JPH098152A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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JPH098152A
JPH098152A JP15355595A JP15355595A JPH098152A JP H098152 A JPH098152 A JP H098152A JP 15355595 A JP15355595 A JP 15355595A JP 15355595 A JP15355595 A JP 15355595A JP H098152 A JPH098152 A JP H098152A
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film
interlayer insulating
insulating film
oxide film
semiconductor memory
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Kosaku Takabayashi
幸作 高林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造時の熱処理に基づくゲ−ト酸化膜へのスト
レスを緩和でき、また層間絶縁膜の下層の酸化膜の信頼
性を高くすることができ、さらに、層間絶縁膜のエッチ
耐性の向上を図れ、層間絶縁膜の薄膜化を実現できる半
導体記憶装置の製造方法を提供する。 【構成】フロ−ティングゲ−ト50を単結晶シリコンに
よって形成する。また、層間絶縁膜6としてのONO膜
の形成工程において、エッチ処理の前に、窒化膜(Si
N)62のCVD後にRTPを行う。これにより、熱酸
化処理によるグレイン成長を抑制でき、ゲ−ト酸化膜4
へのストレスを緩和できる。また、層間絶縁膜6となる
ONO膜の下層の酸化膜61の信頼性を高めることがで
き、さらに、窒化膜62のエッチ耐性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電荷保持層としてのフ
ロ−ティングゲ−トを有する半導体記憶装置の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、EPROM、フラッシュEEP
ROMなどのフロ−ティングゲ−トを有する半導体記憶
装置を製造する場合には、フロ−ティングゲ−トが多結
晶シリコン(ポリシリコン)によって、形成される。
【0003】図4はこの種のフロ−ティングゲ−トを有
する半導体記憶装置の製造方法を示すフロ−チャ−トで
ある。図5は図4に示す製造方法によって製造されたフ
ラッシュEEPROM10の断面図である。図5(a)
はワ−ドラインに垂直な断面図、図5(b)はワ−ドラ
インに平行な断面図をそれぞれ示している。
【0004】ここで、たとえばp型基板を用いて、フラ
ッシュEEPROM10を構成することとして説明を行
う。図5においては、1はpウェルあるいはp基板、2
はn + 拡散層、3はn- 拡散層、4はゲ−ト酸化膜、5
はポリシリコンによって形成されたフロ−ティングゲ−
ト(FG)、6は層間絶縁膜(ONO膜)、7はコント
ロ−ルゲ−ト(CG)、8はサイドウォ−ル、9はLO
COS(素子分離領域)をそれぞれ示している。層間絶
縁膜6は最下層の酸化膜(SiO2 )、中間層の窒化シ
リコン膜(SiN)62および最上層の酸化膜(SiO
2 )63により構成されている。また、コントロ−ルゲ
−ト7は、ポリシリコン膜71および、たとえばタング
ステンシリサイド(WSi)膜などのシリサイド膜72
により構成されている。
【0005】ここで、図4のフロ−チャ−トおよび図
6、図7の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図を参
照しながら、フロ−ティングゲ−トを有する半導体記憶
装置の製造方法について説明する。
【0006】まず、図6(a)に示すように、p型基板
1の上に、たとえばn型ウェル拡散層2、3を形成した
後、熱酸化法により厚さ10〜11nm程度のゲ−ト酸
化膜4を形成する。次いで、ゲ−ト酸化膜4の表面に、
フロ−ティングゲ−ト(FG)となる第1ポリシリコン
層5を、ポリシリコンを用いて、たとえばCVD法によ
り形成する。この第1ポリシリコン層5の膜厚は特に限
定されないが、たとえば100nm程度に設定される。
実際には、ここで、フロ−ティングゲ−トの一部加工が
行われる。
【0007】次に、層間絶縁膜6としてのONO膜(S
iO2 /SiN/SiO2 )が形成されるが、このON
O膜は、たとえば以下のような手順に従って形成され
る。まず、図6(b)に示すように、熱酸化処理によ
り、ONO膜の最下層となる14nm以下程度の酸化膜
61を成膜する。次いで、図6(c)に示すように、熱
酸化膜61の表面に、約11nm以下程度の窒化シリコ
ン膜(SiN)62を、たとえばCVD法などで成膜す
る。
【0008】そして、図6(d)に示すように、窒化シ
リコン膜62の表面を熱酸化処理して、約2nm〜6n
m以下程度のONO膜の最上層となる酸化膜63を形成
する。
【0009】このような工程により3層構造のONO膜
6が形成される。このONO膜は、低リ−ク電流で膜厚
制御性に優れている。このONO膜の膜厚は、酸化シリ
コン膜換算で、22nm以下程度である。
【0010】次に、図7(a)に示すように、層間絶縁
膜6の表面に、EEPROMメモリ10のコントロ−ル
ゲ−ト(CG)となる第2ポリシリコン層71を、ポリ
シリコンを用いて、たとえばCVD法などにより形成す
る。この第2ポリシリコン層71の膜厚は特に限定され
ないが、たとえば200nm以下程度に設定される。な
お、コントロ−ルゲ−ト7をポリサイド構造とする場合
には、図7(b)に示すように、第2ポリシリコン膜7
1を成膜した後、その表面にタングステンシリサイドな
どの金属シリサイド膜72をCVD法などで成膜する。
このような工程によって、ポリサイド構造のコントロ−
ルゲ−ト7が形成される。
【0011】そして、図7(c)に示すように、RIE
などにより、シリサイド膜72、第2ポリシリコン層7
1をエッチング加工し、次いで、層間絶縁膜6および第
1ポリシリコン層5を順次にエッチング加工し、所定パ
タ−ンのコントロ−ルゲ−ト7(CG)、層間絶縁膜6
およびフロ−ティングゲ−ト5(FG)を得る。
【0012】最後に、図7(d)に示すように、半導体
基板の表面にCVD法により酸化シリコン膜を成膜す
る。次に、この酸化シリコン膜に対して、異方性エッチ
ング加工を行い、コントロ−ルゲ−ト7およびフロ−テ
ィングゲ−ト5の側部に酸化シリコンで構成されるサイ
ドウォ−ル8を形成する。上述した製造工程により、フ
ロ−ティングゲ−ト5を有するEEPROM10が形成
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した半
導体記憶装置の従来の製造方法では、フロ−ティングゲ
−ト5が多結晶シリコン(ポリシリコン)によって形成
されるため、フロ−ティングゲ−ト5形成後の熱処理に
よりポリシリコンのグレインが成長し、ゲ−ト酸化膜4
にストレスがかかる。
【0014】また、層間絶縁膜6となるONO膜の下層
の酸化膜61は通常熱酸化処理により形成されるが、熱
酸化処理中にポリシリコンのグレインの一部が周りのグ
レインからの応力により突起として成長することも知ら
れている(たとえば、「シリコン熱酸化膜とその界
面」、谷口編 RELEZE INC.)。このため、
層間絶縁膜6となるONO膜の下層の酸化膜61の信頼
性が低下してしまう。
【0015】さらに、層間絶縁膜6となるONO膜の窒
化膜62形成後の(ライト)エッチ処理によって、ON
O膜の窒化膜62が取れてしまったり、膜厚が減少する
という問題があった。
【0016】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的はゲ−ト絶縁膜(ゲ−ト酸化膜)へ
のストレスを緩和でき、また、層間絶縁膜となるONO
膜の下層の酸化膜の信頼性を高くすることができる。さ
らに、層間絶縁膜としてのONO膜のエッチ耐性の向上
を図れ、層間絶縁膜の薄膜化を実現できる半導体記憶装
置の製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基板上にゲ−ト絶縁膜、フロ−ティング
ゲ−ト、少なくとも第1の酸化膜、窒化膜、第2の酸化
膜の3層構造を有する層間絶縁膜およびコントロ−ルゲ
−トが表記順に形成され、上記層間絶縁膜は少なくとも
熱処理を含む工程により形成される半導体記憶装置の製
造方法であって、上記フロ−ティングゲ−トが単結晶シ
リコンによって形成される。
【0018】また、本発明では、上記層間絶縁膜の第1
の酸化膜は熱酸化処理により形成され、さらに、上記層
間絶縁膜の窒化膜形成後に、所定温度に設定された気体
の雰囲気中における熱処理を行う。
【0019】
【作用】本発明によれば、たとえば、フラッシュEEP
ROMなどのフロ−ティングゲ−トを有する半導体記憶
装置において、フロ−ティングゲ−トを単結晶シリコン
で形成することにより、層間絶縁膜形成時の熱酸化処理
によるグレインの成長がなくなり、ゲ−ト絶縁膜へのス
トレスが緩和される。また、層間絶縁膜となるONO膜
の下層の酸化膜の信頼性が高くなる。
【0020】さらに、窒化膜形成後に所定の熱処理を行
うと、エッチ処理による窒化膜の膜厚の減少の程度が小
さくなる。すなわち、所定の熱処理を行うことによっ
て、窒化膜のエッチ耐性が向上する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るフロ−ティングゲ−トを
有する半導体記憶装置の製造方法について、その製造工
程を示すフロ−チャ−トおよび半導体記憶装置の断面を
示す図を参照しつつ、説明する。図1は、本発明に係る
フロ−ティングゲ−トを有する半導体記憶装置の製造工
程を示すフロ−チャ−トである。このフロ−チャ−トに
示すように、本発明の製造工程においては、図5に示す
従来例の半導体記憶装置の製造工程とほぼ同じである
が、フロ−ティングゲ−ト(FG)が単結晶シリコンに
よって構成されることが従来例の製造工程とは異なる。
【0022】図2は、本発明に係る半導体記憶装置の製
造方法によって製造された、たとえばフラッシュEEP
ROM20の一つの例を示す断面図である。図2(a)
はフラッシュEEPROM20のワ−ドラインに垂直な
断面を示す断面図、図2(b)はフラッシュEEPRO
M20のワ−ドラインに平行な断面を示す断面図であ
る。
【0023】図2は、従来例の半導体記憶装置の製造方
法で造られたフラッシュEEPROM10の断面図を示
す図5とは、フロ−ティングゲ−トを構成するシリコン
の結晶体が異なる点以外、他の構成部分は同様である。
したがって、この図2においては、従来例の半導体記憶
装置の製造方法により、製造されたフラッシュEEPR
OM10の断面図を示す図5と同一の符号を用いて、半
導体記憶装置の同様な構成部分を表す。すなわち、2は
+ 拡散層、3はn- 拡散層、4はゲ−ト酸化膜(F
G)、6は層間絶縁膜(ONO膜)、7はコントロ−ル
ゲ−ト(CG)、8はサイドウォ−ル、9はLOCOS
(素子分離領域)をそれぞれ示している。層間絶縁膜6
は最下層酸化膜(SiO2 )、中間層の窒化シリコン膜
(SiN)62および最上層の酸化膜(SiO2 )63
により構成されている。また、コントロ−ルゲ−ト7
は、ポリシリコン膜71およびたとえば、タングステン
シリサイド(WSi)膜などのシリサイド膜72により
構成されている。
【0024】ただし、この図2においては、pウェルあ
るいはp基板を11、単結晶シリコンによって構成され
たフロ−ティングゲ−ト(FG)を符号50を用いて表
し、図5と区別する。
【0025】図3は本発明に係るフロ−ティングゲ−ト
を有する半導体記憶装置の製造工程を示す断面図であ
る。ここで、図1のフロ−チャ−ト、図2および図3の
半導体記憶装置の断面図を参照しながら、本発明の半導
体記憶装置の製造方法を説明する。
【0026】まず、図3(a)に示すようにp基板11
に素子分離領域(LOCOS)のためのトレンチエッチ
ングを行う。次に、図3(b)に示すように、素子分離
領域のためのSiO2 を、たとえばCVD法により堆積
し、エッチバックして素子分離領域9を形成する。ここ
で、必要があれば、フラッシュEEPROM20のしき
い値電圧Vthを調整するために、インプラ処理を行う。
【0027】次に、図3(c)に示すように、p基板1
1にO2 をインプラして、アニ−ルをすることによっ
て、ゲ−ト酸化膜4を形成する。ここで、必要ならば、
リンプレデなどの方法でフロ−ティングゲ−ト50にリ
ンをド−プする。
【0028】そして、従来例と同様な手順で層間絶縁膜
6となるONO膜の下層酸化膜61、窒化膜62を形成
する。すなわち、まず、熱酸化処理によって、ONO膜
の最下層となる14nm以下程度の酸化膜61を成膜す
る。次いで、熱酸化膜61の表面に、約11nm以下程
度の窒化シリコン膜(SiN)62を、たとえばCVD
法などで成膜する。
【0029】ここで、従来例と異なる手順で、RTP処
理を行う。すなわち、ONOの中間層であるSiN62
をCVDにより形成した後、直ぐにON膜のエッチ処理
を行うのではなく、SiN62のCVD処理の後に、い
わゆるRTP(Rapid Thermal Process )という、10
00゜C程度の高温による熱処理を所定の時間、たとえ
ば、60秒を行う。
【0030】RTP処理としては、たとえば1000゜
C以上のN2 雰囲気中におけるアニ−ル処理(RT
A)、1000゜C以上のドライO2 雰囲気中における
熱処理(RTO)、あるいは1000゜C以上のNH3
およびN2 O雰囲気中における熱処理(RTN)があ
る。
【0031】RTP処理を行った後、従来例と同様な製
造工程で、メモリトランジスタを構成する。すなわち、
RTP処理した後のONO膜の中間層である窒化膜62
の表面を熱酸化処理によって、約2nm〜6nm程度の
ONO膜の最上層となる酸化膜63を形成する。ただ
し、熱酸化処理の前処理として、(ライト)エッチ処理
を行う必要がある。このような工程により3層構造のO
NO膜6が形成される。このONO膜は、低リ−ク電流
で膜厚制御性に優れている。このONO膜の膜厚は、酸
化シリコン膜換算で、22nm以下程度である。
【0032】次に、層間絶縁膜6の表面に、フラッシュ
EEPROMメモリ20のコントロ−ルゲ−ト(CG)
となるポリシリコン膜71を、ポリシリコンを用いて、
たとえばCVD法などにより形成する。ポリシリコン膜
71の膜厚は特に限定されないが、たとえば200nm
以下程度に設定される。なお、コントロ−ルゲ−ト7を
ポリサイド構造とする場合には、ポリシリコン膜71を
成膜した後、その表面にタングステンシリサイドなどの
金属シリサイド膜72をCVD法などで成膜する。この
ような工程によって、ポリサイド構造のコントロ−ルゲ
−ト7が形成される。
【0033】そして、コントロ−ルゲ−ト7が形成され
た後、RIEなどにより、シリサイド膜72、ポリシリ
コン層71をエッチング加工し、次いで、層間絶縁膜6
および単結晶シリコン層50を順次にエッチング加工
し、所定パタ−ンのコントロ−ルゲ−ト7(CG)、層
間絶縁膜6およびフロ−ティングゲ−ト50(FG)を
得る。
【0034】最後に、半導体基板の表面にCVD法によ
り酸化シリコン膜を成膜する。次に、この酸化シリコン
膜に対して、異方性エッチング加工を行い、コントロ−
ルゲ−ト7およびフロ−ティングゲ−ト50の側部に酸
化シリコンで構成されるサイドウォ−ル8を形成する。
上述した製造工程により、フロ−ティングゲ−ト50を
有するフラッシュEEPROM20が形成される。
【0035】本実施例によれば、単結晶シリコンにより
フロ−ティングゲ−ト50を形成するので、ポリシリコ
ンにより形成されたフロ−ティングゲ−ト5のような熱
酸化処理によるグレイン成長がなくなる。その結果、ゲ
−ト酸化膜4へのストレスを緩和でき、また、層間絶縁
膜6となるONO膜の下層の酸化膜61の信頼性を高め
ることができる。
【0036】さらに、本実施例によれば、フロ−ティン
グゲ−トとしての単結晶シリコン膜50とコントロ−ル
ゲ−トとしてのポリシリコン膜7との間に形成される層
間絶縁膜6としてのONO膜の形成工程において、エッ
チ処理の前に、窒化膜(SiN)62のCVD後にRT
P(RTA,RTO,RTN)を行うことによって、窒
化膜(SiN)62のエッチ耐性を向上させることがで
きる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フロ−ティングゲ−トを単結晶シリコンで形成すること
によりゲ−ト絶縁膜(ゲ−ト酸化膜)へのストレスを緩
和でき、ゲ−ト絶縁膜をさらに薄膜で形成していくとき
の信頼性を高めることができる利点がある。
【0038】また、フロ−ティングゲ−トを単結晶シリ
コンで形成することにより、層間絶縁膜となるONO膜
の第1の酸化膜を信頼性高く形成することができ、ON
O膜の薄膜化にも有利である。
【0039】さらに、本発明によれば、層間絶縁膜とし
てのONO膜の形成工程において、エッチ処理の前に、
ONO膜の中間層となる窒化膜SiNのCVD後にRT
P(RTA,RTO,RTN)を行うことによって、窒
化膜SiNのエッチ耐性を向上させることができる。そ
の結果、SiN膜の膜厚を薄くすることができれば、カ
ップリング比を高めることができるので、半導体記憶素
子の書き込み、消去電圧の低電圧化を図ることができ
る。
【0040】また、エッチ耐性が向上しているというこ
とは、窒化膜SiNの接合がRTP処理を行わない場合
より堅固に形成されていると考えられるので、リ−ク電
流特性、電荷保持特性およびディスタ−ブ特性を向上で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法を示す
フロ−チャ−トである。
【図2】本発明に係る半導体記憶装置の製造方法の第1
の実施例を示す図である。
【図3】本発明に係る半導体記憶装置の製造工程の一例
を示す図である。
【図4】従来の製造方法を示すフロ−チャ−トである。
【図5】従来の製造方法により製造されたフラッシュE
EPROMの断面を示す図である。
【図6】従来の製造工程を示す図である。
【図7】従来の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1…p基板 2…n+ 拡散層 3…n- 拡散層 4…ゲ−ト酸化膜 5…ポリシリコンで構成されたフロ−ティングゲ−ト
(FG) 50…単結晶シリコンで構成されたフロ−ティングゲ−
ト(FG) 6…層間絶縁膜(ONO膜) 61…ONO膜の下層酸化膜 62…ONO膜の窒化シリコン膜 63…ONO膜の上層酸化膜 7…コントロ−ルゲ−ト(CG) 71…ポリシリコン膜 72…シリサイド膜 8…サイドウォ−ル(Side Wall) 9…LOCOS(素子分離領域) 11…単結晶シリコン基板 10…従来例のフラッシュEEPROM 20…本発明のフラッシュEEPROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にゲ−ト絶縁膜、フロ−ティング
    ゲ−ト、少なくとも第1の酸化膜、窒化膜、第2の酸化
    膜の3層構造を有する層間絶縁膜およびコントロ−ルゲ
    −トが表記順に形成され、上記層間絶縁膜は少なくとも
    熱処理を含む工程により形成される半導体記憶装置の製
    造方法であって、 上記フロ−ティングゲ−トが単結晶シリコンによって形
    成される半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記層間絶縁膜の第1の酸化膜は熱酸化
    処理により形成される請求項1記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 上記層間絶縁膜の窒化膜形成後に、所定
    温度に設定された気体の雰囲気中における熱処理を行う
    請求項2記載の半導体記憶装置の製造方法。
JP15355595A 1995-06-20 1995-06-20 半導体記憶装置の製造方法 Pending JPH098152A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100455365B1 (ko) * 1997-05-07 2005-02-28 삼성전자주식회사 비휘발성기억소자의폴리실리콘층간유전체막형성방법
JP2005159266A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Macronix Internatl Co Ltd Ono構造上に酸化物を形成するための方法
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