JPH0981861A - 売上データの締め処理方法 - Google Patents
売上データの締め処理方法Info
- Publication number
- JPH0981861A JPH0981861A JP24147995A JP24147995A JPH0981861A JP H0981861 A JPH0981861 A JP H0981861A JP 24147995 A JP24147995 A JP 24147995A JP 24147995 A JP24147995 A JP 24147995A JP H0981861 A JPH0981861 A JP H0981861A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- sales
- control device
- data
- closing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 17
- 238000013523 data management Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 5
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 4
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性の高い端末での売上データの管理を行
う。 【解決手段】 端末からは、20分間隔といった任意の
タイミングでその時点での売上累計データを仮締め送信
する。端末制御装置は、端末から受信した売上累計デー
タを売上集計データとする。端末制御装置は、売上デー
タの締め処理を行う場合、端末に対して締め通知を行
う。端末はこの締め通知に対して締め応答を行う。端末
制御装置は、回線障害等により、端末からの締め応答を
正常に受信できない場合、それまでの売上集計データを
仮締めの集計結果とする。
う。 【解決手段】 端末からは、20分間隔といった任意の
タイミングでその時点での売上累計データを仮締め送信
する。端末制御装置は、端末から受信した売上累計デー
タを売上集計データとする。端末制御装置は、売上デー
タの締め処理を行う場合、端末に対して締め通知を行
う。端末はこの締め通知に対して締め応答を行う。端末
制御装置は、回線障害等により、端末からの締め応答を
正常に受信できない場合、それまでの売上集計データを
仮締めの集計結果とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自販機やその他販
売(消費)金額・本数等を情報収集する装置における売
上データの締め処理方法に関する。
売(消費)金額・本数等を情報収集する装置における売
上データの締め処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、端末制御装置に通信回線で接続
された自販機や、その他販売(消費)金額・本数の情報
収集装置(以下、端末と略す)に対して、ある一定期間
の売上データを締めて集計する場合には、その端末を締
めた直後に端末制御装置に売上データを送信する方法が
取られていた。
された自販機や、その他販売(消費)金額・本数の情報
収集装置(以下、端末と略す)に対して、ある一定期間
の売上データを締めて集計する場合には、その端末を締
めた直後に端末制御装置に売上データを送信する方法が
取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、売上データを締めた直後に一回のみその
データを端末制御装置に送信するだけである。このた
め、締める以前に、例えば回線障害等により端末制御装
置への送信が不可能となった場合、そのときに締めた売
上データが端末制御装置で全く計上されなくなってしま
い、売上データが0円になってしまうことになる。その
結果、正確な売上データの管理が行えないといった問題
があった。
来の方法では、売上データを締めた直後に一回のみその
データを端末制御装置に送信するだけである。このた
め、締める以前に、例えば回線障害等により端末制御装
置への送信が不可能となった場合、そのときに締めた売
上データが端末制御装置で全く計上されなくなってしま
い、売上データが0円になってしまうことになる。その
結果、正確な売上データの管理が行えないといった問題
があった。
【0004】このような点から、信頼性の高い売上デー
タの管理を行うことのできる売上データの締め処理方法
を実現することが望まれていた。
タの管理を行うことのできる売上データの締め処理方法
を実現することが望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉端末からの売上データを端末制御装
置で集計し、任意の時点で売上データの締め集計を行う
売上データの締め処理方法において、端末から、任意の
タイミングでその時点の売上累計データを端末制御装置
に送信し、端末制御装置は、端末からの売上累計データ
を受け取った場合は、この売上累計データを売上集計デ
ータとし、端末制御装置からの締め通知に対して端末か
らの応答がなかった場合は、それまでの売上集計データ
を仮締め集計とすることを特徴とするものである。
するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉端末からの売上データを端末制御装
置で集計し、任意の時点で売上データの締め集計を行う
売上データの締め処理方法において、端末から、任意の
タイミングでその時点の売上累計データを端末制御装置
に送信し、端末制御装置は、端末からの売上累計データ
を受け取った場合は、この売上累計データを売上集計デ
ータとし、端末制御装置からの締め通知に対して端末か
らの応答がなかった場合は、それまでの売上集計データ
を仮締め集計とすることを特徴とするものである。
【0006】〈請求項1の説明〉端末制御装置での売上
データの締め集計のタイミングは、例えば日毎に行う
が、締めのタイミングは月や年度でもよく、あるいは不
定期に行ってもよい。売上データとは、例えば、売上金
額であるが、これ以外にも商品の販売個数といったよう
に、種々の売上に関するデータに適用される。
データの締め集計のタイミングは、例えば日毎に行う
が、締めのタイミングは月や年度でもよく、あるいは不
定期に行ってもよい。売上データとは、例えば、売上金
額であるが、これ以外にも商品の販売個数といったよう
に、種々の売上に関するデータに適用される。
【0007】端末からの売上データの仮締め送信のタイ
ミングは、例えば20分毎といったように一定間隔で行
われるが、このタイミングに関しても一定間隔でなくて
もよく、不定期に行ってもよい。また、端末制御装置で
締め集計を行う場合、端末に対して締め通知を行う。こ
れにより、通常は、端末から締めの売上データが端末制
御装置に送信されるが、回線障害等により、端末制御装
置がその売上データを受信できなかった場合、端末制御
装置では、それまでの売上データの集計を仮締め集計と
するため、従来のように、正常に送信できなかったこと
による売上集計が“なし”となってしまうことがない。
ミングは、例えば20分毎といったように一定間隔で行
われるが、このタイミングに関しても一定間隔でなくて
もよく、不定期に行ってもよい。また、端末制御装置で
締め集計を行う場合、端末に対して締め通知を行う。こ
れにより、通常は、端末から締めの売上データが端末制
御装置に送信されるが、回線障害等により、端末制御装
置がその売上データを受信できなかった場合、端末制御
装置では、それまでの売上データの集計を仮締め集計と
するため、従来のように、正常に送信できなかったこと
による売上集計が“なし”となってしまうことがない。
【0008】また、端末は、締め毎に端末番号の設定が
更新されるようになっており、端末制御装置は、仮締め
集計であるか通常売上集計であるかを、各端末に対する
新、旧の端末番号を設定することで判定している。即
ち、端末制御装置は、端末に対して締め通知を行う場
合、その端末に対して次回の新端末番号も送信する。そ
の締め通知に対して、端末から正常に売上データが受信
できなかった場合、端末制御装置は、次回の業務開始通
知で、前回の旧端末番号を送信する。これにより、端末
側は、旧端末番号での売上累計データを送信する。その
結果、端末制御装置は、旧端末番号での売上データを得
ることができ、この売上データに基づく締め集計を行
う。従って、たとえ、ある回の端末からの売上データが
正常に受信できなかった場合でも、各回の売上データの
締め集計結果は殆ど正確な値とすることができる。
更新されるようになっており、端末制御装置は、仮締め
集計であるか通常売上集計であるかを、各端末に対する
新、旧の端末番号を設定することで判定している。即
ち、端末制御装置は、端末に対して締め通知を行う場
合、その端末に対して次回の新端末番号も送信する。そ
の締め通知に対して、端末から正常に売上データが受信
できなかった場合、端末制御装置は、次回の業務開始通
知で、前回の旧端末番号を送信する。これにより、端末
側は、旧端末番号での売上累計データを送信する。その
結果、端末制御装置は、旧端末番号での売上データを得
ることができ、この売上データに基づく締め集計を行
う。従って、たとえ、ある回の端末からの売上データが
正常に受信できなかった場合でも、各回の売上データの
締め集計結果は殆ど正確な値とすることができる。
【0009】尚、仮締め集計であるか通常売上集計であ
るかを判別することができれば、このような新、旧の端
末番号の設定による方法だけでなく、締め応答を受け取
ったか否かを示すフラグ等による方法であってもよい。
るかを判別することができれば、このような新、旧の端
末番号の設定による方法だけでなく、締め応答を受け取
ったか否かを示すフラグ等による方法であってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明の売上データの締
め処理方法の実施の形態を示す説明図である。即ち、端
末は、例えば20分毎といったように、任意のタイミン
グでその時点の売上累計データを端末制御装置に送信す
る。端末制御装置は、端末からの売上累計データを受け
取った場合は、売上集計データを更新していく。そし
て、例えばその日の業務終了時といった時点で端末制御
装置は端末への締め通知を行う。これにより、端末はそ
れまでの売上累計データを締め応答として送信するが、
この締め応答が何らかの原因で端末制御装置に正常に受
信できなかった場合、端末制御装置は、それまでの売上
集計データを仮締め集計結果とするものである。
例を用いて説明する。図1は、本発明の売上データの締
め処理方法の実施の形態を示す説明図である。即ち、端
末は、例えば20分毎といったように、任意のタイミン
グでその時点の売上累計データを端末制御装置に送信す
る。端末制御装置は、端末からの売上累計データを受け
取った場合は、売上集計データを更新していく。そし
て、例えばその日の業務終了時といった時点で端末制御
装置は端末への締め通知を行う。これにより、端末はそ
れまでの売上累計データを締め応答として送信するが、
この締め応答が何らかの原因で端末制御装置に正常に受
信できなかった場合、端末制御装置は、それまでの売上
集計データを仮締め集計結果とするものである。
【0011】次に、上記のような売上データの締め処理
方法を実現する具体例として、売上データの締め処理シ
ステムを説明する。
方法を実現する具体例として、売上データの締め処理シ
ステムを説明する。
【0012】図2はそのシステムの構成図である。図の
システムは、複数の端末A1〜An、B1〜Bnと端末
制御装置100で構成される。これら複数の端末A1〜
An、B1〜Bnと端末制御装置100は、営業店内に
設けられ、店内LAN20で接続されている。各端末A
1〜An、B1〜Bnは、販売金額や販売個数といった
情報を収集する装置であり、消費金額テーブル10を備
えている。この消費金額テーブル10は、端末Noと売上
累計で構成され、売上がある都度、その売上金額が加算
されていくようになっている。尚、各端末A1〜An、
B1〜Bnの構成は、同様であるため、以下、代表して
端末A1として説明する。
システムは、複数の端末A1〜An、B1〜Bnと端末
制御装置100で構成される。これら複数の端末A1〜
An、B1〜Bnと端末制御装置100は、営業店内に
設けられ、店内LAN20で接続されている。各端末A
1〜An、B1〜Bnは、販売金額や販売個数といった
情報を収集する装置であり、消費金額テーブル10を備
えている。この消費金額テーブル10は、端末Noと売上
累計で構成され、売上がある都度、その売上金額が加算
されていくようになっている。尚、各端末A1〜An、
B1〜Bnの構成は、同様であるため、以下、代表して
端末A1として説明する。
【0013】端末制御装置100は、コンピュータから
なり、通常集計テーブル101と仮締め集計テーブル1
02を備え、端末A1の売上集計を行う機能を有してい
る。通常集計テーブル101は、端末A1から送信され
てくる売上累計データを保持するためのテーブルで、仮
締め集計テーブル102は、本締め処理が正常に行われ
なかった場合に、仮締めの売上データを保持するための
補助的なテーブルとして使用されるものである。尚、図
中、30、200は、それぞれ、端末A1および端末制
御装置100用の電源装置を示している。
なり、通常集計テーブル101と仮締め集計テーブル1
02を備え、端末A1の売上集計を行う機能を有してい
る。通常集計テーブル101は、端末A1から送信され
てくる売上累計データを保持するためのテーブルで、仮
締め集計テーブル102は、本締め処理が正常に行われ
なかった場合に、仮締めの売上データを保持するための
補助的なテーブルとして使用されるものである。尚、図
中、30、200は、それぞれ、端末A1および端末制
御装置100用の電源装置を示している。
【0014】次に、上記構成のシステムの処理概要を説
明する。尚、説明については、締めが日単位で締められ
る場合を例に説明する。
明する。尚、説明については、締めが日単位で締められ
る場合を例に説明する。
【0015】図3は、システムの処理概要図である。営
業店で朝の業務開始時にで示すように端末制御装置1
00より各端末A1へ運用に必要なセキュリティ情報や
端末No等がシステム初期化情報として送信される。その
後、端末A1では販売が進むにつれ、消費金額テーブル
10が更新されていくが、その値を一定間隔(本具体例
では予め20分として設定されている)毎に端末制御装
置100に送信する()。これを受けた端末制御装置
100では当装置側で所有している通常集計テーブル1
01にその金額を端末番号毎に記録し保存する。その処
理が一定間隔毎に繰り返され、通常集計テーブル101
の値は毎回上書きされ、更新されていく。
業店で朝の業務開始時にで示すように端末制御装置1
00より各端末A1へ運用に必要なセキュリティ情報や
端末No等がシステム初期化情報として送信される。その
後、端末A1では販売が進むにつれ、消費金額テーブル
10が更新されていくが、その値を一定間隔(本具体例
では予め20分として設定されている)毎に端末制御装
置100に送信する()。これを受けた端末制御装置
100では当装置側で所有している通常集計テーブル1
01にその金額を端末番号毎に記録し保存する。その処
理が一定間隔毎に繰り返され、通常集計テーブル101
の値は毎回上書きされ、更新されていく。
【0016】上記のような運用後、その日の売上を締め
るときになると、端末制御装置100上で、オペレータ
により端末制御装置100上でのコマンド入力により、
締め操作が行われる。それを受けて、端末制御装置10
0から端末A1に締め通知(旧端末No、新端末Noの情報
付き)を送信する。ここで、旧端末Noとは、締め処理ま
での端末番号であり、新端末Noとは、締め処理が正常に
行われた場合、その締め処理以降の端末Noである。
るときになると、端末制御装置100上で、オペレータ
により端末制御装置100上でのコマンド入力により、
締め操作が行われる。それを受けて、端末制御装置10
0から端末A1に締め通知(旧端末No、新端末Noの情報
付き)を送信する。ここで、旧端末Noとは、締め処理ま
での端末番号であり、新端末Noとは、締め処理が正常に
行われた場合、その締め処理以降の端末Noである。
【0017】端末A1側ではこれを受信すると、消費金
額テーブル10の値(新端末No、累計金額)を端末制御
装置100に応答する。応答が正常に行われれば、消費
金額テーブル10の累計金額テーブルの累計金額を0ク
リアし、端末Noを新端末番号に変更する。端末制御装置
100では端末A1からの応答を正常に受信した場合、
通常集計テーブル101にその値を書き込み、締めの最
終売上金額はこのテーブル101の値を用いる。尚、締
め応答が正常に送信されたかどうかの認識は、ネットワ
ークにおける通信機能を用いるか、または、端末A1と
端末制御装置100間の通信によって確認するよう構成
する。
額テーブル10の値(新端末No、累計金額)を端末制御
装置100に応答する。応答が正常に行われれば、消費
金額テーブル10の累計金額テーブルの累計金額を0ク
リアし、端末Noを新端末番号に変更する。端末制御装置
100では端末A1からの応答を正常に受信した場合、
通常集計テーブル101にその値を書き込み、締めの最
終売上金額はこのテーブル101の値を用いる。尚、締
め応答が正常に送信されたかどうかの認識は、ネットワ
ークにおける通信機能を用いるか、または、端末A1と
端末制御装置100間の通信によって確認するよう構成
する。
【0018】尚、図中のに示す流れは、端末A1より
受信する障害情報および収集データの編集・保存であ
り、は日計表等の明細票の出力および障害情報等をプ
リンタに出力する流れである。
受信する障害情報および収集データの編集・保存であ
り、は日計表等の明細票の出力および障害情報等をプ
リンタに出力する流れである。
【0019】図4、5は、正常運転時の各テーブルの更
新説明図である。図4に示すように、ある日(X日)で
の消費金額テーブル10の内容は、その時点での入金金
額が合計されている。そして、端末A1は、20分毎
に、その売上累計を仮締め送信する。例えば、売上累計
が2400円であった場合は、その金額を端末制御装置
100に送信し、端末制御装置100側では、その金額
を通常集計テーブル101に保持する。尚、この場合、
通常集計テーブル101の端末Noは、No2であるとす
る。
新説明図である。図4に示すように、ある日(X日)で
の消費金額テーブル10の内容は、その時点での入金金
額が合計されている。そして、端末A1は、20分毎
に、その売上累計を仮締め送信する。例えば、売上累計
が2400円であった場合は、その金額を端末制御装置
100に送信し、端末制御装置100側では、その金額
を通常集計テーブル101に保持する。尚、この場合、
通常集計テーブル101の端末Noは、No2であるとす
る。
【0020】そして、売上の締め処理を行う場合、端末
制御装置100は、締め通知を送信すると共に、旧端末
No(No2)と新端末No(No12とする)のデータを送信
する。これにより、端末A1は、それまでの売上累計を
新端末Noで応答する。端末制御装置100は、これを受
信すると、受け取った売上累計データを通常集計テーブ
ル101の売上集計とし、また、これを本締め処理結果
とする。そして、その端末A1に対する端末Noを新端末
Noに更新する。また、端末制御装置100側で応答が正
常に受信されたことにより、端末A1側でも端末Noを新
端末Noとする。
制御装置100は、締め通知を送信すると共に、旧端末
No(No2)と新端末No(No12とする)のデータを送信
する。これにより、端末A1は、それまでの売上累計を
新端末Noで応答する。端末制御装置100は、これを受
信すると、受け取った売上累計データを通常集計テーブ
ル101の売上集計とし、また、これを本締め処理結果
とする。そして、その端末A1に対する端末Noを新端末
Noに更新する。また、端末制御装置100側で応答が正
常に受信されたことにより、端末A1側でも端末Noを新
端末Noとする。
【0021】そして、図5に示すように、次の日(X+
1日)は、先ず、業務開始通知を新端末Noで行い、端末
A1側は、前日の処理により、新端末Noに切り替わって
いるため、その応答通知として、端末Noと、その時点で
の売上累計金額を送信する。その後は、前日の動作を繰
り返す。
1日)は、先ず、業務開始通知を新端末Noで行い、端末
A1側は、前日の処理により、新端末Noに切り替わって
いるため、その応答通知として、端末Noと、その時点で
の売上累計金額を送信する。その後は、前日の動作を繰
り返す。
【0022】一方、端末制御装置100からの締め通知
に対する端末A1からの応答が端末制御装置100側で
受信できなかった場合の動作を説明する。図6、7は回
線障害時の各テーブルの更新の説明図である。図6に示
すように、端末A1からの仮締め送信は正常に行われた
が、締め通知に対する応答を正常に受信できなかった場
合、端末制御装置100では、通常集計テーブル101
の売上集計金額を仮締め集計テーブル102にコピーす
る。そのとき、締め通知で送信したときの旧端末No(No
2)、新端末No(No12)の値も一緒に設定しておく。
そして、この仮締め集計テーブル102の値をその日の
最終売上金額とする。
に対する端末A1からの応答が端末制御装置100側で
受信できなかった場合の動作を説明する。図6、7は回
線障害時の各テーブルの更新の説明図である。図6に示
すように、端末A1からの仮締め送信は正常に行われた
が、締め通知に対する応答を正常に受信できなかった場
合、端末制御装置100では、通常集計テーブル101
の売上集計金額を仮締め集計テーブル102にコピーす
る。そのとき、締め通知で送信したときの旧端末No(No
2)、新端末No(No12)の値も一緒に設定しておく。
そして、この仮締め集計テーブル102の値をその日の
最終売上金額とする。
【0023】その後、次の日の業務開始時では、図7に
示すように、端末制御装置100はその業務開始通知と
して、通常集計テーブル101に保持されている旧端末
Noを通知する。この端末Noを受信した端末A1では、前
日に集計金額が残ったままになっている消費金額テーブ
ル10の値を応答通知で返す。このとき端末Noは前日に
更新されていないので旧端末Noで通知されることにな
る。
示すように、端末制御装置100はその業務開始通知と
して、通常集計テーブル101に保持されている旧端末
Noを通知する。この端末Noを受信した端末A1では、前
日に集計金額が残ったままになっている消費金額テーブ
ル10の値を応答通知で返す。このとき端末Noは前日に
更新されていないので旧端末Noで通知されることにな
る。
【0024】端末制御装置100では、仮締め集計テー
ブル102に情報が設定されているかどうか調べ、され
ていれば前日の締めが仮締めであったと判定し、応答通
知で返された端末Noを仮締め集計テーブル102に設定
されている新旧の端末Noと比較し、チェックする。旧端
末Noであることが分かると、応答通知で返された前日の
最終金額と仮締め集計テーブル102の値より、前日の
仮締め以降の売上分を計算する。計算された値は前日未
計上分として通常集計テーブル101に設定される。こ
れにより前日の売上集計で計上されていない分が管理で
きることになる。また、端末A1に対してクリア通知を
送信する。端末A1ではこれを受信して、消費金額テー
ブル10の売上累計値を0クリアし、端末Noも新端末No
に変更する。それ以降は通常業務運用に沿って、端末A
1の消費金額テーブル10は更新されていく。
ブル102に情報が設定されているかどうか調べ、され
ていれば前日の締めが仮締めであったと判定し、応答通
知で返された端末Noを仮締め集計テーブル102に設定
されている新旧の端末Noと比較し、チェックする。旧端
末Noであることが分かると、応答通知で返された前日の
最終金額と仮締め集計テーブル102の値より、前日の
仮締め以降の売上分を計算する。計算された値は前日未
計上分として通常集計テーブル101に設定される。こ
れにより前日の売上集計で計上されていない分が管理で
きることになる。また、端末A1に対してクリア通知を
送信する。端末A1ではこれを受信して、消費金額テー
ブル10の売上累計値を0クリアし、端末Noも新端末No
に変更する。それ以降は通常業務運用に沿って、端末A
1の消費金額テーブル10は更新されていく。
【0025】以上のように、上記具体例によれば、次の
効果を得ることができる。 端末A1の累計売上金額を締めたときに、一度だけ
端末制御装置100に送信する方法では、端末A1と端
末制御装置間100の回線が故障した場合には締め単位
の売上金額が全く計上されず、0円となってしまうが、
具体例に示した方法(端末A1より一定間隔で累計売上
金額を送信する方法)を用いれば、締めるまでの途中で
回線障害になり、端末A1と端末制御装置100間が交
信不通になってもそれまでに送信している値で売上を計
上することができる。
効果を得ることができる。 端末A1の累計売上金額を締めたときに、一度だけ
端末制御装置100に送信する方法では、端末A1と端
末制御装置間100の回線が故障した場合には締め単位
の売上金額が全く計上されず、0円となってしまうが、
具体例に示した方法(端末A1より一定間隔で累計売上
金額を送信する方法)を用いれば、締めるまでの途中で
回線障害になり、端末A1と端末制御装置100間が交
信不通になってもそれまでに送信している値で売上を計
上することができる。
【0026】 締め通知時に端末Noを更新する方式を
とることにより、本締め処理が正常に行われたか否かが
識別でき、前日の仮締め以降の未計上分の売上が管理可
能となる。
とることにより、本締め処理が正常に行われたか否かが
識別でき、前日の仮締め以降の未計上分の売上が管理可
能となる。
【0027】尚、上記具体例では、日締め処理を例とし
て説明を行ったが、締めのタイミングは月でも年度でも
構わず、自由に設定して利用することが可能である。ま
た、締めのタイミングが不定期に行われてもかまわな
い。また、仮締め送信のタイミングも、その時間間隔は
適宜選択可能であり、更には、このタイミングについて
も不定期であってもよい。そして、上記具体例では、仮
締め処理の判別を端末Noで行ったが、例えば、端末制御
装置100側で、端末A1からの締め応答が正常に受信
されたか否かを示すフラグ等を設け、このフラグによっ
てその判別を行ってもよい。
て説明を行ったが、締めのタイミングは月でも年度でも
構わず、自由に設定して利用することが可能である。ま
た、締めのタイミングが不定期に行われてもかまわな
い。また、仮締め送信のタイミングも、その時間間隔は
適宜選択可能であり、更には、このタイミングについて
も不定期であってもよい。そして、上記具体例では、仮
締め処理の判別を端末Noで行ったが、例えば、端末制御
装置100側で、端末A1からの締め応答が正常に受信
されたか否かを示すフラグ等を設け、このフラグによっ
てその判別を行ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の売上デー
タの締め処理方法によれば、端末からの任意のタイミン
グで仮締め送信を行い、端末への締め通知に対する応答
が正常に受信できなかった場合は、それまでの仮締め送
信の売上累計データを仮締め集計とするようにしたの
で、信頼性の高い端末の売上データの管理を行うことが
できる。
タの締め処理方法によれば、端末からの任意のタイミン
グで仮締め送信を行い、端末への締め通知に対する応答
が正常に受信できなかった場合は、それまでの仮締め送
信の売上累計データを仮締め集計とするようにしたの
で、信頼性の高い端末の売上データの管理を行うことが
できる。
【図1】本発明の売上データの締め処理方法の実施の形
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図2】本発明の売上データの締め処理方法を実施する
ためのシステムの構成図である。
ためのシステムの構成図である。
【図3】売上データの締め処理システムの処理概要図で
ある。
ある。
【図4】本発明の売上データの締め処理方法における正
常運転時の各テーブルの更新説明図(その1)である。
常運転時の各テーブルの更新説明図(その1)である。
【図5】本発明の売上データの締め処理方法における正
常運転時の各テーブルの更新説明図(その2)である。
常運転時の各テーブルの更新説明図(その2)である。
【図6】本発明の売上データの締め処理方法における回
線障害時の各テーブルの更新説明図(その1)である。
線障害時の各テーブルの更新説明図(その1)である。
【図7】本発明の売上データの締め処理方法における回
線障害時の各テーブルの更新説明図(その2)である。
線障害時の各テーブルの更新説明図(その2)である。
A1〜An、B1〜Bn 端末 10 消費金額テーブル 100 端末制御装置 101 通常集計テーブル 102 仮締め集計テーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 端末からの売上データを端末制御装置で
集計し、任意の時点で売上データの締め集計を行う売上
データの締め処理方法において、 前記端末から、任意のタイミングでその時点の売上累計
データを前記端末制御装置に送信し、 前記端末制御装置は、前記端末からの売上累計データを
受け取った場合は、この売上累計データを売上集計デー
タとし、 前記端末制御装置からの締め通知に対して前記端末から
の応答がなかった場合は、それまでの売上集計データを
仮締め集計とする売上データの締め処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24147995A JPH0981861A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 売上データの締め処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24147995A JPH0981861A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 売上データの締め処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0981861A true JPH0981861A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17074932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24147995A Withdrawn JPH0981861A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 売上データの締め処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0981861A (ja) |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24147995A patent/JPH0981861A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3267834B2 (ja) | Posシステム装置 | |
US5983197A (en) | Monitoring method and monitoring system for automatic transaction machine | |
US4750120A (en) | Cash register system which adjusts the date of sales | |
JPH0981861A (ja) | 売上データの締め処理方法 | |
JPH03255466A (ja) | 記録装置管理システムの枚数制限方式 | |
JP3502859B2 (ja) | Posデータ管理方法 | |
JP3723946B2 (ja) | 就業時間管理システムと就業時間管理方法およびプログラムと記録媒体 | |
JP2697686B2 (ja) | Pos端末データ移行方法 | |
JP2002182728A (ja) | 保守用部品の生産管理システム | |
JP2001312527A (ja) | 情報管理システム及び情報記録媒体 | |
JPH0764825A (ja) | オンライン障害資料自動採取システム | |
JPS60181964A (ja) | 精算データ集計装置 | |
JPH06180762A (ja) | 課金情報収集システム | |
Martin | Automated Repair Service Bureau: System Architecture | |
JPH0447859B2 (ja) | ||
JP3217887B2 (ja) | 媒体発行システム、媒体発行装置及び端末装置 | |
KR20000014710A (ko) | 교환기의 통계방법 | |
TWM638602U (zh) | 基於智能合約來履行個人信託的系統 | |
JP2002149990A (ja) | 銀行システム、顧客側コンピュータシステム、及び資金調整システム | |
JPH05143424A (ja) | ドキユメント・データベース管理方式 | |
JPH02131848A (ja) | 生産実績管理システム | |
JPH0348999A (ja) | データロガ装置 | |
JPS63318646A (ja) | オンラインシステムにおけるファイル擬似更新方式 | |
JP2008225854A (ja) | 訪問集金業務管理システムおよび訪問集金業務管理方法 | |
JPH02114754A (ja) | ビル遠隔検針装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |