JPH0989544A - 物品運搬用木製品のがたつき検査装置および方法 - Google Patents

物品運搬用木製品のがたつき検査装置および方法

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JPH0989544A
JPH0989544A JP24348395A JP24348395A JPH0989544A JP H0989544 A JPH0989544 A JP H0989544A JP 24348395 A JP24348395 A JP 24348395A JP 24348395 A JP24348395 A JP 24348395A JP H0989544 A JPH0989544 A JP H0989544A
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賢治 山岸
Eiichi Hanamura
栄一 花村
Haruhiko Izawa
治彦 井沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品運搬用木製品の検査を人手によらず行う
ことが出来、しかもがたつきが生じた不良の物品運搬用
木製品を自動的にかつ確実に選別することが出来る検査
装置を提供する。 【解決手段】 位置決めされたパレットPに対し、スラ
イド台13が前進されることによって、加圧ブラケット
16a,16bと固定ブラケット19a,19bが、パ
レットPの表エッジボード1Aと短手けた板4との間の
隙間に進入され、シリンダ18およびシリンダ21の駆
動によって加圧ブラケットおよび固定ブラケットが表エ
ッジボード1Aおよび短手けた板4に押接され、これに
よって、表エッジボード1Aと短手けた板4に対してこ
れらを互いに離間させる方向に負荷が作用され、このと
きに生じる表エッジボード1Aの負荷作用点の変位が、
基準位置設定機構30に取り付けられた近接センサ40
および検出子41によって検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品を搬送する
ために使用される木製パレットや木箱等の物品運搬用木
製品のがたつきを検査する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】物品運搬用木製品には、例えば、積み上
げられた段ボール箱等をフォークリフトによって運搬す
るために使用されるパレットや酒壜等の壜製品等を複数
収容して運搬するための木箱等がある。これらのパレッ
トや木箱等は、板材やブロック等の木製部品が組み合わ
されて製作されている。
【0003】図13には、物品運搬用木製品の一例とし
て、パレットPが示されており、このパレットPは、表
デッキボード1,裏エッジボード2,長手けた板3,短
手けた板4およびブロック5の各木製部品が、それぞれ
釘等によって固定されることにより組み立てられてい
る。
【0004】このパレットPは、積み上げられた段ボー
ル箱や壜ケース等をそのままの状態でフォークリフトに
よって運搬するために使用されるものであり、表デッキ
ボード1上に段ボール箱や壜ケース等が積み上げられ、
表デッキボード1と短手けた板4の間または長手けた板
3と裏エッジボード2の間にフォークリフトのフォーク
が挿入されて持ち上げられる。
【0005】上記のようなパレットPは、その上に可成
りの重量のものが搭載され、かつ繰り返し使用されるも
のであるから、釘の弛み,木製部品のひび割れさらには
釘が打ち込まれている部分の木材の腐り等から各木製部
品間にがたつきが生じてくる。
【0006】このようながたつきが生じたパレットPが
そのまま使用されると、パレットPが運搬に必要な強度
を保持することが出来ず、フォークリフトによって持ち
上げられた際に分解してしまったりその上に積み上げら
れた段ボール等が荷崩れを起こす等の虞がある。また、
パレタイザやデパレタイザ等の工場設備にトラブルを発
生させる虞がある。
【0007】このようにがたつきの生じた不良パレット
は、荷崩れや運搬中に分解を起こしたりすると非常に危
険であり、また工場設備等の可動率を低下させるので、
使用前に排除しておく必要がある。
【0008】また、清酒等を運搬するために使用される
木箱にがたつきが生じると、その木箱が積み重ねられた
際に、下側の木箱が壊れて荷崩れを起こしてしまう等の
虞がある。
【0009】従来は、このようながたつきの生じた不良
なパレットや木箱等の物品運搬用木製品の検査は、人間
が目視によって行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようながたつきの生じた不良な物品運搬用木製品は、人
間の目視による検査では判別が難しく、見落しが生じる
虞があり、また検査する人の個人差によって不良な物品
運搬用木製品が検査をパスしたりしなかったりする等、
検査にばらつきが生じる。このため、従来の目視による
検査では、不良な物品運搬用木製品を完全に選別するの
が難しかった。
【0011】また、物品運搬用木製品の検査を人手によ
って行う場合、専業の作業者を必要としその人件費が大
きな負担となり、また、重量物を人手によって移動させ
たりしなければならないため重労働であり、作業効率が
悪い。さらに、一般にパレット等はフォークリフトが動
き回る工場や倉庫内に置いてあり、このようなフォーク
作業と隣合せの環境の中での作業は非常に危険である。
【0012】この発明は、上記のような従来の物品運搬
用木製品の検査における問題点を解決するためになされ
たものである。すなわち、この発明は、物品運搬用木製
品の検査を人手によらず行うことが出来、しかもがたつ
きが生じた不良の物品運搬用木製品を自動的にかつ確実
に選別することが出来る検査装置および方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】さらに、この発明は、がたつき検査の自動
化に際して、物品運搬用木製品の検査部位におけるばら
つきにも対応することが出来るようにすることを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明によるがたつき検査装置は、装置本体と、
この装置本体に対しスライド自在に取り付けられたスラ
イド台と、このスライド台に取り付けられ、スライド台
が装置本体に対して前進位置にスライドされた際にスラ
イド台とともに前進して物品運搬用木製品を構成する木
製部品間の隙間に進入し、対向する木製部品に押接され
ることにより木製部品に負荷を作用させて互いに離間す
る方向に付勢自在な負荷作用部材と、この負荷作用部材
を木製部品に押接する方向に作動させる駆動部材と、装
置本体に設けられ、負荷作用部材により木製部品に負荷
が作用した際にこの木製部品の負荷作用点の変位があら
かじめ定められた所定の値よりも大きいときに検出信号
を発生する検出部材とを備えていることを特徴としてい
る。
【0015】上記第1の発明のよるがたつき検査装置
は、検査対象物である物品運搬用木製品を搬送するベル
トコンベア等の側方部に隣接して設置され、待機状態に
おいて、スライド台および負荷作用部材が後退位置に位
置される。
【0016】物品運搬用木製品ががたつき検査装置の前
に位置決めされると、スライド台が前進させることによ
って、負荷作用部材が、物品運搬用木製品を構成する木
製部品間の隙間に進入させる。
【0017】次に、駆動部材の駆動によって負荷作用部
材が互いに対向する木製部品に押接され、これによっ
て、木製部品にこの木製部品を互いに離間させる方向に
負荷を作用させる。
【0018】このときに生じる木製部品の負荷作用点の
変位を検出部材によって検出して、その変位が、あらか
じめ定められた所定の値よりも大きいときに検出信号を
発生し、ブザーやランプの点滅等によって、物品運搬用
木製品にがたつきが生じていることを検出する。
【0019】前記目的を達成するための第2の発明によ
るがたつき検査装置は、上記第1の発明における負荷作
用部材が、スライド台にこのスライド台のスライド方向
と直交する方向にスライド自在に取り付けられた加圧部
材およびこの加圧部材と対向する位置においてスライド
台にこのスライド台のスライド方向と直交する方向にス
ライド自在に取り付けられた固定部材であり、駆動部材
が、加圧部材および固定部材にそれぞれ連結されて加圧
部材と固定部材とを互いに離間する方向にスライドさせ
るシリンダ部材であることを特徴としている。
【0020】上記第2の発明によるがたつき検査装置
は、第1の発明の負荷作用部材を構成する加圧部材およ
び固定部材がシリンダ部材によって互いに離間する方向
にスライドされ、固定部材によって物品運搬用木製品の
互いに対向する木製部品のうち一方の木製部品を押圧し
て固定し、加圧部材によって他方の木製部品に負荷を作
用させる。
【0021】前記目的を達成するための第3の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第1の発明における負荷作
用部材が、スライド台にこのスライド台のスライド方向
と同一方向に延びる軸を中心に回転自在に取り付けられ
回転することによって両端が物品運搬用木製品の互いに
対向する木製部品に係合される回転体であり、駆動部材
が、回転体をその軸回りに回転させる回転駆動部材であ
ることを特徴としている。
【0022】上記第3の発明によるがたつき検査装置
は、第1の発明の負荷作用部材を構成する回転部材を回
転駆動部材によって回転させ、回転部材の両端を物品運
搬用木製品の互いに対向する木製部品に係合させて、回
転部材の一端によって一方の木製部品を押圧して固定
し、回転部材の一端によって他方の木製部品に負荷を作
用させる。
【0023】前記目的を達成するための第4の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第3の発明における回転駆
動部材がロータリ式シリンダであり、このロータリ式シ
リンダの回転軸に回転体が取り付けられていることを特
徴としている。
【0024】上記第4の発明によるがたつき検査装置
は、第3の発明の回転駆動部材を構成するロータリ式シ
リンダによって回転体を回転させ、物品運搬用木製品に
負荷を作用させる。
【0025】前記目的を達成するための第5の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第3の発明における回転駆
動部材が、スライド台にこのスライド台のスライド方向
と直交する方向にスライド自在に取り付けられており、
この回転駆動部材とスライド台との間に弾性部材が介装
されていて、この弾性部材により回転駆動部材がそのス
ライド方向において支持されていることを特徴としてい
る。
【0026】上記第5の発明によるがたつき検査装置
は、第3の発明の回転駆動部材の回転中心が、この回転
体が進入する物品運搬用木製品の互いに対向する木製部
品間の中心位置に対してオフセットしていても、回転部
材の端部が木製部品の一方に係合すると、回転部材の回
転に伴い木製部品からの反力によって弾性部材が撓み、
これによって、回転駆動部材の回転中心と木製部品間の
中心位置とが一致される。
【0027】前記目的を達成するための第6の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第1ないし3の何れかに記
載のがたつき検査装置が、装置本体に固定された基台
と、この基台に対し接離自在な可動台と、基台に取り付
けられ可動部が可動台に連結されてこの可動台を基台に
対して接離させる駆動部材と、可動台に対し基台と反対
側に配置され可動台の基台に対する接離方向と同一方向
に接離自在に設けられた当接部と、この当接部と可動台
との間に介装されて当接部を可動台から離間する方向に
付勢するとともに駆動部材の可動台を基台から離間させ
る力よりも大きい付勢力を有する付勢部材と、可動台に
当接部の接離方向に沿って軸線が延びるようにスライド
自在に取付けられるとともに当接部に連結されて当接部
と一体的にスライドされるスライド部材と、駆動部材を
任意の位置でロックするロック部材とを有する基準位置
設定機構をさらに備え、検出部材が基準位置設定機構の
可動台に取り付けられて、スライド部材の変位を検出す
ることにより木製部品の負荷作用点の変位を検出するこ
とを特徴としている。
【0028】上記第6の発明によるがたつき検査装置
は、第1の発明の検出部材が基準位置設定機構の可動台
に取り付けられていて、スライド部材の変位を検出する
ことにより木製部品の負荷作用点の変位を検出する。そ
して、負荷作用部材部材により物品運搬用木製品に負荷
作用部材を作用させる前に、駆動部材を駆動させて可動
部を介して可動台を基台から離間する方向にスライドさ
せ、当接部を物品運搬用木製品の変位検出部位に当接さ
せる。このとき、当接部と可動台との間に介装されて当
接部を可動台から離間する方向に付勢する付勢部材の付
勢力が駆動部材の基台から可動台を離間させる力よりも
大きくなるように設定されているので、当接部が変位検
出対象物の変位検出部位に当接すると可動台の移動が停
止する。このとき、当接部が可動台に接近することはな
い。この状態でロック部材によって駆動部材をロックす
ることにより、可動台をその位置に固定する。この後、
物品運搬用木製品に負荷作用部材によって負荷を作用さ
せると、負荷作用点の変位に伴って、当接部が付勢部材
の付勢力に抗して可動台に接近する方向に変位し、この
当接部の変位に伴ってスライド部材が可動台に対してス
ライドし、このスライド部材の変位が検出部材によって
検出される。
【0029】前記目的を達成するための第7の発明によ
るがたつき検査装置は、上記第6の発明におけるスライ
ド部材が、可動台の基台に対する接離方向と同一方向に
沿って可動台に対して接離するように当接部をガイドす
るガイドシャフトであることを特徴としている。
【0030】上記第7の発明によるがたつき検出装置
は、第6の発明のスライド部材が、当接部を可動台の移
動方向と同一方向にガイドするガイドシャフトによって
構成され、当接部が物品運搬用木製品に当接されその変
位検出部位に負荷が作用された際に、当接部が可動台に
対して可動台の基台に対する接離方向と同一方向にスラ
イドするようにガイドされる。
【0031】前記目的を達成するための第8の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第1の発明において、負荷
作用部材と検出部材とを複数備えていることを特徴とし
ている。
【0032】上記第8の発明によるがたつき検査装置
は、複数の負荷作用部材によって物品運搬用木製品の複
数箇所に負荷が作用され、検出部材によってその複数の
負荷作用点の変位の検出が行われる。
【0033】前記目的を達成するための第9の発明によ
るがたつき検査装置は、前記第6の発明において、当接
部が複数配置され、付勢部材がそれぞれの当接部と可動
台との間に介装され、スライド部材がそれぞれの当接部
毎に可動台にスライド自在に取付けられ、検出部材がそ
れぞれの当接部毎に設けられていることを特徴としてい
る。
【0034】上記第9の発明によるがたつき検査装置
は、複数の負荷作用部材によって物品運搬用木製品の複
数箇所に負荷が作用される場合に、複数の当接部がそれ
ぞれの負荷作用点に当接し、それぞれのスライド部材が
付勢部材に抗してスライドし、そのスライド部材の変位
が検出部材によって個別に検出される。
【0035】前記目的を達成するための第10の発明に
よる物品運搬用木製品のがたつき検査方法は、対向する
木製部品に押接されることにより木製部品に負荷を作用
させて互いに離間する方向に付勢自在な負荷作用部材を
物品運搬用木製品を構成する木製部品間の隙間に進入さ
せ、この負荷作用部材を木製部品に押接する方向に作動
させ、負荷作用部材により木製部品に作用される負荷に
よって負荷作用点に生じる木製品の変位を検出部材によ
って検出し、この変位があらかじめ定められた所定の値
よりも大きいか否かによりがたつきを検出することを特
徴としている。
【0036】上記第10の発明による物品運搬用木製品
のがたつき検査方法は、例えば、前記第1の発明による
がたつき検出装置によって実施され、負荷作用部材によ
り物品運搬用木製品に作用される負荷によってその負荷
作用点に生じる変位を検出部材によって検出してがたつ
きの検出を行う。
【0037】前記目的を達成するための第11の発明に
よるがたつき検査方法は、上記第10の発明における負
荷作用部材を、この負荷作用部材の木製部品間の隙間へ
の進入方向と直交する方向にスライド自在な加圧部材
と、この加圧部材と対向する位置において負荷作用部材
の木製部品間の隙間への進入方向と直交する方向にスラ
イド自在な固定部材により構成し、これら加圧部材と固
定部材を、木製部品間の隙間に進入させた後、互いに離
間する方向にスライドさせることにより木製部品に負荷
を作用させることを特徴としている。
【0038】上記第11の発明によるがたつき検査方法
は、例えば、前記第2の発明によるがたつき検出装置に
よって実施され、固定部材によって物品運搬用木製品の
互いに対向する木製部品のうち一方の木製部品を押圧し
て固定し、加圧部材によって他方の木製部品に負荷を作
用させる。
【0039】前記目的を達成するための第12の発明に
よるがたつき検査方法は、前記第10の発明における負
荷作用部材を、この負荷作用部材の木製部品間の隙間へ
の進入方向と同一方向に延びる軸を中心に回転自在に取
り付けられ回転することによって両端が物品運搬用木製
品の互いに対向する木製部品に係合される回転体により
構成し、この回転体を、木製部品間の隙間に進入させた
後、軸回りに回転させて木製部品に負荷を作用させるこ
とを特徴としている。
【0040】上記第12の発明によるがたつき検査方法
は、例えば、前記第3の発明によるがたつき検出装置に
よって実施され、回転部材を回転させて回転部材の両端
を物品運搬用木製品の互いに対向する木製部品に係合さ
せ、回転部材の一端によって一方の木製部品を押圧して
固定し、回転部材の一端によって他方の木製部品に負荷
を作用させる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最良と思われる
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および2に
おいて、がたつき検査装置10の台座11上に前後方向
に延び互いに平行な一対のガイドシャフト12が設置さ
れており、この一対のガイドシャフト12にスライド台
13の下部に取り付けられたガイド部13Aが外嵌され
て、スライド台13がガイドシャフト12上においてそ
の軸方向にガイドされるようになっている。ガイド部1
3Aはそれぞれのガイドシャフト12につき2個ずつ設
けられていて、スライド台13をがたつくこと無く水平
方向にスムースにスライドさせるようになっている。
【0042】このスライド台13の下方部にはシリンダ
14が配置され、このシリンダ14の本体部が台座11
に連結されピストンロッドがスライド台13に連結され
ていて、ピストンロッドの伸縮によってスライド台13
がガイドシャフト12上を前後にスライドするようにな
っている。
【0043】スライド台13はその前部に、水平方向に
延び鉛直面内において互いに平行な上フレーム13Bと
下フレーム13Cとを備えている。スライド台13の前
部には、互いに平行にかつ鉛直向きに並べられた4本の
ガイドシャフト15A,15B,15Cおよび15D
が、それぞれの上端部を上フレーム13Bの前壁面に下
端部を下フレーム13Cの前壁面に取り付けられること
によって固定されている。
【0044】ガイドシャフト15Aおよび15Bには、
加圧ブラケット昇降フレーム16Aがその両端部をそれ
ぞれガイドシャフト15Aおよび15Bに挿通されるこ
とによって昇降自在に取り付けられており、さらにガイ
ドシャフト15Cおよび15Dには、加圧ブラケット昇
降フレーム16Bがその両端部をそれぞれガイドシャフ
ト15Cおよび15Dに挿通されることによって昇降自
在に取り付けられている。
【0045】上フレーム13Bの上部には、加圧ブラケ
ット昇降フレーム16Aの上方に位置するようにシリン
ダ取付台17が固定されている。このシリンダ取付台1
7には、シリンダ18がその軸方向が鉛直下向きになる
ように取り付けられており、ピストンロッド18aの先
端部が加圧ブラケット昇降フレーム16Aの中央上部に
連結されていて、シリンダ18の駆動によって、加圧ブ
ラケット昇降フレーム16Aがガイドシャフト15Aお
よび15Bに沿って昇降するようになっている。
【0046】加圧ブラケット昇降フレーム16Bの上方
にも、同様に、シリンダ取付台、シリンダがその軸方向
が鉛直下向きになるように取り付けられており、そのピ
ストンロッドの先端部が加圧ブラケット昇降フレーム1
6Bの中央上部に連結されていて、シリンダの駆動によ
って、加圧ブラケット昇降フレーム16Bがガイドシャ
フト15Cおよび15Dに沿って昇降するようになって
いるが、図面には、この加圧ブラケット昇降フレーム1
6Bについての昇降機構は、後述する基準位置設定機構
30の説明のため、その記載が省略されている。
【0047】加圧ブラケット昇降フレーム16Aと16
Bには、中央下部に加圧ブラケット16aおよび16b
が、それぞれその先端部を前方に突出した状態で固定さ
れている。
【0048】ガイドシャフト15Bおよび15Cには、
固定ブラケット昇降フレーム19がその両端よりも内側
の部分をガイドシャフト15Bおよび15Cによってに
挿通されることによって昇降自在に取り付けられてい
る。
【0049】下フレーム13Cの下部には、固定ブラケ
ット昇降フレーム19の下方に位置するようにシリンダ
取付台20が固定されており、このシリンダ取付台20
にシリンダ21がその軸方向が鉛直上向きになるように
取り付けられている。そして、このシリンダ21のピス
トンロッド21aの先端部が固定ブラケット昇降フレー
ム19の中央下部に連結されていて、シリンダ21の駆
動によって、固定ブラケット昇降フレーム19がガイド
シャフト15Bおよび15Cに沿って昇降するようにな
っている。
【0050】固定ブラケット昇降フレーム19には、そ
の両端の上部に固定ブラケット19aおよび19bが、
先端部を前方に突出した状態で、かつブラケット昇降フ
レーム16Aの加圧ブラケット16aおよびブラケット
昇降フレーム16Bの加圧ブラケット16bにそれぞれ
対向するように、固定されている。
【0051】台座11の上方前面の本体フレーム11A
の上部には、基準位置設定機構30が取り付けられてい
る。この基準位置設定機構30は、このがたつき検査装
置10が二つの加圧ブラケット16a,16bを備えて
いるのに対応して、左右対象に配置された二組の変位検
出部aを備えているが、図1には、シリンダ18Aおよ
びピストンロッド18aの取付け状態を示すために、図
面の右側に位置する一方の変位検出部aを省略して示し
てある。以下において、変位検出部aについては、図面
左側に配置された検出部についてのみ説明を行うが、図
面右側の変位検出部aも同一構造である。
【0052】基準位置設定機構30は左右対称に構成さ
れており、本体フレーム11Aの上縁中央部に固定され
た基盤31の両側にそれぞれ一対のガイドシャフト32
が基板31を貫通した状態で上下動自在に取り付けられ
ている。そして、ガイドシャフト32の下端に昇降板3
3が固定され、このガイドシャフト32によって昇降フ
レーム33が、基板31に対して平行状態を保持したま
ま上下方向にガイドされるようになっている。
【0053】基板31の上面には、一対のガイドシャフ
ト32の中間位置に、軸線方向がガイドシャフト32と
平行になるようにシリンダ34が固定されている。そし
て、このシリンダ34のピストンロッド34Aが基板3
1の下面から下向きに突出し、その下端部が昇降フレー
ム33の上面中央部に固定されていて、このシリンダ3
4の作動により昇降フレーム33が基板31に対して上
下動されるようになっている。
【0054】昇降フレーム33の両端部にはそれぞれ変
位検出部aが設けられており、各変位検出部aは、それ
ぞれ昇降フレーム33を貫通した状態で上下動自在に取
り付けられた一対のガイドシャフト35と、この一対の
ガイドシャフト35の下端に固定された昇降板36とを
備え、ガイドシャフト35によって昇降板36が昇降フ
レーム33に対して平行状態を保持したまま上下方向に
ガイドされるようになっている。
【0055】昇降板36と昇降フレーム33との間に
は、ばね37が、それぞれ中心をガイドシャフト35に
挿通された状態で介装されていて、昇降板36を昇降フ
レーム33に対して下方向に付勢している。このばね3
7のばね力F1は、シリンダ34によって昇降フレーム
33を下方向に押す力F2よりも大きくなるように設定
されている(図6参照)。
【0056】昇降板36には一対のガイドシャフト35
の中間位置に、加圧ブラケット16bの上方に位置する
ように、ロッド38が、ガイドシャフト35の軸方向と
平行にかつ下端部が昇降板36の下方に突出した状態で
固定されていて、このロッド38の下端に後述するよう
にパレットPの上面に当接される当接部38Aが形成さ
れている。
【0057】昇降フレーム33の上面の一対のガイドシ
ャフト35の間に、センサ取付板39が立設されてお
り、このセンサ取付板39の上端部に近接センサ40が
取り付けられている。また、一対のガイドシャフト35
のうち一方のシャフトの上端に検出子41が取り付けら
れていて、この検出子41がガイドシャフト35の上昇
に伴って近接センサ40に接近すると、その上昇が近接
センサ40によって検知されるようになっている。
【0058】この近接センサ40によって検知されるま
での検出子41の上昇高さは、後述するように、パレッ
トPの表エッジボード1Aに負荷を与えた時の表エッジ
ボード1Aの浮上がり許容量に設定される。
【0059】次に、上記がたつき検査装置10の作動を
説明する。がたつき検査装置10は、検査対象物である
パレットPを搬送するベルトコンベア(図示せず)の側
方部に隣接して設置される。
【0060】そして、待機状態において、図2に示され
るように、スライド台13がガイドシャフト12に沿っ
て後退位置に位置され、ブラケット昇降フレーム16A
および16Bが下降位置に固定ブラケット昇降フレーム
19が上昇位置に位置されていて、加圧ブラケット16
a,16bと固定ブラケット19a,19bがそれぞれ
最も接近した状態になっている。さらに、基準位置設定
機構30の昇降フレーム33は、上昇位置に位置されて
いる。
【0061】さらに、加圧ブラケット16a,16bと
固定ブラケット19a,19bは、がたつき検査装置1
0の前にベルトコンベアによって搬送されてきて位置決
めされるパレットPの側部に対向するように位置されて
おり、さらに基準位置設定機構30がパレットPの側部
上面に対向するように位置されている。
【0062】パレットPがベルトコンベアによって搬送
されてきてがたつき検査装置10の前に位置決めされる
と、以下に説明するように、各シリンダが順次作動され
て、パレットPのがたつき検査が行われる。
【0063】なお、このがたつき検査は、パレットPの
長手側側部(図13の側部x)および短手側側部(側部
y)の何れの方向からも行うことが出来るが、以下にお
いては、パレットPの短手側側部yの方向から検査を行
う場合について説明を行う。
【0064】パレットPががたつき検査装置10の前に
位置決めされると、シリンダ14が作動されてそのピス
トンロッドが伸張されることにより、スライド台13が
ガイドシャフト12に沿ってスライドして前進される。
これによって、図3に示されるように、加圧ブラケット
16a,16bおよび固定ブラケット19a,19b
が、それぞれパレットPの側部中央に位置するブロック
5を挟んで、表デッキボード1のうち最も端に位置する
表エッジボード1Aと短手けた板4との間に進入され
る。
【0065】次に、シリンダ21が駆動されてそのピス
トンロッド21aが下向きに引き込まれることにより、
固定ブラケット昇降フレーム19が下降される。これに
よって、固定ブラケット19aおよび19bが短手けた
板4の上面に押接され、この短手けた板4が下方向に付
勢されることにより、パレットPがベルトコンベア上に
固定される。
【0066】次に、シリンダ34が駆動され、ピストン
ロッド34Aが下方に向って突き出されて、昇降フレー
ム33がガイドシャフト32によってガイドされながら
水平状態を保ったまま下降される。そして、この昇降フ
レーム33の下降によって、各変位検出部aのロッド3
8の当接部38AがパレットPの表エッジボード1Aの
上面に当接される。
【0067】図6に、ロッド38の当接部38Aがパレ
ットPの表エッジボード1Aの上面に当接されている状
態が示されており、このとき、シリンダ34が昇降フレ
ーム33を下方向に押す力F2は、前述したように、ば
ね37のばね力F1よりも小さいので、当接部38Aが
下降してパレットPの表エッジボード1Aに当接した際
に、ばね37が圧縮されることはない。
【0068】したがって、パレットPの表エッジボード
1Aの高さにばらつきがあっても、当接部38Aがパレ
ットPの上面に当接されると、昇降フレーム33と昇降
板36との間隔が変化することはなく、昇降フレーム3
3の下降が停止するので、この昇降フレーム33の下降
が停止した状態でシリンダ34をロックすることによ
り、後述するように、パレットPの表エッジボード1A
に負荷を作用させて変位を検出する際の、検出基準位置
が設定される。
【0069】上記のように、昇降フレーム33が下降さ
れシリンダ34がロックされた後、シリンダ18が駆動
されそのピストンロッド18aが上向きに引き込まれる
ことにより、ブラケット昇降フレーム16Aおよび16
Bが上昇される。
【0070】そして、図4および6に示されるように、
加圧ブラケット16aおよび16bがそれぞれ表エッジ
ボード1Aの下面に押接され、これによって、基準位置
設定機構30の変位検出部aの当接部38Aが当接して
いる位置の表エッジボード1Aの裏面に、垂直上向きに
負荷F3が作用される。この表エッジボード1Aに作用
される負荷F3の大きさは、ばね37のばね力F1より
も大きく、また短手けた板4を押圧する力F4よりも小
さくなるように設定される。
【0071】また、表エッジボード1Aに負荷F3を作
用させた時に昇降フレーム33が上昇しないような力F
5によって、シリンダ34のピストンロッド34Aが固
定される。
【0072】この負荷F3を表エッジボード1Aに作用
させることによって、パレットPの表エッジボード1A
にひび割れが生じていたり、表エッジボード1Aとブロ
ック5との間にがたつきがある場合には、表エッジボー
ド1Aがブロック5から浮き上がり、上方に変位して昇
降板36およびガイドシャフト35をばね37に抗して
上方に上昇させる。
【0073】このガイドシャフト35の上昇量、すなわ
ち表エッジボード1Aの浮き上がり量があらかじめ設定
されている許容量よりも大きい時には、検出子41が近
接センサ40によって検知され、図示しないランプの点
灯やブザーの作動等の手段により、表エッジボード1A
のがたつきが検出される。
【0074】以上のような作動が終了すると、シリンダ
18,シリンダ34およびシリンダ21が上記と逆の順
にかつ逆方向に作動されて、加圧ブラケット16aおよ
び16bによる表エッジボード1Aへの加圧、基準位置
設定機構30の当接部38Aの表エッジボード1Aへの
当接状態、および固定ブラケット19aおよび19bに
よる短手けた板4の固定状態が解除される。
【0075】このとき、基準位置設定機構30の昇降フ
レーム33がもとの待機位置まで上昇されるのに伴っ
て、昇降板36は、ばね37によって付勢されることに
より、昇降フレーム33に対して相対的に下降され、も
との待機位置に復帰する。
【0076】次いで、シリンダ14が前記と逆方向に作
動されて、スライド台13が後退されることにより、図
5に示されるように、加圧ブラケット16a,16bお
よび固定ブラケット19a,19bがパレットPの表エ
ッジボード1Aと短手けた板4との間から抜き出され
る。
【0077】以上のように、ベルトコンベアによって搬
送されてくるパレットPについて、順次、がたつき検査
が行われる。上記基準位置設定機構30は、パレットP
の表エッジボード1Aと短手けた板4との間の寸法にば
らつきがある場合に、当接部38Aと昇降フレーム33
との相対的位置関係に変化を与えることなくシリンダ3
4の停止によって表エッジボード1Aの変位の検出を行
うための当接部38Aの位置決めを行うので、上記のよ
うな検査部位の寸法のばらつきに影響を受けることなく
がたつきの検出を可能にするものである。
【0078】したがって、検査部位の寸法にばらつきが
無い場合や有っても考慮する必要が無いような場合に
は、近接センサ40をスライド台13に固定し検出子4
1をブラケット昇降フレーム16A,16Bに取り付け
ることによって、表エッジボード1Aの変位を検出する
ことが出来る。
【0079】以上の実施例においては、パレットPの表
デッキボード1のうち表エッジボード1Aのみについて
がたつき検査を行っているが、これは、パレットPの一
番端に位置する表エッジボード1Aについてがたつきが
生じていると、荷崩れや運搬中のトラブルが発生し易い
ためである。
【0080】また、上記実施例においては、がたつき検
査装置10が、パレットPの形状に対応して、加圧ブラ
ケット16aおよび16b,固定ブラケット19aおよ
び19bならびに基準位置設定機構30の変位検出部a
をそれぞれ二組備えているが、これらを何組装備するか
については、がたつき検査を行う検査対象物の形状によ
り選択されるものであり、これら加圧ブラケット,固定
ブラケットおよび基準位置設定機構30の変位検出部
は、それぞれ一組であってもよい。
【0081】図7ないし9は、この発明の他の実施例を
示している。この実施例によるがたつき検査装置100
は、前記実施例のものと同じ構造の台座11,ガイドシ
ャフト12,スライド台13およびシリンダ14を備え
ており、スライド台13の上フレーム13Bと下フレー
ム13Cに鉛直向きに平行な4本のガイドシャフト15
A,15B,15Cおよび15Dが取り付けられてい
る。
【0082】ガイドシャフト15Aおよび15Bには、
昇降板101Aが、その後面両端部に固定された一対の
リニアベアリング101aにそれぞれガイドシャフト1
5Aおよび15Bが挿通されることによって、昇降自在
に取り付けられており、さらにガイドシャフト15Cお
よび15Dには、昇降板101Bが、その後面両端部に
固定された一対のリニアベアリング101bにそれぞれ
ガイドシャフト15Cおよび15Dが挿通されることに
よって、昇降自在に取り付けられている。
【0083】昇降板101Aおよび101Bには、それ
ぞれロータリ式エアシリンダ102Aおよび102B
が、その回転ロッド102a,102bが水平になるよ
うにかつ昇降板101A,101Bの前方に突出するよ
うに、取付けられている。
【0084】ガイドシャフト15Aと15Bおよびガイ
ドシャフト15Cと15Dの下端部には、昇降板101
Aおよび101Bの下方に位置するように、それぞれば
ね取付け板103Aおよび103Bがその両端部をそれ
ぞれガイドシャフトに挿通された状態で取り付けられて
いる。
【0085】スライド台13の下フレーム13Cの前面
には、それぞれガイドシャフト15Aと15B,ガイド
シャフト15Cと15Dの間にブロック104Aおよび
104Bが固定されており、このブロック104A,1
04Bの両端部にそれぞれ各一対のねじシャフト105
が挿通されている。
【0086】各ねじシャフト105の先端がそれぞれば
ね取付け板103A,103Bの下面に固定されてい
て、各ねじシャフト105がそれぞれブロック104
A,104Bに対して上下動されることにより、ばね取
付け板103Aおよび103Bの高さが調整されるよう
になっている。このばね取付け板103A,103Bと
各昇降板101A,101Bとの間には、各ガイドシャ
フト15A,15B,15C,15Dに中心を挿通され
た状態で、各一対のばね106が介装されていて、昇降
板101A,101Bをそれぞれ水平状態に支持してい
る。
【0087】ロータリ式エアシリンダ102A,102
Bの回転ロッド102a,102bにはそれぞれ加圧ド
ッグ107Aおよび107Bが同軸の状態で取り付けら
れており、ロータリ式エアシリンダ102A,102B
の駆動によって回転ロッド102a,102bを中心に
回転されるようになっている。
【0088】加圧ドッグ107A,107Bは、図1か
ら分るように、円筒の上下を軸方向に沿って水平にそれ
ぞれ切り欠いた形状になっており、この切欠き部107
a,107bが加圧ドッグ107A,107Bの待機状
態において水平に位置されるようになっている。
【0089】ロータリ式エアシリンダ102A,102
Bの後部には、リードスイッチ108a,108bがそ
れぞれ取り付けられており、回転ロッド102a,10
2bの回転角度を検出するようになっている。
【0090】上記がたつき検査装置100も、図1およ
び2のがたつき検査装置10と同様に、検査対象物であ
るパレットPを搬送するベルトコンベア(図示せず)の
側方部に隣接して設置される。
【0091】そして、待機状態において、図8に示され
るように、スライド台13がガイドシャフト12に沿っ
て後退位置に位置されている。そして、加圧ドッグ10
7A,107Bは、がたつき検査装置100の前にベル
トコンベアによって搬送されてきて位置決めされるパレ
ットPの側部に対向するように位置されている。
【0092】そして、パレットPがベルトコンベアによ
って搬送されてきてがたつき検査装置100の前に位置
決めされると、以下のような手順によって、パレットP
のがたつきの検査が行われる。
【0093】なお、このがたつき検査は、前述と同様に
パレットPの長手側側部xおよび短手側側部y(図13
参照)の何れの方向からも行うことが出来るが、以下に
おいては、パレットPの長手側側部xの方向から検査を
行う場合について説明を行う。
【0094】パレットPががたつき検査装置100の前
に位置決めされると、シリンダ14が作動されてそのピ
ストンロッドが伸張されることにより、スライド台13
がガイドシャフト12に沿ってスライドして前進され
る。これによって、図8に二点鎖線によって示されるよ
うに、パレットPの裏エッジボード2と長手けた板3と
の間に進入される。
【0095】そして、ロータリ式エアシリンダ102
A,102Bが駆動されて加圧ドッグ107A,107
Bが回転される。このとき、図10に示されるように、
加圧ドッグ107A,107Bの中心S1がパレットP
の裏エッジボード2と長手けた板3の中間位置S2に対
してオフセットしていても、加圧ドッグ107A,10
7Bの回転によってその端部の一方が裏エッジボード2
の上面または長手けた板3の下面(図10の場合は長手
けた板3の下面)に係合されると、回転に伴ってパレッ
トPからの反力によって加圧ドッグ107A,107B
およびロータリ式エアシリンダ102A,102Bが上
方向または下方向(図10においては下方向)に付勢さ
れ、昇降板101A,101Bがばね106のばね力に
抗してガイドシャフト15Aないし15Dに沿って上下
動(図10においては下降)して、加圧ドッグ107
A,107Bの中心S1とパレットPの裏エッジボード
2と長手けた板3の中間位置S2とが一致される。
【0096】このように、加圧ドッグ107A,107
Bの中心とパレットPの裏エッジボード2と長手けた板
3の中間位置とが一致すると、図11に示されるよう
に、加圧ドッグ107A,107Bの両端が、ともに裏
エッジボード2の上面および長手けた板3の下面に係合
される。
【0097】このとき、長手けた板3や裏エッジボード
2にがたつきが発生していない場合には、加圧ドッグ1
07A,107Bは、長手けた板3および裏エッジボー
ド2によって阻止されてそれ以上回転することが出来な
い。この場合には、リードスイッチ108a,108b
がオンされない。
【0098】長手けた板3や裏エッジボード2にがたつ
きが発生している場合には、加圧ドッグ107A,10
7Bが長手けた板3を持ち上げながらさらに回転され、
この加圧ドッグ107A,107Bの回転があらかじめ
定めた所定の角度以上になると、リードスイッチ108
a,108bがオンされて、図示しないランプの点灯や
ブザーの作動等の手段により、長手けた板3または裏エ
ッジボード2のがたつきが検出される。
【0099】以上のような作動が終了すると、ロータリ
式エアシリンダ102A,102Bが上記と逆の方向に
駆動されてもとの状態に戻され、加圧ドッグ107A,
107Bと長手けた板3および裏エッジボード2との係
合が解除される。次いで、シリンダ14が前記と逆方向
に作動されて、スライド台13が後退されることによ
り、加圧ドッグ107A,107Bが長手けた板3と裏
エッジボード2の間から抜き出される。
【0100】以上のように、ベルトコンベアによって搬
送されてくるパレットPについて、順次、がたつき検査
が行われる。上記実施例においては、がたつき検査装置
100が、パレットPの形状に対応して、ロータリ式エ
アシリンダ102A,102Bおよび加圧ドッグ107
A,107B等の変位検出機構を二組備えているが、こ
れらを何組装備するかについては、がたつき検査を行う
検査対象物の形状により選択されるものであり、これら
は、検査対象物に対応して一組だけであってもよい。
【0101】ここで、パレットPの検査部位の寸法(上
記においては、長手けた板3と裏エッジボード2との間
の寸法)にばらつきがある場合には、がたつきの有無を
判定するための加圧ドッグ107A,107Bの回転角
度の基準値が異なってきて、正確ながたつきの判定を行
うことが出来ない。
【0102】図12には、図1および2に示された基準
位置設定機構30と同じ構造の基準位置設定機構を備え
たがたつき検査装置110が示されている。なお、図1
2において、基準位置設定機構30およびがたつき検査
装置100と同じ構成の部分については、同じ符号が付
されている。
【0103】このがたつき検査装置110は、基準位置
設定機構30の近接センサ40によってパレットPのが
たつきを検出するので、加圧ドッグ107A,107B
の回転角度を検出するためのリードスイッチは備えてい
ない。
【0104】がたつき検査装置110は、がたつき検査
装置100の場合と同様に、シリンダ14が作動されて
スライド台13が前進され、これによって、がたつき検
査装置110の前に位置決めされたパレットPの裏エッ
ジボード2と長手けた板3との間に進入される。これと
ともに、シリンダ34が作動され、昇降フレーム33が
下降されて、変位検出部aのロッド38の当接部38A
がパレットPの上面に当接される。
【0105】この後、ロータリ式エアシリンダ102
A,102Bが駆動されて加圧ドッグ107A,107
Bが回転され、長手けた板3の下面を上向きに押圧して
負荷を作用させる。パレットPにがたつきが発生してい
る場合には、加圧ドッグ107A,107Bが長手けた
板3を持ち上げるので、がたつき検査装置10の場合と
同様に、昇降板36およびガイドシャフト35がばね3
7に抗して上方に上昇され、検出子41が近接センサ4
0によって検知されることにより、パレットPのがたつ
きが検出される。
【0106】このがたつき検査装置110は、パレット
Pの検査部位の寸法にばらつきがあるような場合であっ
ても、がたつき検査装置10と同様に、基準位置設定機
構30によってがたつき検出のための基準位置が設定さ
れ、パレットPのがたつきを確実に検出することが出来
る。
【0107】以上においては、がたつき検査装置を何れ
もパレットのがたつき検査に適用した場合の実施例につ
いて説明を行ったが、この発明によるがたつき検査装置
は、何れもパレットのみならず、壜製品を運搬するため
の木箱等、他の物品運搬用木製品についても、適用出来
ることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】第1および第10の発明は、負荷作用部
材を物品運搬用木製品を構成する木製部品間の隙間に進
入させ、この負荷作用部材によって互いに対向する木製
部品にこの木製部品を互いに離間させる方向に負荷を作
用させ、このときに生じる木製部品の負荷作用点の変位
を検出部材によって検出し、その変位があらかじめ定め
られた所定の値よりも大きいか否かによって物品運搬用
木製品にがたつきが生じているか否かを判断するので、
物品運搬用木製品の検査を人手によらずに行うことが出
来、しかも人間が行う検査と異なり機械的な加圧力とい
う一つの判断基準を導入することで安定した検査が可能
になり、これによって、がたつきが生じた不良の物品運
搬用木製品を自動的にかつ確実に選別することが出来
る。そして、これらの発明によって、人件費の削減,作
業場における安全性の確保が実現される。
【0109】第2および第11の発明は、固定部材によ
って物品運搬用木製品の互いに対向する木製部品のうち
一方の木製部品を押圧することにより物品運搬用木製品
を固定した後、加圧部材によって負荷を作用させるの
で、物品運搬用木製品に安定した負荷を作用させること
が出来、これによって、がたつきの検出の自動化を実現
することが出来るとともに、不良の物品運搬用木製品を
確実に選別することが出来る。
【0110】第3および第12の発明は、回転部材の両
端を物品運搬用木製品の互いに対向する木製部品に係合
させて、回転部材の一端によって一方の木製部品を押圧
して固定し、回転部材の一端によって他方の木製部品に
負荷を作用させるので、一箇所の負荷作用点について一
つの部材によって物品運搬用木製品の固定と加圧とを行
うことが出来、したがって、この回転部材を回転させる
駆動部材も一つで良いので、簡易な構造にすることが出
来るとともに、物品運搬用木製品に安定した負荷を作用
させることが出来、これによって、がたつきの検出の自
動化を実現し、さらに、不良の物品運搬用木製品を確実
に選別することが出来る。
【0111】第4の発明は、ロータリ式シリンダによっ
て回転体が回転されるので、その制御が容易であり、物
品運搬用木製品に安定した負荷を作用させることが出来
ので、不良の物品運搬用木製品を確実に選別することが
出来る。
【0112】第5の発明によるがたつき検査装置は、回
転駆動部材の回転中心がこの回転体が進入する物品運搬
用木製品の互いに対向する木製部品間の中心位置に対し
てオフセットしていても、回転駆動部材を支持している
弾性部材が撓むことによって回転駆動部材の回転中心と
木製部品間の中心位置とが一致されるので、がたつきの
検出の自動化を実現することが出来るとともに、物品運
搬用木製品に負荷を安定して作用させることが出来る。
【0113】第6の発明は、物品運搬用木製品の変位検
出部位に基準位置設定機構の当接部が当接されると駆動
部材が停止するので、その位置で駆動部材をロックする
ことにより変位検出のための基準位置が容易に設定さ
れ、したがって、がたつき検査の自動化に際して、物品
運搬用木製品の検査部位における寸法のばらつきにも対
応することが出来る。
【0114】第7の発明は、当接部が物品運搬用木製品
に当接され変位検出部位に負荷が作用された際に、当接
部が可動台に対して可動台の基台に対する接離方向と同
一方向にスライドするようにガイドされるので、変位検
出値の誤差が少なくなるとともに、変位検出のためのス
ライド部材とガイドシャフトとを兼用することによっ
て、簡易な構成とすることが出来る。
【0115】第8の発明は、複数の負荷作用部材によっ
て物品運搬用木製品の複数箇所に負荷を作用させ、検出
部材によってその複数の負荷作用点の変位をそれぞれ検
出することが出来るので、例えば、物品運搬用木製品の
対称位置に同時に負荷を均等に作用させることが出来、
これによって、物品運搬用木製品の形状に対応したがた
つき検査を行うことが出来る。
【0116】第9の発明は、物品運搬用木製品の複数箇
所に負荷が作用される場合に、それぞれの負荷作用点に
おいて変位検出のための基準位置を設定することがで
き、がたつき検査の自動化に際して、物品運搬用木製品
の複数の検査部位における寸法のばらつきにも対応する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】同実施例の作動を説明するための作動説明図で
ある。
【図4】同実施例の作動を説明するための作動説明図で
ある。
【図5】同実施例の作動を説明するための作動説明図で
ある。
【図6】同実施例における基準位置設定機構の作動を説
明するための作動説明図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す正面図である。
【図8】同実施例の側面図である。
【図9】同実施例の部分拡大図である。
【図10】同実施例の作動を説明するための作動説明図
である。
【図11】同実施例の作動を説明するための作動説明図
である。
【図12】この発明のさらに他の実施例を示す正面図で
ある。
【図13】物品運搬用木製品の一例であるパレットを示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 …表デッキボード 1A…表エッジボード1A 2 …裏エッジボード 3 …長手けた板 4 …短手けた板 5 …ブロック 10,100,110…がたつき検査装置 11…台座 13…スライド台 16A,16B…ブラケット昇降フレーム 16a,16b…加圧ブラケット 18…シリンダ 19…固定ブラケット昇降フレーム 21…シリンダ 30…基準位置設定機構 31…基盤 33…昇降フレーム 34…シリンダ 34A…ピストンロッド 35…ガイドシャフト 36…昇降板 37…ばね 38A…当接部 40…近接センサ 41…検出子 102A,102B…ロータリ式エアシリンダ 106…ばね 107A,107B…加圧ドッグ 108a,108b…リードスイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製部品が組み合わされることによって
    製作された物品運搬用木製品のがたつきを検査する検査
    装置であって、 装置本体と、 この装置本体に対しスライド自在に取り付けられたスラ
    イド台と、 このスライド台に取り付けられ、スライド台が装置本体
    に対して前進位置にスライドされた際にスライド台とと
    もに前進して物品運搬用木製品を構成する木製部品間の
    隙間に進入し、対向する木製部品に押接されることによ
    り木製部品に負荷を作用させて互いに離間する方向に付
    勢自在な負荷作用部材と、 この負荷作用部材を木製部品に押接する方向に作動させ
    る駆動部材と、 装置本体に設けられ、負荷作用部材により木製部品に負
    荷が作用した際にこの木製部品の負荷作用点の変位があ
    らかじめ定められた所定の値よりも大きいときに検出信
    号を発生する検出部材と、 を備えていることを特徴とする物品運搬用木製品のがた
    つき検査装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷作用部材が、前記スライド台に
    このスライド台のスライド方向と直交する方向にスライ
    ド自在に取り付けられた加圧部材およびこの加圧部材と
    対向する位置においてスライド台にこのスライド台のス
    ライド方向と直交する方向にスライド自在に取り付けら
    れた固定部材であり、前記駆動部材が、加圧部材および
    固定部材にそれぞれ連結されて加圧部材と固定部材とを
    互いに離間する方向にスライドさせるシリンダ部材であ
    る請求項1に記載の物品運搬用木製品のがたつき検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記負荷作用部材が、前記スライド台に
    このスライド台のスライド方向と同一方向に延びる軸を
    中心に回転自在に取り付けられ回転することによって両
    端が物品運搬用木製品の互いに対向する木製部品に係合
    される回転体であり、前記駆動部材が、回転体をその軸
    回りに回転させる回転駆動部材である請求項1に記載の
    物品運搬用木製品のがたつき検査装置。
  4. 【請求項4】 前記回転駆動部材がロータリ式シリンダ
    であり、このロータリ式シリンダの回転軸に前記回転体
    が取り付けられている請求項3に記載の物品運搬用木製
    品のがたつき検査装置。
  5. 【請求項5】 前記回転駆動部材が、前記スライド台に
    このスライド台のスライド方向と直交する方向にスライ
    ド自在に取り付けられており、この回転駆動部材とスラ
    イド台との間に弾性部材が介装されていて、この弾性部
    材により回転駆動部材がそのスライド方向において支持
    されている請求項3に記載の物品運搬用木製品のがたつ
    き検査装置。
  6. 【請求項6】 前記装置本体に固定された基台と、この
    基台に対し接離自在な可動台と、基台に取り付けられ可
    動部が可動台に連結されてこの可動台を基台に対して接
    離させる駆動部材と、可動台に対し基台と反対側に配置
    され可動台の基台に対する接離方向と同一方向に接離自
    在に設けられた当接部と、この当接部と可動台との間に
    介装されて当接部を可動台から離間する方向に付勢する
    とともに駆動部材の可動台を基台から離間させる力より
    も大きい付勢力を有する付勢部材と、可動台に当接部の
    接離方向に沿って軸線が延びるようにスライド自在に取
    付けられるとともに当接部に連結されて当接部と一体的
    にスライドされるスライド部材と、駆動部材を任意の位
    置でロックするロック部材とを有する基準位置設定機構
    をさらに備え、 前記検出部材が基準位置設定機構の可動台に取り付けら
    れて、スライド部材の変位を検出することにより木製部
    品の負荷作用点の変位を検出する請求項1ないし3の何
    れかに記載の物品運搬用木製品のがたつき検査装置。
  7. 【請求項7】 前記スライド部材が、可動台の基台に対
    する接離方向と同一方向に沿って可動台に対して接離す
    るように当接部をガイドするガイドシャフトである請求
    項6に記載の物品運搬用木製品のがたつき検査装置。
  8. 【請求項8】 前記負荷作用部材と検出部材とを複数備
    えている請求項1に記載の物品運搬用木製品のがたつき
    検査装置。
  9. 【請求項9】 前記当接部が複数配置され、前記付勢部
    材がそれぞれの当接部と可動台との間に介装され、前記
    スライド部材がそれぞれの当接部毎に可動台にスライド
    自在に取付けられ、前記検出部材がそれぞれの当接部毎
    に設けられている請求項6に記載の物品運搬用木製品の
    がたつき検査装置。
  10. 【請求項10】 木製部品が組み合わされることによっ
    て製作された物品運搬用木製品のがたつきを検査する検
    査方法であって、 対向する木製部品に押接されることにより木製部品に負
    荷を作用させて互いに離間する方向に付勢自在な負荷作
    用部材を物品運搬用木製品を構成する木製部品間の隙間
    に進入させ、 この負荷作用部材を木製部品に押接する方向に作動さ
    せ、 負荷作用部材により木製部品に作用される負荷によって
    負荷作用点に生じる木製品の変位を検出部材によって検
    出し、この変位があらかじめ定められた所定の値よりも
    大きいか否かによりがたつきを検出することを特徴とす
    る物品運搬用木製品のがたつき検査方法。
  11. 【請求項11】 前記負荷作用部材を、この負荷作用部
    材の前記木製部品間の隙間への進入方向と直交する方向
    にスライド自在な加圧部材とこの加圧部材と対向する位
    置において負荷作用部材の木製部品間の隙間への進入方
    向と直交する方向にスライド自在な固定部材により構成
    し、これら加圧部材と固定部材を、木製部品間の隙間に
    進入させた後、互いに離間する方向にスライドさせるこ
    とにより木製部品に負荷を作用させる請求項10に記載
    の物品運搬用木製品のがたつき検査方法。
  12. 【請求項12】 前記負荷作用部材を、この負荷作用部
    材の前記木製部品間の隙間への進入方向と同一方向に延
    びる軸を中心に回転自在に取り付けられ回転することに
    よって両端が物品運搬用木製品の互いに対向する木製部
    品に係合される回転体により構成し、この回転体を、木
    製部品間の隙間に進入させた後、軸回りに回転させて木
    製部品に負荷を作用させる請求項10に記載の物品運搬
    用木製品のがたつき検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102359542B1 (ko) * 2021-04-13 2022-02-08 홍은애 안전구조를 포함하는 목재 파렛트

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