JPH0989472A - 冷却塔 - Google Patents

冷却塔

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JPH0989472A
JPH0989472A JP7245920A JP24592095A JPH0989472A JP H0989472 A JPH0989472 A JP H0989472A JP 7245920 A JP7245920 A JP 7245920A JP 24592095 A JP24592095 A JP 24592095A JP H0989472 A JPH0989472 A JP H0989472A
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JP
Japan
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hot water
air
filler
cooling tower
white smoke
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JP7245920A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshikawa
洋征 吉川
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Shinko Pantec Co Ltd
Original Assignee
Shinko Pantec Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で故障の恐れが少なくて白煙の発
生を効果的に抑制することができる機構を有し、白煙対
策を不要とする時期においては、所要の冷却機能を発揮
することができる冷却塔を提供する。 【解決手段】 充填材ブロック2a、2b、2c、2d
上方に温水を供給する温水分配槽4を備え、上記充填材
ブロック下方に冷水槽10を備え、充填材ブロック中を
流下する温水を側方に設けたルーバー8から充填材ブロ
ック内に流入する気流によって冷却する。温水分配槽4
および上記充填材ブロックを気流と直交する方向に2分
し、一方の充填材ブロックを構成する充填材と充填材の
間に形成される各空気通路の頂部を少なくとも一つおき
に閉塞体で閉塞する。2分された温水分配槽4のそれぞ
れに温水を供給する管路12a、12bに流量調整弁1
3を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場設備、空調設
備等から排出される温水を高効率で冷却する冷却塔に関
し、詳しくは、白煙の抑制または防止機構を有する冷却
塔に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、工場設備、ビル等の空調設備等から排出される温
水を冷却して循環使用するために使用される冷却塔に
は、温水の冷却方式の点から、温水と冷却用気流とが直
角に交差する、いわゆる『クロスフロー方式』のもの
と、温水と冷却用気流とが向かい合う、いわゆる『カウ
ンターフロー方式』のものがあり、本発明の冷却塔はク
ロスフロー方式の冷却塔に適用可能である。そこで、本
発明の理解を容易ならしめるために、図5にクロスフロ
ー方式冷却塔の概略構成を示す。
【0003】図5において、通風空間1の両側に充填材
ブロック2、2が設置され、通風空間1の上方には冷却
ファン3が取り付けられ、各充填材ブロック2の上方に
は温水分配槽4が設けられ、温水分配槽4には温水供給
管5から散水箱6を介して温水が供給されている。各温
水分配槽4の底面には多数の小孔7が設けられており、
この小孔7を経て充填材ブロック2に温水が供給され、
供給された温水は充填材ブロック2中を流下する。一
方、冷却ファン3によって充填材ブロック2側方のルー
バー8から充填材ブロック2を経て通風空間1に向かう
空気の流れFが生じ、この気流Fによって充填材ブロッ
ク2中を流下する温水が冷却される。そして、温水と熱
交換した後の空気はエリミネーター9で水滴を分離され
た後、外部へ放出される。このように、クロスフロー方
式の冷却塔では流下する温水は横方向から供給された気
流によって冷却される。かくして、充填材ブロック2を
通過した温水は、冷水となって冷水槽10に貯留され
る。
【0004】ところで、寒冷期や湿度の高い時期(例え
ば、梅雨期)には、冷却ファン3によって排出される空
気中の水蒸気が凝縮し、白煙状を呈することがある。そ
のため、「視界の妨げ」や「地面または建築物への凍
結」や「夜間の火災との誤認」などの事態を引き起こす
との問題が指摘され、白煙を防止する冷却塔が要望され
ている。
【0005】乾湿併用冷却塔は係る要望を満たすために
提供されたものであり、従来の湿式冷却塔に乾式空気加
熱器を組み込み、共通の送風装置で空気加熱および水冷
却を行い、加熱された空気と湿度の高い空気を混合して
排出空気の白煙を低減するものである。この乾湿併用冷
却塔の概略構成を図6に基づいて説明する。図6におい
て、21、21は対向する湿式部で、充填材ブロックと
温水供給手段とからなり、その内部構成は図5と同様で
あって、装置からの戻り温水22は外気f1 と直接接触
することによって冷却され、冷水槽23に貯留される。
24、24は対向する乾式部で空気加熱器25を有し、
この空気加熱器25において外気f2 は装置からの戻り
温水22によって間接的に(非接触で)加熱される。そ
して、湿式部を通過した湿り空気と乾式部を通過した乾
き空気がファン26によって混合されて塔上より排出さ
れるので、その排出空気の冷却拡散過程が湿り空気線図
における飽和曲線を下回るように湿り空気と乾き空気を
混合すれば、白煙の発生を防止することができる。すな
わち、図7において、直線C−W、直線C−Dはそれぞ
れ湿式部、乾式部における空気の状態変化を示し、同図
に示すように、点Wの湿り空気と点Dの乾き空気が混合
して点M0 の状態となって塔より排出されるようにすれ
ば、排出空気の冷却拡散過程M0 −Cが飽和曲線Sより
下側にあるので、白煙の発生がないか、あるいはあって
も極僅かしか白煙は発生しない。
【0006】この乾湿併用冷却塔によれば、温水の冷却
度の要求が厳しくて白煙対策が不要である夏季には、空
気加熱器25の前面または後面をシャッター等で閉塞す
れば、乾式部には空気が流れなくなり、その分だけ湿式
部に流れる空気量が増加するので、温水を所定の温度ま
で冷却することができる。しかし、空気加熱器25は非
常に高価であり、空気加熱器内の熱交換部の腐食という
問題も懸念される。
【0007】さらに、乾式併用運転時には、乾式部24
で加熱された乾き空気と湿式部21を通過した湿り空気
とが必ずしも十分に混合されず、図7の点M1 の状態と
なって塔より排出されることがあり、この場合、排出空
気の冷却拡散過程M1 −Cが飽和曲線Sより上側にある
ので白煙の発生は避けられないという問題もある。
【0008】また、特開平3−75495号公報には、
図8(a)に示すように、凹凸部を表面に持つ充填材板
31を多数並列に起立させて設けた充填材ユニット(図
5の充填材ブロックに相当するもの)において、充填材
板31によって形成される空気通路の、例えば二つおき
を笠板32aで閉塞することによってその下部に空気専
用通路33を形成し、笠板32aが装着されていない部
分には被冷却水通路34を形成する方式の直交流式冷却
塔用の充填材ユニットが開示されている。この方式によ
れば、湿潤空気流と乾燥空気流が交互に存在するため、
図6に示す乾湿併用冷却塔の場合に比べて両空気の混合
はより十分に行われる。また、笠板32aは充填材板3
1と同材質とし、単に充填材板31の頂部に嵌合する
か、あるいは接着または溶着することにより簡単に乾式
部が形成されるので、腐食を危惧することもなく、高価
な熱交換器も不要となる。
【0009】しかしながら、この方式によれば、夏季に
おいても頂部が閉塞された空気専用通路を一部有する状
態で運転されるため、この空気専用通路を通過する空気
は水の冷却には寄与しないばかりか、そのための無駄な
動力が必要であり、その上、無駄な空気量を補うために
冷却塔を大きくする必要がある。
【0010】係る問題に対して、実開平6−84166
号公報に記載されているように、笠板を取り外し可能な
構造とし、空気専用通路が必要な時期である冬季におい
ては笠板を装着し、空気専用通路が不要な時期である夏
期においては笠板を離脱する方式を採用すれば、年に2
回は必ずこの笠板の着脱工事をしなければならず、しか
も笠板の着脱のたびに冷却塔の運転を停止しなければな
らない。
【0011】さらに、特開平3−75495号公報に記
載されているように、笠板32bを図8(b)の矢印で
示すような開閉可能な構造とした場合、開閉機構として
一般的に使用されるヒンジ機構が周囲から散布される水
によって故障しやすい。そのためのシール機構が必要で
あるが、完全な水シールは極めて困難である。なお、こ
のような欠点のない開閉機構が実現できたとしても、薄
い樹脂製シートでできた充填材は通常、冷却塔の構造体
の上に搭載されるか、懸架されているだけで、その位置
がしっかりと固定されていないので、充填材上部の笠板
部開閉機構と充填材シート間隔とを安定して合致させる
ことは非常に困難である。
【0012】また、特開平7−55388号公報には、
図9に示すような構成の直交流式冷却塔35の充填材ユ
ニット36を、図10に示すように、充填板37を相互
間隔をおいて複数枚並列して配置した構成とし、隣接す
る充填板37間にほぼ水平な空気通路38を形成すると
ともに、空気吐出口39寄りの充填板37間の空気通路
38の上部は少なくとも一つおきに閉塞体40で閉塞
し、この空気吐出口39寄りにおいては、空気専用通路
38aと気液接触通路38bを交互に形成したものが記
載されている。この場合、被冷却水は充填板37の全面
に散布されるため、たとえ空気吐出口39寄りの空気通
路38の上部を一つおきに閉塞体40で閉塞しても、上
流側には水が散布されているので、空気専用通路38a
で得られる空気にはかなりの水分が含まれており、大き
な白煙抑制効果は期待できない。
【0013】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単
な構造で故障の恐れが少なくて白煙の発生を効果的に抑
制することができる機構を有する冷却塔を提供すること
にある。また、他の目的は、白煙対策を不要とする時期
においては、所要の冷却機能を発揮することができる冷
却塔を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、充填材ブロック上方に温水を供給する温水
分配槽を備え、該充填材ブロック下方に冷水槽を備え、
充填材ブロック中を流下する温水を側方に設けたルーバ
ーから充填材ブロック内に流入する気流によって冷却す
る冷却塔において、上記温水分配槽および充填材ブロッ
クを気流と直交する方向に2分し、2分した充填材ブロ
ックの一方を構成する充填材と充填材の間に形成される
各空気通路の頂部を少なくとも一つおきに閉塞体で閉塞
したことを特徴とする冷却塔を第一の発明とし、上記第
一の発明において、2分された温水分配槽のそれぞれに
温水を供給する管路に流量調整弁を設けたことを特徴と
する冷却塔を第二の発明とする。
【0015】温水分配槽および充填材ブロックは2分す
るが、必ずしも等分でなくてもよく、白煙対策が不要な
時期(例えば、夏季)には温水分配槽全部に通水し、白
煙対策が必要な時期(例えば、冬季)には2分された温
水分配槽のなかで閉塞体で空気通路の頂部を閉塞された
側の充填材ブロック上方に位置する温水分配槽のみに通
水する。このようにすることで、夏季には閉塞体で閉塞
された空気通路を除く大半の通路を気液接触型の湿式冷
却塔として機能させることができる。また、冬季には、
閉塞体で閉塞されない空気通路を通過した湿り空気と、
閉塞体で閉塞された空気通路を通過した乾き空気とを混
合することにより白煙の発生を抑制することができる。
【0016】この点に関して、特開平6−300469
号公報には、図11(a)または(b)に示すように、
熱交換面材41を多数並列に起立させることにより流通
間隔42を形成した充填材ユニット(図5の充填材ブロ
ックに相当するもの)を構成し、上部水槽43底部の散
水口44より高い位置に開口した上部液取入口45a
(または45b)を有する上部液取入板46a(または
46b)を上部水槽43に設けた冷却塔が記載されてい
るが、この上部液取入板46a(または46b)の設置
方向は気流方向と平行であり、これでは充填材ユニット
の流通間隔(空気通路)の一部の頂部を閉塞体で閉塞し
ても、空気通路の全面にわたり散水されるため、閉塞体
で閉塞された空気通路を通過する空気にもかなりの水分
が含まれ、上記した本発明の白煙抑制効果は期待できな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の冷却塔の側断面
図であり、左右対称の構成で、図5と共通する部分には
同一参照番号を付する。図1の冷却塔は、充填材ブロッ
クが2a、2b、2c、2dの4段からなっており、気
流Fと直交する方向に2等分されている。温水分配槽4
も仕切り11によって気流Fと直交する方向に2等分さ
れている。2等分された温水分配槽の各散水箱6a、6
bには温水供給管5から分岐した管路12a、12bを
経て温水が供給されている。管路12a、12bを流通
する温水の流量調整はバルブ13の開度を調整すること
により行うことができる。
【0018】図2に拡大して示すように、充填材ブロッ
クを構成する充填材14と14の間に形成される各空気
通路15の頂部は1つおきに閉塞体16で閉塞されてい
る。
【0019】図2は、閉塞体16を冷却塔の内側部分
(冷却塔内に流入する気流Fの下流側)の充填材ブロッ
クに設置した場合を示す。以下の白煙対策の説明におい
ては、図2のように気流Fの下流側の充填材ブロックの
空気通路15頂部を閉塞体16で閉塞し、それに対応し
て仕切り11で仕切られた温水分配槽4から下流側の充
填材ブロックのみに散水する例を示すが、図3に示すよ
うに、冷却塔の外側部分(冷却塔内に流入する気流Fの
上流側)の充填材ブロックの空気通路15頂部を閉塞体
16で閉塞し、温水分配槽4から上流側の充填材ブロッ
クのみに散水しても、同様の作用で白煙抑制効果を享受
することができる。
【0020】そこで、このように構成される冷却塔にお
いて、白煙対策を要する期間と白煙対策を不要とする期
間に分けて、その作用の詳細を説明する。なお、閉塞体
16は図2に示すように、気流Fの下流側の充填材ブロ
ックに設置した。
【0021】(1) 白煙対策を要する期間 梅雨期または寒冷期等の白煙対策が必要な時期には、管
路12aのバルブ13を閉じ、管路12bのバルブ13
を開くと、温水分配槽4より散布される水は気流Fの下
流側の充填材ブロックのみに流れ、上流側の充填材ブロ
ックには流れない。この場合、閉塞体16で頂部を閉塞
された各空気通路15を通る空気は被冷却水たる温水と
直接接触せず、充填材14を介して隣接する空気通路1
5を流下する温水と間接的に熱交換を行う。このとき、
上流側気流には温水は散布されないので、水分が付加さ
れずに温度のみ上昇し、それだけ乾燥した乾き空気とし
て通風空間1に排出される。一方、閉塞体16を頂部に
有しない空気通路15を通過する空気は温水と直接接触
して湿り空気となって通風空間1に排出される。
【0022】そして、乾き空気は湿り空気とともに通風
空間1を上昇しながら混合され、白煙を伴わずに外部に
排出される。このときの排出空気の冷却拡散過程は、図
4(a)のM2 −Cで示される経路をたどると考えら
れ、飽和曲線Sより下側にある。
【0023】(2) 白煙対策を不要とする期間 白煙の発生が少ないか又は白煙を発生しない時期、すな
わち温水の冷却が必要な時期には、管路12aと12b
の両方のバルブ13を開き、温水分配槽4から下部の充
填材ブロックの全面に散水する。そして、気流Fの上流
側の充填材ブロックの部分においては通常の湿式開放型
の冷却塔と同様の気液接触で熱交換が行われ、下流側の
充填材ブロックの部分に移動する。そして、この部分に
おいて、頂部に閉塞体16を有しない空気通路15を通
る空気は、上流側の場合と同じく気液接触の熱交換を行
い、通風空間1に排出される。一方、頂部に閉塞体16
を有する空気通路15を通る空気は充填材14を介して
隣接する空気通路15を流下する温水と間接的に熱交換
を行い、やや温度が上昇して通風空間1に排出される。
この空気は気液接触部を通ってきた水分の多い空気とと
もに通風空間1を上昇しながら混合される。このときの
排出空気の冷却拡散過程は、図4(b)のM3 −Cで示
される経路をたどると考えられ、飽和曲線Sより下側に
ある。
【0024】この場合、乾式部を形成する閉塞体16は
下流側の充填材ブロックの一部のみに設けたので、熱交
換性能の低下は実質的に無視しうる程度であり、白煙対
策が不要である湿式運転時の冷却能力を確保するため
に、特に冷却塔を大きくする必要はない。
【0025】なお、閉塞体で閉塞する方法としては、標
準サイズの充填材ブロックを2個並設した場合の一方の
充填材ブロックの空気通路頂部を閉塞する方法でもよ
く、標準サイズの充填材ブロックの片側部分(気流の上
流側もしくは下流側)の空気通路頂部を閉塞する方法で
もよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、次の効果を奏する。 簡単な構造で故障の恐れが少なく白煙の発生を効果
的に抑制することができる。 白煙対策を必要とする場合と白煙対策を不要とする
場合の切り替えは、温水を供給するバルブの開閉だけで
極めて容易に行うことができる。 白煙対策の施されていない冷却塔より大容量としな
くても、白煙対策を不要とする時期においては所要の冷
却機能を発揮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却塔の側断面図である。
【図2】図1の冷却塔の充填材ブロック部分の拡大斜視
図である。
【図3】閉塞体で空気通路頂部を閉塞した充填材ブロッ
ク部分の別の実施例の拡大斜視図である。
【図4】図4(a)は片側部分の空気通路の頂部を一つ
おきに閉塞体で閉塞した充填材ブロックの該閉塞部分上
に温水を散布した場合の湿り空気線図、図4(b)は同
充填材ブロックの全面に温水を散布した場合の湿り空気
線図である。
【図5】従来のクロスフロー方式冷却塔の断面図であ
る。
【図6】従来の乾湿併用冷却塔の斜視図である。
【図7】乾湿併用冷却塔の湿り空気線図である。
【図8】図8(a)、図8(b)は、それぞれ従来の冷
却塔において、固定式閉塞機構を有する充填材部分を示
す側面図、開閉式閉塞機構を有する充填材部分を示す側
面図である。
【図9】従来の別のクロスフロー方式冷却塔の側面図で
ある。
【図10】図9の冷却塔の充填材ユニットの平面図であ
る。
【図11】図11(a)は従来の冷却塔において、温水
槽に気流方向と平行に堰を配置した斜視図、図11
(b)はその別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…通風空間 2a、2b、2c、2d…充填材ブロック 3…冷却ファン 4…温水分配槽 5…温水供給管 8…ルーバー 10…冷水槽 13…バルブ 14…充填材 15…空気通路 16…閉塞体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填材ブロック上方に温水を供給する温
    水分配槽を備え、該充填材ブロック下方に冷水槽を備
    え、充填材ブロック中を流下する温水を側方に設けたル
    ーバーから充填材ブロック内に流入する気流によって冷
    却する冷却塔において、上記温水分配槽および充填材ブ
    ロックを気流と直交する方向に2分し、2分した充填材
    ブロックの一方を構成する充填材と充填材の間に形成さ
    れる各空気通路の頂部を少なくとも一つおきに閉塞体で
    閉塞したことを特徴とする冷却塔。
  2. 【請求項2】 2分された温水分配槽のそれぞれに温水
    を供給する管路に流量調整弁を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の冷却塔。
JP7245920A 1995-09-25 1995-09-25 冷却塔 Pending JPH0989472A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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