JPH02111568A - 波長変換を伴なう光記録における光変調方法 - Google Patents

波長変換を伴なう光記録における光変調方法

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JPH02111568A
JPH02111568A JP63265140A JP26514088A JPH02111568A JP H02111568 A JPH02111568 A JP H02111568A JP 63265140 A JP63265140 A JP 63265140A JP 26514088 A JP26514088 A JP 26514088A JP H02111568 A JPH02111568 A JP H02111568A
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JP
Japan
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light
wavelength conversion
optical
semiconductor laser
conversion element
Prior art date
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Pending
Application number
JP63265140A
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English (en)
Inventor
Yoji Okazaki
洋二 岡崎
Koji Kamiyama
神山 宏二
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光記録、特に詳細には記録光源として半導体レ
ーザーを用い、そこから発せられたレーザービームを波
長変換して感光材料に照射するようにした光記録におけ
る光変調方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、光ビームを光偏向器により偏向して感光材料
上に走査させ、該感光材料に画像を記録する光走査記録
装置が広く実用に供されている。
このような光走査記録装置において光ビームを発生する
手段の1つとして、半導体レーザーが従来から用いられ
ている。この半導体レーザーは、ガスレーザー等に比べ
れば小型、安価で消費電力も少なく、また駆動電流を変
えることによって直接変調が可能である等、数々の長所
を有している。
一方従来より、非線形光学材料を利用して、レーザー光
を第2高調波等に波長変換(短波長化)する試みが種々
なされている。このようにして波長変換を行なう光波長
変換素子として具体的には、例えば「光エレクトロニク
スの基礎JA、YARIV著、多田邦雄、神谷武志訳(
丸善株式会社)のp200〜204に示されるようなバ
ルク結晶型のものがよく知られている。ところがこの光
波長変換素子は、位相整合条件を満たすために結晶の複
屈折を利用するので、非線形性が大きくても複屈折性が
無い材料あるいは小さい材料は利用できない、という問
題があった。
上記のような問題を解決できる光波長変換素子として、
いわゆるファイバー型のものが提案されている。この光
波長変換素子は、クラッド内に非線形光学材料からなる
コアが充てんされた光ファイバーであり、応用物理学会
懇話会微小光学研究グループ機関誌VOL、3.Na2
.p28〜32にはその一例か示されている。このファ
イバー型の光波長変換素子は、基本波と波長変換波との
間の位相整合をとることも容易であるので、最近ではこ
のファイバー型光波長変換素子についての研究が盛んに
なされている。また、例えば本出願人による特開昭63
−15234号、同6B−15233号公報に示される
ように、クラッド層となる2枚の基板の間に非線形光学
材料からなるスラブ状先導波路を形成した、2次元光導
波路型の光波長変換素子も知られている。さらには、ク
ラッド層となる1枚の基板内に非線形光学材料からなる
3次元光導波路を埋め込んだ、3次元光導波路型の光波
長変換素子も知られている。この光導波路型の光波長変
換素子も、上述のような特長を有している。
ところで、以上述べたファイバー型、光導波路型の光波
長変換素子を前述の光走査記録装置に組み込んで、記録
光としてのレーザー光を短波長化することが考えられる
。すなわち、比較的短波長領域の光に対して感度の高い
感光材料を用いるとともに、記録光源として比較的長波
長のレーザー光を発する半導体レーザーを用いる場合は
、この記録光を波長変換して短波長化すれば記録感度の
点で有利となる。またカラー記録の場合には、上述のよ
うな波長変換を行なえば、比較的長波長のレーザー光を
発する半導体レーザーを記録光源として用いて、4色の
記録ビームを得ることも可能となる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のように半導体レーザーを記録光源とし
て用い、そこから発せられたレーザー光を波長変換して
画像記録に用いる場合には、高階調画像の記録が困難に
なるという問題が生じる。
すなわち、AOM (、音響光学光変調′r1)やRO
M(電気光学光変調器)等にレーザー光を通して強度変
調する場合は、レーザー光がこのような光変調器に加え
てさらに光波長変換素子に通されるために大きく減衰し
やすく、したがって所定の強度変調間隔を確保しようと
すると、記録光強度のダイナミックレンジか狭くなって
しまうのである。
またA OMやEOM等では高周波数帯域(例えば50
MHz)の光変調を高速で実現することは不可能である
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり
、記録光源として半導体レーザーを用い、また前述した
ファイバー型あるいは光導波路型の光波長変換素子によ
る記録光の波長変換を伴なって光記録を行なう場合に、
高階調画像の記録を高速に可能とする光変調方法を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による、波長変換を伴なう光記録における光変調
方法は、半導体レーザーから発せられた光ビームをファ
イバー型あるいは光導波路型の光波長変換素子に通し、
さらに波長変換されない光をカットするフィルターを通
すことによって得られた波長変換された光ビームを感光
材料に照射して記録を行なう場合に、最小駆動電流をし
きい電流よりもやや大きい値に設定して、半導体レーザ
ーを直接変調することを特徴とするものである。
(作  用) 最小駆動電流を上述のように設定すると、半導体レーザ
ーから光波長変換素子に入射する光ビームは、強度変調
の全範囲に亘って自然発光光とレーザー光が混合したも
のとなる。両者の光のうち、レーザー光のみが光波長変
換素子によって波長変換される。その結果光波長変換素
子からは、基本波であるレーザー光、自然発光光、波長
変換波の3つの光が出力される。ここで波長変換波は、
基本波であるレーザー光、自然発光光とは大きく波長が
異るので波長変換波のみを通過させるバンドパスフィル
ターによって前記2者の光(すなわち、波長変換されな
い光)を完全にカットする事が可能となる。したがって
光波長変換素子からは実質的に、レーザー光のみの強度
に対応した強度の波長変換波が出射することになる。
このようにして、光波長変換素子から出射する波長変換
波の強度が基本的にレーザー光のみの強度に対応するの
であれば、最小駆動電流を上述のように設定すると、波
長変換波の最小光量はほぼ0(ゼロ)に近い値となるか
ら、そのダイナミックレンジを広くとることが可能とな
る。また半導体レーザーの直接変調を用いるので高速光
変調が可能となる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。
第1図は、本発明の方法を実施するレーザー記録装置の
一例を示すものである。画像信号発生器IOは、連続調
画像を担持する画像信号S1を発生する。この画像信号
S1は一例として、10bitの濃度スケールの連続調
画像を示すデジタル信号である。画像信号発生器IOは
後述するラインクロックS2に基づいて1主走査ライン
分の信号を切り換え、また画素クロックS3に基づいて
各画素毎の画像信号S1を出力する。本例において画素
クロック周波数はIMHz、換言すれば1画素記録時間
は1μsec  (秒)に設定される。
上述の画像信号S1はRAMからなる変換テーブルI2
において、例えば18b i tの発光レベル指令信号
S5に変換される。この発光レベル指令信号S5はD/
A変換器13に入力され、ここでアナログの電圧信号か
らなる発光レベル指令信号Vre「に変換される。この
発光レベル指令信号V rerは、APC(Autom
atic  Power  Control)回路14
の加算点15を通して電圧〜電流変換アンプ16に人力
され、該アンプ115はこの指令信号V rerに比例
した駆動電流を半導体レーザーI7に供給する。
半導体レーザー17から前方に出射された光ビーム18
は、後述するようにして感光材料上を走査する。
−万事導体レーザー17の後方側に出射された光ビーム
19の強度は、例えば半導体レーザーのケース内に設置
された光量モニタ用のピンフォトダイオード20によっ
て検出される。こうして検出される光ビーム19の強度
は、実際に画像記録に利用される上記光ビーム18の強
度と比例関係にある。該光ビーム19の強度、すなわち
光ビーム二8の強度を示すフォトダイオード20の出力
電流は、電流−電圧変換アンプ21によって帰還信号(
電圧信号)vpaに変換され、該帰還信号Vpdは前述
の加算点15に人力される。この加算点15からは、上
記発光レベル指令信号V refと帰還信号Vpdとの
偏差を示す偏差信号VQが出力され、該偏差信号Veは
前記電圧−電流変換アンプ16によって電流に変換され
、半導体レーザー17を駆動する。
以上のようにして半導体レーザー17からは、発光レベ
ル指令信号V refに対応した(つまり画像信号S1
に対応した)強度の光ビーム18が発せられる。この半
導体レーザー17の光出力対駆動電流特性は、第2図に
実線で示すように非線形のものとなる。上記光ビーム1
8はコリメーターレンズ22および対物レンズ23に通
された後、光波長変換素子30に通されて波長変換され
る。
以下、この波長変換について、第3図と第4図を参照し
て詳しく説明する。この光波長変換素子30は、第4図
に分かりやすく示す通り、クラッド32の中心の中空部
分内に、非線形光学材料からなるコア31が充てんされ
た光ファイバーである。上記非線形光学材料としては、
波長変換効率が高い有機非線形光学材料を用いるのが好
ましい。本例では特に本願出願人による特開昭62−2
10432号公報に示される3、5−ジメチル−1−(
4−ニトロフェニル)ピラゾール(以下、PRAと称す
る)によってコア31を形成し、クラッド32を5FS
3ガラスから形成している。
第3図に示されるように、半導体レーザー17から射出
された発散ビームである波長870nmのレーザー光(
基本波) 18は、コリメーターレンズ22によって平
行ビームとされ、さらに対物レンズ23で集光された上
で、素子端面30a上に照射される。このレーザー光1
8は、コア31の端面上においてそれと同径(本例では
2μm)の小さなスポットに収束する。それにより該レ
ーザー光18が、コア31内に入射する。この基本波1
8は、コア31を構成するPRAにより、波長が1/2
(=435nm)の第2高調波18°に変換される。こ
の第2高調波18°はクラッド32中に放射し、その外
表面の間で全反射を繰り返して素子30内を端面側に進
行する。位相整合は、基本波18のコア部での導波モー
ドと、第2高調波18’ のクラッド部への放射モトと
の間で取られる(いわゆるチェレンコフ放射の場合)。
光波長変換素子30の出射端面30bからは、上記第2
高調波18°を含むビーム18”が出射する。この出射
ビーム18”は主に435nmの光を透過させるバンド
パスフィルター24に通され、第2高調波18°のみが
取り出される。この第2高調波18゜は、コリメーター
レンズ25によって平行ビームとされる。
435nmに波長変換されたこの光ビーム18゜は、第
1図に示されるように、例えばポリゴンミラー等の光偏
向器26に入射して、そこで反射偏向される。こうして
偏向された光ビーム18゛ は、通常fθレンズからな
る集束レンズ27に通されて感光材料28上において微
小なスポットに集束し、該感光材料28上をX方向に走
査(主走査)する。感光材料28は図示しない移送手段
により、上記主走査方向Xと略直角なY方向に移送され
、それによって光ビーム18°の副走査がなされる。こ
うして感光材料28は光ビーム18゛ によって2次元
的に走査され、感光する。前述したように光ビーム18
(すなわち光ビーム18°)は画像信号S1に基づいて
強度変調されているので、この感光材料28上には、画
像信号S1が担持する連続調画像が写真潜像として記録
される。この感光材料28は図示しない現像機に通され
て、そこで現像処理を受ける。
それにより感光材料28上には、上記連続調画像が可視
像として記録される。
なお上記のように光ビーム18°が感光材料28上を走
査するとき、主走査の始点を該ビーム18°が通過した
ことが光検出器29によって検出され、該光検出器29
が出力する始点検出信号S6がクロックジェネレータ3
1に入力される。クロックジェネレータ31はこの始点
検出信号S6の入力タイミングに同期させて、前述のラ
インクロックS2および画素クロックSを出力する。
上記の感光材料28は、例えば本出願人による特開昭6
1−176920号公報に示されるもので、波長435
nm近辺の光に対して最大感度を示す。
したがって、前述のように波長変換して波長435nm
の光ビーム18°で記録を行なうことにより、870n
mの光ビーム18を発する半導体レーザー17を記録光
源として用いていながら、高感度の記録が可能となる。
ここで、テーブル12およびD/A変換器13による発
光レベル指令信号V ref’の設定について詳しく説
明する。この発光レベル指令信号V rerは、最小値
Vre(’t と最大値Vrel’zとの間で等間隔に
刻まれた値のうちの1つを、画像信号S1に応じてとる
ように設定される。そしてその最小値Vref1 、つ
まり半導体レーザー17に最小駆動電流I minを与
える値は、第5図に示すように、上記の最小駆動電流I
 ll1inがしきい電流1thよりもやや大きい値を
とるように設定されている。光波長変換素子30に入射
する光ビーム18に自然発光光が含まれていても、前述
した通りこの自然発光光は波長変換されずフィルター2
4でカットされるから、光波長変換素子30から出射す
る光ビーム18”の強度は基本的に、半導体レーザー1
7が発するレーザー光の強度のみと対応する。そして光
波長変換素子30から出射する第2高調波1g’ の光
強度は、そこに入射する基本波(レーザー光)の強度の
2乗に比例するから、結局発光レベル指令信号V re
fと、光波長変換素子30から出射する第2高調波18
゜の強度とは、第5図に鎖線Aで追って示すような関係
となる。
このように光波長変換素子30から出射する第2高調波
18°の強度が、半導体レーザー17が発するレーザー
光の強度のみと対応しているから、半導体レーザー17
の駆動電流対先出力特性が線形の範囲のみを利用してい
ながら、第2高調波18°の最小光量を極めて小さくす
ることができ、よってこの記録光としての第2高調波1
8°のダイナミックレンジを大きくとることが可能とな
る。それに対して、波長変換をせずに、上記特性が線形
の範囲のみを利用して同様の変調を行なう場合は、記録
光の最小光量は第2図にPlで示すように、上記の場合
よりもかなり大きな値となってしまう。
なお上記光変調時に、半導体レーザーの直接変調を用い
ているので、高速の光変調(例えば50MHzの光変調
周波数帯域)も十分に可能となる。
また、光波長変換素子30からは基本波であるレーザー
光も出射するが、この基本波であるレーザー光も自然発
光光と同様バンドパスフィルター24によってカットさ
れる。
以上、半導体レーザーから出射したレーザー光を第2高
調波に変換して、この第2高調波を感光材料に照射する
場合の実施例について説明したが、本発明の方法はその
他、半導体レーザーから出射したレーザー光を和周波や
差周波等に変換する場合においても実施可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の光変調方法によれば、
感光材料に照射する波長変換波のダイナミックレンジを
大きくとることができるから、高階調の画像を記録可能
となる。また半導体レーザーの直接変調を用いるので高
速光変調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す概略
図、 第2図は本発明に係る半導体レーザーの駆動電流対光出
力特性を示すグラフ、 第3図は第1図の装置に用いられた光波長変換素子と、
その周辺の光学要素を示す概略側面図、第4図は上記光
波長変換素子を示す概略斜視図、第5図は第1図の装置
における発光レベル指令信号と、半導体レーザー駆動電
流と、レーザー光強度と、波長変換波強度との関係を示
すグラフである。 IO・・・画像信号発生器  12・・・変換テーブル
】3・・・D/A変換器   14・・・APC回路1
7・・・半導体レーザー  18・・・基本波!8°・
・・第2高調波   3o・・・光波長変換素子第1図 2日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体レーザーから発せられた光ビームをファイバー
    型あるいは光導波路型の光波長変換素子に通し、さらに
    波長変換されない光をカットするフィルターを通すこと
    によって得られた波長変換された光ビームを感光材料に
    照射して記録を行なう場合に、 最小駆動電流をしきい電流よりもやや大きい値に設定し
    て半導体レーザーを直接変調することを特徴とする、波
    長変換を伴なう光記録における光変調方法。
JP63265140A 1988-10-20 1988-10-20 波長変換を伴なう光記録における光変調方法 Pending JPH02111568A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0985988A (ja) * 1995-09-27 1997-03-31 Nec Off Syst Ltd 印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0985988A (ja) * 1995-09-27 1997-03-31 Nec Off Syst Ltd 印刷装置

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