JPH0984796A - 角質細胞採取用シート - Google Patents

角質細胞採取用シート

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JPH0984796A
JPH0984796A JP7269479A JP26947995A JPH0984796A JP H0984796 A JPH0984796 A JP H0984796A JP 7269479 A JP7269479 A JP 7269479A JP 26947995 A JP26947995 A JP 26947995A JP H0984796 A JPH0984796 A JP H0984796A
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幸博 矢田
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通雄 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角質細胞に基づく皮膚の表面状態の分析を、
不特定多数の被験者を対象として、簡便に、信頼性高く
行えるようにするために、任意の場所で容易に角質細胞
を採取できるようにする。 【解決手段】 角質細胞採取用シート1を、角質細胞を
付着する粘着面3を有する基材シート2とその粘着面3
に貼着するカバーシート4aから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角質細胞に基づい
て皮膚の表面状態を評価する場合に、角質細胞の採取の
ために使用する角質細胞採取用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、皮膚の表面状態を調べるため
に、角質細胞を分析する手法が知られている。例えば、
チェンバーを皮膚に当てて非イオン界面活性剤水溶液に
角質細胞を分散させ、分散した角質細胞を遠心分離器に
よって沈殿させて集め、角質細胞の状態を解析する方法
がある(McGinley,Journal of Investigative Dermatol
ogy,vol.53,p107(1969) )。
【0003】また、粘着テープの粘着面に皮膚を当て、
その粘着面に角質細胞を採取した後、この角質細胞を有
機溶媒に溶かし、遠心分離器により角質細胞を沈殿させ
て集め、これをスライドガラスに移し取り、解析する方
法がある。あるいは、スライドガラスに粘着物を塗布
し、このスライドグラスを肌に当て、これにより角質細
胞の状態を解析する方法がある(篠,香粧品科学会誌,N
o.2,13(1978))。
【0004】水溶性粘着剤を用いた粘着テープにより角
質細胞を肌から採取した後、角質細胞を粘着剤と共に水
溶性溶媒に分散させ、メンブレンフィルターで濾過して
角質細胞を直接又は再分散後スライドガラス上に移して
角質細胞の状態を解析する方法がある(河合,日本皮膚
科学会誌,Vol99,No.9,p999(1989))。
【0005】これらの方法において解析手法としては、
予め採取した角質細胞を染色した後、細胞の顕微鏡観
察、細胞数のカウント、細胞の面積の測定、有核細胞出
現率の測定等が行われる。
【0006】しかしながら、このような従来の方法によ
ると、角質細胞を溶剤で処理するために角質細胞に含ま
れている成分が除去され、角質細胞が損傷を受け、正確
な解析ができないという問題がある。また角質細胞の測
定に、染色その他繁雑な前処理操作が必要とされ、迅速
に解析を行うことができないという問題もある。
【0007】このような問題に対して、本発明者は先
に、肌に透明粘着テープを当てて肌から角質細胞を剥離
させ、その粘着面に角質細胞を付着させることにより採
取し、角質細胞の付着した透明粘着テープに平行光線を
照射してその透過光を検出し、検出した光をデジタル信
号に変換して透過光量を算出し、得られた透過光量と、
別途染色法によって求めた細胞数との透過光量との関係
に基づいて角質細胞数をカウントする簡易細胞数測定方
法を提案した(特開平7−55707号公報)。この方
法によると、角質細胞を従来に比して容易に採取でき、
さらに角質細胞の数を短時間に測定し、皮膚の状態を判
定することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平7−
55707号公報に記載の簡易細胞数測定方法で使用す
る透明粘着テープは、単に基材シートに粘着面を形成し
たものからなっており、その使用方法としては、粘着面
を肌に当てて肌から角質細胞を付着させ、次いで、その
角質細胞を付着した透明粘着テープをそのままテープホ
ルダーで保持し、細胞数測定装置に装着し、透過光量の
測定を行う。このため、透明粘着テープの粘着面に角質
細胞を付着させた後は、不用な汚れが付着しないように
ただちに光量測定にかけるか、あるいは専用の保存容器
に保管することが必要とされていた。したがって、この
透明粘着テープの使用の場は、細胞数測定装置あるいは
専用の保存容器を備えている店頭や検査機関に限られ、
被験者が皮膚の状態の判定を受けるためには、そのよう
な店頭や検査機関に出向くことが余儀なくされている。
しかしながら、被験者にとって、皮膚の状態を知るた
めにわざわざ店頭や検査機関に出向くのは繁雑である。
さらに、被験者が店頭等で透明粘着テープを用いて角質
細胞の採取を受ける際には、被験者は化粧を落とし、皮
膚を清浄にする必要がある。このため、手軽に角質細胞
の採取を受けることができないという問題もある。さら
にまた、角質細胞の検査機関にとっては、角質細胞の採
取を手軽に行うことができないために、透明粘着テープ
に採取された角質細胞と当該皮膚の表面状態との関係に
ついて、不特定多数の被験者のデータを収集することが
できず、それ故に表面状態の判定の信頼性を向上させる
ことができないという問題がある。
【0009】本発明は以上のような従来技術の課題を解
決しようとするものであり、角質細胞に基づく皮膚の表
面状態の分析を、不特定多数の被験者を対象として、簡
便に、信頼性高く行えるようにするために、角質細胞を
任意の場所で容易に採取できるようにすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために、角質細胞を付着する粘着面を有する
基材シートとその粘着面に貼着するカバーシートからな
る角質細胞採取用シートを提供する。
【0011】また、この角質細胞採取用シートを用いた
角質細胞の採取方法として、角質細胞採取用シートを被
験者に頒布し、被験者が角質細胞採取用シートの粘着面
に角質細胞を付着させ、さらに角質細胞を付着させた粘
着面にカバーシートを貼着させることにより、被験者が
角質細胞を採取済の搬送可能な角質細胞採取用シートを
作製するようにし、次いでその角質細胞採取用シートを
回収することを特徴とする角質細胞採取方法を提供す
る。
【0012】このような本発明の角質細胞採取用シート
によれば、粘着面を皮膚に当て、その粘着面に角質細胞
を付着させることにより角質細胞を採取した後、その上
にカバーシートを貼着させることができるので、採取し
た角質細胞を保護することが可能となる。したがって、
被験者はこの角質細胞採取用シートを用いて自宅等で素
肌状態でいるときに随時角質細胞を採取し、その採取面
をカバーシートで保護し、これを検査機関に送付して角
質細胞の検査を受けることが可能となる。よって、被験
者にとっては手軽に検査を受けることが可能となる。
【0013】一方、検査機関にとっては、この角質細胞
採取用シートを、新聞広告、雑誌、郵送等で不特定多数
の被験者に頒布し、被験者に角質細胞を採取した角質細
胞採取用シートを作製してもらい、その角質細胞採取用
シートを回収することができるので、不特定多数の被験
者の角質細胞を簡便に得ることが可能となる。よって、
角質細胞採取用シートに採取された角質細胞と当該皮膚
との関係について多数の基礎データを収集し、これに基
づいて当該皮膚の表面状態を判定する際の判定の信頼性
を向上させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は
同一又は同等の構成要素を表している。
【0015】図1は本発明の角質細胞採取用シートの一
態様の模式図である。同図に示した角質細胞採取用シー
ト1は、基材シート2とカバーシート4aからなり、基
材シート2の表面には角質細胞を付着する粘着面3が形
成されている。
【0016】ここで、基材シート2としては、従来より
角質細胞を採取するために使用されている粘着テープの
基材シートと同様とすることができ、例えば、厚さ20
〜500μm程度のポリテレフタル酸エチレン(PE
T)フィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニリ
デンフィルム等とすることができる。また、角質細胞を
採取した角質細胞採取用シート1をそのまま透過光量測
定等の光学的測定にかけられるように、基材シート及び
後述するカバーシートは共に透明材料から形成すること
が好ましい。
【0017】基材シート2上の粘着面3は、この面を皮
膚に当てることによりここに角質細胞を付着させる面で
ある。粘着面3を形成する粘着剤としては、皮膚に当て
角質細胞を剥離し得る粘着力があり、被験者に痛み等の
不快感を与えないものが好ましく、粘着力としては、1
80°以下のピールテスト(23℃、65%RH)にお
いて25mm幅のステンレスに対する初期接着力が70
0g程度が好ましい。このような粘着剤としては、澱
粉、デキストリン、アラビアゴム、メチルセルロース、
カゼイン、セラック、ポリビニルアルコール(PV
A)、ポリアクリル酸エステル等をあげることができ
る。また、粘着剤としては皮膚への安全性の点から、水
溶性粘着剤が好ましい。このような水溶性粘着剤として
は、例えば、ポリビニルアルコール系粘着剤、ポリアク
リル酸エステル系粘着剤等をあげることができる。
【0018】カバーシート4aは、図2に示すように、
矩形のカバーシート基材4に切り込み線4x、一本の折
れ線4yを設けることにより形成されており、これら切
り込み線4xと折れ線4yとカバーシート基材4の縁部
4zで囲まれた略円形の領域が、粘着面3を保護するカ
バーシート4aとなっている。なお、本発明において、
カバーシート基材4に形成する切り込み線4x、折れ線
4yは図2の態様に限られず、これらで囲まれるカバー
シート4aは種々の形状とすることができる。さらに、
カバーシート4aは、その縁部の一部をカバーシート基
材4の縁部4zと共通とすることなく、切り込み線4x
と折れ線4yのみから囲まれる領域としてもよい。した
がって、例えば、図3に示したように、カバーシート基
材4に切り込み線4xと折れ線4yとを形成することに
より、略円形のカバーシート4aを形成してもよい。あ
るいはまた、図4に示すように、カバーシート基材4に
一本の切り込み線4xと一本の折れ線4yとを形成し、
カバーシート基材4の縁部4zと共通する2辺とこれら
切り込み線4x及び折れ線4yで囲まれた矩形領域をカ
バーシート4aとしてもよい。
【0019】カバーシート4aの大きさについては特に
制限はないが、取扱い性の点から、通常、一辺3mm〜
50mm程度の矩形状あるいはそれと同等の円形状とす
ることが好ましい。
【0020】角質細胞採取用シート1において、カバー
シート基材4のカバーシート4a以外の領域は、基材シ
ート2と固着している。これに対して、カバーシート4
aは角質細胞採取用シート1の未使用時には粘着面3に
貼着しているが、角質細胞の採取時には図1の矢印aの
ように粘着面3から剥離し、粘着面3を露出させ、粘着
面3に角質細胞を採取することを可能とし、角質細胞の
採取後は、矢印bのように再度粘着面3に貼着できるよ
うにする。また、採取した角質細胞の検査時には、必要
に応じて再度粘着面3から剥離し、粘着面3に付着して
いる角質細胞を溶媒処理等にかけられるようにすること
が好ましい。このように、カバーシート4aを粘着面3
に対して剥離と貼着を繰り返すことができるようにする
ためには、カバーシート基材4として、厚さ10〜20
0μm程度のシリコーンフィルム、ポリエチレンフィル
ム等を使用することが好ましく、なかでも、細胞の状態
保持の点から、シリコーンフィルムを使用することが好
ましい。また、カバーシート基材4は、上述のように、
角質細胞を採取した角質細胞採取用シート1をそのまま
透過光量測定等の光学的測定にかけられるようにするた
め、透明材料から形成することが好ましい。
【0021】カバーシート基材4のカバーシート4a以
外の領域と基材シート2とを固着させるためには、両者
を接着剤で接着させればよい。
【0022】以上のような角質細胞採取用シート1の使
用方法としては、上述のようにカバーシート4aを粘着
面3から剥離して粘着面3を露出させ、その粘着面3を
皮膚に当てて粘着面3に角質細胞を付着させ、カバーシ
ート4aを粘着面3に貼着し、粘着面3に付着した角質
細胞を保護する。これにより、この角質細胞採取用シー
トは、郵送その他の手段で搬送可能となる。
【0023】本発明の角質細胞採取方法は、このような
角質細胞採取用シート1の使用方法を不特定多数の被験
者に適用し、不特定多数の被験者からの角質細胞の採取
を可能とするものである。即ち、本発明の角質細胞採取
方法においては、まず、検査機関等が角質細胞採取用シ
ート1を被験者に頒布する。ここで、頒布の態様として
は、例えば、新聞広告、雑誌の紙面に仮貼着してもよ
く、郵送等で送付してもよく、被験者が自由に持ち帰れ
るように店頭に置いてもよい。また、このような角質細
胞採取用シート1の頒布に際しては、被験者の年齢、日
常の肌状態等を記入する問診票も共に頒布することが好
ましい。
【0024】角質細胞採取用シート1を入手した被験者
は、上述のようにして角質細胞を採取し、採取した角質
細胞をカバーシートで保護することによりその角質細胞
採取用シートを搬送可能な状態にし、次いでその角質細
胞採取用シートを郵送等により検査機関等に送付する
か、あるいは所定の回収ボックスに投函する。この場
合、角質細胞採取用シートと共に、所定事項を記入した
問診票も送付あるいは投函することが好ましい。
【0025】検査機関はこのようにして角質細胞を採取
した角質細胞採取用シートを回収する。これにより、検
査機関は不特定多数の被験者から角質細胞を得、さらに
問診票に記入された事項も含めて角質細胞と皮膚の表面
状態について多くの基礎データを収集することが可能と
なる。
【0026】角質細胞を採取した角質細胞採取用シート
1は、任意の測定方法あるいは細胞検査方法に供するこ
とができる。例えば、簡易細胞数測定装置(特開平7−
55707号公報)を使用して角質細胞を採取した角質
細胞採取用シート1の透過光量を測定し、皮膚から剥離
した細胞数を求め、それに基づいて皮膚の状態を判定し
てもよく、あるいは角質細胞採取用シート1に採取され
ている角質細胞の拡大画像を撮り、角質細胞の形状から
皮膚の状態を判定してもよい。このような光学的測定あ
るいは画像観察に角質細胞採取用シート1を使用する場
合には、所定の測定装置あるいは画像観察装置に装着す
るのに適したホルダーを角質細胞採取用シート1に取り
付けてもよい。これにより、装置への装着時を容易に
し、迅速に光学測定や画像観察を行うことが可能とな
る。このようなホルダーとしては、例えば、図5に示し
たように、角質細胞採取用シート1の枠状のホルダー5
をあげることができる。このホルダー5は、矩形枠状の
ホルダー5aとコの字状のホルダー5bからなってお
り、矩形枠状のホルダー5aには、図示したように粘着
剤6が塗布されている。そこで、このホルダー5に角質
細胞採取用シート1を取り付ける場合には、矩形枠状の
ホルダー5aとコの字状のホルダー5bとを矢印のよう
に畳み、この間に角質細胞採取用シート1を挟み、圧着
する。あるいは、粘着剤6に代えて、矩形枠状のホルダ
ー5aとコの字状のホルダー5bとに互いに勘合する溝
を形成しておき、両者を圧着することによりこれらが固
定されるようにしてもよい。このようなホルダー5の構
成材料としては、厚さ0.2〜5mm程度のボール紙、
プラスチック板等を使用することができる。
【0027】また、角質細胞採取用シート1に対して行
う検査方法としては、必要に応じて、角質細胞採取用シ
ート1に採取されている角質細胞を溶剤処理し、成分分
析を行ってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、角質細胞の採取を容易
に任意の場所で行うことが可能となる。したがって、被
験者は手軽に角質細胞に基づく皮膚の表面状態の分析を
受けることが可能となる。一方、検査機関は、不特定多
数の被験者から角質細胞を簡便に採取することが可能と
なり、皮膚の表面状態と角質細胞の関係について多量の
基礎データを収集することが可能となる。したがって、
角質細胞に基づく皮膚の表面状態の分析を、信頼性高く
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角質細胞採取用シートの模式図であ
る。
【図2】角質細胞採取用シートを構成するカーバーシー
トの説明図である。
【図3】角質細胞採取用シートを構成するカーバーシー
トの説明図である。
【図4】角質細胞採取用シートを構成するカーバーシー
トの説明図である。
【図5】ホルダーの模式図である。
【符号の説明】
1 角質細胞採取用シート 2 基材シート 3 粘着面 4 カーバーシート基材 4a カーバーシート 5 ホルダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 通雄 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 渡辺 啓子 東京都中央区日本橋茅場町1−14−10 花 王株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角質細胞を付着する粘着面を有する基材
    シートとその粘着面に貼着するカバーシートからなる角
    質細胞採取用シート。
  2. 【請求項2】 基材シートとカバーシート基材とが積層
    されており、カバーシートが、カバーシート基材に形成
    された切り込み線と一本の折れ線とカバーシート基材の
    縁部とで囲まれた領域、又はカバーシート基材に形成さ
    れた切り込み線と一本の折れ線とで囲まれた領域からな
    り、カバーシート基材は、カバーシートの領域を除いて
    基材シートと固着している請求項1記載の角質細胞採取
    用シート。
  3. 【請求項3】 基材シートが、透明なポリテレフタル酸
    エチレンフィルムからなる請求項1又は2記載の角質細
    胞採取用シート。
  4. 【請求項4】 粘着面が、水溶性粘着剤から形成されて
    いる請求項1〜3のいずれかに記載の角質細胞採取用シ
    ート。
  5. 【請求項5】 カバーシートが、シリコーンフィルムか
    らなる請求項1〜4のいずれかに記載の角質細胞採取用
    シート。
  6. 【請求項6】 基材シート及びカバーシートが共に透明
    である請求項1〜5のいずれかに記載の角質細胞採取用
    シート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の角質細
    胞採取用シートを被験者に頒布し、被験者が角質細胞採
    取用シートの粘着面に角質細胞を付着させ、さらに角質
    細胞を付着させた粘着面にカバーシートを貼着させるこ
    とにより、被験者が角質細胞を採取済の搬送可能な角質
    細胞採取用シートを作製するようにし、次いでその角質
    細胞採取用シートを回収することを特徴とする角質細胞
    採取方法。
  8. 【請求項8】 角質細胞採取用シートを被験者に問診票
    と共に頒布する請求項7記載の角質細胞採取方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007534326A (ja) * 2004-04-28 2007-11-29 プレエムディ インク. テープ剥離により取除いた皮膚試料における皮膚コレステロールの直接分析
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JP2020508689A (ja) * 2017-03-03 2020-03-26 チルドレンズ ホスピタル メディカル センター 皮膚試料の収集および分析のための非侵襲的な方法

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