JPH0987255A - ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法 - Google Patents

ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法

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JPH0987255A
JPH0987255A JP8190173A JP19017396A JPH0987255A JP H0987255 A JPH0987255 A JP H0987255A JP 8190173 A JP8190173 A JP 8190173A JP 19017396 A JP19017396 A JP 19017396A JP H0987255 A JPH0987255 A JP H0987255A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
acid derivative
piperazinecarboxylic acid
optically active
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JP8190173A
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English (en)
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Toshihiro Fujino
年弘 藤野
Haruyo Satou
治代 佐藤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の工業
的製造法を提供する。 【解決手段】光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体
を塩基共存下で加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬中間原料とし
て有用な光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体を光
学分割によって製造する際に副生する不要の光学対掌体
をラセミ化する事による、ラセミ2−ピペラジンカルボ
ン酸誘導体の製造法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、2−ピペラジンカルボン酸誘導体
は、医薬の中間体としてそのラセミ体が用いられている
が、医薬の効能或いは安全性といった観点から、2−ピ
ペラジンカルボン酸誘導体の光学活性体を工業的に製造
する方法が望まれている。一般に、光学活性2−ピペラ
ジンカルボン酸誘導体を得るためにはそのラセミ体を光
学分割すれば良いが、医薬の中間体としてはその片方の
光学活性体のみが使用され、同時に生成するもう一方の
光学対掌体は廃棄される。したがって、所望の光学活性
2−ピペラジンカルボン酸誘導体の収率は理論的にはラ
セミ体の50%となり、工業的製造法としては不十分で
ある。そこで、不要な光学対掌体をラセミ化して光学分
割の原料としてリサイクルすることができれば、ラセミ
2−ピペラジンカルボン酸誘導体から所望の光学活性2
−ピペラジンカルボン酸誘導体は理論的には100%に
近い収率で生産できる事になる。従って、光学活性2−
ピペラジンカルボン酸誘導体をラセミ化させる事による
ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法は重要
な技術と言える。しかし、光学活性2−ピペラジンカル
ボン酸誘導体をラセミ化する方法は全く知られていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ラセミ
2−ピペラジンカルボン酸誘導体を光学分割して、所望
の光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体を製造する
際には、もう一方の不要な光学対掌体が生成する。した
がって、所望の光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
体を収率良く製造するために、光学活性2−ピペラジン
カルボン酸誘導体を効率良くラセミ化する方法の開発が
望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らはラ
セミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の工業的に実施可
能な製造法を鋭意検討した結果、この目的は光学活性2
−ピペラジンカルボン酸誘導体を塩基共存下で加熱する
ことにより達成されることが判った。
【0005】すなわち、本発明は光学活性2−ピペラジ
ンカルボン酸誘導体を塩基共存下で加熱することを特徴
とするラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造方
法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を詳細に説明
する。
【0007】本発明において、出発物質として用いられ
る光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体としては、
たとえば次の一般式(I)
【化5】 (式中、R1 およびR2 は同じであっても異なっていて
も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示し、R3
i)水素原子、ii)炭素数1から10のアルキル基、
iii)無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
基、ニトロ基またはハロゲン基で置換されたアリール
基、iv)芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10
のアルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニ
トロ基またはハロゲン基で置換されたアラルキル基を示
す。)で表されるもの、一般式(II)
【化6】 (式中、R4 およびR5 は同じであっても異なっていて
も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示し、R6
よびR7 は同じであっても異なっていても良く、i)水
素原子、ii)炭素数1から10の直鎖アルキル基、i
ii)無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
はハロゲン基で置換されたアリール基、iv)芳香環が
無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル基、炭素
数1から10のアルコキシル基、ニトロ基またはハロゲ
ン基で置換されたアラルキル基を示す。)で表されるも
の、一般式(III)
【化7】 (式中、R8 およびR9 は同じであっても異なっていて
も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示す。ただ
し、R8 およびR9 が同時に水素原子である場合を除
く。)で表されるもの、一般式(IV)
【化8】 (式中、R10 およびR11 は同じであっても異なってい
ても良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10の直
鎖アルキル基、iii)芳香環が無置換、あるいは炭素
数1から10のアルキル基、炭素数1から10のアルコ
キシル基、ニトロ基またはハロゲン基で置換されたアラ
ルキル基を示す。)で表されるものなどが使用できる。
特にラセミN−tert−ブチル−2−ピペラジンカル
ボキシアミドを製造する際に有用である。
【0008】ここで、本発明に於ける光学活性2−ピペ
ラジンカルボン酸誘導体とは、一方の光学異性体が他方
の光学異性体より多く含有される2−ピペラジンカルボ
ン酸誘導体を意味し、実質的には光学純度が30%ee
以上の2−ピペラジンカルボン酸誘導体を意味する。
【0009】また、ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘
導体とは、光学純度が30%ee未満の2−ピペラジン
カルボン酸誘導体を意味する。
【0010】本発明のラセミ化は水中においても実施可
能であるが、好ましくは不活性な有機溶媒中において実
施できる。具体的にはベンゼン、トルエン、キシレン、
オクタン、デカン、シクロヘキサンなどの炭化水素類;
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、イソブタノール、t−ブタノールな
どのアルコール類;エチルエーテル、イソプロピルエー
テル、ブチルエーテル、イソブチルエーテル、アニソー
ルなどのエーテル類;ジメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルホスホリルトリアミドなどの有機溶媒、あるいはそ
れらの混合溶媒をラセミ化溶媒に用いる事ができる。溶
媒の使用量は経済的な観点から、基質に対して0.2〜
5容量倍が好ましい。
【0011】本発明において用いられる塩基はアルカリ
金属水酸化物、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金
属水素化物およびアルカリ金属アミドからなる群より選
ばれる塩基が好ましい。用いられる塩基の具体例は、水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
のアルカリ金属水酸化物;ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエト
キシド、カリウムイソプロポキシド、カリウム−s−ブ
トキシド、カリウム−t−ブトキシドなどのアルカリ金
属アルコキシド;水素化ナトリウム、水素化カリウムな
どのアルカリ金属水素化物;リチウムアミド、ナトリウ
ムアミド、カリウムアミドなどのアルカリ金属アミドな
どが挙げられる。本発明では塩基の使用量はラセミ化の
温度あるいは時間に影響されるが、光学活性2−ピペラ
ジンカルボン酸誘導体に対して1モル%以上が好まし
い。また、大量に使用してもラセミ化反応にはなんら影
響を与えないが、薬品コストや単離操作等、必ずしも有
利ではない。反応性および経済性を考慮すると光学活性
2−ピペラジンカルボン酸誘導体に対して1〜300モ
ル%が好ましく、さらに好ましくは1〜200モル%で
ある。
【0012】ラセミ化反応は使用する溶媒と塩基との組
み合わせによっては0℃未満でも進行するが、反応時間
との兼ね合いで0℃から150℃までの範囲が好まし
い。ラセミ化に要する時間は温度、使用する溶媒あるい
は塩基の種類と量に関係するが、通常0.1〜30時間
で終了する。
【0013】ラセミ化反応後、公知の方法でラセミ2−
ピペラジンカルボン酸誘導体を回収することができる。
例えば、塩化水素などハロゲン化水素ガスで塩基を中和
し、析出した無機塩を濾別後、濾液を濃縮して取得する
ことができる。また、反応液を濃縮した後、ラセミ化触
媒の塩基を水で分解し、次いで水と混じらない有機溶媒
で抽出してもよい。
【0014】かくして得られたラセミ2−ピペラジンカ
ルボン酸誘導体はジアステレオマー塩分割の出発物質と
してリサイクルすることが可能である。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
【0016】なお、実施例において得られたジアステレ
オマー塩に含まれる2−ピペラジンカルボキシアミド類
の光学純度は、たとえば以下の方法で求めた。ジアステ
レオマー塩の結晶をN−tert−ブチル−2−ピペラ
ジンカルボキシアミドに対して5倍モルの10%アンモ
ニア水で解塩したのち、ジクロロメタンを加えて10分
間撹拌した。次いで、分液して得たジクロロメタン層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、ジクロロメタンを
留去して粗の光学活性N−tert−ブチル−2−ピペ
ラジンカルボキシアミドを得た。その光学活性N−te
rt−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミド10〜
15mgをアセトニトリル10mlで溶解させた溶液
0.1mlに、O,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒
石酸無水物400mgをアセトニトリル100mlで溶
解させた溶液1mlを加え、約10分間静置してN−t
ert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミドと
O,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物とを
反応させた。反応液に85%燐酸0.2gを水100m
lに溶解した溶液1mlを加え、約10分間静置して過
剰のO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物
を加水分解させ、その5μlをHPLCに注入して分析
した。分析に使用したカラムはCAPCELLPAK
18 SG120(SHISEIDO)、移動相は0.
04%燐酸水溶液/アセトニトリル=30/70(v/
v)を用いた。カラム温度25℃、流速0.7ml/m
inで、検出はUV(210nm)で行った。(+)−
N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミ
ドとO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物
とが反応してできたジアステレオマ−は7.3分、
(−)−N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボ
キシアミドとO,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石
酸無水物とが反応してできたジアステレオマ−は8.8
分に検出した。また、1位と4位の水素原子がベンジル
基等で置換された、2−ピペラジンカルボキシアミド類
あるいは2−ピペラジンカルボン酸エステル類の光学純
度は、CHIRALCEL CDカラム(ダイセル化学
工業(株)製)を用いた高速液体クロマトグラフ分析を
行なって求めた。
【0017】またラセミ化率は下式により算出した。
【0018】
【数1】
【0019】実施例1 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
N−tert−ブチル−2−ピペラジンカルボキシアミ
ド(以下、(+)−N−tert−ブチル−2−ピペラ
ジンカルボキシアミドを”(+)−BPCA”と略記す
る。)1.0g(5.4ミリモル、99.6%ee),
メタノ−ル7mlおよびナトリウムメトキシド0.29
g(5.4ミリモル)を仕込み密閉した。スターラーで
撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。反応終了
後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定量分析し
たところ回収率は98%であった。反応液を濃縮し、水
1gを加えてナトリウムメトキシドを加水分解したの
ち、ジクロロメタン20mlを添加してBPCAを抽出
した。このジクロロメタン層を硫酸マグネシウムで乾燥
した後、乾固して純度98%の粗BPCA0.92gを
得た。抽出率は92%であった。得られた粗BPCAを
O,O´−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物と反
応させて光学純度を測定した。光学純度は21%eeで
あり、ラセミ化率は78.9%であった。
【0020】実施例2 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),トルエン7mlおよびナトリウムメトキシド0.
29g(5.4ミリモル)を仕込み密閉した。スターラ
ーで撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。反応
終了後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定量分
析したところ回収率は95%であった。反応液を実施例
1と同様に処理して光学純度を測定した。光学純度は0
%eeであり、ラセミ化率は100%であった。
【0021】実施例3 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),メタノ−ル7mlおよびリチウムアミド0.16
g(7.0ミリモル)を仕込み密閉した。スターラーで
撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。反応終了
後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定量分析し
たところ回収率は99%であった。反応液を実施例1と
同様に処理して光学純度を測定した。光学純度は0%e
eであり、ラセミ化率は100%であった。
【0022】実施例4 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),メタノ−ル7mlおよび固形の水酸化ナトリウム
0.22g(5.5ミリモル)を仕込み密閉した。スタ
ーラーで撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。
反応終了後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定
量分析したところ回収率は99%であった。反応液を実
施例1と同様に処理して光学純度を測定した。光学純度
は7.5%eeであり、ラセミ化率は92.5%であっ
た。
【0023】実施例5 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),水15mlおよび固形の水酸化ナトリウム0.2
2g(5.5ミリモル)を仕込み密閉した。スターラー
で撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。反応終
了後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定量分析
したところ回収率は87%であった。反応液を濃縮後、
ジクロロメタン20mlを添加してBPCAを抽出し
た。得られた粗BPCAの光学純度を測定したところ、
光学純度は10.9%eeであり、ラセミ化率は89.
1%であった。
【0024】実施例6 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),メタノ−ル7mlおよびナトリウムメトキシド
0.15g(2.8ミリモル)を仕込み密閉した。スタ
ーラーで撹拌しながら、120℃で5時間反応させた。
反応終了後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定
量分析したところ回収率は99%であった。反応液を実
施例1と同様に処理して光学純度を測定した。光学純度
は10.8%eeであり、ラセミ化率は89.2%であ
った。
【0025】実施例7 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),メタノ−ル7mlおよびナトリウムメトキシド
0.59g(10.9ミリモル)を仕込み密閉した。ス
ターラーで撹拌しながら、100℃で8時間反応させ
た。反応終了後、反応液に含まれるBPCAをHPLC
で定量分析したところ回収率は99%であった。反応液
を実施例1と同様に処理して光学純度を測定した。光学
純度は8.8%eeであり、ラセミ化率は91.2%で
あった。
【0026】実施例8 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、98.8%e
e),メタノ−ル7mlおよびナトリウムメトキシド
0.32g(5.9ミリモル)を仕込み密閉した。スタ
ーラーで撹拌しながら、100℃で6時間反応させた。
反応終了後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定
量分析したところ回収率は99%であった。反応液を実
施例1と同様に処理して光学純度を測定した。光学純度
は5.9%eeであり、ラセミ化率は94.0%であっ
た。
【0027】実施例9 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、98.8%e
e),ジメチルスルホキシド7mlおよびカリウム−t
−ブトキシド0.61g(5.4ミリモル)を仕込み密
閉した。スターラーで撹拌しながら、60℃で2時間反
応させた。反応終了後、反応液に含まれるBPCAをH
PLCで定量分析したところ回収率は98%であった。
反応液を実施例1と同様に処理して光学純度を測定し
た。光学純度は0%eeであり、ラセミ化率は100%
であった。
【0028】実施例10 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、98.8%e
e),ジメチルスルホキシド7mlおよびカリウム−t
−ブトキシド0.06g(0.54ミリモル)を仕込み
密閉した。スターラーで撹拌しながら、60℃で5時間
反応させた。反応終了後、反応液に含まれるBPCAを
HPLCで定量分析したところ回収率は99%であっ
た。反応液を実施例1と同様に処理して光学純度を測定
した。光学純度は0%eeであり、ラセミ化率は100
%であった。
【0029】実施例11 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、98.8%e
e),ジメチルスルホキシド7mlおよびカリウム−t
−ブトキシド0.61g(5.4ミリモル)を仕込み密
閉した。スターラーで撹拌しながら、30℃で3時間反
応させた。反応終了後、反応液に含まれるBPCAをH
PLCで定量分析したところ回収率は100%であっ
た。反応液を実施例1と同様に処理して光学純度を測定
した。光学純度は0%eeであり、ラセミ化率は100
%であった。
【0030】実施例12 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、98.8%e
e),メタノ−ル7mlおよび水素化ナトリウム0.2
4g(流動パラフィン40%含有、水素化ナトリウムと
して6.0ミリモル)を仕込み,水素ガスの発生が止ん
だ後に密閉した。スターラーで撹拌しながら、120℃
で5時間反応させた。反応終了後、反応液に含まれるB
PCAをHPLCで定量分析したところ回収率は98%
であった。反応液を実施例1と同様に処理して光学純度
を測定した。光学純度は11.3%eeであり、ラセミ
化率は88.6%であった。
【0031】実施例13 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
2−ピペラジンカルボキシアミド1.0g(7.7ミリ
モル、95.3%ee),メタノ−ル7mlおよびナト
リウムメトキシド0.42g(7.7ミリモル)を仕込
み密閉した。スターラーで撹拌しながら、100℃で5
時間反応させた。反応終了後、反応液に含まれる2−ピ
ペラジンカルボキシアミドをHPLCで定量したところ
回収率は97%であった。反応液を実施例1と同様に処
理して光学純度を測定した。光学純度は18%eeであ
り、ラセミ化率は81.1%であった。
【0032】実施例14 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
2−ピペラジンカルボキシアミド1.0g(7.7ミリ
モル、95.3%ee)、トルエン7mlおよびナトリ
ウムメトキシド0.42g(7.7ミリモル)を仕込み
密閉した。スターラーで撹拌しながら、100℃で5時
間反応させた。反応終了後、反応液に含まれる2−ピペ
ラジンカルボキシアミドをHPLCで定量したところ回
収率は95%であった。反応液を実施例1と同様に処理
して光学純度を測定した。光学純度は0%eeであり、
ラセミ化率は100%であった。
【0033】実施例15 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(−)−
2−ピペラジンカルボキシアミド1.0g(7.7ミリ
モル、91.0%ee)、トルエン7mlおよびカリウ
ム−t−ブトキシド0.87g(7.7ミリモル)を仕
込み密閉した。スターラーで撹拌しながら、100℃で
5時間反応させた。反応終了後、反応液に含まれる2−
ピペラジンカルボキシアミドをHPLCで定量したとこ
ろ回収率は95%であった。反応液を実施例1と同様に
処理して光学純度を測定した。光学純度は5%eeであ
り、ラセミ化率は94.5%であった。
【0034】実施例16 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
1,4−ジベンジル−2−ピペラジンカルボキシアミド
1.0g(3.2ミリモル、91.5%ee),トルエ
ン7mlおよびナトリウムメトキシド0.17g(3.
2ミリモル)を仕込み密閉した。スターラーで撹拌しな
がら、100℃で5時間反応させた。反応終了後、反応
液に含まれる1,4−ジベンジル−2−ピペラジンカル
ボキシアミドをHPLCで定量したところ回収率は98
%であった。反応液を実施例1と同様に処理して光学純
度を測定した。光学純度は10%eeであり、ラセミ化
率は89.1%であった。
【0035】実施例17 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
1,4−ジベンジル−2−ピペラジンカルボン酸エチル
エステル1.0g(3.0ミリモル、93.0%e
e),トルエン7mlおよびナトリウムエトキシド0.
20g(3.0ミリモル)を仕込み密閉した。スターラ
ーで撹拌しながら、100℃で5時間反応させた。反応
終了後、反応液に含まれる1,4−ジベンジル−2−ピ
ペラジンカルボン酸エチルエステルをHPLCで定量し
たところ回収率は97%であった。反応液を実施例1と
同様に処理して光学純度を測定した。光学純度は6%e
eであり、ラセミ化率は93.5%であった。
【0036】実施例18 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
1,4−ジベンジル−2−ピペラジンカルボン酸エチル
エステル1.0g(3.0ミリモル、93.0%e
e),ジメチルスルホキシド7mlおよびナトリウムエ
トキシド0.20g(3.0ミリモル)を仕込み密閉し
た。スターラーで撹拌しながら、60℃で2時間反応さ
せた。反応終了後、反応液に含まれる1,4−ジベンジ
ル−2−ピペラジンカルボン酸エチルエステルをHPL
Cで定量したところ回収率は95%であった。反応液を
実施例1と同様に処理して光学純度を測定した。光学純
度は0%eeであり、ラセミ化率は100%であった。
【0037】実施例19 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
2−ピペラジンカルボン酸1.0g(7.7ミリモル、
94.8%ee),水7mlおよび固形水酸化ナトリウ
ム0.61g(15.4ミリモル)を仕込み密閉した。
スターラーで撹拌しながら、120℃で10時間反応さ
せた。反応終了後、反応液に1規定塩酸水溶液15.4
mlを加えて濃縮した。析出した結晶を濾過し、乾燥し
て2−ピペラジンカルボン酸0.8gを得た。光学純度
は11%eeであり、ラセミ化率は88.4%であっ
た。
【0038】比較例1 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),水16.2mlを仕込み密閉した。スターラーで
撹拌しながら、150℃で5時間反応させた。反応終了
後、反応液に含まれるBPCAをHPLCで定量分析し
たところ回収率は92%であった。反応液を濃縮後、ジ
クロロメタン20mlを添加してBPCAを抽出した。
得られた粗BPCAの光学純度を測定したところ、光学
純度は31.9%eeであり、ラセミ化率は68.0%
であった。
【0039】比較例2 20mlガラス製アンプルオートクレーブに、(+)−
BPCA1.0g(5.4ミリモル、99.6%e
e),1規定塩酸溶液16.2ml(塩酸として16.
2ミリモル)を仕込み密閉した。スターラーで撹拌しな
がら、100℃で5時間反応させた。反応終了後、反応
液に含まれるBPCAをHPLCで定量分析したところ
回収率は99%であった。反応液に1規定水酸化ナトリ
ウム水溶液17.8ml添加して濃縮した。次いで、ジ
クロロメタン20mlを添加してBPCAを抽出した。
得られた粗BPCAの光学純度を測定したところ、光学
純度は99.0%eeであり、ラセミ化率は0.6%で
あった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、ラセミ2−ピペラジン
カルボン酸誘導体が効率良く、工業的に実施可能な方法
で得られる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体を塩基共存下で加熱することを特徴とするラセミ2−
    ピペラジンカルボン酸誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体が次の一般式(I) 【化1】 (式中、R1 およびR2 は同じであっても異なっていて
    も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
    キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
    アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
    ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
    芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
    基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
    はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示し、R3
    i)水素原子、ii)炭素数1から10のアルキル基、
    iii)無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
    基、ニトロ基またはハロゲン基で置換されたアリール
    基、iv)芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10
    のアルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニ
    トロ基またはハロゲン基で置換されたアラルキル基を示
    す。)で表されることを特徴とする請求項1記載のラセ
    ミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体が次の一般式(II) 【化2】 (式中、R4 およびR5 は同じであっても異なっていて
    も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
    キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
    アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
    ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
    芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
    基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
    はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示し、R6
    よびR7 は同じであっても異なっていても良く、i)水
    素原子、ii)炭素数1から10の直鎖アルキル基、i
    ii)無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
    基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
    はハロゲン基で置換されたアリール基、iv)芳香環が
    無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル基、炭素
    数1から10のアルコキシル基、ニトロ基またはハロゲ
    ン基で置換されたアラルキル基を示す。)で表されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のラセミ2−ピペラジンカ
    ルボン酸誘導体の製造法。
  4. 【請求項4】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体が次の一般式(III) 【化3】 (式中、R8 およびR9 は同じであっても異なっていて
    も良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10のアル
    キル基、iii)無置換、あるいは炭素数1から10の
    アルキル基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニト
    ロ基またはハロゲン基で置換されたアリール基、iv)
    芳香環が無置換、あるいは炭素数1から10のアルキル
    基、炭素数1から10のアルコキシル基、ニトロ基また
    はハロゲン基で置換されたアラルキル基を示す。ただ
    し、R8 およびR9 が同時に水素原子である場合を除
    く。)で表されることを特徴とする請求項1記載のラセ
    ミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体が次の一般式(IV) 【化4】 (式中、R10 およびR11 は同じであっても異なってい
    ても良く、i)水素原子、ii)炭素数1から10の直
    鎖アルキル基、iii)芳香環が無置換、あるいは炭素
    数1から10のアルキル基、炭素数1から10のアルコ
    キシル基、ニトロ基またはハロゲン基で置換されたアラ
    ルキル基を示す。)で表されることを特徴とする請求項
    1記載のラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造
    法。
  6. 【請求項6】 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導
    体が光学活性N−tert−ブチル−2−ピペラジンカ
    ルボキシアミドであることを特徴とする請求項1記載の
    ラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
  7. 【請求項7】 塩基がアルカリ金属水酸化物、アルカリ
    金属アルコキシド、アルカリ金属水素化物およびアルカ
    リ金属アミドからなる群より選ばれる少なくとも1種で
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載のラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
  8. 【請求項8】 塩基を光学活性2−ピペラジンカルボン
    酸誘導体に対して1モル%〜200モル%共存させるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のラセ
    ミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
  9. 【請求項9】 ラセミ化を0℃以上150℃未満の温度
    で行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記
    載のラセミ2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019532932A (ja) * 2016-09-21 2019-11-14 ベクタス・バイオシステムズ・リミテッド 高血圧症及び/又は線維症を処置するための組成物

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