JPH098493A - テープ送出装置 - Google Patents

テープ送出装置

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JPH098493A
JPH098493A JP7156206A JP15620695A JPH098493A JP H098493 A JPH098493 A JP H098493A JP 7156206 A JP7156206 A JP 7156206A JP 15620695 A JP15620695 A JP 15620695A JP H098493 A JPH098493 A JP H098493A
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tape feeding
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Takeshi Kanai
健 金井
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • H05K13/0419Feeding with belts or tapes tape feeders

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ送り動作の開始時または停止時等での
衝撃を減少させる。 【構成】昇降棒20が下降を開始して揺動レバー21に
当接して揺動させても、カムフォロア29がカム面30
の停留領域40にある間は変位せず送り動作を開始しな
いため、ショックが伝達されず、また、揺動レバー21
の揺動によりカムフォロア29が変位してテープ23が
送られ、カムフォロア29が停留領域41に達すると衝
撃なく送り限位置に停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復動する駆動部材に
駆動されるテープ繰出送り機構により電子部品を収納す
るテープを間欠的に繰り出し送出して該電子部品を所定
の取り出し位置に位置決めさせるテープ送出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種テープ送出装置では特開平5−9
0786号公報に開示されているように、駆動部材であ
る昇降棒が接離可能に係合する揺動レバーが揺動して伝
達レバーを介して送りレバーにその運動が伝達され、送
り爪が移動し送り歯車を介してスプロケットを回動させ
テープが送られ、送りストッパに該送り爪が突き当てら
れることによりテープ送りが停止しテープが所定の位置
に位置決めされる。
【0003】送り爪を送りストッパに当てて位置決めを
するのはテープ送出装置は複数あり(部品供給部に複数
並設されていためであるが、交換される場合もあ
る。)、昇降棒が下降した位置で位置決めしようとして
も、昇降棒の下降限位置のばらつきや他の伝達機構のば
らつきにより送り爪は同じ停止させるべき位置では停止
しないため、強制的に停止させるものである。昇降棒は
バネを介して下方に付勢されるためどの位置で停止して
もその動きが吸収できるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術で
は、昇降棒は電子部品自動装着装置のロータリテーブル
の間欠回転に同期して回転するカムに駆動されて往復動
するが、該昇降棒が揺動レバーに当接する位置では昇降
棒はかなりの速度で下降しており、その衝撃が揺動レバ
ーに加わり、テープ送出装置に与える衝撃及び振動によ
り電子部品の供給動作に悪影響を与えるという欠点があ
った。
【0005】また、テープ送出を行う送り爪が送りスト
ッパに当りテープの送り限が規制されるので、テープ送
りが停止する時にはその送り機構がかなりの速度で運動
しており慣性がある状態で突然停止されるので、昇降棒
はバネでその下降が吸収されるといってもまだその衝撃
は大きくテープに収納された部品の挙動が不安定にな
り、次になされる部品の取り出し動作が不安定になると
いう欠点がある。
【0006】また、上記欠点は最近の部品装着速度の高
速化に伴い駆動部材が揺動レバーに当るときの速度及び
送り爪が送りストッパに当る時の速度も高速になるため
その衝撃は速度の増加の2乗で大きくなり、低速の時な
らば部品取り出しまでに減衰していた振動も高速になる
と減衰しにくくなり、無視できないものとなってきてい
る。
【0007】そこで本発明は、テープ送り動作の開始時
または停止時等での衝撃を減少させることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、往復
動する駆動部材に駆動されるテープ繰出送り機構により
電子部品を収納するテープを間欠的に繰り出し送出して
該電子部品を所定の取り出し位置に位置決めさせるテー
プ送出装置において、前記テープ繰出送り機構によるテ
ープ送り動作の開始時に該動作の速度を滑らかに加速さ
せるように制御する制御機構を設けたものである。
【0009】また本発明は、往復動する駆動部材に駆動
されるテープ繰出送り機構により電子部品を収納するテ
ープを間欠的に繰り出し送出して該電子部品を所定の取
り出し位置に位置決めさせるテープ送出装置において、
前記テープ繰出送り機構によるテープ送り動作の終了時
に該動作の速度を滑らかに減速させるように制御する制
御機構を設けたものである。
【0010】また本発明は、往復動する駆動部材が接離
可能に係合して変位可能な係合部材と、該係合部材の変
位運動が伝達されて電子部品を収納するテープを間欠的
に繰り出し送出して該電子部品を所定の取り出し位置に
位置決めさせるテープ送出機構を有するテープ送出装置
において、前記駆動部材が前記係合部材に係合して該係
合部材か変位を開始する近傍位置での該係合部材の変位
によっては前記送出機構に該変位運動が伝達されないよ
うに制御する制御機構を前記係合部材と前記送出機構に
介在させて設けたものである。
【0011】また本発明は、往復動する駆動部材が接離
可能に係合して変位可能な係合部材と、該係合部材の変
位運動が伝達されて電子部品を収納するテープを間欠的
に繰り出し送出して該電子部品を所定の取り出し位置に
位置決めさせるテープ送出機構を有するテープ送出装置
において、前記駆動部材が前記係合部材に係合して該係
合部材か変位を終了する近傍位置での該係合部材の変位
によっては前記送出機構に該変位運動が伝達されないよ
うに制御する制御機構を前記係合部材と前記送出機構に
介在させて設けたものである。
【0012】また本発明は、往復動する駆動部材に駆動
されるテープ繰出送り機構により電子部品を収納するテ
ープを間欠的に繰り出し送出して該電子部品を所定の取
り出し位置に位置決めさせるテープ送出装置において、
前記テープ繰出送り機構中の駆動側部材にカム面を形成
し従動側部材に該カム面に係合して変位するカムフォロ
アを設けたものである。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、制御機構はテープ繰
出送り機構によるテープ送り動作の開始時に該動作の速
度を滑らかに加速させるように制御する。
【0014】請求項2の構成によれば、制御機構はテー
プ繰出送り機構によるテープ送り動作の終了時に該動作
の速度を滑らかに減速させるように制御する。
【0015】請求項3の構成によれば、駆動部材が係合
部材に係合して係合部材を変位させても制御機構により
係合部材の変位を開始する近傍位置では係合部材の変位
運動がテープ送出機構に伝達されずその後伝達されるこ
とにより衝撃が送り機構に伝達されることなく、テープ
送出動作が開始される。
【0016】請求項4の構成によれば、駆動部材が係合
部材に係合して係合部材を変位させ送り機構に変位運動
が伝達されテープ送出が行われ、係合部材の変位を終了
する近傍位置では制御機構により係合部材の変位運動が
テープ送出機構に伝達されず所定の停止位置にテープが
停止して駆動部材の停止位置にかかわらず衝撃なくテー
プ送出動作が終了する。
【0017】請求項5の構成によれば、テープ繰出送り
機構中の駆動側部材が駆動部材の駆動により駆動される
と該駆動側部材に形成されたカム面に係合するカムフォ
ロアが変位して従動側部材に運動が伝達されカム曲線に
応じた速度でテープ送出動作が行われる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例である電子部品自動装
着装置について図に基づき詳述する。
【0019】図2及び図3に於て、1はY軸モータ2の
回動によりY方向に移動するYテーブルであり、3はX
軸モータ4の回動によりYテーブル1上でX方向に移動
することにより結果的にXY方向に移動するXYテーブ
ルであり、チップ状電子部品5(以下、チップ部品ある
いは部品という。)が装着されるプリント基板6が図示
しない固定手段に固定されて載置される。
【0020】7は供給台であり、チップ部品5を供給す
るテープ送出装置8が多数交換可能に配設されている。
9は供給台駆動モータであり、ボールネジ軸10を回動
させることにより、該ボールネジ軸10が螺合し供給台
7に固定されたナット11を介して、供給台7がリニア
ガイド12に案内されてX方向に移動する。13は間欠
回動するロータリテーブルであり、該テーブル13の外
縁部には吸着ノズル14を複数本有する装着ヘッド15
が間欠ピッチに合わせて等間隔に配設されている。
【0021】Iはロータリテーブル13の間欠回転によ
り吸着ノズル14が送出装置8より部品5を吸着し取出
す装着ヘッド15の停止位置である吸着ステーションで
あり、該吸着ステーションIにて吸着ノズル14が部品
5を吸着する。
【0022】16は吸着ノズル14が吸着する部品5の
位置ずれを部品5の下面をカメラにて所定の視野範囲で
撮像しその撮像画面を認識処理して認識する部品認識装
置であり、認識ステ−ションIIに設けられている。
【0023】認識ステーションIIの次の装着ヘッド1
5の停止する位置が角度補正ステーションIIIであ
り、認識装置16の認識結果によるチップ部品5の角度
位置ずれを補正する角度量を予め決められた角度量に加
味した角度量だけヘッド回動装置17が装着ヘッド15
をθ方向に回動させる。θ方向とは上下方向に伸びるノ
ズル14の軸の周りに回転する方向である。
【0024】角度補正ステーションIIIの次の次の停
止位置が、装着ステーションIVであり、前記基板6に
該ステーションIVの吸着ノズル14の吸着する部品5
が装着ヘッド15の下降により装着される。
【0025】20は上下動する駆動部材としての昇降棒
であり、ロータリテーブル13を間欠回転させるインデ
ックスユニットの駆動源となる図示しない駆動モータに
より回動される図示しないカムにより駆動され、テープ
送出装置8の係合部材としての揺動レバー21に係合し
て揺動させ、チップ部品5を所定間隔に封入した部品収
納テープ23(図1参照)を該間隔に合わせて間欠送り
させ吸着ノズル14の部品吸着位置に一致するテープ送
出装置8内の取り出し位置にチップ部品5を供給するよ
うテープ23を位置決めする。22は該部品収納テープ
23を巻回するテープリールである。また、テープ23
にはテープリール22に巻回されている状態では図示し
ないカバーテープがその上面に貼られており部品5を飛
び出さないようにしているが、部品5を吸着ノズル14
で取り出すときには邪魔となるので取り出し前に図示し
ない剥離機構により剥離されカバーテープリール24で
巻き取るようにしている。
【0026】該テープ送出装置23について図1及び図
4乃至図7に基づいて詳述する。
【0027】前記揺動レバー21は支軸25の周りに揺
動可能であり図示しないバネにより図1の時計方向に揺
動するよう付勢されており、図1の位置で停止するよう
図示しないストッパで規制されている。従って、昇降棒
20が上昇した図1の位置では昇降棒20とレバー21
の間には隙間があく。
【0028】該揺動レバー21の動きは伝達レバー26
に伝達されるようになされており、該レバー26は支軸
27のまわりに回動可能に支持され、引張りバネ28に
より反時計方向に揺動するよう付勢された該レバー26
の一端に回動可能に取り付けられたカムフォロア29が
揺動レバー21に形成されたカム面30に係合し、揺動
レバー21の揺動によりカム面30に沿ってカムフォロ
ア29が転動して変位してレバー26は揺動する。
【0029】該伝達レバー26には偏心ピン31に軸支
されてリンクレバー32が連結されており、該リンクレ
バー32の他端は送りレバー33に回動自在に連結され
ている。
【0030】該送りレバー33には送り爪34が回動可
能に取り付けられており、図示しないバネにより反時計
方向に回動するよう付勢されているため、送りレバー3
3を回動自在に支持する支軸35のまわりに回動可能な
送り歯車36の歯に係合するようになされている。送り
レバー33と送り歯車36は独立して支軸35のまわり
に回動可能である。
【0031】送り歯車36には係合ピン37が所定の間
隔で形成されたスプロケット38が固定して取り付けら
れており、送り歯車36の反時計方向への回転に伴い回
転し、係合ピン37が部品収納テープ23に係合ピン3
7の間隔と同じ間隔で穿設された係合孔39に挿入され
てテープ23を繰り出し送るようにされている。
【0032】前記揺動レバー21に形成されたカム面3
0には図5及び図6に示すように揺動レバー21が揺動
しても係合するカムフォロア29が変位しない停留領域
40、41が形成されており、停留領域40(図5の点
線と点線の間)はテープ23の送り動作の開始時のもの
であり、停留領域41(図6の点線と点線の間)はテー
プ23の送り動作の終了時のものである。停留領域40
をカムフォロア29が通り過ぎると、カムフォロア29
は加速度が0で速度が0の状態から変位を開始して滑ら
かに加速して伝達レバーが揺動し、その後、カムフォロ
ア29は滑らかに減速され停留領域41では速度が0で
加速度が0となりショックなく送り動作が停止し、昇降
棒20が停留領域41のいずれの位置で下降限に達して
もよいようになされている。また、停留領域41にカム
フォロア29が達したときのテープ23の停止位置(送
り限)を調整したい場合には偏心ピン31を伝達レバー
26及びリンクレバー32に取り付けているナット43
をゆるめてリンクレバー32が回動する伝達レバー26
上の支点の位置を変更してからナットを締め固定すれば
よい。逆に言えば、このようにして停止すべき位置に停
止させるように調整したときに、レバー21、26等の
寸法のばらつき、昇降棒20の下降限の位置のばらつき
(摩耗等で位置が変わる場合もある。)があっても昇降
棒20が下降限の位置に達した時にテープ23が停止し
た状態を保てるように停留領域41を設けている。
【0033】しかも、カムフォロア29がカム面30上
を停留領域40の終了点から停留領域41の開始点まで
(以下、変位領域という。)移動すればかならず所定の
角度伝達レバー26が揺動して、所定の距離テープ23
が移動されるようになされている。伝達レバー26から
スプロケット38迄の変位を伝達してテープ23を送出
する機構がテープ送出機構あるいはテープ繰出送り機構
を構成する。また、前記カムフォロア29及びカム面3
0がテープ送出機構に変位運動を伝達する、しないを制
御するまたは、テープ繰出送り機構によるテープ23の
送り動作の速度を滑らかに加速または減速させる制御機
構を構成する。
【0034】また、停留領域40は昇降棒20の位置の
ばらつき等で初期位置でのレバー21との隙間を一定に
したいためにその初期位置を調整したい場合に図示しな
い前記ストッパの停止位置を変更する場合があるが、そ
の調整によってカムフォロア29がカム面30を移動し
ても速度が0の位置に停止しているようにするためであ
る。
【0035】また、昇降棒20は本実施例では1本であ
るが、吸着ノズル14で部品5を取り出す位置に昇降棒
20を配置するのみならず、例えばその隣の位置にも昇
降棒20と同様な昇降棒を配置して、吸着ノズル14が
部品を取り出している間に次に取り出す部品5を取り出
し位置に供給するためにテープ23を送るようにするこ
とが考えられるが、この場合には、複数本ある昇降棒で
下降位置がばらつくがいずれの下降位置でもカムフォロ
ア29が停留領域41内である範囲のばらつきならば、
テープ23の停止位置が変わってしまうことがない。ま
た、テープ送り開始時のこれら昇降棒が当接する位置に
ばらつきがあっても停留領域40の働きにより吸収され
る。
【0036】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0037】先ず、電子部品自動装着装置の自動運転が
開始されると、ロータリテーブル13の回転により装着
ヘッド15が吸着ステ−ションIに移動するが、この間
に図示しない装着データで指示されるテープ送出装置8
が吸着ノズルが待機する位置に移動するよう供給台7が
移動する。
【0038】次に、図示しないカムの回動により昇降棒
20が図1の初期位置から下降し始め、揺動レバー21
に係合して揺動レバー21を反時計方向に揺動させる。
このとき、カムフォロア29はカム面30の停留領域4
0内にあり、伝達レバー26は揺動(変位)しないの
で、レバー21を介して昇降棒20が当接した時の衝撃
は揺動レバー21を揺動させる方向にのみ作用し、テー
プ23に伝達されることはない。この初期位置でのカム
フォロア29の位置は図5に示すように停留領域40と
変位領域との境界の位置(終了点)にあって、昇降棒2
3のレバー21への係合の直後に伝達レバー26が移動
を開始するようにされている場合でもカムフォロア29
の変位開始時の変位速度及び加速度は小さく同様にショ
ックはほとんどテープ23に伝達されない。
【0039】次に、昇降棒20の下降により揺動レバー
21が揺動しカムフォロア29が滞留領域40内を移動
している間はレバー26は停止しており、図5に示す停
留領域40が終了して変位領域を移動し始めてから揺動
を開始する。この揺動は最初加速度が0であり、加速度
が上昇して速度が滑らかに上昇してショックなく最高速
に達して揺動がなされ、この揺動がリンクレバー32、
送りレバー33を介して送り爪34に伝達され送り爪3
4が送り歯車36を回転させることによりスプロケット
38がテープ23が加速度0の状態から加速され最高速
に達して移動し送り動作がなされる。従って、テープ送
り動作の開始時にテープ23に衝撃が加わることがなく
スムーズに送り動作がなされる。
【0040】次に、カム面30をカムフォロア29が転
動する間に、そのカム曲線により速度が滑らかに減速さ
れ図6に示す停留領域41の境界位置でテープ23は所
定の調整されている送り限の停止位置でショックなく停
止して図4に示すように位置決めされる。
【0041】次に、昇降棒20等のばらつきにより昇降
棒20がさらに下降しても停留領域41をカムフォロア
29は転動しているので伝達レバー26は変位せず、テ
ープ23は停止状態を維持する。カムフォロア29が停
留領域41内にて昇降棒20は下降限に達して停止し
(停留領域41を過ぎてしまわない範囲で停止するよう
に調整されているから)、その後上昇する。
【0042】従って、テープ23はカム面30上をカム
フォロア29が転動して停留領域40の終了点から停留
領域41の始点まで転動している間だけ送られ、常に同
一の送り距離を送られ停止され、部品5はこの送り距離
の間隔でテープ23に収納されているので、部品5は常
に同一の停止位置即ち部品取り出し位置で停止する。
【0043】次に、吸着ノズル14が装着ヘッド15の
下降により下降して、真空吸引によりチップ部品5が吸
着される。この装着ヘッド15の下降動作もロータリテ
ーブル13を回転させるモータの回転により回転する図
示しないカムにより駆動され、ロータリテーブル13の
間欠回転と、テープ送り及び吸着ノズル14の下降動作
は同期してなされる。
【0044】次に、昇降棒20が上昇を開始すると、図
示しないバネの付勢力により揺動レバー21が時計方向
に戻り、バネ28により伝達レバー26が揺動し、カム
フォロア29がカム面30上をテープ送り時と反対方向
に転動しながら初期状態に戻る。また送り爪34は初期
位置に送り歯車36の歯を乗り越えながら戻る。
【0045】次に、ロータリテーブル13は間欠的に回
転し、部品5を吸着している装着ヘッド15は次の停止
ステ−ションに移動し、次の装着ヘッド15が吸着ステ
−ションIに移動して、同様なチップ部品5の取り出し
動作が行われる。
【0046】吸着ステ−ションIで取り出されたチップ
部品5はその後、認識ステ−ションIIに搬送され、部
品認識装置16がその位置を認識し、その認識結果に基
づき、角度補正ステ−ションIIIでは所望の角度位置
に位置決めされ、装着ステ−ションIVにて、XYテ−
ブル3の移動によりプリント基板6の所望の位置に装着
される。
【0047】尚、送り爪34は初期位置から送りレバー
33の揺動により送り歯車36の歯に噛み合い、その結
果送り歯車36が回動するが、この歯に噛み合うときに
速度が速すぎるとショックが発生しテープ送り動作に悪
影響を与えるので、この噛み合い時の速度をあまり上げ
ないようにすることがよいが、カム面30の形状を変更
することで、対応することができる。その他種々の要因
によりテープ送りの速度曲線(テープ23を送り始めて
から停止させるまでの送り速度の変位を示す曲線)を変
更したい場合には、カム面30の形状を適宜変更すれば
よい。
【0048】また、テープ23の送り時にショックが起
こり問題になるのはテープ送りの停止時(部品取り出し
の直前でありこのときのショックによる振動が取り出し
に一番悪影響を与える。)であるので、このときのショ
ックを少なくするようにカム曲線を選ぶことが重要であ
る。
【0049】また、カム面30を揺動レバー21に形成
することにより、送りピッチを変更したい場合でも、ピ
ッチに対応するカム面30のものに揺動レバー21を取
り替えればテープ送出装置8の他の機構部品を交換する
ことなく簡単に対応できる。
【0050】また、制御機構を構成するカム面30は本
実施例の駆動側部材としての揺動レバー21に設けカム
フォロア29は従動側部材とのしての伝達レバー26に
設けたが、この運動を伝達する機構中のいずれかの部材
(駆動側部材)に形成して、その運動をその従動側部材
に設けられたカムフォロアに伝達して該従動側部材に伝
達するようにしてもよい。
【0051】また、制御機構であるカム面30及びカム
フォロア29の代わりにクランク機構を同様な制御機構
として用い、その速度曲線である最黒い度曲線に従って
滑らかに送り動作を開始させ、滑らかに送り動作を減速
させてショックなく停止させるようにすることができ
る。この場合に本実施例の停留領域40、41に相当す
る部分を作ることは可能であるが、まったく従動側が変
位しないようにすることはできず、略変位が0であるよ
うにすることで本実施例のカムを用いた場合と同様な昇
降棒(駆動部材)の往復動位置のばらつきを吸収するこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、制御機構がテー
プ送り動作の開始時のテープ送り速度を滑らかに加速さ
せるようにしたので、衝撃がなくテープ送りの開始がな
される。
【0053】また、制御機構がテープ送り動作の終了時
のテープ送り速度を滑らかに減速させるようにしたの
で、衝撃なくテープを停止させ安定した部品の取り出し
を行うことを可能とできる。
【0054】また、駆動部材が係合部材に当接したとき
の衝撃がテープ送出機構に伝達されないのでテープ送出
開始時に部品に衝撃が加わることがなくなる。
【0055】また、制御部材により係合部材が変位を終
了する近傍位置での係合部材の変位によってはテープ送
出機構に変位運動が伝達されないので駆動部材の停止位
置にかかわらずテープが所定の停止位置に衝撃なく停止
することができる。
【0056】また、送り速度の制御をカムで行っている
ので、所望の速度曲線を選択することができ、種々の状
況にフレキシブルに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用せるテープ送出装置の初期位置の
状態での要部側面図である。
【図2】電子部品自動装着装置の平面図である。
【図3】電子部品自動装着装置の側面図である。
【図4】本発明を適用せるテープ送出装置の送り限の状
態での要部側面図である。
【図5】テープ送出装置のカムフォロアとカム面が係合
した状態を示す側面図である。
【図6】テープ送出装置のカムフォロアとカム面が係合
した状態を示す側面図である。
【図7】図1のAA矢視部の一部を断面とした図であ
る。
【符号の説明】
5 チップ状電子部品 8 テープ送出装置 20 昇降棒(駆動部材) 21 揺動レバー(係合部材) 23 部品収納テープ 26 伝達レバー(テープ送出機構) 28 引張りバネ(テープ送出機構) 29 カムフォロア(制御機構) 30 カム面(制御機構) 31 偏心ピン(テープ送出機構) 32 リンクレバー(テープ送出機構) 33 送りレバー(テープ送出機構) 34 送り爪(テープ送出機構) 36 送り歯車(テープ送出機構) 37 係合ピン(テープ送出機構) 38 スプロケット(テープ送出機構) 40 停留領域 41 停留領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動する駆動部材に駆動されるテープ
    繰出送り機構により電子部品を収納するテープを間欠的
    に繰り出し送出して該電子部品を所定の取り出し位置に
    位置決めさせるテープ送出装置において、前記テープ繰
    出送り機構によるテープ送り動作の開始時に該動作の速
    度を滑らかに加速させるように制御する制御機構を設け
    たことを特徴とするテープ送出装置。
  2. 【請求項2】 往復動する駆動部材に駆動されるテープ
    繰出送り機構により電子部品を収納するテープを間欠的
    に繰り出し送出して該電子部品を所定の取り出し位置に
    位置決めさせるテープ送出装置において、前記テープ繰
    出送り機構によるテープ送り動作の終了時に該動作の速
    度を滑らかに減速させるように制御する制御機構を設け
    たことを特徴とするテープ送出装置。
  3. 【請求項3】 往復動する駆動部材が接離可能に係合し
    て変位可能な係合部材と、該係合部材の変位運動が伝達
    されて電子部品を収納するテープを間欠的に繰り出し送
    出して該電子部品を所定の取り出し位置に位置決めさせ
    るテープ送出機構を有するテープ送出装置において、前
    記駆動部材が前記係合部材に係合して該係合部材が変位
    を開始する近傍位置での該係合部材の変位によっては前
    記送出機構に該変位運動が伝達されないように制御する
    制御機構を前記係合部材と前記送出機構に介在させて設
    けたことを特徴とするテープ送出装置。
  4. 【請求項4】 往復動する駆動部材が接離可能に係合し
    て変位可能な係合部材と、該係合部材の変位運動が伝達
    されて電子部品を収納するテープを間欠的に繰り出し送
    出して該電子部品を所定の取り出し位置に位置決めさせ
    るテープ送出機構を有するテープ送出装置において、前
    記駆動部材が前記係合部材に係合して該係合部材が変位
    を終了する近傍位置での該係合部材の変位によっては前
    記送出機構に該変位運動が伝達されないように制御する
    制御機構を前記係合部材と前記送出機構に介在させて設
    けたことを特徴とするテープ送出装置。
  5. 【請求項5】 往復動する駆動部材に駆動されるテープ
    繰出送り機構により電子部品を収納するテープを間欠的
    に繰り出し送出して該電子部品を所定の取り出し位置に
    位置決めさせるテープ送出装置において、前記テープ繰
    出送り機構中の駆動側部材にカム面を形成し従動側部材
    に該カム面に係合して変位するカムフォロアを設けたこ
    とを特徴とするテープ送出装置。
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