JPH0985988A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0985988A
JPH0985988A JP24934195A JP24934195A JPH0985988A JP H0985988 A JPH0985988 A JP H0985988A JP 24934195 A JP24934195 A JP 24934195A JP 24934195 A JP24934195 A JP 24934195A JP H0985988 A JPH0985988 A JP H0985988A
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laser
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laser beam
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JP24934195A
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Inventor
Takayuki Wakayanagi
孝行 若柳
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NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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NIPPON DENKI OFFICE SYST
NEC Office Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光量調整フィルタにより印字密度を変える電子
写真方式の印刷装置において、フィルタの汚れ等に影響
されずに印字品質を保持できる印刷装置を得る。 【解決手段】感光体1と折り返しミラー2の間に光量調
整フィルタ7を出し入れして印字密度を変更する電子写
真方式の印刷装置であり、感光体1の端部の印字領域外
にフォトセンサ6を設け、その出力が基準値となるよう
にレーザ素子5のレーザ出力を制御する。主制御部8が
印字密度指定を認識し、ポリゴンミラー3及び感光体1
の回転数および光量調整フィルタ7の位置を設定し、セ
ンサ出力判断部9に通知する。センサ出力判断部9はフ
ォトセンサ6の出力をディジタル信号に変換し、印字密
度に応じ印字密度制御部10,11に出力する。印字密
度制御部10,11は内蔵するレーザビーム強度の基準
値と比較し、出力制御部12を介しフォトセンサ6の出
力が基準値と一致するようレーザ出力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置に関し、特
に印字密度の切り換えが可能な電子写真方式の印刷装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの出力用印刷装置
として、レーザビームを走査して感光体ドラム上に電子
潜像を形成し、トナーを転写して画像を印刷する電子写
真方式の印刷装置が広く用いられている。他のドット式
印刷装置に比べ、印刷速度が速く印字品質が良いこと、
印刷時の音が小さいことなどが広く用いられている要因
である。特に、電子写真方式の印刷装置では、上位装置
からの出力データに対応して解像度(印字密度)を切り
換えることが可能であり、より高度な要求に対応できる
という特徴がある。
【0003】図3は、レーザビームを用いた電子写真方
式の一般的な露光動作の説明図である。レーザ素子5か
らのレーザ出力は、レーザ補正レンズ4により適切なレ
ーザビーム径に補正され、ポリゴンミラー3の回転によ
り、折り返しミラー2で反射されてから感光体1の感光
面を一方向(左から右)に繰り返し走査する。この間
に、感光体1がゆっくりと回転してレーザビームによる
主走査方向と直角な方向の副走査が行われ、感光体1の
感光面上に二次元の電子潜像が形成される。レーザ素子
5としては、一般にP型タイプのレーザダイオードが用
いられ、レーザ出力の制御は、レーザダイオードに流す
電流をあらかじめ設定した値と一致させるよう制御する
方法か、レーザ出力をフォトダイオードで検出してフィ
ードバック制御する方法により行われている。
【0004】電子写真方式の印刷装置の印字密度の切り
換えは、感光面上に形成される電子潜像の画素スポット
の径を変化させると共に、これと対応して印刷イメージ
を形成するためのレーザビームの走査速度および走査線
数を変えることによって行われる。走査速度および走査
線数の変更は、ポリゴンミラー3及び感光体1の回転数
の変更により行われる。一方、画素スポットの径の変更
は、レーザビームの径を変えるのではなく、感光体1の
感光面を照射するレーザビームの強度を変えることによ
り行われている。すなわち、レーザ素子5やレーザ補正
レンズ4を交換する必要はなく、レーザ素子5のレーザ
出力のみを変更する方法(例えば、特開平4―2913
77号公報)と、レーザ出力は一定としレーザビームの
光路に光量調整フィルタを挿入する方法(例えば、特開
平3―167570号公報)とが知られている。
【0005】特開平4―291377号公報記載の方法
は、印字密度に対応したレーザ出力の設定値とそれぞれ
の微調整値とを記憶部(ROM)に記憶させておき、フ
ォトダイオードで検出したレーザ出力がROMから読み
出しD/A変換した指定値と一致するようフィードバッ
ク制御する方法である。この方法は、それまで用いられ
ていた複数のハードウェアスイッチによる切り換えに代
え、ROMを用いることによりレーザ出力をファームウ
ェア的に多段階に微調整するものである。
【0006】一方、特開平3―167570号公報記載
の方法は、感光体に入射するレーザビームの光路を遮る
位置に光量調整フィルタを印字密度に応じて進退可能に
配置することにより、レーザ出力を変更することなく一
定としたまま印字密度を切り換える方法である。この方
法は、印字密度によりレーザ出力を変更した場合、各レ
ーザビーム走査の開始時に検出されるスタート検出信号
の立上り位置がレーザ出力により変化し、このため印字
密度を変更すると印刷位置がずれるという現象の発生を
回避できる特徴がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した光量調整フィ
ルタを使用する従来の印刷装置では、一般にスタート検
出信号を検出するためのフォトダイオードで同時にレー
ザ出力をモニタし、レーザ出力が一定となるように制御
しているが、光量調整フィルタの汚れなどにより透過量
が変化すると感光体面上でのレーザビーム強度が変化し
て最適とならず、印字品質や印字精度が劣化するという
問題がある。又、光量調整フィルタの厚みなどの精度に
よるばらつきのため、製造時およびフィルタ交換時には
レーザ出力の設定値を個別に設定しなければならないと
いう問題があった。
【0008】本発明の目的は、印字密度の切り換え機能
を有する電子写真方式の印刷装置において、レーザビー
ム強度を検出するフォトセンサを感光体面の近くに設置
することにより、光量調整フィルタの汚れなどに影響さ
れることなく感光体面上で印字密度に最適なレーザビー
ム強度が得られ、常に適切な印字品質を確保することが
できる印刷装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の印刷装置は、
レーザ素子を光源とし画像信号により変調されたレーザ
ビームを感光体面上に走査して電子潜像を形成し、帯電
トナーにより画像を形成し用紙に転写印刷する電子写真
方式であり、印字密度を変更するため前記レーザビーム
の光路上に光量調整フィルタを出し入れする機構を有す
る印刷装置において、前記感光体面の印字領域外で且つ
前記光量調整フィルタを透過したレーザビームの走査範
囲内の前記感光体面の近傍に設置されており入射するレ
ーザビームの強度をモニタするためのフォトセンサと、
前記フォトセンサの出力値が指定した基準値と一致する
ように前記レーザ素子の出力を制御するレーザ出力制御
手段と、前記フォトセンサの設置位置に対し前記レーザ
素子からレーザビームを出力するための制御用変調信号
を前記画像信号に重畳する変調信号合成手段とを備えて
構成されている。
【0010】請求項2の印刷装置は、請求項1記載の印
刷装置において、前記レーザ出力制御手段が、前記フォ
トセンサの出力をディジタル変換した後あらかじめ記憶
されている該当する印字密度のディジタル基準値と比較
し、得られた差分ディジタル値をアナログ変換した制御
電圧が0となるように前記レーザ素子のレーザ出力を制
御することを特徴としている。
【0011】請求項3の印刷装置は、請求項2記載の印
刷装置において、前記レーザ出力制御手段にあらかじめ
記憶されているディジタル基準値が、各印字密度に対応
する中央基準値と、各中央基準値の上下に微調整値を加
算および減算した複数個の微調整用基準値とから成り、
各印字密度に対応して前記中央基準値または微調整用基
準値のいずれか一つを選択指定できるように構成されて
いることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0014】本実施形態の印刷装置は、図1に示すよう
に、感光体1と、折り返しミラー2と、ポリゴンミラー
3と、レーザ補正レンズ4と、レーザ素子5と、感光体
1の端部の印字領域外に設置されたフォトセンサ6と、
感光体1と折り返しミラー2との間に出し入れ可能な光
量調整フィルタ7とから成る光学系と、これらを制御す
る主制御部8と、フォトセンサ6の出力の送出先を切り
換えるセンサ出力判断部9と、240dpi及び400
dpiの印字密度に対応するレーザビーム強度基準値を
保持し制御電圧を発生する印字密度制御部10及び11
と、制御電圧でレーザ素子5のレーザ出力を制御する出
力制御部12とで構成されている。これらのうち、主制
御部8,センサ出力判断部9,印字密度制御部10及び
11,出力制御部12とでレーザ出力制御手段を構成
し、制御用変調信号と画像信号とを重畳する変調信号合
成手段は出力制御部12に含まれている。
【0015】フォトセンサ6は、感光体1の走査の終端
部の印字領域外に設置されており、感光体1の感光面に
近い位置に、感光体1が回転しても回転しないように固
定されている。図1では、フォトセンサ6は感光体1の
ドラムの表面上部に設置されているが、ドラムの外側に
ドラム面と同じ高さとなるように設置しても、レーザビ
ームの走査範囲内であればよい。
【0016】光量調整フィルタ7は、印字密度が高い4
00dpiの場合に感光体1と折り返しミラー2との間
に挿入されるものであり、主制御部8の制御により機械
的に出し入れされる。図1の場合は、印字密度の切り換
えが2段階であるため1枚であるが、3段階以上の切り
換えを行う場合には、複数枚のフィルタを用意し組み合
わせて使用する構成とする。
【0017】主制御部8は、印刷装置の状態判断および
設定を主として印刷プロセス全体の制御を行う。上位装
置から印字密度の指定命令を受けると、感光体1及びポ
リゴンミラー3の回転数を設定し、光量調整フィルタ7
の出し入れを行った後、センサ出力判断部9に指定情報
を伝える。
【0018】センサ出力判断部9は、主制御部8からの
指定情報により印字密度を判断し、印字密度制御部10
又は印字密度制御部11を選択する。又、フォトセンサ
6から周期的に入力されるピーク電圧をホールドし、そ
の値をアナログ信号からディジタル信号に変換する。変
換したディジタル信号は選択した印字密度制御部10又
は11に送られる。
【0019】印字密度制御部10及び11は、それぞれ
の印字密度に対応した感光体1に入射するレーザビーム
強度の基準値をディジタル情報として内部に保持してお
り、センサ出力判断部9からのディジタル信号を基準値
とディジタル比較し、差分情報をアナログ変換して正負
の制御電圧を生成し、出力制御部12に送出する。
【0020】出力制御部12は、画像信号によりレーザ
素子5のレーザ出力をオンオフ変調すると共に、レーザ
出力をほぼ一定に制御する機能を備えている。レーザ出
力の制御は、印字密度制御部10又は11からの制御電
圧によりレーザ出力を増加または減少させるように行わ
れる。出力制御部12は、各レーザビーム走査の開始時
点でスタート検出信号を検出し、終了時点でフォトセン
サ6からレーザビーム強度信号を検出するためのレーザ
出力を得るために、画像信号に制御用変調信号を重畳す
る変調信号合成手段を含んでいる。
【0021】次に、240dpiの印字密度を選択した
場合の動作について説明する。上位装置から240dp
iの印字密度の指定を受けた主制御部8は、ポリゴンミ
ラー3及び感光体1の回転数を240dpiの印字密度
に対応する値に制御すると共に、センサ出力判断部9に
対して印字密度240dpiを指示する。なお、印字密
度240dpiの場合は、光量調整フィルタ7は挿入し
ない状態とする。この指示を受けたセンサ出力判断部9
は、印字密度240dpi用の制御部である印字密度制
御部10を選択し、フォトセンサ6の出力を印字密度制
御部10に接続する。印字密度制御部10は、あらかじ
め内部に設定されている240dpi用の基準値とフォ
トセンサ6の出力とを比較し、両者の差分に比例した正
負の制御電圧を出力制御部12に送出する。出力制御部
12は、制御電圧の正負および大きさに応じてレーザ素
子5に流す電流値を減少または増加させる。レーザ素子
5から出力されたレーザ光は、レーザ補正レンズ4を通
りビーム補正された後、ポリゴンミラー3及び折り返し
ミラー2により反射され、感光体1の面上を走査する。
この場合、レーザビームは感光体1の印字領域よりも広
い範囲を走査しており、感光体1の印字領域外に設置し
てあるフォトセンサ6に当たる。出力制御部12は、制
御電圧によりレーザ出力を制御するほか、画像信号によ
りレーザ出力を変調する機能を備えているが、走査線の
開始および終端部分でスタート検出信号およびレーザ出
力検出信号の抽出のためレーザ光を出力するように構成
されている。フォトセンサ6は、感光体1の面上を走査
するレーザビームの強度を検出し、この検出信号はセン
サ出力判断部9で選択された印字密度制御部10に入力
される。上述の処理を繰り返すことにより、レーザ素子
5のレーザ出力は、印字密度制御部10からの制御電圧
が0となるように制御される。これにより、感光体1に
入射するレーザビームの強度が240dpi用の基準値
と一致するようにレーザ素子5のレーザ出力が設定され
る。
【0022】これに対し、上位装置から400dpiの
印字密度指定を受けた場合には、主制御部8は、ポリゴ
ンミラー3及び感光体1の回転数を400dpiの印字
密度に対応する値に制御すると共に、光量調整フィルタ
12を感光体1と折り返しミラー2との間に挿入し、セ
ンサ出力判断部9に対して印字密度400dpiを指示
する。センサ出力判断部9は、印字密度400dpi用
の制御部である印字密度制御部11を選択し、フォトセ
ンサ6の出力を接続する。印字密度制御部11は、あら
かじめ内部に設定されている400dpi用の基準値と
フォトセンサ6の出力とを比較し、両者の差分に比例し
た正負の制御電圧を出力制御部12に送出する。以下2
40dpiの場合と同様にしてレーザ素子5のレーザ出
力は、印字密度制御部11からの制御電圧が0となるよ
うに制御される。これにより、感光体1に入射するレー
ザビームの強度が400dpi用の基準値と一致するよ
うにレーザ素子5のレーザ出力が設定される。
【0023】図2は、上述した印字密度指定に伴うレー
ザ出力制御動作のフローチャートである。印字動作を開
始するに当たり、主制御部8は上位装置からの印字密度
指定情報を認識し(ステップS1)、ポリゴンミラー3
及び感光体1の回転数および光量調整フィルタ7の位置
を対応する状態に設定し(ステップS2)、センサ出力
判断部9に印字密度を通知する。センサ出力判断部9
は、フォトセンサ6の出力をA/D変換し(ステップS
3)、印字密度が240dpiか400dpiかにより
印字密度制御部10又は11を選択し対応する基準値と
比較する(ステップS4,S5)。比較結果の正負のデ
ィジタル値をD/A変換して直流の制御電圧とし出力制
御部12に送り込む(ステップS6)。出力制御部12
は、制御電圧が正(>0)のとき(フォトセンサ6の出
力が基準値より大きい場合の制御電圧を正とする)、レ
ーザ素子5のレーザ出力を減少させ(ステップS7)、
制御電圧が負(<0)のときは、レーザ出力を増加させ
(ステップS8)、ステップS3に戻る。制御電圧が0
の場合は、レーザ出力をそのまま維持するようにしてス
テップS3に戻り、印字が終了するまで繰り返す。
【0024】上述の実施の形態では、印字密度を240
dpiと400dpiの2段階に変更するために2個の
印字密度制御部を設け、それぞれにレーザビーム強度の
基準値がディジタル値として保持されているものとし
た。これに対し、各印字密度に対応する基準値を共通の
不揮発性メモリに格納し、共通の1個の印字密度制御部
で同様な処理を行うように構成することもできる。又、
各印字密度に対応して一つの基準値のみを保持するもの
として説明したが、各基準値の上下に微調整値を加減し
た複数の値を保持し、これらの複数の値の一つを別途選
択指定できるようにすると、製造時の初期調整や部品交
換時の再調整に際して、感光体や光量調整フィルタの特
性のばらつきに柔軟に対応できる利点がある。
【0025】又、上述の実施の形態では、図1に示すよ
うに、フォトセンサを感光体の右側のビーム走査の終端
側に設置したが、感光体の左側のビーム走査の開始側に
設置することも可能である。この場合、このフォトセン
サには光量調整フィルタを透過したレーザビームが入射
するように構成し、ビーム走査の開始側に設けられスタ
ート検出信号を出力するセンサ(光量調整フィルタを透
過しないレーザビームを検出する方がよい)とは別にな
る。
【0026】なお、レーザビーム強度の基準値がディジ
タル値として記憶され、フォトセンサの出力はA/D変
換してディジタル処理を行うものとしたが、ディジタル
処理でなくアナログ処理により同様な制御を行わせるこ
とも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷装置
は、レーザビームの光路上に光量調整フィルタを出し入
れして印字密度の切り換えを行うため、スタート検出信
号の立上り位置の変化による印刷位置ずれが発生せず、
レーザ出力制御のためのフォトセンサを感光体の近傍に
設置してあるため、光量調整フィルタの汚れなどに影響
されることなく、感光体上で印字密度に最も適したレー
ザビーム強度が得られ、常に良好な印字品質を確保する
ことができる効果がある。
【0028】なお、レーザビーム強度の基準値をディジ
タル値として保持し、フォトセンサの出力をディジタル
変換してディジタル処理とすることにより、安定で精密
な制御が行えるほか、各印字密度に対応して一つの基準
値のみならず微調整値を加減した複数の値を保持し、こ
れらの一つを選択指定できるようにすると、製造時の初
期調整や部品交換時の再調整に際して、感光体や光量調
整フィルタの特性のばらつきに柔軟に対応できる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】印字密度に対応してレーザ出力を制御する動作
のフローチャートである。
【図3】電子写真方式の一般的な露光動作を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 感光体 2 折り返しミラー 3 ポリゴンミラー 4 レーザ補正レンズ 5 レーザ素子 6 フォトセンサ 7 光量調整フィルタ 8 主制御部 9 センサ出力判断部 10,11 印字密度制御部 12 出力制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ素子を光源とし画像信号により変
    調されたレーザビームを感光体面上に走査して電子潜像
    を形成し、帯電トナーにより画像を形成し用紙に転写印
    刷する電子写真方式であり、印字密度を変更するため前
    記レーザビームの光路上に光量調整フィルタを出し入れ
    する機構を有する印刷装置において、前記感光体面の印
    字領域外で且つ前記光量調整フィルタを透過したレーザ
    ビームの走査範囲内の前記感光体面の近傍に設置されて
    おり入射するレーザビームの強度をモニタするためのフ
    ォトセンサと、前記フォトセンサの出力値が指定した基
    準値と一致するように前記レーザ素子の出力を制御する
    レーザ出力制御手段と、前記フォトセンサの設置位置に
    対し前記レーザ素子からレーザビームを出力するための
    制御用変調信号を前記画像信号に重畳する変調信号合成
    手段とを備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ出力制御手段が、前記フォト
    センサの出力をディジタル変換した後あらかじめ記憶さ
    れている該当する印字密度のディジタル基準値と比較
    し、得られた差分ディジタル値をアナログ変換した制御
    電圧が0となるように前記レーザ素子のレーザ出力を制
    御することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザ出力制御手段にあらかじめ記
    憶されているディジタル基準値が、各印字密度に対応す
    る中央基準値と、各中央基準値の上下に微調整値を加算
    および減算した複数個の微調整用基準値とから成り、各
    印字密度に対応して前記中央基準値または微調整用基準
    値のいずれか一つを選択指定できるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の印刷装置。
JP24934195A 1995-09-27 1995-09-27 印刷装置 Pending JPH0985988A (ja)

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