JPH098180A - 混成集積回路部品およびその製造方法 - Google Patents

混成集積回路部品およびその製造方法

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JPH098180A
JPH098180A JP15195395A JP15195395A JPH098180A JP H098180 A JPH098180 A JP H098180A JP 15195395 A JP15195395 A JP 15195395A JP 15195395 A JP15195395 A JP 15195395A JP H098180 A JPH098180 A JP H098180A
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JP
Japan
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integrated circuit
hybrid integrated
wax
circuit board
resin layer
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Pending
Application number
JP15195395A
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English (en)
Inventor
Masanobu Hayashi
正信 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH098180A publication Critical patent/JPH098180A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】耐湿性および外観の優れた混成集積回路部品お
よびこの混成集積回路部品を歩留まりよく且つ効率よく
製造することのできる製造方法を提供する。 【構成】複数の電子部品2、3およびリ−ド端子4が混
成集積された混成集積回路基板10を、溶融ワックス槽
5に浸漬して、このワックス5aを前記混成集積回路基
板10の空隙に充填する工程と、前記ワックス浸漬工程
によりワックス5aの塗布充填された混成集積回路基板
10を、溶融樹脂槽に浸漬し、樹脂層を形成する工程
と、を含むことを特徴とする混成集積回路部品の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電子部品の集積
配置された混成集積回路基板をワックスおよびワックス
含浸樹脂層により被覆した混成集積回路部品およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の混成集積回路部品は、図7に示す
ように、能動部品12および受動部品13の集積配置さ
れた混成集積回路基板20の外装の内側がワックス含浸
樹脂層15で、および外側がワックス層16でそれぞれ
被覆されている。
【0003】また、従来の混成集積回路部品の製造方法
は、図5に示すように、厚み方向にスルーホール11a
が形成され、表面に回路パターン(図示せず)の印刷さ
れた絶縁基板11上に、ダイオード、トランジスタ、I
Cなどの能動部品12、および抵抗、コンデンサ、イン
ダクタなどの受動部品13が実装され、絶縁基板11の
一側縁に複数のリード端子14が取り付けられた混成集
積回路基板20を、例えば、溶融樹脂槽(図示せず)に
浸漬して、図6に示すように、混成集積回路基板20に
樹脂層15を形成する工程と、ついで、これを溶融ワッ
クス槽(図示せず)に浸漬して樹脂層15をワックス層
16で被覆しかつ樹脂層15にワックスを含浸する工程
と、よりなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
混成集積回路部品は、従来製法に起因して、即ち、最初
に粘性の大きい樹脂槽に混成集積回路基板20を浸漬す
るので、混成集積回路基板20と能動部品12あるいは
受動部品13との間に空隙17a、ピンホール17bな
どを有し、耐湿性が劣り、および外観にも問題があっ
た。
【0005】また、従来の混成集積回路部品の製造方法
においては、混成集積回路基板20を直接溶融樹脂槽に
浸漬するので、図6および図7に示すように、混成集積
回路基板20と能動部品12あるいは受動部品13との
間に空隙17aが形成され、また、この空隙17aに閉
じ込められた空気が膨脹して逸散するとき、樹脂層15
にピンホール17bを形成していた。また、スルーホー
ル11aが樹脂層15により充填されずピンホール17
bとなっていた。したがって、製造された混成集積回路
部品の耐湿性および外観を劣化させていた。
【0006】さらに、ワックス16を樹脂層15に十分
に含浸させるには、混成集積回路基板20のワックス槽
中への浸漬保持時間を長くしなければならず、ワックス
浸漬工程が煩雑になるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、耐湿性および外観の優
れた混成集積回路部品およびこの混成集積回路部品を歩
留まりよく効率よく製造することのできる製造方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の電子部品およびリード端子を集積
配置した混成集積回路基板の外装の内側がワックス層
で、外側がワックス含浸樹脂層でそれぞれ被覆されてな
る混成集積回路部品を特徴とする。
【0009】また、本発明は、複数の電子部品およびリ
ード端子が集積配置された混成集積回路基板を、溶融ワ
ックス槽に浸漬して、そのワックスを前記混成集積回路
基板に塗布充填するワックス浸漬工程と、前記ワックス
浸漬工程により前記ワックスの塗布充填された混成集積
回路基板を、溶融樹脂槽に浸漬し、樹脂層を形成する工
程と、を含む混成集積回路部品の製造方法を特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明に係る混成集積回路部品は、その混成集
積回路基板の外装の内側がワックスで、外側がワックス
含浸樹脂層となっているので、絶縁基板と集積部品間に
空隙がなく、樹脂層にもピンホールなどがない。
【0011】本発明に係る混成集積回路部品の製造方法
は、第1工程として混成集積回路基板をワックス槽に浸
漬してワックス層を形成し、ついで第2工程としてワッ
クス被覆混成集積回路基板を溶融樹脂槽に浸漬して樹脂
層を形成する。混成集積回路基板を溶融ワックス槽に浸
漬した際、溶融ワックスが絶縁基板と混成集積部品との
間の空隙、および集積部品の周囲の空隙、あるいはスル
ーホールなどの空隙に流入して、これらの空隙がワック
スで充填されることになる。したがって、その後、樹脂
層を形成しても、本発明製造方法により製造された混成
集積回路部品は、ピンホールなどの空隙が生じない。
【0012】また、本発明に係る混成集積回路部品の製
造方法においては、混成集積回路基板のワックス槽への
浸漬時間が短時間で済み、更にワックスの樹脂層への含
浸が樹脂層の焼き付けと同時に行われ、効率よく製造す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の混成集積回路部品の製造方
法について図面を参照して説明する。図1は本発明の混
成集積回路部品の一実施例における混成集積回路基板の
概略の平面図、図2はワックス浸漬工程の説明図、図3
は図2の工程によりワックスを含浸された混成集積回路
基板のX−X線断面図、図4は樹脂層を被覆した混成集
積回路部品の断面図である。
【0014】図1において、10は混成集積回路基板
で、従来例と同様に、スルーホール1aが形成され、表
面に回路パターン(図示せず)の印刷された絶縁基板1
に、ダイオード、トランジスタ、ICなどの能動部品
2、および抵抗、コンデンサ、インダクタなどの受動部
品3が実装され、絶縁基板1の一側縁に複数のリード端
子4が取り付けられている。
【0015】図2に示すように、混成集積回路基板10
は、そのリード端子4を保持して溶融したワックス槽5
に、リード端子4の取り付け側の基板側縁1bから約1
mmを残して浸漬される。この浸漬は、混成集積回路基
板10から発生する気泡がなくなるまで約10秒間ほど
行われる。このとき、ワックス槽5あるいは混成集積回
路基板10に適度の振動を加えると、ワックス5aが混
成集積回路基板10のスルホール1aなどの空隙に流入
してより効果的である。そして、混成集積回路基板10
をゆっくり引き上げて、付着したワックス5aを固化さ
せる。この状態において、混成集積回路基板10は、図
3に示すように、そのスルーホール1aなどの空隙およ
び絶縁基板1と能動部品2あるいは受動部品3との間の
空隙がワックス5aで充填され、その表面にはピンホー
ルなどの空隙が存在しないようになっている。
【0016】つぎに、ワックス5aの被覆された混成集
積回路基板10を、従来と同様に、溶融樹脂中に浸漬し
て、図4に示すように、樹脂層6を形成し、この樹脂層
6を焼き付け硬化して、本実施例の混成集積回路部品が
完成する。
【0017】本実施例製造方法においては、第1工程と
して混成集積回路基板10を溶融ワックス槽に浸漬し、
ついで第2工程として溶融樹脂槽に浸漬するので、混成
集積回路基板10と能動部品2あるいは受動部品3との
間の空隙、スルーホール1aなどの空隙がワックス5a
により充填され、樹脂層6の被覆後も内部においても表
面においても、ピンホール等の空隙は形成されず、耐湿
性および外観の優れた混成集積回路部品を実現すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明製造方法により製造された混成集
積回路部品は、混成集積回路基板の外装の内側がワック
スで、外側がワックス含浸樹脂層となっているので、ピ
ンホールなどの空隙がなく、耐湿性と外観のすぐれたも
のとなる。
【0019】本発明に係る混成集積回路部品の製造方法
は、混成集積回路基板をワックス槽に浸漬し、ついで溶
融樹脂槽に浸漬して樹脂層を形成する。混成集積回路基
板をワックス槽に浸漬した際、ワックスが絶縁基板と集
積部品との間の空隙、集積部品の周囲の空隙、スルーホ
ールなどの空隙に流入して、これらの空隙がワックスで
充填されることになり、その後の樹脂層の形成において
もピンホールなどの空隙は形成されないので、外観およ
び耐湿性不良が減少して歩留まりが向上する。また、本
発明に係る混成集積回路部品の製造方法において、混成
集積回路基板のワックス槽への浸漬は、混成集積回路基
板へのワックスの充填塗布を行わせ、従来のように樹脂
層への含浸を行うものではないので、その浸漬時間が短
時間ですむことになる。更に、ワックスの樹脂層への含
浸は、樹脂層の焼き付けと同時に行われるので、製造効
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の混成集積回路部品の一実施例におけ
る混成集積回路基板の概略の平面図
【図2】 本発明の混成集積回路部品の製造方法におけ
るワックス浸漬工程の説明図
【図3】 図2において、ワックスを含浸された混成集
積回路基板のX−X線断面図、
【図4】 図3に示すワックス含浸混成集積回路基板に
樹脂層を被覆した混成集積回路部品の断面図
【図5】 従来の混成集積回路部品における混成集積回
路基板の概略の平面図
【図6】 図5に示す混成集積回路基板に樹脂層および
ワックスを被覆した混成集積回路部品の一部切り欠き平
面図
【図7】 図6のY−Y線断面図
【符号の説明】
1 絶縁基板 1a スルーホール 2 能動部品 3 受動部品 4 リード端子 5 ワックス槽 5a ワックス 6 樹脂層 10 混成集積回路基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子部品およびリード端子を集積
    配置した混成集積回路基板の外装の内側がワックス層
    で、外側がワックス含浸樹脂層でそれぞれ被覆されてな
    る混成集積回路部品。
  2. 【請求項2】 複数の電子部品およびリード端子が集積
    配置された混成集積回路基板を、溶融ワックス槽に浸漬
    して、そのワックスを前記混成集積回路基板に塗布充填
    するワックス浸漬工程と、 前記ワックス浸漬工程により前記ワックスの塗布充填さ
    れた混成集積回路基板を、溶融樹脂槽に浸漬し、樹脂層
    を形成する工程と、を含むことを特徴とする混成集積回
    路部品の製造方法。
JP15195395A 1995-06-19 1995-06-19 混成集積回路部品およびその製造方法 Pending JPH098180A (ja)

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JP15195395A JPH098180A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 混成集積回路部品およびその製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203870A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203870A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 三菱電機株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

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