JPH08179666A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08179666A
JPH08179666A JP6318382A JP31838294A JPH08179666A JP H08179666 A JPH08179666 A JP H08179666A JP 6318382 A JP6318382 A JP 6318382A JP 31838294 A JP31838294 A JP 31838294A JP H08179666 A JPH08179666 A JP H08179666A
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JP
Japan
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waste toner
toner
waste
image forming
color image
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Application number
JP6318382A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Motohashi
武 本橋
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Shingo Kato
眞吾 加藤
Shigeo Kurotaka
重夫 黒高
Takeshi Deki
剛 出来
Takahiro Tamiya
孝弘 田宮
Tomonori Yabuta
知典 薮田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個の補給トナーカートリッジを有するカラ
ー画像形成装置において、一つの廃トナー回収容器を最
適な大きさにすることで装置の小型化を図ることがで
き、また、適時に確実に廃トナー回収容器を交換させる
ことでユーザの操作性の向上を図ることのできるカラー
画像形成装置を提供する。 【構成】複数の補給トナーカートリッジ30とクリーニ
ング装置15,16からの廃トナーを収納する廃トナー
回収容器47を有し、クリーニング装置15,16から
廃トナー回収容器47までの廃トナー搬送経路における
廃トナーの搬送量を制御する廃トナー搬送量制御手段
(シャッター45A)を有し、補給トナーカートリッジ
30の交換時に合わせて廃トナー回収容器47の交換を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機、カラー
プリンタ、カラーファクシミリ等のカラー画像形成装
置、詳しくは、カートリッジによるトナー補給手段を有
するカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の補給トナーカートリッジと
クリーニング装置からの廃トナーを収納する廃トナー回
収容器を有するカラー画像形成装置が知られている。こ
の種のカラー画像形成装置に関連する従来の技術として
は、 (1)一つの高頻度廃トナーボックスと、他の複数の共
用廃トナーボックスを分けて、廃トナーの廃棄作業の簡
易化を図るように構成した、特開平3−141385号
公報記載の「カラープリンタ」。 (2)それぞれのクリーニング手段に対応して独立の回
収トナー容器を設け、各回収トナー容器の容量の関係を
特定することにより、装置の内部を複雑にすることなく
内部空間の有効利用を図るように構成した、特開平4−
318884号公報記載の「画像形成装置」。 などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像形成
装置では、通常、各色のカラートナーに対応する複数の
補給トナーカートリッジと、1つの廃トナー回収容器を
有し、それぞれの補給トナーカートリッジについてはト
ナーエンド、廃トナー回収容器については満杯を検知す
ることで、それぞれの交換時期を決定している。
【0004】しかしながら、このような装置では、廃ト
ナー回収容器の交換時期を知るための満杯を検知する検
知手段が必要となるため、コスト上不利であるだけでな
く、ユーザの交換の手間も増えてしまう。
【0005】また、このユーザの交換の手間を少なくす
るために、廃トナー量と最も関連の強い補給トナー量と
関連づけて、補給トナーカートリッジの交換の度に、廃
トナー回収容器も交換させてしまうとすると、カラー画
像形成装置では、単色の装置のように、補給トナーカー
トリッジと廃トナー回収容器が1:1ではないので、以
下の構成をとらざるを得ない。
【0006】すなわち、フルカラー画像形成装置では、
通常、4色のトナーが必要であり、個々のトナーの使用
頻度の割合は特定できないため、ある色のトナーエンド
による補給トナーカートリッジの交換時には、その色の
トナーのみを連続使用した場合と、各色のトナーを略均
等に使用した場合とでは、それぞれの廃トナー量に大幅
に違いがでる可能性がある。
【0007】このため、このフルカラー画像形成装置に
おける廃トナー回収容器の容量としては、4色のトナー
が略均等にトナーエンドまで使用された場合のような最
悪条件でも対応できる大きさが必要となる。
【0008】また、4色のトナーが略均等にトナーエン
ドまで使用された場合には、各色のトナーが連続してト
ナーエンドとなる可能性が高く、上述のように補給トナ
ーカートリッジの交換の度に、廃トナー回収容器も交換
してしまうと、1色目の補給トナーカートリッジの交換
時に交換された新たな廃トナー回収容器に廃トナーがさ
ほど回収されていないうちに、2色目の補給トナーカー
トリッジの交換が必要となり、この交換されたばかりの
廃トナー回収容器を廃棄することになるため、この2色
目から4色目までの廃トナー回収容器の交換作業が非常
に無駄な作業となるとともに、廃トナー回収容器が無駄
に消費される。
【0009】なお、従来のカラー画像形成装置として、
廃トナー回収容器を複数個設けて、装置の小型化、簡素
化を図るようにした、特開平3−141385号公報記
載の「カラープリンタ」、及び、特開平4−31888
4号公報記載の「画像形成装置」などが提案されている
が、これらの装置では、廃トナー回収容器を複数個設け
たことによって、かえってユーザに混乱を与える可能性
が高い。
【0010】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、複数個の補給トナーカートリ
ッジを有するカラー画像形成装置において、一つの廃ト
ナー回収容器を最適な大きさにすることで装置の小型化
を図ることができ、また、適時に確実に廃トナー回収容
器を交換させることでユーザの操作性の向上を図ること
のできるカラー画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、請求項1では、複数の補給トナーカー
トリッジとクリーニング装置からの廃トナーを収納する
廃トナー回収容器を有するカラー画像形成装置におい
て、上記クリーニング装置から上記廃トナー回収容器ま
での廃トナー搬送経路における廃トナーの搬送量を制御
する廃トナー搬送量制御手段を有し、上記補給トナーカ
ートリッジの交換時に合わせて上記廃トナー回収容器の
交換を行う構成とする。
【0012】また、請求項2では、上記クリーニング装
置から上記廃トナー回収容器間で上記廃トナー搬送量制
御手段の前工程に一定量の廃トナーをストックできる廃
トナーストック領域を有する構成とする。
【0013】また、請求項3では、一定量の廃トナーを
ストックできる上記廃トナーストック領域を、交換可能
なプロセスカートリッジに設けた構成とする。
【0014】また、請求項4では、廃トナーの搬送量を
制御する上記廃トナー搬送量制御手段をシャッター機構
で構成し、このシャッター機構のシャッターの開閉動作
によって廃トナーの搬送量の制御を行う構成とする。
【0015】また、請求項5では、上記廃トナー搬送量
制御手段が廃トナー搬送部材からなり、この廃トナー搬
送部材の駆動のオン/オフ動作によって、廃トナーの搬
送量の制御を行う構成とする。
【0016】また、請求項6では、上記補給トナーカー
トリッジのトナーエンド検知信号またはトナーニアエン
ド検知信号を受けてから、廃トナーの廃トナー回収容器
への搬送を開始して、廃トナーを一定量搬送し続けた
後、廃トナーの搬送を停止し、補給トナーカートリッジ
及び廃トナー回収容器の交換モードとなるように制御す
る構成とする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。本発明のカラー画像形成装置の一実施例を図
1に示す。
【0018】図1において、ベルト状の可撓性を有する
像坦持体としての感光体ベルト1は、回動ローラ2,3
の間に張架されていて、回動ローラ2,3の駆動により
時計方向に回動される。
【0019】また、このカラー画像形成装置は、帯電手
段としての帯電ローラ4、像露光手段としてのレーザー
書き込みユニット5、それぞれの特定色の現像剤を収容
した複数の現像手段としての現像器6などを有してい
る。
【0020】レーザー書き込みユニット5は、上面にス
リット状の露光用開口部を設けた保持筐体に収めて装置
本体に組み込まれている。このレーザー書き込みユニッ
ト5の光学系には、図示したものの他に、発光部と収束
性光伝送体を一体とした光学系等も使用される。
【0021】帯電ローラ4、レーザー書き込み光5D、
感光体クリーニング装置15は、感光体ベルト1を張架
している2本の回動ローラ2,3のうちの回動ローラ2
の部分に対応するように配置されている。
【0022】現像器6は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、黒色の各現像剤をそれぞれ収容し、所定の位置で感
光体ベルト1と近接あるいは接触する各現像ローラを備
え、感光体ベルト1上の潜像を非接触現像あるいは接触
現像法により顕像化する機能を有している。
【0023】中間転写体としての中間転写ベルト10
は、回動ローラ11,12の間に張架されており、回動
ローラ1,12の駆動により、反時計方向に回動され
る。この中間転写ベルト10と感光体ベルト1とは、回
動ローラ3の部位で接触しており、この接触部で、感光
体ベルト1上の1色目の顕像が、中間転写ベルト10の
内側に配設されたバイアスローラ13により、中間転写
ベルト10上に転写される。
【0024】その後、この1色目の画像形成プロセスと
同様のプロセスが反復されることによって、2色目の顕
像、3色目の顕像、及び、4色目の顕像が、中間転写ベ
ルト10上に、それぞれ順次重ね合わされて位置ずれを
生じないように転写される。
【0025】中間転写ベルト10の回転ローラ11の部
位には、中間転写ベルト10に接離するように、二次転
写部材としての転写ローラ14、及び、中間転写ベルト
クリーニング装置16のブレード16Aが、それぞれ配
設されている。
【0026】中間転写ベルトクリーニング装置16のブ
レード16Aは、中間転写ベルト10上への画像形成中
には中間転写ベルト10の表面より離間した位置に保た
れ、転写紙への画像転写後のクリーニング時のみに、図
1に示すように、中間転写ベルト10の表面に圧接され
る。
【0027】現像器6の内部構成を図2に、現像器6の
外観を図3に示す。この回転型の現像器6には、回転体
であるケーシング21が、図示しない駆動機構の駆動に
より、回転中心Oを中心として、時計方向に回転できる
ように設けられている。
【0028】また、ケーシング6は、現像器6を4分割
するように一体的に形成されていて、これにより、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の現像ユニット22
−Y,22−M,22−C,22−Kが構成されてい
る。
【0029】各色の現像ユニット22−Y,22−M,
22−C,22−Kは、感光体ベルト1の斜め下方に配
置されており、それぞれ同一の形態及び動作をとって、
感光体ベルト1に形成される各色毎の静電潜像に非磁性
の一成分現像剤としての各色のトナーを供給する。
【0030】現像位置における現像ユニット22の上方
部には、開口部22aが形成されており、この開口部2
2aには、現像ローラ23が、感光体ベルト1と所定の
線速比をもって、感光体ベルト1の移動方向と同方向に
回転するように、感光体ベルト1に対向して配設されて
いる。
【0031】また、現像ローラ23の下方には、発砲ポ
リウレタン等の弾性体からなる供給ローラ25が、摺擦
部において現像櫓等23と摺擦し、且つ、現像ローラ2
3と同方向に、所定の線速比をもって回転するように設
けられている。
【0032】さらに、開口部22aの近傍の、供給ロー
ラ25の回転方向下流側には、ウレタンゴム等の弾性体
からなる現像ブレード26が、その一端を現像ローラ2
3に当接させて設けられている。
【0033】図3に示すように、現像器6の手前側には
トナー収容部29が設けられており、スクリュー状の第
1のトナー搬送部材27は、このトナー収容部29から
現像器6の後方の現像ユニット22の側板に至るまで、
現像ローラ23及び供給ローラ25と並行して配設さ
れ、図2の手前側から奥側に向けてそれぞれのトナーを
搬送するように構成されている。
【0034】また、この第1のトナー搬送部材27は、
現像ローラ23及び供給ローラ25と連動するととも
に、それらと所定の線速比をもって回転される。
【0035】現像ユニットの仕切板24は、その一部が
供給ローラ25に接するように配設されており、現像ロ
ーラ23、供給ローラ25、及び、ケーシング21によ
り、第1のトナー搬送部材27を取り巻くトナー搬送ス
ペースが形成されている。
【0036】供給ローラ25上に供給されたトナーは、
供給ローラ25により現像ローラ23の表面に供給され
て帯電され、現像ローラ23の表面に坦持される。
【0037】現像ローラ23の表面に坦持されたトナー
は、現像ブレード26により薄層化され、感光体ベルト
1の表面に形成された静電潜像を現像する。
【0038】ところで、上記の現像工程で使用されなか
ったトナーは、第1のトナー搬送部材27によりトナー
収容部29に対向する側の現像器6の後端部に搬送さ
れ、現像ローラ23及び供給ローラ25の軸方向の有効
径部の外側に設けられたトナー循環部に到達し、その自
重により現像ユニット22の下部に落下する。
【0039】現像ユニット22の下部には、スクリュー
状の第2のトナー搬送部材28が、現像ローラ23、供
給ローラ25、及び、第1のトナー搬送部材27と並行
して配設され、第1のトナー搬送部材27とは逆方向に
回転して、現像工程で使用されなかったトナーをトナー
収容部29に搬送する。
【0040】ここで、第1のトナー搬送部材27及び第
2のトナー搬送部材28のトナー搬送量を適切に設定す
ることで、現像ユニット22内のトナー量検知や複雑な
トナー供給量制御を行うことなく、供給ローラ25上に
トナーを供給できるので、この現像ユニット22は、レ
イアウトの自由度が大きく、感光体ベルト1に対する断
面占有率の小さな小型現像器となっている。
【0041】また、図3のトナーカートリッジ30は、
トナー収容部29に対して着脱自在になっていて、トナ
ー補給時に交換されるようになっている。
【0042】このように形成されたカラー画像形成装置
による画像形成のプロセスは次のように行われる。先
ず、本実施例による多色像の形成は、次の像形成システ
ムに従って遂行される。すなわち、撮像素子によりオリ
ジナル画像を走査するカラー画像入力部で得られたデー
タを、画像データ処理部で演算処理して画像データを作
成し、この画像データを画像メモリーに一旦格納する。
【0043】次いで、この画像メモリーは、記録時に取
り出されて、例えば、図1の実施例で示したカラー画像
形成装置の記録部であるレーザー書き込みユニット5に
入力される。このようにして、カラー画像形成装置とは
別体の画像読み取り装置から出力される色信号が、レー
ザー書き込みユニット5に入力されると、このレーザー
書き込みユニット5の半導体レーザー(図示せず)で発
生されたレザービームが、駆動モータ5Aにより回転さ
れるポリゴンミラー5Bによって回転走査され、fθレ
ンズ5Cを経て、ミラーにより光路を曲げられ、帯電ロ
ーラ4により予め一様に帯電された感光体ベルト1の表
面上に露光されて、この感光体ベルト1上にオリジナル
画像の静電潜像が形成される。
【0044】ここで、感光体ベルト1上に露光される画
像パターンは、所望のフルカラー画像を、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、黒に色分解したときの単色の画像パタ
ーンである。
【0045】このようにして感光体ベルト1上に形成さ
れた各色毎の静電潜像は、前述した回転型の現像器6の
イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像ユニット22
でそれぞれ現像されることによって、それぞれ単色のト
ナーにより顕像化されてトナー像となる。
【0046】この感光体ベルト1上に形成された単色の
トナー像は、感光体ベルト1に接触しながら反時計方向
に回転する中間転写ベルト10上に順次重ね合わされて
転写される。
【0047】この中間転写ベルト10上に重ね合わされ
た、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各トナー像から
なるフルカラートナー像は、給紙カセット17から、給
紙ローラ18、搬送ローラ19、レジストローラ20を
経て転写部へ搬送された転写紙上に、転写ローラ14に
より転写される。
【0048】この転写紙上に転写されたフルカラートナ
ー像は、定着装置7により転写紙上に定着されることに
より、フルカラーのコピー画像となる。
【0049】カラー画像形成装置の上フレーム8は、回
転支点となる下フレーム9に設けられた回転支持軸9A
を中心に、回動可能となるように支持されており、画像
形成出力時には、図1に示すように、下フレーム9に保
持されている。
【0050】一方、感光体ベルト1や現像器6のユニッ
ト交換時には、この上フレーム8は、その保持を解除す
ることで、反時計方向へ開放可能となり、図4に示すよ
うに、テンションスプリングなどの動力により、その開
放状態を維持させることができる。
【0051】また、上フレーム8には、現像器6以外の
作像系と、搬送路の一部である感光体ベルト1、帯電ロ
ーラ4、中間転写ベルト10、感光体クリーニング装置
15、中間転写ベルトクリーニング装置16、搬送ロー
ラ19B、レジストローラ20Bを一体的に構成するプ
ロセスカートリッジ31が保持されている。従って、上
フレーム8の開放時には、この上フレーム8と共に、上
部のプロセスカートリッジ31が持ち上げられる。
【0052】このプロセスカートリッジ31は、上フレ
ーム8を開放した状態で、それを図4の矢印方向に操作
することにより、上フレーム8に対して容易に着脱可能
となる。また、下フレーム9には、現像器6と定着装置
7が着脱可能に保持されている。従って、このカラー画
像形成装置では、各ユニットの寿命や異常時の交換作業
時に、目的外の他のユニットを特に操作することなく、
上フレーム8と下フレーム9との開放口9Bから、所望
のユニットを外部に抜き出したり、装着することが可能
となる(図4)。
【0053】次に、本発明の実施例における廃トナーに
関する構成について説明する。中間転写ベルト10上よ
りクリーニングブレード16Aによって掻き取られた廃
トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置16内に設
けられた第1のオーガ42により図5及び図6の手前方
向に搬送される。
【0054】プロセスカートリッジ31の手前側面に
は、中間転写ベルト10での廃トナーを感光体ベルト1
での廃トナーと一緒にする第3のオーガ44が設けられ
ており、このオーガ44は、プロセスカートリッジ31
と一体化されている。
【0055】感光体ベルト1上よりクリーニングブレー
ド15Aによって掻き取られた廃トナーは、感光体クリ
ーニング装置15内に設けられた第2のオーガ43によ
って、奥側の廃トナーが手前方向に、手前側の廃トナー
が第3のオーガ44によって搬送された廃トナーと合わ
せて奥側方向にそれぞれ搬送される。これにより、全て
の廃トナーが、感光体クリーニング装置15内の中央部
付近に集められる。
【0056】ここで、第2のオーガ43は、スクリュー
のねじれ方向が前後で逆方向になるように一体で形成さ
れており、その回転方向を一定方向に設定したままで、
廃トナーを中央部に集めるように搬送することができ
る。
【0057】感光体クリーニング装置15内の中央部付
近には、廃トナー出口部45が設けられており、感光体
クリーニング装置15内の中央部付近に集められた廃ト
ナーは、この開閉シャッターを有する廃トナー出口部4
5から、第4のオーガ46に、入口部46Aを経て搬送
される。
【0058】第4のオーガ46は、下フレーム9に配設
されており、搬入された廃トナーを更に手前方向に搬送
し、この廃トナーは、第4のオーガ46の出口部46B
から廃トナー回収容器47の入口部47Aを通して、最
終的に、下フレーム9に着脱可能に設置された廃トナー
回収容器47内へ搬送されて回収される。
【0059】本発明の第1の実施例では、プロセスカー
トリッジ31に設けられた廃トナー出口部45のシャッ
ター45Aの開閉を制御可能に構成したことを特徴とし
ている。すなわち、本実施例のシャッター45Aは、図
7に示すように、装置本体に設けられたソレノイド41
に連動しており、通常のプリント時(コピー時)におけ
る待機時は、ソレノイド41がオフ状態になっていて、
図7(b)に示すように、引っ張りスプリング45Bの
力で、シャッター45Aが、廃トナー出口部45を閉鎖
している(このシャッター45Aは、プロセスカートリ
ッジ31の装置本体からの着脱時においても、上記のよ
うな閉状態となるので、プロセスカートリッジ31の装
置本体からの着脱時におけるトナー飛散の心配も解消さ
れる)。
【0060】従って、本実施例によれば、前述したよう
に、搬送された全ての廃トナーが、感光体クリーニング
装置15内の中央部付近に集められるので、この感光体
クリーニング装置15に一定量の廃トナーをストックで
きるような廃トナーストック用のスペース15Cを確保
しておくことによって、廃トナーの搬送動作を継続し続
けても、感光体クリーニング装置15内でのトナー搬送
によるトナー詰まりなどを起こすことも無く、一時的
に、感光体クリーニング装置15内に廃トナーをストッ
クさせることができる。
【0061】次いで、ある色のトナーカートリッジ30
のトナーエンド検知信号(または、トナーニアエンド検
知信号)を受けた後に、図7(a)に示すように、ソレ
ノイド41をオンさせ、シャッター45Aを解放するこ
とにより、初めて廃トナー回収容器47へ廃トナーを搬
送し始め、この廃トナーを一定量搬送し続けた後、再
度、シャッター45Aを閉状態にする。
【0062】そして、この時点で、トナーカートリッジ
30及び廃トナー回収容器47の交換表示を出し、ユー
ザーに新品との交換作業を行ってもらう。ここで、トナ
ーにあエンド検知信号の場合には、トナーエンド検知信
号を受けてからトナーカートリッジ30及び廃トナー回
収容器47の交換表示を出し、ユーザーに新品との交換
作業を行ってもらう。
【0063】また、廃トナー回収容器47への一定量の
トナー搬送は、例えば、廃トナー回収容器47内に満杯
検知センサを設けて決定(制御)してもよいが、本実施
例では、第4のオーガ46の形状と回転数とで、廃トナ
ーの搬送量を決定できるので、この構成により廃トナー
の搬送量を制御すれば、複雑且つ高価な満杯検知センサ
を設けること無く、シャッター45Aの解放時間を制御
するだけで、廃トナーの搬送量を適正に制御できる。
【0064】本発明の第2の実施例では、第4のオーガ
46の回転動作を制御可能に構成したことを特徴として
いる。すなわち、本実施例では、図8に示すように、第
4のオーガ46の駆動を、装置本体からの駆動源によ
り、回転クラッチ52を介して受けるように構成する。
【0065】具体的には、第4のオーガ46は、オーガ
ケース48に、両端を軸受49で保持した状態で回転可
能にセットされ、その一端にギヤ50が取付けられてい
る。このギヤ50は、装置本体に設けられた駆動ギヤ5
1と噛み合い、駆動ギヤ51は、装置本体に設けられた
駆動源から回転クラッチ52を介して駆動を受けてい
る。
【0066】本実施例では、前記の第1の実施例と同様
に、通常のプリント時における待機時は、回転クラッチ
52がオフ状態にあって、第4のオーガ46の回転が停
止されている。そして、トナーエンド検知信号を受けた
後に、回転クラッチ52をオンさせ、第4のオーガ46
を回転させることによって、初めて廃トナー回収容器4
7へ廃トナーを搬送し始め、この廃トナーを一定量搬送
し続けた後、再度、回転クラッチ52をオフして、第4
のオーガ46を停止状態にする。これにより、本実施例
においても、前記の実施例1と同様の効果を得られる。
【0067】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、請求
項1では、廃トナー回収容器への廃トナーの搬送量を制
御できるので、複数の補給トナーカートリッジのうちの
任意の一つがトナーエンドになったときには、複数の色
のトナーの消費量に関係無く、廃トナー回収容器の中に
一つの補給トナーカートリッジの消費分に相当する歯ぃ
トナー量(一般的には転写率を80%前後とすると補給
トナーカートリッジの容量の1/5程度)を入れること
ができ、廃トナー回収容器を効率的に小型化できる。ま
た、補給トナーカートリッジの交換時に、廃トナー回収
容器を交換させることで、ユーザの交換作業の手間を省
くことができる。
【0068】請求項2では、廃トナー回収容器の上流に
廃トナーを一時蓄えておくことができるので、一つの補
給トナーカートリッジ及び廃トナー回収容器の交換後で
も、すぐに廃トナーを新しい廃トナー容器に搬送可能と
なり、複数の補給トナーカートリッジのトナーエンドが
同時期に連続で生じても対応が可能となる。
【0069】請求項3では、一定量の廃トナーをストッ
ク可能な廃トナーストック領域を、プロセスカートリッ
ジに設けているので、装置本体の簡素化を図ることがで
き、また、プロセスカートリッジの交換サイクルが、通
常、数十K枚であるので、廃トナーストック部の計算外
の容量オーバーなども定期的に防止できる。
【0070】請求項4では、廃トナーの搬送量を制御す
る上記廃トナー搬送量制御手段をシャッター機構を、交
換可能なプロセスカートリッジに設けることで、そのシ
ャッターをプロセスカートリッジの交換時のトナー飛散
防止用シャッターと兼用できるので、部品点数の低減が
図れる。
【0071】請求項5では、廃トナー搬送部材をスクリ
ュー状の回転部材などとし、本体からの駆動伝達を回転
クラッチを介して受ける構成とすることで、複雑な機構
によらず回転クラッチのオン/オフ動作だけで、廃トナ
ーの搬送量の制御が可能となる。
【0072】請求項6では、補給トナーカートリッジの
トナーエンドによる交換に合わせて、廃トナーを一定量
(廃トナー回収容器を略満杯にする量の廃トナー)を送
ることができるので、特に廃トナー回収容器に満杯検知
センサーを必要とせず、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す
概略断面図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る現像器の内部構成を示す概略断面図である。
【図3】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る現像器の外観を示す概略斜視図である。
【図4】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る上フレームを開放した状態を示す概略断面図である。
【図5】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る廃トナーの搬送経路を示す概略斜視図である。
【図6】本発明のカラー画像形成装置の一実施例におけ
る廃トナーの搬送経路を示す概略断面図である。
【図7】本発明のカラー画像形成装置の第1の実施例に
おける廃トナーのストック部を示す概略断面図である。
【図8】本発明のカラー画像形成装置の第2の実施例に
おけるオーガを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 感光体ベルト 2,3 回動ローラ 4 帯電ローラ 5 レーザー書込みユニット 6 現像器 7 定着装置 8 上フレーム 9 下フレーム 10 中間転写ベルト 11,12 回動ローラ 13 バイアスローラ 14 転写ローラ 15 感光体クリーニング装置 16 中間転写ベルトクリーニング装置 17 給紙カセット 18 給紙ローラ 19 搬送ローラ 20 レジストローラ 21 ケーシング 22 現像ユニット 23 現像ローラ 24 仕切板 25 供給ローラ 26 現像ブレード 27 第1のトナー搬送部材 28 第2のトナー搬送部材 29 トナー収容部 30 トナーカートリッジ 31 プロセスカートリッジ 41 ソレノイド 42 第1のオーガ 43 第2のオーガ 44 第3のオーガ 45 廃トナー出口部 46 第4のオーガ 47 廃トナー回収容器 48 オーガケース 52 回転クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 507 C E (72)発明者 黒高 重夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 出来 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 田宮 孝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 薮田 知典 鳥取県鳥取市北村10−3・リコーマイクロ エレクトロニクス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の補給トナーカートリッジとクリーニ
    ング装置からの廃トナーを収納する廃トナー回収容器を
    有するカラー画像形成装置において、上記クリーニング
    装置から上記廃トナー回収容器までの廃トナー搬送経路
    における廃トナーの搬送量を制御する廃トナー搬送量制
    御手段を有し、上記補給トナーカートリッジの交換時に
    合わせて上記廃トナー回収容器の交換を行うことを特徴
    とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記クリーニング装置から上記廃トナー回
    収容器間で上記廃トナー搬送量制御手段の前工程に一定
    量の廃トナーをストックできる廃トナーストック領域を
    有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】一定量の廃トナーをストックできる上記廃
    トナーストック領域を、交換可能なプロセスカートリッ
    ジに設けたことを特徴とする請求項1及び請求項2記載
    のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】廃トナーの搬送量を制御する上記廃トナー
    搬送量制御手段をシャッター機構で構成し、このシャッ
    ター機構のシャッターの開閉動作によって廃トナーの搬
    送量の制御を行うことを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記廃トナー搬送量制御手段が廃トナー搬
    送部材からなり、この廃トナー搬送部材の駆動のオン/
    オフ動作によって、廃トナーの搬送量の制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記補給トナーカートリッジのトナーエン
    ド検知信号またはトナーニアエンド検知信号を受けてか
    ら、廃トナーの廃トナー回収容器への搬送を開始して、
    廃トナーを一定量搬送し続けた後、廃トナーの搬送を停
    止し、補給トナーカートリッジ及び廃トナー回収容器の
    交換モードとなるように制御することを特徴とする請求
    項1及び請求項2記載のカラー画像形成装置。
JP6318382A 1994-12-21 1994-12-21 カラー画像形成装置 Pending JPH08179666A (ja)

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