JPH098522A - 車載用アンテナ - Google Patents

車載用アンテナ

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Publication number
JPH098522A
JPH098522A JP15641595A JP15641595A JPH098522A JP H098522 A JPH098522 A JP H098522A JP 15641595 A JP15641595 A JP 15641595A JP 15641595 A JP15641595 A JP 15641595A JP H098522 A JPH098522 A JP H098522A
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JP
Japan
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base
base member
antenna
vehicle
slide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15641595A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Morita
英治 盛田
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AOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
AOKI SEISAKUSHO KK
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Application filed by AOKI SEISAKUSHO KK filed Critical AOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP15641595A priority Critical patent/JPH098522A/ja
Publication of JPH098522A publication Critical patent/JPH098522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用アンテナの車両に対する着脱を容易に
する。 【構成】 車載用アンテナ1がロッドアンテナ2A,2
Bを軸支する第1ベース部材4と車両に固定する第2ベ
ース部材5とによって構成される。第1ベース部材4に
は対向する一対の第1,2嵌合溝12,14があり、第
2嵌合溝14はばね付勢されて摺動するスライド部材1
3に形成されている。第1,2嵌合溝12,14に第2
ベース部材5の第1,2係止部材28,29を嵌合する
ことによって、第1ベース部材4と第2ベース部材5と
が一体となる。第1ベース部材4の幅方向両側には対向
配置した押しボタン38があり、スライド部材13はボ
タン38を押すとストッパー部材25が外れて後退可能
となり、第1,2ベース部材4,5を互いに着脱するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用のアンテナに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ受信用のロッドアンテナを
乗用車等の車両に搭載するための技術が、例えば特開平
1−194701号公報等によって公知である。この技
術によれば、ロッドアンテナの基端部分をそのロッドの
軸方向に延びる第1の取り付けベース部材で回動可能に
軸支し、第1の取り付けベース部材は車両に固定した第
2の取り付けベース部材に着脱する。その着脱は、第1
の取り付けベース部材の両端部にある操作ボタンを押す
ことによって可能になる。かかるロッドアンテナは、第
1の取り付けベース部材を外してトランクなどに収納し
ておくと、例えば自動洗車の時にロッドを傷めることが
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術では、第
1の取り付けベース部材両端部のボタンを両手で操作す
るか、または片手で各々を順に操作しなければならない
から、片手による一回の操作では着脱できないという不
便さがある。
【0004】この発明は、第1の取り付けベース部材を
第2の取り付けベース部材に着脱するための押しボタン
を第1の取り付けベース部材のロッドアンテナを挟む両
側に形成することで、前記不便さを解消することを課題
にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明が手段とするところは、以下のとおりであ
る。
【0006】この発明においては、ロッドアンテナと、
該アンテナを起立・倒伏可能にその基端部分を軸支する
第1ベース部材と、該第1ベース部材に着脱し車両の所
要部位に固定可能な第2ベース部材とからなる車載用ア
ンテナを前提にしている。
【0007】かかる前提において、前記第1ベース部材
が、前記第2ベース部材との対向側に、倒伏した前記ア
ンテナの長手方向と交差し互いに対向配置された第1嵌
合溝と、該第1嵌合溝に向かってばね付勢されたスライ
ド部材の前端部に形成された第2嵌合溝とを有し、前記
第2ベース部材が、前記車両への固定用ベース板と、該
ベース板に基端部を支えられ前記第1ベース部材の対向
側に並行して延びるとともに前記第1,2嵌合溝に前記
ばね付勢に抗して嵌脱可能な第1及び第2係止部とを有
し、前記嵌脱によって第1ベース部材に第2ベース部材
が着脱することがこの発明の特徴である。
【0008】この発明の好ましい実施態様では、前記第
1ベース部材において前記スライド部材の後端部にスト
ッパー部材が係合して該スライド部材の後退を阻止可能
に構成し、ストッパー部材のその係合は第1ベース部材
の両側に位置する押圧部材の操作によって解く。
【0009】
【作用】このように構成した車載用アンテナでは、第1
ベース部材においてスライド部材が後退し、第1,2嵌
合溝が離間することによって第1,2ベース部材の着脱
が可能になる。それら嵌合溝に第1,2係止部が嵌合し
ているときには、スライド部材後端部にストッパー部材
が係合し、それら係止部は溝から離脱することがない。
押圧部材を操作すると、ストッパー部材の係合が解け
る。
【0010】
【実施例】この発明に係る車載用アンテナの詳細を添付
の図面を参照して説明すると、以下のとおりである。
【0011】図1は、乗用車のリアウインドに取り付け
たアンテナ1の斜視図である。そのウインドの左右にあ
るアンテナ1は、ロッドの配置が対称であることを除い
て実質的に同じである。以下では、両アンテナを総称し
てアンテナ1と呼ぶ。
【0012】アンテナ1は、伸縮可能な2本のロッド2
A,2Bと、ロッド2A,2Bの基端部材3を回動可能
に軸支する第1ベース部材4と、リアウインドに固定さ
れた第2ベース部材5とからなる。ロッド2Aは、基端
部材3から直状に延び、ロッド2Bは基端部材3に旋回
可能に取り付けられていて、ロッド2Aに対する開角を
調整することができる。なお、第1ベース部材4におい
て長手方向に延びる線PLは、それを挟む2部材を組み
付けたときの接合線である。
【0013】図2は、アンテナ1の要部を破断して示す
側面図であって、ロッド2A,2Bの倒伏した状態を実
線で示し、回動してやや起立した状態を仮想線で示して
ある。ロッド2A,2Bは、それらの基端部をなす部材
3が支軸7によって第1ベース部材4に取り付けられて
いる。ロッド2A,2Bからはリード線8が第1ベース
部材4の外へ出て車体のトランク内へと延びている。第
2ベース部材5と向き合う第1ベース部材4の下面部1
0には、その長手方向中央部分に凹部11がある。図に
おいて、凹部11の左端壁には右方に開口する横向きの
第1嵌合溝12があり、一方の右端壁は左右に摺動可能
なスライド部材13によって形成されており、そのスラ
イド部材13に左方に開口する横向きの第2嵌合溝14
がある。スライド部材13は、凹部11を画成する上下
の壁17,18に摺動可能に挟持され、後端部にある第
1付勢ばね20によって前進方向(図の左方向)へ付勢
され、上壁17の段差部19に衝接してその前進が止ま
る。スライド部材13の後端部には、後方への延出部2
1があり、該部21の後端面にはストッパー部材25の
前端面が当接して、スライド部材13の後退を阻止して
いる。
【0014】第2ベース部材5は、ベース板26と、ベ
ース板26の垂直方向上側に起立する支腕26A,26
Bにボルト27Aとナット27Bとによって固定された
第1,2係止部28,29と、ベース板26下面に接合
する両面粘着シート30とからなる。第1,2係止部材
28,29は、同形同大であって、左右対称に配置さ
れ、側面形状が逆L字型である。第1係止部材28は、
自由端部28Aが第1ベース部材下面部10と並行に左
方へ延びて第1嵌合溝12に嵌合し、溝12の底面12
Aに当接している。第2係止部材29は、自由端部29
Aが下面部10と並行に右方へ延びて第2嵌合溝14に
嵌合し、溝14の底面14Aに当接している。スライド
部材13は、後端部にストッパー25が当接して後退不
能であるから、第1,2係止部材28,29は第1,2
嵌合溝12,14から離脱することがない。また、第
1,2係止部材28,29の端部28A,29Aは、第
1付勢ばね20の作用によって第1,2嵌合溝の底面1
2A,14Aに挟圧保持された状態にあるから、第2ベ
ース部材5と第1ベース部材4とは互いに前後方向に揺
動することがない。かかる第2ベース部材5は、粘着シ
ート30によってリアウインドその他の所要部位に固定
することができる。
【0015】図3は、図2のIII−III線矢視図で
ある。第1ベース部材4は倒伏したロッド2A,2Bの
軸方向に延びる互いに平行な一対の外側壁35を有し、
それら側壁35の内面間を一対の側壁36を有するスラ
イド部材13が摺動する。外側壁35各々の凹部37に
は、押しボタン38がその背面39を対向させて配置し
てある。凹部37に対応する第1ベース部材4の内側に
はストッパー部材25があり、部材25は、その係合軸
部40の先端細径部40Aが外側壁35の透孔41から
延出して、押しボタン38に接合している。一対のスト
ッパー部材25の間には第2付勢ばね43が介在し、軸
部40を介して部材25を外側壁35方向へ付勢してい
る。ただし軸部40は、径の大きい基端部40Bが透孔
41の周壁内端に圧接している。ストッパー部材25の
端部25Aは、スライド部材13の後方延出部21に当
接しているが、押しボタン38を第2付勢ばね43に抗
して押圧すると、ストッパー部材25が矢印X方向へ移
動することによってその当接が外れ、スライド部材13
の矢印Y方向への後退が可能になる。そこで、押しボタ
ン38を押したまま、図2の状態の第1ベース部材4を
左方へ移動させると、第2係止部材29がスライド部材
13を押圧して第1,2嵌合溝12,14を離間させ、
第1係止部材28の自由端部28Aを第1嵌合溝12か
ら離脱させることができ、それによって第1ベース部材
4から第2ベース部材5を外すことができる。
【0016】第1ベース部材4に第2ベース部材5を取
り付けるには、押しボタン38を押したまま第2係止部
材29の自由端部29Aを第2嵌合溝14に嵌合してス
ライド部材13を押圧し、第1係止部材28の自由端部
28Aを第1嵌合溝12に嵌合することができるところ
まで後退させればよい。
【0017】
【発明の効果】この発明に係る車載用アンテナでは、第
1ベース部材の幅が人の手のひらに納まる程度にしてあ
ると、対向配置してある一対の押しボタンの押圧と、第
1,2ベース部材の着脱とをすべて片手で簡単に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗車用のリヤウインドに取り付けたアンテナの
斜視図。
【図2】アンテナの部分破断側面図。
【図3】図2のIII−III線矢視図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2A,2B ロッドアンテナ 4 第1ベース部材 5 第2ベース部材 12 第1嵌合溝 13 スライド部材 14 第2嵌合溝 25 ストッパー部材 26 ベース板 28 第1係止部材 29 第2係止部材 38 押しボタン(押圧部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッドアンテナと、該アンテナを起立・倒
    伏可能にその基端部分を軸支する第1ベース部材と、該
    第1ベース部材に着脱し車両の所要部位に固定可能な第
    2ベース部材とからなる車載用アンテナであって、 前記第1ベース部材が、前記第2ベース部材との対向側
    に、倒伏した前記アンテナの長手方向と交差し互いに対
    向配置された第1嵌合溝と、該第1嵌合溝に向かってば
    ね付勢されたスライド部材の前端部に形成された第2嵌
    合溝とを有し、 前記第2ベース部材が、前記車両への固定用ベース板
    と、該ベース板に基端部を支えられ前記第1ベース部材
    の対向側に並行して延びるとともに、前記第1,2嵌合
    溝に前記ばね付勢に抗して嵌脱可能な第1及び第2係止
    部とを有し、 前記嵌脱によって前記第1ベース部材に第2ベース部材
    が着脱することを特徴とする前記アンテナ。
  2. 【請求項2】前記第1ベース部材が前記スライド部材の
    スライド方向の両側に背面を対向させた一対の押圧部材
    を有し、 前記押圧部材は、互いに離間する方向へばね付勢され、
    その離間した状態において前記スライド部材の後端部と
    係合して該スライド部材の後退を阻止する一方、前記押
    圧部材をそのばね付勢に抗して押圧するとその押圧方向
    へ移動して前記後端部との係合が解け、前記スライド部
    材の後退を可能にするストッパー部材を該押圧部材の背
    面に備えていることを特徴とする請求項1記載のアンテ
    ナ。
JP15641595A 1995-06-22 1995-06-22 車載用アンテナ Withdrawn JPH098522A (ja)

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JP15641595A JPH098522A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車載用アンテナ

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JP15641595A JPH098522A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車載用アンテナ

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JPH098522A true JPH098522A (ja) 1997-01-10

Family

ID=15627259

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JP15641595A Withdrawn JPH098522A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 車載用アンテナ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112054283A (zh) * 2020-09-09 2020-12-08 重庆南方迪马专用车股份有限公司 一种车载天线倒伏装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20020903