JP2003098967A - プライバシー保護対応検体容器識別ラベル - Google Patents

プライバシー保護対応検体容器識別ラベル

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JP2003098967A JP2001293349A JP2001293349A JP2003098967A JP 2003098967 A JP2003098967 A JP 2003098967A JP 2001293349 A JP2001293349 A JP 2001293349A JP 2001293349 A JP2001293349 A JP 2001293349A JP 2003098967 A JP2003098967 A JP 2003098967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体等から採取された各種試料等を検査分析
等のために収容保管する検体容器に貼付されて利用され
る検体識別ラベルは、狭い表示面積を有効利用しなけれ
ばならないが、倫理上の問題からプライバシー保護を図
ることができるものが必要とされている。 【解決手段】 検体試料に関する識別情報が付され且つ
検体容器貼付用のラベルにおいて、少なくとも3つの領
域から構成し、第一の領域は匿名化情報表示部、第二の
領域はバーコード認識部、第三の領域は個人情報表示部
分とし、第一と第二の領域は容器上に固着可能とされ、
一方第三の領域は、必要時に、ラベル貼付容器から分離
除去可能にすることにより、試料採取時には提供者の個
人識別が担保されていると共にプライバシー保護を簡易
に且つ確実に図ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に付けられる
バーコード等の識別情報が付与された識別ラベルであっ
て、特にはプライバシー保護を図るのに適したラベル及
び該ラベルが付けられた容器、特に、医療分野におい
て、採血、検尿等の生体検査用に用いられる検体容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査などのための検査用試料は、典
型的には医療技術者によって、医療機関において採取さ
れ、容器に収容されて、検査する場所に移動、移送又は
輸送される。血液のような液体試料は、採血管と称する
容器に収容され、検査依頼書(検査依頼シート)と共に
検査機関へと運ばれるのが一般的である。当該検査試料
が容器内に採取されるあるいは採取されたときは、いつ
も試料の提供者が適切に識別されていることが非常に重
要である。もし、不正確にしか識別していないと、種々
の誤診を招来することとなり大問題となる。また、もし
その試料を正確に識別していないという恐れが認められ
たなら、それだけで再度試料を採取し直すことが必要と
なってしまう。
【0003】次に、検査機関は、当該検査試料を収めた
容器と、医療機関から受け取った検査依頼シートとを照
合し、当該試料に関しその検査依頼シートによって指示
された検査を行ない、そして、検査結果を医療機関へと
報告する。結果の報告を受け取った病院などの医療機関
は、通常は、それぞれ個々の試料容器毎の、それを識別
する情報と検査結果とを突き合わせて診断等に利用する
こととなる。かくして、多数の、検査対象試料と検査対
象個人間(例えば採血用試験管と検査依頼シート、さら
には試料提供者)で、1対1の対応をとるためには、両
者に夫々識別情報を有するラベルを付与することが有益
である。しかし、一体ではないこれらに対して別個に
(別時間、別人等)、こうしたラベルを付与する場合
は、ラベルの貼り間違いあるいは対応付け等の人為的ミ
スにより、往々にして1対1の対応がとれなくなる恐れ
がある。例えば血液検査において、一人に対して夫々1
対1に対応する採血用試験管と検査依頼表、さらには検
査対象者との間に、このような取違いが生じれば、人と
検査結果とが一致せず、迅速な対応処置を行なうことが
できず、あるいは誤処置を行なう可能性もある。
【0004】したがって、医療機関における医療技術者
によって検査用試料を採取され、容器に収容される時に
は、試料提供者が容易に確認できることが重要である。
つまり、検査用試料を採取時には、識別ラベル上には、
姓名、年齢、性別など容易に各提供者個人を識別できる
個人情報が表示され、提供者が確かに対象とする者であ
ることを確認できることが望ましい。特に、医療ミスを
避ける上ではこうした個人情報表示がなされることが非
常に重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ヒト遺伝子
解析や生体試料検査により得られる情報は、個人を対象
とした特定的な情報を含むものであり、例えばその提供
者やその血縁者などの遺伝的素因を明らかにし、その取
扱次第によっては、様々な倫理的、法的又は社会的問題
を招く可能性があるという側面を持っている。そこで、
最近、ヒトの尊厳及び人権に配慮する観点から、十分に
個人のプライバシーを保護できる様な方策が強く求めら
れるに至っている(「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関
する倫理指針(平成13年3月文部科学省・厚生労働省・
経済産業省告示第1号)」及び平成13年4月2日付け医
政発第390 号厚生労働省医政局長通知「ヒトゲノム・遺
伝子解析研究に関する倫理指針の施行等について」参
照) 。
【0006】こうした観点から、検査用試料の採取時や
病院などの医療機関内で個人のプライバシー保護に十分
に配慮できる場所では、被検者と検査用試料との間でそ
の試料の取り違いミスなどの誤りの発生を起こし難く且
つその対応関係の保持が十分に確保できる一方で、外部
検査機関への持ち出しの際には、検査用試料の匿名化を
簡単且つ確実に図ることができるような方策が強く求め
られている。一方、最近は医療において各治療や診断を
するにあたり、各種の検査を行ってからというのが実情
化していることから、大量の臨床検査試料につき各種の
検査を行うことがなされている。したがって、検査用試
料につきそれをそれぞれ識別し、医療機関内から外部検
査機関への移動、移送又は輸送の際、高い信頼性と操作
性の良さが要求される。
【0007】かくして、本発明は、こうした生体検査を
行なう医療、保険衛生分野において、採血、検尿等に使
用される検体用試験管及び検査依頼シート等に付与する
に好適な識別ラベルであって、倫理上の問題に十分対処
可能で、プライバシー保護に対応できるラベルを提供す
ることを目的とする。臨床検査用の試料、例えば血液な
どを収容する容器は、その検査用の試料の量はたかだか
5 mL 、多くても 10 mL 程度であることから、その容
器の大きさも小さなサイズであり、そこに貼ることので
きるラベルの大きさも極めて限られることから、所要の
識別情報を記載できる面積も極めて限られたものであ
る。こうしたことから、その狭い可利用領域を有効に利
用しつつプライバシー保護に適した検体容器識別ラベル
を構成することは、なかなかに困難である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意研究の
結果、検査用試料を採取時には、識別ラベル上には、姓
名、年齢、性別など容易に各提供者個人を識別できる個
人情報が表示され、提供者が確かに対象とする者である
ことを確認できる一方で、例えば、個人のプライバシー
保護に十分に配慮できる医療機関などの場所から、外部
の検査機関などへ移動、移送又は輸送される場合には、
検査試料を収めた容器から当該個人情報を表示した部分
を取り除いて匿名性を確保できる手法を見出して、本発
明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、 〔1〕 識別情報が付され且つ検体容器貼付用のラベル
において、該ラベルは少なくとも3つの領域から構成さ
れ、(1) 該ラベルの第一の領域は、検体試料に関する情
報のうち匿名化された情報を表示する部分を有するもの
であり、(2) 該ラベルの第二の領域は、機械読取り可能
なバーコード認識部位を有するものであり、(3) 該ラベ
ルの第三の領域は、検体試料に関する情報のうち個人情
報を表示する部分を有するものであり、(a) 該ラベルの
第一の領域と該ラベルの第二の領域とは互いに隣接して
且つ互いに分離しない形態で配置され、(b) 該ラベルの
第一の領域と該ラベルの第二の領域とは検体試料採取容
器上に固着可能なものとされており、(c) 該ラベルの第
三の領域は、ラベル平面上で該ラベルの第一及び第二の
領域と一体の形態であるが、必要時に、該ラベルの第一
及び第二の領域から分離除去可能にされているものであ
ることを特徴とする該ラベル;
【0010】〔2〕 該ラベルの第一の領域及び第二の
領域には検体容器貼付の際検体容器との間で十分な固着
を果たす粘着剤が該領域の裏面に付与されているもので
あるが、該ラベルの第三の領域には、必要時に剥離可能
な粘着剤が該領域の裏面に付与されているものであるこ
とを特徴とする上記〔1〕記載のラベル; 〔3〕 該ラベルの第一の領域、第二の領域、そして第
三の領域が、ラベル平面上で、該第一の領域、該第二の
領域、該第三の領域の順序で配置されていることを特徴
とする上記〔1〕又は〔2〕記載のラベル; 〔4〕 該ラベルの第一の領域、第二の領域、そして第
三の領域が、ラベル平面上で、該第一の領域、該第二の
領域、該第三の領域の順序で配置され、さらに続いて該
第三の領域に折り返して付着させることが可能な折り返
し領域が設けられていることを特徴とする上記〔1〕〜
〔3〕のいずれか一記載のラベル; 〔5〕 該ラベルの第一及び第二の領域をなす部分と、
該ラベルの第三の領域との間が、ミシン目により取り外
し可能に連結されているものであることを特徴とする上
記〔1〕〜〔4〕のいずれか一記載のラベル; 〔6〕 該ラベルの第三の領域をなす部分と、該ラベル
の折り返し領域との間に、山折り目が設けられているこ
とを特徴とする上記〔4〕又は〔5〕記載のラベル; 〔7〕 台紙上に剥離可能に付着された形態で且つ少な
くとも上記第一、第二及び第三の領域の3つの領域を有
する形態で提供されていることを特徴とする上記〔1〕
〜〔6〕のいずれか一記載のラベル;
【0011】〔8〕 バーコードが二次元バーコードで
あることを特徴とする上記〔1〕〜〔7〕のいずれか一
記載のラベル;
〔9〕 前記ラベルは、さらに、同一の数字及び/又は
英数字の組み合わせあるいはその他の識別可能な符号の
同一の組み合わせを、前記第一及び/又は第二の領域と
第三の領域とに備えることを特徴とする上記〔1〕〜
〔8〕のいずれか一記載のラベル; 〔10〕 該容器が、生体検査用試験管であることを特徴
とする上記〔1〕〜
〔9〕のいずれか一記載のラベル; 〔11〕 該ラベルが医療検査用に用いられることを特徴
とする上記〔1〕〜〔10〕のいずれか一記載のラベル; 〔12〕 上記〔1〕〜〔11〕のいずれか一に記載のラベ
ルを備えた検体試料採取容器;
【0012】〔13〕 該容器が、生体検査用試験管であ
ることを特徴とする上記〔12〕記載の容器; 〔14〕 該ラベルの第一及び第二の領域をなす部分が、
該容器外周を一周して巻着されていることを特徴とする
上記〔13〕記載の容器; 〔15〕 該ラベルが医療検査用に用いられることを特徴
とする上記〔12〕〜〔14〕のいずれか一記載の容器; 〔16〕 該ラベルの第三の領域をなす部分が、該容器に
圧力感受性粘着剤を用いて接着されていることを特徴と
する上記〔12〕〜〔15〕のいずれか一記載の容器;及び 〔17〕 該ラベルの第三の領域をなす部分と該ラベルの
折り返し領域とが、該山折り目で折り曲げられて互いの
裏面が接着せしめられていることを特徴とする上記〔1
2〕〜〔15〕のいずれか一記載の容器を提供する。
【0013】本発明のその他の目的、特徴、優秀性及び
その有する観点は、以下の記載より当業者にとっては明
白であろう。しかしながら、以下の記載及び具体的な実
施の形態等の記載を含めた本件明細書の記載は本発明の
好ましい態様を示すものであり、説明のためにのみ示さ
れているものであることを理解されたい。本明細書に開
示した本発明の意図及び範囲内で、種々の変化及び/又
は改変(あるいは修飾)をなすことは、以下の記載及び
本明細書のその他の部分からの知識により、当業者には
容易に明らかであろう。本明細書で引用されている全て
の特許文献及び参考文献は、説明の目的で引用されてい
るもので、それらは本明細書の一部としてその内容はこ
こに含めて解釈されるべきものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のラベルは、検体試料に関
する情報のうち個人情報を表示する部分を該ラベルの貼
ってある容器から取り除くことができ、その後、それは
検査管理書類(管理帳票)やそれに類するものに添付さ
れ得るものである。かくして、本発明のラベルは、倫理
上の課題にも容易に且つ確実に、そして効率的に信頼性
をもって対処可能な、プライバシー保護に対応できる。
本発明のラベルは、さらに、好ましくは、機械読取り可
能なバーコード認識部を備えたラベルであり、さらに、
本発明のラベルは、容器、患者及び検査書類、検査管理
書類の間の直接的な連携を形成することができるもので
ある。
【0015】本発明のラベルは、固着部と切取り部(分
離除去可能部)とを有しており、ラベルの固着部には、
検体試料に関する情報のうち匿名化された情報の表示さ
れた領域(エリア)、例えば試料提供者を識別するため
の暗号化された符号が表示されたエリア:〔匿名化情報
表示エリア〕と、電子的に情報を処理あるいは管理する
のに適した情報の表示された領域(エリア)、例えば機
械読取り可能なバーコード認識部位を有するエリア:代
表的な例では、〔二次元バーコード表示エリア〕が配置
され、ラベルの切取り部には、検体試料に関する情報の
うち、試料提供者の、例えば、姓名、年齢、性別など容
易に各提供者個人を識別できる個人情報が表示された領
域(エリア):〔個人情報表示エリア〕が配置されてい
る。また、別の態様の一つとして、該切取り部は、該
〔個人情報表示エリア〕と、その裏面に折り返して付着
させることのできる折り返し領域(エリア):〔折り返
しエリア〕が配置されていてよい。こうした場合、該
〔個人情報表示エリア〕と〔折り返しエリア〕との間に
は折り曲げやすいように山折り目が設けられていること
ができる。バーコード情報は、好ましくは、その試料を
収めた容器に関する情報、実行されるべき検査依頼の内
容、及び/又は患者を識別可能にする情報を含んでいて
よい。本発明のラベルは、ラベル平面上に連続して該固
着部と該切取り部を設けることにより、所要の機能を十
分に果たす一方で、その構成を単純化し、その製造及び
取扱いを簡単且つ安価にすることができている。本発明
のラベルは、ラベル平面上に連続して該〔匿名化情報表
示エリア〕、該〔二次元バーコード表示エリア〕、及び
該〔個人情報表示エリア〕を設けることにより、所要の
機能を十分に果たす一方で、その構成を単純化し、その
製造及び取扱いを簡単且つ安価にすることができてい
る。
【0016】次に、ラベルの該切取り部は、最も好まし
くは、ユーザーが迅速かつ効率的にラベルから当該切取
り部を切り取って、ラベルの貼付された容器から分離除
去して、かつ他の検査管理帳票などの書類にそれを取り
付けることを可能とするようにされている。該切取り部
を切り取ったりすることを簡易にできる態様であれば、
公知の如何なる手法も適用できるが、代表的な工夫とし
ては、ミシン目を入れたり、切れ込みを入れておくなど
が挙げられるが、該切取り部はそれを取り除く必要があ
るまでは確実に該固着部(〔匿名化情報表示エリア〕や
〔二次元バーコード表示エリア〕の部分)と一緒になっ
ているようにすべきである。ラベルの貼付された容器か
ら一旦分離除去された該切取り部は、次には管理帳票な
どの書類に貼り付けることから、こうした書類に貼付し
た場合には該貼付書類から簡単に剥がれ落ちることがな
いことが好ましく、公知の如何なる手法をこれに適用し
てそれを実現してもよい。
【0017】また、一方で、該切取り部はそれを取り除
く必要があるまでは確実に該固着部と一緒になっている
ことが好ましいので、より安全に取り扱うことが可能な
ように、例えば容器に一時的に貼付された状態にするこ
とも好ましい。かくして、該切取り部は、例えばそれを
貼付したり剥がしたりすることが繰り返し行うことがで
きるように、該ラベルの該切取り部の裏面には、粘着剤
が適用され、複数回の着脱が可能にされていてよい。こ
うしたことに適したものとしては、代表的には、圧力感
受性粘着剤として知られたものが挙げられ、例えば、"P
ost-it" (商標名、3M)などに使用されているものな
どが挙げられる。同様にして、別の態様の一つにおい
て、該切取り部に〔個人情報表示エリア〕と〔折り返し
エリア〕が設けられている場合、それらの裏面も該粘着
剤が適用され、複数回の着脱が可能にされていてよく、
さらに該切取り部を切り取った後、それぞれの裏面で接
着しているのを一旦剥がして、次に管理帳票などの書類
にそれを貼り付けることもできる。この構造のもので
は、その粘着面の粘着性能の低下を防止できるという効
果も期待できる。
【0018】次にラベルは試料採取手順においては、そ
の使用されている容器上にある。該ラベル上には、試料
提供者についての情報で且つ人間がそれを読んで容易に
確認及び認識できる個人を特定できる情報が表示されて
いる。同時に、該ラベル上には、バーコードが存在し、
より詳細な情報とリンクし且つコンピューターなどと連
動しての電気的情報処理を可能にならしめる機械読み取
り可能な情報が表示されている。該バーコードは、人間
が読み取り得る情報を保持するものであってよい。ま
た、該バーコードは、好ましくは、それを走査、転送、
及び他の媒体へ移動したり、さらにそれを他の媒体に格
納することが可能な電気的情報を保持するものであって
よい。試料が採取された時に、そのラベルの切取り部は
除去されて、検査管理書類(管理帳票)に貼り付けられ
たり、あるいは、試料を入れた容器が部外の機関、例え
ば外部検査機関に移送されたりする時に、そのラベルの
切取り部は除去されて、検査管理書類(管理帳票)に貼
り付けられたりされる。
【0019】本発明に従えば、より好ましい形態では、
当該バーコードは、二次元バーコードとすることができ
る。二次元バーコードとは、高情報量、高密度化が図ら
れたバーコードであり、PDF417、Code 16K、Code 49 な
どのものが開発されており、例えば、特開平09-288114
号公報などに開示された利用システムを使用可能にす
る。本発明では、狭い領域に効率的に情報表示領域を配
置可能であり、上記高情報量、高密度化の、二次元バー
コードを利用可能であり、それを利用して精密な検体並
びにその為の容器の管理などを行うことができる。本発
明のより好ましい形態では、(1) ラベルの第一の領域、
すなわち、検体試料に関する情報のうち匿名化された情
報を表示する部分、(2) ラベルの第二の領域、すなわ
ち、機械読取り可能なバーコード認識部、そして、(3)
ラベルの第三の領域、すなわち、検体試料に関する情報
のうち個人情報を表示する部分の全て、すなわち、当該
ラベルの三つの領域に同一の数字及び/又は英数字(あ
るいはその他の識別可能な符号) の組み合わせを付与し
ておき、同一性を識別する助けとすることができる。
【0020】本発明においては、上記で示した本発明の
目的、特徴、優秀性などを満足することのできる、数多
くの様々な形態の実施形態が可能であり、本明細書にお
ける開示の内容は、本発明の原理を例示するものである
点に留意してそれを考慮すべきであり、本明細書で図示
された好ましい実施形態に本発明の範囲が限定されてい
るとの意図があると解すべきではないことは理解される
べきである。以下に図面を掲げ、本発明を具体的に説明
するが、この図面は単に本発明の説明のため、その具体
的な態様の参考のために提供されているものである。こ
れらの例示は本発明の特定の具体的な態様を説明するた
めのものであるが、本願で開示する発明の範囲を限定し
たり、あるいは制限することを表すものではない。本発
明では、本明細書の思想に基づく様々な実施形態が可能
であることは理解されるべきである。全て他に詳細に記
載するもの以外は、標準的な技術を用いて実施したも
の、又は実施することのできるものであり、これは当業
者にとり周知で慣用的なものである。
【0021】図1は、本発明に従った、プライバシー保
護に対応した検体容器用の識別ラベルの一例である。図
1(a) は、当該ラベルの裏面を表し、そこには、代表的
なラベルの場合のサイズが図示されているが、そのサイ
ズに限定されず、様々な大きさにすることが可能であ
り、検体容器のサイズに合わせて適宜適切なサイズとす
ることが可能である。ところで、検体試料が、例えば血
液の場合には、通常、0.5 〜15.0 mL が採血されるが、
その場合、容器としては採血管が使用され、それには、
例えば、2 mL採血管、5 mL採血管、7 mL採血管、10 mL
採血管などが挙げられる。図1(b) は、当該ラベルの各
種情報表示側(表面)の形態を示している。図2は、図
1に例示された識別ラベルを採血管に適用して、例えば
医療機関(例えば病院など)における検体試料の採取か
ら外部検査機関(病院外)への持ち出しに至るまでの流
れを説明する一例を示す。
【0022】図1(a) において、ラベルの左側は、「糊
あり範囲」と記された部分に、検体試料採取容器上に当
該ラベルを固着できるように、粘着剤が塗布されてお
り、例えば試験管形態の容器に巻着できる(図2(a) 参
照)。図1(a) のミシン目の右側は、「糊なし範囲」と
記された部分と一部の「糊あり範囲」と記された部分と
が存在し、検体試料採取容器上に当該ラベルが固着して
ある場合に、当該ミシン目の右側部分が容易に容器上に
付着させたり剥がしたりすることができるようになって
いることが理解できる(図2(a)(b)(c) 参照)。好まし
くは、当該ミシン目の右側の部分の「糊あり範囲」に塗
布されている粘着剤としては、当該分野で知られたもの
から選択して使用でき、当該分野では圧力感受性粘着剤
(pressure-sensitive adhesives) として知られている
ものが好適に使用できる。例えば、米国特許明細書第5,
989,708 号などを参考にすることもできる。
【0023】図1(b) において、「匿名化情報表示エリ
ア」、「二次元バーコード表示エリア」、そして「個人
情報表示エリア」が、ラベル平面上に左から右側に順番
に配置されている。図1(a) と図1(b) とを対応させて
みると理解できるように、ミシン目の左側に「匿名化情
報表示エリア」及び「二次元バーコード表示エリア」が
配置され、その裏面は、全面が「糊あり範囲」であり、
粘着剤が塗布されて容器上に当該ラベル部分を固着でき
ることがわかる。図2(a) を参照すると、採血管に図1
に例示された本発明の識別ラベルが貼り付けられた場合
のその様子がわかるが、図1及び2に示された本例で
は、「個人情報表示エリア」は「匿名化情報表示エリ
ア」の上に重なるように着脱自在に貼付できることが理
解される(図2(b) も参照)。なお、ラベルの「個人情
報表示エリア」は、ラベルの「匿名化情報表示エリア」
及び「二次元バーコード表示エリア」に連なって同じラ
ベル平面上に配置されていること、そして該「個人情報
表示エリア」と該「二次元バーコード表示エリア」との
境にミシン目が来ることもわかる。
【0024】該ミシン目の右側には、「個人情報表示エ
リア」が配置され、図2(c) と図2(d) を参照しても理
解できるように、必要に応じて、ミシン目を利用して切
取り、「匿名化情報表示エリア」及び「二次元バーコー
ド表示エリア」の着いている検体試料容器から分離でき
る。該切り離された「個人情報表示エリア」のラベル部
分は、管理帳票に貼り付けておいて、外部検査機関から
検査結果の報告があった場合など、当該匿名下に得られ
た結果と個人情報との対応関係を付けるために利用され
る。図2の例では、「匿名化情報表示エリア」及び「二
次元バーコード表示エリア」が、検体試料採取容器であ
る採血管をぐるりと一周取り巻くように貼り付けられて
いる(すなわち、ラベルのサイズが、当該大きさに適合
されている)ので、「個人情報表示エリア」部分は、
「匿名化情報表示エリア」部分を覆うようにそして着脱
可能に配置されていることがわかる。
【0025】かくして、検体試料採取時には、「個人情
報表示エリア」部分を容易に読み取ることができ、提供
者が確かに対象とする者であることを容易に確認できる
が、院外に当該検体試料を持ち出す場合には、「個人情
報表示エリア」部分を取り去ることが簡単にでき、さら
にその「個人情報表示エリア」部分を管理帳票に貼り付
けておいて、正確なデータ管理を図ることが可能であ
る。本発明の識別ラベルによれば、採血管などの比較的
そのサイズに制限のあるものに適用できて、しかもプラ
イバシー保護を簡単に且つ確実に図ることが可能である
一方、バーコードを利用しての正確で信頼がおけ、さら
に効率的な扱いを可能とする。
【0026】図3は、本発明に従った、プライバシー保
護に対応した検体容器用の識別ラベルの一例である。図
3(a) は、当該ラベルの裏面を表し、そこには、代表的
なラベルの場合のサイズが図示されているが、そのサイ
ズに限定されず、様々な大きさにすることが可能であ
り、検体容器のサイズに合わせて適宜適切なサイズとす
ることが可能であることは、上記図1の場合と同様であ
る。図3(b) は、当該ラベルの各種情報表示側(表面)
の形態を示している。図4は、図3に例示された識別ラ
ベルを採血管に適用して、例えば医療機関(例えば病院
など)における検体試料の採取から外部検査機関(病院
外)への持ち出しに至るまでの流れを説明する一例を示
す。
【0027】図3(a) においては、図1(a) に示される
場合と異なり、ラベルの全面が「糊あり範囲」と記され
ているように、粘着剤が塗布されている。そのラベルの
うち、図示された「ミシン目」より左側の領域が、検体
試料採取容器に貼り付けられて、該容器上に当該ラベル
は固着できる(例えば試験管形態の容器に巻着できる:
図4(a) 参照)。図3(a) のミシン目の右側は、「山折
り目」と記された部分が設けられており、図4(b) を参
照するとわかるように、ラベルの一部を折り返すことが
できる。図3(b) において、「匿名化情報表示エリ
ア」、「二次元バーコード表示エリア」、そして「個人
情報表示エリア」が、ラベル平面上に左から右側に順番
に配置されているが、図1の場合と異なり、該「個人情
報表示エリア」の右側に「山折り目」を挟んで「折り返
しエリア」が設けられているのがわかる。図3(a) と図
3(b) とを対応させてみると理解できるように、ミシン
目の左側に「匿名化情報表示エリア」及び「二次元バー
コード表示エリア」が配置され、その裏面は、全面が
「糊あり範囲」であり、粘着剤が塗布されて容器上に当
該ラベル部分を固着できることがわかる。図4(a) を参
照すると、採血管に図3に例示された本発明の識別ラベ
ルが貼り付けられた場合のその様子がわかるが、図3及
び4に示された本例では、「個人情報表示エリア」は
「折り返しエリア」の裏面と重ね合わせて接着されるこ
とができることが理解されよう(図4(a) 〜(c)も参
照)。図1の例と同様に、ラベルの「個人情報表示エリ
ア」は、ラベルの「匿名化情報表示エリア」及び「二次
元バーコード表示エリア」に連なって同じラベル平面上
に配置されていること、そして該「個人情報表示エリ
ア」と該「二次元バーコード表示エリア」との境にミシ
ン目が来ることもわかる。
【0028】該ミシン目の右側には、「個人情報表示エ
リア」が配置され、図4(c) 〜(e)を参照しても理解で
きるように、必要に応じて、ミシン目を利用して切取
り、「匿名化情報表示エリア」及び「二次元バーコード
表示エリア」の着いている検体試料容器から分離でき
る。該切り離された「個人情報表示エリア」のラベル部
分は、管理帳票に貼り付けておいて、外部検査機関から
検査結果の報告があった場合など、当該匿名下に得られ
た結果と個人情報との対応関係を付けるために利用され
る。かくして、検体試料採取時には、「個人情報表示エ
リア」部分を容易に読み取ることができ、提供者が確か
に対象とする者であることを容易に確認できるが、院外
に当該検体試料を持ち出す場合には、「個人情報表示エ
リア」部分を取り去ることが簡単にでき、さらにその
「個人情報表示エリア」部分を管理帳票に貼り付けてお
いて、正確なデータ管理を図ることが可能である。本発
明の識別ラベルによれば、採血管などの比較的そのサイ
ズに制限のあるものに適用できて、しかもプライバシー
保護を簡単に且つ確実に図ることが可能である一方、バ
ーコードを利用しての正確で信頼がおけ、さらに効率的
な扱いを可能とする。本発明のラベルは、台紙から容易
に剥がすことが可能なようにして、台紙の上に多数が印
刷された形態(ラベル片)で提供されることができる。
こうした形態は、例えばプリンタ用ラベル用紙において
市販されている製品にその例をみることができる。こう
したものでは、該台紙の表面側(ラベル側)には剥離層
が形成され、当該ラベル片は該台紙上に貼設されてお
り、その裏面側には粘着剤が付与された接着層が形成さ
れており、各ラベル片は容易に剥がすことができるよう
に切れ込み線により囲まれていてよい。
【0029】
【発明の効果】本発明に従えば、検体容器識別ラベル及
びそのラベルを貼付した容器により、倫理上の問題に配
慮することが簡単且つ確実に実現可能である。本発明の
ラベルは、検体試料用容器、例えば採血管に第一の領域
である匿名化情報表示及び第二の領域であるバーコード
認識部位を巻き付けて固着できることから、その容器の
取扱いが便利に行うことが可能であり、さらに第三の領
域である個人情報表示をそれを切り取って容器から分離
せしめるまでは、管壁に貼り付けたり剥がしたり自在に
できるようにすることが可能であり、そうした着脱可能
とすることにより、当該個人情報表示部分を容器と一体
にして取り扱うことが可能である。一方、必要に応じ
て、管壁から剥がすことにより、第一の領域である匿名
化情報表示部を適宜参照して確認をとることも可能であ
り、採血管などの容器の狭い面積を有効に利用でき、確
実な識別情報の確保及び利用が可能である。例えば、バ
ーコードとして二次元バーコードを使用することが可能
となり、さらにバーコード読み取りなどにおける誤動作
も排除でき、信頼性のある管理を保証できる。
【0030】本発明のラベルにおいては、共通化した識
別暗号を使用することにより、検体試料と提供者個人と
の間の対応を安心して、さらに信頼性を持って行うこと
ができる一方で、個人情報の秘匿性を担保することが簡
単に且つ確実に行うことができ、プライバシー保護を図
ることができる。また、本発明のラベルにおいては、効
率的に狭い面積を有効に利用しており、コストの面でも
優れている。本発明のラベル及びそれを貼付した検体容
器、特に生体検査用試料、医療検査用試料を収容する容
器を利用すると、プライバシー保護を図ることができる
一方で、医療過誤を防ぐにも効果が期待できる。本発明
は、前述の説明及び実施例に特に記載した以外も、実行
できることは明らかである。上述の教示に鑑みて、本発
明の多くの改変及び変形が可能であり、従ってそれらも
本件添付の請求の範囲の範囲内のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプライバシー保護対応検体容器
識別ラベルの一実施例を示す平面図である。(a) は、当
該ラベルの裏面を表し、(b) は、当該ラベルの各種情報
表示側(表面)の形態を示している。
【図2】 図1に例示された識別ラベルの一実施例を採
血管に適用し、その貼り付けの様子、院内業務中での様
子、さらには外部検査機関(院外)への持ち出しに至る
までの流れを説明する一例を示す。
【図3】 本発明に係るプライバシー保護対応検体容器
識別ラベルの一実施例を示す平面図である。(a) は、当
該ラベルの裏面を表し、(b) は、当該ラベルの各種情報
表示側(表面)の形態を示している。
【図4】 図3に例示された識別ラベルの一実施例を採
血管に適用し、その貼り付けの様子、院内業務中での様
子、さらには外部検査機関(院外)への持ち出しに至る
までの流れを説明する一例を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G09F 3/10 B

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報が付され且つ検体容器貼付用の
    ラベルにおいて、該ラベルは少なくとも3つの領域から
    構成され、(1) 該ラベルの第一の領域は、検体試料に関
    する情報のうち匿名化された情報を表示する部分を有す
    るものであり、(2) 該ラベルの第二の領域は、機械読取
    り可能なバーコード認識部位を有するものであり、(3)
    該ラベルの第三の領域は、検体試料に関する情報のうち
    個人情報を表示する部分を有するものであり、(a) 該ラ
    ベルの第一の領域と該ラベルの第二の領域とは互いに隣
    接して且つ互いに分離しない形態で配置され、(b) 該ラ
    ベルの第一の領域と該ラベルの第二の領域とは検体試料
    採取容器上に固着可能なものとされており、(c) 該ラベ
    ルの第三の領域は、ラベル平面上で該ラベルの第一及び
    第二の領域と一体の形態であるが、必要時に、該ラベル
    の第一及び第二の領域から分離除去可能にされているも
    のであることを特徴とする該ラベル。
  2. 【請求項2】 該ラベルの第一の領域及び第二の領域に
    は検体容器貼付の際検体容器との間で十分な固着を果た
    す粘着剤が該領域の裏面に付与されているものである
    が、該ラベルの第三の領域には、必要時に剥離可能な粘
    着剤が該領域の裏面に付与されているものであることを
    特徴とする請求項1記載のラベル。
  3. 【請求項3】 該ラベルの第一の領域、第二の領域、そ
    して第三の領域が、ラベル平面上で、該第一の領域、該
    第二の領域、該第三の領域の順序で配置されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載のラベル。
  4. 【請求項4】 該ラベルの第一の領域、第二の領域、そ
    して第三の領域が、ラベル平面上で、該第一の領域、該
    第二の領域、該第三の領域の順序で配置され、さらに続
    いて該第三の領域に折り返して付着させることが可能な
    折り返し領域が設けられていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一記載のラベル。
  5. 【請求項5】 該ラベルの第一及び第二の領域をなす部
    分と、該ラベルの第三の領域との間が、ミシン目により
    取り外し可能に連結されているものであることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一記載のラベル。
  6. 【請求項6】 該ラベルの第三の領域をなす部分と、該
    ラベルの折り返し領域との間に、山折り目が設けられて
    いるものであることを特徴とする請求項4又は5記載の
    ラベル。
  7. 【請求項7】 台紙上に剥離可能に付着された形態で且
    つ少なくとも上記第一、第二及び第三の領域の3つの領
    域を有する形態で提供されていることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか一記載のラベル。
  8. 【請求項8】 バーコードが二次元バーコードであるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一記載のラベ
    ル。
  9. 【請求項9】 前記ラベルは、さらに、同一の数字及び
    /又は英数字の組み合わせあるいはその他の識別可能な
    符号の同一の組み合わせを、前記第一及び/又は第二の
    領域と第三の領域とに備えることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか一記載のラベル。
  10. 【請求項10】 該容器が、生体検査用試験管であるこ
    とを特徴とする請求項1〜9のいずれか一記載のラベ
    ル。
  11. 【請求項11】 該ラベルが医療検査用に用いられるこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか一記載のラベ
    ル。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一に記載の
    ラベルを備えた検体試料採取容器。
  13. 【請求項13】 該容器が、生体検査用試験管であるこ
    とを特徴とする請求項12記載の容器。
  14. 【請求項14】 該ラベルの第一及び第二の領域をなす
    部分が、該容器外周を一周して巻着されていることを特
    徴とする請求項13記載の容器。
  15. 【請求項15】 該ラベルが医療検査用に用いられるこ
    とを特徴とする請求項12〜14のいずれか一記載の容
    器。
  16. 【請求項16】 該ラベルの第三の領域をなす部分が、
    該容器に圧力感受性粘着剤を用いて接着されていること
    を特徴とする請求項12〜15のいずれか一記載の容
    器。
  17. 【請求項17】 該ラベルの第三の領域をなす部分と該
    ラベルの折り返し領域とが、該山折り目で折り曲げられ
    て互いの裏面が接着せしめられていることを特徴とする
    請求項12〜15のいずれか一記載の容器。
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