JPH0982160A - Lp碍子用バンド式クランプ - Google Patents
Lp碍子用バンド式クランプInfo
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- JPH0982160A JPH0982160A JP7260815A JP26081595A JPH0982160A JP H0982160 A JPH0982160 A JP H0982160A JP 7260815 A JP7260815 A JP 7260815A JP 26081595 A JP26081595 A JP 26081595A JP H0982160 A JPH0982160 A JP H0982160A
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Abstract
具6,6の過締めによる碍子破損をなくす。 【解決手段】 一対の挟持金具6,6の片側にそれぞれ
突起部15を突設し、各突起部15は相手方挟持金具6
の突起部のない側が位置する碍子頭部2の頂面16に添
わせ且つボルト8の過締めによっても相手方挟持金具6
と当接しない長さとすることにより、ボルト8の過締め
による挟持金具6,6の前倒れをなくす。
Description
電線を取付けるようにしたLP碍子用バンド式クランプ
に関するものである。
図13〜図15に示すように、LP碍子の頭部51の対
向する円弧状突出部52,52の側面53,53に把持
溝54で嵌めた一対の挟持金具55,55を、その上部
に挿通したボルト56とその両端に螺合するナット5
7、ロックナット58等で碍子頭部51に締緩自在に連
結すると共に、ボルト56の中間に導体固定具60を螺
合してなるもの(例えば実用新案登録第1091753
号)である。導体固定具60は下部にボルト56用のね
じ孔59を形成したクランプ本体61とその上側部にボ
ルト62、ナット63で着脱自在に取付けられる押え金
具64からなり、碍子頭部51に一対の挟持金具55,
55を規定締付トルクで締付けた後、クランプ本体61
の線溝66と押え金具64の線溝67とで導体68を挟
み、ナット63で挟圧していた。
1の円弧状突起部52,52とこれに嵌めた一対の挟持
金具55,55の把持溝54,54との間に製作誤差に
よる隙間ができるので、ボルト56、ナット57を締付
けていくと、挟持金具55が前倒れとなって円弧状突出
部52に対し挟持金具55のフック部69による大きな
こじ上げ力が働く。このため、締付トルク900〜15
00kgf ・cmで締付ける過締め試験では、図16および
図17に示す如く円弧状突出部52のひだ部70にクラ
ック71が発生した。
た状態で、導体固定具60に線路直角方向荷重として5
0〜80kgf 程度の比較的小さな荷重を加えた試験で
は、碍子頭部51が破損した。また、一対の挟持金具5
5,55を規定締付トルク500〜700kgf ・ cmで締
付けてから、導体固定具60に線路直角方向荷重として
LP碍子仕様値(曲げ耐荷重700kgf )で1分間保持
した後さらに荷重950〜1030kgf を加えた試験で
も、碍子頭部が破損した。
下方へ折れ曲がると、挟持金具55,55の前倒れが一
層大きくなって円弧状突出部52に過大な曲げモ−メン
トが作用し、クラックを一層助長せしめる不都合があ
る。
るようにしたLP碍子用バンド式クランプを提供するこ
とを目的とする。
子頭部2の頂面16中央の長溝3を挟んで対向する円弧
状突出部4,4の側面に把持溝5,5で嵌めた一対の挟
持金具6,6をその上部に挿通したボルト8とこれに螺
合するナット10とで碍子頭部2に締緩自在に連結する
と共に、前記ボルト8の中間に導体固定具13のクラン
プ本体61の下部を螺合してなるものにおいて、前記一
対の挟持金具6,6の片側にそれぞれ相手方挟持金具6
が位置する側の碍子頭部の頂面16上に達する突起部1
5を突設したことを特徴とするものである。
部を相手方挟持金具6の突起部15のない側が位置する
碍子頭部の頂面16に添わせる。この場合、突起部15
がボルト8の過締めによって相手方挟持金具6に当接す
るようであれば、当接しない長さとする。
相手方挟持金具6の突起部15のない側の上面20に添
わせてもよい。また、挟持金具6は突起部15のない側
の上面18を碍子頭部の頂面16とほぼ同一面となし、
相手方挟持金具6の突起部15の先端部を前記上面18
に添わせるか、または前記上面18と碍子頭部の頂面1
6とに添わせてもよい。
中央の長溝3を挟んで対向する円弧状突出部4,4の側
面に把持溝5,5で嵌めて対向する一対の挟持金具6,
6を、その上部に挿通したボルト8とその両端に螺合す
るナット10,10、ロックナット11,11とで碍子
頭部2に締緩自在に連結すると共に、ボルト8の中間に
導体固定具13のクランプ本体61の下部を螺合してな
るLP碍子用バンド式クランプ1において、一対の挟持
金具6,6の片側にそれぞれ相手方挟持金具6が位置す
る側の碍子頭部の頂面16上に達する突起部15を突設
するものである。ここで、突起部15が相手方挟持金具
6が位置する側の碍子頭部の頂面16上に達するケ−ス
として、突起部15が相手方挟持金具6が位置する側の
碍子頭部の頂面16に添う場合、突起部15が碍子頭部
の頂面16と相手方挟持金具6の突起部15のない側の
上面18,20とに添う場合、突起部15の先端部が相
手方挟持金具6の突起部15のない側の上面18,20
に添う場合等がある。
長さを長くすることによって、ボルト8の過締めによる
挟持金具6の前倒れを防止できるので円弧状突出部4に
過大な曲げモ−メントが作用せず、碍子頭部2をクラッ
ク等から保護することができる。
図4に示すように先端部を相手方挟持金具6の突起部1
5のない側が位置する碍子頭部の頂面16に添わせる
が、ボルト8の過締めによって相手方挟持金具6と当接
するのであれば当接しない長さとすることによって、挟
持金具6の前倒れを防止することができる。
示すように突起部15のない側の上面18を碍子頭部2
の頂面16とほぼ同一面となし、突起部15の先端部を
相手方挟持金具6の突起部15のない側の上面18に添
わせるとか、あるいは図9〜図12に示すように挟持金
具6の突起部15の先端部を、相手方挟持金具6の突起
部のない側の上面20に添わせるようにすれば、ボルト
8の過締めによる相手方挟持金具6との当接の問題がな
くなるので、突起部15の長さを十分に長くすることが
できる。
さを十分長くすれば、製作誤差の大きな碍子頭部に対し
ても挟持金具6の前倒れを防止できることになり、碍子
頭部2にクラックその他の損傷が発生しない。
る。図1および図2において、LP碍子用バンド式クラ
ンプは、LP碍子の碍子頭部2の頂面中央の長溝3を挟
んで対向する円弧状突出部4,4の側面に下部の把持溝
5,5で嵌めて対向する一対の挟持金具6,6と、その
上部の通孔7,7に挿通したボルト8と、ボルト8の両
端にそれぞれ挿入した座金9,9と、ボルト8に螺合し
たナット10,10およびロックナット11,11と、
ボルト8の中間に下部のねじ孔12で螺合した導体固定
具13とで構成する点は従来品と変わらないが、一対の
挟持金具6,6の片側にそれぞれ相手方挟持金具6に向
けて突起部15,15を突設している点で相違する。
15の先端部を相手方挟持金具6の突起部のない側が位
置する碍子頭部2の頂面16に添わせており、図3およ
び図4に示すボルト8の過締め時相手方挟持金具6と当
接しないように若干の隙間ができる長さとしている。
5の長さをさらに長くするため、相手方挟持金具6の突
起部のない側に突起部15の先端を収容する凹み部22
を設けるようにしてもよい。
具6の突起部15のない側の上面18を碍子頭部2の頂
面16とほぼ同一面となし、突起部15の先端部を相手
方挟持金具6の突起部15のない側の上面18と碍子頭
部2の頂面16とに添わせている。尚、挟持金具6の上
面18を碍子頭部2の頂面16より若干高くして、突起
部15の先端部を挟持金具6の上面18に添わせるか、
または挟持金具6の上面18を碍子頭部2の頂面16よ
り若干低くして、突起部15の先端部を碍子頭部2の頂
面16に添わせてもよい。
金具6の突起部15はその下面19の基部側に段差を設
け、突起部15の基部を碍子頭部2の頂面16に、先端
側を相手方挟持金具6の突起部15のない側の上面20
に沿わせたものである。
は、図7,8、図11,12に示すように突起部15の
長さを十分に長くしても突起部15が相手方挟持金具6
と当接することがないから、製作誤差の大きな碍子頭部
にも適用することができる。
P碍子用バンド式クランプにおける一対の挟持金具の片
側にそれぞれ相手方挟持金具が位置する側の碍子頭部の
頂面上に達する突起部を突設しているので、碍子頭部が
ボルトの過締めによって損傷することがない。従って、
簡潔な構成により碍子破損等の事故を確実に防止でき、
また、点検、補修等の手数を簡略化することができる。
正面図である。
図である。
正面図である。
図である。
面図である。
図である。
面図である。
図である。
面図である。
面図である。
正面図である。
平面図である。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 LP碍子の碍子頭部(2) の頂面中央の長
溝(3) を挟んで対向する円弧状突出部(4),(4) の側面に
把持溝(5),(5) で嵌めた一対の挟持金具(6),(6) をその
上部に挿通したボルト(8) とこれに螺合するナット(10)
とで碍子頭部(2) に締緩自在に連結すると共に、前記ボ
ルト(8) の中間に導体固定具(13)のクランプ本体(61)の
下部を螺合してなるものにおいて、前記一対の挟持金具
(6),(6) の片側にそれぞれ相手方挟持金具(6) が位置す
る側の碍子頭部の頂面(16)上に達する突起部(15)を突設
したことを特徴とするLP碍子用バンド式クランプ。 - 【請求項2】 挟持金具(6) の突起部(15)の先端部を相
手方挟持金具(6) の突起部(15)のない側が位置する碍子
頭部の頂面(16)に添わせた請求項1記載のLP碍子用バ
ンド式クランプ。 - 【請求項3】 挟持金具(6) の突起部(15)の先端部を相
手方挟持金具(6) の突起部(15)のない側の上面(20)に添
わせた請求項1記載のLP碍子用バンド式クランプ。 - 【請求項4】 挟持金具(6) は突起部(15)のない側の上
面(18)を碍子頭部の頂面(16)とほぼ同一面となし、突起
部(15)のない側の上面(18)に相手方挟持金具(6) の突起
部(15)の先端部を添わせた請求項1記載のLP碍子用バ
ンド式クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07260815A JP3077051B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | Lp碍子用バンド式クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07260815A JP3077051B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | Lp碍子用バンド式クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0982160A true JPH0982160A (ja) | 1997-03-28 |
JP3077051B2 JP3077051B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=17353150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07260815A Expired - Fee Related JP3077051B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | Lp碍子用バンド式クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077051B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100933939B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2010-01-06 | 육지웅 | 송전선 고정용 지지애자 |
CN104143803A (zh) * | 2014-08-20 | 2014-11-12 | 国家电网公司 | 一种绝缘子线缆固定夹 |
CN107331480A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-07 | 江苏新澳电力技术有限公司 | 故障指示型复合柱式防断线绝缘子 |
-
1995
- 1995-09-13 JP JP07260815A patent/JP3077051B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100933939B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2010-01-06 | 육지웅 | 송전선 고정용 지지애자 |
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CN107331480A (zh) * | 2016-04-28 | 2017-11-07 | 江苏新澳电力技术有限公司 | 故障指示型复合柱式防断线绝缘子 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3077051B2 (ja) | 2000-08-14 |
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