JPH0987671A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH0987671A JPH0987671A JP24406395A JP24406395A JPH0987671A JP H0987671 A JPH0987671 A JP H0987671A JP 24406395 A JP24406395 A JP 24406395A JP 24406395 A JP24406395 A JP 24406395A JP H0987671 A JPH0987671 A JP H0987671A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 (a)ラウリン酸又はミリスチン酸の水
溶性塩 5〜40重量%、(b)非石けん系アニオン界
面活性剤 2〜60重量%、(c)ベタイン型両性界面
活性剤 0.1〜10重量%、(d)シリコーン類
0.1〜15重量%を含有する液体洗浄剤組成物。 【効果】 この液体洗浄剤組成物は洗浄力及び起泡力が
強く、かつ洗浄後の肌にべたつき感がなく、かさつき感
もなく、良好な保湿効果及びなめらかさを付与する。
溶性塩 5〜40重量%、(b)非石けん系アニオン界
面活性剤 2〜60重量%、(c)ベタイン型両性界面
活性剤 0.1〜10重量%、(d)シリコーン類
0.1〜15重量%を含有する液体洗浄剤組成物。 【効果】 この液体洗浄剤組成物は洗浄力及び起泡力が
強く、かつ洗浄後の肌にべたつき感がなく、かさつき感
もなく、良好な保湿効果及びなめらかさを付与する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体洗浄剤組成物に
関し、さらに詳細には洗浄後の皮膚にべとつきやべたつ
きを生じさせず、また過剰の脱脂や乾燥を生じさせるこ
となく良好な保湿効果及びなめらかさを付与する液体皮
膚洗浄剤組成物に関する。
関し、さらに詳細には洗浄後の皮膚にべとつきやべたつ
きを生じさせず、また過剰の脱脂や乾燥を生じさせるこ
となく良好な保湿効果及びなめらかさを付与する液体皮
膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚洗浄剤は主に皮脂や汗由来の
汚れを洗浄する目的で使用されている。ところが、従来
の洗浄剤は洗浄力を強く求めていることから、皮膚の天
然の脂質や保湿成分をも除いてしまうため、過度に脱脂
され、乾燥して、かさつき感を生じるという問題があっ
た。
汚れを洗浄する目的で使用されている。ところが、従来
の洗浄剤は洗浄力を強く求めていることから、皮膚の天
然の脂質や保湿成分をも除いてしまうため、過度に脱脂
され、乾燥して、かさつき感を生じるという問題があっ
た。
【0003】近年、洗浄後の皮膚の感触を向上させる目
的で洗浄剤にシリコーンを配合した例が報告されてい
る。例えば特開平6−49486号公報には、直鎖状ポ
リシロキサン/ポリオキシアルキレンブロックからなる
くり返し単位で構成された非加水分解性ブロックコポリ
マーを含有する洗浄剤組成物が記載されている。この組
成物は、皮膚にほとんど刺激を与えず、洗浄中はよく泡
立ち、乾燥後の肌の保湿作用を付与する。
的で洗浄剤にシリコーンを配合した例が報告されてい
る。例えば特開平6−49486号公報には、直鎖状ポ
リシロキサン/ポリオキシアルキレンブロックからなる
くり返し単位で構成された非加水分解性ブロックコポリ
マーを含有する洗浄剤組成物が記載されている。この組
成物は、皮膚にほとんど刺激を与えず、洗浄中はよく泡
立ち、乾燥後の肌の保湿作用を付与する。
【0004】また、特開平6−17097号公報には、
アニオン界面活性剤の多価金属塩及びシリコーン誘導体
を含有する洗浄剤組成物が記載されている。この組成物
は、良好な安定性と起泡力を有し、洗浄後の肌に高いす
べすべ感を付与する。また、特開平4−226908号
公報には、シリコーンオイルと特定の界面活性剤を含有
するシャワージェルが記載されている。この組成物は、
高い洗浄性及び起泡力を有し、かつ皮膚に柔軟性を付与
することができる。また、ヨーロッパ特許第65590
9号には、脂肪族アシルイセチオネート、カチオンポリ
マー及びシリコーンを含有する液状又はジェル状のシャ
ワージェル組成物が記載されている。この組成物は、他
の界面活性剤を配合した組成物に比べてシリコーンの皮
膚への付着性が向上している。
アニオン界面活性剤の多価金属塩及びシリコーン誘導体
を含有する洗浄剤組成物が記載されている。この組成物
は、良好な安定性と起泡力を有し、洗浄後の肌に高いす
べすべ感を付与する。また、特開平4−226908号
公報には、シリコーンオイルと特定の界面活性剤を含有
するシャワージェルが記載されている。この組成物は、
高い洗浄性及び起泡力を有し、かつ皮膚に柔軟性を付与
することができる。また、ヨーロッパ特許第65590
9号には、脂肪族アシルイセチオネート、カチオンポリ
マー及びシリコーンを含有する液状又はジェル状のシャ
ワージェル組成物が記載されている。この組成物は、他
の界面活性剤を配合した組成物に比べてシリコーンの皮
膚への付着性が向上している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の液体洗浄剤では未だ満足すべき保湿効果は得られ
ていない。従って本発明の目的は肌にべたつきやべとつ
きを生じさせることなく、良好な洗浄力と保湿効果を有
する液体洗浄剤組成物を提供することにある。
従来の液体洗浄剤では未だ満足すべき保湿効果は得られ
ていない。従って本発明の目的は肌にべたつきやべとつ
きを生じさせることなく、良好な洗浄力と保湿効果を有
する液体洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の脂肪酸石け
ん、非石けん系アニオン界面活性剤及びベタイン型両性
界面活性剤の3種の界面活性剤を組み合せ、これにシリ
コーン類を配合することにより、保湿成分のケラチン層
への浸透性を向上させ、洗浄力に優れるとともに洗浄後
の肌にべたつきやべとつきを生じさせることなく良好な
保湿性を付与できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の脂肪酸石け
ん、非石けん系アニオン界面活性剤及びベタイン型両性
界面活性剤の3種の界面活性剤を組み合せ、これにシリ
コーン類を配合することにより、保湿成分のケラチン層
への浸透性を向上させ、洗浄力に優れるとともに洗浄後
の肌にべたつきやべとつきを生じさせることなく良好な
保湿性を付与できることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【0007】すなわち、本発明は次の成分(a)、
(b)、(c)及び(d): (a)ラウリン酸又はミリスチン酸の水溶性塩 5〜40重量% (b)非石けん系アニオン界面活性剤 2〜60重量% (c)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜10重量% (d)シリコーン類 0.1〜15重量% を含有する洗浄剤組成物を提供するものである。
(b)、(c)及び(d): (a)ラウリン酸又はミリスチン酸の水溶性塩 5〜40重量% (b)非石けん系アニオン界面活性剤 2〜60重量% (c)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜10重量% (d)シリコーン類 0.1〜15重量% を含有する洗浄剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる(a)ラウリ
ン酸又はミリスチン酸の水溶性塩とは、ラウリン酸又は
ミリスチン酸の塩であって室温で水に5重量%濃度とし
たときに安定に溶解又は分散しうる塩をいい、具体的に
はカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエ
タノールアミン塩等及びこれらの混合物が挙げられる。
ラウリン酸及びミリスチン酸はそれぞれ単独又は組合せ
て用いてもよく、又これらの脂肪酸を多く含む天然油
脂、例えばやし油由来の脂肪酸を用いてもよい。特にミ
リスチン酸、ステアリン酸等の長鎖脂肪酸をラウリン酸
又はミリスチン酸に対し重量比で1/10〜1/1とな
るよう混合した脂肪酸を用いると持続性がありクリーミ
ーな泡になるので好ましい。これらの脂肪酸塩は予め脂
肪酸を塩基で中和して塩とした後に配合してもよく、本
発明液体洗浄剤組成物の調製時に溶融した脂肪酸を塩基
の水溶液で中和することにより組成物中で塩を形成させ
てもよい。又、一部を未中和の遊離脂肪酸として残存さ
せてもよい。
ン酸又はミリスチン酸の水溶性塩とは、ラウリン酸又は
ミリスチン酸の塩であって室温で水に5重量%濃度とし
たときに安定に溶解又は分散しうる塩をいい、具体的に
はカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩、トリエ
タノールアミン塩等及びこれらの混合物が挙げられる。
ラウリン酸及びミリスチン酸はそれぞれ単独又は組合せ
て用いてもよく、又これらの脂肪酸を多く含む天然油
脂、例えばやし油由来の脂肪酸を用いてもよい。特にミ
リスチン酸、ステアリン酸等の長鎖脂肪酸をラウリン酸
又はミリスチン酸に対し重量比で1/10〜1/1とな
るよう混合した脂肪酸を用いると持続性がありクリーミ
ーな泡になるので好ましい。これらの脂肪酸塩は予め脂
肪酸を塩基で中和して塩とした後に配合してもよく、本
発明液体洗浄剤組成物の調製時に溶融した脂肪酸を塩基
の水溶液で中和することにより組成物中で塩を形成させ
てもよい。又、一部を未中和の遊離脂肪酸として残存さ
せてもよい。
【0009】本発明液体洗浄剤組成物中に成分(a)は
5〜40重量%配合されるが、10〜20重量%配合す
るのがより好ましい。
5〜40重量%配合されるが、10〜20重量%配合す
るのがより好ましい。
【0010】本発明に用いられる(b)非石けん系アニ
オン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−脂肪酸
エーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ス
ルホコハク酸塩等が挙げられる。これらの界面活性剤に
おいては、疎水部としてのアルキル部分やアシル部分の
炭素数は8〜18が好ましく、10〜14がより好まし
い。また対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属、マグネシウム等のアルカリ土類金属、ト
リエタノールアンモニウム、アルカノールアンモニウ
ム、アンモニウム等が好ましい。また、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩のエチレンオキシド付加モ
ル数は1〜3が好ましく、そのアルキル部の平均炭素数
は11〜13が好ましい。
オン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−脂肪酸
エーテルスルホン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ス
ルホコハク酸塩等が挙げられる。これらの界面活性剤に
おいては、疎水部としてのアルキル部分やアシル部分の
炭素数は8〜18が好ましく、10〜14がより好まし
い。また対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属、マグネシウム等のアルカリ土類金属、ト
リエタノールアンモニウム、アルカノールアンモニウ
ム、アンモニウム等が好ましい。また、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸塩のエチレンオキシド付加モ
ル数は1〜3が好ましく、そのアルキル部の平均炭素数
は11〜13が好ましい。
【0011】これらのアニオン界面活性剤(b)のう
ち、スルホコハク酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩が特に好ましい。
ち、スルホコハク酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル硫酸塩が特に好ましい。
【0012】これらのアニオン界面活性剤(b)は、単
独で又は2種以上を混合して使用でき、本発明液体洗浄
剤組成物中に2〜40重量%配合されるが、5〜20重
量%配合するのがより好ましい。
独で又は2種以上を混合して使用でき、本発明液体洗浄
剤組成物中に2〜40重量%配合されるが、5〜20重
量%配合するのがより好ましい。
【0013】本発明に用いられるベタイン型両性界面活
性剤(c)としては、例えば次の一般式(1);
性剤(c)としては、例えば次の一般式(1);
【0014】
【化1】
【0015】〔式中、R1 は炭素数9〜21のアルキル
基又はアルケニル基を示し、nは0又は1であり、mは
1〜4の整数を示し、R2 及びR3 は炭素数1〜4のア
ルキル基又は-(CH2CH2O)lH(lは1〜3)であり、Zは-
CH2CH(OH)CH2SO3、-(CH2)gSO3又は-(CH2)hCOO(gは2
〜5の整数、hは1〜3の整数)を示す。〕で表される
ものが好ましい。
基又はアルケニル基を示し、nは0又は1であり、mは
1〜4の整数を示し、R2 及びR3 は炭素数1〜4のア
ルキル基又は-(CH2CH2O)lH(lは1〜3)であり、Zは-
CH2CH(OH)CH2SO3、-(CH2)gSO3又は-(CH2)hCOO(gは2
〜5の整数、hは1〜3の整数)を示す。〕で表される
ものが好ましい。
【0016】一般式(1)中、R1 は炭素数9〜21の
アルキル基又はアルケニル基を示すが、例えばラウリル
基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレ
イル基、やし油アルキル基、パーム油アルキル基、牛脂
アルキル基等が挙げられる。炭素数が8以下では皮膚へ
の刺激が強くなり、炭素数が23以上では起泡性増強効
果が低下する。R2 、R3 は炭素数1〜4のアルキル基
又は-(CH2CH2O)lH(lは1〜3)であり、具体的にはメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヒドロキシ
エチル基等が挙げられる。
アルキル基又はアルケニル基を示すが、例えばラウリル
基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレ
イル基、やし油アルキル基、パーム油アルキル基、牛脂
アルキル基等が挙げられる。炭素数が8以下では皮膚へ
の刺激が強くなり、炭素数が23以上では起泡性増強効
果が低下する。R2 、R3 は炭素数1〜4のアルキル基
又は-(CH2CH2O)lH(lは1〜3)であり、具体的にはメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヒドロキシ
エチル基等が挙げられる。
【0017】これらのベタイン型両性界面活性剤(c)
は、単独で又は2種以上を混合して本発明液体洗浄剤組
成物に配合でき、当該組成物中に0.1〜10重量%配
合されるが、0.5〜5重量%配合するのがより好まし
い。
は、単独で又は2種以上を混合して本発明液体洗浄剤組
成物に配合でき、当該組成物中に0.1〜10重量%配
合されるが、0.5〜5重量%配合するのがより好まし
い。
【0018】本発明に用いられるシリコーン類(d)と
しては、特開平6−247833号公報記載のシリコー
ン類、例えば(1)ジメチルポリシロキサン、(2)メ
チルフェニルポリシロキサン、(3)アミノ変性シリコ
ーン、(4)脂肪酸変性シリコーン、(5)アルコール
変性シリコーン、(6)脂肪酸アルコール変性シリコー
ン、(7)ポリエーテル変性シリコーン、(8)エポキ
シ変性シリコーン、(9)フッ素変性シリコーン、(1
0)環状シリコーン、(11)アルキル変性シリコーン
等が挙げられる。これらのシリコーン類(d)は、皮膚
に付与すべき感触によって選択することができるが、よ
りなめらかな泡感触とより優れた洗い上り感を得るため
には、(1)ジメチルポリシロキサン、(3)アミノ変
性シリコーン、(5)アルコール変性シリコーン、
(7)ポリエーテル変性シリコーン、及び(10)環状
シリコーンがより好ましい。
しては、特開平6−247833号公報記載のシリコー
ン類、例えば(1)ジメチルポリシロキサン、(2)メ
チルフェニルポリシロキサン、(3)アミノ変性シリコ
ーン、(4)脂肪酸変性シリコーン、(5)アルコール
変性シリコーン、(6)脂肪酸アルコール変性シリコー
ン、(7)ポリエーテル変性シリコーン、(8)エポキ
シ変性シリコーン、(9)フッ素変性シリコーン、(1
0)環状シリコーン、(11)アルキル変性シリコーン
等が挙げられる。これらのシリコーン類(d)は、皮膚
に付与すべき感触によって選択することができるが、よ
りなめらかな泡感触とより優れた洗い上り感を得るため
には、(1)ジメチルポリシロキサン、(3)アミノ変
性シリコーン、(5)アルコール変性シリコーン、
(7)ポリエーテル変性シリコーン、及び(10)環状
シリコーンがより好ましい。
【0019】これらのシリコーン類(d)は単独で又は
2種以上を混合して使用することができ、本発明液体洗
浄剤組成物中に0.1〜15重量%配合されるが、0.
5〜5重量%配合するのがより好ましい。
2種以上を混合して使用することができ、本発明液体洗
浄剤組成物中に0.1〜15重量%配合されるが、0.
5〜5重量%配合するのがより好ましい。
【0020】また、本発明液体洗浄剤組成物には、洗浄
後の肌になめらかさを付与する目的で多価アルコール
(e)を配合することができる。ここで多価アルコール
(e)としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジグリセロール、グリセリ
ン、ソルビトール等が挙げられる。このうち、グリセリ
ン及びソルビトールがより好ましい。これらの多価アル
コール(e)は、単独で又は2種以上を混合して使用す
ることができ、本発明液体洗浄剤組成物中に0.1〜2
0重量%、特に0.5〜10重量%配合するのが好まし
い。
後の肌になめらかさを付与する目的で多価アルコール
(e)を配合することができる。ここで多価アルコール
(e)としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジグリセロール、グリセリ
ン、ソルビトール等が挙げられる。このうち、グリセリ
ン及びソルビトールがより好ましい。これらの多価アル
コール(e)は、単独で又は2種以上を混合して使用す
ることができ、本発明液体洗浄剤組成物中に0.1〜2
0重量%、特に0.5〜10重量%配合するのが好まし
い。
【0021】本発明液体洗浄剤組成物中には、さらに粘
度調整剤、防腐剤、消毒剤、香料、色素、水等の任意成
分を配合することができる。
度調整剤、防腐剤、消毒剤、香料、色素、水等の任意成
分を配合することができる。
【0022】本発明液体洗浄剤組成物は、前記の各成分
を常法に従って混合することにより製造することができ
る。組成物の形態としては、乳液状が好ましく、皮膚洗
浄剤、特に手、顔又は全身用洗浄剤として使用するのが
好ましい。
を常法に従って混合することにより製造することができ
る。組成物の形態としては、乳液状が好ましく、皮膚洗
浄剤、特に手、顔又は全身用洗浄剤として使用するのが
好ましい。
【0023】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。
【0024】実施例1 表1に示す組成の液体洗浄剤組成物を常法に従って製造
した。ボランティアに40℃で前腕部内側を洗浄しても
らい、洗浄前と洗浄10分後の前腕部の皮膚コンダクタ
ンスを測定した。洗浄前の皮膚コンダクタンスを100
とした。また、同じ組成物を用いて強く洗浄し、タオル
ドライした後の皮膚の感触を5名の専門パネリストによ
り下記基準で評価した。
した。ボランティアに40℃で前腕部内側を洗浄しても
らい、洗浄前と洗浄10分後の前腕部の皮膚コンダクタ
ンスを測定した。洗浄前の皮膚コンダクタンスを100
とした。また、同じ組成物を用いて強く洗浄し、タオル
ドライした後の皮膚の感触を5名の専門パネリストによ
り下記基準で評価した。
【0025】べたつき感がある;× 少しべたつく ;△ べたつかない ;○
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、本発明の液体洗
浄剤組成物は、洗い上り後の皮膚に優れた保湿効果を有
するにもかかわらず、べたつきのないものであった。
浄剤組成物は、洗い上り後の皮膚に優れた保湿効果を有
するにもかかわらず、べたつきのないものであった。
【0028】実施例2 表2に示す組成の液体洗浄剤組成物を常法に従い、製造
した。専門パネラーに、皮膚を洗浄してもらい、洗浄時
の泡立ちの良さ、洗浄後タオルドライした後の肌のべた
つき感、なめらかさ及びかさつき感について評価した。
した。専門パネラーに、皮膚を洗浄してもらい、洗浄時
の泡立ちの良さ、洗浄後タオルドライした後の肌のべた
つき感、なめらかさ及びかさつき感について評価した。
【0029】〔評価基準〕 泡立ち: 泡立ち良好;○ 泡立ち不十分;× べたつき感: べたつき感なし;○ ややべたつき感あり;△ べたつき感あり;× なめらかさ: なめらか;○ ややなめらか;△ なめらかさ不十分;× かさつき感: かさつきなし;○ ややかさつきあり;△ かさつき感あり;×
【0030】
【表2】
【0031】表2より、本発明の液体洗浄剤組成物は、
泡立ちがよく、かつ洗い上りの肌がべたつきがないにも
かかわらず、なめらかで、しかもかさつき感のないもの
であった。
泡立ちがよく、かつ洗い上りの肌がべたつきがないにも
かかわらず、なめらかで、しかもかさつき感のないもの
であった。
【0032】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は洗浄力及び
起泡力が強く、かつ洗浄後の肌にべたつき感がなく、か
さつき感もなく、良好な保湿効果及びなめらかさを付与
する。
起泡力が強く、かつ洗浄後の肌にべたつき感がなく、か
さつき感もなく、良好な保湿効果及びなめらかさを付与
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:02 1:90) (72)発明者 カオ クーリー 台湾 タイペイ シティー,シンロン ロ ード, セクション1,アレイ229,8, フロアー3
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(a)、(b)、(c)及び
(d): (a)ラウリン酸又はミリスチン酸の水溶性塩 5〜40重量% (b)非石けん系アニオン界面活性剤 2〜60重量% (c)ベタイン型両性界面活性剤 0.1〜10重量% (d)シリコーン類 0.1〜15重量% を含有する液体洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 さらに、(e)水溶性多価アルコールを
0.1〜20重量%含有するものである請求項1記載の
液体洗浄剤組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24406395A JPH0987671A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 液体洗浄剤組成物 |
MYPI9603762 MY119903A (en) | 1995-09-22 | 1996-09-11 | Liquid detergent composition |
CN96112342A CN1072258C (zh) | 1995-09-22 | 1996-09-20 | 液体洗涤剂组合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24406395A JPH0987671A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0987671A true JPH0987671A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17113187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24406395A Pending JPH0987671A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0987671A (ja) |
CN (1) | CN1072258C (ja) |
MY (1) | MY119903A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002284669A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Nof Corp | 清拭剤組成物 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1774496B (zh) * | 2003-05-15 | 2011-04-06 | 花王株式会社 | 洗涤用光滑性改善剂 |
CN112625811A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-09 | 芭而蒂洗涤科技(天津)有限公司 | 一种新型低温强效油污乳化剂及其制备方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3236704B2 (ja) * | 1993-07-21 | 2001-12-10 | 花王株式会社 | 液体洗浄剤組成物 |
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