JPH0986648A - 物品仕分方法及び装置 - Google Patents

物品仕分方法及び装置

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JPH0986648A
JPH0986648A JP24328095A JP24328095A JPH0986648A JP H0986648 A JPH0986648 A JP H0986648A JP 24328095 A JP24328095 A JP 24328095A JP 24328095 A JP24328095 A JP 24328095A JP H0986648 A JPH0986648 A JP H0986648A
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JP24328095A
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Tokio Niimi
時雄 新見
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仕分けする物品を落とし込むことなく導入コン
ベヤから搬送台車上に物品を導入することができる物品
仕分装置を提供する 【解決手段】搬送台車20の物品載置部24は、平行リ
ンク23により基体22に対して昇降自在に支持されて
いる。物品載置部24に取り付けた回転ローラ26がガ
イドレール41上を転動すると、物品載置部24は導入
コンベヤ30の直下まで上昇させられる。これにより、
物品Pを落とし込むことなく導入コンベヤ30から搬送
台車20上に導入することができる。物品Pを載置した
ままの搬送台車20が接近したときには、ガイドレール
41の先端部分47を揺動軸46の回りに揺動させて持
ち上げ、その搬送台車20の物品載置部24を上昇させ
ることなく導入コンベヤ30の下方を通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ループ状に形成さ
れた搬送経路に沿って移動する、無端状に連結された複
数の搬送台車上に仕分ける物品を載置するとともに、搬
送台車が所望の仕分シュートに到達したときに載置した
物品を仕分シュートに移載することにより物品を仕分け
る形式の物品仕分方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の流通業界では、各種の物品を集配
センターに一旦集荷した後、集荷した物品を配送先毎に
仕分けてから各配送先に向けて出荷するようになってい
る。このため、集荷された物品を配送先毎に仕分けす
る、種々の形式の物品仕分装置が用いられているが、そ
のなかに特開平1−139418号公報に記載された形
式のものがある。
【0003】図8に示すように、この物品仕分装置1
は、ループ状に形成された搬送経路2の左右に配設され
た複数の仕分シュート3と、無端状に連結された状態で
前記搬送経路2上を移動するとともに、載置した物品を
移動方向に対して左右に変位させて前記仕分シュート3
のいずれかに移載する複数の搬送台車4と、これらの搬
送台車4上に物品を導入する導入コンベヤ5とを備えて
いる。
【0004】前記搬送台車4は、図9に示すように、駆
動モータ6により回転駆動される一対のローラ7,8間
に巻き回されたベルト9を備えている。そして、このベ
ルト9上に仕分けする物品Pを載置した状態で、搬送経
路2上を連続的に移動するようになっている。搬送台車
4が移動して載置した物品Pが所望の仕分シュート3に
さしかかると、制御装置10が駆動モータ6を作動させ
てベルト9を左右いずれかの方向に回転させ、載置した
物品Pを左右いずれかの仕分シュート3に移載するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た物品仕分装置1においては、搬送台車4上に物品を導
入する導入コンベヤ5が、搬送台車4の移動方向に対し
て斜め方向に物品Pを変位させながら、物品Pを搬送台
車4に導入する。これにより、物品Pが搬送台車4の移
動方向に対して斜めを向いた状態で搬送台車4上に載置
され、搬送台車4の側方にはみ出したりして好ましくな
い。
【0006】このように物品Pが斜めに導入されないよ
うに、実開昭59−142227号公報の図2には、コ
ンベヤの移動方向と同じ方向に物品を導入する導入コン
ベヤが開示されている。しかし、導入コンベヤは、循環
してきた物品に接触しないような隙間をあけて搬送台車
の上方に配設されていることから、導入コンベヤから搬
送台車上に物品を導入する際には、物品はコンベヤ上に
落とし込むこととなり、物品が破損するおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、従来の技術が有
する問題点を解消し、導入コンベヤから搬送台車上に物
品を導入する際に、物品が搬送台車の移動方向に対して
斜めを向くことがなく、かつ物品を落とし込むことなく
導入することができる物品仕分装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、下記構成により達成される。 無端状に連結された状態で移動するとともに、載置
した物品を仕分シュートに移載可能な複数の搬送台車
(20,120)に、仕分けする物品を導入コンベヤ
(30,130)により導入してから仕分けする物品仕
分方法において、物品を導入するに際し、前記搬送台車
(20,120)と前記導入コンベヤ(30,130)
とを上下方向に相対的に近接させて物品を搬送方向と同
じ方向に物品を導入し、物品導入時以外は前記搬送台車
(20,120)と前記導入コンベヤ(30,130)
とを上下方向に相対的に離間させることを特徴とする物
品仕分方法。
【0009】 ループ状に形成された搬送経路(2)
の左右に配設された仕分シュート(3)と、無端状に連
結された状態で前記搬送経路上を移動するとともに、載
置した物品を移動方向に対して左右に変位させて前記仕
分シュート(3)のいずれかに移載可能な物品載置部
(24)を備える複数の搬送台車(20)と、揺動自在
に支持されて搬送方向前端部が前記搬送台車(20)の
物品載置部(24)に対して接離自在とされるととも
に、仕分けする物品を前記搬送台車(20)の移載方向
に変位させながら前記搬送台車(20)の物品載置部
(24)上に導入する導入コンベヤ(130,230)
と、前記前記搬送台車(20)の内、物品を載置してい
ない搬送台車が移動して前記導入コンベヤ(130,2
30)に接近すると、前記導入コンベヤ(130,23
0)にを揺動させて前記搬送方向前端部を前記搬送台車
(20)の物品載置部(24)に接近させる制御装置と
を備えることを特徴とする物品仕分装置。
【0010】本発明の前記方法によれば、物品仕分装置
が備える導入コンベヤは、仕分けする物品を搬送台車の
移動方向に変位させながら搬送台車上に導入するので、
搬送台車上に導入された物品が、搬送台車の移動方向に
対して斜めを向くことがない。また、物品を載置してい
ない搬送台車が移動して導入コンベヤに接近すると、導
入コンベヤと搬送台車とを接近させるので、物品を落と
し込むことなく導入コンベヤから物品載置部上に導入す
ることができる。
【0011】また、本発明の装置によれば、導入コンベ
ヤは仕分けする物品を搬送台車の移動方向に変位させな
がら搬送台車上に導入するので、搬送台車上に導入され
た物品が、搬送台車の移動方向に対して斜めを向くこと
がない。また、物品を載置していない搬送台車の物品載
置部が、昇降手段により上昇させられて導入コンベヤの
直下まで上昇するので、物品を落とし込むことなく導入
コンベヤから物品載置部上に導入することができる。
【0012】なお、特開平7−172538号公報及び
特開平7−172539号公報には、搬送台車の物品載
置部が昇降するという、本発明に一部類似した構成が開
示されている。しかし、この公報に記載の構成は、単に
搬送物の高さを変えるためのものであり、該公報には物
品載置部の昇降と物品の導入との関係については何ら記
載されていない。したがって、該公報の記載内容によっ
て、本願発明の進歩性が否定されることはない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による物品仕分装置
の各実施形態を、図1から図8を参照して詳細に説明す
る。なお、以下の説明においては、上述した従来の物品
仕分装置と同一の部分には同一の符号を用いて説明す
る。
【0014】第1実施形態 本第1実施形態の物品仕分装置は、本発明の請求項1に
対応するものである。すなわち、図1に示す本第1実施
形態の物品仕分装置100は、ループ状に形成された搬
送経路2の左右に配設された複数の仕分シュート3と、
無端状に連結された状態で前記搬送経路2上を移動する
とともに、載置した物品を前記仕分シュート3のいずれ
かに移載可能な搬送台車20と、これらの搬送台車20
上に仕分けする物品を導入する導入コンベヤ30と、前
記搬送台車20の物品載置部を前記導入コンベヤ30の
直下まで上昇させる昇降手段40とを備えている。
【0015】前記搬送台車20は、図2および図3に示
すように、図示されない案内レールに沿って転動する走
行車輪21を有する基体22と、この基体22に取り付
けられた一対の平行リンク23により、前記基体22に
対して傾くことなく昇降可能とされた物品載置部24と
を備えている。前記平行リンク23は、図3に示すよう
に複数の単リンク23aを組み合わせてパンタグラフ上
に構成したもので、基体22と物品載置部24のフレー
ム25とにそれぞれ固着された一対のレールに、一方の
側の自由端がそれぞれ摺動自在に嵌合するとともに、基
体22と前記フレーム25とにそれぞれ固着された一対
のブラケット23cに、他方の側の自由端がそれぞれ揺
動自在に軸支されている。また、前記フレーム25に
は、この搬送台車20の移動方向に対して左右方向に突
出する一対の支持軸にそれぞれ回転自在に支持された、
一対の回転ローラ26が取り付けられている。そして、
これらの回転ローラ26を上下方向に変位させることに
より、物品載置部24を基体22に対して昇降させるこ
とができるようになっている。
【0016】また、前記フレーム25には、駆動モータ
6によって回転駆動される一対の回転ローラ7,8と、
これらの回転ローラ7,8間に巻き回された、物品Pを
載置可能なベルト9と、図示されない中央制御装置から
の信号を受けて前記駆動モータ6の作動を制御する制御
装置27とが設けられている。そして、駆動モータ6を
作動させてベルト9を回転駆動させることにより、ベル
ト9上に載置した物品をいずれかの仕分シュート3上に
移載することができるようになっている。
【0017】前記導入コンベヤ30は、図1に示すよう
に搬送台車20が直進する部分において、搬送台車20
の移動方向に延びるように配設されている。これによ
り、この導入コンベヤ30は、仕分けする物品を搬送台
車20の移動方向に変位させながら搬送台車20上に導
入できるから、仕分けする物品が搬送台車20の移動方
向に対して斜めを向くことがないように、搬送台車20
上に導入することができる。また、この導入コンベヤ3
0は搬送台車20の上方に所定の間隔をあけて配設され
ている。これにより、搬送台車20が、最も降下した状
態の前記物品載置部24上に物品を載置した状態でこの
導入コンベヤに接近しても、導入コンベヤが搬送台車2
0上の物品に接触することがないようにされている。
【0018】前記昇降手段40は、図2及び図3に示す
ように、前記導入コンベヤ30の下方で搬送台車20の
左右に配設された、左右一対のガイドレール41を備え
ている。このガイドレール41は、図4に示すように搬
送台車20の移動方向後方側に設けられた上昇部分42
と、導入コンベヤ30の搬送方向前端部31の下方に設
けられた水平部分43と、搬送台車20の移動方向前側
に設けられた降下部分44とを備えている。さらに、こ
のガイドレール41の両端には、搬送台車20の前記回
転ローラ26をこのガイドレール41上に乗せる方向と
このガイドレール41の下方を通過させる方向のいずれ
かに案内する案内機構45が設けられている。この案内
機構45は、揺動軸46の回りに揺動自在とされた案内
部材47と、この案内部材47を揺動させる図示されな
いアクチュエータとを有している。そして、図4中に実
線で示したように案内部材47が降下した状態では、回
転ローラ26はガイドレール41上に乗る方向に案内さ
れる。これとは反対に、図4中に想像線で示したように
案内部材47を持ち上げた状態では、回転ローラ26は
ガイドレール41の下方を通過するように案内される。
【0019】次に、上述のように構成された本第1実施
形態の物品仕分装置100の作動について説明する。図
1に示すように、導入コンベヤ30から仕分けする物品
を導入された搬送台車20が搬送経路2上を時計回りに
移動し、所望の仕分シュート3に差し掛かると、図示さ
れない中央制御装置から搬送台車20上の制御装置27
に信号が送られる。これにより、搬送台車20の駆動モ
ータ6が作動してベルト9が所望の仕分シュート3方向
に回転し、ベルト9上に載置された物品は仕分シュート
3上に移載される。
【0020】仕分シュート3への物品の移載が完了した
搬送台車20が、搬送経路2上を移動して導入コンベヤ
30に接近すると、中央制御装置が昇降手段40の案内
機構45を作動させ、搬送台車20の回転ローラ26が
ガイドレール41上に乗るように案内する。すると、搬
送台車20の回転ローラ26は搬送台車20の移動に伴
ってガイドレール41上を転動し、ガイドレール41の
上昇部分42により次第に持ち上げられる。これによ
り、搬送台車20の物品載置部24は回転ローラ26の
上昇に伴って持ち上げられ、基体22に対して次第に上
昇する。そして、図5に示すように回転ローラ26がガ
イドレール41の水平部分43上を転動するときには、
搬送台車20の物品載置部24は最も高い位置まで上昇
し、ベルト9の上面が導入コンベヤ30の搬送方向前端
部31の直下に達する。
【0021】このとき、導入コンベヤ30が中央制御装
置の指示によって作動し、仕分けする物品Pを搬送台車
20上に導入する。これにより、導入コンベヤ30は物
品Pを落とし込むことなく搬送台車20上に導入するこ
とができるから、物品Pの破損を防止することができ
る。また、導入コンベヤ30は、仕分けする物品Pを搬
送台車20の移動方向に変位させながら搬送台車20上
に導入するので、搬送台車20上の物品Pが搬送台車2
0の移動方向に対して斜めを向いた状態で導入されるこ
とがない。さらに、搬送台車20と物品Pとの相対速度
差を小さくすることにより、物品Pが搬送台車20上か
ら転落することを防止することができる。
【0022】一方、搬送台車20から仕分シュート3へ
の移載がスムーズに行われず、搬送台車20が物品Pを
載置したまま搬送経路2上を移動して導入コンベヤ30
に接近したときには、中央制御装置は昇降手段40の案
内機構45を作動させて案内部材47を持ち上げ、搬送
台車20の回転ローラ26がガイドレール41の下方を
通過するように案内する。これにより、図5に示すよう
に搬送台車20の物品載置部24は上昇しないので、物
品載置部24上に載置されている物品Pが導入コンベヤ
30に衝突することがない。
【0023】すなわち、本第1実施形態の物品仕分装置
100は、パンタグラフ状の平行リンク23を用いて搬
送台車20の物品載置部24を基体22に対して昇降自
在に支持するとともに、物品載置部24に取り付けた回
転ローラ26がガイドレール41上を転動することによ
り物品載置部24が昇降する構造としたので、搬送台車
20の構造を簡単にすることができた。しかしながら、
エアシリンダ等のアクチュエータを用いて物品載置部2
4を基体22に対して直接支持する構成としても良いこ
とは言うまでもない。
【0024】第2実施形態 本第2実施形態の物品仕分装置は、本発明の請求項2に
対応するものである。すなわち、図6に示すように、本
第2実施形態の物品仕分装置200においては、搬送台
車120上に仕分けする物品Pを導入する導入コンベヤ
130が搬送台車120の移動方向に向かって延びるば
かりでなく、先端部分131が水平に延びる揺動軸13
2の回りに揺動自在とされ、図6中に矢印Aで示すよう
に前端133が搬送台車120の上面に対して接離自在
とされている。
【0025】そして、搬送台車120上に物品Pを導入
するときには、導入コンベヤ130の前端133が搬送
台車120の直上まで降下し、物品Pを落とし込むこと
なく搬送台車120上に導入するようになっている。一
方、物品Pを載置したままの搬送台車120が導入コン
ベヤ130に接近したときには、導入コンベヤ130の
前端133が図6中に2点鎖線で示すように上昇し、物
品Pとの衝突を防止するようになっている。
【0026】したがって、本第2実施形態の物品仕分装
置200によれば、仕分けする物品Pを搬送台車の移動
方向に対して斜めを向かせることなく、かつ物品Pを落
とし込むことなく搬送台車120上に導入することがで
きる。
【0027】第3実施形態 上述した第2実施形態の物品仕分装置200において
は、導入コンベヤ130の先端部分131が、水平に延
びる揺動軸132の回りに揺動する。これに対して、本
第3実施形態の物品仕分装置300は、導入コンベヤ2
30の先端部分231が、上下方向に傾斜して延びる揺
動軸232の回りに揺動する。そして、導入コンベヤ2
30の先端部分231が搬送台車220の移動方向に向
かって延びている状態では、導入コンベヤ230の前端
233は搬送台車220の直上に位置し、仕分けする物
品を落とし込むことなく搬送台車220上に導入するこ
とができる。また、仕分けする物品を搬送台車220の
移動方向に対して斜めを向かせることなく導入すること
ができる。
【0028】これに対して、図7中に2点鎖線で示すよ
うに、導入コンベヤ230の先端部分231が揺動し
て、搬送台車220の移動方向に対して斜めに向かって
延びる状態では、導入コンベヤ230の前端233は搬
送台車220に対して斜め上方に離間する。したがっ
て、物品Pを載置したままの搬送台車220が導入コン
ベヤ230に接近しても、導入コンベヤ230の前端2
33が搬送台車220上の物品Pに衝突することがな
い。
【0029】以上、本発明の物品仕分装置を図面を参照
しながら詳細に説明したが、本発明の物品仕分装置は、
上述した実施形態によって限定されるものではなく、本
発明の主旨に基づいて種々の変更が可能であることは言
うまでもない。例えば、上述した第1および第2実施形
態においては、いずれも導入コンベヤ自体が搬送台車の
移動方向に延びるように配設されている。しかしなが
ら、これにとらわれる必要はなく、導入コンベヤの先端
に湾曲したシュータを取り付けるとともに、このシュー
タが搬送台車の移動方向に延びるように配設すれば、導
入コンベヤ自体は搬送台車の移動方向に対して自由な方
向に延びるように配設することができる。さらに、上述
した第2および第3実施形態においては、導入コンベヤ
自体が揺動するようにされているが、導入コンベヤの先
端に取り付けたシュータを揺動させることとしても良い
ことはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の方法によれば、搬送台車と導入コンベヤとが相対的に
離接するので、物品導入時に物品を落とし込むことな
く、導入コンベヤ上から搬送台車上に導入することがで
き、導入コンベヤから搬送台車上に物品を導入する際の
物品の破損を防止することができる。また、物品を導入
しないときには搬送台車と導入コンベヤとが離間してい
るので、搬送台車が物品を載置したまま導入コンベヤに
接近した場合には、搬送台車上に載置されている物品が
導入コンベヤに接触するおそれがない。また、本発明の
装置によれば、搬送台車の物品載置部が導入コンベヤの
直下まで上昇するので、仕分けする物品を落とし込むこ
となく、導入コンベヤ上から搬送台車上に導入すること
ができる。これにより、導入コンベヤから搬送台車上に
物品を導入する際の物品の破損を防止することができ
る。また、導入コンベヤが、仕分けする物品を搬送台車
の移動方向に変位させながら搬送台車上に導入するの
で、搬送台車上に導入された物品が、搬送台車の移動方
向に対して斜めを向くことがない。さらに、物品を載置
したまま導入コンベヤに接近する搬送台車は、その物品
載置部が上昇しないので、搬送台車上に載置されている
物品が導入コンベヤに接触するおそれがない。
【0031】したがって、本発明によれば、導入コンベ
ヤが仕分けする物品を搬送台車上に導入する際に、物品
が搬送台車の移動方向に対して斜めを向くことがなく、
かつ物品を落とし込むことなく導入することができる物
品仕分装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の物品仕分装置の全
体平面図である。
【図2】図1に示す搬送台車の正面図である。
【図3】図2に示す搬送台車の側面図である。
【図4】図1に示す昇降手段の全体側面図である。
【図5】図1に示す物品仕分装置の作動を説明する側面
図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態の物品仕分装置の要
部を示す側面図である。
【図7】本発明に係る第3実施形態の物品仕分装置の要
部を示す側面図である。
【図8】特開平1−139418号公報に記載された高
速自動仕分装置の全体平面図である。
【図9】図8に示す高速自動仕分装置の要部を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 特開平1−139418号公報に記載された高速自
動仕分装置 2 搬送経路 3 仕分シュート 4 搬送台車 5 導入コンベヤ 6 駆動モータ 7,8 ローラ 9 ベルト 20 搬送台車 21 走行車輪 22 基体 23 平行リンク 24 物品載置部 25 フレーム 26 回転ローラ 27 制御装置 30 導入コンベヤ 40 昇降手段 41 ガイドレール 45 案内機構 100 第1実施形態の物品仕分装置 120 搬送台車 130 導入コンベヤ 131 揺動部分 200 第2実施形態の物品仕分装置 220 搬送台車 230 導入コンベヤ 231 揺動部分 300 第3実施形態の物品仕分装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に連結された状態で移動するとと
    もに、載置した物品を仕分シュートに移載可能な複数の
    搬送台車(20,120)に、仕分けする物品を導入コ
    ンベヤ(30,130)により導入してから仕分けする
    物品仕分方法において、 物品を導入するに際し、前記搬送台車(20,120)
    と前記導入コンベヤ(30,130)とを上下方向に相
    対的に近接させて物品を搬送方向と同じ方向に物品を導
    入し、物品導入時以外は前記搬送台車(20,120)
    と前記導入コンベヤ(30,130)とを上下方向に相
    対的に離間させることを特徴とする物品仕分方法。
  2. 【請求項2】 ループ状に形成された搬送経路(2)の
    左右に配設された仕分シュート(3)と、 無端状に連結された状態で前記搬送経路上を移動すると
    ともに、載置した物品を移動方向に対して左右に変位さ
    せて前記仕分シュート(3)のいずれかに移載可能な物
    品載置部(24)を備える複数の搬送台車(20)と、 揺動自在に支持されて搬送方向前端部が前記搬送台車
    (20)の物品載置部(24)に対して接離自在とされ
    るとともに、仕分けする物品を前記搬送台車(20)の
    移載方向に変位させながら前記搬送台車(20)の物品
    載置部(24)上に導入する導入コンベヤ(130,2
    30)と、 前記前記搬送台車(20)の内、物品を載置していない
    搬送台車が移動して前記導入コンベヤ(130,23
    0)に接近すると、前記導入コンベヤ(130,23
    0)にを揺動させて前記搬送方向前端部を前記搬送台車
    (20)の物品載置部(24)に接近させる制御装置と
    を備えることを特徴とする物品仕分装置。
JP24328095A 1995-09-21 1995-09-21 物品仕分方法及び装置 Withdrawn JPH0986648A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100867238B1 (ko) * 2008-05-07 2008-11-10 코벡주식회사 상하 분리가 가능한 전동 이동대차
CN113751329A (zh) * 2020-11-12 2021-12-07 北京京东振世信息技术有限公司 一种分拣小车及交叉带分拣系统

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