JP2016147221A - エアー浄化装置 - Google Patents

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亮太 齋藤
Ryota Saito
亮太 齋藤
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Abstract

【課題】塗料ミストの除去と脱臭との両方を行いかつ全体がコンパクトなエアー浄化装置の提供する。【解決手段】本発明のエアー浄化装置10には、タンク11内部を第1部屋11Cと第2部屋11Dとに区画する区画壁14が設けられ、その区画壁14に複数の通気口14Hが貫通形成され、各通気口14Hの開口縁に筒形フィルタ39が取り付けられている。これにより、タンク11に取り込まれた浄化対象エアーに含まれる塗料ミストを筒形フィルタ39によって除去することができる。また、筒形フィルタ39の内部には脱臭カートリッジ44が収容されているので、筒形フィルタ39を通過する浄化対象エアーを効率よく脱臭することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、塗装ブースから排出される浄化対象エアーから塗料ミストを除去するエアー浄化装置に関する。
一般に、塗装ブースから延びた排気路の途中にはエアー浄化装置が設けられ、塗装ブースから排出される浄化対象エアーから塗料ミストが除去される(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−40511号公報(図1、[0017]〜[0019])
ところで、上記した浄化対象エアーには、VOC等の臭気成分が含まれている。このため、従来は、エアー浄化装置にて塗料ミストを除去した後、脱臭装置にてVOC等の臭気成分を除去していた。しかしながら、上記した従来の技術では、エアー浄化装置と脱臭装置との両方を設置するための広いスペースが必要になるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、塗料ミストの除去と脱臭との両方を行いかつ全体がコンパクトなエアー浄化装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、内部が区画壁によって第1部屋と第2部屋とに区画されたタンクに、前記第1部屋に連通する流入口と、前記第2部屋に連通する流出口と、前記区画壁を貫通する通気口とを備えると共に、前記通気口の開口縁に、一端開放、他端有底の筒形フィルタの開口縁が取り付けられて前記第1部屋側に前記筒形フィルタが突出し、塗装ブースから排出される浄化対象エアーを前記流入口から取り込んでその浄化対象エアーに含まれる塗料ミストを前記筒形フィルタで除去するエアー浄化装置において、前記筒形フィルタの内部に、多孔質の脱臭剤が収容されているエアー浄化装置である。
請求項2の発明は、前記脱臭剤をメッシュ構造の容器に収容してなる脱臭カートリッジが前記筒形フィルタに収容されている請求項1に記載のエアー浄化装置である。
請求項3の発明は、前記脱臭剤は、棒状の活性炭である請求項1又は2に記載のエアー浄化装置である。
[請求項1の発明]
請求項1のエアー浄化装置では、筒形フィルタにて塗料ミストの除去を行い、脱臭剤にて脱臭を行うことができる。つまり、塗料ミストの除去と脱臭の両方を行うことができる。しかも、筒形フィルタの内側に脱臭剤が収容されているので、脱臭剤を配置するスペース確保のためにエアー浄化装置を大きくする必要がなく、全体をコンパクトにすることができる。また、筒形フィルタの内側は、塗料ミスト除去のために多くのエアーが通過するので、効率良く脱臭を行うことができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、筒形フィルタ内の脱臭剤がメッシュ構造の容器に収容されて脱臭カートリッジになっているので、脱臭剤の交換が容易になる。
[請求項3の発明]
請求項3の構成では、脱臭剤が棒状であるので、粉流体状の脱臭剤のように風圧で飛ばされて飛散することがない。
本発明の一実施形態に係るエアー浄化装置の斜視図 エアー浄化装置の側断面図 フィルタ及びカートリッジの示した分解斜視図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1には、本実施形態のエアー浄化装置10のタンク11が示されている。このタンク11は、上端開放、下端有底の円筒状のタンク本体11Aの上面開口を蓋体11Bにて閉塞してなる。また、タンク本体11Aの側面の下端部はテーパー状に縮径され、タンク本体11Aの底面には、図2に示すようにタンク11の底に溜まった後述する使用済みのプレコート粉体剤を排出するための排出口11Eが設けられて、可動蓋19により通常は閉塞されている。
タンク11の内部は、タンク本体11Aの上端寄り位置に備えた区画壁14によってその区画壁14より下側の第1部屋11Cと上側の第2部屋11Dとに区画されている。また、区画壁14には、複数の通気孔14Hが貫通形成されている。
タンク11の側面には、第1部屋11Cに連通する流入口12Aと、第2部屋11Dに連通する流出口13Aと作業口15とが設けられている。図1に示すように、作業口15は、作業者が出入り可能な大きさになっていて通常は回動扉15Tによって閉塞されている。また、流入口12Aは、第1ダクト12を介して図示しない塗装ブースの排気口に接続される、一方、流出口13Aは、第2ダクト13を介して排気ファンF(図2参照)に接続されている。そして、塗装ブースから排気された浄化対象エアーがタンク11内に取り込まれ、通気孔14Hを通過して流出口13Aからタンク11外に排出される。
図2に示すように、各通気孔14Hは、筒形フィルタ39により下方から覆われている。筒形フィルタ39は、図3に示した支持スリーブ41の外側に布カバー40を被せてなる。支持スリーブ41は、例えば、籠構造をなした樹脂の成形品であって、上端開放、下端有底の円筒状をなし、その上端部には側方に張り出したフランジ41Fが備えられている。また、フランジ41Fには、複数の取付孔41Hが形成されている。そして、フランジ41Fが通気孔14Hの開口縁に下方から宛がわれた状態で、取付孔41Hに通されたボルトBが、通気孔14Hの開口縁に形成されている図示しない螺子孔に締め付けられている。
布カバー40は、例えば布を袋状に縫製してなり、後述するように使用時には、布カバー40の外面がプレコート粉体剤によりプレコートされる。また、布カバー40の開口側の端部は、支持リング40Rに固定され、その支持リング40Rには、フランジ41Fを固定しているボルトBとの干渉を避けるための切り欠き40Kと、複数の取付孔40Hとが形成されている。そして、前述の如く布カバー40が支持スリーブ41の外側に被せられた状態で、支持リング40Rがフランジ41Fに重ねられ、取付孔40Hに通されたボルトが、フランジ41Fの図示しない螺子孔に締め付けられている。以上により、各通気口14Hがフィルタ39により下方から覆われた状態になっている。これにより、流入口12Aからタンク11に取り込まれた洗浄対象エアーに含まれる塗料ミストがフィルタ39によって除去される。
使用済みのプレコート粉体剤を筒形フィルタ39から離脱させるために清掃用配管20がタンク11を貫通して第2部屋11D内に配置され、その清掃用配管20の末端部に備えた複数のノズル20Nが各通気孔14H内に突入している。そして、第1ダクト12が遮断された状態でノズル20Nから各筒形フィルタ39内に圧縮エアーが吐出され、各筒形フィルタ39からプレコート粉体剤が離脱する。
図2に示すように、タンク11には、プレコート粉体剤を第1部屋11C内に供給するプレコート用配管30が貫通している。そして、プレコート用配管30を通してタンク11内にプレコート粉体剤が散布された状態で、流入口12Aから流出口13Aへとエアーが流れされることで、飛散していたプレコート粉体剤が筒形フィルタ39の外面にプレコートされる。
筒形フィルタ39の内部には、本発明に係る脱臭カートリッジ44が収容されている。図3に示すように、脱臭カートリッジ44は、メッシュ構造で円筒形の容器42に脱臭剤43を収容してなる。その脱臭剤43は、複数の棒状の活性炭であって、容器42内に収まる長さになっている。また、容器42の上端部には、例えば、アーチ構造の持手部42Aが回動可能に取り付けられている。そして、持手部42Aが倒された状態で脱臭カートリッジ44の全体が筒形フィルタ39内に収容されている。
本実施形態のエアー浄化装置10の構成に関する説明は以上である。本実施形態のエアー浄化装置10では、筒形フィルタ39にて塗料ミストの除去を行い、脱臭剤43にて脱臭を行うことができる。つまり、塗料ミストの除去と脱臭の両方を行うことができる。しかも、筒形フィルタ39の内側に脱臭剤43が収容されているので、脱臭剤43を配置するスペース確保のためにエアー浄化装置10を大きくする必要がなく、全体をコンパクトにすることができる。また、筒形フィルタ39の内側は、塗料ミスト除去のために多くのエアーが通過するので、効率良く脱臭を行うことができる。さらには、筒形フィルタ39内の脱臭剤43がメッシュ構造の容器42に収容されて脱臭カートリッジ44になっているので、脱臭剤43の交換が容易になる。
具体的には、筒形フィルタ39内をメンテナンスする際には、回動扉15Tを開いて作業口15からタンク11内に作業者が入り、全ての筒形フィルタ39を区画壁14から取り外す。そして、各筒形フィルタ39の布カバー40を取り替える。その際、各筒形フィルタ39内から脱臭カートリッジ44を抜き出し、別途用意しておいた脱臭カートリッジ44を各筒形フィルタ39内に収容する。そして、各筒形フィルタ39を区画壁14に取り付ける。このように、脱臭剤43が脱臭カートリッジ44になっているので、筒形フィルタ39のメンテナンス作業中に脱臭剤43の交換作業を容易に行うことができる。また、脱臭剤43である活性炭は棒状であるので、粉流体状の活性炭のように風圧で飛ばされて飛散することもない。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、筒形フィルタ39が区画壁14に対して下方から取り付けられていたが、例えば、前記実施形態の第2部屋11D内における清掃用配管20の幹部にジョイントを設け、そのジョイントにより清掃用配管20を各通気孔14H上から取り外せる構造にしておき、筒形フィルタ39を通気孔14Hに上方から挿入して区画壁14に固定することができる構造にしてもよい。そのような構成にすれば、蓋体11Bを取り外し、区画壁14に筒形フィルタ39が固定せれた状態のまま、各筒形フィルタ39に対して脱臭カートリッジ44を容易に挿抜することができ、脱臭カートリッジ44の交換作業が容易になる。
(2)前記実施形態では、脱臭剤43は、活性炭であったが、セラミックスであってもよい。また、前記実施形態の脱臭剤43は、棒状であったが、例えば、粒状であってもよいし、ハニカム形状であってもよい。
10 エアー浄化装置
11 タンク
11C 第1部屋
11D 第2部屋
12A 流入口
13A 流出口
14 区画壁
14H 通気孔
39 筒形フィルタ
40 布カバー
42 容器
43 脱臭剤
44 脱臭カートリッジ

Claims (3)

  1. 内部が区画壁によって第1部屋と第2部屋とに区画されたタンクに、前記第1部屋に連通する流入口と、前記第2部屋に連通する流出口と、前記区画壁を貫通する通気口とを備えると共に、前記通気口の開口縁に、一端開放、他端有底の筒形フィルタの開口縁が取り付けられて前記第1部屋側に前記筒形フィルタが突出し、塗装ブースから排出される浄化対象エアーを前記流入口から取り込んでその浄化対象エアーに含まれる塗料ミストを前記筒形フィルタで除去するエアー浄化装置において、
    前記筒形フィルタの内部に、多孔質の脱臭剤が収容されているエアー浄化装置。
  2. 前記脱臭剤をメッシュ構造の容器に収容してなる脱臭カートリッジが前記筒形フィルタに収容されている請求項1に記載のエアー浄化装置。
  3. 前記脱臭剤は、棒状の活性炭である請求項1又は2に記載のエアー浄化装置。
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