JP3723946B2 - 就業時間管理システムと就業時間管理方法およびプログラムと記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを利用して出退勤時間を自動管理する技術に係わり、特に、変則勤務(勤務シフト)を行う製造部門などでの就業時間の自動管理を効率よく行うのに好適な就業時間管理技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを利用して、出退勤時間を自動管理して就業時間管理を行う際に、さらに、変則勤務(勤務シフト)を行う製造部門などでの就業時間の自動管理を効率よく行うための従来技術として、例えば、特開昭58−139291号公報および特開平7−85326号公報に記載のものがある。
【0003】
特開昭58−139291号公報に記載の技術では、タイムレコーダのキーボードに勤務シフトに対応する複数のシフト選択キーを設けて、このシフト選択キーで勤務シフトを指定した後、タイムカードやIDカードと云ったカードを挿入するか、あるいは、テンキーを用いて勤務シフトに対応した数値を入力して勤務シフトを指定した後、上記のカードを挿入することによって、指定した勤務シフトによって出退勤の就業データを演算処理するように構成されている。
【0004】
また、特開平7−85326号公報に記載の技術では、予め勤務シフト毎に出勤退勤時間のパラメータファイルを用意し、出勤指定でカードを読みこませた際にどの勤務シフト(交替勤務制における通常の日勤、準夜勤、深夜勤等)かを自動的に判定することができる。
【0005】
しかし、特開昭58−139291号公報に記載の技術のように、勤務シフト選択キーやテンキーを用いて勤務シフトを指定する技術では、勤務シフトの指定入力に加えて、遅刻や残業と云った各種例外勤務(イレギュラー勤務)の申告操作を一緒に行う場合がある。
【0006】
そのため、打刻者(操作者)に与える負担が大きくて操作を間違える割合が高く、加えて、各勤務シフトに対応するキー及び数値をいちいち覚えなければならないと云う操作上の煩わしさがあった。
【0007】
また、特開平7−85326号公報に記載の技術のように、出勤指定を行いカードを読み込ませる場合でも、出勤ボタンを押す・カードを読み込むの2回の操作を必要とする。また、残業の事象が発生した場合は、別に残業の選択ボタンを押すなどの操作を必要とし操作上の煩わしさがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の技術では、勤務シフトがある場合、早出時間・残業時間等を管理するためには、対応する選択キーやテンキーの操作、あるいは、申告用のカード等を使用しなければならない点である。
【0009】
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、就業時間管理システムの利便性および操作性の向上を可能とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、勤務者の識別情報と出勤時もしくは退勤時の時刻を読み込む情報読取手段と、予め、基準出退時刻情報として、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻と、当日の勤務に対する基準出勤時刻と、当日の勤務に対する基準退勤時刻と、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻とを設定して記憶装置に登録する登録手段と、情報読取手段で読み込んだ時刻と記憶装置に記憶した各基準出退時刻情報とを比較し、読み込んだ時刻に最も近い時刻の基準出退時刻情報を特定して、情報読取手段で読み込んだ時刻が、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻、当日の勤務に対する基準出勤時刻、当日の勤務に対する基準退勤時刻、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻のいずれであるかを判定する判定手段と、判定した結果に基づき、当該勤務者に対する就業データを生成して記憶装置に格納する格納手段とを有することを特徴とする。また、本発明では、判定手段で判定した基準出退時刻情報と情報読取手段で読み込んだ時刻とに基づき、当該勤務者の所定外労働時間を求める算出手段を有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明に係わる就業時間管理システムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1における就業時間管理システムの処理動作例を示すフローチャート、図3は、図1における就業時間管理システムで管理する開始時間マスタの構成例を示す説明図、図4は、図1における就業時間管理システムで管理する終了時間マスタの構成例を示す説明図である。
【0013】
図1において、10はサーバ装置、20は管理者が使用するクライアント装置、30は利用者のカード情報を処理するクライアント装置、31はカード情報を読み取るカードリーダ、40,50はサーバ装置10とクライアント装置20,30を接続する通信回線である。
【0014】
このような構成において、カードリーダ31は、勤務者の識別情報と、この勤務者の出勤時もしくは退勤時の時刻を読み込む。
【0015】
サーバ装置10は、予め基準出退時刻情報として、クライアント装置20から入力された、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻と、当日の勤務に対する基準出勤時刻と、当日の勤務に対する基準退勤時刻と、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻とを設定して記憶装置に登録しておく。
【0016】
そして、サーバ装置10は、クライアント装置30を介して入力されるカードリーダ31で読み込んだ時刻と、記憶装置に記憶した各基準出退時刻情報とを比較し、読み込んだ時刻に最も近い時刻の基準出退時刻情報を特定して、カードリーダ31で読み込んだ時刻が、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻、当日の勤務に対する基準出勤時刻、当日の勤務に対する基準退勤時刻、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻のいずれであるかを判定する。
【0017】
さらに、サーバ装置10は、この判定した結果に基づき、当該勤務者に対する就業データを生成して記憶装置に格納する。また、サーバ装置10は、判定した基準出退時刻情報とカードリーダ31で読み込んだ時刻とに基づき、当該勤務者の所定外労働時間を求める。
【0018】
このような処理動作を行うサーバ装置10、および、クライアント装置20,30のそれぞれは、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を有したコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置を介してCD−ROMに記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、各処理部が構成される。
【0019】
例えば、サーバ装置10は、個人別勤務シフト登録処理部(図中「勤務シフト登録処理部」と記載)90と出退勤実績格納処理部120を具備し、個人別勤務シフト登録処理部90は、クライアント装置20から入力される基準出退時刻情報を、勤務シフト種別マスタファイル(図中「勤務シフト種別マスタ」と記載)60を参照しながら、勤休データファイル(図中「勤休データ」と記載)100に登録する。
【0020】
また、出退勤実績格納処理部120は、クライアント装置30を介して入力されるカードリーダ31で読み込んだ時刻と、勤休データファイル100に記憶された各基準出退時刻情報とを比較し、カードリーダ31で読み込んだ時刻が、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻、当日の勤務に対する基準出勤時刻、当日の勤務に対する基準退勤時刻、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻のいずれであるかを判定し、この判定結果に基づき、当該勤務者に対する就業データを生成して勤休データファイル100に格納すると共に、開始時間マスタファイル(図中「開始時間マスタ」と記載)70と終了時間マスタファイル(図中「終了時間マスタ」と記載)80とを参照して、判定した基準出退時刻情報とカードリーダ31で読み込んだ時刻とに基づき、当該勤務者の所定外労働時間を求めて、勤休データファイル100に格納する。
【0021】
尚、勤務シフト種別ファイル60は、勤務シフトが存在するか否かの管理に用い、開始時間マスタファイル70は、図3に詳細を示す構成からなり、勤務シフト単位に基準開始時間と早出時間を管理するのに用い、終了時間マスタファイル80は、図4に詳細を示す構成からなり、勤務シフト単位に基準終了時間と残業時間を管理するのに用いる。
【0022】
勤休データファイル100には、上述したように、個人別勤務シフト登録処理部90による個人別の勤務シフトスケジュール情報と、出退勤実績格納処理部120が生成した当該勤務者の就業データが登録され、また、カードデータファイル110には、クライアント装置30から送られてくる、カードリーダ31を介してカードから読み込んだ実績データ(勤務者の出勤時もしくは退勤時の時刻)が格納される。
【0023】
このような出退勤時間自動計上を行う就業時間管理システムによれば、従来技術のように、利用者が、出勤指定キーの押下あるいは退勤指定キーの押下により、出勤あるいは退勤を指定しなくても、カードをカードリーダ31に挿入するだけでその事象が前日の退勤なのか当日の出勤なのか当日の退勤なのか翌日の出勤なのかが自動的に決定できる。そして、この決定された出退勤時間に従って出勤および退勤の就業データを夫々演算することができる。
【0024】
また、基準時間と実績データの時間から、早出時間数あるいは残業時間数の計算を行うことにより、従来技術のように利用者が残業ボタンを押すあるいは残業カードを読ませるなどの操作を行わなくても、カードをカードリーダ31に読ませた時間から、自動的に、出勤時の場合は早出時間、退勤時の場合は残業時間の所定外労働(時間外労働)時間の計算をすることができる。
【0025】
以下、このような、サーバ装置10による、出退勤時間自動計上における出退勤時間の判定処理の詳細を図2のフローチャートに従って説明する。
【0026】
図2の例は、クライアント装置30から実績データが送られてきた場合を示したものであり、まず、実績データが送られてくると、実績日付の前日の退勤時間実績が登録済みか否かを判定する(ステップ100)。
【0027】
登録済みの場合は、前日退勤判定値「I」に24時間をセットし(ステップ110)、実績が登録されていない場合は、前日退勤判定値「I」に前日の勤務シフトの基準退勤時間と実績時間との差をセットする(ステップ120)。
【0028】
次に、実績日付の当日の出勤時間実績が登録済みか否かを判定する(ステップ130)。登録済みの場合は、当日出勤判定値「J」に24時間をセットし(ステップ140)、実績が登録されていない場合は、当日出勤判定値「J」に、当日の勤務シフトの基準出勤時間と実績時間との差をセットする(ステップ150)。
【0029】
次に、実績日付の当日の退勤時間実績が登録済みか否かを判定する(ステップ160)。登録済みの場合は、当日退勤判定値「K」に24時間をセットし(ステップ170)、実績が登録されていない場合は、当日退勤判定値「K」に、当日の勤務シフトの基準退勤時間と実績時間との差をセットする(ステップ180)。
【0030】
次に、実績日付の翌日の出勤時間実績が登録済みか否かを判定する(ステップ190)。登録済みの場合は、翌日出勤判定値「L」に24時間をセットし(ステップ200)、実績が登録されていない場合は、翌日出勤判定値「L」に、翌日の勤務シフトの基準出勤時間と実績時間との差をセットする(ステップ210)。
【0031】
次に、「I(前日退勤判定値)」、「J(当日出勤判定値)」、「K(当日退勤判定値)」、「L(翌日出勤判定値)」の内、前日退勤判定値「I」が最小の場合(ステップ220)、実績データは前日の退勤データと判定する(ステップ230)。
【0032】
また、当日出勤判定値「J」が最小の場合(ステップ240)、実績データは当日の出勤データと判定し(ステップ250)、当日退勤判定値「K」が最小の場合(ステップ260)、実績データは当日の退勤データと判定し(ステップ270)、そして、翌日出勤判定値「L」が最小の場合(ステップ280)、実績データは翌日の出勤データと判定する(ステップ290)。
【0033】
「I(前日退勤判定値)」、「J(当日出勤判定値)」、「K(当日退勤判定値)」、「L(翌日出勤判定値)」が、いずれにも該当しない場合、実績データは異常データと判定する(ステップ300)。
【0034】
次に、早出時間の判定技術について、実績データの対象が当日の出勤であり、予定勤務シフトが夜勤Aの場合を例に、図3を用いて説明する。
【0035】
図3に示す開始時間マスタ300には、勤務シフト毎に、開始時間と残業時間、および、残業が0時間の場合の開始時間を判定する基準フラグの各項目が設けられている。
【0036】
読み込んだ実績時間データ310を、開始時間マスタ300における個々の開始マスタデータ(レコード)と比較し、実績時間より大きく、かつ、一番近い開始マスタデータを出勤時間と決定し(ここでは「11:30」となる)、勤休データに開始時間、早出時間を登録する。
【0037】
次に、残業時間の判定技術について、実績データの対象が当日の退勤であり、予定勤務シフトが夜勤Aの場合を例に、図4を用いて説明する。
【0038】
図4に示す終了時間マスタ400には、勤務シフト毎に、終了時間と残業時間、および、残業が0時間の場合の終了時間を判定する基準フラグの各項目が設けられている。
【0039】
読み込んだ実績データ410を、終了時間マスタ400における個々の終了マスタデータ(レコード)と比較し、実績時間より小さく、かつ、一番近い終了マスタデータを退勤時間と決定し(ここでは「23:00」となる)、勤休データに退勤時間、残業時間を登録する。
【0040】
以上、図1〜図4を用いて説明したように、本例の就業時間管理システムでは、カードリーダ31により、勤務者の識別情報と出勤時もしくは退勤時の時刻を読み込む。また、サーバ装置10において、勤務シフト登録処理部90により、予め管理者用のクライアント装置20からの設定入力に基づき、基準出退時刻情報として、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻と、当日の勤務に対する基準出勤時刻と、当日の勤務に対する基準退勤時刻と、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻とを、勤休データファイル100に登録する。
【0041】
そして、サーバ装置10において、出退勤実績格納処理部120により、カードリーダ31で読み込んだ時刻と勤休データファイル100に登録された各基準出退時刻情報とを比較し、読み込んだ時刻に最も近い時刻の基準出退時刻情報を特定して、カードリーダ31で読み込んだ時刻が、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻、当日の勤務に対する基準出勤時刻、当日の勤務に対する基準退勤時刻、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻のいずれであるかを判定し、判定した結果に基づき、当該勤務者に対する就業データを生成して勤休データファイル100に格納する。
【0042】
これにより、勤務者が、出勤時もしくは退勤時に、出勤指定ボタン・キーや退勤指定ボタン・キーによる操作で出勤あるいは退勤を指定しなくても、自分用のカードをカードリーダ31に挿入するだけで、その事象が前日の勤務からの退勤なのか当日の出勤なのか当日の退勤なのか、翌日に渡っての勤務のための出勤なのかを自動的に決定し、この決定した出退勤時間に従って出勤及び退勤の就業データを夫々演算することができる。
【0043】
また、サーバ装置10において、出退勤実績格納処理部120により、判定した基準出退時刻情報とカードリーダ31で読み込んだ時刻とに基づき、当該勤務者の所定外労働時間を求めて、勤休データファイル100に格納する。
【0044】
これにより、勤務者が、残業ボタンを押すあるいは残業カードを読ませるなどの操作を行わなくても、カードをカードリーダ31に読み込ませた時間から自動的に、出勤時の場合は早出時間、退勤時の場合は残業時間の計算をすることができる。
【0045】
尚、本発明は、図1〜図4を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、図1においては、サーバ装置10、クライアント装置20,30のそれぞれを、通信回線40,50を介して接続した構成としているが、サーバ装置10と、クライアント装置20およびクライアント装置30のいずれか一方、もしくは、両方と一体化した構成とすることでも良い。
【0046】
また、本例では、サーバ装置10、クライアント装置20,30のコンピュータ構成として光ディスクの駆動装置を設けたものとしたが、光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。この場合、記録媒体としてはCD−ROMの代わりに、FD(Flexible Disk)等を用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、勤務シフトがある場合でも、カードの読み取り操作だけで、就業時間データの取得管理ができるので、従来のように、勤務者は、早出時間・残業時間等を管理するためにの対応する選択キーやテンキーの操作、あるいは、申告用のカード等を使用する必要がなく、出勤時と退勤時の入力操作を簡略化でき、また、カードの入力のみで残業時間の登録が自動で行われ、勤務データの作成作業を減少できるので、就業時間管理システムの利便性および操作性が向上する。特に、正社員が複数の勤務シフトで勤務する交替勤務制の職場での適用することでより大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる就業時間管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1における就業時間管理システムの処理動作例を示すフローチャートである。
【図3】図1における就業時間管理システムで管理する開始時間マスタの構成例を示す説明図である。
【図4】図1における就業時間管理システムで管理する終了時間マスタの構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
10:サーバ装置、20:クライアント装置(「管理者用」)、30:クライアント装置(「カード情報入力用」)、40,50:通信回線、60:勤務シフト種別マスタファイル(「勤務種別マスタ」)、70:開始時間マスタファイル(「開始時間マスタ」)、80:終了時間マスタファイル(「終了時間マスタ」)、90:勤務シフト登録処理部、100:勤休データファイル(「勤休データ」)、110:カードデータファイル(「カードデータ」)、120:出退勤実績格納処理部、300:開始時間マスタ、310:実績時間データ、400:終了時間マスタ、410:実績時間データ。
Claims (6)
- 勤務者の識別情報と該勤務者の出勤時もしくは退勤時の時刻を読み込む情報読取手段と、
予め、基準出退時刻情報として、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻(第1の基準時刻)と、当日の勤務に対する基準出勤時刻(第2の基準時刻)と、当日の勤務に対する基準退勤時刻(第3の基準時刻)と、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻(第4の基準時刻)とを設定して記憶装置に登録する第1の登録手段と、
上記情報読取手段で時刻を読み込んだ際、
当該勤務者の前日の退勤実績データが勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と上記記憶装置に記憶した第1の基準時刻との差(I)を算出し、
当該勤務者の当日の出勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第2の基準時刻との差(J)を算出し、
当該勤務者の当日の退勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第3の基準時刻との差(K)を算出し、
当該勤務者の翌日の勤務に対する出勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第4の基準時刻との差(L)を算出すると共に、
算出した各差(I,J,K,L)の内、差(I)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の前日から継続した勤務に対する退勤時刻と判定し、
差(J)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の当日の勤務に対する出勤時刻と判定し、
差(K)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の当日の勤務に対する退勤時刻と判定し、
差(L)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の翌日に渡る勤務に対する出勤時刻と判定し、
上記当該勤務者の前日の退勤実績データ、当日の出勤実績データ、当日の退勤実績データ、翌日の勤務に対する出勤実績データが全て上記勤休データファイル記憶装置に登録されていれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を異常と
判定する判定手段と、
該判定した結果に基づき、当該勤務者の前日から継続した勤務に対する退勤実績データ、当日の勤務に対する出勤実績データ、当日の勤務に対する退勤実績データ、翌日に渡る勤務に対する出勤実績データのいずれか、もしくは異常データを生成して上記勤休データファイル記憶装置に登録する第2の登録手段と
を有することを特徴とする就業時間管理システム。 - 請求項1に記載の就業時間管理システムであって、
上記判定手段の判定結果に対応する上記第1から第4の基準時刻のいずれかと上記情報読取手段で読み込んだ時刻とに基づき、当該勤務者の所定外労働時間を求める算出手段を有することを特徴とする就業時間管理システム。 - 勤務者の識別情報と該勤務者の出勤時もしくは退勤時の時刻を情報読取手段が読み込む手順と、
予め、基準出退時刻情報として入力装置から入力された、前日から継続した勤務に対する基準退勤時刻(第1の基準時刻)と、当日の勤務に対する基準出勤時刻(第2の基準時刻)と、当日の勤務に対する基準退勤時刻(第3の基準時刻)と、翌日に渡る勤務に対する基準出勤時刻(第4の基準時刻)とを第1の登録処理手段が記憶装置に登録する手順と、
上記情報読取手段が時刻を読み込んだ際、
該時刻が上記第1から第4の基準時刻のいずれに対応するかを判定する処理手段が、
当該勤務者の前日の退勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていな ければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と上記記憶装置に記憶した第1の基準時刻との差(I)を算出し、
当該勤務者の当日の出勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第2の基準時刻との差(J)を算出し、
当該勤務者の当日の退勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第3の基準時刻との差(K)を算出し、
当該勤務者の翌日の勤務に対する出勤実績データが上記勤休データファイル記憶装置に登録されていなければ、上記情報読取手段で読み込んだ時刻と、上記記憶装置に記憶した第4の基準時刻との差(L)を算出し、
算出した各差(I,J,K,L)の内、差(I)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の前日から継続した勤務に対する退勤時刻と判定し、
差(J)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の当日の勤務に対する出勤時刻と判定し、
差(K)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の当日の勤務に対する退勤時刻と判定し、
差(L)が最小であれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を、当該勤務者の翌日に渡る勤務に対する出勤時刻と判定し、
上記当該勤務者の前日の退勤実績データ、当日の出勤実績データ、当日の退勤実績データ、翌日の勤務に対する出勤実績データが全て上記勤休データファイル記憶装置に登録されていれば、上記情報読取手段で読み込んだ時刻を異常と判定
する手順と、
該判定した結果に基づき、第2の登録処理手段が、当該勤務者の前日から継続した勤務に対する退勤実績データ、当日の勤務に対する出勤実績データ、当日の勤務に対する退勤実績データ、翌日に渡る勤務に対する出勤実績データのいずれか、もしくは異常データを生成して上記勤休データファイル記憶装置に登録する手順と
を有することを特徴とする就業時間管理方法。 - 請求項3に記載の就業時間管理方法であって、
上記処理手段による判定する手順での判定結果に対応する上記第1から第4の基準時刻のいずれかと上記情報読取手段の読み込み手順で読み込んだ時刻とに基づき、算出手段が、当該勤務者の所定外労働時間を求める手順を有することを特徴とする就業時間管理方法。 - コンピュータに、請求項3、もしくは、請求項4のいずれかに記載の就業時間管理方法における各手順を実行させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項3、もしくは、請求項4のいずれかに記載の就業時間管理方法における各手順を実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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