JP2008513729A - 方向調整器を有する加熱塔装置及び加熱方法 - Google Patents

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Abstract

1つ以上の入口及び1つ以上の出口を有する液体を加熱するための加熱塔装置である。1つ以上の入口及び1つ以上の出口の各々は、選択的に開放可能及び閉止可能である。加熱塔装置は、液体分配装置及び充填媒体をも含む。この液体分配装置は、充填媒体上に液体を分配する。

Description

この発明は、一般に、加熱塔装置によって加熱される水により熱を循環流体に与えるための装置及び方法に関する。より詳しくは、本発明は、例えば、液化天然ガス等が熱交換を介して蒸発される、装置及び方法に関する。
外気から比較的冷たい液体に熱を与えて液体を「加熱」又は冷却することが、望ましい時がある。この状況は、液化天然ガスに対しても到来しうる。
天然ガスの極低温の液状化は、天然ガスを輸送用のより便利な形に変換するための手段として、日常的に実践されている。この種の液状化は、概して約600分の一に体積を減らして、格納されることができ、より容易に輸送可能な最終産物になる。また、その天然ガスに対する需要が増加しているときに容易かつ効率的に供給されるように、そのように余分の天然ガスを格納することが、望ましい。天然ガスを輸送するための、更に、余分の天然ガスを格納するための1つの実用的な手段は、天然ガスを格納及び/又は輸送のための液化状態に変換して、それから需要の要求に応じて液体を気化させることである。
天然ガスは、最終的に使用される離れた領域でしばしば入手可能であり、それゆえ、天然ガスの液状化はより大きな重要性さえ有している。概して、天然ガスは、供給源から直接ユーザ市場へと、パイプラインを介して輸送される。しかしながら、パイプラインが利用できないか又は非実用的でないような、より大きな距離でユーザ市場と離れている供給源から天然ガスを輸送することがより一般的になってきている。これは、輸送が航洋船によってなされなければならない海上輸送においてとりわけ当てはまる。ガス状態での天然ガスの船輸送は、通常、ガス状態でのガスの大きな体積、及び、加えられる圧力によりガスの体積を著しく減らすことが必要となるため、実際的でない。従って、天然ガスを格納して輸送するために、ガスの体積は、略−260°F、略−240°Fにガスを冷やすことによって典型的に減少される。この温度では、天然ガスは液化天然ガス(LNG)に変わり、略大気の蒸気圧を保持している。LNGの輸送及び/又は格納の完了後、LNGは、消費のためのエンドユーザに天然ガスを提供する前に、ガス状態に戻されなければならない。
典型的に、LNGの再ガス化又は気化は、さまざまな熱伝達流体、システム及び方法の使用で達成される。例えば、従来技術において使用されるいくつかの方法は、LNGを加熱して蒸発させるために、温水又は蒸気を使用する蒸発器を利用する。しかしながら、これらの加熱プロセスには、LNGの極度の低温のため温水又は蒸気がしばしば凍ってしまい次々に蒸発器を詰まらせるという、欠点がある。この欠点を解決するために、従来技術において、オープンラック蒸発器、中間流体蒸発器及び液中燃焼蒸発器といった、他の蒸発器が使われる。
オープンラック蒸発器は、概してLNGとの対向流の熱交換のための加熱源として、海水等を使用する。前述の蒸発器と同様で、オープンラック蒸発器は、蒸発器表面上で「氷結」する傾向があり、そして、伝熱への抵抗の増大を引き起こす。従って、オープンラック蒸発器は、伝熱面積の増大している蒸発器を有するように設計されなければならず、蒸発器のコスト及び設置面積の増大を伴う。
上述のように、水又は蒸気によって直接加熱することによってLNGを蒸発させる代わりに、中間流体型の蒸発器は、低い氷点を有する、プロパン、フッ化炭化水素等のような中間の流体又は冷媒を使用する。この冷媒は、温水又は蒸気によって加熱されることができ、そして、加熱された冷媒又は冷媒混合物が蒸発器を通って、LNGを蒸発させるために用いられる。この型の蒸発器は、上述した蒸発器に共通であった凍結及び氷結の事象を克服しているが、しかしながら、これらの中間流体の蒸発器は、例えばボイラー又はヒータといった、冷媒を加熱するための手段を必要とする。この冷媒を加熱するために用いる加熱手段の燃費によって、この種の蒸発器を作動するために非常に高コストであるので、この種の蒸発器にも欠点がある。
ボイラー又はヒータの作動における高コストを克服するために従来技術において用いられている1つの実例は、それ自身によって、又は、ヒータ又はボイラーと組み合わせて、LNGを蒸発させるために作用する冷媒を加熱する、給水塔の利用である。これらのシステムにおいて、水は、温度が上昇する給水塔を通過する。昇温状態の水は、それから、第1蒸発器を介してグリコールのような冷媒を加熱するために用いられ、そして、第2の蒸発器を介してLNGを蒸発させるために順次用いられる。しかしながら、これらのシステムにも、塔入口蒸気及び塔出口蒸気との間の浮力差に関する欠点がある。加熱塔は、外気と比較して非常に重い大量の冷たく湿った空気又は廃水を放出する。一旦冷たい廃水が塔から放出されると、この廃水は外気よりも非常に重いので、沈むか又は地面(グラウンド)に伝播する傾向がある。そして、この冷たい廃水は給水塔に吸い込まれ、塔の熱交換特性を妨げて、塔を非効率的なものにしてしまう。上述した浮力の問題によって、給水塔を通る冷気の再循環が生じ、そして、この給水塔の水を加熱する能力を妨げて、塔の効果を本質的に制限してしまう。
従って、この技術において、加熱塔装置によって熱を循環流体に与えるための、改良型の装置及び方法を提供することへのニーズが存在している。効率的で低コストの方法でLNGの蒸発を達成するために、この種の装置及び方法を有することが望まれている。さらにまた、この技術において、水を効率的に加熱することができ、より効率的で低コストのLNG蒸発処理及び/又は蒸発システムにおける使用のために加熱塔を提供することへのニーズが存在している。
前述のニーズは、本発明によって大いに適合され、ここで、加熱塔装置及び方法の態様が提供される。
本発明の一実施の形態によれば、加熱塔を使用して流体を加熱する方法が提供される。この方法は、入口を介して空気流を前記加熱塔に引き入れること、充填媒体上に前記空気流を通すこと、前記充填媒体上に前記流体を通すこと、出口を介して前記加熱塔から空気蒸気を排出すること、そして、前記入口の空気流を前記出口の空気流から分離すること、を含む。
本発明の他の実施の形態によれば、液体を加熱する加熱塔装置は、入口空気流を提供する空気流入口を有して提供される。前記入口は、入口ダクトを含む。また、前記加熱塔は、出口空気流を提供する空気流出口をも含む。前記入口ダクトは、前記出口空気流に対して前記入口空気流を離隔するように作動する。前記加熱塔は、前記入口ダクト及び前記出口に接続している少なくとも一つの加熱塔セルを更に含む。前記加熱塔セルは、充填媒体に沿った液体分配アセンブリを備え、ここで、前記液体分配アセンブリは前記充填媒体上に液体を分配する。
本発明のさらにもう一つの実施の形態によれば、液体を加熱する加熱塔装置は、入口空気流を提供する空気流入口を有して提供される。前記加熱塔は、出口空気流を提供する出口ダクトを有する空気流出口をも含む。前記出口ダクトは、前記出口空気流に対して前記入口空気流を離隔するように作動する。前記加熱塔は、前記入口及び前記出口ダクトに接続している少なくとも一つの加熱塔セルを更に含む。前記加熱塔セルは、充填媒体に沿った液体分配アセンブリをさらに備え、ここで、前記液体分配アセンブリは前記充填媒体上に液体を分配する。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、液体を加熱する加熱塔装置は、入口空気流を提供する空気流入口及び出口空気流を提供する空気流出口を有して提供される。前記入口ダクトは、前記出口空気流に対して前記入口空気流を離隔するように作動する。前記加熱塔は、前記入口ダクト及び前記出口に接続している少なくとも一つの加熱塔セルを更に含む。前記加熱塔セルは、充填媒体に沿った液体分配アセンブリを備え、ここで、前記液体分配アセンブリは前記充填媒体上に液体を分配する。前記加熱塔は、加えて、前記入口空気流を前記出口空気流から分離するハウジングを含む。
本発明の他の実施の形態によれば、液体を加熱する加熱塔装置が提供される。前記塔は、複数の加熱塔セルに沿って入口空気流を提供する空気流入口を含み、前記加熱塔セルの各々が前記入口に接続している。前記加熱塔セルの各々は、充填媒体に沿った液体分配アセンブリと、出口空気流を提供する空気流出口とを具備している。前記加熱塔は、前記入口空気流を前記出口空気流から分離する前記加熱塔セルにおける前記空気流出口の各々に亘って延在するハウジングをも含む。
本発明の更なる他の実施の形態によれば、液体を加熱する加熱塔装置が提供される。そして、入口を通して前記加熱塔に空気流を引き入れるための手段と、前記空気流を充填媒体上に通すための手段と、前記流体を前記充填媒体上に通すための手段と、出口を通して前記加熱塔から前記空気流を排出するための手段と、前記入口空気流を前記出口空気流から分離するための手段と、を備える。
本発明の他の実施の形態によれば、加熱塔に対するエアガイドが提供される。前記エアガイドは、入口空気流を提供する空気流入口を含む。前記エアガイドは、出口空気流を提供する出口空気流をも含む。作動の間、前記エアガイドは、前記入口空気流を前記出口空気流から離隔する。
本発明の他の実施の形態によれば、垂直軸に沿って全体的に下側方向に落下する液体を加熱するための加熱塔装置が提供される。そして、前記加熱塔装置は、第1入口空気流を提供する第1空気流入口、第2入口空気流を提供する第2空気流入口、第1出口空気流を提供する第1空気流出口、第2出口空気流を提供する第2空気流出口、液体分配アセンブリ、及び、充填媒体、を備え、前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第1入口ドアを有し、前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第2入口ドアを有し、前記第1空気流出口は、開位置及び閉位置の間を移動する第1出口ドアを有し、前記第2空気流出口は、開位置及び閉位置の間を移動する第2出口ドアを有し、前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を備え、前記加熱塔は、前記第1入口ドアが前記開位置に、前記第2入口ドアが前記閉位置に、前記第1出口ドアが前記開位置に、前記第2出口ドアが前記閉位置にある、第1配置で作動可能であり、前記加熱塔は、前記第1入口ドアが前記閉位置に、前記第2入口ドアが前記開位置に、前記第1出口ドアが前記閉位置に、前記第2出口ドアが前記開位置にある、第2の配置で作動可能であり、前記塔は、前記第1配置及び前記第2の配置との間で、切換可能である。
本発明の他の実施の形態によれば、垂直軸に沿って全体的に下側方向に落下する液体を加熱するための加熱塔装置が提供される。そして、前記加熱塔装置は、複数の入口、複数の出口、液体分配アセンブリ、充填媒体、を備え、前記液体分配アセンブリは、液体を前記充填媒体上に分配して、前記複数の入口及び前記複数の出口の各々は、選択的に開閉可能である。
さらに別の実施の形態によれば、垂直軸に沿って全体的に下側方向に落下する液体を加熱するための加熱塔装置が提供される。そして、前記加熱塔装置は、第1入口空気流を提供する第1空気流入口、第2入口空気流を提供する第2空気流入口、第1出口空気流を提供する空気流出口、液体分配アセンブリ、及び、充填媒体、を備え、前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第1入口ドアを有し、前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第2入口ドアを有し、前記加熱塔の作動中において、前記第1入口ドアは前記開位置に、前記第2入口ドアは前記閉位置にあり、前記空気流入口は、回転可能な出口ダクトに連結され、前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配し、前記出口ダクトは、前記空気流出口の上方で前記垂直軸周りの指向性の回転をして、前記入口空気流を前記出口空気流から離隔する。
本発明の他の実施の形態によれば、垂直軸に沿って全体的に下側方向に落下する液体を加熱するための加熱塔装置が提供される。そして、前記加熱塔装置は、第1入口空気流を提供する第1空気流入口、第2入口空気流を提供する第2空気流入口、第1出口空気流を提供する空気流出口、液体分配アセンブリ、及び、充填媒体、を備え、前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第1入口ドアを有し、前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間を移動する第2入口ドアを有し、前記加熱塔の作動中において、前記第1入口ドアは前記閉位置に、前記第2入口ドアは前記開位置にあり、前記空気流入口は、回転可能な出口ダクトに連結され、前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配し、前記入口ダクトは、前記第1空気流入口及び第2空気流入口の上方で前記垂直軸周りの指向性の回転をして、前記入口空気流を前記出口空気流から離隔する。
本発明の他の実施の形態によれば、加熱塔を用いて液体を加熱するための方法が提供される。そして、以下のステップを含む。すなわち、第1入口ドアを開位置に作動させること、第1空気流入口を開くこと、第1出口ドアを開位置に作動させること、第1空気流出口を開くこと、前記第1空気流入口を介して空気流を前記加熱塔に引き入れること、充填媒体上に前記空気流を通すこと、第1空気流出口を介して前記加熱塔から前記空気流を放出すること、そして、前記出口空気流のための前記入口空気流を分離すること、を含む。
本発明のさらに他の実施の形態によれば、垂直軸に沿って全体的に下側方向に落下する液体を加熱するための加熱塔装置が提供される。前記加熱塔装置は、第1入口空気流を提供する第1空気流入口、第2入口空気流を提供する第2空気流入口、出口空気流を提供する空気流出口、前記空気流出口に亘って少なくとも一部に延在している一連の回転可能な羽根、液体分配アセンブリ、充填媒体、を備え、前記第1空気流入口は選択的に開放可能及び閉止可能であり、前記第2空気流入口は選択的に開放可能及び閉止可能であり、前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配している。
従って、本明細書の詳細な説明がより良く理解されて、当技術における本発明の寄与がより良く理解されるように、本発明の実施の形態がむしろ幅広く概説される。もちろん、後述されて、本願の請求項における主題を形成する、本発明の付加的な実施の形態が存在している。
この点で、本発明の少なくとも一つの実施の形態を詳細に説明する前に、本発明が構造の詳細に、そして、以下の説明において開示されるか又は図面において例示される部材の配置及び構造の詳細への用途に制限されないことを理解すべきである。本発明は、本明細書に記載されている実施の形態に加えて、様々な方法で実行及び実施可能である。また、アブストラクト(要約)と同様に、本願明細書において使用される語法及び用語は説明のためであって、制限する意図ではないことを理解すべきである。
このように、当業者は、この開示がベースとなる概念が、本発明のいくつかの目的を実施するための他の構造の設計、方法及びシステムに対するベースとして容易に利用できるということを理解するであろう。従って、請求項がその範囲においてそれらが本発明の趣旨及び範囲から逸脱しないような等価な構造を含むこととみなされることは、重要である。
図1は、本発明の実施の形態における加熱塔の側面斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態における、図1において例示される加熱塔において使用されうる交差流(クロスフロー)型の加熱塔セルの断面図である。
図3は、本発明の他の実施の形態における、図1において例示される加熱塔において使用されうる対向流型の加熱塔セルの断面図である。
図4は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの模式的な側面図である。
図5は、図4の実施の形態における加熱塔の上面斜視図である。
図6は、本発明のさらに他の実施の形態における、加熱塔の模式的な側面図である。
図7は、本発明のさらに別の実施の形態における、加熱塔セルの上面斜視図である。
図8は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの部分切断側面斜視図である。
図9は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの上面斜視図である。
図10は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔構造の略平面図である。
図11は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔の模式的な側面図である。
本発明における様々な好ましい実施の形態によって、例えば水等の液体を加熱するための加熱塔装置及び方法が提供される。いくつかの配置において、加熱塔及び装置は、液化天然ガス(LNG)の蒸発のために利用される蒸発又はガス化装置及び/又は処理で利用される。しかしながら、本発明がLNG蒸発プロセスにその用途を制限されるものではなく、例えば、液体等に熱の付加を必要とする他のシステム及び/又は他の処理によって使用可能であることを理解すべきである。本発明の好ましい実施の形態は、図面を参照してさらに説明される。ここで、同様の参照番号は全体に同様の物に付与される。
図1−図3を参照すると、加熱塔は、全体を10で指示されるように表される。そして、空気入口13を画定する吸気シェル又はダクト12を有する。加熱塔10は、吸気シェル12に接続している複数の独立した加熱塔セル14をも含む。図2は、交差流型の加熱塔セルを示し、その全体を14aで示す。一方、図3は、対向流型の加熱塔セルを示し、その全体を14bで示す。これらのいずれも詳細は後述される。図1には12の加熱塔セル14(2つは双曲線状のシェルの後ろに直接位置し、図示されていない)を用いる加熱塔10が示されているが、加熱塔10は、通常、加熱塔10のヒータ容量を変化できるように様々な数の加熱塔セル14を使用することができる。同様に、加熱塔10は、全体的に全て交差流型の加熱塔セル14aを用いてもよく、全体的に全て対向流型の加熱塔セル14bを用いてもよく、又は、2つの型の加熱塔セル14の任意の組合せを用いてもよい。
図1に示されるように、吸気シェル12は双曲線形状であることが好ましい。しかしながら、様々な形状の吸気シェルが、使用可能である。双曲線形状の吸気シェル12は、詳細を後述するように、加熱塔の吸気口13を画定して、空気入口を加熱塔空気出口から離隔する、軽量で強固な入口ダクトを提供する。
図2を参照すると、交差流型の加熱塔セル14aが概略的に表され、これは加熱塔10において使用可能である。加熱塔セル14aは、水盆16と、この水盆16が接続されるフレームアセンブリ又は構造18を含む、機械式の通風加熱塔セル14aである。フレームアセンブリ18は、水盆16及び出口21より上に位置する空気入口を含み、全体を20で表される。交差流型の加熱塔セル14aは、内部に空気生成器又はファンブレードを有するフレームアセンブリ18に接続しているファン・スタック又はシュラウド22をも含む。ファンブレードアセンブリは、モーターで順次駆動されるギア構造によって回転する。
図2にて示されたように、交差流型の加熱塔セル14aも、概略的に表される水分配アセンブリ24を含む。交差流型の加熱塔セル14aは、全体を28で示されて、シュラウド22及びファンアセンブリに対向する位置に向けられている、充填アセンブリ、をも含む。充填アセンブリ28は、水分配アセンブリ24の直下にあり、交差流型の加熱塔セル14aの全ての空気入口に沿って延在する。充填アセンブリ28は、多数の交差流膜充填材パックで作製され、各充填材パックは、互いに接続されている多数の独立した交差流膜充填材シートを備えている。これらの膜充填材パックは、使用される交差流型の加熱塔セル14aのサイズ及び寸法によって、様々なサイズ及び寸法でありえる。充填アセンブリ28を形成する膜充填材パックは、水分配盆構造30によって、交差流型の加熱塔セル14a中に支持される。好ましい実施の形態では、充填材パックを作製する個々のシートは、シートに直角に位置する充填材支持管の周りに巻回されるワイヤループから垂下しうる。そして、ワイヤループは、例えば盆構造30といった、支持構造に取り付けられうる。
ここで図3を参照すると、対向流型の加熱塔セル14bが概略的に表される。そして、この加熱塔セル14bは、加熱塔10中において使用されうる。図2において表される交差流型の加熱塔セル14aと同様に、対向流型の加熱塔セル14bは、水盆16、及び、水盆16が接続されるフレームアセンブリ又はフレーム構造18を含む、機械式の通風加熱塔セルである。フレームアセンブリ18は、全体的に20で示される空気入口を含み、空気流出口21に沿った水盆16の上方に位置する。対向流型の加熱塔セル14bは、内部に配置された空気生成器又はファンブレードアセンブリ23を有するフレームアセンブリ18に接続しているファン・スタック又はシュラウド22をも含む。ファンブレードアセンブリは、モーターによって順次駆動されるギア構造によって回転する。
図3で図示されているように、対向流型の加熱塔セル14bは、複数のスプレーノズル26を有する水分配アセンブリ24をも含む。対向流型の加熱塔セル14bは、全体を32で表される充填アセンブリをも含むが、しかしながら、対向流型の加熱塔セル14bの名前が示唆しているように、充填アセンブリ32は対向流型の充填アセンブリである。充填アセンブリ32は、交差流型の充填アセンブリ28における対向部分と同様に水分配アセンブリ24の直下にあるが、しかしながらその対向部分とは異なって、空気入口20の直ぐ上に、フレームアセンブリ18の全水平領域に沿って延在する。充填アセンブリ32は、多数の対向流膜充填材パックで作製されて、各充填材パックは、互いに接続された複数の個々の対向流膜充填材シートを備えている。これらの膜充填材パックは、使用される対向流型の加熱塔セル14bのサイズ及び寸法によって、様々なサイズ及び寸法でありえる。充填アセンブリ32で作製されるフィルム充填材パックも、複数の水平に配置されて間隔を置かれたクロスメンバー(図示せず)によって、対向流型の加熱塔セル14b中に支持される。
図1−図3を参照すると、加熱塔10の作動中に、水が水分配アセンブリ24に届けられて、そして、この分配アセンブリは、充填アセンブリ28、32上への水の輸送又はスプレーを進行する。水が充填アセンブリにスプレーされると共に、空気は加熱塔セル14a、14bを介してそれぞれのファンアセンブリによって同時に引き上げられる。この空気は、最初に、吸気セル12の空気入口13を経て加熱塔10に入り、そこで、個々の加熱塔セル14a、14bの個々の空気流入口に進む。
図2に示されるように、空気流が入口を通って交差流型の加熱塔セル14aに入ると、経路Aに沿って流れが進行して、そこで、空気は充填アセンブリ28に接触して、充填アセンブリの中を流れる。この充填アセンブリに接触する結果、熱交換が発生して、この空気は非常に冷たくなりそして湿気を帯びる。そして、この冷たく湿った空気又は廃水は、出口空気流21を介して交差流型の加熱塔セル12aから出続ける。同様に、図3にて図示したように、この空気流は、充填アセンブリ32の下で、入口20を通って対向流型の加熱塔セル14bに入って、経路Bに沿って進行し、そこでこの空気は充填アセンブリ32に接触してその中を流れ、そこで熱交換が発生して、この空気は非常に冷たくそして湿気を帯びる。この冷たく湿った空気又は廃水は、それから空気流出口21を介して対向流型の加熱塔セル14bを出る。しかしながら、図2及び図3にて図示したように、空気が交差型の流路セル14aを経路Aに沿って流れる交差流セル12a中の流路は、垂直の又は通常の関係で充填アセンブリ28及び水に接触するものであり、一方、経路Bに沿って対向流セル14bを介した空気流は、充填アセンブリ32と並列な関係で接触するように流れる。
上述したように、加熱塔10の作動中に、吸気シェル12は、加熱塔セル14のそれぞれの出口21から出る廃水の出口流から空気の入口13への流れを離隔するようにこの吸気シェル12が機能するように、加熱塔セル14に対して配置される。この加熱塔セル14に対する吸気シェル12の配置又は方向付けにより、再循環の発生が減少する。より詳しくは、この配置によって、セル14を出てそして入口13による加熱塔10に再び入る加熱塔の廃水の発生が減少する。
図2及び図3に示された、交差流型の加熱塔セル14a及び対向流型の加熱塔セル14bは、あるいは、吸気シェル等を利用しない加熱塔配置において利用されうる。例えば、図10において表されるようなこれらの配置で、個々のセル14は、少なくとも1つのセル、好ましくは2つのセルの幅Wにおける距離Dでこれらのセル14が離隔されるグループ中に配置されてもよく、そして、好ましくは個々のセル14は地面から離れて上昇している。加えて、加熱塔セル14は単独で使用されてもよく、ここで、単一のセルは加熱塔(例えば単一のセルの交差流型の加熱塔又は単一のセルの対向流型の加熱塔)を規定する。
図4を参照すると、本発明の他の実施の形態における、全体を100で表される加熱塔セルが示されている。加熱塔セル100は、湿潤区域102、水収集盆104、シュラウド又はファン・スタック106、フレーム又はフレームアセンブリ108、及び、上部ハウジング110、又はファン・スタック106上方に延在する天蓋を含む、機械式の通風加熱塔である。加熱塔セル100は、空気流入口112及び空気流出口114を含む。
ファン・スタック106は、モーターで駆動される内部に配置されているブレードアセンブリを含む。その一方で、湿潤区域102は、前述の実施の形態と同様に、充填アセンブリに沿った液体分配器を含む。充填アセンブリは、個々のフィルム充填材シートから成り立つ多くのフィルム充填材パックを含む。加熱塔セル100の用途に応じて、加熱塔電池100は、交差流又は対向流容量において機能することもでき、これは湿式区域102の充填アセンブリにおいて利用されるフィルム充填材シートの型に依存する。対向流は、空気入口のために、示される。
図4にて図示したように、上部ハウジング110は、湿潤区域102から上方に延在する第1壁116を有する。上部ハウジング110は、第1壁114に接続している第2壁118をも含み、第2壁118は、ファン・スタック106よりも上部で、加熱塔セル100全体に水平に延在する。上部ハウジング110は、第2壁118に接続された、第3の、角度の付いた壁又は軒120を更に含み、この壁又は軒120は、加熱塔セル100からファン・スタック106の下方に向かう角度でファン・スタック106の下方に延在している。
加熱塔セル100の作動中に、水は湿潤区域102に届けられ、この区域で水がスプレーノズルによって充填アセンブリに噴霧され続ける。水が充填アセンブリに噴霧されると共に、空気は、同時にファンアセンブリによって加熱塔セル100を通って引き上げられる。空気は、最初に空気入口112を介して加熱塔セル100に入って、初期経路Cに沿って流れに進む。ここで、空気は、湿潤区域102中を流れて、充填アセンブリに接触する。空気が湿潤区域102の充填アセンブリを通過するときに、熱交換が発生して、この空気は非常に冷たくそして湿潤になる。冷たい湿った空気又は廃水は、そして、ファン・スタック106を通って加熱塔セル100から出続ける。一旦廃水が加熱塔セル100を出ると、上部ハウジング110は、矢印Dで示されるように、加熱塔セル100から離れて、下方外側へ廃水の流れを導く。
上述したように前述の加熱塔セル100の作動中において、上部ハウジング110は、入口112に入っている空気の流れから廃水の流れを離隔するように機能する。一旦廃水がファン・スタック106を介して加熱塔セルを出ると、矢印Dによって示されるように、空気は、入口112の反対側に廃水を向ける上部ハウジングの壁116、118、120に接触し、再循環発生の可能性を減らす。より詳しくは、上部ハウジング110の使用、そして、その壁116、118、120の作用によって、加熱塔セル100を出る加熱塔廃水の入口112を通したセル100への再流入の発生が減少する。上部ハウジング壁の構成は示されたものに限られないが、例えば、壁116及び118は、より多くの曲線近似を提供する3以上の真直ぐな壁部分で置き換えてもよい。さらに、上部ハウジング110は、曲線であってもよい。
上述の実施の形態と同様に、図4において例示される加熱塔セルは、入口112から延在する吸気シェルと組み合わせて用いられてもよい。また、加熱塔セルは、図1と類似の双曲線のシェルといった、大型のマルチセル加熱塔を形成するために、複数の類似の加熱塔セルと結合して用いられてもよい。
図5は、マルチセル加熱塔を表し、全体を122で示されて、この加熱塔は、4つの加熱塔セル100を用いて、それぞれは図4に示されたものと同様である。セル100の各々は、それぞれの加熱塔セル100の全てのファン・スタックの上の屋根又は軒123を形成するために組み合わさる上部ハウジング110を有する。表される実施の形態において、加熱塔セル100は、空気が加熱塔122に入る共通の入口124を有する。共通の入口124は、図1において例示される実施の形態に表されるものと同様に、空気入口シェルのように機能する。共通の入口124は、加熱塔セル100を出た加熱塔廃水の空気入口124を通った加熱塔122への再入の発生を減らすために、屋根又は軒123と組み合わされる。
図6を参照すると、本発明の別の実施の形態における、交差流型の加熱塔セル200が表される。加熱塔セル200は、記載されている前述の実施の形態と類似の、機械式の通風の加熱塔セル200であり、水盆16及びこの水盆16が接続されるフレームアセンブリ又はフレーム構造18を含んでいる。加熱塔セル200は、前述の実施の形態のように、地面から上昇しているか離れていることが好ましい。しかしながら、この上昇は、適切な作動のために必ずしも必要であるというわけではない。交差流型の加熱塔セル200も、空気入口204を定めるフレームアセンブリ18に接続しているファン・スタック又はシュラウド202を含む。ファン・スタック202は、その内部に配置される空気生成器又はファンブレードアセンブリを有する。ファンブレードアセンブリは、モーターによって順次駆動されるギア構造によって回転する。
図6にて図示したように、交差流型の加熱塔セル200は、出口空気流に沿った水分配アセンブリ24をも含み、全体を206で示される。交差流型の加熱塔セル200は、全体を28で示される充填アセンブリをも含む。充填アセンブリ28は、水分配アセンブリ24の直下にあって、交差流型の加熱塔セル200の全ての出口206全体に延在する。充填アセンブリ28は、多数の交差流型の膜充填材パックで作製されて、そして、各充填材パックは、互いに接続された複数の個々の交差流型の膜充填材シートを備えている。これらの膜充填材パックは、使用される交差流型の加熱塔セル200のサイズ及び寸法によって、様々なサイズ及び寸法でありえる。充填アセンブリ28を形成する膜充填材パックは、このパックの個々のシートに横方向に位置する充填材支持管の周りに巻回されるワイヤループ等によって、交差流型の加熱塔セル200中に支持される。そして、ワイヤループは、例えば盆構造30といった、支持構造に取り付けられうる。
交差流型の加熱塔セル200の作動中に、水が水分配アセンブリ24を介して充填アセンブリ28上に輸送又はスプレーされ続ける。水が充填アセンブリ28にスプレーされると共に、空気は交差流型の加熱塔セル200を介してファンアセンブリによって同時に引き上げられる。この空気は、最初に、空気入口204を経て加熱塔200に入り、そこで、充填アセンブリ28に接触し続ける。
図6に示されるように、空気流が入口204を通って交差流型の加熱塔セル200に入ると、経路Eに沿って流れが進行して、そこで、空気は垂直又は通常の関係で充填アセンブリ28に接触して、湿潤な充填アセンブリ28の中を流れて熱交換が発生させる。そして、この熱交換によって、空気は非常に冷たくなりそして湿気を帯びる。そして、この冷たく湿った空気又は廃水は、空気流出口206を介して交差流型の加熱塔セル200から出続ける。
上述したように、加熱塔セル200の作動中に、ファン・スタック又はシュラウド202は、出口206から出る出口流又は廃水から入口13への空気の流れを離隔するように機能する。この出口206に対するファン・スタック202の配置又は方向付けにより、再循環の発生が減少する。より詳しくは、この配置によって、セル200を出てそして入口204を通ってセルに再び入る加熱塔の廃水の発生が減少する。
図7を参照すると、本発明の他の実施の形態における、全体を300で表される加熱塔が示されている。図7にて図示されるように、加熱塔は、空気が加熱塔300に入るときに加熱塔廃水が移動する空気入口ダクト302を含む。図1−図3において例示されて表される実施の形態と同様に、加熱塔300は、空気入口ダクト302に接続されて、互いに対向した直列関係の、複数の独立した加熱塔セル14を含む。図1−図3において例示されて表される実施の形態と同様に、塔300において利用される加熱塔セル14は、内部に配置されたファンアセンブリを有するファン・スタック又はシュラウド303を有する各々の機械式の通風の加熱塔セル14である。各々の加熱塔セル14のファン・スタック303は、加熱塔300の出口空気流を定めるために組み合わされる。また、加熱塔セル14は、図2に示されるような交差流型の設計であってもよく、又は、図3に示されるような対向流型の設計であってもよい。
図7は、12の加熱塔セル14を用いた加熱塔300を示しているが、加熱塔300は、エンドユーザが加熱塔300のヒータ容量を調整することを可能にするように、様々な数の加熱塔セル14を用いてもよい。同様に、加熱塔300は、全体的に全て交差流型の加熱塔セル14を用いてもよく、全体的に全て対向流型の加熱塔セル14を用いてもよく、又は、2つの型の加熱塔セル14の任意の組合せを用いてもよい。
図7に示されるように、空気入口ダクト302は、2つの端部区域304及び中央部区域306を有する、矩形形状であることが好ましい。これらの区域の各々は、2つの対向する側壁310に接続された対向する頂壁及び底壁を含む。全体的に矩形形状を有する空気入口ダクト302が示されているが、様々な形状の入口ダクト302が使用されうる。図示の実施の形態では、空気入口ダクトは、加熱塔300のための双対の、空気流入口312を規定して、個々の加熱塔セル14の加熱塔空気出口から空気入口312を離隔するように機能する。
加熱塔300の作動中において、空気は、矢印Gで示されるように、加熱塔セルのダクト302を介して加熱塔300中に引き上げられる。空気は各々の加熱塔セル14の湿潤区域中に流入し続けて、図1−図6に示される実施の形態と同様に、熱交換が発生する。空気が湿潤区域を流通するときに、空気は降下する液体にその熱を与えて、この空気の温度は著しく冷たくなる。そして、冷たい空気又は廃水は、矢印Gによって示されるように、個々のセル14のスタック303を介して各々の個々の加熱塔セル14から出続ける。
上述した加熱塔300の作動中において、空気流入口ダクト302は、スタック303から放出されている廃水空気から個々の加熱塔セルに入る空気流入口を離隔するように機能して、再循環の発生を抑制する。
あるいは、図7において示される加熱塔、及び、個々のセル14は、廃水が加熱塔300を出るときに加熱塔廃水が移動する出口ダクトとして空気入口ダクト302が機能するように変更されうる。図1−図3に示された実施の形態の同様に、加熱塔300は、互いに対向した直列の関係で空気出口ダクト302に接続された複数の個々の加熱塔セル14を備える。上述した実施の形態のような、塔300で使用される加熱塔セル14は、ファン・スタック又はシュラウド303を有する各々の機械式の通風の加熱塔セル14である。しかしながら、この変更された実施の形態において、各々の加熱塔セル14のファン・スタック303は、出口の代わりに加熱塔300の空気流入口を規定するために組み合わされる。
前述したように、代換えの構成を有する加熱塔セル300の作動中において、空気は、矢印Hで示されるように、各々のファン・スタック303を経て加熱塔セルを介して加熱塔300中に引き上げられる。空気は各々の加熱塔セル14の湿潤区域中に流入し続けて、図1−図6に示される実施の形態と同様に、熱交換が発生する。空気が湿潤区域を流通するときに、空気は降下する液体にその熱を与えて、この空気の温度は著しく冷たくなって湿気が蓄積される。そして、冷たい空気又は廃水は、矢印H’によって示されるように、空気流出口ダクト302に入る各々の個々の加熱塔セル14から出続ける。
図8を参照すると、全体を400で示された加熱塔セルが、本発明の他の実施の形態に従って例示される。加熱塔セル400は、図1−7において表される前述の実施の形態と類似している。加熱塔セル400は、図2及び図6に示されるように、交差流型の加熱塔配置又は構造で実行されるように配置されてもよく、又は、加熱塔セル400は、図3に示されるように、交差流型の加熱塔の配置又は構造で実行されるように配置されうる。しかしながら、図3において表される実施の形態は側部にスタックを使用するのに対して、図8に示される実施の形態では、垂直にスタックを使用している。
図1−図7に関連して示された実施の形態のように、加熱塔セル400は、水盆(図示せず)及び下側ハウジング401を含む、機械式の通風塔セル400である。下側ハウジング401は、水盆に沿った湿式区域402を含み、4つの側部404から成る。加熱塔セル400は、第1空気入口403a及び第1空気入口403aに対向する第2の空気入口403bをも含む。各々の空気入口403a、403bは、加熱塔セル400の作動中の所望のときに、入口403a、403bを介して空気の流れを制御するように機能する、複数の入口ドア又はルーバ405を有する。加熱塔セル400は、内部に配置された空気生成器又はファンブレードを有する下側ハウジング401の頂部に搭載されたシュラウド又はファン・スタック407をも含む。ファンブレードアセンブリは、モーターによって順次駆動されるギア構造によって回転する。
湿潤区域402は、上述した実施の形態のような、充填アセンブリに沿った液体分配器を含むが、これらは明快さのために描かれていない。充填アセンブリは、個々のフィルム充填材シートから成り立つ多くのフィルム充填材パックを含む。加熱塔セル400の用途に応じて、加熱塔セルは、対向流型の膜充填材シートを装着してもよく、又は交差流型の膜充填材シートを装着してもよい。従って、このセルは、対向流型の塔における対向流型のセルとして機能することもでき、又は、交差流型の塔における交差流型のセルとして機能することもできる。
図8にて図示したように、加熱塔セル400は、下側ハウジング401に搭載又は接続される、上側ハウジング又は出口ハウジング406をも含む。出口ハウジング406は、2つの対向する側壁410に接続されている、下側ハウジング401から上方に延在する2つの対向する端面壁408を含む。出口ハウジング406は、下方に傾斜するように配向されている、第1空気出口412、及び、下方に傾斜するように配向されている、第2空気出口414をも含む。各々の空気出口412,414は、それぞれの出口から空気又は廃水の流れを制御するように機能する出口ハウジング406の車体端面の壁408同士の間に水平に延在する一連のルーバ又はドア416を含む。
図8に示された実施の形態において、加熱塔セル400の空気流入口403a、403bは、対向する側壁にのみ示されているが、加熱塔セル400は、上述したものと同様に、下側ハウジング401の全ての4つの側部404上に、複数の空気入口403を有してもよい。各々の複数の空気入口は、これらの壁の全長に沿って水平に延在する、入口ルーバ又はドア404をも含む。同様に、空気出口414は、下方に傾斜した方位で、対向する側部に配置される必要はない。あるいは、上側ハウジング406は、下側ハウジング401と同様に、全体的に正方形であるか矩形の形状を有することができ、そして、示されているものと同様に、複数の空気出口414を有して、そして、各々が上側ハウジング406における4つの側面408、410に位置するか又はこれらに沿って延在している。各々の複数の空気出口412、414は、出口の全ての長さに沿って水平に延在する、出口ルーバ又はドア406をも含む。
加熱セル400の作動中に、水は、湿潤区域402に輸送されて、そこで、水が交差流であるか対向流であるかに応じてノズルが充填アセンブリ上に水を分配し続ける。水が充填アセンブリ上に分配されると共に、空気は同時にファンアセンブリによって加熱塔セル400を介して引き上げられる。矢印Fで示されるように、空気はまず最初に空気入口403aを介して加熱塔セル400に入って、湿式区域402中に入ってその中を進み、そこで、充填アセンブリに接触する。空気が湿式区域402を通過するときに、熱交換は発生して、この空気は非常に冷たくそして湿潤になる。冷たい湿った空気又は廃水は、そして、ファン・スタック407を通って加熱塔セル400から出続ける。
図8にて図示したように、ファン・スタック407は上側ハウジング406内の下側ハウジングの頂部上に配置されているので、一旦廃水が加熱塔セル400を出ると、この廃水は上側ハウジング406に入る。示された実施の形態において、加熱塔セル400は、第2の空気出口414のルーバ又はドア416が開いているときに、第1の空気出口412のルーバ416が閉じて出口412を閉じるように、構成される。従って、空気は、上側ハウジング406に入ると、矢印Fに示されるように、第2の空気出口414を介して直ちに加熱塔セル400から出続ける。
加熱塔セル400の作動中に、空気出口414のルーバ416と連結している上側ハウジング406は、入口112に入っている空気の流れから、ファン・スタック407からの廃水の流れを離隔するように機能する。一旦廃水がファン・スタック407を介して加熱塔セル400を出ると、ルーバ416が閉じられているため、廃水は、第1の空気出口412を通って上側ハウジング406から出ることを防止される。廃水は、それ故、第2の空気出口414を介して排出されるように強制又は誘導される。それ故、廃水は、空気入口403に対向する側部上の加熱塔セル400から出て、再循環の可能性を減少する。より具体的には、第1の空気入口403aに連結した第2の空気流出口414の利用によって、加熱塔セル400の廃水が加熱塔セル400から出て入口403aを介してセル400に再入する事象が抑制される。
作動中においても、加熱塔セル400は、図8に示されたようなものの代換的な構成を用いて作動しうる。加熱塔セル400は、この構成を介して作動することもでき、そこで、第1入口403aは第2出口414とともに閉じ、そして、第2の空気入口出口403bは第1空気出口412とともに開いている。この構成において、空気は、第2入口403bを介して加熱塔セル400中を流れ、上述の実施の形態において説明したように、湿潤区域402を介して、ファン・スタック407から出る。しかしながら、図8において表される構成とは対照的に、廃水は、ファン・スタック407を出て、第2の空気入口403bと反対側の、第1出口412を介して上側ハウジング406を出続ける。
図8において示される構成の様に、上述した代換的な構成の第1空気出口412のルーバ416は、第2入口403bに入っている空気から、加熱塔セル400の廃水の流れを離隔するように機能する。一旦廃水がファン・スタック407を介して加熱塔セル400を出ると、ルーバ416が閉じられているため、廃水は、第2の空気出口414を通って上側ハウジング406から出ることを防止される。廃水は、それ故、第1の空気出口412を介して排出されるように強制又は誘導される。それ故、廃水は、第2の空気入口403bに対向する側部上の加熱塔セル400から出て、再循環の可能性を減少する。より具体的には、第2入口403bを用いるときに組み合わせた第1の空気出口412上のルーバ416を開放する一方で、第2の空気流出口414上のルーバ416を閉止することで、廃水が加熱塔セル400から出て第2の入口403bを介してセル400に再入する事象が抑制される。
入口403及び出口412、414のルーバ405、416は、それぞれ、機械アクチュエータによって開位置と閉位置との間に作動することが好ましい。このアクチュエータは、加熱塔セル400に、風の向きといった大気条件等に応じて、このセル400の作動中に入口403又は出口412を開又は閉に選択又は指定できるコントローラ418によって作動される。また、コントローラ418は、大気条件を検出するか、又は大気条件において変化する検知手段を含んでもよく、したがって、空気流入口及び出口を開閉することによって、自動的に加熱塔セルの構成を変える。
図9を参照すると、加熱塔セル500が示されており、これは図8において表される加熱塔セル400の別の実施の形態である。加熱塔セル500は図8に示されているものと類似しているが、図9に示されている加熱塔セル500は、上側ハウジング406の代わりに排出ダクト又はポート502を使用している。
図9にて図示したように、排出ポート502は、ファン・スタック407に接続していて、加熱塔廃水のために入口403aから離れる経路を提供している。加熱塔セル500の作動中において、廃水は、ファン・スタック407を介して加熱塔セル500を出て、排出ポート502を介して進む。排出ポート502は、矢印Fで示されるように、加熱塔セル500から離れる外側の経路に沿って廃水を導くように作用する。この経路は、再循環の可能性を減少させる。より詳しくは、排出ダクト502は、加熱塔セルの廃水が加熱塔セル500から出て入口403a、403bを介してセル500に再入する事象を抑制するように機能する。
加熱塔セル500の排出ダクト502は、機械式回転手段によってファン・スタック407周りで回転することが好ましい。図8において表される実施の形態のアクチュエータのように、機械式回転手段は、加熱塔セル500に、セル500の作動中において排出ダクト502に対して、例えば大気条件(例えば風向)に応答して、所望の位置を選択できるようにコントローラ418によって作動される。また、コントローラ418は、大気条件を検出するか、又は大気条件において変化し、そして、所定の又は予めプログラムされた位置に、自動的に排出ダクト502を回転させる検知手段を含んでもよい。
図10を参照すると、本発明の別の実施の形態における、全体を600で表される加熱塔の構成の概略平面図が示される。図10にて示されたように、加熱塔構成600において、加熱塔セル14の各々は距離Dで離隔される一方、個々の加熱塔セル14は幅Wを有している。ある加熱塔構成においては、例えば、加熱塔セルの幅は、略30フィートから略60フィートに亘っていてもよく、一方、他の構成における個々のセルの幅Wは、略50フィートから略60フィートに亘っていてもよい。好適な実施の形態において、個々の加熱塔セル14間の距離Dは、加熱塔セル14の幅Wの2倍であるか、略2Wに等しいことが好ましい。
図11を参照すると、全体を700で表される加熱塔の概略側面図が示される。加熱塔700は、対向する空気入口702、704と、第1入口702に対応する第1列のブレード型のダンパドア706、第2入口704に対応する第2列のブレード型のダンパドア708、を有する、機械式の通風の加熱塔であることが好ましい。図11にはブレード型のダンパドア706、708が示されているが、加熱塔700は、示されたブレード型のドアの代換的に、例えばロールアップドア等の他のダンパドアを用いてもよい。第2列のダンパドア708が第2入口704を介して入口空気流を制御するように機能する一方で、第1列のダンパドア706が第1入口702を介して入口空気流を制御するように機能する。加熱塔は、対向流のために入口702、704の全体的に上方に位置するか、又は、交差流のために入口702、704に水平に隣接する、入口湿潤区域710と、この湿潤区域710に連結されたファン・スタック712をさらに含む。図11に示したように、加熱塔700は、ファン・スタック712に接続されて、加熱塔出口に亘って延在する、一連の回転可能な羽根714をも含み、これらの羽根714全体は716で表される。
加熱塔700の作動中において、水は、前述の実施の形態において示されたものと同様に、湿潤区域710に輸送されて、空気は同時にファン・アセンブリによって加熱塔700を介して引き上げられる。表される構成において、第2ダンパドア708が閉じている一方で第1ダンパドア706が開いている。それ故、空気は、第1の空気入口702を介して加熱塔700に入って、経路Iに沿って流れ続け、そこで、湿潤区域710を通過して充填アセンブリに接触する。この空気が湿潤区域710の充填アセンブリに接触するときに、熱交換が発生して、この空気は非常に冷たくなる。そして、この冷たい空気又は廃水は、ファン・スタック712を介して加熱塔セル700から出続ける。廃水が加熱塔700から出るときに、回転可能な羽根714は、ファン・スタック712から放出される流れを入口に入る空気から離隔するように機能する。
図11に示されるように、回転可能な羽根は、空気Iで示されたように、空気入口702の反対側の側部の加熱塔700から廃水を出すように誘導して、再循環が起こる可能性を減少させる。より詳しくは、第1空気入口702に接続された回転可能な羽根714を用いることで、加熱塔700を出る加熱塔700の廃水が、入口702を介して塔700に再入する事象を抑制する。
作動中において、加熱塔700は、図11に示されたようなものの代換的な構成を用いて作動されうる。加熱塔700は、第2列のダンパドア708が開いている一方で第1列のダンパドア706が閉じている構成を介して作動してもよい。この構成において、回転可能な羽根714は、第2の入口704の反対方向に回転する。この構成であるときに、空気は、上述した実施の形態で説明したように、第2の入口704を経て加熱塔700中に入り、湿潤区域710を通って、ファン・スタック712を出る。しかしながら、図11において表される構成に反して、廃水は、第2の空気入口704の反対側のファン・スタック712から出る。
本発明における多くの特色及び利点が、詳細な説明から明らかになり、そして、それ故、添付の請求の範囲によって、本発明の趣旨及び範囲に入る本発明の全てのこの種の特徴及び利点をカバーすることを目的とする。更に、多数の修正及び変更が当業者によって直ちになしうることから、記載されている正確な構造及び作動に本発明を限定することは望ましくない。従って、全ての適切な修正及び均等物は、本発明の範囲内にあるものとして、取り扱うことができる。
図1は、本発明の実施の形態における加熱塔の側面斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態における、図1において例示される加熱塔において使用されうる交差流(クロスフロー)型の加熱塔セルの断面図である。 図3は、本発明の他の実施の形態における、図1において例示される加熱塔において使用されうる対向流型の加熱塔セルの断面図である。 図4は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの模式的な側面図である。 図5は、図4の実施の形態における加熱塔の上面斜視図である。 図6は、本発明のさらに他の実施の形態における、加熱塔の模式的な側面図である。 図7は、本発明のさらに別の実施の形態における、加熱塔セルの上面斜視図である。 図8は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの部分切断側面斜視図である。 図9は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔セルの上面斜視図である。 図10は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔構造の略平面図である。 図11は、本発明の他の実施の形態における、加熱塔の模式的な側面図である。
符号の説明
10、300、600、700 加熱塔
12、302、502 ダクト(吸気シェル)
14、200、400、500 加熱塔セル
16 水盆
18 フレームアセンブリ
20 入口
21 出口
22 シュラウド
24 水分配アセンブリ
28 充填アセンブリ
30 盆構造
32 充填アセンブリ
100 加熱塔セル
102、402 湿潤区域
106、202、303、407、712 ファン・スタック
108 フレームアセンブリ
110 上部ハウジング
112、204、312、403、702、704 空気流入口
114、206、412 空気流出口
116 第1壁
118 第2壁
120、123 軒
122 マルチセル加熱塔
405 ルーバ
406 出口ハウジング
416 ドア
418 コントローラ

Claims (35)

  1. 垂直軸に沿って全体的に下向きの方向に落下する液体を加熱する加熱塔装置であって、
    第1入口空気流を提供する第1空気流入口、
    第2入口空気流を提供する第2空気流入口、
    第1出口空気流を提供する第1空気流出口、
    第2出口空気流を提供する第2空気流出口、
    液体分配アセンブリ、
    充填媒体、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1入口ドアを有し、
    前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2入口ドアを有し、
    前記第1空気流出口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1出口ドアを有し、
    前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2出口ドアを有し、
    前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配して、
    前記加熱塔は、
    前記第1入口ドアが開位置、前記第2入口ドアが閉位置、前記第1出口ドアが開位置、前記第2出口ドアが閉位置である、第1の構成で作動可能であり、
    前記加熱塔は、
    前記第1入口ドアが閉位置、前記第2入口ドアが開位置、前記第1出口ドアが閉位置、前記第2出口ドアが開位置である、第2の構成で作動可能であり、
    前記塔は、前記第1の構成及び前記第2の構成の間で切り換え可能である、加熱塔装置。
  2. 前記第1空気流入口は、前記第2空気流入口に対向し、
    前記第1空気流出口は、前記第2空気流出口に対向している、請求項1に記載の加熱塔装置。
  3. 前記第1入口ドア及び前記第2入口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバであり、
    前記第1出口ドア及び前記第2出口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバである、請求項1に記載の加熱塔装置。
  4. 前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する側壁及び第2の対向する側壁、
    前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する端壁及び第2の対向する端壁、
    をさらに備える、請求項1に記載の加熱塔装置。
  5. 前記第1空気流入口は、前記第1の対向する側壁上に配置され、
    前記第2空気流入口は、前記第2の対向する側壁上に配置される、請求項4に記載の加熱塔装置。
  6. 前記第1空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第2の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第2空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第1の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口は、頂点を形成する共通点まで延在している、請求項5に記載の加熱塔装置。
  7. 第1入口ドア及び第2入口ドアを開位置及び閉位置の間に移動させて、
    第1出口ドア及び第2出口ドアを開位置及び閉位置の間に移動させる、機械的な作動手段をさらに備える、請求項1に記載の加熱塔装置。
  8. 前記機械的な作動手段を制御するコントローラをさらに備える、請求項7に記載の加熱塔装置。
  9. 垂直軸に沿って全体的に下向きの方向に落下する液体を加熱する加熱塔装置であって、
    1つ以上の入口、
    1つ以上の出口、
    液体分配アセンブリ、
    充填媒体、を備え、
    前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配して、
    前記1つ以上の入口及び前記1つ以上の出口は、選択的に開放可能及び閉止可能である、加熱塔装置。
  10. 前記1つ以上の入口及び前記1つ以上の出口を選択的に開放及び閉止する、機械的な作動手段をさらに備える、請求項9に記載の加熱塔装置。
  11. 前記機械的な作動手段を制御するコントローラをさらに備える、請求項10に記載の加熱塔装置。
  12. 前記1つ以上の入口は、
    第1入口空気流を提供する第1空気流入口、
    第2入口空気流を提供する第2空気流入口、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1入口ドアを有し、
    前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2入口ドアを有し、
    前記1つ以上の出口は、
    第1出口空気流を提供する第1空気流出口、
    第2出口空気流を提供する第2空気流出口、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1出口ドアを有し、
    前記第2空気流出口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2出口ドアを有する、請求項9に記載の加熱塔装置。
  13. 前記1つ以上の入口は、前記第2空気流入口に対向して、
    前記第1空気流出口は、前記第2空気流出口に対向する、請求項12に記載の加熱塔装置。
  14. 前記第1入口ドア及び前記第2入口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバであり、
    前記第1出口ドア及び前記第2出口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバである、請求項12に記載の加熱塔装置。
  15. 前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する側壁及び第2の対向する側壁、
    前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する端壁及び第2の対向する端壁、
    をさらに備える、請求項12に記載の加熱塔装置。
  16. 前記第1空気流入口は、前記第1の対向する側壁上に配置され、
    前記第2空気流入口は、前記第2の対向する側壁上に配置される、請求項15に記載の加熱塔装置。
  17. 前記第1空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第2の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第2空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第1の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口は、頂点を形成する共通点まで延在している、請求項16に記載の加熱塔装置。
  18. 垂直軸に沿って全体的に下向きの方向に落下する液体を加熱する加熱塔装置であって、
    第1入口空気流を提供する第1空気流入口、
    第2入口空気流を提供する第2空気流入口、
    出口空気流を提供する空気流出口、
    液体分配アセンブリ、
    充填媒体、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1入口ドアを有し、
    前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2入口ドアを有し、
    前記加熱塔の作動中において、前記第1入口ドアは開位置であり、前記第2入口ドアは閉位置であり、
    前記空気流入口は、回転可能な出口ダクトに接続され、
    前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配して、
    前記出口ダクトは、前記出口空気流から前記入口空気流を離隔するために前記空気流出口上方に前記垂直軸周りに一方向性に回転する、加熱塔装置。
  19. 前記第1空気流入口は、前記第2空気流入口に対向する、請求項18に記載の加熱塔装置。
  20. 前記第1入口ドア及び前記第2入口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバである、請求項18に記載の加熱塔装置。
  21. 前記出口ダクトは、全体的に管形状である、請求項18に記載の加熱塔装置。
  22. 前記出口ダクトは、機械的な回転手段を介して回転される、請求項18に記載の加熱塔装置。
  23. 垂直軸に沿って全体的に下向きの方向に落下する液体を加熱する加熱塔装置であって、
    第1入口空気流を提供する第1空気流入口、
    第2入口空気流を提供する第2空気流入口、
    第1出口空気流を提供する空気流出口、
    液体分配アセンブリ、
    充填媒体、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第1入口ドアを有し、
    前記第2空気流入口は、開位置及び閉位置の間で移動する第2入口ドアを有し、
    前記加熱塔の作動中において、前記第1入口ドアは閉位置であり、前記第2入口ドアは開位置であり、
    前記空気流入口は、回転可能な出口ダクトに接続され、
    前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配して、
    前記入口ダクトは、前記出口空気流から前記入口空気流を離隔するために前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口上方に前記垂直軸周りに一方向性に回転する、加熱塔装置。
  24. 前記第1空気流入口は、前記第2空気流入口に対向して、
    前記第1空気流出口は、前記第2空気流出口に対向する、請求項23に記載の加熱塔装置。
  25. 前記第1入口ドア及び前記第2入口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバであり、
    前記第1出口ドア及び前記第2出口ドアは、開位置及び閉位置の間で移動する複数のルーバである、請求項23に記載の加熱塔装置。
  26. 前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する側壁及び第2の対向する側壁、
    前記第1空気流入口及び前記第2空気流入口並びに前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口の間の、前記垂直軸に全体的に平行に延在する、第1の対向する端壁及び第2の対向する端壁、
    をさらに備える、請求項23に記載の加熱塔装置。
  27. 前記第1空気流入口は、前記第1の対向する側壁上に配置され、
    前記第2空気流入口は、前記第2の対向する側壁上に配置される、請求項26に記載の加熱塔装置。
  28. 前記第1空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第2の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第2空気流出口は、前記垂直軸に所定の角度で、前記第1の対向する側壁から垂直に延在し、
    前記第1空気流出口及び前記第2空気流出口は、頂点を形成する共通点まで延在している、請求項27に記載の加熱塔装置。
  29. 加熱塔を用いて液体を加熱する方法であって、
    第1入口ドアを開位置に駆動させて、第1空気流入口を開くこと、
    第1出口ドアを開位置に駆動させて、第1空気流出口を開くこと、
    前記第1空気流入口を介して空気流を前記加熱塔に引き入れること、
    前記空気流を充填媒体上に通過させること、
    前記第1空気流出口を介して前記加熱塔から前記空気流を排出すること、
    前記入口の空気流を前記出口の空気流から離隔すること、を含む、方法。
  30. 第1入口ドアを閉位置に駆動させて、第1空気流入口を閉じること、
    第1出口ドアを閉位置に駆動させて、第1空気流出口を閉じること、
    第2入口ドアを開位置に駆動させて、第2空気流入口を開くこと、
    第2出口ドアを開位置に駆動させて、第2空気流出口を開くこと、
    前記第2空気流入口を介して空気流を前記加熱塔に引き入れること、
    前記空気流を充填媒体上に通過させること、
    前記第2空気流出口を介して前記加熱塔から前記空気流を排出すること、
    前記入口の空気流を前記出口の空気流から離隔すること、
    をさらに含む、請求項29に記載の液体を加熱する方法。
  31. 前記第1入口ドア及び前記第1出口ドアを駆動させるステップは、コントローラによって制御される、請求項29に記載の液体を加熱する方法。
  32. 前記コントローラは、環境条件に応じて前記第1入口ドア及び前記第1出口ドアを駆動する、請求項31に記載の液体を加熱する方法。
  33. 垂直軸に沿って全体的に下向きの方向に落下する液体を加熱する加熱塔装置であって、
    第1入口空気流を提供する第1空気流入口、
    第2入口空気流を提供する第2空気流入口、
    出口空気流を提供する空気流出口、
    前記空気流出口に亘って少なくとも一部に延在している、一連の回転可能な羽根、
    液体分配アセンブリ、
    充填媒体、
    を備え、
    前記第1空気流入口は、選択的に開放可能及び閉止可能であり、
    前記第2空気流入口は、選択的に開放可能及び閉止可能であり、
    前記液体分配アセンブリは、前記充填媒体上に液体を分配する、加熱塔装置。
  34. 前記一連の回転可能な羽根は、第1の位置に向けて回転されて、
    前記一連の回転可能な羽根は、前記第1空気流入口に対向する方向に前記出口空気流を導く、請求項33に記載の加熱塔装置。
  35. 前記一連の回転可能な羽根は、前記第1の位置に対向する第2の位置に向けて回転されて、
    前記一連の回転可能な羽根は、前記第2空気流入口に対向する第2の方向に前記出口空気流を導く、請求項33に記載の加熱塔装置。
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