JPH0986430A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents

車両の後輪操舵装置

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JPH0986430A
JPH0986430A JP25112595A JP25112595A JPH0986430A JP H0986430 A JPH0986430 A JP H0986430A JP 25112595 A JP25112595 A JP 25112595A JP 25112595 A JP25112595 A JP 25112595A JP H0986430 A JPH0986430 A JP H0986430A
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JP
Japan
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steering
vehicle
rear wheel
angle
steering angle
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JP25112595A
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English (en)
Inventor
Michiyuki Nagai
道幸 長井
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操舵に要するエネルギを小さくして省エネルギ
化を図り、且つ、十分なトー剛性を確保し、しかも、低
コスト化を図れる車両の後輪操舵装置を提供する。 【解決手段】ハウジング31に支持され車幅方向Bの変
位に応じて後輪24を操舵するインナシャフト27と、
同シャフト27に外嵌された外筒36に収容されると共
にステアリングハンドル25が操作された際にインナシ
ャフト27を変位させる小舵角操舵手段29と、同ハン
ドル操作の際に小舵角操舵手段29及び外筒36を介し
インナシャフト27を変位させる大舵角操舵手段28と
を備え、小舵角操舵手段29はインナシャフト27に偏
心ピン46を介して連結されたオフセットロータ45
と、同ロータにウオームギア44,54を介して連結さ
れた電動モータ42と、同モータを介し後輪24を操舵
制御するコントローラ47とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の後輪の舵角を操
作する後輪操舵装置、例えば、前輪と共に後輪の操蛇角
を同相或いは逆相に選択的に切り換える4輪操舵装置に
組み込まれる後輪操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、4輪操舵装置を搭載した車両が提
供されている。この4輪操舵装置は、前輪と同時に、こ
の前輪と同相或いは逆相に後輪を操舵でき、これによ
り、高速走行時の操縦安定性と低速走行時の最小回転半
径の縮小による小回り性の改善を図っている。特に、後
輪操舵装置は後輪に比較的小さな操舵角を付与して後輪
タイヤにヨーモーメントを発生させ、車両の操舵後の安
定性を早期に達成させることが出来、操舵安定性を向上
させることができる。
【0003】従来、図14、図15に示すような4輪操
舵装置が知られている。ここで、車両の前輪1はパワー
ステアリング装置2で操舵され、後輪3は操舵軸4を介
し大舵角操舵手段5及び小舵角操舵手段6により操舵さ
れる。大舵角操舵手段5はステアリングハンドル7の回
転を機械的にハウジング8内の内接カム9(図15参
照)に伝え、内接カム9に連動するカムフォロア10が
外筒11及び外筒と一体のパワーシリンダ12、操舵軸
4を介し後輪3を操舵する。
【0004】一方、小舵角操舵手段6はパワーシリンダ
12とその左右圧力室13,14に収容され操舵軸4の
ピストン16を中立位置に付勢するバネ15と、左右圧
力室13,14に連通し、油圧源19の油圧を供給可能
な制御弁17と、制御弁17を制御するコントローラ1
8(図14参照)とを備える。この小舵角操舵手段6の
コントローラ18は、ステアリングハンドル7が設定ハ
ンドル角以内で操作されている際には制御弁17、パワ
ーシリンダ12、操舵軸4を介し後輪3を小舵角操舵
し、ステアリングハンドル7が設定ハンドル角以上で操
作されている際には機械的に内接カム9の駆動が、カム
フォロア10、外筒11、パワーシリンダ12、操舵軸
4を介し後輪3に伝わり後輪3を大舵角操舵する。
【0005】ここで、小舵角操舵手段6のピストン16
を中立位置に付勢するバネ15は、図16に示すように
プレロード(例えば200Kg)を付与され、操舵軸4
を介し後輪3を中立位置に付勢する。これにより、走行
時におけるタイヤが路面の凹凸に伴い受ける外力により
トー変位を生じることが無いよう、トー剛性の確保を図
っている。なお、このような車両の後輪操舵装置が、特
開平6−255526号公報に開示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14,1
5に示すような車両の後輪操舵装置では走行時における
後輪タイヤのトー剛性の確保を図るため、バネ15によ
るプレロードを操舵軸4に付与することより、操舵に要
するエネルギが比較的大きく、省エネルギ化の点で問題
と成っている。更に、バネ15によるプレロードを操舵
軸4に付与しているものの、省エネルギ化の点より十分
に大きなプレロードを選択出来ず、結果として、外力が
プレロードを上回ると操舵角の変位が生じる可能性もあ
り、この点で十分なトー剛性が得られていない。さら
に、パワーシリンダ12と油圧源19側を結ぶ油圧配管
20がコストアップの要因とも成り、この点で低コスト
化に問題を生じている。
【0007】本発明の目的は、トー剛性を強化出来、省
エネルギ化及び低コスト化を図れる車両の後輪操舵装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、車体基部に摺動自在に支持さ
れると共に車幅方向の変位に応じて後輪を操舵するイン
ナシャフトと、上記インナシャフトに相対変位可能に外
嵌された外部摺動体内に収容されると共にステアリング
ハンドルが設定ハンドル角以内で操作された際に上記イ
ンナシャフトを車幅方向に相対変位させる小舵角操舵手
段と、上記ステアリングハンドルが設定ハンドル角以上
操作された際に上記小舵角操舵手段及び上記外部摺動体
を介し上記インナシャフトを車幅方向に変位させる大舵
角操舵手段とを備えた車両の後輪操舵装置において、上
記小舵角操舵手段は、上記外部摺動体内に枢支され上記
インナシャフトに偏心ピンを介して連結されたオフセッ
トロータと、上記オフセットロータにウオームギア列を
介して連結された電動モータと、上記電動モータを介し
上記後輪を操舵制御するコントローラとを備えたことを
特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の車両の
後輪操舵装置において、上記大舵角操舵手段は上記車体
基部に枢支され上記ステアリングハンドルのハンドル角
変位に連動して回転する内接カムと、上記外部摺動体よ
り突出すると共に上記内接カムより押圧力を受けた際に
上記外部摺動体を車幅方向へ摺動させるローラとを備え
たことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の車両の
後輪操舵装置において、上記小舵角操舵手段の上記電動
モータは上記車体基部に支持され、上記オフセットロー
タに連結されたウオームギア列側の入力軸と上記電動モ
ータの回転軸はスプライン結合されることを特徴とす
る。
【0011】請求項4の発明は、請求項1記載の車両の
後輪操舵装置において、車両の車速信号を出力する車速
センサと、上記車両のハンドル角信号を出力するハンド
ル角センサとを更に備え、上記コントローラは車速が設
定車速以下でステアリングハンドルが設定ハンドル角以
内で操作された際に上記後輪を小舵角制御することを特
徴とする。
【0012】
【実施例】図1には本発明の一実施例としての車両の後
輪操舵装置21を示した。この車両の後輪操舵装置21
は車両に搭載される4輪操舵装置Dの要部を成す。この
4輪操舵装置Dはステアリングハンドル25の操舵変位
をパワーステアリング装置23を介し車両の前輪22に
伝え、同時にステアリングハンドル25の操舵変位をパ
ワーステアリング装置23を経て回転伝達系26、後輪
操舵装置21を介し後輪24に伝える。
【0013】この後輪操舵装置21は、車幅方向に長い
操舵軸であるインナシャフト27を後輪24の操舵リン
ク系30に連結しており、インナシャフト27を車幅方
向Bに変位させることによって後輪24を操舵する。こ
のインナシャフト27には大舵角操舵手段28及び小舵
角操舵手段29が連結される。
【0014】図2、図3に示すように、大舵角操舵手段
28はステアリングハンドル25の回転をパワーステア
リング装置23、回転伝達系26、車体基部に支持され
るハウジング31内のドライブギア32に伝え、ドライ
ブギア32に噛み合うカムギア33と一体の内接カム3
4を第1中心線L1(図6参照)回りに回動する。図
6、図7に示すように、内接カム34の内接面にコロ接
触するカムフォロア35はハウジング31内で車幅方向
Bに摺動する外筒36に枢着される。図2に示すよう
に、外筒36は小舵角操舵手段29の外筒ハウジング3
7に一体結合され、車幅方向Bの操舵変位力を大舵角操
舵手段28側より受けると、小舵角操舵手段29及びイ
ンナシャフト27を介し後輪3を操舵する。
【0015】図3に示すように、回転伝達系26のハウ
ジング31内に達するシャフト261は過剰トルクを吸
収するトルクリミッタ262を介しドライブギア32に
連結される。図6に示すように、第1中心線L1(図6
参照)回りに回動するカムギア33及び内接カム34は
ロータシャフト40に一体結合され、ロータシャフト4
0はハウジング31内にベアリング38,39を介し枢
支されている。図7に示すように、カムフォロア35は
枢軸41の端部に枢着され、枢軸41の他端部は外筒3
6側の筒状アダプタ361にボルト止めされる。
【0016】ハウジング31内で第1中心線L1回りに
内接カム34が回動すると、一対のカムフォロア35及
び外筒36は車幅方向Bに摺動し、その変位量は大舵角
操舵量として増減制御され、例えば、ここでは中立位置
より最大左右各20mmの変位を達成できるように内接
カム34の形状が設定される。なお、第1中心線L1
(図6参照)回りに回動する内接カム34は、図13に
示すような、例えば左右270deg程度に予め設定さ
れた不感帯域では、一対のカムフォロア35及び外筒3
6側を車幅方向Bに摺動しないように内接カム34の形
状が設定され、これにより後述する小舵角操舵手段29
の駆動と干渉しないように設定される。
【0017】一方、小舵角操舵手段6は、図2、図5に
示すように、ハウジング31に収容される電動モータ4
2と、電動モータ42の回転軸421とウオームギア4
4を連結するスプライン結合部43と、ウオームギア4
4に噛み合うと共に介しに駆動されるアクチュエータ4
3と、外筒ハウジング37に枢支され第2中心線L2回
りに回転するオフセットロータ45(図4参照)と、オ
フセットロータ45の回転角相当の後輪操舵角信号を出
力する後輪操舵センサ50と、オフセットロータ45よ
りその第2中心線L2に対する偏心量sを保持して延出
し、インナシャフト27に連結される偏心ピン46と、
電動モータ42を介し後輪24を操舵制御するコントロ
ーラ47とを備える。
【0018】電動モータ42はコントローラ47に接続
され、適時に駆動制御される。ここで、車両の車速信号
を出力する車速センサ48が後輪駆動系内に装備され、
車両のハンドル角信号を出力するハンドル角センサ49
がステアリングハンドル45に装着され、両センサ及び
後輪操舵センサ50の各検出信号がコントローラ47に
入力されている。特に、コントローラ47は、車速が設
定車速以上で、ステアリングハンドルが設定ハンドル角
以内で操作された際に後輪を小舵角制御するという機能
を備える。
【0019】図5に示すように、ウオームギア44と一
体のウオームギア軸441は外筒ハウジング37に一対
のベアリング51,52を介し枢支され、その一端は電
動モータ42の回転軸421より大径に形成され、同端
部に内周スプラインg1が形成され、これには回転軸4
21の外周スプラインg2が摺動可能に噛み合う。図
4、図8、図9に示すように、オフセットロータ45は
外筒ハウジング37にベアリング53を介し枢支され、
ウオームギア44に噛合するウオームホイール54が一
面に形成され、他面に球継手55を介し偏心ピン46の
基部が連結される。この偏心ピン46の他端はインナシ
ャフト27にボルト止めされる。オフセットロータ45
の一面の中心部よりジョイント451が延出し、その先
端は後輪操舵センサ50に連結され、これにより後輪操
舵センサ50がオフセットロータ45の回転角情報を検
出出来る。なお、図8、図9に示す符号452はオフセ
ットロータ45の最大変位を規制するストッパを示す。
【0020】このような図1の車両の後輪操舵装置の作
動を、主に、図1、図10乃至図12を用い説明する。
車両の図示しないキースイッチがオンされ、コントロー
ラ47及びエンジンが駆動するとする。ここで運転者が
設定車速V1を下回る低速走行を行っている間、コント
ローラは車速Vが設定車速V1を下回ると判断し、小舵
角操舵手段29の駆動を停止する。この間、運転者によ
るステアリングハンドル25の操作により、ハンドル舵
角が操作されると、その操舵変位はパワーステアリング
装置23を介し前輪22に伝わり、同時に、その操舵変
位が図13に示す不感帯領域(例えば左右270deg
程度に予め設定する)以上の操作であると、その操舵変
位はパワーステアリング装置23、回転伝達系26、大
舵角操舵手段28を経て後輪24に伝わる。
【0021】この場合、図11に示すように、大舵角操
舵手段28内の内接カム34が第1中心線L1回りに回
動すると、一対のカムフォロア35、外筒36、小舵角
操舵手段29、インナシャフト27が車幅方向Bに摺動
し、後輪24を操舵駆動する。この時小舵角操舵手段2
9内のウオームギア44とウオームホイール54側のオ
フセットロータ45は非可逆結合状態のため相対回転せ
ず、固定状態の偏心ピン46がインナシャフト27を車
幅方向Bに摺動し、後輪24を操舵作動できる。なお、
その時の操舵変位が不感帯領域以内の小舵角変位である
と大舵角操舵手段28による後輪24操舵は成されな
い。
【0022】一方、ここで運転者が設定車速V1を上回
る走行域にあると、コントローラ47は車速Vが設定車
速V1を上回ると判断し、小舵角操舵手段29の駆動制
御に入る。この場合も、運転によるステアリングハンド
ル25の操舵変位はパワーステアリング装置23を介し
前輪22に伝わり、同時にパワーステアリング装置2
3、回転伝達系26を経て大舵角操舵手段28に伝わ
る。この場合、特に、大舵角操舵手段28の内接カム3
4の回転角は、定常走行であると、その時の操舵変位が
不感帯領域以内の小舵角内にあり、実質的に大舵角操舵
手段28によって後輪操舵は行われない。
【0023】一方、コントローラ47は車速Vが設定車
速V1を上回ると判断すると、小舵角操舵制御に入る。
ここでは、現在のハンドル舵角βを取り込み、その値に
応じた目標後輪操舵角αoを図13の後輪操舵角算出マ
ップm1で算出し、次いで現在の後輪操舵センサ50の
後輪操舵角αが算出した目標後輪操舵角αoと一致する
よう、図12に示すように、電動モータ42が駆動さ
れ、後輪操舵角フィードバック制御が実行される。これ
により、車速Vが設定車速V1を上回る走行時にはコン
トローラ47によってハンドル舵角β相当の目標後輪操
舵角αoに自動制御出来る。以上のように、図1の車両
の後輪操舵装置は、ウオームギア列44,54の非可逆
結合作用により、後輪24側の受けた外力がオフセット
ロータ45側の変位として伝達されることが無く、後輪
24のトー剛性を強化出来る。
【0024】特に、大舵角操舵手段28は、ハウジング
31に枢支されステアリングハンドル25のハンドル角
変位に連動して回転する内接カム34と、外筒36より
突出すると共に内接カム34より押圧力を受けた際に外
筒36を車幅方向Bへ摺動させるカムフォロア35とを
備えても良い。この場合、大舵角操舵手段28の内接カ
ム34と内接カムに連動するカムフォロア35により外
筒36を車幅方向Bへ摺動させ、後輪24を大舵角で機
械的に操舵でき、後輪操舵の安定性を確保出来る。特
に、電動モータ42はハウジング31に支持され、オフ
セットロータ45に連結されたウオームギア列44,5
4側の入力軸441と電動モータの回転軸421がスプ
ライン結合されても良い。この場合、電動モータと外筒
36側のウオームギア列との相対変位を許容しつつ電動
モータ42をハウジング31に確実に支持出来、電動モ
ータ側の配線故障等を防止出来る。
【0025】特に、車両の車速信号を出力する車速セン
サ48と、車両のハンドル角信号を出力するハンドル角
センサ49とを更に備え、コントローラ47は車速が設
定車速以上でステアリングハンドル25が設定ハンドル
角以内で操作された際に後輪24を小舵角制御しても良
い。この場合、設定車速以下の運転域で、小舵角操舵制
御を行うことを確実に排除出来、無駄な後輪操舵を排除
出来る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、ステ
アリングハンドルが設定ハンドル角以内で操作された際
にインナシャフトを車幅方向に相対変位させる小舵角操
舵手段と、ステアリングハンドルが設定ハンドル角以上
操作された際に小舵角操舵手段及び外部摺動体を介しイ
ンナシャフトを車幅方向に変位させる大舵角操舵手段と
を備え、小舵角操舵手段を成すオフセットロータをイン
ナシャフトに偏心ピンを介して連結し、オフセットロー
タをウオームギア列を介して電動モータと連結し、電動
モータを介しコントローラが後輪を小舵角で操舵制御す
る。このため、ウオームギア列の非可逆結合作用によ
り、後輪側の受けた外力がオフセットロータ側の変位と
して伝達されることが無く、後輪のトー剛性を強化出
来、しかも、操舵に要するエネルギが比較的小さくて済
み、省エネルギ化を図れ、装置の簡素化によるコスト低
減をも図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての車両の後輪操舵装置
の全体概略図である。
【図2】図1の後輪操舵装置の要部切欠断面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のD−D線断面図である。
【図5】図2のE−E線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】図2のC−C線断面図である。
【図8】図1の後輪操舵装置の小舵角操舵手段で用いる
オフセットロータの拡大平面図である。
【図9】図1の後輪操舵装置の小舵角操舵手段で用いる
オフセットロータの拡大切欠側断面図である。
【図10】図1の後輪操舵装置の大舵角操舵手段及び小
舵角操舵手段の機能を説明する概略図である。
【図11】図1の後輪操舵装置の大舵角操舵時の機能を
説明する概略図である。
【図12】図1の後輪操舵装置の小舵角操舵時の機能を
説明する概略図である。
【図13】図1の後輪操舵装置のコントローラが用いる
後輪操舵角算出マップの特性線図である。
【図14】従来装置としての車両の後輪操舵装置の全体
概略図である。
【図15】図14の後輪操舵装置の小舵角操舵時の機能
を説明図である。
【図16】図15の後輪操舵装置の小舵角操舵手段のプ
レロード説明線図である。
【符号の説明】
23 パワーステアリング装置 24 後輪 25 ステアリングハンドル 26 回転伝達系 27 インナシャフト 28 大舵角操舵手段 29 小舵角操舵手段 31 ハウジング 36 外筒 37 外筒ハウジング 42 電動モータ 421 回転軸 44 ウオームギア 441 ウオームギア軸 45 オフセットロータ 46 偏心ピン 47 コントローラ 50 後輪操舵センサ 54 ウオームホイール L1 第1中心線 L2 第2中心線 s 偏心量 B 車幅方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体基部に摺動自在に支持されると共に車
    幅方向の変位に応じて後輪を操舵するインナシャフト
    と、上記インナシャフトに相対変位可能に外嵌された外
    部摺動体内に収容されると共にステアリングハンドルが
    設定ハンドル角以内で操作された際に上記インナシャフ
    トを車幅方向に相対変位させる小舵角操舵手段と、上記
    ステアリングハンドルが設定ハンドル角以上操作された
    際に上記小舵角操舵手段及び上記外部摺動体を介し上記
    インナシャフトを車幅方向に変位させる大舵角操舵手段
    とを備えた車両の後輪操舵装置において、 上記小舵角操舵手段は、上記外部摺動体内に枢支され上
    記インナシャフトに偏心ピンを介して連結されたオフセ
    ットロータと、上記オフセットロータにウオームギア列
    を介して連結された電動モータと、上記電動モータを介
    し上記後輪を操舵制御するコントローラとを備えたこと
    を特徴とする車両の後輪操舵装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両の後輪操舵装置におい
    て、上記大舵角操舵手段は上記車体基部に枢支され上記
    ステアリングハンドルのハンドル角変位に連動して回転
    する内接カムと、上記外部摺動体より突出すると共に上
    記内接カムより押圧力を受けた際に上記外部摺動体を車
    幅方向へ摺動させるローラとを備えたことを特徴とする
    車両の後輪操舵装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の車両の後輪操舵装置におい
    て、上記小舵角操舵手段の上記電動モータは上記車体基
    部に支持され、上記オフセットロータに連結されたウオ
    ームギア列側の入力軸と上記電動モータの回転軸はスプ
    ライン結合されることを特徴とする車両の後輪操舵装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の車両の後輪操舵装置におい
    て、車両の車速信号を出力する車速センサと、上記車両
    のハンドル角信号を出力するハンドル角センサとを更に
    備え、上記コントローラは車速が設定車速以上でステア
    リングハンドルが設定ハンドル角以内で操作された際に
    上記後輪を小舵角制御することを特徴とする車両の後輪
    操舵装置。
JP25112595A 1995-09-28 1995-09-28 車両の後輪操舵装置 Pending JPH0986430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109557836A (zh) * 2017-09-26 2019-04-02 比亚迪股份有限公司 后轮随动转向系统的控制器电路板、控制器和车辆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109557836A (zh) * 2017-09-26 2019-04-02 比亚迪股份有限公司 后轮随动转向系统的控制器电路板、控制器和车辆

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