JPH0981093A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH0981093A
JPH0981093A JP7235797A JP23579795A JPH0981093A JP H0981093 A JPH0981093 A JP H0981093A JP 7235797 A JP7235797 A JP 7235797A JP 23579795 A JP23579795 A JP 23579795A JP H0981093 A JPH0981093 A JP H0981093A
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JP
Japan
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display data
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displayed
frame
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Pending
Application number
JP7235797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kadaka
孝之 香高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPH0981093A publication Critical patent/JPH0981093A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間が自然界の対象物を見る場合と同様な見
方で表示対象物を見ることができ、作業性に優れた表示
を行うことができる表示制御装置を提供する。 【解決手段】 表示データ読出枠作成部101は、表示
データメモリ4に記憶された表示データのうち、マウス
等の視点指示装置2により指定された視点を含む所定範
囲を表示データ読出枠として設定する。当該範囲内の表
示データは、表示データ読み出し部102および表示デ
ータ合成部103によりVRAM5に転送される。この
ような制御が行われる結果、表示装置3には常に視点を
中心とした所定範囲内の対象物が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ、CADツール等に使用される表示装置の制御
に好適な表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CRT表示装置等の表示装置は、文字、
平面図形、立体図形等の多種多様な対象物を視覚を通じ
て直観的かつ効率的に認識せしめるという点において優
れたマン−マシン・インタフェースであり、パーソナル
コンピュータ等、およそ人間に対して情報を提供する役
割を持った装置にとっては欠かせない装置である。コン
ピュータ技術の進歩により、人間とコンピュータとの共
同作業により多様な情報処理を行うことが可能となった
が、これに伴い、マン−マシン・インタフェースとして
の表示装置の重要性が高まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、情報の表示を如
何なる制御方式により行うかを決めるに当たっては、使
用者が表示画面に表示された情報を見ながら行う作業の
内容に対する充分な配慮が必要である。特にCAD(Co
mputer Aided Design)ツール等においては、使用者は
表示装置に表示された設計対象物を見ながら部品の取り
付け、加工等の設計情報の入力を行うため、設計対象物
の構造および現在設計作業の対象となっている部分が分
りやすく表示されることが望まれる。また、通常、設計
作業は長時間に及ぶから、見ていて疲れない表示が好ま
しい、ということになる。
【0004】このような観点から、表示情報を見ながら
行う作業の作業性を考慮した表示方式の検討が従来から
行われてきた訳であるが、これまでの技術においては、
重要な点についての配慮が欠けていた。すなわち、次に
述べる人間の視線の動きに対する配慮である。
【0005】人間が何等かの作業を行っている場合、通
常、人間の視点は作業の進行に従って移動する。例えば
板に釘を打ちつける等の作業をする場合には作業対象物
たる釘を見ながら作業を行い、この作業が終われば次の
作業を行うべく道具箱に目を向けるが如きである。この
ように人間の目は、常に何等かの“見たい物”に向けら
れるのであり、この結果、“見たい物”とその廻りの事
物が人間の視野の中に現れるのである。そして、この場
合に“見たい物”は視野の中心に現れるのである。これ
が人間が自然界の事物を見る場合の最も自然な見方であ
る。
【0006】これに対して、例えばワードプロセッサを
使用して文書作成を行っている場合においては、人間は
カーソル表示がなされている文字入力位置に視点を置い
て作業を進めることとなる。ここで、表示装置の表示画
面全体が目に入るため、この表示画面全体が人間の視野
に収る訳であるが、文字が入力される毎に文字の入力位
置(カーソル位置)は順次シフトされてゆくので、人間
が視点は視野の端から端まで移動し、極めて不自然な視
線の動きとなる。
【0007】このように人間の視点の動きを観察してみ
ると、人間が自然界の対象物を実際に見る場合とコンピ
ュータ等の表示画面に表示された対象物を見る場合との
間には大きな差異があるのである。
【0008】さらに大きな相異は、人間が視点を移動さ
せると視野はこれに連動して移動するが、コンピュータ
等の表示制御においてはこれに相当するものはない、と
いうことである。例えばワードプロセッサを使用して文
字入力を続けていると、文字入力位置は表示画面の端に
到達してしまう。この表示画面の端が視野の限界であ
る。この限界よりもさらに先の部分を見たいと思って
も、視野、すなわち、表示画面に表示される範囲は変更
されないのである。
【0009】ワードプロセッサの場合、文字入力位置
(視点)は、行の端に到達した後は次の行の先頭の文字
に自動的に移動するので、視野が視点に連動していなく
ても問題は少ないが、CADツールの使用時には問題が
多い。例えばCADツールを使用して立体図形の修正を
行う場合には、表示画面に映っている部分についての修
正作業が終わると、次に修正すべき箇所を表示画面に現
すために、画面移動の操作をしなければならない。しか
も、この画面移動操作は、水平方向と垂直方向を別に行
うので、画面移動をたびたび行うこととなり面倒なもの
である。
【0010】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、人間が自然界の対象物を見る場合と同
様な見方で表示対象物を見ることができ、作業性に優れ
た表示を行うことができる表示制御装置を提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示データ
メモリに記憶された表示データのうち、指定された視点
を含む所定範囲内に属する表示対象物の表示データを読
み出し、表示装置に表示させることを特徴とする表示制
御装置を要旨とする。
【0012】かかる発明によれば、例えばマウス等によ
って視点が指定されると、この視点を含む所定範囲内の
表示対象物が常に表示装置に表示されるので、使用者は
常に“見たい物”とその周囲の事物を表示画面から得る
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0014】図1は、この発明の実施形態である表示制
御装置100を使用したシステムを示すブロック図であ
る。この図において、1はシステム全体を制御するCP
Uである。また、2は表示対象物のうち視点を置くべき
位置を指示するための視点指示装置であり、例えばマウ
スが使用される。3はCRT等による表示装置である。
4は表示データメモリであり、文字、図形等の表示対象
物を表す表示データが格納される。本実施形態において
は、表示装置3の画面全体を表示枠とし、この表示枠内
に1種類の表示対象物を表示させる他、複数の表示枠を
設定し各表示枠に別個の情報を表示することが可能であ
る。このような表示枠への表示を行うため、各表示枠に
表示すべき対象物の表示データが表示データメモリ4に
格納される。5は表示装置3に実際に表示される一画面
分の表示データを記憶するVRAMである。
【0015】本発明の実施形態である表示制御装置10
0は、一般的な表示制御装置としての制御の他、特定の
動作モードにおいては、表示対象物全体のうち使用者に
よって指定された視点を中心とした所定範囲内の部分を
表示装置3に表示させる制御を行う。さらに詳述する
と、この制御は表示制御装置100内の以下の各部によ
り実行されるものである。
【0016】a.表示データ読出枠作成部101 本実施形態においては、視点の移動があると、この移動
に伴って、表示枠内に表示すべき内容が変更となる。従
って、表示対象物のうち表示枠内に表示すべき部分の表
示データを表示データメモリ4から読み出す必要があ
る。表示データ読出枠作成部101は、そのための処理
を以下の手順に従って実行する。
【0017】(1)現在の視点に対応した部分が表示枠
の中央に位置するように表示対象物全体の表示位置を決
定する。 (2)上記表示位置および表示枠に対して設定された表
示倍率に基づき、表示対象物のうち表示枠内に収る部分
を求める。 (3)上記(2)により求めた部分の表示データが表示
データメモリ4の何番地から何番地までの範囲に記憶さ
れているかを求め、当該範囲を示す表示データ読出枠情
報を出力する。
【0018】b.表示データ読出部102 表示データ読出部102は、上記表示データ読出枠情報
によって指定された範囲の表示データを表示データメモ
リ4から読み出す。
【0019】c.表示データ合成部103 表示データ合成部103は、表示データメモリ4から読
み出された各表示枠に対応した各表示データを合成し、
一画面分の表示データを編集してVRAM5内に格納す
る。
【0020】d.表示データ出力部104 表示データ出力部104は、所定のフレーム周期毎に、
VRAM5内の一画面分の表示データを読み出し、表示
装置3に供給する。
【0021】次に図2を参照し、本実施形態の動作につ
いて説明する。まず、図2において、Xは表示データメ
モリ4内の表示データによって特定される表示対象物全
体を表しているものとする。今、仮に図2に示すA点が
視点指示装置2により視点として指示されるとすると、
表示制御装置100内の表示データ読出枠作成部101
により、この視点Aを中心とした所定範囲内の部分aが
求められ、この部分aに対応した表示データ読出枠情報
が表示データ読出部102に供給される。この結果、こ
の表示データ読出枠情報に対応した表示データ、すなわ
ち、上記部分aの表示データが表示データメモリ4から
VRAM5に転送され、上記部分aが表示装置3に設定
された表示枠に表示される。ここで、部分aのうち視点
Aの置かれている箇所は表示枠の中心に位置するように
表示がなされることとなる。
【0022】そして、使用者が視点指示装置2を操作す
ることにより視点を例えばB点に移動させると、この新
たな視点Bを中心とした所定範囲内の部分bが求めら
れ、この部分bに対応した表示データ読出枠情報が表示
データ読出枠作成部101によって発生される。この結
果、部分bに対応した表示データが表示データメモリ4
からVRAM5へ転送され、表示装置3の表示枠には部
分bが表示されることとなる。
【0023】このように表示装置3の表示枠内には、常
に表示対象物のうち視点を中心とした所定範囲内の部分
が表示される。また、表示対象物のうち視点の置かれて
いる箇所は常に表示枠の中心に位置することとなる。従
って、わざわざ、水平・垂直のスクロール処理をしなく
とも、目で画面を追う如く、視点指示装置2の操作によ
って視点を指示するのみにより、表示枠内の表示対象物
の表示自体が移動し、しかも、表示対象物における視点
の置かれている箇所は常に表示枠の中央に表示されるた
め、人間が見る場合の特性に近く非常に便利である。
【0024】なお、上記実施形態においては使用者がマ
ウスを用いて自らの意思に基づいて視点の指定を行うこ
ととなるが、視点の指定の態様はこれに限定されるもの
ではない。例えば、ワードプロセッサ等の場合は、文字
入力位置が視点の位置となるが、この場合の視点は使用
者が指定しなくても作業の進行により自動的に移動して
ゆくものであると考えられる。本発明をこの場合の表示
制御に適用し、視点(現在の文字入力位置)を常に表示
画面の中央に位置させるように制御を行ってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表示データメモリに記憶された表示データのうち、
指定された視点を含む所定範囲内の表示対象物の表示デ
ータを読み出し、表示装置に表示させるようにしたの
で、使用者は自然界の事物に視点を合せてその事物を見
るときと全く同じ見方で表示画面上の表示対象物を見る
ことができ、優れた作業性が得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態である表示制御装置を
示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の動作を示す図である。
【符号の説明】
1……CPU、2……視点指示装置、100……表示制
御装置、101……表示データ読出枠作成部、102…
…表示データ読出部、103……表示データ合成部、1
04……表示データ出力部、3……表示装置、5……V
RAM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データメモリに記憶された表示デー
    タのうち、指定された視点を含む所定範囲内に属する表
    示対象物の表示データを読み出し、表示装置に表示させ
    ることを特徴とする表示制御装置。
JP7235797A 1995-09-13 1995-09-13 表示制御装置 Pending JPH0981093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235797A JPH0981093A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 表示制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7235797A JPH0981093A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 表示制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0981093A true JPH0981093A (ja) 1997-03-28

Family

ID=16991405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7235797A Pending JPH0981093A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 表示制御装置

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JP (1) JPH0981093A (ja)

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