JPH0983723A - ファクシミリ装置の駆動装置 - Google Patents
ファクシミリ装置の駆動装置Info
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- JPH0983723A JPH0983723A JP7234185A JP23418595A JPH0983723A JP H0983723 A JPH0983723 A JP H0983723A JP 7234185 A JP7234185 A JP 7234185A JP 23418595 A JP23418595 A JP 23418595A JP H0983723 A JPH0983723 A JP H0983723A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリ装置としての必要最小限の機能
を少なくとも有すると共に、小型化、薄型化、および低
価格化を図れるファクシミリ装置の駆動装置を提供する
こと。 【解決手段】 単一の紙送りローラ9を介して対向配置
された読み取りセンサー2と記録ヘッド3と、紙送りロ
ーラ9の回転軸(ローラ軸)9aと同軸上に、偏心カム
20を持つ双方向に回転可能なカムギア12と、紙送り
ローラ9を駆動する固設配設されたローラギア13と、
モータ11の回転方向に応じて回動するスイングアーム
19上に取り付けた第1の駆動ギア17、第2の駆動ギ
ア18とを有するファクシミリ装置の駆動装置におい
て、前記カムギア12の歯幅方向の表側に第1の欠歯部
12bを、裏側に第2の欠歯部12aを有するギア部
と、このギア部と一体に、前記読み取りセンサー2ある
いは記録ヘッド3を離間する偏心カム20を有するカム
ギア12とを備えた。
を少なくとも有すると共に、小型化、薄型化、および低
価格化を図れるファクシミリ装置の駆動装置を提供する
こと。 【解決手段】 単一の紙送りローラ9を介して対向配置
された読み取りセンサー2と記録ヘッド3と、紙送りロ
ーラ9の回転軸(ローラ軸)9aと同軸上に、偏心カム
20を持つ双方向に回転可能なカムギア12と、紙送り
ローラ9を駆動する固設配設されたローラギア13と、
モータ11の回転方向に応じて回動するスイングアーム
19上に取り付けた第1の駆動ギア17、第2の駆動ギ
ア18とを有するファクシミリ装置の駆動装置におい
て、前記カムギア12の歯幅方向の表側に第1の欠歯部
12bを、裏側に第2の欠歯部12aを有するギア部
と、このギア部と一体に、前記読み取りセンサー2ある
いは記録ヘッド3を離間する偏心カム20を有するカム
ギア12とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型・薄型のファク
シミリ装置に係り、特に原稿搬送と記録紙搬送を同一の
ローラで行なうファクシミリ装置の駆動装置に関するも
のである。
シミリ装置に係り、特に原稿搬送と記録紙搬送を同一の
ローラで行なうファクシミリ装置の駆動装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリの駆動装置において
は、原稿を読取る読取りセンサーと、受信内容等を記録
紙に印字する記録ヘッドに、それぞれに専用の紙送りロ
ーラとこれを駆動するモータとで構成されていた。
は、原稿を読取る読取りセンサーと、受信内容等を記録
紙に印字する記録ヘッドに、それぞれに専用の紙送りロ
ーラとこれを駆動するモータとで構成されていた。
【0003】したがって、2個の紙送りローラと2個の
モータを使用している為、小型化、薄型化、軽量化及び
低価格化の障害となっていた。近年この障害の解決策と
して、2組の紙送りローラとモータを共通にし、偏心カ
ムを配設して構造を大幅に簡略化したファクシミリの駆
動装置が提案されている。(例えば特開平5−3775
4号公報、特開平5−91242号公報を参照)
モータを使用している為、小型化、薄型化、軽量化及び
低価格化の障害となっていた。近年この障害の解決策と
して、2組の紙送りローラとモータを共通にし、偏心カ
ムを配設して構造を大幅に簡略化したファクシミリの駆
動装置が提案されている。(例えば特開平5−3775
4号公報、特開平5−91242号公報を参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報で提案されている構成では、紙送りローラに回転動力
を伝達する第1の一方向クラッチと、偏心カムに回転動
力を伝達する第2の一方向クラッチの、2組の一方向ク
ラッチが必要である。そして、紙送りローラと偏心カム
に極めて近い位置が配設されている為、高い伝達トルク
を有する一方向クラッチが必要である。したがって、構
成が複雑で大型化しやすく小型化、低価格化を妨げるも
のであった。
報で提案されている構成では、紙送りローラに回転動力
を伝達する第1の一方向クラッチと、偏心カムに回転動
力を伝達する第2の一方向クラッチの、2組の一方向ク
ラッチが必要である。そして、紙送りローラと偏心カム
に極めて近い位置が配設されている為、高い伝達トルク
を有する一方向クラッチが必要である。したがって、構
成が複雑で大型化しやすく小型化、低価格化を妨げるも
のであった。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めなされたものであって、ファクシミリ装置としての必
要最小限の機能を少なくとも有すると共に、小型化、薄
型化、および低価格化を図れるファクシミリ装置の駆動
装置を提供することを課題とする。
めなされたものであって、ファクシミリ装置としての必
要最小限の機能を少なくとも有すると共に、小型化、薄
型化、および低価格化を図れるファクシミリ装置の駆動
装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、単
一の紙送りローラを介して対向配置された読み取りセン
サーと記録ヘッドと、紙送りローラの回転軸と同軸上
に、偏心カムを持つ双方向に回転可能なカムギアと、紙
送りローラを駆動する固設配設されたローラギアと、モ
ータの回転方向に応じて回動するスイングアームと、該
スイングアーム上に取り付けられて、スイングアームの
回動によりローラギアとカムギアとを選択駆動する一対
の遊星ギアとを有し、前記カムギアは、前記カムギアの
歯幅方向の表側に第1の欠歯部を、裏側に第2の欠歯部
を有するギア部と、このギア部と一体に、前記読み取り
センサーあるいは記録ヘッドを離間する偏心カムを有す
るように形成されたことを特徴とするファクシミリ装置
の駆動装置である。
決するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、単
一の紙送りローラを介して対向配置された読み取りセン
サーと記録ヘッドと、紙送りローラの回転軸と同軸上
に、偏心カムを持つ双方向に回転可能なカムギアと、紙
送りローラを駆動する固設配設されたローラギアと、モ
ータの回転方向に応じて回動するスイングアームと、該
スイングアーム上に取り付けられて、スイングアームの
回動によりローラギアとカムギアとを選択駆動する一対
の遊星ギアとを有し、前記カムギアは、前記カムギアの
歯幅方向の表側に第1の欠歯部を、裏側に第2の欠歯部
を有するギア部と、このギア部と一体に、前記読み取り
センサーあるいは記録ヘッドを離間する偏心カムを有す
るように形成されたことを特徴とするファクシミリ装置
の駆動装置である。
【0007】請求項2の発明は、第1の遊星ギアと第2
の遊星ギアの2つの遊星ギアは、モータが正回転した
時、第1の遊星ギアと前記カムギアを第1の欠歯部に達
するまで駆動したのち前記ローラギアを第1の回転方向
に駆動し、モータが逆回転した時、第2の遊星ギアで前
記カムギアを第2の欠歯部に達するまで駆動したのち前
記ローラギアを第2の回転方向に駆動し、かつ、偏心カ
ムにて前記読み取りセンサーあるいは記録ヘッドを紙送
りローラに圧接・離間するように構成されたことを特徴
とする請求項1記載のファクシミリ装置の駆動装置であ
る。
の遊星ギアの2つの遊星ギアは、モータが正回転した
時、第1の遊星ギアと前記カムギアを第1の欠歯部に達
するまで駆動したのち前記ローラギアを第1の回転方向
に駆動し、モータが逆回転した時、第2の遊星ギアで前
記カムギアを第2の欠歯部に達するまで駆動したのち前
記ローラギアを第2の回転方向に駆動し、かつ、偏心カ
ムにて前記読み取りセンサーあるいは記録ヘッドを紙送
りローラに圧接・離間するように構成されたことを特徴
とする請求項1記載のファクシミリ装置の駆動装置であ
る。
【0008】請求項3の発明は、紙づまり処理の時、送
信動作中の紙づまり時には読取りセンサーをローラから
離間し、受信動作中の紙づまり時には記録ヘッドをロー
ラから離間する制御手段を有することを特徴とする請求
項1または2記載のファクシミリ装置の駆動装置であ
る。
信動作中の紙づまり時には読取りセンサーをローラから
離間し、受信動作中の紙づまり時には記録ヘッドをロー
ラから離間する制御手段を有することを特徴とする請求
項1または2記載のファクシミリ装置の駆動装置であ
る。
【0009】上記請求項1の発明によって、ファクシミ
リの送信あるいは受信モードで紙送りをするのに、モー
タの回転方向に応じて回動するスイングアーム上に取り
付けた2つの遊星ギアでローラギアとカムギアとを選択
的に回転させるので、モータが正回転のときには例えば
紙送りローラを駆動して、原稿あるいは記録紙の搬送を
行う。また、モータが逆回転のときには、例えば偏心カ
ムを駆動して、ファクシミリ装置の動作モードを切り換
える。したがって、一方向クラッチを必要としない。
リの送信あるいは受信モードで紙送りをするのに、モー
タの回転方向に応じて回動するスイングアーム上に取り
付けた2つの遊星ギアでローラギアとカムギアとを選択
的に回転させるので、モータが正回転のときには例えば
紙送りローラを駆動して、原稿あるいは記録紙の搬送を
行う。また、モータが逆回転のときには、例えば偏心カ
ムを駆動して、ファクシミリ装置の動作モードを切り換
える。したがって、一方向クラッチを必要としない。
【0010】また、請求項2によれば、モータが正回転
した時、第1の遊星ギアで前記カムギアを第1の欠歯部
に達するまで駆動したのち前記ローラギアを第1の回転
方向(例えば反時計方向)に駆動し、モータが逆回転し
た時、第2の高さの遊星ギアで前記カムギアを第2の欠
歯部に達するまで駆動したのち前記ローラギアを第2の
回転方向(時計方向)に駆動し、かつ、送信あるいは受
信の各モードに応じて、偏心カムにて前記読取りセンサ
ーあるいは記録ヘッドを紙送りローラに圧接・離間する
ことが出来る。
した時、第1の遊星ギアで前記カムギアを第1の欠歯部
に達するまで駆動したのち前記ローラギアを第1の回転
方向(例えば反時計方向)に駆動し、モータが逆回転し
た時、第2の高さの遊星ギアで前記カムギアを第2の欠
歯部に達するまで駆動したのち前記ローラギアを第2の
回転方向(時計方向)に駆動し、かつ、送信あるいは受
信の各モードに応じて、偏心カムにて前記読取りセンサ
ーあるいは記録ヘッドを紙送りローラに圧接・離間する
ことが出来る。
【0011】さらに、請求項3の発明によって、紙づま
り処理のときに紙を破くことなく処理できる。すなわ
ち、送信動作のときは読み取りセンサーと紙送りローラ
とに紙が挟まれ、また、受信動作のときには記録ヘッド
と紙送りローラとに紙が挟まれており、これらのときに
紙づまりが生じるとそのまま紙を引っ張ったのでは紙を
破損するだけである。そこで、請求項3の発明では、送
信動作中の紙づまり時には読取りセンサーをローラから
離間し、受信動作中の紙づまり時には記録ヘッドをロー
ラから離間する。この動作をさせる手段として、モータ
の作動制御手段があり、紙づまり処理信号の入力により
モータを駆動させて、送信状態のときには、読み取りセ
ンサーが紙送りローラから離れる受信状態になるように
し、また、受信状態では、記録ヘッドが読み取りセンサ
ーから離れる送信状態になるまで回転させればよい。
り処理のときに紙を破くことなく処理できる。すなわ
ち、送信動作のときは読み取りセンサーと紙送りローラ
とに紙が挟まれ、また、受信動作のときには記録ヘッド
と紙送りローラとに紙が挟まれており、これらのときに
紙づまりが生じるとそのまま紙を引っ張ったのでは紙を
破損するだけである。そこで、請求項3の発明では、送
信動作中の紙づまり時には読取りセンサーをローラから
離間し、受信動作中の紙づまり時には記録ヘッドをロー
ラから離間する。この動作をさせる手段として、モータ
の作動制御手段があり、紙づまり処理信号の入力により
モータを駆動させて、送信状態のときには、読み取りセ
ンサーが紙送りローラから離れる受信状態になるように
し、また、受信状態では、記録ヘッドが読み取りセンサ
ーから離れる送信状態になるまで回転させればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明のファク
シミリ装置の駆動装置の一実施形態を示す上面図、図2
は本発明のファクシミリ装置の駆動系を示す側面図、図
3はこれの内部構成を示す側面図、図4はローラ駆動部
の構成を示す断面図、図5は遊星駆動ギアの構成を示す
断面図、図6は本発明に係るカムギアの斜視図である。
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明のファク
シミリ装置の駆動装置の一実施形態を示す上面図、図2
は本発明のファクシミリ装置の駆動系を示す側面図、図
3はこれの内部構成を示す側面図、図4はローラ駆動部
の構成を示す断面図、図5は遊星駆動ギアの構成を示す
断面図、図6は本発明に係るカムギアの斜視図である。
【0013】図において、筐体1はファクシミリの外筐
を形成しており、送信原稿22は原稿挿入口1aより挿
入され、排出口1cより排出される。また、筐体1の内
部後方に配設された記録紙21は記録紙搬送路1bを経
て、排出口1cより排出される。
を形成しており、送信原稿22は原稿挿入口1aより挿
入され、排出口1cより排出される。また、筐体1の内
部後方に配設された記録紙21は記録紙搬送路1bを経
て、排出口1cより排出される。
【0014】読取りセンサー2は、読取りセンサー2に
円柱形状に植立した規制部材2aがアングル5の長穴の
規制穴5aに嵌入して、必要以上に移動しない様に移動
可能にアングル5に取り付けられており、アングル5と
の間のバネ7により付勢されてローラ9に圧接される。
アングル5にはカムギア12の偏心カム20周面と当接
するピン5cが植立され、フレーム4に回動支点5bを
支点に回動可動に取り付けられており、フレーム4との
間に掛けられた引張バネ23で、ピン5cが常時偏心カ
ム20と当接するように付勢されている。
円柱形状に植立した規制部材2aがアングル5の長穴の
規制穴5aに嵌入して、必要以上に移動しない様に移動
可能にアングル5に取り付けられており、アングル5と
の間のバネ7により付勢されてローラ9に圧接される。
アングル5にはカムギア12の偏心カム20周面と当接
するピン5cが植立され、フレーム4に回動支点5bを
支点に回動可動に取り付けられており、フレーム4との
間に掛けられた引張バネ23で、ピン5cが常時偏心カ
ム20と当接するように付勢されている。
【0015】記録ヘッド3は、記録ヘッド3に円柱形状
に植立した規制部材3aがアーム6の長穴の規制穴6a
に嵌入して、必要以上に移動しない様に移動可能にアー
ム6に取り付けられており、アーム6との間の板バネ8
により付勢されてローラ9に圧接される。アーム6には
カムギア12の偏心カム20周面と当接するピン6cが
植立され、フレーム4に支点6bを支点に回動可能に取
り付けられており、フレーム4との間に掛けられた引張
バネ10で、ピン6cが常時偏心カム20周面と当接す
るように付勢されている。
に植立した規制部材3aがアーム6の長穴の規制穴6a
に嵌入して、必要以上に移動しない様に移動可能にアー
ム6に取り付けられており、アーム6との間の板バネ8
により付勢されてローラ9に圧接される。アーム6には
カムギア12の偏心カム20周面と当接するピン6cが
植立され、フレーム4に支点6bを支点に回動可能に取
り付けられており、フレーム4との間に掛けられた引張
バネ10で、ピン6cが常時偏心カム20周面と当接す
るように付勢されている。
【0016】読取りセンサー2と記録ヘッド3はローラ
9に対向して取り付けられ、筐体1に対し斜めに配設す
る事により、スムーズな紙送りと装置全体の小型・薄型
化を実現している。図示しない回路基板等は、筐体1の
空間1dに配設される。
9に対向して取り付けられ、筐体1に対し斜めに配設す
る事により、スムーズな紙送りと装置全体の小型・薄型
化を実現している。図示しない回路基板等は、筐体1の
空間1dに配設される。
【0017】ローラ9は、図4に示すように、フレーム
4に固設した軸受部材9bにて両端を支持され、回動可
能に取り付けられており、ローラ軸9aに軸回転方向に
固設されたローラギア13と、ローラ軸9aに回転可能
にカムギア12が配設されている。モータ11の回転動
力をモータ11の出力軸に固設したモータギア11aか
ら減速ギア14、平歯車15aと一体に形成されたウォ
ームギア15、ピニオンギア16、及び、モータ11の
回転方向に応じて揺動するスイングアーム19の両端に
取り付けられた第1・第2の駆動ギア17・18を介し
て伝達する。
4に固設した軸受部材9bにて両端を支持され、回動可
能に取り付けられており、ローラ軸9aに軸回転方向に
固設されたローラギア13と、ローラ軸9aに回転可能
にカムギア12が配設されている。モータ11の回転動
力をモータ11の出力軸に固設したモータギア11aか
ら減速ギア14、平歯車15aと一体に形成されたウォ
ームギア15、ピニオンギア16、及び、モータ11の
回転方向に応じて揺動するスイングアーム19の両端に
取り付けられた第1・第2の駆動ギア17・18を介し
て伝達する。
【0018】減速ギア14はウォームギア15との動力
伝達効率を高める為に2段の減速ギアにしており、モー
タのトルクに余裕が有れば1段の平歯車としてもよく、
また、減速ギアを用いずに、直接モータギア11aと平
歯車15aを噛み合わせても良い。またウォームギア1
5は回転軸の位置を直角に変換すると共に、平歯車列に
よる減速機構に対して1段で大きな減速が可能であり、
モータ11を水平に配設する事により駆動系の小形化・
薄型化を実現している。
伝達効率を高める為に2段の減速ギアにしており、モー
タのトルクに余裕が有れば1段の平歯車としてもよく、
また、減速ギアを用いずに、直接モータギア11aと平
歯車15aを噛み合わせても良い。またウォームギア1
5は回転軸の位置を直角に変換すると共に、平歯車列に
よる減速機構に対して1段で大きな減速が可能であり、
モータ11を水平に配設する事により駆動系の小形化・
薄型化を実現している。
【0019】図5に示すように、第1の駆動ギア17と
第2の駆動ギア18はピニオンギア16の遊星歯車とな
っており、スイングアーム19に植立した軸19a・1
9bにそれぞれ回転可能に取り付けられている。スイン
グアーム19はスイングアーム19に植立したスリーブ
19cを介してフレーム4に植立した軸4aに、ピニオ
ンギア16はスリーブ19cに、それぞれ回転可能に取
り付けられている。
第2の駆動ギア18はピニオンギア16の遊星歯車とな
っており、スイングアーム19に植立した軸19a・1
9bにそれぞれ回転可能に取り付けられている。スイン
グアーム19はスイングアーム19に植立したスリーブ
19cを介してフレーム4に植立した軸4aに、ピニオ
ンギア16はスリーブ19cに、それぞれ回転可能に取
り付けられている。
【0020】第2の駆動ギア18は、ほぼ中央からスイ
ングアーム19の反対側のみにギアが形成され、ギアの
形成されていない部分とスイングアーム19との間に介
装された圧縮バネ18aによって極弱い回転負荷トルク
を持たせている。また、第1の駆動ギア17は軸方向の
ほぼ中央部が全周にわたってえぐられるように切欠かれ
ており、スイングアーム19側のギア部分17aと軸1
9a端部側のギア部分17bが前記切欠かれた部分17
cをはさんで同径同歯数で一体に形成されている。
ングアーム19の反対側のみにギアが形成され、ギアの
形成されていない部分とスイングアーム19との間に介
装された圧縮バネ18aによって極弱い回転負荷トルク
を持たせている。また、第1の駆動ギア17は軸方向の
ほぼ中央部が全周にわたってえぐられるように切欠かれ
ており、スイングアーム19側のギア部分17aと軸1
9a端部側のギア部分17bが前記切欠かれた部分17
cをはさんで同径同歯数で一体に形成されている。
【0021】図6に示すように、カムギア12は、前述
したピン6cに当接して読取りセンサー2および記録ヘ
ッド3のローラ9への圧接・解除を行う最大半径部20
aと最小半径部20bを持つローラ9側に位置する偏心
カム20と、第1の欠歯部12aと第2の欠歯部12b
を持つ外側に位置するギア部とで一体に構成されてい
る。第1の欠歯部12aは第1の駆動ギア17の、第2
の欠歯部12bは第2の駆動ギア18の回転動力をカム
ギア12にそれぞれ必要な時以外は伝達しない様に設け
られている。
したピン6cに当接して読取りセンサー2および記録ヘ
ッド3のローラ9への圧接・解除を行う最大半径部20
aと最小半径部20bを持つローラ9側に位置する偏心
カム20と、第1の欠歯部12aと第2の欠歯部12b
を持つ外側に位置するギア部とで一体に構成されてい
る。第1の欠歯部12aは第1の駆動ギア17の、第2
の欠歯部12bは第2の駆動ギア18の回転動力をカム
ギア12にそれぞれ必要な時以外は伝達しない様に設け
られている。
【0022】すなわち、カムギア12のギア部は、歯幅
方向内側(ローラ9側;裏側に相当)のローラ9側に部
分12cに第1の欠歯部12aが形成され、歯幅方向外
側部分12d(ローラ9と反対側;表側に相当)に第2
の欠歯部12bが形成されている。前記ギア部のローラ
9側部分12cが前記第1の駆動ギア17のスイングア
ーム19側ギア部分17aとのみ噛合可能な位置関係
し、また、前記ギア部の歯幅方向外側部分12dは前記
第1の駆動ギア17の切欠かれた部分17cに対応して
噛合しないようになっている。一方、前記ギア部の歯幅
方向外側部分12dは前記第2の駆動ギア18とのみ噛
合可能となっている。
方向内側(ローラ9側;裏側に相当)のローラ9側に部
分12cに第1の欠歯部12aが形成され、歯幅方向外
側部分12d(ローラ9と反対側;表側に相当)に第2
の欠歯部12bが形成されている。前記ギア部のローラ
9側部分12cが前記第1の駆動ギア17のスイングア
ーム19側ギア部分17aとのみ噛合可能な位置関係
し、また、前記ギア部の歯幅方向外側部分12dは前記
第1の駆動ギア17の切欠かれた部分17cに対応して
噛合しないようになっている。一方、前記ギア部の歯幅
方向外側部分12dは前記第2の駆動ギア18とのみ噛
合可能となっている。
【0023】なお、第1の駆動ギア17では、軸19a
端部側のギア部分17bが、第2の駆動ギア18では、
軸19b端部側のギア部分が、ローラギア13にそれぞ
れ選択的に噛合可能になっている。
端部側のギア部分17bが、第2の駆動ギア18では、
軸19b端部側のギア部分が、ローラギア13にそれぞ
れ選択的に噛合可能になっている。
【0024】以上の様に構成されたファクシミリ装置の
駆動装置について、以下その動作を説明する。図7は待
機時及び送信時における要部の状態を示す側面図、図8
はこの時の駆動部の状態を示す側面図、図9はこの駆動
部の断面図を示したものである。
駆動装置について、以下その動作を説明する。図7は待
機時及び送信時における要部の状態を示す側面図、図8
はこの時の駆動部の状態を示す側面図、図9はこの駆動
部の断面図を示したものである。
【0025】図において、第1の駆動ギア17はカムギ
ア12の欠歯部12aの位置にあり、ローラギア13と
噛み合っている。この時カムギア12に一体に形成され
た偏心カム20の最大半径部20aはアングル5に植立
したピン5cと当接し、アングル5の回動支点5bを支
点にして、読取りセンサー2はバネ7の付勢力でもって
ローラ9に圧接している。
ア12の欠歯部12aの位置にあり、ローラギア13と
噛み合っている。この時カムギア12に一体に形成され
た偏心カム20の最大半径部20aはアングル5に植立
したピン5cと当接し、アングル5の回動支点5bを支
点にして、読取りセンサー2はバネ7の付勢力でもって
ローラ9に圧接している。
【0026】一方、アーム6に植立したピン6cは、最
大半径部20aとほぼ対向した位置に形成された最小半
径部20bに、アーム6の回転支点6bを支点に引張バ
ネ10の付勢力をもって当接している。従ってアーム6
に取り付けられている記録ヘッド3は、これに植立した
規制部材3aがアーム6の規制穴6aによってパネ8に
よる付勢方向に移動するのが規制され、ローラ9より離
間されている。
大半径部20aとほぼ対向した位置に形成された最小半
径部20bに、アーム6の回転支点6bを支点に引張バ
ネ10の付勢力をもって当接している。従ってアーム6
に取り付けられている記録ヘッド3は、これに植立した
規制部材3aがアーム6の規制穴6aによってパネ8に
よる付勢方向に移動するのが規制され、ローラ9より離
間されている。
【0027】送信時には、待機状態から原稿22が挿入
されると、図示しない原稿センサーが原稿22を検知し
て、モータ11が正回転する。これによりピニオンギア
16は矢印A方向に回転し、駆動ギア17を介してロー
ラギア13を駆動する。これによりローラ9が図8の反
時計回り(UWR)に回転し、原稿22の先端2〜3mm
を読取りセンサー2とローラ9の間にはさみ込み、モー
タ11を一旦停止する。
されると、図示しない原稿センサーが原稿22を検知し
て、モータ11が正回転する。これによりピニオンギア
16は矢印A方向に回転し、駆動ギア17を介してロー
ラギア13を駆動する。これによりローラ9が図8の反
時計回り(UWR)に回転し、原稿22の先端2〜3mm
を読取りセンサー2とローラ9の間にはさみ込み、モー
タ11を一旦停止する。
【0028】次に、スタートキー等の操作で送信のスタ
ート信号を入力してやると、モータ11が再び正回転し
てローラ9を反時計回りに回転させ、原稿22を搬送し
て読取りセンサー2でもって原稿22を読取っていく。
この時、駆動ギア17はカムギア12の欠歯部12aの
位置にある為、カムギア12は回転しない。
ート信号を入力してやると、モータ11が再び正回転し
てローラ9を反時計回りに回転させ、原稿22を搬送し
て読取りセンサー2でもって原稿22を読取っていく。
この時、駆動ギア17はカムギア12の欠歯部12aの
位置にある為、カムギア12は回転しない。
【0029】図10に示すように、受信時には、モータ
11を逆回転するとピニオンギア16が矢印B方向に回
転する。すると、駆動ギア17に与えられている極弱い
回転負荷トルクの為、駆動ギア18とカムギア12とが
噛み合うまで、スイングアーム19もピニオンギア16
の回転につられて矢印B方向に回動する。従って、駆動
ギア17とローラギア13との噛み合が外れる。図10
に示す様に駆動ギア18がカムギア12と噛み合うと、
モータ11の回転動力がカムギア12に伝達され、カム
ギア12を時計回りの方向に駆動する。カムギア12は
ローラ9のローラ軸9aに回転可能に取り付けられてお
り、かつ駆動ギア18はローラギア13とは噛み合って
はいないので、ローラ9は回転しない。
11を逆回転するとピニオンギア16が矢印B方向に回
転する。すると、駆動ギア17に与えられている極弱い
回転負荷トルクの為、駆動ギア18とカムギア12とが
噛み合うまで、スイングアーム19もピニオンギア16
の回転につられて矢印B方向に回動する。従って、駆動
ギア17とローラギア13との噛み合が外れる。図10
に示す様に駆動ギア18がカムギア12と噛み合うと、
モータ11の回転動力がカムギア12に伝達され、カム
ギア12を時計回りの方向に駆動する。カムギア12は
ローラ9のローラ軸9aに回転可能に取り付けられてお
り、かつ駆動ギア18はローラギア13とは噛み合って
はいないので、ローラ9は回転しない。
【0030】図11は受信時における要部の状態を示す
側面図、図12はこの時の駆動部の状態を示す側面図、
図13はこれの断面図を示したものである。
側面図、図12はこの時の駆動部の状態を示す側面図、
図13はこれの断面図を示したものである。
【0031】カムギア12が回転すると、偏心カム20
の最大半径部20aに当接していたピン5cは最小半径
部20bへと移行し、読取りセンサー2はアングル5と
フレーム4との間に掛けられた引張バネ23により、ロ
ーラ9から離間される。一方、偏心カム20の最小半径
部20bに当接していたピン6cは最大半径部20aへ
と移行し、フレーム6の回動支点6bを支点にして、記
録ヘッド3をバネ8の付勢力でもってローラ9に記録紙
21をはさんだ状態で圧接される。駆動ギア18がカム
ギア12の欠歯部12bに達すると、カムギア12の回
転が停止すると共に、スイングアーム19がさらに矢印
B方向に回動し、駆動ギア18がローラギア13と噛み
合い、ローラ9を時計回り(WR)に回転させ、記録紙
21を搬送して記録ヘッド3によって印字される。
の最大半径部20aに当接していたピン5cは最小半径
部20bへと移行し、読取りセンサー2はアングル5と
フレーム4との間に掛けられた引張バネ23により、ロ
ーラ9から離間される。一方、偏心カム20の最小半径
部20bに当接していたピン6cは最大半径部20aへ
と移行し、フレーム6の回動支点6bを支点にして、記
録ヘッド3をバネ8の付勢力でもってローラ9に記録紙
21をはさんだ状態で圧接される。駆動ギア18がカム
ギア12の欠歯部12bに達すると、カムギア12の回
転が停止すると共に、スイングアーム19がさらに矢印
B方向に回動し、駆動ギア18がローラギア13と噛み
合い、ローラ9を時計回り(WR)に回転させ、記録紙
21を搬送して記録ヘッド3によって印字される。
【0032】受信動作が完了すると、モータ11を正回
転させ、図14に示す様にカムギア12を反時計回りの
方向に、駆動ギア17が欠歯部12aに達するまで駆動
し、図7、図8、図9に示した待機状態に復帰する。
転させ、図14に示す様にカムギア12を反時計回りの
方向に、駆動ギア17が欠歯部12aに達するまで駆動
し、図7、図8、図9に示した待機状態に復帰する。
【0033】次に送信動作あるいは受信動作中に紙づま
りが生じた場合の、紙の処理方法について説明する。本
実施形態では減速機構にウォーム(ウォームギア15、
ピニオンギア16)を使っているので被駆動側(ローラ
9)から、逆に駆動する事はできないので、用紙を搬送
方向あるいは逆方向に引っ張ってもローラ9は回転しな
い。また、平歯車による減速機構を用いたとしても、減
速比が約10:1と大きく、かつモータ11にはディテ
ントトルクと呼ばれる静止トルクがあるので、用紙を引
き抜く力でローラを回転させるには、過大な力が必要で
ある。
りが生じた場合の、紙の処理方法について説明する。本
実施形態では減速機構にウォーム(ウォームギア15、
ピニオンギア16)を使っているので被駆動側(ローラ
9)から、逆に駆動する事はできないので、用紙を搬送
方向あるいは逆方向に引っ張ってもローラ9は回転しな
い。また、平歯車による減速機構を用いたとしても、減
速比が約10:1と大きく、かつモータ11にはディテ
ントトルクと呼ばれる静止トルクがあるので、用紙を引
き抜く力でローラを回転させるには、過大な力が必要で
ある。
【0034】紙づまりの処理の実施形態の一例として、
送信動作中・受信動作中によって紙づまり処理のために
モータ11の回転方向を選択して動作させる紙づまり処
理手段をファクシミリ装置に設けることができる。この
処理装置においては、送信動作中に紙づまりが生じた場
合、紙づまり処理信号等によりモータ11を正回転から
受信状態(図11)になるまで逆回転させる。受信状態
では、読取りセンサー2がローラ9から離間されている
ので、つまった原稿は容易に抜き去る事が出来る。処理
が完了したらモータ11を正回転させて、再び送信動作
を行う。
送信動作中・受信動作中によって紙づまり処理のために
モータ11の回転方向を選択して動作させる紙づまり処
理手段をファクシミリ装置に設けることができる。この
処理装置においては、送信動作中に紙づまりが生じた場
合、紙づまり処理信号等によりモータ11を正回転から
受信状態(図11)になるまで逆回転させる。受信状態
では、読取りセンサー2がローラ9から離間されている
ので、つまった原稿は容易に抜き去る事が出来る。処理
が完了したらモータ11を正回転させて、再び送信動作
を行う。
【0035】また、受信動作中に紙づまりが生じた場
合、紙づまり処理信号等によりモータ11を逆回転から
送信状態(図7)になるまで正回転させる。送信状態で
は、記録ヘッド3がローラ9から離間されているので、
つまった記録紙は容易に抜き去る事ができる。処理が完
了したりモータ11を逆回転させて、再び受信動作を行
う。
合、紙づまり処理信号等によりモータ11を逆回転から
送信状態(図7)になるまで正回転させる。送信状態で
は、記録ヘッド3がローラ9から離間されているので、
つまった記録紙は容易に抜き去る事ができる。処理が完
了したりモータ11を逆回転させて、再び受信動作を行
う。
【0036】
【発明の効果】以上の様に請求項1の発明によれば、一
方向クラッチを必要とせずに、送信、受信等の際の紙送
りをすることができるため、小型化、薄型化、低価格化
を図ることができる。また、請求項2の発明によれば、
第1の遊星ギアと第2の遊星ギアの2つの遊星ギアは、
モータが正回転した時、第1の遊星ギアと前記カムギア
を第1の欠歯部に達するまで駆動したのち前記ローラギ
アを第1の回転方向に駆動し、モータが逆回転した時、
第2の遊星ギアで前記カムギアを第2の欠歯部に達する
まで駆動したのち前記ローラギアを時計方向に駆動し、
かつ、偏心カムにて前記読取りセンサーあるいは記録ヘ
ッドを紙送りローラに圧接・離間するよう構成すること
で、ファクシミリ装置としての必要最小限の機能を少な
くとも備えると共に、小型化、薄型化、および低価格化
を図ることができる。また、請求項3の発明によれば、
紙づまり処理のときに紙を破くことなく処理できる。
方向クラッチを必要とせずに、送信、受信等の際の紙送
りをすることができるため、小型化、薄型化、低価格化
を図ることができる。また、請求項2の発明によれば、
第1の遊星ギアと第2の遊星ギアの2つの遊星ギアは、
モータが正回転した時、第1の遊星ギアと前記カムギア
を第1の欠歯部に達するまで駆動したのち前記ローラギ
アを第1の回転方向に駆動し、モータが逆回転した時、
第2の遊星ギアで前記カムギアを第2の欠歯部に達する
まで駆動したのち前記ローラギアを時計方向に駆動し、
かつ、偏心カムにて前記読取りセンサーあるいは記録ヘ
ッドを紙送りローラに圧接・離間するよう構成すること
で、ファクシミリ装置としての必要最小限の機能を少な
くとも備えると共に、小型化、薄型化、および低価格化
を図ることができる。また、請求項3の発明によれば、
紙づまり処理のときに紙を破くことなく処理できる。
【図1】本発明の実施形態のファクシミリ装置の駆動装
置の要部上面図である。
置の要部上面図である。
【図2】同ファクシミリ装置の駆動系の側面図である。
【図3】同ファクシミリ装置の要部の内部構成を示す側
面図である。
面図である。
【図4】同ファクシミリ装置のローラ駆動部の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】同ファクシミリ装置の遊星駆動ギア部の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】同ファクシミリ装置のカムギアの構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】同ファクシミリ装置の待機時、送信時の要部の
位置関係を示す側面図である。
位置関係を示す側面図である。
【図8】同ファクシミリ装置の待機時、送信時の駆動部
の状態を示す側面図である。
の状態を示す側面図である。
【図9】同ファクシミリ装置の待機時、送信時のギアの
噛合状態を示す断面図である。
噛合状態を示す断面図である。
【図10】同ファクシミリ装置のモード切換時の駆動部
の状態を示す側面図である。
の状態を示す側面図である。
【図11】同ファクシミリ装置の受信時の要部の位置関
係を示す側面図である。
係を示す側面図である。
【図12】同ファクシミリ装置の受信時の要部の駆動部
の状態を示す側面図である。
の状態を示す側面図である。
【図13】同ファクシミリ装置の受信時のギアの噛合状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図14】同ファクシミリ装置の受信完了時の駆動部の
動作状態を示す側面図である。
動作状態を示す側面図である。
2 読み取りセンサー 3 記録ヘッド 9 紙送りローラ 9a 回転軸(ローラ軸) 12 カムギア 12b 第1の欠歯部 12a 第2の欠歯部 17 第1の駆動ギア 18 第2の駆動ギア 19 スイングアーム 20 偏心カム
Claims (3)
- 【請求項1】 単一の紙送りローラを介して対向配置さ
れた読み取りセンサーと記録ヘッドと、紙送りローラの
回転軸と同軸上に、偏心カムを持つ双方向に回転可能な
カムギアと、紙送りローラを駆動する固設配設されたロ
ーラギアと、モータの回転方向に応じて回動するスイン
グアームと、該スイングアーム上に取り付けられて、ス
イングアームの回動によりローラギアとカムギアとを選
択駆動する一対の遊星ギアとを有し、 前記カムギアは、前記カムギアの歯幅方向の表側に第1
の欠歯部を、裏側に第2の欠歯部を有するギア部と、こ
のギア部と一体に、前記読み取りセンサーあるいは記録
ヘッドを離間する偏心カムを有するように形成されたこ
とを特徴とするファクシミリ装置の駆動装置。 - 【請求項2】 第1の遊星ギアと第2の遊星ギアの2つ
の遊星ギアは、モータが正回転した時、第1の遊星ギア
と前記カムギアを第1の欠歯部に達するまで駆動したの
ち前記ローラギアを第1の回転方向に駆動し、モータが
逆回転した時、第2の遊星ギアで前記カムギアを第2の
欠歯部に達するまで駆動したのち前記ローラギアを第2
の回転方向に駆動し、かつ、偏心カムにて前記読み取り
センサーあるいは記録ヘッドを紙送りローラに圧接・離
間するように構成されたことを特徴とする請求項1記載
のファクシミリ装置の駆動装置。 - 【請求項3】 紙づまり処理の時、送信動作中の紙づま
り時には読取りセンサーをローラから離間し、受信動作
中の紙づまり時には記録ヘッドをローラから離間する制
御手段を有することを特徴とする請求項1または2記載
のファクシミリ装置の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7234185A JPH0983723A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ファクシミリ装置の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7234185A JPH0983723A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ファクシミリ装置の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983723A true JPH0983723A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16967016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7234185A Pending JPH0983723A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ファクシミリ装置の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0983723A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6585368B1 (en) * | 2002-08-01 | 2003-07-01 | Xerox Corporation | Gear clutch assembly and method for operating a transfix roller and a drum maintenance system |
WO2003084209A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing device |
CN1327685C (zh) * | 2003-10-25 | 2007-07-18 | 三星电子株式会社 | 用于图像形成设备的文件自动输送装置 |
CN100439104C (zh) * | 2002-03-28 | 2008-12-03 | 兄弟工业株式会社 | 打印设备 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP7234185A patent/JPH0983723A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003084209A1 (en) * | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing device |
CN100439104C (zh) * | 2002-03-28 | 2008-12-03 | 兄弟工业株式会社 | 打印设备 |
US6585368B1 (en) * | 2002-08-01 | 2003-07-01 | Xerox Corporation | Gear clutch assembly and method for operating a transfix roller and a drum maintenance system |
CN1327685C (zh) * | 2003-10-25 | 2007-07-18 | 三星电子株式会社 | 用于图像形成设备的文件自动输送装置 |
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