JPH098915A - 個人情報入出力システム - Google Patents

個人情報入出力システム

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JPH098915A
JPH098915A JP15007095A JP15007095A JPH098915A JP H098915 A JPH098915 A JP H098915A JP 15007095 A JP15007095 A JP 15007095A JP 15007095 A JP15007095 A JP 15007095A JP H098915 A JPH098915 A JP H098915A
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JP
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input
voice guidance
computer
data
telephone
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Withdrawn
Application number
JP15007095A
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English (en)
Inventor
Keiji Takahashi
啓治 高橋
Takaharu Nishimura
敬治 西村
Yayoi Nakamura
やよい 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は個人情報入出力システムに関し、外
部からの出退勤管理を可能とする個人情報入出力システ
ムを提供することを目的としている。 【構成】 主として内線電話機の交換接続を行なう構内
交換機と、該構内交換機と接続される情報処理用のコン
ピュータと、該コンピュータと接続される情報管理用の
記憶装置とを具備し、前記構内交換機内に、音声でガイ
ダンスを送出する音声ガイダンス装置を設け、前記コン
ピュータは、外線電話機から公衆網を介して送られてく
るデータを前記音声ガイダンス装置のガイダンスに基づ
いて処理し、処理結果により、入力されたデータをコン
ピュータが記憶装置に登録を行なうと共に、結果を音声
ガイダンス装置から外線電話機に通知するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は個人情報入出力システム
に関し、更に詳しくは外線電話機から個人の出退勤情報
等の勤務情報を登録・変更・削除できるようにした個人
情報入出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】会社等においては、従業員の出退勤管理
は、タイムレコーダとコンピュータを用いて、従業員個
人の出退勤時間を管理している。即ち、出勤時にタイム
レコーダが押され、退勤時にタイムレコーダが押される
と、コンピュータは従業員個人の出勤時刻と退勤時刻を
コンピュータに登録する。
【0003】近年、従業員個人の出退勤管理を内線電話
機から登録できるシステムが開発されている。例えば、
勤務者が内線電話機から特番とID番号をダイヤルする
ことにより、コンピュータにアクセスして出退勤情報を
登録するものがある。また、従業員個人の出退勤管理を
IDカードをカード入力部にすり合わせることにより、
自己の出勤時刻と退勤時刻をコンピュータに登録するも
のがある。例えば、特願昭60−144282号公報に
記載のシステムでは、出退勤管理時刻を管理するコンピ
ュータと、内線電話機から特番及びID番号と出退勤時
刻をコンピュータに送信する手段を持ち、勤務者が内線
電話機から特番及びID番号をダイヤル入力することに
より、出退勤時刻の登録を行なうものである。
【0004】図37は従来システムの構成概念を示すブ
ロック図である。図において、150は複数設けられた
内線電話機、110はこれら内線電話機150が接続さ
れ、呼の交換制御を行なう通話路制御回路、100は該
通話路制御回路110の制御を行なう中央制御装置(C
C)、101は該中央制御装置110内のCPUであ
る。120は、通話路制御回路110で受信したデータ
を中央制御装置100に通知する受信装置である。
【0005】160は従業員の出退勤データを管理する
出退勤管理専用コンピュータ、170は、該出退勤管理
専用コンピュータ160と接続される従業員情報記憶用
の記憶装置である。130は、中央制御装置100と出
退勤管理専用コンピュータ160と接続されるデータ送
信用の送信装置、140は時刻情報を該送信装置130
に与える時計回路である。このように構成されたシステ
ムの動作の概略を説明すると、以下のとおりである。
【0006】従業員が出勤時、内線電話機150から出
退勤管理用の発呼をすると(例えば特番+ID+所定の
ダイヤル番号)、この発呼は通話路制御回路110を経
て受信装置120で受信される。受信装置120は、受
信した発呼情報を中央制御装置100に送出する。該中
央制御装置100は、この発呼情報を受けると、送信装
置130に送出する。送信装置130は、入力された情
報に、時計回路140から与えられる時刻情報を付加し
て出退勤管理専用コンピュータ160に送出する。出退
勤管理専用コンピュータ160は、発呼情報を受け取る
と、特番より出勤時刻であると判定し、記憶装置170
をアクセスし、ID対応の個人情報記憶領域に出勤時間
及びその他の必要な情報を記憶させる。同様の操作は、
退勤時刻の管理についても同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のシステ
ムでは、内線電話機150からの出退勤管理しかでき
ず、出張先からの出退勤管理や、将来の在宅勤務制度の
場合の出退勤管理(例えば、年次有給休暇の扱いや出張
の扱いや忌引き等の扱い)に対処できないという問題が
ある。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、外部からの出退勤管理を可能とする個人
情報入出力システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、400は主として内線電話
機260の交換接続を行なう構内交換機(PBX)、2
60は該構内交換機400と接続される内線電話機であ
る。300は該構内交換機400と接続される情報処理
用のコンピュータ、310は該コンピュータ300と接
続される情報管理用の記憶装置である。200は外線電
話機、320は該外線電話機200と接続される公衆
網、250は構内交換機400と公衆網320とを接続
するトランク回路である。図では、外線電話機200が
1個の場合を示しているが、外線電話機200の数は任
意である。また、トランク回路250は、構内交換機4
00内に設けられる。
【0010】構内交換機400において、220はトラ
ンク回路250と接続され、通話路の切り替え制御を行
なう通話路制御回路、210は該通話路制御回路220
を制御するプロセッサ、240は音声でガイダンスを送
出する音声ガイダンス装置、230は時刻情報を出力す
る時計回路である。通話路制御回路220とプロセッサ
210と時計回路230は、それぞれ図37の通話路制
御回路110と中央制御装置100と時計回路140に
対応している。また、内線電話機260,時計回路23
0は、それぞれ図37の内線電話機150,時計回路1
40と対応し、コンピュータ300と記憶装置310
は、それぞれ図37の出退勤管理専用コンピュータ16
0と記憶装置170に対応している。
【0011】この場合において、外線電話機200から
のデータを、音声ガイダンス装置240のガイダンスに
基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコンピュ
ータ300が記憶装置310に登録を行なうと共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知し、更に、記憶装置310に登録したデータを照会
することが、外部より個人情報を照会することを可能と
する上で好ましい。
【0012】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを変更すること
が、外部より個人情報の変更を可能とする上で好まし
い。
【0013】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを削除すること
が、外部より個人情報の削除を可能とする上で好まし
い。
【0014】また、外線電話機200からの従業員出退
勤データを、音声ガイダンス装置240からのガイダン
スに基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコン
ピュータ300が記憶装置310に登録すると共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知することが、外部より個人情報の出退勤管理を可能
とする上で好ましい。
【0015】また、登録する従業員出退勤データの種別
毎に、電話番号を設けることが、外部(一般加入者)か
らの登録種別の入力を不要とする上で好ましい。また、
登録する従業員出退勤データの入力時間により、コンピ
ュータ300が従業員出退勤データの種別を判別するこ
とが、外部(一般加入者)からの登録種別の入力を不要
とする上で好ましい。
【0016】また、外線電話機200からの電話番号を
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
すると、コンピュータ300は、入力されたデータと、
事前に登録された電話番号と勤務場所との対応テーブル
を基に従業員の勤務場所を記憶装置310に登録するこ
とが、外部より従業員の勤務場所を特定し、従業員勤務
場所の入出力を可能とする上で好ましい。
【0017】また、外線電話機200から勤務場所の入
力と共に、転送要否の入力を行ない、転送要の場合に
は、構内交換機400は以後、該当従業員への着信電話
を記憶装置310に登録された電話機へ転送すること
が、社内と同様の電話受信を可能とする上で好ましい。
【0018】また、前記出退勤データの入力後、引き続
き勤務場所の入力を行なうことが、従業員番号の登録を
省略する上で好ましい。また、従業員データの入力の
後、外線電話機200より引き続き転送希望の有無と、
希望ありの場合には転送先の電話番号を入力して、コン
ピュータ300が記憶装置310に希望転送先電話番号
の登録を行ない、コンピュータ300から構内交換機4
00へ転送要求を送出することが、各種従業員データの
入力の後、引き続き希望の相手への転送を行なう上で好
ましい。
【0019】また、従業員データの入力の後、外線電話
機200より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場
合には転送先の電話番号を入力して、音声ガイダンス装
置240が内部記憶部に希望転送先電話番号の登録を行
ない、音声ガイダンス装置240から構内交換機400
へ転送要求を送出することが、各種従業員データの入力
の後、引き続き希望の相手への転送を行なう上で好まし
い。
【0020】また、外線電話機200からIDコード入
力後、パスワードを入力することが、個人情報データの
セキュリティ保護を図る上で好ましい。また、音声ガイ
ダンス装置240から送出される音声ガイダンスの内容
を、固定部分と可変部分に分割し、発呼者からの各種情
報に基づき、コンピュータ300によりデータの検索を
行った結果を可変部分として使用し、固定的な部分と組
み合わせて音声ガイダンスとして送出することが、より
自然なガイダンスの送出を可能とする上で好ましい。
【0021】
【作用】外線電話機200から公衆網320を介して送
られてくる電話番号は構内交換機400で受信されプロ
セッサ210にイベントとして送られる()。プロセ
ッサ210は受信した情報をコンピュータ300に送信
する()。該コンピュータ300は、プロセッサ21
0から受信イベントが送られてくると()、記憶装置
310への個人情報の登録・変更等の処理を行なう
()と共に、処理結果をプロセッサ210に返す
()。プロセッサ210は、コンピュータ300から
送られてきたデータを音声ガイダンス装置240に通知
し()、該音声ガイダンス装置240は、入力された
情報に基づく音声を作成し、公衆網320から外線電話
機200に通知するようにした()。これにより、外
部からの出退勤管理を可能とする個人情報入出力システ
ムを提供することができる。
【0022】この場合において、外線電話機200から
のデータを、音声ガイダンス装置240のガイダンスに
基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコンピュ
ータ300が記憶装置310に登録を行なうと共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知し、更に、記憶装置310に登録したデータを照会
することにより、外部より個人情報を照会することがで
きる。
【0023】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを変更することに
より、外部より個人情報の変更を行なうことができる。
【0024】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを削除することに
より、外部より個人情報の削除を行なうことができる。
【0025】また、外線電話機200からの従業員出退
勤データを、音声ガイダンス装置240からのガイダン
スに基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコン
ピュータ300が記憶装置310に登録すると共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知することにより、外部より個人情報の出退勤管理を
行なうことができる。
【0026】また、登録する従業員出退勤データの種別
毎に、電話番号を設けることにより、外部(一般加入
者)からの登録種別の入力を不要とすることができる。
また、登録する従業員出退勤データの入力時間により、
コンピュータ300が従業員出退勤データの種別を判別
することにより、外部(一般加入者)からの登録種別の
入力を不要とすることができる。
【0027】また、外線電話機200からの電話番号を
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
すると、コンピュータ300は、入力されたデータと、
事前に登録された電話番号と勤務場所との対応テーブル
を基に従業員の勤務場所を記憶装置310に登録するこ
とにより、外部より従業員の勤務場所を特定し、従業員
勤務場所の入出力を行なうことができる。
【0028】また、外線電話機200から勤務場所の入
力と共に、転送要否の入力を行ない、転送要の場合に
は、構内交換機400は以後、該当従業員への着信電話
を記憶装置310に登録された電話機へ転送することに
より、社内と同様の電話受信を行なうことができる。
【0029】また、前記出退勤データの入力後、引き続
き勤務場所の入力を行なうことにより、従業員番号の登
録を省略することができる。また、従業員データの入力
の後、外線電話機200より引き続き転送希望の有無
と、希望ありの場合には転送先の電話番号を入力して、
コンピュータ300が記憶装置310に希望転送先電話
番号の登録を行ない、コンピュータ300から構内交換
機400へ転送要求を送出することにより、各種従業員
データの入力の後、引き続き希望の相手への転送を行な
うことができる。
【0030】また、従業員データの入力の後、外線電話
機200より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場
合には転送先の電話番号を入力して、音声ガイダンス装
置240が内部記憶部に希望転送先電話番号の登録を行
ない、音声ガイダンス装置240から構内交換機400
へ転送要求を送出することにより、各種従業員データの
入力の後、引き続き希望の相手への転送を行なうことが
できる。
【0031】また、外線電話機200からIDコード入
力後、パスワードを入力することにより、個人情報デー
タのセキュリティ保護を図ることができる。また、音声
ガイダンス装置240から送出される音声ガイダンスの
内容を、固定部分と可変部分に分割し、発呼者からの各
種情報に基づき、コンピュータ300によりデータの検
索を行った結果を可変部分として使用し、固定的な部分
と組み合わせて音声ガイダンスとして送出することによ
り、より自然なガイダンスの送出を行なうことができ
る。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して
示す。通話路制御回路220は、外線電話機200及び
内線電話機260を制御する端末制御回路221と、通
話路の切り替え制御を行なう制御装置と通話路切り替え
部(図示せず)より構成されている。音声ガイダンス装
置240は、ガイダンスの入出力を行なうガイダンス入
出力部241と、音声ガイダンスを編集するガイダンス
編集部242より構成されている。ガイダンスの編集は
ディジタルで行なうが、音声を出力する際には、ディジ
タルデータをD/A変換器でアナログ信号に変換して送
出するようになっている。
【0033】プロセッサ210には、コンピュータ30
0と通信を行なうための通信装置211が設けられてい
る。また、コンピュータ300には、通信装置211と
接続される端末入出力制御部301と、記憶装置310
と接続されるファイル入出力制御部302が設けられて
いる。231は、プロセッサ210とコンピュータ30
0間を接続するTCSIインタフェースである。TCS
I(Telecommunication & Com
puter Services Interface)
インタフェースとは、コンピュータと通信装置との連携
・融合によって新たな情報通信サービスをエンドユーザ
に提供可能とするためのコンピュータと通信制御装置間
の制御インタフェースのことである。TCSIインタフ
ェース規格に合うコンピュータであれば、メーカを問わ
ず通信装置211と接続して用いることができるように
なっている。
【0034】図3はTCSIインタフェースに基づく制
御メッセージシーケンスを示す図である。図2と同一の
ものは、同一の符号を付して示す。ここでは、通信装置
211とコンピュータ300とのやりとりを示してい
る。先ず、コンピュータ300からコネクション設定要
求が通信装置211に発行されると()、通信装置2
11からはコンピュータ300に対してIDコード入力
等の入力指示を発行する()。コンピュータ300
は、これに対して検索結果を通信装置211に通知する
()。次に、コンピュータ300は、データベース内
容出力等の出力要求を通信装置211に対して発行する
()。この後、コンピュータ300は、通信装置21
1に対してコネクション解放要求を発行し()、シー
ケンスを終了する。
【0035】図4は制御メッセージシーケンスでやりと
りされる制御メッセージのフォーマット例を示す図であ
る。制御メッセージは、ヘッダ部21と、通信先種別2
2と、メッセージエリア23とENDメッセージID2
4より構成されている。メッセージエリア23は、メッ
セージの種類毎に複数設けられており、それぞれのエリ
アは、メッセージIDとメッセージよりなる。このよう
に構成されたシステムの動作を以下に説明する。
【0036】図5は本発明の第1の実施例の動作を示す
フローチャート、図6,図7は本発明の第1の実施例の
動作を示すシーケンス図である。この実施例は、外部電
話機から出退勤管理を行なうものである。これら図中に
示す〜は音声ガイダンス装置240から発行される
メッセージの内容を示す。図6,図7における数字は、
200が外線電話機、220が通話路制御回路、240
が音声ガイダンス装置、210がプロセッサ、300が
コンピュータ、310が記憶装置を示している(この項
以下同じ)。
【0037】先ず、従業員が出張先又は自宅より、外線
電話機200から会社のある番号(受付電話番号)をダ
イヤルする(S1)。構内交換機400で受信した数字
は、トランク回路250を介して通話路制御回路220
に送られる。該通話路制御回路220は、プロセッサ2
10に着信イベントを送出する。該プロセッサ210
は、着信イベントを受けると、通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを通知する。このトーキー送出
要求オーダには、送出するトーキーの内容が含まれる
(以降、プロセッサ210から通話路制御回路220に
送出されるトーキー送出要求オーダには全てトーキーの
内容が含まれるものとする。)通話路制御回路220
は、このトーキー送出要求を受信すると、音声ガイダン
ス装置240にトーキー出力要求オーダを送出する。該
音声ガイダンス装置240はこのトーキー出力要求オー
ダを受けると、メッセージ“こちらはQCS社員個人情
報受付窓口です。あなたのIDコードを入力してくださ
い。”を、通話路制御回路220とトランク回路250
を介して外線電話機200に送出する(S2)。
【0038】従業員は、音声ガイダンスのIDコード入
力案内に従って外線電話機200からIDコードを入力
する(S3)。ここで、従業員のIDコードとしては、
例えば従業員番号等が用いられる。入力されたダイヤル
数字は、トランク回路250を介して通話路制御回路2
20に送られる。該通話路制御回路220は、プロセッ
サ210に数字受信イベントを送出する。該プロセッサ
210は数字受信イベントを受けると、コンピュータ3
00にIDコード照合要求を行なう。該コンピュータ3
00は、記憶装置310を検索して、記憶装置310に
既に登録されているIDと照合し、照合結果をプロセッ
サ210に通知する。該プロセッサ210は、通話路制
御回路220に、照合結果通知オーダを送出する。該通
話路制御回路220は、照合結果通知オーダを受信する
と、音声ガイダンス装置240にトーキー出力要求オー
ダを送信し、該音声ガイダンス装置240はこのトーキ
ー出力要求オーダを受けると、通話路制御回路220と
トランク回路250を介して外線電話機200にメッセ
ージを送出する(S4)。ここで、照合の結果OKであ
れば、メッセージは“あなたの個人情報を書き込みま
す。年次:1,出張:2,忌引:3をダイヤルしてくだ
さい。”となり、照合の結果NGであれば、ステップS
2に戻り、メッセージは“こちらはQCS社員個人情報
受付窓口です。あなたのIDコードを入力してくださ
い。”となる。
【0039】従業員は、外線電話機200から、個人情
報(年次・出張・忌引)のどれかを選択してダイヤルす
る。ここでは、年次を選択し“1”をダイヤルする(S
5)。入力されたダイヤル数字は、トランク回路250
を介して通話路制御回路220に送られる。該通話路制
御回路220は、プロセッサ210に数字受信イベント
を送出する。該プロセッサ210は、数字受信イベント
を受信すると、コンピュータ300にデータ照会要求を
行なう。該コンピュータ300受信した情報を基に記憶
装置をアクセスし、該当IDコード対応の個人情報を検
索する。そして、検索結果をプロセッサ210に通知す
る。
【0040】該プロセッサは検索結果を受け取ると、通
話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを送出す
る。該通話路制御回路220は、トーキー送出要求オー
ダを受け取ると、音声ガイダンス装置240にトーキー
出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置24
0は、トーキー出力要求オーダに基づいて通話路制御回
路220とトランク回路250を介して外線電話機にト
ーキー“年次ですね。OK:1,NG:2をダイヤルし
てください。”のメッセージを送出する(S6)。
【0041】ここで、従業員が“2”をダイヤルする
と、ステップS4に戻り、再度個人情報の書き込みとな
る。ここでは、従業員はOKの“1”をダイヤルする
(S7)。
【0042】入力されたダイヤル数字は、トランク回路
250を介して通話路制御回路220に送られる。該通
話路制御回路220は、プロセッサ210に数字受信イ
ベントを送出する。該プロセッサ210は、数字受信イ
ベントを受信すると、データ書き込み要求をコンピュー
タ300に送信する。該コンピュータ300はこのデー
タ書き込み要求を受けると、記憶装置310に、該当I
Dコード対応の個人情報を書き込み、その結果通知をプ
ロセッサ210に送出する。図8は記憶装置310内の
個人情報データベースの構成例を示す図である。図に示
すように、IDコード311,氏名312,個人情報3
13,出勤時刻314,退勤時刻315,勤務先番号3
16,パスワード317等より構成されている。パスワ
ード317は、セキュリティを更に高める場合に、ID
コード以外に入力するものである(詳細後述)。
【0043】前記プロセッサ210は、コンピュータ3
00から結果通知を受けると、通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを送出する。該通話路制御回路
220はこのトーキー送出要求オーダを受けると、音声
ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを送信
し、該音声ガイダンス装置240は、トーキー出力要求
オーダに従いメッセージ“IDコード=XXXXXXさ
んは、“年次”が登録されました。ご利用ありがとうご
さいました。”を外線電話機200に送出する(S
8)。その後、従業員は、このメッセージを聞き取る
と、外線電話機200をオンフックして呼を切断し終話
する(S9)。
【0044】このように、第1の実施例によれば、前記
コンピュータ300は、外線電話機200から公衆網3
20を介して送られてくるデータを前記音声ガイダンス
装置240のガイダンスに基づいて処理し、処理結果に
より、入力されたデータをコンピュータ300が記憶装
置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイダンス
装置240から外線電話機200に通知するようにし
た。これにより、外部からの出退勤管理を可能とする個
人情報入出力システムを提供することができる。
【0045】図9は本発明の第2の実施例の動作を示す
フローチャート、図10,図11は本発明の第2の実施
例の動作を示すシーケンス図である。この実施例は、外
部電話機から個人情報を照会するものである。これら図
中に示す〜は音声ガイダンス装置240から発行さ
れるメッセージの内容を示す。従業員は、出張先又は自
宅より外線電話機200から会社の受付電話番号をダイ
ヤルする(S1)。構内交換機400で受信した数字
は、トランク回路250を介して通話路制御回路220
に送られる。該通話路制御回路220は、プロセッサ2
10に着信イベントを送出する。該プロセッサ210
は、着信イベントを受けると、通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを通知する。該通話路制御回路
220は、このトーキー送出要求オーダを受信すると、
音声ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを
送信する。該音声ガイダンス装置240はトーキー出力
要求オーダに従い、メッセージ“こちらはQCS社員個
人情報受付窓口です。あなたのIDコードを入力してく
ださい。”を、通話路制御回路220とトランク回路2
50を介して外線電話機200に送出する(S2)。
【0046】従業員は、音声ガイダンスのIDコード入
力案内に従って外線電話機200からIDコードを入力
する(S3)。入力されたダイヤル数字は、トランク回
路250を介して通話路制御回路220に送られる。該
通話路制御回路220は、プロセッサ210に数字受信
イベントを送出する。該プロセッサ210は数字受信イ
ベントを受けると、コンピュータ300にIDコード照
合要求を行なう。該コンピュータ300はIDコード照
合要求を受けると、記憶装置310を検索して、記憶装
置310に既に登録されているIDと照合し、照合結果
をプロセッサ210に通知する。該プロセッサ210
は、通話路制御回路220に、照合結果通知オーダを送
出する。
【0047】該通話路制御回路220は、照合結果通知
オーダを受信すると、音声ガイダンス装置240にトー
キー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置
240は、通話路制御回路220とトランク回路250
を介して外線電話機200にメッセージを送出する(S
4)。ここで、照合の結果OKであれば、メッセージは
“あなたの個人情報を照会しますか。はい:1,いい
え:2をダイヤルしてください。”となり、照合の結果
NGであれば、ステップS2に戻り、メッセージは“こ
ちらはQCS社員個人情報受付窓口です。あなたのID
コードを入力してください。”となる。
【0048】ここで、従業員は、外線電話機200から
個人情報の照会を行なうか否かを選択してダイヤルする
(S5)。図では、照会を求めるために“1”をダイヤ
ルしている。入力されたダイヤル数字は、公衆網320
を経てトランク回路250に入り、トランク回路250
から通話路制御回路220に送られる。通話路制御回路
220は、この情報を受けると、プロセッサ210に数
字受信イベントを送出する。該プロセッサ210は、受
信情報を解析し、データ照会要求をコンピュータ300
に送出する。
【0049】該コンピュータ300は、データ照会要求
を受けると記憶装置310にアクセスし、該当IDコー
ド対応の個人情報があるかどうか検索する。検索結果
は、コンピュータ300からプロセッサ210に通知さ
れる。該プロセッサ210は、検索結果を受け取ると、
通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを送出
する。該通話路制御回路220は、トーキー要求送出オ
ーダを受け取ると、音声ガイダンス装置240にトーキ
ー出力要求オーダを送出する。該音声ガイダンス装置2
40はトーキー出力要求オーダに従い、受信したメッセ
ージ“IDコード=XXXXXXさんは、“年次”で
す。ご利用ありがとうごさいました。”を通話路制御回
路220とトランク回路250を介して公衆網320か
ら外線電話機200に通知する(S6)。その後、外線
電話機200の切断(オンフック)により終話する(S
7)。この実施例では、個人情報として“年次”を照会
する場合を例にとったが、その他の個人情報を照会する
場合も同様である。
【0050】このように第2の実施例によれば、外線電
話機200からのデータを、音声ガイダンス装置240
のガイダンスに基づいて入力し、入力されたデータに基
づいてコンピュータ300が記憶装置310に登録を行
なうと共に、結果を音声ガイダンス装置240から外線
電話機200に通知し、更に、記憶装置310に登録し
たデータを照会することにより、外部より個人情報を照
会することができる。
【0051】図12,図13は本発明の第3の実施例の
動作を示すフローチャート、図14,図15,図16は
本発明の第3の実施例の動作を示すシーケンス図であ
る。この実施例は、外部からの個人情報の登録と、変更
を行なうものである。図中に示す〜は音声ガイダン
ス装置240が発行するメッセージの内容を示す。従業
員は、出張先又は自宅より外線電話機200から会社の
受付電話番号をダイヤルする(S1)。構内交換機40
0で受信した数字は、トランク回路250を介して通話
路制御回路220に送られる。該通話路制御回路220
は、プロセッサ210に着信イベントを送出する。該プ
ロセッサ210は、着信イベントを受けると、通話路制
御回路220にトーキー送出要求オーダを通知する。該
通話路制御回路220は、このトーキー送出要求オーダ
を受信すると、音声ガイダンス装置240にトーキー出
力要求オーダを送出する。該音声ガイダンス装置240
はトーキー出力要求オーダに従い、メッセージ“こちら
はQCS社員個人情報受付窓口です。あなたのIDコー
ドを入力してください。”を、通話路制御回路220と
トランク回路250を介して外線電話機200に送出す
る(S2)。
【0052】従業員は、音声ガイダンスのIDコード入
力案内に従って外線電話機200からIDコードを入力
する(S3)。入力されたダイヤル数字は、トランク回
路250を介して通話路制御回路220に送られる。該
通話路制御回路220は、プロセッサ210に数字受信
イベントを送出する。該プロセッサ210は数字受信イ
ベントを受けると、コンピュータ300にIDコード照
合要求を行なう。該コンピュータ300は、記憶装置3
10を検索して、記憶装置310に既に登録されている
IDと照合し、照合結果をプロセッサ210に通知す
る。該プロセッサ210は、通話路制御回路220に、
照合結果通知オーダを送出する。
【0053】この照合結果通知オーダを受けると、通話
路制御回路220は、音声ガイダンス装置240にトー
キー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置
240は、トーキー出力要求オーダを受けると、通話路
制御回路220とトランク回路250を介して外線電話
機200にメッセージを送出する(S4)。このメッセ
ージの内容は、照合結果がOKの場合には図に示すよう
に“あなたの個人情報を照会しますか。はい:1,いい
え:2をダイヤルしてください。”であり、照合結果が
NGの場合には前述した“こちらはQCS社員個人情報
受付窓口です。あなたのIDコードを入力してくださ
い。”であり、再度正しいID番号の入力を促す。
【0054】前記メッセージ“あなたの個人情報を照会
しますか。はい:1,いいえ:2をダイヤルしてくださ
い。”を受けた従業員は、外線電話機200から個人情
報を照会するか否かを選択してダイヤルする(S5)。
図の実施例では、“1”をダイヤルし、個人情報の照会
を求めている。ダイヤルした数字は、トランク回路25
0を介して通話路制御回路220に送られる。該通話路
制御回路220は、プロセッサ210に数字受信イベン
トを送出する。該プロセッサ210は、数字受信イベン
トを受信すると、データ照会要求をコンピュータ300
に送信する。
【0055】該コンピュータ300はデータ照会要求を
受けると、記憶装置310をアクセスし、該当IDコー
ドと対応する個人情報を検索し、その結果をプロセッサ
210に通知する。該プロセッサ210は、結果通知を
受けると、通話路制御回路220にトーキー送出要求オ
ーダを送出する。通話路制御回路220は、トーキー送
出要求オーダを受けると、音声ガイダンス装置240に
トーキー出力要求オーダを送信する。音声ガイダンス装
置240は、通話路制御回路220とトランク回路25
0を介して公衆網320を経て外線電話機200にメッ
セージを送出する。メッセージは先ず“IDコード=X
XXXXXさんは“年次”です。”が送出され(S
6)、次に“個人情報を変更しますか。はい:1,いい
え:2をダイヤルして下さい”が送出される(S7)。
【0056】従業員は、“はい”か“いいえ”のいずれ
かを選択する。ここで、若し“いいえ”を選択して2を
ダイヤルすると、このダイヤル数字は、公衆網320を
経て構内交換機400に入り、トランク回路250から
通話路制御回路220に通知される。該通話路制御回路
220は、プロセッサ210に数字受信イベントを送出
する。該プロセッサ210は、この情報を受け取ると、
音声ガイダンス装置240に所定のトーキー出力要求オ
ーダを送信する。該音声ガイダンス装置240は、メッ
セージ“ご利用ありがとうございました。”を外線電話
機200に送出する(S13)。
【0057】従業員が“はい”を選択して1をダイヤル
すると、このダイヤル数字はトランク回路250を介し
て通話路制御回路220に送られる。該通話路制御回路
220は、プロセッサ210に数字受信イベントを送出
する。該プロセッサ210は、この数字受信イベントを
受けて解析すると、通話路制御回路220にトーキー送
出要求オーダを通知する。該通話路制御回路220は、
このトーキー送出要求オーダを受けると、音声ガイダン
ス装置240にトーキー出力要求オーダを送信する。該
音声ガイダンス装置240は、通話路制御回路220と
トランク回路250を介して、外線電話機200にメッ
セージ“あなたの個人情報を書き込みます。年次:1,
出張:2,忌引:3をダイヤルしてください。”を送出
する(S8)。従業員は、音声ガイダンスに従い外線電
話機200から例えば“2”をダイヤルする(S9)。
このダイヤル数字は同様に構内交換機400の通話路制
御回路220に送信され、該通話路制御回路220はプ
ロセッサ210に数字受信イベントを送出する。該プロ
セッサ210は、書き込み内容が“出張”であることを
認識すると、通話路制御回路220にトーキー送出要求
オーダを通知する。該通話路制御回路220は、このト
ーキー送出要求オーダを受けると、音声ガイダンス装置
240にトーキー出力要求オーダを送信する。該音声ガ
イダンス装置240は、受信したトーキーの内容である
メッセージを外線電話機200送出する。このメッセー
ジは先ず“出張ですね。”が送出され(S10)、次に
“OK:1,NG:2をダイヤルしてください。”が送
出される(S11)。
【0058】従業員は、このメッセージを受けると、個
人情報書き込み内容をチェックし、チェックOKである
“1”をダイヤルする。このダイヤル数字は同様にトラ
ンク回路250を介して構内交換機400の通話路制御
回路220に送信され、該通話路制御回路220はプロ
セッサ210に数字受信イベントを送出する。該プロセ
ッサ210は、登録内容が“出張”であることを認識す
ると、データ書き込み要求をコンピュータ300に送信
する。該コンピュータ300はデータ書き込み要求を受
けると、記憶装置310にアクセスし、該記憶装置31
0に該当IDコード対応の個人情報を書き込む。次に、
その結果をプロセッサ210に通知する。
【0059】該プロセッサ210は、結果を受けると、
通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを送出
する。該通話路制御回路220は、トーキー送出要求オ
ーダを受けると、音声ガイダンス装置240にトーキー
出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置24
0は、トーキー出力要求オーダに従いメッセージ“ID
コード=XXXXXXさんは、“出張”が登録されまし
た。ご利用ありがとうございました。”を、通話路制御
回路220とトランク回路250を介して外線電話機2
00に送出する(S12)。この後、従業員が外線電話
機200を切断(オンフック)することにより終話する
(S14)。
【0060】この第3の実施例によれば、外線電話機2
00からのデータを、音声ガイダンス装置240のガイ
ダンスに基づいて入力し、入力されたデータに基づいて
コンピュータ300が記憶装置310に照会を行なうと
共に、結果を音声ガイダンス装置240から外線電話機
200に通知し、更に、記憶装置310に登録したデー
タを変更することにより、外部より個人情報の変更を行
なうことができる。
【0061】図17は本発明の第4の実施例の動作を示
すフローチャート、図18,図19は本発明の第4の実
施例の動作を示すシーケンス図である。この実施例は、
外部からの個人情報の登録と、削除を行なうものであ
る。図中に示す〜は音声ガイダンス装置240が発
行するメッセージの内容を示す。従業員は、出張先又は
自宅より外線電話機200から会社の受付電話番号をダ
イヤルする(S1)。このダイヤル数字は、公衆網32
0を介して構内交換機400に送出される。そして、構
内交換機400で受信した数字は、トランク回路250
を介して通話路制御回路220に送られる。該通話路制
御回路220は、プロセッサ210に着信イベントを送
出する。該プロセッサ210は、着信イベントを受ける
と、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを
通知する。該通話路制御回路220は、このトーキー送
出要求を受信すると、音声ガイダンス装置240にトー
キー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置
240はトーキー出力要求オーダに従い、メッセージ
“こちらはQCS社員個人情報受付窓口です。あなたの
IDコードを入力してください。”を、通話路制御回路
220とトランク回路250を介して外線電話機200
に送出する(S2)。
【0062】従業員は、音声ガイダンスのIDコード入
力案内に従って外線電話機200から自己のIDコード
を入力する(S3)。このダイヤル数字は、公衆網32
0を介して構内交換機400に送出される。そして、構
内交換機400で受信した数字は、トランク回路250
を介して通話路制御回路220に送られる。該通話路制
御回路220は、プロセッサ210に数字受信イベント
を送出する。該プロセッサ210は、数字受信イベント
を受け取ると、コンピュータ300にIDコード照合要
求を行なう。該コンピュータ300は、IDコード照合
要求を受け取ると、記憶装置310を検索して既に登録
されているIDと照合する。そして、照合結果をプロセ
ッサ210に通知する。
【0063】該プロセッサ210は、照合結果を受け取
ると、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダ
を送出する。該通話路制御回路220は、トーキー送出
要求オーダを受け取ると、音声ガイダンス装置240に
トーキー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス
装置240は、通話路制御回路220とトランク回路2
50を介して外線電話機200にメッセージを送出する
(S4)。ここで、照合の結果がOKであれば、メッセ
ージは“あなたの個人情報を照会しますか。はい:1,
いいえ:2をダイヤルしてください。”となり、照合の
結果がNGであれば、メッセージは“こちらはQCS社
員個人情報受付窓口です。あなたのIDコードを入力し
てください。”となり、再度正しいIDコードの入力を
促す。
【0064】次に、従業員は音声ガイダンスの案内に従
い、個人情報の照会を行なうかどうかを選択しダイヤル
する(S5)。図では、照会するため“1”をダイヤル
する場合を示す。このダイヤル数字は、公衆網320を
介して構内交換機400に送出される。そして、構内交
換機400で受信した数字は、トランク回路250を介
して通話路制御回路220に送られる。該通話路制御回
路220は、プロセッサ210に数字受信イベントを送
出する。該プロセッサ210は、数字受信イベントを受
け取ると、コンピュータ300にデータ照会要求を行な
う。該コンピュータ300は、データ照会要求を受け取
ると、記憶装置310にアクセスして、該当IDコード
に対応する個人情報を検索する。そして、検索結果をプ
ロセッサ210に通知する。
【0065】該プロセッサ210は、コンピュータ30
0から検索結果を受け取ると、通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを送出する。該通話路制御回路
220は、トーキー送出要求オーダを受け取ると、音声
ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを送信
する。この結果、ガイダンス装置240からは、先ずメ
ッセージ“IDコード=XXXXXXさんは“年次”で
す。”が外線電話機200に送出され(S6)、次にメ
ッセージ“個人情報を削除しますか。はい:1,いい
え:2をダイヤルしてください。”が送出される(S
7)。
【0066】従業員は、“はい”か“いいえ”のいずれ
かを選択する。ここで、若し“いいえ”を選択して
“2”をダイヤルすると、このダイヤル数字は、公衆網
320を経て構内交換機400に入り、トランク回路2
50から通話路制御回路220に通知される。該通話路
制御回路220は、プロセッサ210に数字受信イベン
トを送出する。該プロセッサ210は、この情報を受け
取ると、音声ガイダンス装置240に所定のトーキー出
力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置240
はトーキー出力要求オーダに従い、メッセージ“ご利用
ありがとうございました。”を外線電話機200に送出
する(S9)。
【0067】従業員が“はい”を選択して“1”をダイ
ヤルすると、このダイヤル数字は、公衆網320を介し
て構内交換機400に送出される。そして、構内交換機
400で受信した数字は、トランク回路250を介して
通話路制御回路220に送られる。該通話路制御回路2
20は、プロセッサ210に数字受信イベントを送出す
る。該プロセッサ210は、数字受信イベントを受け取
ると、コンピュータ300にデータ書き込み要求を行な
う。該コンピュータ300は、データ書き込み要求を受
け取ると、記憶装置310をアクセスして該当IDコー
ドに対応する個人時報を削除する。そして、処理結果を
プロセッサ210に通知する。
【0068】該プロセッサ210は、処理結果を受け取
ると、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダ
を送出する。該通話路制御回路220は、トーキー送出
要求オーダを受け取ると、音声ガイダンス装置240に
トーキー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス
装置240は、通話路制御回路220とトランク回路2
50を介して外線電話機200にメッセージ“IDコー
ド=XXXXXXさんは、“個人情報”が削除されまし
た。ご利用ありがとうございました。”を送出する(S
8)。従業員は、このメッセージを聞くと、外線電話機
200を切断(オンフック)し、終話する(S10)。
この実施例によれば、外線電話機200からのデータ
を、音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて
入力し、入力されたデータに基づいてコンピュータ30
0が記憶装置310に照会を行なうと共に、結果を音声
ガイダンス装置240から外線電話機200に通知し、
更に、記憶装置310に登録したデータを削除すること
により、外部より個人情報の削除を行なうことができ
る。
【0069】図20,図21は本発明の第5の実施例の
動作を示すフローチャート、図22,図23は本発明の
第5の実施例の動作シーケンス図である。この実施例
は、外部からの個人の出退勤管理を行なうものである。
図中に示す〜は音声ガイダンス装置240が発行す
るメッセージの内容を示す。従業員は、出張先又は自宅
より外線電話機200から会社の構内交換機400の持
つ外線出退勤管理用電話番号をダイヤルする(S1)。
この着信呼は、トランク回路250を介して通話路制御
回路220で受信される。該通話路制御回路220は、
この着信呼を受けると、プロセッサ210に着信イベン
トとして送出し、該プロセッサ210はこの着信イベン
トを受けると、通話路制御回路220にトーキー送出要
求オーダを送出する。該通話路制御回路220は、トー
キー送出要求オーダを受けると、音声ガイダンス装置2
40にトーキー出力要求オーダを送信する。音声ガイダ
ンス装置240は、IDコード入力を促すメッセージ
“こちらはQCS社員出退勤情報窓口です。あなたのI
Dコードを入力してください。”を送出する(S2)。
従業員は、ガイダンス音声に従って自己のIDコードを
ダイヤルする(S3)。
【0070】入力されたIDコードは、公衆網320を
経て構内交換機400に入り、通話路制御回路220か
らプロセッサ210に通知される。該プロセッサ210
は、IDコードを受け取ると、コンピュータ300にI
Dコードチェック依頼を送信する。コンピュータ300
は、先ず入力されたIDコードが特殊文字であるかどう
かチェックする(S4)。特殊文字(例えば*や#等の
文字)であった場合には、コンピュータ300はプロセ
ッサ210を介して通話路制御回路220にトーキー送
出要求オーダを送出し、音声ガイダンス装置240から
“出退勤情報入力処理を中断します。”というメッセー
ジを送出して、IDコード異常を知らせる(S5)。
【0071】入力されたIDコードが特殊文字でなかっ
た場合、コンピュータ300は記憶装置310をアクセ
スし、事前に登録されている登録IDコードとの照合を
行なう。ここで、若し照合結果がNGであれば、NGが
何回目であるかチェックする(S7)。2回目まではス
テップS2に戻り、IDコードの再入力を促す。NGが
3回目なると、手続き続行不可能とみなし、コンピュー
タ300は音声ガイダンス装置240から“もう一度最
初からやり直してください。”というメッセージを送出
する(S8)。照合の結果OKである場合には、次の出
退勤情報入力に移行する。
【0072】IDコード入力がOKの場合、プロセッサ
210は通話路制御回路220を介して音声ガイダンス
装置240にトーキー出力要求オーダを送信し、音声ガ
イダンス装置240から出退勤情報入力を促すメッセー
ジ“あなたの出退勤情報を書き込みます。出勤:1,退
勤:2,中断:3,復旧:4”を入力してください。”
を外線電話機200に送出する(S9)。従業員は、ガ
イダンス音声に従って、出勤,退勤,中断,復旧等に該
当する番号をダイヤル入力する(S10)。入力された
出退勤情報は、公衆網320から構内交換機400に入
り、通話路制御回路220を経てプロセッサ210に通
知される。該プロセッサ210は、この出退勤情報を受
け取ると、コンピュータ300に出退勤情報登録を依頼
する。
【0073】該コンピュータ300は、入力された文字
が特殊文字であるかどうかチェックし(S11)、特殊
文字である場合には、音声ガイダンス装置240から
“出退勤情報入力処理を中断します。”というメッセー
ジを流し、従業員に注意を促す。特殊文字でない場合に
は、入力された文字がOKであるかどうかチェックする
(S12)。
【0074】入力された数字が特殊文字でなかった場
合、プロセッサ210は入力された数字がOKであるか
どうかチェックする(S12)。入力された数字がOK
でない場合、NGが何回目であるかチェックする(S1
1)。NGの回数が2回目以内であれば、ステップS9
に戻って出退勤情報の書き込みをやりなおす。NGの回
数が3回目になると手続きの続行は不可能とみなし、音
声ガイダンス装置240から“もう一度最初からやりな
おしてください。”というメッセージを送出する。入力
された数字がOKの場合、プロセッサ210は音声ガイ
ダンス装置240にトーキー出力要求オーダを送信す
る。この時、プロセッサ210は時計回路230の出力
をトーキー出力要求オーダに入れ込む。音声ガイダンス
装置240は、外線電話機200に対して“出勤時間
8:30ですね。OK:1,NG:2を入力してくださ
い。”を送出する(S13)。
【0075】ここで、従業員がOKかNGをダイヤルす
ると、プロセッサ210は入力された文字が特殊文字で
あるかどうかチェックする(S14)。特殊文字の場合
には、音声ガイダンス装置240から“出退勤情報入力
処理を中断します。”というメッセージを流し、従業員
に注意を喚起する。特殊文字でない場合には、プロセッ
サ210は入力された文字がOKであるかどうかチェッ
クする(S15)。OKでない場合には、プロセッサ2
10は、音声ガイダンス装置240から“もう一時最初
からやり直してください。”というメッセージを流し、
従業員に注意を喚起する。OKの場合には、プロセッサ
210はコンピュータ300に出退勤情報の登録を依頼
する。
【0076】該コンピュータ300は、記憶装置310
をアクセスし、該当IDコードの個人情報領域に出退勤
情報を書き込む。それと同時に、コンピュータ300は
プロセッサ210に結果通知を行なう。該プロセッサ2
10は、通話路制御回路220にトーキー送出要求オー
ダを送出する。該通話路制御回路220は、音声ガイダ
ンス装置240にトーキー出力要求オーダを送信し、該
音声ガイダンス装置240は、外線電話機200に“I
Dコード=XXXXXXさんは、“出勤”が登録されま
した。ご利用ありがとうごさいました。”というメッセ
ージを送出する(S16)。このメッセージを聞いた従
業員は、外線電話機200を切断し、終話する(S1
7)。
【0077】この実施例によれば、外線電話機200か
らの従業員出退勤データを、音声ガイダンス装置240
からのガイダンスに基づいて入力し、入力されたデータ
に基づいてコンピュータ300が記憶装置310に登録
すると共に、結果を音声ガイダンス装置240から音声
で外線電話機200に通知することにより、外部より個
人情報の出退勤管理を行なうことができる。
【0078】なお、この実施例では、IDコード番号の
入力の後、出退勤情報の入力を行なっているが、その他
の方法として外線出退勤管理用の局線番号を、出勤・退
勤・中断・復旧等のそれぞれについて用意すると、従業
員はIDコードの入力のみで外線出退勤管理情報の入力
を行なうことができ、登録種別の入力は不要とすること
ができる。
【0079】また、時間により、例えば午前中の入力は
出勤、午後の入力は退勤というように、時間によりコン
ピュータ300が出退勤情報を判断するようにすれば、
外部からの登録種別の入力を不要とすることができる。
【0080】図24,図25は本発明の第6の実施例の
動作を示すフローチャート、図26,図27は本発明の
第6の実施例の動作を示すシーケンス図である。この実
施例は、外部より従業員の勤務場所を特定し、従業員勤
務場所の入出力等を行なうものである。図中に示す〜
は音声ガイダンス装置240が発行するメッセージの
内容を示す。
【0081】従業員は、出張先又は自宅より外線電話機
200から会社の構内交換機400の持つ外線出退勤管
理用電話番号をダイヤルする(S1)。この着信呼は、
トランク回路250を介して通話路制御回路220で受
信され、プロセッサ210に着信イベントとして送出さ
れる。該プロセッサ210はこの着信イベントを受ける
と、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを
送出する。該通話路制御回路22は、このトーキー送出
要求オーダを受けると、音声ガイダンス装置240にト
ーキー出力要求オーダを送信する。音声ガイダンス装置
240は、IDコード入力を促すメッセージ“こちらは
QCS社員出退勤情報窓口です。あなたのIDコードを
入力してください。”を送出する(S2)。従業員は、
ガイダンス音声に従って自己のIDコードをダイヤルす
る(S3)。
【0082】入力されたIDコードは、公衆網320を
経て構内交換機400に入り、通話路制御回路220か
らプロセッサ210に通知される。該プロセッサ210
は、IDコードを受け取ると、コンピュータ300にI
Dコードチェック依頼を送信する。コンピュータ300
は、先ず入力されたIDコードが特殊文字であるかどう
かチェックする(S4)。特殊文字(例えば*や#等の
文字)であった場合には、コンピュータ300はプロセ
ッサ210を介して通話路制御回路220にトーキー送
出要求オーダを送出し、音声ガイダンス装置240から
“出退勤情報入力処理を中断します。”というメッセー
ジを送出して、IDコード異常を知らせる(S20)。
【0083】入力されたIDコードが特殊文字でなかっ
た場合、コンピュータ300は記憶装置310をアクセ
スし、事前に登録されている登録IDコードとの照合を
行なう。ここで、若し照合結果がNGであれば、NGが
何回目であるかチェックする(S6)。2回目まではス
テップS2に戻り、IDコードの入力を促す。NGが3
回目なると、手続き続行不可能とみなし、コンピュータ
300は音声ガイダンス装置240から“もう一度最初
からやり直してください。”というメッセージを送出す
る(S21)。照合の結果OKである場合には、コンピ
ュータ300は音声ガイダンス装置240から当日使用
する電話番号の入力を促すメッセージ“あなたの電話番
号を入力してください。”を送出する(S7)。従業員
は、ガイダンス案内に従って当日の勤務に使用する最寄
りの電話番号をダイヤルする(S8)。
【0084】入力された電話番号は、公衆網320を経
て構内交換機400に通知される。構内交換機400で
は、受信した電話番号情報をトランク回路250を介し
て通話路制御回路220に送る。該通話路制御回路22
0は、プロセッサ210に数字受信イベントを送出す
る。該プロセッサ210は、数字受信イベントを受け取
ると、コンピュータ300に勤務場所登録依頼を通知す
る。該コンピュータ300は、入力された数字に特殊文
字が含まれていないかどうかチェックする(S9)。若
し、特殊文字が含まれている場合には、コンピュータ3
00は、プロセッサ210を介して音声ガイダンス装置
240にトーキー出力要求オーダを送出し、音声ガイダ
ンス装置240からメッセージ“出退勤情報入力処理を
中断します。”を流し、従業員に注意を促す。
【0085】特殊文字が含まれていない場合には、コン
ピュータ300は入力された電話番号がOKであるかど
うかチェックする(S10)。NGである場合には、N
Gが何回目であるかどうかチェックする(S11)。2
回目までは、ステップS7に戻り、正しい電話番号の入
力を促す。3回目になると手続き続行不可能とみなし、
コンピュータ300は音声ガイダンス装置240から
“もう一度最初からやり直してください。”というメッ
セージを流して、最初からやり直させる(S21)。
【0086】入力された電話番号がOKの場合、コンピ
ュータ300は、記憶装置310をアクセスし、先に入
力されたIDに該当する従業員就業情報として、電話番
号より割り出される勤務場所を検索する。なお、勤務場
所と電話番号との関係を示すテーブルは、予め記憶装置
310内に登録されているものとする。次に、コンピュ
ータ300はプロセッサ210に検索結果通知を送出す
る。該プロセッサ210は、この結果通知を受け取る
と、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを
送出する。該通話路制御回路220はトーキー送出要求
オーダを受けると、音声ガイダンス装置240にトーキ
ー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置2
40はメッセージ“今日は…で勤務ですね。OK:1,
NG:2を入力してください。”を外線電話機200に
送出する(S12)。
【0087】従業員は、このメッセージの案内に従っ
て、“1”か“2”をダイヤル入力する。入力された電
話番号は、公衆網320を経て構内交換機400に通知
される。構内交換機400では、受信した電話番号情報
をトランク回路250を介して通話路制御回路220に
送る。該通話路制御回路220は、プロセッサ210に
数字受信イベントを送出する。該プロセッサ210は、
数字受信イベントを受け取ると、コンピュータ300に
通知する。該コンピュータ300は、入力された数字に
特殊文字が含まれていないかどうかチェックする(S1
3)。若し、特殊文字が含まれている場合には、コンピ
ュータ300は、プロセッサ210を介して音声ガイダ
ンス装置240にトーキー出力要求オーダを送出し、音
声ガイダンス装置240からメッセージ“出退勤情報入
力処理を中断します。”を流し、従業員に注意を促す。
【0088】特殊文字が含まれていない場合には、コン
ピュータ300は入力された電話番号がOKであるかど
うかチェックする(S14)。NGの場合には、音声ガ
イダンス装置240はからメッセージ“もう一度最初か
らやり直してください。”を送出する。OKの場合に
は、コンピュータ300は記憶装置310に勤務場所の
登録を行なう。そして、プロセッサ210に結果通知を
行ない、該プロセッサ210は通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを送出する。該通話路制御回路
220は、音声ガイダンス装置240にトーキー出力要
求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置240は、
今度は転送の要・不要の登録を行なうためのメッセージ
“着信電話を転送しますか。要:1,不要:2を入力し
てください。”を外線電話機200に送出する(S1
5)。
【0089】従業員は、この音声ガイダンスに従って、
転送を要求するかしないかをダイヤルにより入力する。
入力された数字は、公衆網320を経て構内交換機40
0に通知される。構内交換機400では、受信した電話
番号情報をトランク回路250を介して通話路制御回路
220に送る。該通話路制御回路220は、プロセッサ
210に数字受信イベントを送出する。該プロセッサ2
10は、数字受信イベントを受け取ると、コンピュータ
300に通知する。該コンピュータ300は、入力され
た数字に特殊文字が含まれていないかどうかチェックす
る(S16)。若し、特殊文字が含まれている場合に
は、コンピュータ300は、プロセッサ210を介して
音声ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを
送出し、音声ガイダンス装置240からメッセージ“出
退勤情報入力処理を中断します。”を流し、従業員に注
意を促す。
【0090】特殊文字が含まれていない場合には、コン
ピュータ300は入力された数字がOKであるかどうか
チェックする(S17)。OKの場合には、コンピュー
タ300は、先に登録されたIDに該当する従業員情報
として、電話番号と共に転送要求の有無を記憶装置31
0に登録する。そして、プロセッサ210に結果通知を
行なう。該プロセッサ210はこの結果通知を受ける
と、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダを
送出し、該通話路制御回路220は、音声ガイダンス装
置240にトーキー出力要求オーダを送信する。そし
て、該音声ガイダンス装置240はトーキー出力要求オ
ーダに従いメッセージ“転送を行ないます。ご利用あり
がとうございました。”を外線電話機200に送出する
(S18)。NGの場合には、コンピュータ300は音
声ガイダンス装置240からメッセージ“転送を行ない
ません。ご利用ありがとうございました。”を外線電話
機200に送出する(S19)。そして、従業員が外線
電話機200を切断すると終了する(S22)。
【0091】これ以降、転送要求がありの登録をしてい
る場合には、従業員の通常使用する内線電話機260に
着信があった場合、構内交換機400は、予め登録して
ある外線に電話を転送する。この実施例によれば、外線
電話機200からの電話番号を音声ガイダンス装置24
0のガイダンスに基づいて入力すると、コンピュータ3
00は、入力されたデータと、事前に登録された電話番
号と勤務場所との対応テーブルを基に従業員の勤務場所
を記憶装置310に登録することにより、外部より従業
員の勤務場所を特定し、従業員勤務場所の入出力を行な
うことができる。
【0092】また、外線電話機200から勤務場所の入
力と共に、転送要否の入力を行ない、転送要の場合に
は、構内交換機400は以後、該当従業員への着信電話
を記憶装置310に登録された電話機へ転送することに
より、社内と同様の電話受信を行なうことができる。
【0093】また、上述の第5,第6の実施例では、従
業員番号(IDコード)の入力の後、出退勤情報の入力
を行なっているが、実施例第5の出退勤時間の入力の
後、実施例第6の勤務場所の入力を続けて行なうことが
できる。このようにすれば、前記出退勤データの入力
後、引き続き勤務場所の入力を行なうことにより、従業
員番号の登録を省略することができる。
【0094】図28,図29は本発明の第7の実施例の
動作を示すフローチャート、図30,図31は本発明の
第7の実施例の動作を示すシーケンス図である。この実
施例では、コンピュータ300を利用した引き続き転送
(図30)と、音声ガイダンス装置240を使用した引
き続き転送(S31)を示す。図28,図29では、コ
ンピュータ300を利用した引き続き転送の場合につい
て説明する。この引き続き転送処理は、図21に示す第
5の実施例の後、又は図25に示す第6の実施例の後に
行われるものである。図中の〜は音声ガイダンス装
置240より発行されるメッセージの内容を示す。
【0095】プロセッサ210が通話路制御回路220
にトーキー送出要求オーダを送出すると、該通話路制御
回路220は、音声ガイダンス装置240にトーキー出
力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置240
から引き続き転送の要・不要の登録を促すメッセージ
“引き続き転送を行なうますか?”を外線電話機200
に送出する(S1)。従業員は、このメッセージに従っ
て、引き続き転送の有無を入力する(S2)。
【0096】入力されたデータは、トランク回路250
と通話路制御回路220を介してプロセッサ210に通
知される。該プロセッサ210は、コンピュータ300
に転送要求登録依頼を送出する。コンピュータ300
は、入力されたデータが引き続き転送要求をするか、し
ないか、その他のいずれであるか判断する。しない場合
には、コンピュータ300は音声ガイダンス装置240
からメッセージ“転送処理を行ないません。”を送出す
る(S18)。従業員は、このメッセージを聞くと、呼
の切断を行なう(S19)。
【0097】また、その他の場合には、コンピュータ3
00は、その他の入力が何回目であるかどうかチェック
する(S4)。その他の入力が2回目までは、ステップ
S1に戻り、その他の入力が3回目の場合には手続き続
行不可能と判断し、音声ガイダンス装置240からメッ
セージ“転送処理を行いません。”を送出する(S1
4)。従業員は、このメッセージを聞くと、呼の切断を
行なう(S15)。
【0098】転送処理を行なう場合には、コンピュータ
300は、ひき続き転送処理ありを記憶装置310に登
録した後、プロセッサ210に登録通知を行なう。プロ
セッサ210は、通話路制御回路220にトーキー送出
要求オーダを送出する。該通話路制御回路220は、こ
のトーキー送出要求オーダを受け取ると、音声ガイダン
ス装置240にトーキー出力要求オーダを送信する。該
音声ガイダンス装置240はトーキー出力要求オーダに
従い、メッセージ“転送先の電話番号を入力してくださ
い。”を外線電話機200に送出する(S5)。
【0099】従業員は、音声ガイダンスに従い、転送先
の電話番号をダイヤル入力する(S6)。このダイヤル
番号は、トランク回路250を介して通話路制御回路2
20に送られる。該通話路制御回路220は、プロセッ
サ210に数字受信イベントを送出する。該プロセッサ
210は数字受信イベントを受信すると、コンピュータ
300に電話番号検索要求を行なう。該コンピュータ3
00は、受信した数字に特殊文字が含まれていないかど
うかチェックする(S7)。含まれている場合には、音
声ガイダンス装置240からメッセージ“転送処理を行
ないません。”というメッセージを外線電話機200に
送出する(S18)。従業員は、このメッセージを聞く
と呼を切断する(S19)。
【0100】特殊文字が含まれていない場合、コンピュ
ータ300は記憶装置310を検索し、電話番号の登録
の有無を確認する。登録された電話番号があった場合に
は、該当個人情報記憶エリアにその転送先電話番号を登
録する。処理結果は、コンピュータ300からプロセッ
サ210に通知される。該プロセッサ210は、処理結
果を受け取ると、通話路制御回路220にトーキー送出
要求オーダを送出する。該通話路制御回路220は、音
声ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを送
信する。該音声ガイダンス装置240は、トーキー出力
要求オーダに従い、外線電話機200にメッセージ“…
さん、XX−XXXに転送ですね。OK:1,NG:2
を入力してください。”を送出する(S11)。
【0101】従業員がいずれかの数字をダイヤルする
と、この数字はトランク回路250を介して通話路制御
回路220に送られる。該通話路制御回路220は、こ
の数字を受信すると、プロセッサ210に数字受信イベ
ントを送出する。該プロセッサ210はこの数字受信イ
ベントを受け取ると、コンピュータ300に転送要求を
行なう。
【0102】コンピュータ300では、転送要求を受け
ると、入力された数字に特殊文字が含まれていないかど
うかチェックする(S12)。含まれている場合には、
音声ガイダンス装置240から外線電話機200にメッ
セージ“転送処理を行いません。”を送出し、従業員は
呼を切断する(S19)。特殊文字が含まれていない場
合には、入力された数字が“1”と“2”のいずれであ
るか判断する(S13)。“1”である場合には、転送
OKであるので、記憶装置310に登録された転送先電
話番号に呼を転送する(S17)。“2”である場合に
は、音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
メッセージ“転送処理を行ないません。”を送出し、従
業員は呼を切断する(S15)。
【0103】以上の実施例の説明では、引き続き転送処
理の主体としてコンピュータ300を用いた場合を例に
とった。しかしながら、転送処理の主体としては、音声
ガイダンス装置240を用いることができる。転送処理
の主体が変わるだけで動作の手続きは図28,図29と
ほぼ同じであるので、その説明は省略する。
【0104】このように、第7の実施例によれば、従業
員データの入力の後、外線電話機200より引き続き転
送希望の有無と、希望ありの場合には転送先の電話番号
を入力して、コンピュータ300が記憶装置310に希
望転送先電話番号の登録を行ない、コンピュータ300
から構内交換機400へ転送要求を送出することによ
り、各種従業員データの入力の後、引き続き希望の相手
への転送を行なうことができる。
【0105】また、従業員データの入力の後、外線電話
機200より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場
合には転送先の電話番号を入力して、音声ガイダンス装
置240が内部記憶部に希望転送先電話番号の登録を行
ない、音声ガイダンス装置240から構内交換機400
へ転送要求を送出することにより、各種従業員データの
入力の後、引き続き希望の相手への転送を行なうことが
できる。
【0106】この実施例によれば、従業員は改めて電話
をかけなおす必要はなく、例えば上司やグループメンバ
等との会話を行なうことができる。図32は本発明の第
8の実施例の動作を示すフローチャート、図33,図3
4は本発明の第8の実施例の動作を示すシーケンス図で
ある。この実施例は、パスワードを入力することによ
り、セキュリティの向上を図ったものである。図中の
〜は音声ガイダンス装置240より発行されるメッセ
ージの内容を示す。従業員は、出張先又は自宅より外線
電話機200から会社の受付電話番号をダイヤルする
(S1)。構内交換機400で受信した数字は、トラン
ク回路250を介して通話路制御回路220に送られ
る。該通話路制御回路220は、プロセッサ210に着
信イベントを送出する。該プロセッサ210は、着信イ
ベントを受けると、通話路制御回路220にトーキー送
出要求オーダを通知する。該通話路制御回路220は、
このトーキー送出要求を受信すると、音声ガイダンス装
置240にトーキー出力要求オーダを送出する。該音声
ガイダンス装置240は、メッセージ“こちらはQCS
社員個人情報受付窓口です。あなたのIDコードを入力
してください。”を、通話路制御回路220とトランク
回路250を介して外線電話機200に送出する(S
2)。
【0107】従業員は、音声ガイダンスのIDコード入
力案内に従って外線電話機200からIDコードを入力
する(S3)。入力されたダイヤル数字は、トランク回
路250を介して通話路制御回路220に送られる。該
通話路制御回路220は、プロセッサ210に数字受信
イベントを送出する。該プロセッサ210は、コンピュ
ータ300にIDコード照合要求を行なう。該コンピュ
ータ300は、記憶装置310を検索して、記憶装置3
10に既に登録されているIDと照合し、照合結果をプ
ロセッサ210に通知する。該プロセッサ210は、通
話路制御回路220に、照合結果通知オーダを送出す
る。
【0108】この照合結果通知オーダを受けると、通話
路制御回路220は、音声ガイダンス装置240にトー
キー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス装置
240は、トーキー出力要求オーダを受けると、通話路
制御回路220とトランク回路250を介して外線電話
機200にメッセージ“パスワードを入力してくださ
い。”を送出する(S4)。
【0109】従業員は、音声ガイダンスの入力案内に従
って、外線電話機200からパスワードをダイヤル入力
する(S5)。このパスワードは、図8に示すように、
例えば“@12345”というようなものである。入力
されたパスワードは、トランク回路250を介して通話
路制御回路220に送られる。該通話路制御回路220
は、パスワードを受信すると、プロセッサ210に数字
受信イベントを送出する。該プロセッサ210は、数字
受信イベントを受け取ると、コンピュータ300にパス
ワード照合要求を行なう。
【0110】該コンピュータ300は、パスワード照合
要求を受け取ると、記憶装置310に既に登録されてい
るパスワードとの照合を行なう。そして、照合結果通知
オーダをプロセッサ210に送出する。該プロセッサ2
10は、照合結果通知オーダを受け取ると、音声ガイダ
ンス装置240にトーキー出力要求オーダを送出する。
該音声ガイダンス装置240は、トーキー出力要求オー
ダを受け取ると、メッセージ“あなたの個人情報を書き
込みます。年次:1,出張:2,忌引:3をダイヤルし
てください。”を外線電話機200に送出する(S
6)。
【0111】従業員は、このメッセージを聞くと、個人
情報(年次・出張・忌引)のいずれかを選択してダイヤ
ル入力する(S7)。実施例では、“1”を選択した例
を示す。このダイヤル数字は、トランク回路250を介
して通話路制御回路220に送られる。該通話路制御回
路220は、ダイヤル数字を受信すると、プロセッサ2
10に数字受信イベントを送出する。該プロセッサ21
0は、この数字受信イベントを受け取ると、コンピュー
タ300にデータ照会要求を行なう。該コンピュータ3
00は、データ照会要求を受け取ると、記憶装置310
をアクセスして該当IDコード対応の個人情報を検索す
る。そして、検索結果をプロセッサ210に通知する。
【0112】該プロセッサ210は、検索結果を受け取
ると、通話路制御回路220にトーキー送出要求オーダ
を送出する。該通話路制御回路220は、トーキー送出
要求オーダを受け取ると、音声ガイダンス装置240に
トーキー出力要求オーダを送信する。該音声ガイダンス
装置240は、メッセージを送出する。このメッセージ
は先ず““年次”ですね。”が送出され(S8)、次に
“OK:1,NG:2をダイヤルしてください。”が送
出される(S9)。
【0113】従業員は、個人情報書き込み内容をチェッ
クしてOKを示す“1”をダイヤルする。なお、若しN
Gを示す“2”をダイヤルすると、ステップS6に戻
り、個人情報の再書き込みモードとなる。ダイヤルされ
た数字は、トランク回路250を介して通話路制御回路
220に送られる。該通話路制御回路220は、ダイヤ
ル数字を受信すると、プロセッサ210に数字受信イベ
ントを送出する。該プロセッサ210は、数字受信イベ
ントを受け取ると、コンピュータ300に対してデータ
書き込み要求を送信する。
【0114】該コンピュータ300は、データ書き込み
要求を受けると、記憶装置310をアクセスし、該当I
Dコード対応の個人情報を書き込む。そして、書き込み
結果をプロセッサ210に通知する。該プロセッサ21
0は、結果通知を受け取ると、通話路制御回路220に
トーキー送出要求オーダを送出する。該通話路制御回路
220は、トーキー送出要求オーダを受け取ると、音声
ガイダンス装置240にトーキー出力要求オーダを送信
する。該音声ガイダンス装置240は、トーキー出力要
求オーダを受け取り、メッセージ“IDコード=XXX
XXXさんは、“年次”が登録されました。ご利用あり
がとうございました。”を外線電話機200に送出する
(S10)。従業員はこのメッセージを聞くと、外線電
話機200の呼を切断し、終話する(S11)。この実
施例によれば、IDコード入力の後、個人パスワードを
入力することにより、個人情報を他の従業員が参照・変
更できなくなり、セキュリティ保護を図ることができ
る。次に、本発明で実現されている音声ガイダンス装置
240の音声合成方法について説明する。その前に、上
述したシーケンスで用いたイベントとオーダのフォーマ
ットについて説明する。図35は、通話路制御回路22
0からプロセッサ210に通知される着信イベント又は
数字受信イベントのフォーマット例を示す図である。図
において、1はヘッダ部で、イベントの種類に関わらず
共通の部分である。2は、イベント送出先のプロセッサ
種別を示す通信先プロセッサ種別、3はイベント番号
3、4は終了情報であるENDである。
【0115】図36は、トーキー送出要求オーダのフォ
ーマット例を示す図で、プロセッサ210から出力さ
れ、通話路制御回路220を経て音声ガイダンス装置2
40に通知されるものである。図において、11は各種
オーダに共通のヘッダ部、12はオーダ送出先の装置種
別を示す通信先装置種別、13は各種のメッセージエリ
ア、14は終了情報を示すENDである。メッセージエ
リア13は、固定/可変のメッセージIDと、メッセー
ジエリアと、次メッセージ有無フラグより構成されてい
る。固定メッセージIDの時には、編集エリアは空白の
ままとなる(その代わりに音声ガイダンス装置240内
で編集される)。
【0116】本発明では、例えば図26に示す第6の実
施例の破線で囲まれた領域Zにおいて、コンピュータ3
00により検索した従業員の氏名や、勤務場所を音声ガ
イダンス装置240の内容の可変部分に挿入することに
より、より自然な音声ガイダンスを実現している。
【0117】例えば、従業員がIDコードを入力する
と、コンピュータ300は、IDコードの検索を行な
う。該コンピュータ300は、検索の結果をプロセッサ
210経由で音声ガイダンス装置240に送出する。こ
の時、ID検索結果として、登録されたIDかどうかの
情報と共に、IDの所有者名も同時に転送している。音
声ガイダンス装置240では、ガイダンス入出力部24
1(図2参照)で受信したID所有者の氏名を、ガイダ
ンス編集部242(図2参)で音声ガイダンスの可変部
分に挿入し、音声ガイダンスの固定部分と合成して出力
している。
【0118】例えば、IDコードの入力に引き続き電話
番号の入力を促す場合には、「△△△△(可変部分)さ
んの電話番号を入力してください。(固定部分)」のよ
うに可変部分と固定部分を組み合わせて、より自然でユ
ーザフレンドリな音声ガイダンスを実現している。
【0119】次に、従業員が勤務先の電話番号を入力し
た際には、コンピュータ300は、電話番号をキーワー
ドとして勤務場所の検索を行なう。この時、コンピュー
タ300は、検索の結果をプロセッサ210経由で音声
ガイダンス装置240に送出する。この時、検索結果と
して、登録された場所かどうかの情報と共に、勤務場所
の名称も同時に転送する。
【0120】音声ガイダンス装置240では、受信した
勤務場所の名称を、音声ガイダンス部分の可変部分に挿
入し、音声ガイダンスの固定部分と合成して出力する。
例えば、勤務場所に引き続きOK/NGの入力を促す場
合には、「今日は(固定部分)…(可変部分)で勤務
ですね。OK/NGを入力してください。(固定部分
)」のように、可変部分と固定部分を組み合わせるこ
とにより、より自然でフレンドリな音声ガイダンスを実
現している。
【0121】このように、本発明によれば、音声ガイダ
ンス装置240から送出される音声ガイダンスの内容
を、固定部分と可変部分に分割し、発呼者からの各種情
報に基づき、コンピュータ300によりデータの検索を
行った結果を可変部分として使用し、固定的な部分と組
み合わせて音声ガイダンスとして送出することにより、
より自然なガイダンスの送出を行なうことができる。
【0122】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、外線電話機200から公衆網320を介して送
られてくる電話番号は構内交換機400で受信されプロ
セッサ210に送られる()。プロセッサ210は受
信した情報をコンピュータ300に送信する()。該
コンピュータ300は、外線電話機200から公衆網3
20を介してデータが送られてくると()、前記音声
ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて処理し、
処理結果により、入力されたデータをコンピュータ30
0が記憶装置310に登録を行なう()と共に、結果
をプロセッサ210に返す()。プロセッサ210
は、コンピュータ300から送られてきたデータを音声
ガイダンス装置240に通知し()、該音声ガイダン
ス装置240は、入力された情報に基づく音声を作成
し、公衆網320から外線電話機200に通知するよう
にした()。これにより、外部からの出退勤管理を可
能とする個人情報入出力システムを提供することができ
る。
【0123】この場合において、外線電話機200から
のデータを、音声ガイダンス装置240のガイダンスに
基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコンピュ
ータ300が記憶装置310に登録を行なうと共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知し、更に、記憶装置310に登録したデータを照会
することにより、外部より個人情報を照会することがで
きる。
【0124】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを変更することに
より、外部より個人情報の変更を行なうことができる。
【0125】また、外線電話機200からのデータを、
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
し、入力されたデータに基づいてコンピュータ300が
記憶装置310に登録を行なうと共に、結果を音声ガイ
ダンス装置240から外線電話機200に通知し、更
に、記憶装置310に登録したデータを削除することに
より、外部より個人情報の削除を行なうことができる。
【0126】また、外線電話機200からの従業員出退
勤データを、音声ガイダンス装置240からのガイダン
スに基づいて入力し、入力されたデータに基づいてコン
ピュータ300が記憶装置310に登録すると共に、結
果を音声ガイダンス装置240から外線電話機200に
通知することにより、外部より個人情報の出退勤管理を
行なうことができる。
【0127】また、登録する従業員出退勤データの種別
毎に、電話番号を設けることにより、外部(一般加入
者)からの登録種別の入力を不要とすることができる。
また、登録する従業員出退勤データの入力時間により、
コンピュータ300が従業員出退勤データの種別を判別
することにより、外部(一般加入者)からの登録種別の
入力を不要とすることができる。
【0128】また、外線電話機200からの電話番号を
音声ガイダンス装置240のガイダンスに基づいて入力
すると、コンピュータ300は、入力されたデータと、
事前に登録された電話番号と勤務場所との対応テーブル
を基に従業員の勤務場所を記憶装置310に登録するこ
とにより、外部より従業員の勤務場所を特定し、従業員
勤務場所の入出力を行なうことができる。
【0129】また、外線電話機200から勤務場所の入
力と共に、転送要否の入力を行ない、転送要の場合に
は、構内交換機400は以後、該当従業員への着信電話
を記憶装置310に登録された電話機へ転送することに
より、社内と同様の電話受信を行なうことができる。
【0130】また、前記出退勤データの入力後、引き続
き勤務場所の入力を行なうことにより、従業員番号の登
録を省略することができる。また、従業員データの入力
の後、外線電話機200より引き続き転送希望の有無
と、希望ありの場合には転送先の電話番号を入力して、
コンピュータ300が記憶装置310に希望転送先電話
番号の登録を行ない、コンピュータ300から構内交換
機400へ転送要求を送出することにより、各種従業員
データの入力の後、引き続き希望の相手への転送を行な
うことができる。
【0131】また、従業員データの入力の後、外線電話
機200より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場
合には転送先の電話番号を入力して、音声ガイダンス装
置240が内部記憶部に希望転送先電話番号の登録を行
ない、音声ガイダンス装置240から構内交換機400
へ転送要求を送出することにより、各種従業員データの
入力の後、引き続き希望の相手への転送を行なうことが
できる。
【0132】また、外線電話機200からIDコード入
力後、パスワードを入力することにより、個人情報デー
タのセキュリティ保護を図ることができる。また、音声
ガイダンス装置240から送出される音声ガイダンスの
内容を、固定部分と可変部分に分割し、発呼者からの各
種情報に基づき、コンピュータ300によりデータの検
索を行った結果を可変部分として使用し、固定的な部分
と組み合わせて音声ガイダンスとして送出することによ
り、より自然なガイダンスの送出を行なうことができ
る。
【0133】このように、本発明によれば、外部からの
出退勤管理を可能とする個人情報入出力システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】TCSIインタフェースに基づく制御メッセー
ジシーケンスを示す図である。
【図4】制御メッセージシーケンスでやりとりされる制
御メッセージのフォーマット例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第1の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図7】本発明の第1の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図8】個人情報データベースの構成例を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第2の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図11】本発明の第2の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図12】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の第3の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の第3の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図15】本発明の第3の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図16】本発明の第3の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図17】本発明の第4の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】本発明の第4の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図19】本発明の第4の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図20】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図21】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図22】本発明の第5の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図23】本発明の第5の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図24】本発明の第6の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図25】本発明の第6の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図26】本発明の第6の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図27】本発明の第6の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図28】本発明の第7の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図29】本発明の第7の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図30】本発明の第7の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図31】本発明の第7の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図32】本発明の第8の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図33】本発明の第8の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図34】本発明の第8の実施例の動作を示すシーケン
ス図である。
【図35】着信イベント又は数字受信イベントのフォー
マット例を示す図である。
【図36】トーキー送出要求オーダのフォーマット例を
示す図である。
【図37】従来システムの構成概念を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
200 外線電話機 210 プロセッサ 220 通話路制御回路 230 時計回路 240 音声ガイダンス装置 250 トランク回路 260 内線電話機 300 コンピュータ 310 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 G06F 15/21 M

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として内線電話機の交換接続を行なう
    構内交換機と、 該構内交換機と接続される情報処理用のコンピュータ
    と、 該コンピュータと接続される情報管理用の記憶装置とを
    具備し、 前記構内交換機内に、音声でガイダンスを送出する音声
    ガイダンス装置を設け、 前記コンピュータは、外線電話機から公衆網を介して送
    られてくるデータを前記音声ガイダンス装置のガイダン
    スに基づいて処理し、 処理結果により、入力されたデータをコンピュータが記
    憶装置に登録を行なうと共に、結果を音声ガイダンス装
    置から外線電話機に通知することを特徴とする個人情報
    入出力システム。
  2. 【請求項2】 外線電話機からのデータを、前記音声ガ
    イダンス装置のガイダンスに基づいて入力し、 入力されたデータに基づいて前記コンピュータが前記記
    憶装置に登録を行なうと共に、結果を前記音声ガイダン
    ス装置から外線電話機に通知し、 更に、記憶装置に登録したデータを照会することを特徴
    とする請求項1記載の個人情報入出力システム。
  3. 【請求項3】 外線電話機からのデータを、前記音声ガ
    イダンス装置のガイダンスに基づいて入力し、 入力されたデータに基づいて前記コンピュータが前記記
    憶装置に照会を行なうと共に、結果を前記音声ガイダン
    ス装置から外線電話機に通知し、 更に、記憶装置に登録したデータを変更することを特徴
    とする請求項1記載の個人情報入出力システム。
  4. 【請求項4】 外線電話機からのデータを、前記音声ガ
    イダンス装置のガイダンスに基づいて入力し、 入力されたデータに基づいて前記コンピュータが前記記
    憶装置に照会を行なうと共に、結果を音声ガイダンス装
    置から外線電話機に通知し、 更に、記憶装置に登録したデータを削除することを特徴
    とする請求項1記載の個人情報入出力システム。
  5. 【請求項5】 外線電話機からの従業員出退勤データ
    を、前記音声ガイダンス装置からのガイダンスに基づい
    て入力し、 入力されたデータに基づいて前記コンピュータが前記記
    憶装置に登録すると共に、結果を音声ガイダンス装置か
    ら外線電話機に通知することを特徴とする請求項1記載
    の個人情報入出力システム。
  6. 【請求項6】 登録する従業員出退勤データの種別毎
    に、電話番号を設けることを特徴とする請求項5記載の
    個人情報入出力システム。
  7. 【請求項7】 登録する従業員出退勤データの入力時間
    により、コンピュータが従業員出退勤データの種別を判
    別することを特徴とする請求項5記載の個人情報入出力
    システム。
  8. 【請求項8】 外線電話機からの電話番号を前記音声ガ
    イダンス装置のガイダンスに基づいて入力すると、 前記コンピュータは、入力されたデータと、事前に登録
    された電話番号と勤務場所との対応テーブルを基に従業
    員の勤務場所を記憶装置に登録することを特徴とする請
    求項5記載の個人情報入出力システム。
  9. 【請求項9】 外線電話機から勤務場所の入力と共に、
    転送要否の入力を行ない、 転送要の場合には、前記構内交換機は以後、該当従業員
    への着信電話を前記記憶装置に登録された電話機へ転送
    することを特徴とする請求項8記載の個人情報入出力シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記出退勤データの入力後、引き続き
    勤務場所の入力を行なうことを特徴とする請求項5又は
    請求項8のいずれかに記載の個人情報入出力システム。
  11. 【請求項11】 従業員データの入力の後、外線電話機
    より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場合には転
    送先の電話番号を入力して、前記コンピュータが前記記
    憶装置に希望転送先電話番号の登録を行ない、コンピュ
    ータから前記構内交換機へ転送要求を送出することを特
    徴とする請求項1記載の個人情報入出力システム。
  12. 【請求項12】 従業員データの入力の後、外線電話機
    より引き続き転送希望の有無と、希望ありの場合には転
    送先の電話番号を入力して、前記音声ガイダンス装置が
    内部記憶部に希望転送先電話番号の登録を行ない、音声
    ガイダンス装置から前記構内交換機へ転送要求を送出す
    ることを特徴とする請求項1記載の個人情報入出力シス
    テム。
  13. 【請求項13】 外線電話機からIDコード入力後、パ
    スワードを入力することを特徴とする請求項1記載の個
    人情報入出力システム。
  14. 【請求項14】 前記音声ガイダンス装置から送出され
    る音声ガイダンスの内容を、固定部分と可変部分に分割
    し、 発呼者からの各種情報に基づき、前記コンピュータによ
    りデータの検索を行った結果を可変部分として使用し、 固定的な部分と組み合わせて音声ガイダンスとして送出
    することを特徴とする請求項1記載の個人情報入出力シ
    ステム。
JP15007095A 1995-06-16 1995-06-16 個人情報入出力システム Withdrawn JPH098915A (ja)

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JP15007095A JPH098915A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 個人情報入出力システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008191852A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Comtex Co Ltd 入退出情報把握システム
JP2009171306A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Nec Corp 情報処理装置およびそのためのコンピュータプログラム、入場管理システム、情報処理方法および入場管理方法

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