JPH0983818A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0983818A
JPH0983818A JP7256745A JP25674595A JPH0983818A JP H0983818 A JPH0983818 A JP H0983818A JP 7256745 A JP7256745 A JP 7256745A JP 25674595 A JP25674595 A JP 25674595A JP H0983818 A JPH0983818 A JP H0983818A
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裕 越
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Setsu Kunitake
節 國武
Shunichi Kimura
俊一 木村
Akihiro Ando
明浩 安東
Isao Uesawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支障のない記録処理を実施するために、画像
データを一時的に保持するに必要なメモリ容量を削減さ
せた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 復号手段3による復号処理を1フレーム
の画像データをY、M、C、Kの色成分毎の要素データ
に分割して行い、これら要素データを記録手段7Y、7
M、7C、7Kに対する一時記憶手段5に保持させる。
そして、復号速度見積手段4による復号化処理の終了時
期の見積に基づいて、制御手段6が搬送手段8による記
録媒体の搬送を開始させるとともに、一時記憶手段5に
保持された要素データの記録処理を記録手段7Y、7
M、7C、7Kに実行させる。これによって、記録媒体
の搬送と記録手段7Y、7M、7C、7Kへのデータの
供給とを整合させた状態で、一時記憶手段5に保持され
た要素データ毎に記録媒体上に画像を記録させ、一時記
憶手段5に保持しておくべきデータ量を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント装置等の
画像形成装置に関し、特に、画像データを色成分や部分
画像に分割して処理する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、画像データをネットワー
クを介して通信し或いは記憶装置に格納して保存するに
際して、データ量を少なくするために、画像データを符
号化して圧縮することが行われている。静止画像の符号
化には種々な方式があるが、フレーム内相関に基づく離
散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transfor
m)を用いたJPEG(Joint Photographic Coding Exp
erts Group)方式が有力な符号化方式として考えられて
いる(平成3年,丸善株式会社発行の「マルチメディア
符号化の国際標準」,第14頁〜第47頁、1991
年,画像電子学会論文誌,第20巻,第5号,第467
頁〜第475頁「適応的量子化を用いたDCT符号化
法」)。
【0003】そして、画像データから画像を印刷出力す
るカラー複写機やカラープリンタ等といった画像形成装
置では、符号化された画像データを復号化して伸長させ
た後に、記録用紙にカラー画像を印刷する。ここで、カ
ラープリンタには、カラー製版印刷と同様に、イエロー
(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)といった色成分のインクを記録用紙上に重ねて印
刷して、カラー画像を形成する所謂タンデム方式のカラ
ープリンタがある。
【0004】このタンデム方式のカラープリンタでは、
各色成分毎に専用の記録器を設け、これら記録器を搬送
される記録用紙に対してパイプライン動作させることに
より、カラープリントのスループットを単色プリントの
場合に近づけることができる。例えば、電子写真プロセ
スを用いたレーザービームプリンタの場合、各色成分毎
に専用の記録器を並べ、記録用紙を或るプロセス速度で
搬送し、それぞれの記録器がプロセス速度に合わせて記
録用紙上にそれぞれの色成分のインクで画像を記録す
る。画像記録のスループットはプロセス速度で決まるこ
とから、タンデム方式のカラープリンタではブラック単
色で記録する場合と変わらないスループットで4色カラ
ー記録することができる。
【0005】したがって、プロセス速度を高くすれば、
カラープリンタにおけるスループットを向上させること
ができるが、次のような理由からプロセス速度を変更す
ることは現実的には非常に困難である。例えば、電子写
真プロセスを構成する各プロセス(例えば、現像プロセ
ス、転写プロセス、定着プロセス等)の設計パラメータ
は、決められたプロセス速度に基づいて設計しなければ
ならず、プロセス速度を可変にするためには、関係する
各プロセスのパラメータを全て可変にしなければならな
いため、変更された全てのパラメータを整合させること
は現実的には非常に困難である。
【0006】このような事情からプロセス速度は一定に
設定することから、各記録器にはプロセス速度に応じた
一定の速度で画像データを供給しなければ、白紙の記録
用紙が排出されてしまうか、或いは、記録用紙には途中
から乱れた画像がプリントされることとなってしまうこ
ととなる。したがって、各記録器には一定の速度で画像
データを供給しなければならないが、画像データが符号
化されて供給される場合には、復号化処理を記録器によ
る印刷処理に間に合わせなければならない。ここで、特
に、符号化方式が可逆符号化方式の場合には、復号化速
度は一般に原稿に依存することから、画像データ毎に復
号化速度がまちまちとなって、記録器への画像データの
供給を一定に保証することができない。
【0007】なお、符号化方式が非可逆符号化方式の場
合であれば、例えば、ページ単位に一定の符号量となる
ように符号量制御を行い、復号加速度を一定化すること
ができる。しかしながら、一般に、或る画像を非可逆符
号化した場合に、符号量が小さくなるほど画質劣化が大
きくなり、また、符号化し難い画像(例えば、ランダム
ノイズで構成された画像)は、通常の画像(例えば、人
物や風景等の自然画像)と比較して、同じ符号量で符号
化した場合の画質劣化が大きくなるという性質がある。
このため、符号量制御を行って一定の符号量で様々な画
像を符号化した場合に、画像によっては画質劣化が大き
くなり、実用に耐え得る画質を維持することができない
場合が生ずる。
【0008】したがって、画像データが符号化されて供
給される場合には、画質を保証しようとすれば、復号速
度を一定化することが困難となって記録器に一定の速度
で画像データを供給することが困難であった。このよう
に復号速度を一定化することが困難な場合には、復号化
した画像データをバッファメモリに一時的に保持させて
おき、このバッファメモリから記録器へ画像データを供
給するようにすれば、記録器への画像データの供給を一
定速度で行うことができ、白紙が排出されたり或いは途
中から乱れた画像がプリントされるという事態を防止す
ることができる。
【0009】図14には、このようなバッファメモリ1
01を備えたタンデム方式のカラープリンタの構成を示
してある。このカラープリンタは、外部記憶装置である
磁気ディスク装置102に保存されている符号化画像デ
ータを、復号器103で復号化してページ毎の画像デー
タをバッファメモリ101に一時的に保持させ、イエロ
ー、マジェンタ、シアン、ブラックの各色成分毎の記録
器104Y、104M、104C、104Kへバッファ
メモリ1から各色成分毎の画像データを供給している。
そして、復号器103による復号化処理を制御する制御
器105が給紙器106からの記録用紙の給紙を制御
し、各記録器104Y、104M、104C、104K
への画像データの供給に同期させて、各記録器による印
刷位置へ記録用紙を用紙搬送器107によって搬送さ
せ、記録用紙を各記録器104Y、104M、104
C、104Kを通過させることによって各色のインクで
画像が重ね記録されるようにしている。
【0010】このようなタンデム方式のカラープリンタ
では、記録用紙をパイプライン処理することでスループ
ットを上げていることから、記録用紙を連続して各色の
記録器104Y、104M、104C、104Kに通す
ことができないとスループットが低下する。このため、
同じ原稿を複数枚連続してプリントする場合において
は、バッファメモリ101に1ページ分の画像データが
用意できた時点で、パイプラインに記録用紙を連続投入
すればよい。すなわち、図15に示すように、制御器1
05が復号器103に復号指示を出して(ステップS
1)、1ページ分の画像データが復号されてバッファメ
モリ101に保持されたことの通知を受けると(ステッ
プS2)、制御器105が給紙器106に給紙指示を出
して(ステップS3)、記録用紙の搬送を開始させる。
そして、所定枚数の記録用紙が搬送されて、各記録器1
04Y、104M、104C、104Kによって、バッ
ファメモリ101に保持された同種の画像が各記録用紙
にそれぞれ記録されたところで処理を終了する(ステッ
プS4)。
【0011】また、異なる種類の画像を複数枚プリント
する場合には、例えば、画像の種類分のバッファメモリ
101を設け、バッファメモリ101に全ての画像デー
タが用意できた時点で、パイプラインに記録用紙を連続
投入すればよい。しかしながら、異なる種類の画像デー
タを全て用意するようにすると、膨大な容量のバッファ
メモリ101が必要となるため、コスト面や性能面から
か実現性が乏しいものとなってしまう。例えば、バッフ
ァメモリ101を比較的コストの嵩む半導体メモリで構
成すると、プリンタコストの大半をメモリコストが占め
ることになってしまう。また、バッファメモリ101を
比較的コストの小さい磁気ディスクで構成すると、記録
速度に比べ磁気ディスクのデータ転送速度が桁違いに遅
いため、複数台の磁気ディスクを並列動作させなければ
ならなくなり、結果的にプリンタコストの大半をこれら
磁気ディスクに要するコストが占めることになってしま
う。
【0012】このようなバッファメモリ101に要する
コストを抑えつつ、異なる種類の画像を複数枚プリント
するには、バッファメモリ101に1ページ分ずつの画
像データを用意し、当該画像を記録すべき必要な枚数の
記録用紙を連続投入するという操作を、画像データの種
類分繰り返し行えばよい。すなわち、図16に示すよう
に、制御器105が復号器103に最初のページに関す
る復号指示を出して(ステップS11)、1ページ分の
画像データが復号されてバッファメモリ101に保持さ
れたことの通知を受けると(ステップS12)、制御器
105が給紙器106に給紙指示を出して(ステップS
13)、記録用紙の搬送を開始させる。そして、所定枚
数の記録用紙が搬送されて、各記録器104Y、104
M、104C、104Kによって、バッファメモリ10
1に保持された画像が各記録用紙にそれぞれ記録された
ところで(ステップS14)、制御器105が復号器1
03に次のページに関する復号指示を出して(ステップ
S11)、上記と同様な処理(ステップS12〜S1
4)を最終ページまで繰り返し行う。
【0013】しかしながら、上記のようにバッファメモ
リ101に1ページ分ずつの画像データを用意し、記録
用紙に当該ページについての記録が終了した後に次のペ
ージを復号してバッファメモリ101に保持させる場合
には、スループットが大幅に低下して実用性が極めて低
いものとなってしまう。そこで、異なる種類の画像ペー
ジを、全ページの画像データを保持するほどのバッファ
メモリ101を必要とせず、且つ、スループットの低下
も許容し得る程度に抑えて記録する方法が従来より採用
されている。すなわち、各ページの復号処理をずらせて
行い、バッファメモリ101に保持されている先のペー
ジの画像データが或る程度出力された後に、次のページ
の画像データがバッファメモリ101に保持されるよう
にしてバッファメモリ101に保持するデータ量を少な
くし、且つ、バッファメモリ101に複数ページ分のデ
ータを保持させることによって、先のページに対する次
のページの記録処理を開始し得る時期を接近させてスル
ープットの低下を防止している。
【0014】例えば、各記録器104Y、104M、1
04C、104Kが記録処理に要する時間間隔ずらせて
異なる画像の各ページを復号処理し、各画像を1枚ずつ
記録処理する場合を例にとると、図17に示すような処
理が行われることとなる。なお、同図の横軸は時間軸で
あり、各ページの記録用紙が処理されるタイミングの下
段にそのとき必要なバッファメモリの容量を1ページ、
1色分のメモリ容量(1プレーン)で示してある。
【0015】まず、1ページ目の処理では、イエロー
(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色成分の画像データ(4プレーン分)を復号
化してバッファメモリ101に保持させる。そして、記
録器列の先頭位置まで記録用紙を搬送する給紙処理を行
い、その後に、各記録器104Y、104M、104
C、104K間で記録用紙を搬送して、各色成分の画像
データに基づいて記録処理を順次行う。この結果、6単
位時間後に、各色のインクで記録用紙上に1ページ目の
画像が重ね記録され、1ページ目についてのバッファメ
モリ101のデータ保持容量が空”0”となる。
【0016】また、1単位時間遅らせた状態で2ページ
目を並行処理し、更に1単位時間遅らせた状態で3ペー
ジ目を並行処理するといったように、1プレーン分の記
録処理が終了する毎に必要なバッファメモリ101の容
量を”1”ずつ減少させつつ、各ページを順次並行処理
する。すなわち、上記の例では、プリント開始から6単
位時間後にパイプラインが満たされ、バッファメモリ1
01が最大18プレーン分のメモリ容量を有していれ
ば、連続投入した各記録用紙上にそれぞれ異なる画像を
記録することができる。
【0017】上記のようにタンデム方式のカラープリン
タの場合には、バッファメモリ101に複数ページ分の
データを保持させることによって記録用紙の連続投入を
可能化し、スループットの低下を防止した記録処理を行
うことができる。このような事情は、単色プリンタにお
いても同様であり、記録処理に間に合うように記録器へ
の画像データの供給を行うためには、1種類の画像を記
録処理する場合でも最低1ページ分の画像データをバッ
ファメモリに一時的に保持させておき、このバッファメ
モリから記録器へ画像データを供給する必要がある。そ
して、異なる種類の画像を連続投入した記録用紙に記録
処理する場合には、これら異なる画像ページのデータを
連続して供給するために、最低2ページ分の画像データ
をバッファメモリに一時的に保持させる必要がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、タンデ
ム方式のカラープリンタにおいて、プロセス速度が一定
で且つ画像データの供給速度が保証できない場合には、
読み出し速度が保証されたバッファメモリ101を設け
る必要がある。特に、複数の異種画像をプリントする場
合には、記録用紙をパイプラインに間欠投入したとして
もパイプラインの深さ分のバッファメモリが必要であ
り、図17に示した例では18プレーン分のバッファメ
モリが必要となる。バッファメモリ101をデータアク
セス速度の速い半導体メモリで構成すると、例えば、J
IS A4サイズ、400[dot/25.4mm]の
解像度、各画素8[bit/pixel]の階調精度の
画像データのときには、1プレーン分のデータ量は約1
6[MByte]であることから、18プレーン分で総
計約288[MByte]もの大容量のメモリが必要と
なり、プリンタコストの大幅な増大を招いてしまってい
た。
【0019】また、単色プリンタにおいても、異なる種
類の画像ページのデータを連続してプリントするために
は、最低2ページ分で総計約32[MByte]の容量
のメモリが必要となり、メモリコストに起因したプリン
タコストの大幅な増大を招いてしまっていた。本発明は
上記従来の事情に鑑みなされたもので、支障のない記録
処理を実施するために、画像データを一時的に保持する
に必要なメモリ容量を更に減少させた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明では、1フレーム
分の画像データを色成分や部分画像といった複数の要素
に分割し、記録手段に対するバッファメモリとしての記
憶手段にこれら要素データを一時的に保持させる。そし
て、要素データが記憶手段に保持される時期にタイミン
グを合わせて、記録用紙等の記録媒体を記録手段へ搬送
し、当該記録媒体に要素データに基づいた画像を記録す
る。
【0021】すなわち、請求項1の画像形成装置では、
データ処理手段による復号処理、データ供給処理、受信
処理、色補正処理、強調処理等といったデータ処理を1
フレームの画像データを複数の要素に分割して行い、こ
れら要素のデータを記録手段に対する一時記憶手段に保
持させる。そして、制御手段がこのデータ処理の完了に
基づいて、搬送手段による記録媒体の搬送を開始させる
とともに、一時記憶手段に保持された要素データの記録
処理を記録手段に実行させ、これによって、記録媒体の
搬送と記録手段へのデータの供給とを整合させた状態で
記録媒体上に画像を記録させる。
【0022】また、請求項2の画像形成装置は、色成分
毎の画像要素を記録媒体に重ね印刷する複数の記録手段
を備えた所謂タンデム方式のカラープリンタである。そ
して、復号手段による復号処理を1フレームの画像デー
タを色成分毎に分割して行い、これら各色成分のデータ
を一時記憶手段に保持させる。また、復号手段による色
成分データ毎の処理完了時期を見積もる見積手段を有し
ており、この見積結果に基づいて、制御手段が搬送手段
による記録媒体の搬送を開始させるとともに、一時記憶
手段に保持された色成分データの記録処理を対応する記
録手段に実行させる。すなわち、この見積に基づく制御
によって、タンデム方式のカラープリンタでパイプライ
ンに記録用紙を間欠投入する場合では、記録用紙が記録
手段へ到達する時点までに画像データを一時記憶手段に
用意できると見積もったときだけ記録用紙がパイプライ
ンに投入され、画像データの準備が間に合わないと見積
もったときには記録用紙は投入されず、記録手段へのデ
ータの供給と記録手段による記録処理とのタイミングが
一致した状態となる。
【0023】これによって、1フレーム分の画像データ
が一時記憶手段に保持されるのを待って記録手段による
記録処理が開始されるのではなく、各色成分データが一
時記憶手段に保持されると迅速に当該色成分データの基
づく記録処理が対応する記録手段によって開始される。
したがって、記録処理が終了するまで一時記憶手段に保
持しておくべきデータ量が早期に減少し、記録手段への
データ供給に必要とされる一時記憶手段の容量が従来に
比して減少する。なお、見積手段による復号化処理の終
了時期予想は、データを符号化した際の処理速度、或い
は、色成分データの符号量や符号化シンボル数、或い
は、或る色成分データを復号化するに要した時間に基づ
いて行われる。
【0024】また、請求項8の画像形成装置では、画像
分割手段によって1フレームの画像データを主走査線に
平行に分割し、得られた部分画像要素のデータを画像記
憶手段に格納しておく。そして、制御手段による制御に
基づいて、供給手段が記録手段に対する一時記憶手段に
画像記憶手段に格納された部分画像データを保持させ、
記録手段による印刷処理を実行させる。このように1フ
レームの画像データを部分画像データ化することによ
り、一時記憶手段に要求される容量を減少させ、一時記
憶手段に費やされるコストを低減する。なお、色成分デ
ータ毎に印刷処理する複数の記録手段を備えるようにす
れば、部分画像データを更に色成分データに分割した状
態で、画像を記録処理することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1〜図8を参照して、本発明に
係る画像形成装置をタンデム方式のカラープリンタとし
て実施した一例を説明する。図1に示すように、本例の
タンデム方式のカラープリンタは、符号化手段1、符号
化データ記憶手段2、復号手段3、復号速度見積手段
4、一時記憶手段5、制御手段6、4台の記録手段7
Y、7M、7C、7K、及び、用紙搬送手段8を備えて
いる。
【0026】符号化手段1は、制御手段6からの符号化
指示に基づいて、画像データを符号化し、この符号デー
タを符号データ記憶手段2に格納する。また、これとと
もに、符号化手段1は、後述するように復号化処理の完
了時期を見積もるために、画像データの符号化に係わる
符号化情報を復号速度見積手段4に入力する。符号デー
タ記憶手段2は磁気ディスク装置等のメモリ装置から構
成されており、符号データを読み出し及び書き込み自在
に格納する。復号手段3は、制御手段6からの復号指示
に基づいて、符号データ記憶手段2から符号データを読
み出して復号化し、得られた画像データを一時記憶手段
5に保持させる。
【0027】復号速度見積手段4は符号化情報に基づい
て復号手段3による復号化速度を見積もり、その見積結
果を内部に保存して、制御手段6からの見積要求に従っ
て見積結果を制御手段6に入力する。なお、この復号速
度見積手段4による処理の詳細は図3〜図6を参照して
後述する。一次記憶手段5は半導体メモリから構成され
たバッファメモリであり、画像データを各記録手段7
Y、7M、7C、7Kに対して一時記憶する。制御手段
6は、符号化手段1に符号化指示を与えて画像データの
符号化を開始させ、また、復号速度見積手段4に見積要
求を与えて復号速度に関する見積結果を受け取るととも
に、復号手段3に復号指示を与えて符号化データの復号
化を開始させる。そして、制御手段6は、受け取った見
積結果に基づいて記録用紙が記録手段7Y、7M、7
C、7Kの印刷開始位置へ到達するまでに復号化処理が
終了するか否かを判定し、間に合うと判定した場合に用
紙搬送手段8へ給紙指示を与える。
【0028】記録器7Y、7M、7C、7Kは、それぞ
れイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K)の各色成分データに対応しており、搬送
されてきた記録用紙上に各色のインクで重ね記録処理を
行う。すなわち、記録器7Y、7M、7C、7Kは、一
時記憶手段5に保持されている各色成分の画像データを
それぞれ読み出して、用紙搬送手段8により搬送されて
きた用紙が各記録器7Y、7M、7C、7Kを通過する
ときに、これら画像データに基づいた各色のインクで画
像を用紙上に重ねて記録する。用紙搬送手段8は、制御
手段6からの給紙指示に基づいて、記録用紙の搬送を開
始して、この用紙を各記録手段7Y、7M、7C、7K
へ順次搬送し、各色のインクで画像が重ね記録された用
紙を排出する。
【0029】上記構成のタンデム方式のカラープリンタ
によると、次のようにして記録用紙上にカラー画像が印
刷される。まず、制御手段6が符号化手段1に符号化指
示を与えると、符号化手段1が符号化指示18に従って
画像データを符号化し、この符号データを符号データ記
憶手段2に格納するとともに、符号化情報を復号速度見
積手段4に入力する。そして、復号速度見積手段4が符
号化情報から復号手段3による復号速度を見積もってそ
の見積結果を内部に保存しておき、制御手段6からの見
積要求に従って見積結果を制御手段6に入力する。
【0030】制御手段6は復号速度見積手段4から見積
結果を受け取ると、復号手段3に復号指示を与えるとと
もに、見積結果に基づいて記録用紙が各記録手段7Y、
7M、7C、7Kへ到達するまでに、符号データ中の対
応する各色成分データの復号処理が終了するか否かを判
定し、間に合うと判定した場合には用紙搬送手段8に給
紙指示を与える。なお、間に合わないと判断した場合
は、見積結果に基づいて間に合う時期まで待ってから給
紙指示を与える。上記の処理と並行して、復号手段3は
復号指示に従って符号データ記憶手段2から符号データ
14を読み出して復号し、復号した画像データを各記録
手段7Y、7M、7C、7Kが即座に印刷処理し得るよ
うに一時記憶手段5に保持させる。
【0031】そして、各記録手段7Y、7M、7C、7
Kが一時記憶手段5に対応する色成分の画像データが保
持されると、当該データを読み出すとともに、用紙搬送
手段8が給紙指示により記録用紙の搬送を開始し、搬送
されてきた記録用紙が各記録手段7Y、7M、7C、7
Kを通過するときに、色成分毎の画像データに基づいた
画像が各色のインクで記録用紙上に重ねて記録される。
この後、用紙搬送手段8が記録用紙の搬送を続行して、
カラー画像が記録された記録用紙を排出する。
【0032】上記構成のタンデム方式のカラープリンタ
は、より具体的には図2に示すような所謂タンデム型の
カラーレーザープリンタとして実現される。この装置で
は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及
びブラック(K)の各色にそれぞれ対応した4台の記録
手段7Y、7M、7C、7Kで各色成分毎のトナー画像
を形成し、形成した各トナー画像を転写搬送ベルト式の
用紙搬送装置8によって搬送される記録用紙上に順次転
写してカラー画像を形成する。
【0033】各記録手段7Y、7M、7C、7Kは、感
光体ドラム10の周囲に帯電器11、レーザー走査ユニ
ット12、現像器13及びクリナー14を配置したもの
であり、帯電、露光、現像の各工程を経て各色成分毎の
トナー画像を感光体ドラム10上に形成し、このトナー
画像を用紙搬送装置8に担持された記録用紙に静電転写
する。用紙搬送装置8は転写搬送ベルトを駆動ロールを
含む複数のロール群に架け回して構成してあり、転写搬
送ベルトの近傍には、図示外の供給トレイから送られて
きた記録用紙をベルトの表面に静電吸着させるための帯
電器15、各記録手段7Y、7M、7C、7Kで形成さ
れたトナー画像を記録用紙に静電転写するための転写コ
ロトロン16、ベルトに静電吸着している記録用紙を除
電する除電コロトロン17、記録用紙を剥離した後にベ
ルトを除電する除電コロトロン18が配設されている。
【0034】したがって、転写搬送ベルト8に吸着され
て記録用紙が搬送されてくると、各記録手段7Y、7
M、7C、7Kのレーザ走査ユニット12に対して一時
記憶手段5から各色成分毎の画像データが供給され、各
記録手段7Y、7M、7C、7Kにおいて色成分毎のト
ナー画像が感光体ドラム10上に形成されるとともに、
これらのトナー画像が搬送されている記録用紙に順次転
写され、記録用紙上に各色成分のトナー画像が重なり合
ったカラー画像が形成される。この後、転写搬送ベルト
8から剥離された記録用紙は定着器19を経て図示外の
排出トレイへ排出される。
【0035】図3には、符号化手段としてJPEG方式
の符号化器1を用いた場合の復号速度見積手段4の詳細
な構成を示してあり、この見積手段4では符号化器1に
よる符号化速度から復号速度を見積もっている。JPE
G符号化器1は画像データを取り込んで、当該画像デー
タを1ページの各色成分毎(すなわち、1プレーン毎)
に符号化し、この符号データを符号化データ記憶手段2
へ出力する。そして、1プレーンの符号化が終了する
と、JPEG符号化器1は1プレーンの画像データの符
号化処理に要した符号化時間を符号化情報として復号速
度見積手段4へ出力する。
【0036】復号速度見積手段4は、符号化時間と復号
時間との対応表21と、復号時間の見積結果を一時記憶
するテーブル22とから構成されている。対応表21
は、例えば図4に示すような符号化時間と復号時間との
対応関係情報が記述されており、符号化時間が入力され
ると、それに対応した復号時間をテーブル22に保持さ
せる。そして、テーブル22は、制御手段6からの見積
要求に従って、保持している復号時間を見積結果18と
して出力し、制御手段6がこの見積結果に基づいて用紙
搬送手段8へ給紙指示を出力する。すなわち、図4に示
す関係から、符号化時間が長いほど復号時間も遅くな
り、用紙搬送手段8による用紙搬送開始のタイミングが
遅らせられることとなる。
【0037】ここで、例えばITU−T標準のJPEG
方式では、符号化の処理は、ブロック化、離散コサイン
変換、量子化、ハフマン符号化等の一連の処理から構成
され、復号の処理は、これとは逆に、ハフマン復号、逆
量子化、逆離散コサイン変換、逆ブロック化等の一連の
処理から構成され、符号化の処理と復号の処理とがほぼ
対照である。このように、符号化の処理が決まると復号
の処理が決まる場合には、符号化速度から復号速度を予
め把握することができ、この両者の関係を対応表21と
して予め設定しておいて、実際の符号化に要した時間
(速度)から復号処理が終了すると予測される時期(速
度)を見積もる。なお、JPEG方式以外の一般的な符
号化方式、例えば、予測符号化、変換符号化、ブロック
近似符号化、算術符号化等、符号化の処理と復号の処理
が対照である場合も同様に、符号化速度から復号化速度
を見積もることができる。
【0038】また、図5には、復号時間を見積もるため
の他の例を示してあり、符号化処理での符号量に基づい
て復号時間を見積もる。したがって、この例の場合に
は、符号量と復号速度との関係を予め把握して対応表2
1に記述しておき、また、符号化器1は符号化情報とし
て符号量を復号速度見積手段4へ出力するようにする。
そして、符号化器1から符号量が入力されると、対応表
21に基づいて符号量に対応した復号時間がテーブル2
2に保持され、制御手段6からの見積要求に従って、テ
ーブル22に保持されている復号時間が見積結果18と
して制御手段6に出力される。すなわち、図5に示す関
係から、符号量が多いほど復号時間が遅くなり、用紙搬
送手段8による用紙搬送開始のタイミングが遅らせられ
ることとなる。
【0039】ここで、例えばJPEG方式の復号処理の
内の特にハフマン復号処理は、画像データの内容に依存
して処理の演算量が変わり、処理の対象が多いほど(す
なわち、符号量が多いほど)演算量が大きくなる。した
がって、符号量の多さからハフマン復号処理の処理速度
を見積もることができる。すなわち、符号量が決まると
復号処理の演算量が決まる場合には、符号量から復号速
度を見積もることができる。なお、JPEG方式以外の
一般的な符号化方式、例えば、予測符号化、変換符号
化、ベクトル量子化、サブバンド符号化、ブロック近似
符号化、算術符号化等、符号量に依存して復号処理の演
算量が決まる処理から構成される場合にも同様に、符号
量から復号速度を見積もることができる。
【0040】また、図6には、復号時間を見積もるため
の他の例を示してあり、符号化処理での符号シンボル数
に基づいて復号時間を見積もる。したがって、この例の
場合には、符号化シンボル数と復号速度との関係を予め
把握して対応表21に記述しておき、また、符号化器1
は符号化情報として符号化シンボル数を復号速度見積手
段4へ出力するようにする。そして、符号化器1から符
号化シンボル数が入力されると、対応表21に基づいて
符号化シンボル数に対応した復号時間がテーブル22に
保持され、制御手段6からの見積要求に従って、テーブ
ル22に保持されている復号時間が見積結果18として
制御手段6に出力される。すなわち、図6に示す関係か
ら、符号シンボル数が多いほど復号時間が遅くなり、用
紙搬送手段8による用紙搬送開始のタイミングが遅らせ
られることとなる。
【0041】ここで、例えばJPEG方式の復号処理の
内の特にハフマン復号処理では、符号データの中から順
に1つの符号語を切り出して、この符号語に対応する符
号化シンボルを出力する処理を行うことから、処理の対
象(すなわち、符号化シンボル)が多いほど演算量が大
きくなる。したがって、符号化シンボル数からハフマン
復号の処理速度を見積もることができる。すなわち、符
号化シンボル数が決まると復号処理の演算量が決まる場
合には、符号化シンボル数から復号速度を見積もること
ができる。なお、JPEG方式以外の一般的な符号化方
式、例えば、予測符号化、変換符号化、ベクトル量子
化、サブバンド符号化、ブロック近似符号化等、符号化
シンボル数に依存して復号処理の演算量が決まる処理か
ら構成される場合にも同様に、符号化シンボル数から復
号速度を見積もることができる。
【0042】上記のように復号速度見積手段4によって
各色成分毎の画像データが一時記憶手段5に用意される
時期を予測し、各記録手段7Y、7M、7C、7Kへの
画像データの供給タイミングと記録用紙の搬送タイミン
グとを整合させるようにすると、図7に示すようなタイ
ミングによって異なる種類の画像を連続して投入られる
記録用紙に支障なく記録することができる。なお、図7
に示す例は、図17に示した例と同様に、各記録手段7
Y、7M、7C、7Kが記録処理に要する時間間隔ずら
せて異なる画像の各ページを復号処理し、各画像を1枚
ずつ記録処理する場合であり、同図の横軸は時間軸で、
各ページの記録用紙が処理されるタイミングの下段にそ
のとき必要なバッファメモリ5の容量を1ページ、1色
分のメモリ容量(1プレーン)で示してある。
【0043】まず、1ページ目の処理では、制御手段6
が用紙搬送手段8に給紙指示を送って記録用紙を先頭の
記録手段7Yの印刷開始位置まで搬送させるとともに、
復号指示を復号手段3に送ってイエロー(Y)の画像デ
ータ(1プレーン分)を復号化させ、このイエロー
(Y)の画像データをバッファメモリ5に保持させる。
そして、このイエロー(Y)の画像データに基づいて記
録手段7Yが記録用紙にイエローインクで画像を記録す
るとともに、制御手段6が復号指示を復号手段3に送っ
て次のマジェンタ(M)の画像データ(1プレーン分)
を復号化させ、このマジェンタ(M)の画像データをバ
ッファメモリ5に保持させる。そして、このマジェンタ
(M)の画像データに基づいて次の記録手段7Mが記録
用紙にマジェンタインクで画像を重ね記録するととも
に、制御手段6が復号指示を復号手段3に送って次のシ
アン(C)の画像データ(1プレーン分)を復号化さ
せ、このシアン(C)の画像データをバッファメモリ5
に保持させる。
【0044】そして、このシアン(C)の画像データに
基づいて次の記録手段7Cが記録用紙にシアンインクで
画像を重ね記録するとともに、制御手段6が復号指示を
復号手段3に送って次のブラック(K)の画像データ
(1プレーン分)を復号化させ、このブラック(K)の
画像データをバッファメモリ5に保持させ、このブラッ
ク(K)の画像データに基づいて次の記録手段7Kが記
録用紙にブラックインクで画像を重ね記録する。この結
果、5単位時間後に、イエロー(Y)、マジェンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインク
で重ね記録されたカラー画像が記録用紙上に印刷され
て、装置から排出される。なお、用紙搬送手段8は搬送
ベルト式であり、2ページ目以降の記録用紙の搬送に伴
って、1ページ目の記録用紙は各記録手段7Y、7M、
7C、7Kを順次通過して上記の記録処理がなされる。
【0045】次に、2ページ目以降については、先のペ
ージと1単位時間遅らせたタイミングで、上記の1ペー
ジ目と同様な処理が並行してなされ、1プレーン分の記
録処理が終了する毎に必要なバッファメモリ5の容量
を”1”ずつ減少させつつ、各ページを順次印刷処理す
る。この結果、プリント開始から4単位時間後にパイプ
ラインが満たされるが、色成分毎にデータを復号化して
バッファメモリ5に保持させ、バッファメモリ5に保持
した色成分毎のデータを即座に出力処理することから、
バッファメモリ5が最大5プレーン分のメモリ容量を有
していれば、連続投入した各記録用紙上にそれぞれ異な
る画像を記録することができる。したがって、図17に
示した従来の装置に比べて、18プレーン分必要であっ
たバッファメモリの容量は8プレーン分に削減される。
【0046】ここで、上記の処理において、色成分毎に
データを復号化して記録処理を行っているため、符号量
が他より多い等の理由から或る色成分データの復号処理
に1単位時間を上回る時間を要してしまう事態が生じた
場合でも、当該符号化が終了する時期を見積もることが
できる。そして、このような見積結果が得られた場合に
は、制御手段6が給紙指示のタイミングを遅らせ、当該
色データに関する処理以降の用紙搬送処理を遅らせて、
記録手段へのデータの供給と記録用紙の搬送タイミング
とを整合させて支障なくカラー画像を印刷することがで
きる。図8には、5ページ目の復号化処理で、イエロー
(Y)とシアン(C)との復号化に2単位時間を要する
場合を示してあり、5ページ目以降の記録用紙の搬送タ
イミングを1単位時間遅らせて、記録手段へのデータの
供給タイミングに整合させている。
【0047】図9には、本発明に係る画像形成装置をタ
ンデム方式のカラープリンタとして実施した他の一例を
示してある。本例は上記した例と復号化速度の見積に関
する部分が異なるものであり、以下の説明において上記
した例と同一部分には同一符号を付して重複する説明は
省略する。すなわち、本例の復号速度見積手段24には
復号手段3から復号情報として復号速度が入力される。
そして、復号速度見積手段24はこの復号情報を内部の
テーブルに保持しておき、制御手段6からの見積要求に
応じて、復号情報を制御手段6へ出力する。
【0048】すなわち、本例は、実際に記録用紙への記
録を行う以前に符号データをサンプル的に予め復号し
て、その際の復号速度(復号情報)を復号速度見積手段
24に保持させておき、実際の記録処理に際しては、制
御手段6がこの復号速度から記録用紙が記録手段7Y、
7M、7C、7Kへ到達するまでに復号が終了するか否
かを判定し、間に合うと判定した場合に用紙搬送手段8
に給紙指示を与える。このため、本例の制御手段6は復
号指示を復号手段3に入力して、上記の復号情報を予め
得る制御を行う機能をも有している。
【0049】したがって、上記構成のタンデム方式のカ
ラープリンタによると、予め復号化処理を行って復号情
報を復号速度見積手段24に保持させた後、図1の例で
説明したと同様にして、この復号情報に基づいて各記録
手段7Y、7M、7C、7Kへのデータ供給と記録用紙
搬送とのタイミングを整合させ、用紙搬送手段8により
搬送される記録用紙上に各記録手段7Y、7M、7C、
7Kで各色の画像を重ねて記録し、カラー画像が記録さ
れた記録用紙を排出する。
【0050】図10には、1フレームの画像データを複
数の部分画像要素に分割して処理する画像形成装置の一
例を示してある。この画像形成装置は、入力された画像
データを複数の部分画像要素に分割する画像分割手段3
1、分割された部分画像要素のデータを格納する画像記
憶手段32、画像記憶手段32から部分画像要素データ
を取り出して供給する画像データ供給手段33、画像デ
ータ供給手段33から供給された部分画像要素データを
一時的に保持する画像データ一時記憶手段34、部分画
像要素データが画像記憶手段32から画像データ供給手
段33によって供給処理されるときに必要な時間を予測
する供給時間予測手段35、供給時間予測手段35で予
測された時間を記憶する供給時間記憶手段36、画像デ
ータ供給手段33による供給処理を制御する画像データ
供給制御手段37、画像データ一時記憶手段34に保持
された部分画像要素データに従って記録用紙上に印刷処
理を行うプリント手段38、を備えている。
【0051】画像分割手段31は、図11の(A)に示
すように主走査線方向に連続に一次的に入力された1フ
レーム分の画像データを図11の(B)に示すように主
走査線方向に分割し、これら分割された部分画像要素の
データを画像記憶手段32に格納する。画像記憶手段3
2は磁気ディスク装置等から構成されており、部分画像
要素データを書き込み読み出し自在に格納する。画像デ
ータ供給手段33は画像記憶手段32と画像データ一時
記憶手段34との間の読み出し書き込み手段であり、画
像データ供給制御手段37による制御の下に、画像記憶
手段32から部分画像要素データを読み出して画像デー
タ一時記憶手段34に保持させる。
【0052】画像データ一時記憶手段34はプリント手
段38に対するバッファメモリであり、高価であるがア
クセス速度の高い半導体メモリから構成されている。こ
の画像データ一時記憶手段34は1フレーム分より小さ
い容量のメモリであり、本例では部分画像要素データを
2つ保持し得る容量のものである。供給時間予測手段3
5は、部分画像要素のデータ量や画像データ供給手段3
3による供給処理速度に基づいて、画像記憶手段32か
ら読み出された部分画像要素データが画像データ一時記
憶手段34に保持されるまでの時間を予測し、この予測
時間を供給時間記憶手段36に保持させる。
【0053】画像データ供給制御手段37は、供給時間
記憶手段36に保持された予測時間に基づいて画像デー
タ供給手段33による供給処理を制御し、プリント手段
38による印刷処理の開始時には印刷対象の部分画像要
素データが画像データ一時記憶手段34に保持されてい
る状態にする。プリント手段38は単色インクで印刷処
理を行うものであり、画像データ一時記憶手段34に保
持されている部分画像要素データに基づいて、図外の用
紙搬送手段で搬送される記録用紙上に部分画像を順次印
刷する。
【0054】この画像形成装置による処理を、1フレー
ムの画像データを4つの部分画像1〜4に分割した場合
を例にとって説明する。画像分割手段31によって分割
された部分画像要素データが画像データ記憶手段32に
格納される。この分割処理に際して、供給時間予測手段
35がそれそれの部分画像要素データを一時記憶手段3
4へ供給するに要する時間を予測し、その予測時間を供
給時間記憶手段36に保持させる。そして、画像データ
供給制御手段37が供給時間記憶手段36に保持された
予測時間に基づいて画像データ供給手段33による供給
処理を制御し、プリント手段38によって各部分画像要
素データに基づく部分画像を記録用紙上に印刷させる。
【0055】ここで、先頭の部分画像1をプリント手段
38で印刷するためには、当該部分画像1の印刷処理を
開始する前に対応する部分画像要素データが画像データ
一時記憶手段34に保持されていなければならないた
め、画像データ供給制御手段37は、印刷処理を開始す
る時点からどれだけ前に部分画像1を一時記憶手段34
に供給し始めればよいか判断し、図13に示すように、
この時間間隔以上遡った時点から画像データ供給制御手
段33に部分画像1のデータ供給を開始させる。
【0056】このような供給制御は、後続する部分画像
2〜4についても同様であり、プリント手段38による
印刷処理の開始時には各部分画像1〜4の素データは画
像データ一時記憶手段34に保持されているように、予
想時間に基づいた或る時間間隔遡った時点から部分画像
要素データの供給が開始される。この結果、予想時間に
基づいて最も適切なタイミングでデータ供給を制御する
ことができ、一時記憶手段34を1フレーム分の容量と
せずとも、プリント手段38によって各部分画像1〜4
を連続して印刷することができ、画像形成装置のコスト
を削減することができる。
【0057】図13には、上記した画像形成装置をタン
デム方式のカラープリンタとして実施した他の一例を示
してある。この画像形成装置は、入力された画像データ
を複数の部分画像要素に分割する画像分割手段41、分
割された部分画像要素のデータを格納する画像記憶手段
42、画像記憶手段42から部分画像要素データを取り
出して供給する画像データ供給手段43、画像データ供
給手段43から供給された部分画像要素データを一時的
に保持する画像データ一時記憶手段44、部分画像要素
データが画像記憶手段42から画像データ供給手段43
によって供給処理されるときに必要な時間を予測する供
給時間予測手段45、供給時間予測手段45で予測され
た時間を記憶する供給時間記憶手段46、画像データ供
給手段43による供給処理を制御する画像データ供給制
御手段47、画像データ一時記憶手段44に保持された
部分画像要素データに従って記録用紙上に印刷処理を行
うプリント手段48Y、48M、48C、48K、を備
えている。
【0058】画像分割手段41は、入力されたカラー画
像データをイエロー(Y)、マジェンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色成分毎のデータに分割す
るとともに、これらデータを図11に示したようにを主
走査線方向に分割し、これら分割された色成分毎の部分
画像要素のデータを画像記憶手段42に格納する。画像
記憶手段42は磁気ディスク装置等から構成されてお
り、色成分毎の部分画像要素データを書き込み読み出し
自在に格納する。画像データ供給手段43は画像記憶手
段42と画像データ一時記憶手段44との間の読み出し
書き込み手段であり、画像データ供給制御手段47によ
る制御の下に、画像記憶手段42から色成分毎の部分画
像要素データを読み出して画像データ一時記憶手段44
に保持させる。
【0059】画像データ一時記憶手段44はプリント手
段48Y、48M、48C、48Kに対するバッファメ
モリであり、高価であるがアクセス速度の高い半導体メ
モリから構成されている。この画像データ一時記憶手段
44はカラー画像データの1フレーム分より小さい容量
のメモリであり、本例では各色成分毎に部分画像要素デ
ータを2つずつ保持し得る容量のものである。供給時間
予測手段45は、部分画像要素の色成分毎のデータ量や
画像データ供給手段43による供給処理速度に基づい
て、画像記憶手段42から読み出された色成分毎の部分
画像要素データが画像データ一時記憶手段44に保持さ
れるまでの時間を予測し、この予測時間を供給時間記憶
手段46に保持させる。
【0060】画像データ供給制御手段47は、供給時間
記憶手段46に保持された予測時間に基づいて画像デー
タ供給手段43による供給処理を制御し、プリント手段
48Y、48M、48C、48Kによる印刷処理の開始
時には印刷対象の色成分毎の部分画像要素データが画像
データ一時記憶手段44に保持されている状態にする。
プリント手段48Y、48M、48C、48Kはイエロ
ー(Y)、マジェンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の各色のインクで印刷処理を行うものであり、画
像データ一時記憶手段44に保持されている色成分毎の
部分画像要素データに基づいて、図外の用紙搬送手段で
搬送される記録用紙上に各色の部分画像を順次重ね印刷
する。
【0061】この画像形成装置では、画像分割手段41
によって分割された色成分毎の部分画像要素データが画
像データ記憶手段42に格納される。この分割処理に際
して、供給時間予測手段45がそれそれの色成分毎の部
分画像要素データを一時記憶手段44へ供給するに要す
る時間を予測し、その予測時間を供給時間記憶手段46
に保持させる。そして、画像データ供給制御手段47が
供給時間記憶手段46に保持された予測時間に基づいて
画像データ供給手段43による供給処理を制御し、プリ
ント手段48Y、48M、48C、48Kによって各部
分画像要素データに基づく色成分毎の部分画像を記録用
紙上に印刷させる。
【0062】この例にあっても上記の例と同様に、部分
画像をプリント手段48Y、48M、48C、48Kで
印刷するためには、当該部分画像の印刷処理を開始する
前に対応する色成分毎の部分画像要素データが画像デー
タ一時記憶手段44に保持されていなければならないた
め、画像データ供給制御手段47は、印刷処理を開始す
る時点からどれだけ前にデータを一時記憶手段44に供
給し始めればよいか判断し、この時間間隔以上遡った時
点から画像データ供給制御手段43にデータ供給を開始
させる。この結果、予想時間に基づいて最も適切なタイ
ミングでデータ供給を制御することができ、一時記憶手
段44をカラー画像データの1フレーム分の容量とせず
とも、プリント手段48Y、48M、48C、48Kに
よって色成分毎の各部分画像を連続して重ね印刷するこ
とができ、画像形成装置のコストを削減することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によると、1フレームの画像データを分割して復号
化やデータ供給等の処理を行い、これら分割された要素
データを記録処理のバッファとして機能する一時記憶手
段に保持させて要素データ毎に記録処理するようにした
ため、印刷終了まで一時記憶手段の保持しておくデータ
量を削減することができる。このため、データ供給を保
証するために必要な一時記憶手段の容量を大幅に削減す
ることができ、半導体メモリ等からなる高価な一時記憶
手段に要するコストを削減して、装置コストを大幅に削
減することができる。
【0064】また、記録媒体を搬送しつつ行う要素デー
タ毎の記録処理は、対応する要素データに関する復号化
やデータ供給等の処理終了時期を見積もって行うため、
画像のずれ等といった画質劣化を生ずることなく、鮮明
な画像を記録媒体上に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例に係る画像形成装置の構成を示
す概略図である。
【図2】 本発明の一例に係る画像形成装置を実施した
タンデム方式のカラープリンタの構成を示す概略図であ
る。
【図3】 復号速度見積手段の構成例を示す概略図であ
る。
【図4】 符号化時間と復号時間との関係の一例を示す
グラフである。
【図5】 符号量と復号時間との関係の一例を示すグラ
フである。
【図6】 符号化シンボル数と復号時間との関係の一例
を示すグラフである。
【図7】 本発明の一例に係る画像形成装置の動作タイ
ミング図である。
【図8】 本発明の一例に係る画像形成装置の動作タイ
ミング図である。
【図9】 本発明の他の一例に係る画像形成装置の構成
を示す概略図である。
【図10】 本発明の更に他の一例に係る画像形成装置
の構成を示す概略図である。
【図11】 画像データの分割を説明する概念図であ
る。
【図12】 本発明の更に他の一例に係る画像形成装置
の動作タイミング図である。
【図13】 本発明の更に他の一例に係る画像形成装置
の構成を示す概略図である。
【図14】 従来の画像形成装置の構成を示す概略図で
ある。
【図15】 従来の画像形成装置における処理手順を示
すフローチャートである。
【図16】 従来の画像形成装置における処理手順を示
すフローチャートである。
【図17】 従来の画像形成装置の動作タイミング図で
ある。
【符号の説明】
1・・・符号化手段、 2・・・符号データ記憶手段、
3・・・復号手段、4、24・・・復号速度見積手
段、 5・・・一時記憶手段、6・・・制御手段、7
Y、48Y・・・イエローインク記録手段、7M、48
M・・・マゼンタインク記録手段、7C、48C・・・
シアンインク記録手段、7B、48K・・・ブラックイ
ンク記録手段、8・・・用紙搬送手段、 31、41・
・・画像分割手段、32、42・・・画像記憶手段、
33、43・・・画像データ供給手段、34、44・・
・画像データ一時記憶手段、35、45・・・供給時間
予測手段、 36、46・・・供給時間記憶手段、3
7、47・・・画像データ供給制御手段、 38、・・
・プリント手段、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 俊一 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 安東 明浩 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 上澤 功 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレームの画像データを複数の要素に分
    割して処理するデータ処理手段と、 処理された前記要素データを保持する一時記憶手段と、 記録媒体を搬送する搬送手段と、 一時記憶手段に保持された要素データに基づいて画像要
    素を記録媒体に記録する記録手段と、 データ処理手段による要素データ毎の処理完了に基づい
    て、搬送手段によって記録媒体を記録手段の印刷開始位
    置へ搬送させるとともに要素データの記録を記録手段に
    実行させる制御手段と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】符号化された1フレームの画像データを各
    色成分毎に分割して復号化する復号手段と、 復号化された各色成分毎のデータを保持する一時記憶手
    段と、 記録媒体を搬送する搬送手段と、 一時記憶手段に保持されたデータに基づいて各色成分の
    画像要素を記録媒体に重ね印刷する複数の記録手段と、 復号手段による色成分データ毎の処理完了時期を予想す
    る見積手段と、 見積手段による見積結果に基づいて、搬送路中の先頭に
    位置する記録手段の印刷開始位置へ搬送手段によって記
    録媒体を搬送させるとともに、当該色成分データの印刷
    処理を記録手段に実行させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の画像形成装置において、 画像データを情報源符号化する符号化手段を更に備え、
    当該符号化手段によって符号化された画像データを復号
    化することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の画像形成装置において、 見積手段は符号化手段による色成分データの符号化速度
    に基づいて復号化完了時期を予想することを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2又は請求項3に記載の画像形成装
    置において、 見積手段は色成分データの符号量に基づいて復号化完了
    時期を予想することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項2又は請求項3に記載の画像形成装
    置において、 見積手段は色成分データの符号化シンボル数に基づいて
    復号化完了時期を予想することを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】請求項2又は請求項3に記載の画像形成装
    置において、 一の色成分データを復号手段によって復号化処理させ、
    見積手段は当該復号化処理に要した時間を以後の色成分
    データに対する復号化完了時期として見積もることを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】一時記憶手段に保持されたデータに基づい
    て記録手段が記録媒体に画像を印刷する画像形成装置に
    おいて、 1フレームの画像データを主走査線に平行に分けた複数
    の部分画像要素に分割する画像分割手段と、 分割された部分画像データを格納する画像記憶手段と、 画像記憶手段から部分画像データを一時記憶手段へ供給
    する供給手段と、 一時記憶手段に保持された部分画像データに基づいて部
    分画像を記録媒体に記録する記録手段と、 供給手段による部分画像データの供給処理と記録手段に
    よる印刷処理とのタイミングを整合させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の画像形成装置において、 画像データの各色成分毎に印刷処理する複数の記録手段
    を備えており、各記録手段によって部分画像データに基
    づく各色成分毎の部分画像を重ね印刷することを特徴と
    する画像形成装置。
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