JPH09842A - 濾過具 - Google Patents
濾過具Info
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- JPH09842A JPH09842A JP7157350A JP15735095A JPH09842A JP H09842 A JPH09842 A JP H09842A JP 7157350 A JP7157350 A JP 7157350A JP 15735095 A JP15735095 A JP 15735095A JP H09842 A JPH09842 A JP H09842A
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- material holder
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排ガス処理に必要な空間をできるだけ少なく
することが可能であるとともに、設備系を簡略化でき、
エネルギーロスが少なく、設備系、操作系をできるだけ
簡略化できる濾過具を得る。 【構成】 処理対象ガスを処理するガス処理材15を収
納可能な処理材収納空間14を内部に備えるとともに処
理対象ガスが流通可能な多孔体からなる処理材保持具1
2を設け、処理材保持具12の上流側に濾布11を配設
し、前記濾布11と前記処理材保持具12との間に、逆
洗ガスを供給可能な逆洗ガス供給空間17を設け、処理
対象ガスを、前記濾布11、前記逆洗ガス供給空間1
7、前記処理材保持具12、前記処理材収納空間14の
順に流通可能に構成し、処理材収納空間14に接続する
処理済ガス出口16を設けて、濾過具を構成する。
することが可能であるとともに、設備系を簡略化でき、
エネルギーロスが少なく、設備系、操作系をできるだけ
簡略化できる濾過具を得る。 【構成】 処理対象ガスを処理するガス処理材15を収
納可能な処理材収納空間14を内部に備えるとともに処
理対象ガスが流通可能な多孔体からなる処理材保持具1
2を設け、処理材保持具12の上流側に濾布11を配設
し、前記濾布11と前記処理材保持具12との間に、逆
洗ガスを供給可能な逆洗ガス供給空間17を設け、処理
対象ガスを、前記濾布11、前記逆洗ガス供給空間1
7、前記処理材保持具12、前記処理材収納空間14の
順に流通可能に構成し、処理材収納空間14に接続する
処理済ガス出口16を設けて、濾過具を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば都市ゴミ焼却炉
から発生する排ガスを浄化する技術に関するものであ
り、さらに詳細には、例えばこのような排ガス処理設備
に備えられ、濾布に処理対象ガスを流通させて、処理対
象ガスに含まれるばいじん、粒状物等を分離除去して浄
化するバグフィルタ内に配設される濾過具に関する。
から発生する排ガスを浄化する技術に関するものであ
り、さらに詳細には、例えばこのような排ガス処理設備
に備えられ、濾布に処理対象ガスを流通させて、処理対
象ガスに含まれるばいじん、粒状物等を分離除去して浄
化するバグフィルタ内に配設される濾過具に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、都市ゴミ焼却炉から発生する排ガ
スを浄化する排ガス処理設備500を、例にとって説明
する。従来、都市ゴミ焼却炉501の排ガス処理にあっ
ては、その排ガス路502に、焼却炉側から、バグフィ
ルタ503、活性炭吸着装置5、その他のガス処理装置
504を配設して、排ガスの浄化処理をおこなってい
た。そして、図4にも示すように、前述のバグフィルタ
503の前段側に、このバグフィルタ503に流入する
排ガスの温度を調節するための減温給水装置3を備える
とともに、排ガスに対して、これに含まれる酸との中和
を目的として消石灰粉末等を散布する中和剤散布装置4
を備えていた。さらに、排ガス路502の下手側に吸引
装置505を備えるとともに、前述のバグフィルタ50
3、活性炭吸着装置5等で浄化された排ガスを、煙突か
ら放出するようにしていた。前記バグフィルタ503
は、内部に複数の濾過具506を備えたものであり、こ
の濾過具506に備えられる濾布表裏面間を介して排ガ
スを流通させることにより、固形粒状物を捕集して、こ
れらを除去する。これにより、酸性ガスの除去用中和剤
と排ガスダスト、排ガスの温度低下に伴って凝固する低
沸点重金属等を除去することができる。前記活性炭吸着
装置5は、排ガス流路を横断して設けられる活性炭層5
07を介して、排ガスを流通することにより、NOx、
微量重金属等を活性炭に吸着させて、除去する。さら
に、排ガス中の酸性ガスを分解等して無害化するため
に、チタンバナジウム系の触媒層を排ガス路に設けて、
排ガスを浄化する触媒処理装置を排ガス路に備える場合
もある。従来、これらの装置は、互いに独立した装置と
して排ガス路に配設されていた。さらに、これらの装置
に流入する排ガスの温度を独立に制御する必要があるた
め、これらの装置の設備系、運転制御系も独立に装備し
ていた。
スを浄化する排ガス処理設備500を、例にとって説明
する。従来、都市ゴミ焼却炉501の排ガス処理にあっ
ては、その排ガス路502に、焼却炉側から、バグフィ
ルタ503、活性炭吸着装置5、その他のガス処理装置
504を配設して、排ガスの浄化処理をおこなってい
た。そして、図4にも示すように、前述のバグフィルタ
503の前段側に、このバグフィルタ503に流入する
排ガスの温度を調節するための減温給水装置3を備える
とともに、排ガスに対して、これに含まれる酸との中和
を目的として消石灰粉末等を散布する中和剤散布装置4
を備えていた。さらに、排ガス路502の下手側に吸引
装置505を備えるとともに、前述のバグフィルタ50
3、活性炭吸着装置5等で浄化された排ガスを、煙突か
ら放出するようにしていた。前記バグフィルタ503
は、内部に複数の濾過具506を備えたものであり、こ
の濾過具506に備えられる濾布表裏面間を介して排ガ
スを流通させることにより、固形粒状物を捕集して、こ
れらを除去する。これにより、酸性ガスの除去用中和剤
と排ガスダスト、排ガスの温度低下に伴って凝固する低
沸点重金属等を除去することができる。前記活性炭吸着
装置5は、排ガス流路を横断して設けられる活性炭層5
07を介して、排ガスを流通することにより、NOx、
微量重金属等を活性炭に吸着させて、除去する。さら
に、排ガス中の酸性ガスを分解等して無害化するため
に、チタンバナジウム系の触媒層を排ガス路に設けて、
排ガスを浄化する触媒処理装置を排ガス路に備える場合
もある。従来、これらの装置は、互いに独立した装置と
して排ガス路に配設されていた。さらに、これらの装置
に流入する排ガスの温度を独立に制御する必要があるた
め、これらの装置の設備系、運転制御系も独立に装備し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
バグフィルタ、活性炭吸着装置等は、夫々、比較的大型
のものであり、装置内に空き空間が多く、設置スペース
が大きくなるという問題がある。さらに、これらの装置
夫々に対して、それに流入する排ガスの温度を調節する
温度制御機構を備えるとともに、装置夫々に、配管設備
系、運転制御系を設ける場合は、排ガスの温度制御の点
からエネルギーに無駄が生じ易いとともに、運転制御に
関しては、設備系、制御系が複雑になり、操作も煩雑に
なるという問題があった。
バグフィルタ、活性炭吸着装置等は、夫々、比較的大型
のものであり、装置内に空き空間が多く、設置スペース
が大きくなるという問題がある。さらに、これらの装置
夫々に対して、それに流入する排ガスの温度を調節する
温度制御機構を備えるとともに、装置夫々に、配管設備
系、運転制御系を設ける場合は、排ガスの温度制御の点
からエネルギーに無駄が生じ易いとともに、運転制御に
関しては、設備系、制御系が複雑になり、操作も煩雑に
なるという問題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、排ガス処理に必
要な空間をできるだけ少なくすることが可能であるとと
もに、設備系を簡略化でき、エネルギーロスが少なく、
設備系、操作をできるだけ簡略化できる濾過具を得るこ
とにある。
要な空間をできるだけ少なくすることが可能であるとと
もに、設備系を簡略化でき、エネルギーロスが少なく、
設備系、操作をできるだけ簡略化できる濾過具を得るこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による濾過具の第1の特徴構成は、処理対象ガ
スを処理するガス処理材を収納可能な処理材収納空間を
内部に備えるとともに処理対象ガスが流通可能な多孔体
からなる処理材保持具を設け、処理対象ガスの流れ方向
にあって処理材保持具の上流側に前記濾布を配設し、前
記濾布と前記処理材保持具との間に逆洗ガスを供給可能
な逆洗ガス供給空間を設け、処理対象ガスを、前記濾
布、前記逆洗ガス供給空間、前記処理材保持具、前記処
理材収納空間の順に流通可能に構成し、処理材収納空間
に接続する処理済ガス出口を設けたことにある。これが
請求項1に対応する。さらに、この第1の特徴構成にお
いて、前記濾布と前記処理材保持具とが共に有底筒状に
形成され、前記処理材保持具が有底筒状の前記濾布内に
配設される構成で、前記濾布と前記処理材保持具との間
に前記逆洗ガス供給空間を備えるとともに、前記処理材
保持具の内部空間が前記処理材収納空間として構成さ
れ、前記有底筒状の処理材保持具の開口側端部を前記処
理済ガス出口として構成することが好ましい。これが請
求項2に対応し、本願第2の特徴構成である。さらに、
この前記第1の特徴構成において、前記濾布と前記処理
材保持具が共に筒状に形成されるとともに、前記処理材
保持具が前記濾布内に配設されて構成され、前記濾布と
前記処理材保持具との間に前記逆洗ガス供給空間を備え
るとともに、前記処理材保持具の内部空間が前記処理材
収納空間として構成され、前記筒状の処理材保持具の開
口端部を前記処理済ガス出口として構成することが好ま
しい。これが請求項3に対応し、本願第3の特徴構成で
ある。さらに、本願第1〜第3の特徴構成において、前
記ガス処理材が活性炭であることが好ましい。これが、
請求項4に対応し、本願第4の特徴構成である。さら
に、本願第1〜第3の特徴構成において、前記ガス処理
材が脱硝、脱硫もしくは脱塩触媒から選択される1種以
上の触媒であることが好ましい。これが、請求項5に対
応し、本願第5の特徴構成である。そして、それらの作
用・効果は次の通りである。
の本発明による濾過具の第1の特徴構成は、処理対象ガ
スを処理するガス処理材を収納可能な処理材収納空間を
内部に備えるとともに処理対象ガスが流通可能な多孔体
からなる処理材保持具を設け、処理対象ガスの流れ方向
にあって処理材保持具の上流側に前記濾布を配設し、前
記濾布と前記処理材保持具との間に逆洗ガスを供給可能
な逆洗ガス供給空間を設け、処理対象ガスを、前記濾
布、前記逆洗ガス供給空間、前記処理材保持具、前記処
理材収納空間の順に流通可能に構成し、処理材収納空間
に接続する処理済ガス出口を設けたことにある。これが
請求項1に対応する。さらに、この第1の特徴構成にお
いて、前記濾布と前記処理材保持具とが共に有底筒状に
形成され、前記処理材保持具が有底筒状の前記濾布内に
配設される構成で、前記濾布と前記処理材保持具との間
に前記逆洗ガス供給空間を備えるとともに、前記処理材
保持具の内部空間が前記処理材収納空間として構成さ
れ、前記有底筒状の処理材保持具の開口側端部を前記処
理済ガス出口として構成することが好ましい。これが請
求項2に対応し、本願第2の特徴構成である。さらに、
この前記第1の特徴構成において、前記濾布と前記処理
材保持具が共に筒状に形成されるとともに、前記処理材
保持具が前記濾布内に配設されて構成され、前記濾布と
前記処理材保持具との間に前記逆洗ガス供給空間を備え
るとともに、前記処理材保持具の内部空間が前記処理材
収納空間として構成され、前記筒状の処理材保持具の開
口端部を前記処理済ガス出口として構成することが好ま
しい。これが請求項3に対応し、本願第3の特徴構成で
ある。さらに、本願第1〜第3の特徴構成において、前
記ガス処理材が活性炭であることが好ましい。これが、
請求項4に対応し、本願第4の特徴構成である。さら
に、本願第1〜第3の特徴構成において、前記ガス処理
材が脱硝、脱硫もしくは脱塩触媒から選択される1種以
上の触媒であることが好ましい。これが、請求項5に対
応し、本願第5の特徴構成である。そして、それらの作
用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】第1の特徴構成を備えた濾過具を使用する場合
にあっては、処理材収納空間にガス処理材を収納して、
この濾過具が使用される。使用にあたっては、例えば、
図1に示すようにバグフィルタ内の所定箇所に複数個配
設されて、これが使用される。ここで、処理対象のガス
は、濾布層、処理材層を通過して、処理済ガス出口から
排出される。従って、この濾過具においては、本来的な
濾布による浄化性能を得られるとともに、処理材による
浄化をもおこなうことができる。従って、従来のよう
に、濾布による処理を目的としたバグフィルタ及び処理
材によるガス処理を目的とする処理装置を別個に設ける
必要は無くなる。従って、空間の節約が可能になるとと
もに、各装置に流入する処理対象ガスの流入温度を制御
するための温度制御機構を各装置毎に設ける必要はな
く、さらに、これらの装置に個別に必要となる配管設備
系、制御系等も簡略化でき、操作も簡略化される。さら
に、濾布と処理材保持具との間に設けられる逆洗ガス供
給空間に適宜、逆洗ガスを供給して、濾布の再生を有効
におこなうことができる。従来、このような濾過具の逆
洗にあっては、処理対象ガスが流れる流路の全体に渡っ
て、逆洗用のガスを流して、これをおこなっていたが、
本願のものにおいては、濾布と処理材保持具との間に設
けられる比較的狭い閉空間に逆洗用のガスを供給して、
これをおこなうことができるため、効率よく、これをお
こなうことができる。
にあっては、処理材収納空間にガス処理材を収納して、
この濾過具が使用される。使用にあたっては、例えば、
図1に示すようにバグフィルタ内の所定箇所に複数個配
設されて、これが使用される。ここで、処理対象のガス
は、濾布層、処理材層を通過して、処理済ガス出口から
排出される。従って、この濾過具においては、本来的な
濾布による浄化性能を得られるとともに、処理材による
浄化をもおこなうことができる。従って、従来のよう
に、濾布による処理を目的としたバグフィルタ及び処理
材によるガス処理を目的とする処理装置を別個に設ける
必要は無くなる。従って、空間の節約が可能になるとと
もに、各装置に流入する処理対象ガスの流入温度を制御
するための温度制御機構を各装置毎に設ける必要はな
く、さらに、これらの装置に個別に必要となる配管設備
系、制御系等も簡略化でき、操作も簡略化される。さら
に、濾布と処理材保持具との間に設けられる逆洗ガス供
給空間に適宜、逆洗ガスを供給して、濾布の再生を有効
におこなうことができる。従来、このような濾過具の逆
洗にあっては、処理対象ガスが流れる流路の全体に渡っ
て、逆洗用のガスを流して、これをおこなっていたが、
本願のものにおいては、濾布と処理材保持具との間に設
けられる比較的狭い閉空間に逆洗用のガスを供給して、
これをおこなうことができるため、効率よく、これをお
こなうことができる。
【0007】本願第2の特徴構成の濾過具にあっては、
濾布と処理材保持具とが、所謂二重袋の構造とされ、各
袋間が逆洗ガス供給空間とされ、内袋である処理材保持
具の内部空間が処理材収納部とされる。そして、処理対
象ガスは、有底筒状の袋の外周から内部側に流れ、処理
材保持具の開口側端部から、浄化された状態で導出され
る。この構造にあっては、処理材を確実に処理材保持具
に保持できるとともに、従来構造のバグフィルタに適応
しやすい。
濾布と処理材保持具とが、所謂二重袋の構造とされ、各
袋間が逆洗ガス供給空間とされ、内袋である処理材保持
具の内部空間が処理材収納部とされる。そして、処理対
象ガスは、有底筒状の袋の外周から内部側に流れ、処理
材保持具の開口側端部から、浄化された状態で導出され
る。この構造にあっては、処理材を確実に処理材保持具
に保持できるとともに、従来構造のバグフィルタに適応
しやすい。
【0008】本願第3の特徴構成の濾過具にあっては、
濾布と処理材保持具とが、所謂二重筒の構造とされ、各
筒間が逆洗ガス供給空間とされ、内筒である処理材保持
具の内部空間が処理材収納部とされる。そして、処理対
象ガスは、外筒の外周から内部側に流れ、筒軸方向の端
部から、浄化された状態で導出される。この構造は、構
造的に最も簡単な構造であるため、製造が容易であると
ともに、処理済ガスを軸方向のいずれの端部からも抜く
ことが可能であるため、非常に使用しやすい。
濾布と処理材保持具とが、所謂二重筒の構造とされ、各
筒間が逆洗ガス供給空間とされ、内筒である処理材保持
具の内部空間が処理材収納部とされる。そして、処理対
象ガスは、外筒の外周から内部側に流れ、筒軸方向の端
部から、浄化された状態で導出される。この構造は、構
造的に最も簡単な構造であるため、製造が容易であると
ともに、処理済ガスを軸方向のいずれの端部からも抜く
ことが可能であるため、非常に使用しやすい。
【0009】本願第4の特徴構成の濾過具にあっては、
濾布により酸性ガスに対する中和剤とガス中のダスト及
び低沸点重金属を除去し、さらに、活性炭によりNOx
及び微量重金属を除くことができる。
濾布により酸性ガスに対する中和剤とガス中のダスト及
び低沸点重金属を除去し、さらに、活性炭によりNOx
及び微量重金属を除くことができる。
【0010】本願第5の特徴構成の濾過具にあっては、
濾布により酸性ガスに対する中和剤とガス中のダスト及
び低沸点重金属を除去し、さらに、触媒によりこの触媒
に対応する脱硝、脱硫、脱塩効果を得ることができる。
濾布により酸性ガスに対する中和剤とガス中のダスト及
び低沸点重金属を除去し、さらに、触媒によりこの触媒
に対応する脱硝、脱硫、脱塩効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】従って、第1の特徴構成を採用すること
により、装置を一体化して、設置スペースのロスが無く
なり、ガス温度管理、ダスト処理、ダクト系統等が共通
統合され、計測制御等が簡素化できる。さらに、第2の
特徴構成と採用することにより、従来構成のバグフィル
タに互換的に適応しやすい濾過具を得ることができる。
さらに、第3の特徴構成を採用することにより、構造が
最も簡単で、使用にあたって融通性の高い濾過具を得る
ことができる。さらに、第4の特徴構成を採用すること
により、濾布及び活性炭の浄化機能を単一の機器で発揮
できる濾過具を得ることができる。さらに、第5の特徴
構成を採用することにより、濾布及び触媒の機能を単一
の機器系で発揮できる濾過具を得ることができる。
により、装置を一体化して、設置スペースのロスが無く
なり、ガス温度管理、ダスト処理、ダクト系統等が共通
統合され、計測制御等が簡素化できる。さらに、第2の
特徴構成と採用することにより、従来構成のバグフィル
タに互換的に適応しやすい濾過具を得ることができる。
さらに、第3の特徴構成を採用することにより、構造が
最も簡単で、使用にあたって融通性の高い濾過具を得る
ことができる。さらに、第4の特徴構成を採用すること
により、濾布及び活性炭の浄化機能を単一の機器で発揮
できる濾過具を得ることができる。さらに、第5の特徴
構成を採用することにより、濾布及び触媒の機能を単一
の機器系で発揮できる濾過具を得ることができる。
【0012】
【実施例】本願の実施例を図面に基づいて説明する。図
1には、本願の濾過具1を備えたバグフィルタ2の内部
構造が示されている。さらに、図2に、濾過具1を断面
で示している。このバグフィルタ2は図1に示すよう
に、減温給水装置3、中和剤散布装置4の下手側に装備
されて、使用に供される。図4に示す従来技術とは、活
性炭吸着装置5を備えていないことに特徴がある。
1には、本願の濾過具1を備えたバグフィルタ2の内部
構造が示されている。さらに、図2に、濾過具1を断面
で示している。このバグフィルタ2は図1に示すよう
に、減温給水装置3、中和剤散布装置4の下手側に装備
されて、使用に供される。図4に示す従来技術とは、活
性炭吸着装置5を備えていないことに特徴がある。
【0013】以下、さらに詳細にバグフィルタ2の構造
を説明するとともに、これに複数備えられる濾過具1に
ついて説明する。バグフィルタ2は、処理対象ガスが導
入されるガス入口6を備えた導入部7と、複数の濾過具
1が配設される濾過部8と、この濾過部8の上部側に位
置され、濾過具1による処理を終えた処理済ガスが導出
されるガス出口9を備えた導出部10とを、排ガスの流
れ方向に備えて構成されている。
を説明するとともに、これに複数備えられる濾過具1に
ついて説明する。バグフィルタ2は、処理対象ガスが導
入されるガス入口6を備えた導入部7と、複数の濾過具
1が配設される濾過部8と、この濾過部8の上部側に位
置され、濾過具1による処理を終えた処理済ガスが導出
されるガス出口9を備えた導出部10とを、排ガスの流
れ方向に備えて構成されている。
【0014】前記濾過具1は、図2に示すように外観構
成が有底円筒状(封筒状)に形成されているものであ
り、排ガスは、同図に中抜き太線で示すように、濾過具
1の周部部位100から円筒内に流入し、この筒内部を
上側に移動して、頂部より前記導出部10に流れる構成
となっている。濾過具1は、有底円筒状に形成される濾
布11と、同様に有底円筒状に形成されている処理材保
持具12とを、その頂部側周部位で連接して構成されて
いる。図2に示すように、処理材保持具12は上部側の
開口部位13を除いて、濾布11内に収納される構成と
なっている。
成が有底円筒状(封筒状)に形成されているものであ
り、排ガスは、同図に中抜き太線で示すように、濾過具
1の周部部位100から円筒内に流入し、この筒内部を
上側に移動して、頂部より前記導出部10に流れる構成
となっている。濾過具1は、有底円筒状に形成される濾
布11と、同様に有底円筒状に形成されている処理材保
持具12とを、その頂部側周部位で連接して構成されて
いる。図2に示すように、処理材保持具12は上部側の
開口部位13を除いて、濾布11内に収納される構成と
なっている。
【0015】前記処理材保持具12は多孔体であるパン
チングメタルから構成されている。その有底円筒内部空
間は、処理対象ガスである排ガスを処理するガス処理材
15を収納可能な処理材収納空間14として形成されて
いる。具体的には、この空間に活性炭(活性コークスを
含む)が収納され、この部位を通過する排ガスに含有さ
れるNOx、微量重金属を吸着・除去することができ
る。さらに、この処理材収納空間が上部側で導出部10
に対して開口する開口側端部は、処理済のガスが流出す
る処理済ガス出口16として構成されている。
チングメタルから構成されている。その有底円筒内部空
間は、処理対象ガスである排ガスを処理するガス処理材
15を収納可能な処理材収納空間14として形成されて
いる。具体的には、この空間に活性炭(活性コークスを
含む)が収納され、この部位を通過する排ガスに含有さ
れるNOx、微量重金属を吸着・除去することができ
る。さらに、この処理材収納空間が上部側で導出部10
に対して開口する開口側端部は、処理済のガスが流出す
る処理済ガス出口16として構成されている。
【0016】前記処理材保持具12と前記濾布11は、
図示するように、上部側の開口端部において連結されて
いる。そして、これらの部材間に、ガスの流れを所定方
向で許容する閉空間が形成されており、これが逆洗ガス
を供給可能な逆洗ガス供給空間17とされている。この
空間17に対しては、逆洗ガスを適宜供給するための、
逆洗ガス供給機構18が備えられている。
図示するように、上部側の開口端部において連結されて
いる。そして、これらの部材間に、ガスの流れを所定方
向で許容する閉空間が形成されており、これが逆洗ガス
を供給可能な逆洗ガス供給空間17とされている。この
空間17に対しては、逆洗ガスを適宜供給するための、
逆洗ガス供給機構18が備えられている。
【0017】本願のバグフィルタ2にあっては、排ガス
は、導入部7、濾布11、逆洗ガス供給空間17、処理
材保持具12、処理材収納空間14の順に流れ、濾過具
頂部に備えられた処理済ガス出口16から、導出部10
に排出される。従って、濾布11により酸性ガスの除去
用中和剤、排ガスダスト、低沸点重金属を捕集・除去で
きる。さらに、処理材15である活性炭により、NO
x、微量重金属等を除去できる。ここで、バグフィルタ
2への排ガス導入温度は、活性炭の発火温度を考慮し
て、150℃前後まで、前述の給水減温装置3により低
下される。結果、濾布11による捕集を、その最も効率
の高い状態でおこなうことができ、ダイオキシン、微量
低沸点重金属をも効率的に捕集できる。さらに、所定の
時間が経過し、濾布表面に除去物19が堆積した状態に
あっては、前述の逆洗ガス供給機構18が適宜作動さ
れ、衝撃的なガス圧の変化を伴った逆洗がおこなわれ
る。そして、バグフィルタ下部に備えられる集塵室20
に、除去物19が集められて、装置外へ取り出されて、
後の処理(例えば、溶融処理)がおこなわれる。 〔別実施例〕本願の別実施例について以下説明する。 (イ) 上記の実施例においては、濾布及び処理保持具
を共に、有底円筒状に形成したが、これは、単なる筒状
に形成してもよい。さらに、前述の処理材収納空間内に
収納される処理材内に、収納物の無い空き空間を形成し
ておき、この空間を筒の上下方向に貫通して設けてもよ
い。このような例を図3(イ)に示した。図3(イ)に
示す例においては、濾布51、逆洗ガス供給空間52、
処理材保持具53、処理材54が円筒状に形成されてい
る。そして、処理材内には、その円筒の長手方向にガス
流路55が形成されており、この流路55を軸方向に流
れることにより、処理済のガスが処理済ガス出口56に
導かれる構成が採用されている。この場合は、上記の実
施例に記載の濾過具と比較して、処理材(例えば活性
炭)による圧損を低く抑えることが可能となる。図3
(ロ)に示す例においては、図3(イ)に示すものと同
様に、濾布61、逆洗ガス供給空間62、処理材保持具
63が共に、円筒状に形成されている。そして、処理材
64は軸方向長さが一定の処理材カートリッジを、複数
個、互いに軸方向で所定間隔離間させて、処理材収納空
間65内に収納されている。各処理材カートリッジ間
は、ガスが流通可能なスペーサ66によって位置保持さ
れる。この場合もまた、処理材収納空間内に処理材64
の無い空き空間を備えるため、圧損を低く抑えることが
できる。さらに、処理材はカートリッジ形式となってい
るため、処理材64の処理材収納空間65への出し入れ
を簡便におこなうことができる。図3(ハ)に示す例
は、円筒状に形成される濾布71と、下広がりの円錐台
状に形成される処理材保持具73を備えた例である。こ
の濾布71と処理材保持具73との下端側端部71a
は、仕切り板74により開閉自在に構成されている。従
って、処理材76の排出にあたっては、下部側の仕切り
板74を開状態として容易に、処理材の入れ換えをでき
る。この排出時に円錐形状がスムーズな排出に寄与す
る。
は、導入部7、濾布11、逆洗ガス供給空間17、処理
材保持具12、処理材収納空間14の順に流れ、濾過具
頂部に備えられた処理済ガス出口16から、導出部10
に排出される。従って、濾布11により酸性ガスの除去
用中和剤、排ガスダスト、低沸点重金属を捕集・除去で
きる。さらに、処理材15である活性炭により、NO
x、微量重金属等を除去できる。ここで、バグフィルタ
2への排ガス導入温度は、活性炭の発火温度を考慮し
て、150℃前後まで、前述の給水減温装置3により低
下される。結果、濾布11による捕集を、その最も効率
の高い状態でおこなうことができ、ダイオキシン、微量
低沸点重金属をも効率的に捕集できる。さらに、所定の
時間が経過し、濾布表面に除去物19が堆積した状態に
あっては、前述の逆洗ガス供給機構18が適宜作動さ
れ、衝撃的なガス圧の変化を伴った逆洗がおこなわれ
る。そして、バグフィルタ下部に備えられる集塵室20
に、除去物19が集められて、装置外へ取り出されて、
後の処理(例えば、溶融処理)がおこなわれる。 〔別実施例〕本願の別実施例について以下説明する。 (イ) 上記の実施例においては、濾布及び処理保持具
を共に、有底円筒状に形成したが、これは、単なる筒状
に形成してもよい。さらに、前述の処理材収納空間内に
収納される処理材内に、収納物の無い空き空間を形成し
ておき、この空間を筒の上下方向に貫通して設けてもよ
い。このような例を図3(イ)に示した。図3(イ)に
示す例においては、濾布51、逆洗ガス供給空間52、
処理材保持具53、処理材54が円筒状に形成されてい
る。そして、処理材内には、その円筒の長手方向にガス
流路55が形成されており、この流路55を軸方向に流
れることにより、処理済のガスが処理済ガス出口56に
導かれる構成が採用されている。この場合は、上記の実
施例に記載の濾過具と比較して、処理材(例えば活性
炭)による圧損を低く抑えることが可能となる。図3
(ロ)に示す例においては、図3(イ)に示すものと同
様に、濾布61、逆洗ガス供給空間62、処理材保持具
63が共に、円筒状に形成されている。そして、処理材
64は軸方向長さが一定の処理材カートリッジを、複数
個、互いに軸方向で所定間隔離間させて、処理材収納空
間65内に収納されている。各処理材カートリッジ間
は、ガスが流通可能なスペーサ66によって位置保持さ
れる。この場合もまた、処理材収納空間内に処理材64
の無い空き空間を備えるため、圧損を低く抑えることが
できる。さらに、処理材はカートリッジ形式となってい
るため、処理材64の処理材収納空間65への出し入れ
を簡便におこなうことができる。図3(ハ)に示す例
は、円筒状に形成される濾布71と、下広がりの円錐台
状に形成される処理材保持具73を備えた例である。こ
の濾布71と処理材保持具73との下端側端部71a
は、仕切り板74により開閉自在に構成されている。従
って、処理材76の排出にあたっては、下部側の仕切り
板74を開状態として容易に、処理材の入れ換えをでき
る。この排出時に円錐形状がスムーズな排出に寄与す
る。
【0018】さらに、上記の実施例においては、処理材
収納空間に処理材として活性炭を収納する例を示した
が、脱硝、脱硫もしくは脱塩触媒から選択される1種以
上の触媒を収納してもよい。この場合は、濾布による除
塵等の効果と触媒によるガスの浄化効果を共に得ること
ができる。
収納空間に処理材として活性炭を収納する例を示した
が、脱硝、脱硫もしくは脱塩触媒から選択される1種以
上の触媒を収納してもよい。この場合は、濾布による除
塵等の効果と触媒によるガスの浄化効果を共に得ること
ができる。
【0019】さらに、上記の実施例においては、処理材
保持具をパンチングメタルで構成する例を示したが、こ
れはルーバ構成のものでもよく、さらに多孔性の焼結体
であってもよい、要するに、内部に収納されるガス処理
材を適切に位置保持できるとともに、この材料を通っ
て、処理対象のガスが流通できる構成のものであれば、
任意のものが適応できる。
保持具をパンチングメタルで構成する例を示したが、こ
れはルーバ構成のものでもよく、さらに多孔性の焼結体
であってもよい、要するに、内部に収納されるガス処理
材を適切に位置保持できるとともに、この材料を通っ
て、処理対象のガスが流通できる構成のものであれば、
任意のものが適応できる。
【0020】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の濾過具を備えたバグフィルタを設備する
排ガス処理設備の構成を示す図
排ガス処理設備の構成を示す図
【図2】濾過具の詳細構造を示す図
【図3】濾過具の別実施例を示す図
【図4】従来の排ガス処理設備の一構成例を示す図
11 濾布 12 処理材保持具 14 処理材収納空間 15 処理材 16 処理済ガス出口 17 逆洗ガス供給空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/81 B01D 53/36 ZABA 53/86 ZAB
Claims (5)
- 【請求項1】 濾布(11)に処理対象ガスを流通させ
て前記処理対象ガスを浄化する濾過具であって、前記処
理対象ガスを処理するガス処理材(15)を収納可能な
処理材収納空間(14)を内部に備えるとともに前記処
理対象ガスが流通可能な多孔体からなる処理材保持具
(12)を設け、前記処理対象ガスの流れ方向にあって
前記処理材保持具(12)の上流側に前記濾布(11)
を配設し、前記濾布(11)と前記処理材保持具(1
2)との間に、逆洗ガスを供給可能な逆洗ガス供給空間
(17)を設け、前記処理対象ガスを、前記濾布(1
1)、前記逆洗ガス供給空間(17)、前記処理材保持
具(12)、前記処理材収納空間(14)の順に流通可
能に構成し、前記処理材収納空間(14)に接続する処
理済ガス出口(16)を設けた濾過具。 - 【請求項2】 前記濾布(11)と前記処理材保持具
(12)とが共に有底筒状に形成され、前記処理材保持
具(12)が有底筒状の前記濾布内に配設される構成
で、前記濾布(11)と前記処理材保持具(12)との
間に前記逆洗ガス供給空間(17)を備えるとともに、
前記処理材保持具(12)の内部空間が前記処理材収納
空間(14)として構成され、前記有底筒状の処理材保
持具(12)の開口側端部を前記処理済ガス出口として
構成した請求項1記載の濾過具。 - 【請求項3】 前記濾布(11)と前記処理材保持具
(12)が共に筒状に形成されるとともに、前記処理材
保持具(12)が前記濾布内に配設されて構成され、前
記濾布(11)と前記処理材保持具(12)との間に前
記逆洗ガス供給空間(17)を備えるとともに、前記処
理材保持具(12)の内部空間が前記処理材収納空間
(14)として構成され、前記筒状の処理材保持具(1
2)の開口端部を前記処理済ガス出口(16)として構
成した請求項1記載の濾過具。 - 【請求項4】 前記ガス処理材が活性炭である請求項1
〜3のいずれか1項に記載の濾過具。 - 【請求項5】 前記ガス処理材が脱硝、脱硫もしくは脱
塩触媒から選択される1種以上の触媒である請求項1〜
3のいずれか1項に記載の濾過具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157350A JPH09842A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 濾過具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7157350A JPH09842A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 濾過具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09842A true JPH09842A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15647763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7157350A Pending JPH09842A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 濾過具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016147221A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | トリニティ工業株式会社 | エアー浄化装置 |
JP2020065970A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 三菱重工エンジニアリング株式会社 | ガス浄化装置及びこれを備えた船舶並びにガス浄化方法 |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7157350A patent/JPH09842A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016147221A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | トリニティ工業株式会社 | エアー浄化装置 |
JP2020065970A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 三菱重工エンジニアリング株式会社 | ガス浄化装置及びこれを備えた船舶並びにガス浄化方法 |
WO2020084925A1 (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 三菱重工エンジニアリング株式会社 | ガス浄化装置及びこれを備えた船舶並びにガス浄化方法 |
US11439942B2 (en) | 2018-10-24 | 2022-09-13 | Mitsubishi Heavy Industries Engineering, Ltd. | Gas purification apparatus, ship including the same, and gas purification method |
AU2019368954B2 (en) * | 2018-10-24 | 2022-11-24 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas Purification Apparatus, Ship Including the Same, and Gas Purification Method |
AU2019368954B9 (en) * | 2018-10-24 | 2022-12-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas Purification Apparatus, Ship Including the Same, and Gas Purification Method |
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