JPH0984529A - 微生物由来のマンナンを含む家畜および家禽用飼料 - Google Patents

微生物由来のマンナンを含む家畜および家禽用飼料

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JPH0984529A
JPH0984529A JP7272144A JP27214495A JPH0984529A JP H0984529 A JPH0984529 A JP H0984529A JP 7272144 A JP7272144 A JP 7272144A JP 27214495 A JP27214495 A JP 27214495A JP H0984529 A JPH0984529 A JP H0984529A
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mannan
cell wall
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cattle
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Hiroshi Fujii
裕志 藤井
Osamu Shinro
修 新枦
Toyofumi Miya
豊文 美矢
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Kohjin Co
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家畜あるいは家禽の食欲を阻害することな
く、食中毒の原因となる有害な腸内細菌を選択的に体外
に排除する方法を提供する。 【構成】 微生物由来のマンナン、酵母細胞壁が0.0
01〜10重量%含有する飼料を摂取させることによ
り、グラム陰性細菌を選択的に体外に排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食中毒原因菌を含まな
い安全な畜産物を提供することおよび家畜及び家禽の健
康維持を目的とした、有害な家畜・家禽の腸内細菌を腸
より排出させる方法及び該作用を有する飼料に関する。
【0002】
【従来の技術】畜産物による食中毒は、家畜・家禽の飼
育・と畜処理・流通・加工のいずれかの過程で原因微生
物に汚染されて生じる。これらの中でも特に飼育段階で
家畜・家禽が原因微生物の汚染された場合、それ以後の
過程で他の汚染されていない畜肉に広がる恐れがある。
また、鶏卵など畜肉以外の畜産物でも、微生物に汚染さ
れた家畜・家禽から生産されるものは、微生物に汚染さ
れている割合が高い。食中毒の予防は流通・加工段階も
含めて全体で対応しなければならない問題ではあるが、
家畜・家禽の飼育時から微生物汚染を防ぐことが最も重
要である。家畜及び家禽の飼育中の微生物の主な汚染源
としては、飼料、飲水、敷き料などがある。特に飼料、
水などから経口的に摂取された有害細菌の中には腸内に
定着するものもあり、と畜時に畜肉へ汚染し流通中に増
殖して食中毒を引き起こすことが指摘されている。ま
た、有害細菌の腸への定着と繁殖は家畜及び家禽の腸内
細菌叢を崩し、家畜の健康を損ねて生産者にも多大な経
済的損失を与えることとなる。そのため、飼料・水の細
菌対策は消費者のみならず生産者にも非常に重要な問題
である。そこで飼料を熱処理などにより殺菌することが
試みられているが、有効成分の損失や処理コストが高い
ことが問題となり、一部でしか用いられていない。
【0003】飼育中に起こる細菌汚染の予防には飼料の
管理だけでは不十分で、畜舎全体としての衛生管理が求
められており、即時に対応することは難しい。また、有
害細菌摂取後にその腸内での繁殖を防ぐ方法として抗生
物質を用いることがあるが、耐性菌の出現及び薬剤の畜
産物への残留性が問題となり、人体への影響を考えると
好ましい方法とはいい難い。
【0004】より安全に有害細菌の腸内での繁殖を防ぐ
方法として、ヌルミ法が開発されている。腸内細菌叢の
完成していない幼若齢の雛はサルモネラに感受性が高い
が、成鶏の腸管内容物を投与して先に成鶏と同じ微生物
を腸内に定着させることによりそれ以降に摂取したサル
モネラを排除することができる(Nature 1973 241 21
0)。最近ではより簡便に乳酸菌を初めとする既知の有
用微生物を用いた生菌剤を投与して、それら有用細菌が
腸内へ定着して有害細菌の定着を阻害する、あるいは腸
内のpHを低下させたり有害細菌に対して抗菌作用のあ
る物質を出すことで有害細菌の繁殖を防ぎ、腸内細菌叢
を改善する方法が開発されているが、生菌を用いるため
保管時の温度等の管理が難しく、安定した効果を得られ
ない。
【0005】近年、マンノースなどの糖類がサルモネラ
の腸管上皮細胞への定着を阻害する効果が報告された
(Poultly Science 1989 68 1357)。サルモネラや大腸
菌など有害な腸内細菌のいくつかは、腸管上皮細胞のマ
ンノース残基に結合して定着することが知られており、
マンノースの投与により有害腸内細菌の腸管上皮細胞へ
の付着を防ぎ、速やかに体外に排出することができる。
生菌剤や抗生物質に比べ扱いやすく、安全性も高いの
で、有害細菌の排除に有効であろうと期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】マンノースは安全性、
扱い易さの点で優れているが高価であり、また、独特の
苦みを有するため家畜あるいは家禽の嗜好性にあわない
という問題があった。その問題を解決するため植物由来
のマンナンを分解したオリゴマンノースが開発されてい
るが、サルモネラなど有害細菌の排除効果はほとんどな
い(鶏病研究報告1995 31 113)。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決するために鋭意研究した結果、微生物に由来す
るマンナンがマンノースと同等の効果を示すこと、苦み
もなく嗜好性も良好なことを見いだし、本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明は、健康な家畜を育て、か
つ、食中毒菌に汚染されていない安全な畜産物を得るた
め、微生物由来のマンナンあるいは酵母細胞壁を摂取さ
せる有害な腸内細菌を選択的に体外に排出させる方法及
び該作用を有する飼料を提供するものである。なお本発
明において、有害な腸内細菌とは、サルモネラ、大腸
菌、キャンピロバクターなどの食中毒原因菌をいう。
【0008】本発明に使用されるマンナン及び細胞壁
は、微生物由来のものであれば特に限定されないが、生
産性や価格の点から酵母由来のものが望ましい。細胞壁
のまま用いても十分にその効果を示すが、細胞壁溶解酵
素により細胞壁中のグルカンを取り除き、マンナンの含
量を高めたものであればマンノースとほぼ同等の、さら
に、精製した微生物マンナンを用いればマンノース以上
の効果を示す。
【0009】本発明に使用される細胞壁は、例えば、微
生物を弱酸性水溶液に懸濁し加熱することによりエキス
分を除去することにより、マンナンを10%以上含むも
のとして容易に製造される。またマンナンは、細胞壁に
細胞壁溶解酵素(グルカナーゼ)を作用させて、グルカ
ンを除くことにより約20%のマンナンを含む粗精製物
として、あるいは、細胞壁を熱アルカリに溶かして不溶
物を取り除き、可溶画分を冷却して生じた沈澱を、例え
ばエタノール等で洗浄することにより、分子量200万
程度の精製物として容易に製造することができる。
【0010】本発明の方法は、微生物由来のマンナンあ
るいは細胞壁を、家畜あるいは家禽に摂取させるが、摂
取させる方法はいずれでもかまわないが、特に、マンナ
ンあるいは細胞壁を含有した飼料として摂取させること
が好ましい。
【0011】本発明の飼料は、それぞれの家畜あるいは
家禽に応じて与えられる通常の飼料に、マンナンあるい
は細胞壁を0.001から10重量%の範囲で配合した
ものである。マンナンあるいは細胞壁の含量が0.00
1重量%以下では効果がなく、また10重量%を越えて
配合しても、それに対応した効果は認められない。ま
た、マンナンあるいは細胞壁を1%以上加える場合に
は、飼料の成分構成が変わるため家畜・家禽の重量増
加、肉質、肥育期間等に影響を与えるおそれがあるた
め、家畜あるいは家禽によっては飼料の組成を変更しな
ければならないことがある。そのため1%以下の配合が
望ましい。
【0012】本発明の飼料は、飼育を開始するときから
常に与えておくことが望ましい。0.001重量%以上
のマンナンあるいは細胞壁を添加した飼料を常に与えて
おけば、102 〜103 個程度の有害細菌であれば速や
かに腸内より排出させることができ、また、0.5重量
%以上を添加した飼料を常に与えておけば、107 個と
いう大過剰の有害細菌を経口投与した場合でも非常に速
やかに腸内より排出することができる。特に、腸内細菌
叢のできていない生後間もない頃には多めに添加した飼
料を与えた方が効果が高い。更に、病気やストレスなど
により、有害細菌が腸内で繁殖しそうだと思われるとき
に一時的に与えてもよい。この場合、多めに与えること
により速やかに有害細菌を排除することができる。
【0013】本発明の特徴は、微生物由来のマンナンを
使用する点にある。従来利用されている植物由来のマン
ナンはβ1−4結合を有する直鎖の多糖類であるが、微
生物由来のマンナンは、α1−6結合の主鎖にα1−3
結合やα1−2結合で分岐した側鎖を多数持つ多糖類で
ある。この構造および難分解性で微生物に資化されにく
いことがマンノース以上の効果を示すものと、本発明者
らは推察している。また、マンナンを酵素や酸で分解し
たものも、マンノース以上の効果を示すが、分子量1万
以下にまで分解するとマンノースと同等あるいはそれ以
下の効果となる。これは側鎖が切断された結果、マンノ
ースに比べ構造上の優位性がなくなったためと推察され
る。
【0014】本発明にしたがって、マンナンあるいは細
胞壁を摂取させる家畜としては、豚、牛、馬、山羊、羊
など、家禽としては鶏などの鳥類を挙げることができ、
中でも特に鶏が望ましい。
【0015】
【実施例】以下、実施例をあげて、本発明を詳細に説明
する。なお、実験動物として採卵鶏の初生雄びなを用
い、1群を10羽とし、30cm×38cm×18cm
の大きさのケージ2つに分けて32℃で飼育した。飼
料、水は自由摂取とした。飼料は試験用飼料(商品名S
D幼すう用:日本配合飼料株式会社)を用いた。フン便
中の各菌数測定は、フン便約0.5gを0.85%食塩
水10mlに懸濁し、さらに同食塩水で適宜希釈し、そ
の0.1mlを寒天培地上に滴下して、コンラージ棒で
寒天面に広げ、37℃24時間保ったのちコロニー数を
測定することにより行った。サルモネラはMLCB寒天
培地(ニッスイ)を用いて培地上に黒色のコロニーのあ
るプレート数により陽性率を求めた。大腸菌はDHL寒
天培地(ニッスイ)を用いて培地上の赤色コロニー数を
測定した。試験に用いたサルモネラは Salmonella ente
ritidis であり、培養はペプトン(DIFCO)1%、酵母
エキス(DIFCO)0.5%、食塩0.5%、グルコース
0.1%の培地で37℃、24時間行った。
【0016】製造例 Candida utilis IAM4264 をグルコース3.0%、(N
42SO4 0.2%、KH2PO40.2%、MgSO
4・7H2O0.1%の組成からなる培地(pH4)で2
4時間培養し、集洗菌後に適量の0.01N硫酸溶液に
懸濁し、沸騰水中で5分加熱して、冷却後5000rp
m、5分間遠心分離した残さを凍結乾燥することによ
り、マンナンを10%含有した酵母細胞壁を得た。この
酵母細胞壁の一部を蒸留水にとかし10%溶液とし、酵
母細胞壁の0.5重量%のグルカナーゼ(天野製薬)を
加えて細胞壁のグルカンを分離し、マンナンを20%含
有した酵母細胞壁酵素処理物を得た。また、酵母細胞壁
の一部を3%水酸化ナトリウム溶液に懸濁し、70℃、
4時間保った後、10000rpm、10分間遠心分離
して不溶物を取り除き、硫酸にてpH7に中和して10
℃で一晩放置後、生じた沈殿を10000rpm、10
分間遠心して分離し、得た沈殿に適量のエタノールを加
えてエタノール可溶物を除去することにより酵母マンナ
ンを得た。酵母マンナンは、純度(4N硫酸で分解し、
生じたマンノースより算出した。)90%以上、粗タン
パク2%以下、分子量200万であった。
【0017】実施例1 以下の6群で行った。 1.コントロール(マンナン・マンノース非投与) 2.マンノース添加区 3.製造例で得た酵母細胞壁添加区 4.製造例で得た酵母細胞壁酵素処理物添加区 5.製造例で得た酵母マンナン添加区 6.グアーガム(植物マンナン)添加区 2、4、5、6は各試料をそれぞれ0.1%、3は試料
を1%になるように添加した飼料を与えた。餌付け開始
翌日(餌付け開始時が0日目)から3日間続けてサルモ
ネラ培養液(108 個/ml)を0.1ml/日ずつ経
口投与し、強制的にサルモネラに感染させた後、週2
回、各区20個ずつフンを採取しフン便中のサルモネ
ラ、大腸菌を測定した。サルモネラ陽性率を図1に、大
腸菌数の推移を図2に示す。
【0018】
【図1】
【0019】
【図2】
【0020】コントロール区はサルモネラ投与後試験終
了(24日目)までフン便のサルモネラ陽性率は80%
以上と高かったが、マンノース区ではサルモネラ投与開
始後17日目にはフン便中にサルモネラが検出されなく
なった。酵母細胞壁添加区は試験終了時にも1検体のみ
に検出されただけであった。細胞壁の酵素処理物は細胞
壁よりも高い効果を示し、マンノースとほぼ同等の効果
で、マンノースにやや遅れて21日目に検出不能となっ
た。これはマンナン濃度が高くなったためだけでなく、
細胞壁からグルカンが取り除かれたためマンナンがサル
モネラに吸着しやすくなったためと考えられる。さら
に、精製された酵母マンナンは最も高い効果を示し、マ
ンノースより早く14日目には陽性率0%となった。細
胞壁に比べ余分なものが無くなっただけでなく、その構
造が効果を高めていると思われる。一方、植物由来のマ
ンナンでは効果が非常に低く、試験終了時も陽性率は6
0%以上あった。フン便中の大腸菌数はマンノース区、
酵母細胞壁区、マンナン区いずれもコントロールに比べ
少なく、腸内への定着と腸内での繁殖が抑制されたと推
察された。これに対し、植物マンナンを与えた区では一
時的に大腸菌数が増加する現象がみられたが、最終的に
はコントロール区以下にまで低下した。
【0021】実施例2 製造例で得た酵母細胞壁の酵素処理物、酵母マンナン、
及びマンノースをそれぞれ0、0.001、0.01、
0.05、0.1、1、10%含む飼料を調整し、飼育
を行った。餌付け開始翌日(1日目)から3日間連続で
サルモネラの培養液をサルモネラ菌数が102〜103
/mlとなるように飲水に混ぜて投与した。餌付け開始
後24日目に鶏を解剖し、盲腸を無菌的に取り出し、盲
腸便中のサルモネラの有無を調べた。各試料を10%含
む飼料を与えた場合の試験終了時の体重を表1に、濃度
と陽性率との関係を図3に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【図3】
【0024】その結果、0.001%という低濃度でも
酵母マンナン精製物は非常に強い効果を示し、試験終了
時の陽性率は10%であった。酵母細胞壁の酵素処理物
はマンノースより効果が弱かったが、陽性率は40%以
下にまで下がっていた。高濃度ではマンノース区では苦
みのためか飼料の消費量が著しく低下し生育が遅れた
が、他の区では順調であった。
【0025】実施例3 製造例で得た酵母マンナンを酵素マンナナーゼで分解
し、ゲル濾過にて分子量数十万程度のものと1万以下の
ものを調整した。また、4N硫酸で酵母マンナンを加水
分解し水酸化カルシウムで中和して沈殿物を取り除いて
マンノースが1〜数分子のオリゴ糖を調整した。これら
の多糖およびマンノース、酵母マンナンを0.1%配合
した飼料を用いて実施例1と同様の試験を行った。図4
に示すように、分子量1万以下にまで分解するとマンノ
ースよりも効果が下がったが、オリゴ糖程度にまで分解
するとマンノースとほぼ同等の効果であった。以上のこ
とより、サルモネラ排除機構には酵母マンナンの立体構
造が大きく関わっていると推察される。
【0026】
【図4】
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、家畜あるいは家禽の食欲を阻害することなく、食中
毒の原因となる有害な腸内細菌を選択的に体外に排除す
る方法及び該作用を有する飼料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】飼育日数とサルモネラ陽性率との関係を示す図
である。
【図2】飼育日数とフン便中の大腸菌数との関係を示す
図である。
【図3】試料濃度とサルモネラ陽性率との関係を示す図
である。
【図4】マンナンの分子量と、サルモネラ陽性率との関
係を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家畜及び家禽に微生物由来のマンナン及
    び/又は細胞壁を摂取させることを特徴とする、有害な
    腸内細菌を選択的に体外に排出させる方法。
  2. 【請求項2】 有害な腸内細菌を選択的に体外に排出す
    る機能を有する微生物由来のマンナン及び/又は細胞壁
    を0.001〜10重量%含む家畜および家禽用飼料。
  3. 【請求項3】 微生物が酵母である請求項2記載の家畜
    及び家禽用飼料。
  4. 【請求項4】 有害な腸内細菌がグラム陰性細菌である
    請求項2および3記載の家畜及び家禽用飼料。
  5. 【請求項5】 グラム陰性細菌がサルモネラ、大腸菌で
    ある請求項2〜4記載の家畜及び家禽用飼料。
JP7272144A 1995-09-27 1995-09-27 微生物由来のマンナンを含む家畜および家禽用飼料 Pending JPH0984529A (ja)

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