杯にし、交換に供することが
できる。
【0032】請求項3の発明は、請求項1のカラ−画像
形成装置に於いて、各色の作像回数に比例した量の廃ト
ナ−を非現像位置にある現像器の廃トナー回収容器内に
戻すようにしたので、請求項2と同様の効果を得ること
ができる。請求項4の発明は、請求項1のカラ−画像形
成装置に於いてあらかじめ予想される各色のトナーの使
用割合に応じて各現像器の廃トナ−回収容器に戻す量を
決定するようにしたので、通常の現像動作中に非現像位
置にある現像器の廃トナー回収容器内に上記割合に応じ
てトナーを排出することとなり、最初にトナーエンドと
なる現像器のトナーカートリッジから交換することが可
能となる。しかも、交換に際してはトナーカートリッジ
内の廃トナー回収容器内は廃トナーで満たされているこ
ととなる。請求項5の発明は、請求項1のカラ−画像形
成装置に於いて、画像デ−タから得られる各色のトナー
の使用割合に応じて廃トナ−回収容器に戻す量を決定す
るようにしたので、トナーの使用割合が現実の使用割合
に一致していることとなり、各トナーカートリッジの未
使用トナーの消費量に見合った量の廃トナーが排出され
ることとなる。
形成装置に於いて、各色の作像回数に比例した量の廃ト
ナ−を非現像位置にある現像器の廃トナー回収容器内に
戻すようにしたので、請求項2と同様の効果を得ること
ができる。請求項4の発明は、請求項1のカラ−画像形
成装置に於いてあらかじめ予想される各色のトナーの使
用割合に応じて各現像器の廃トナ−回収容器に戻す量を
決定するようにしたので、通常の現像動作中に非現像位
置にある現像器の廃トナー回収容器内に上記割合に応じ
てトナーを排出することとなり、最初にトナーエンドと
なる現像器のトナーカートリッジから交換することが可
能となる。しかも、交換に際してはトナーカートリッジ
内の廃トナー回収容器内は廃トナーで満たされているこ
ととなる。請求項5の発明は、請求項1のカラ−画像形
成装置に於いて、画像デ−タから得られる各色のトナー
の使用割合に応じて廃トナ−回収容器に戻す量を決定す
るようにしたので、トナーの使用割合が現実の使用割合
に一致していることとなり、各トナーカートリッジの未
使用トナーの消費量に見合った量の廃トナーが排出され
ることとなる。
【図1】本発明の現像装置を使用する画像形成装置の一
例の全体図。
例の全体図。
【図2】図1の画像形成装置に用いる現像装置の拡大
図。
図。
【図3】本発明の現像装置の一例の要部構成説明図。
【図4】図1の画像形成装置の操作説明図。
【図5】廃トナーの循環を示す図。
【図6】図1の画像形成装置の操作説明図。
【図7】(a) 及び(b) はクリーニング装置の出口部のシ
ャッタ機構の説明図。
ャッタ機構の説明図。
【図8】トナーカートリッジの連通孔の開閉手段の説明
図。
図。
【図9】廃トナー排出機構の分解斜視図。
【図10】(a) 及び(b) はトナーカートリッジの構成を
示す断面図。
示す断面図。
1 ベルト状感光体、2、3 回動ローラ、4 帯電部
材(帯電ローラ)、5レ−ザ−書き込み系ユニット、6
現像器(現像手段)、6A 現像装置、10 中間転
写体(中間転写ベルト)、11、12 回動ロ−ラ、1
3 バイアスロ−ラ、15 感光体ベルトのクリ−ニン
グ装置、16 中間転写ベルトのクリ−ニング装置、2
1 ケ−シング、22a 開口部、23 現像ローラ、
25 供給ロ−ラ、26 ブレード、27 第一のトナ
−搬送部材、28 第二のトナ−搬送部材、29 トナ
−収容部、30 トナ−カ−トリッジ、42 第1のオ
ーガ、43 第2のオーガ、44 第3のオーガ、45
出口部、46第4のオーガ、47 廃トナー回収容器
(廃トナー保持領域)
材(帯電ローラ)、5レ−ザ−書き込み系ユニット、6
現像器(現像手段)、6A 現像装置、10 中間転
写体(中間転写ベルト)、11、12 回動ロ−ラ、1
3 バイアスロ−ラ、15 感光体ベルトのクリ−ニン
グ装置、16 中間転写ベルトのクリ−ニング装置、2
1 ケ−シング、22a 開口部、23 現像ローラ、
25 供給ロ−ラ、26 ブレード、27 第一のトナ
−搬送部材、28 第二のトナ−搬送部材、29 トナ
−収容部、30 トナ−カ−トリッジ、42 第1のオ
ーガ、43 第2のオーガ、44 第3のオーガ、45
出口部、46第4のオーガ、47 廃トナー回収容器
(廃トナー保持領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本橋 武 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 木村 則幸 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤城 宇貢 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 赤藤 昌彦 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (5)
- 【請求項1】 異なった色のトナーを用いる複数の現像
器を回転軸の廻りに配列し、感光体と対面する現像位置
に一つの現像器がある時に感光体上の潜像に該現像器か
らトナーを供給して現像を行う回転型の現像装置を備
え、 上記各現像器はトナー補給用のトナーカートリッジを着
脱自在に備え、 該トナーカートリッジ内には廃トナー回収容器が併設さ
れ、 上記感光体又は中間転写ベルトから回収された廃トナー
を回収して収容するクリーニング装置内に全ての廃トナ
ーを貯留するとともに該貯留廃トナーを廃トナー排出位
置にある現像器の廃トナー回収容器内に排出する廃トナ
ー回収貯留機構を備え、該廃トナー回収貯留機構により
廃トナー排出位置にある現像器に対する廃トナーの排出
状態を制御する制御部とを備えたカラー画像形成装置に
おいて、上記廃トナ−回収容器を上記トナ−カ−トリッ
ジの外周部に配設することにより現像装置の回転時に遠
心力の作用により廃トナーを廃トナ−回収容器の外周部
に凝集蓄積させるように構成したことを特徴とするカラ
−画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1のカラ−画像形成装置に於い
て、一つの現像器がトナ−エンドとなったときに、上記
クリーニング装置内の廃トナーを一挙に該現像器に装備
された上記廃トナー回収容器に排出して満杯状態にする
ことを特徴とするカラ−画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1のカラ−画像形成装置に於い
て、各色の作像回数に比例した量の廃トナ−を廃トナー
排出位置にある現像器の廃トナー回収容器内に戻すよう
にしたことを特徴とするカラ−画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1のカラ−画像形成装置に於いて
あらかじめ予想される各色のトナーの使用割合に応じて
各現像器の廃トナ−回収容器に戻す量を決定することを
特徴とするカラ−画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1のカラ−画像形成装置に於い
て、画像デ−タから得られる各色のトナーの使用割合に
応じて廃トナ−回収容器に戻す量を決定することを特徴
とするカラ−画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26778295A JP3308138B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26778295A JP3308138B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0990703A true JPH0990703A (ja) | 1997-04-04 |
JP3308138B2 JP3308138B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17449515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26778295A Expired - Fee Related JP3308138B2 (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308138B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8010034B2 (en) | 2008-03-13 | 2011-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Waste toner conveying device and image forming apparatus |
CN103101338A (zh) * | 2011-11-10 | 2013-05-15 | 佳能株式会社 | 打印设备、信息处理设备及它们的控制方法 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP26778295A patent/JP3308138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8010034B2 (en) | 2008-03-13 | 2011-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Waste toner conveying device and image forming apparatus |
CN103101338A (zh) * | 2011-11-10 | 2013-05-15 | 佳能株式会社 | 打印设备、信息处理设备及它们的控制方法 |
US8942578B2 (en) | 2011-11-10 | 2015-01-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, information processing apparatus, and control method for printing apparatus and information processing apparatus |
CN103101338B (zh) * | 2011-11-10 | 2015-09-02 | 佳能株式会社 | 打印设备、信息处理设备及它们的控制方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3308138B2 (ja) | 2002-07-29 |
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