JP2000322600A - インターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムおよびインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法 - Google Patents

インターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムおよびインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法

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JP2000322600A
JP2000322600A JP12707899A JP12707899A JP2000322600A JP 2000322600 A JP2000322600 A JP 2000322600A JP 12707899 A JP12707899 A JP 12707899A JP 12707899 A JP12707899 A JP 12707899A JP 2000322600 A JP2000322600 A JP 2000322600A
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client
virtual
coordinate
server
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JP12707899A
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English (en)
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Masahiko Kajiwara
征彦 梶原
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NEC Software Chubu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、インターネットを仮想3次元空間
と捉え地球規模の仮想3次元空間を作り出すことによっ
て世界中の人々とコミュニケーションが可能となるイン
ターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムお
よびインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方
法を提供することを課題とする。 【解決手段】 仮想3次元空間のX座標を特定する第1
パラメータ、仮想3次元空間のY座標を特定する第2パ
ラメータ、仮想3次元空間のZ座標を特定する第3パラ
メータ、前記{第1パラメータ、第2パラメータ、第3
パラメータ}の座標構成のウィンドウを特定する第4パ
ラメータをインターネットプロトコルアドレスから生成
する手段と、前記{第1パラメータ、第2パラメータ、
第3パラメータ、第4パラメータ}に基づいて前記仮想
3次元空間を生成する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元ウィンドウ
表示技術に係り、特にインターネットを仮想3次元空間
と捉え地球規模の仮想3次元空間を作り出すことによっ
て世界中の人々とコミュニケーションが可能となるイン
ターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムお
よびインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画面上に複数の領域を設けその各
々に独立の画像を表示させるマルチウィンドウ表示制御
技術において、マルチウィンドウを表示する際には、C
RT(ブラウン管)等の表示装置の限られた表示領域に
複数のウィンドウを配置して表示することが必要であ
る。
【0003】この目的のために従来用いられていた方法
としては、例えば画面上のすべてのウィンドウが重なら
ないようにウィンドウの大きさを調節して配置する方法
がある。この方法においては、ウィンドウが重ならない
ため画像は隠れないが、ウィンドウの大きさが画面上の
ウィンドウの数によって制限されてしまうという問題点
がある。他の方法としては、ウィンドウの大きさは任意
で、ウィンドウどうしのオーバーラップを許す方法があ
る。この方法においては、ウィンドウの大きさはウィン
ドウの数により制限されないが、下にあるウィンドウの
重なり部分は不可視となるという問題点がある。その他
の方法としては、ウィンドウのオーバーラップを避ける
ために、ディスプレイサイズより大きい仮想的なスクリ
ーンを設定し、ディスプレイを該スクリーンの一表示領
域であるかのように見せる方法や、複数のスクリーンを
持ち、これらを切り替えて表示する方法もある。
【0004】従来の技術において、オーバーラップを許
さない方法においては、ウィンドウが重ならないため画
像は隠れないが、ウィンドウの大きさが画面上のウィン
ドウの数によって制限される。従って、あまり多数のウ
ィンドウを開けないという問題点があった。オーバーラ
ップを許す方法においては、ウィンドウの大きさはウィ
ンドウの数によらないが、ウィンドウの重なり部分のう
ち後にあるウィンドウの部分は不可視となる。従って、
前にあるウィンドウによって隠されている部分を表示す
るためには、前にあるウィンドウをアイコン化するか、
表示したいウィンドウが最上部になるまで一番前のウィ
ンドウを最後部へ繰り返し持っていく等の操作を行わな
ければならないという問題点があった。また、仮想的に
ディスプレイより大きいスクリーンを設定する方法にお
いては、ディスプレイの範囲の外にある表示されていな
い部分のウィンドウが見えないという問題点があった。
さらに、複数のスクリーンを持つ方法においても、表示
を選択していないスクリーン上にあるウィンドウを見る
ことができないという問題点があった。さらに、これら
の方法においては、ウィンドウを同一平面上に配置する
ため、ウィンドウの重なり順序が判別しにくいという問
題点があった。
【0005】このような問題点を解決することを目的と
する従来技術としては、例えば、特開平6−26633
0号公報に記載のものがある。すなわち、従来技術は、
マルチウィンドウを表示する際に、複数のウィンドウを
表示画面上で効果的に配置することを目的とするもので
あって、少なくとも表示装置、入力装置および演算装置
を備えたシステムにおいて、表示装置の画面上に複数の
ウィンドウを表示する際に、画面上に仮想的に3次元空
間を考え、3次元空間内の一点を消点と定め、ウィンド
ウ毎に、3次元空間における位置、サイズ、消点からの
距離に関する情報を有し、画面上に表示されるウィンド
ウを、情報に基づき透視図法の規則に則って消点に収束
するように表示装置に表示するマルチウィンドウ表示制
御方法である。このようなマルチウィンドウ表示制御方
法では、ディスプレイ画面上に複数のウィンドウを表示
するマルチウィンドウ表示制御方法において、ズーム率
を指示することにより、画面上に表示されているすべて
のウィンドウを、透視図法の規則に則って一点(消点)
に収束する方向に同じ比率で拡大または縮小することに
より、ウィンドウを仮想的に3次元に配置し、配置を変
更することなくあたかも3次元空間上を移動するかのよ
うにウィンドウサイズを変更し、また、ズーム率を指示
することにより、指定したウィンドウの大きさを透視図
法の規則に則って一点(消点)に収束する方向に拡大ま
たは縮小することにより、あたかも3次元空間上を移動
するかのようにウィンドウサイズを変更し、さらに、消
点の深さを変更することによってウィンドウの拡大率ま
たは縮小率を変更することにより、あたかも3次元空間
上でのウィンドウ間の距離を変更したかのようにウィン
ドウサイズを変更し、さらに、表示するウィンドウにデ
ィスプレイ上の仮想立体空間上で深さに対応した仮想的
な厚みを表現することにより、仮想3次元空間をより立
体的に見せ、さらに、仮想的な厚みを同一深さのウィン
ドウで等しくすることにより、仮想3次元空間をより立
体的に見せ、さらに、ウィンドウの拡大または縮小に対
応して、ウィンドウ内部の明度を大きくまたは小さくす
ることにより、仮想3次元空間をより立体的に見せるこ
とが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術の仮想3次元ウィンドウ表示制御方法はデ
スクトップと呼ばれる自身のコンピュータの2次元的な
ウィンドウ表示を仮想的な3次元空間としウィンドウの
配置に空間的要素を持たせる方法であるため、自身の端
末のディスプレイ内だけの3次元処理しかできず、2次
元でウィンドウを重ねて表示する場合とあまり違いがな
いという問題点があった。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、インターネットを
仮想3次元空間と捉え地球規模の仮想3次元空間を作り
出すことによって世界中の人々とコミュニケーションが
可能となるインターネット3次元マルチウィンドウ制御
表示システムおよびインターネット3次元マルチウィン
ドウ制御表示方法を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、インターネットを仮想3次元空間と捉え地球規
模の仮想3次元空間を作り出すことによって世界中の人
々とコミュニケーションが可能となるインターネット3
次元マルチウィンドウ制御表示システムであって、仮想
3次元空間のX座標を特定する第1パラメータ、仮想3
次元空間のY座標を特定する第2パラメータ、仮想3次
元空間のZ座標を特定する第3パラメータ、前記{第1
パラメータ、第2パラメータ、第3パラメータ}の座標
構成のウィンドウを特定する第4パラメータをインター
ネットプロトコルアドレスから生成する手段と、前記
{第1パラメータ、第2パラメータ、第3パラメータ、
第4パラメータ}に基づいて前記仮想3次元空間を生成
する手段を有することを特徴とするインターネット3次
元マルチウィンドウ制御表示システムに存する。また請
求項2に記載の発明の要旨は、クライアント側に設けら
れたウィンドウ制御クライアント装置と、サーバ側に設
けられたウィンドウ制御サーバ装置を有し、前記ウィン
ドウ制御クライアント装置はプログラム制御により動作
するコンピュータとディスプレイ装置を有し、当該コン
ピュータは外部記憶装置とメインメモリ装置とインター
ネット接続装置を備え、前記ウィンドウ制御サーバ装置
はプログラム制御により動作するコンピュータとディス
プレイ装置を有し、当該コンピュータは外部記憶装置と
メインメモリ装置とインターネット接続装置を備えるこ
とを特徴とする請求項1に記載のインターネット3次元
マルチウィンドウ制御表示システムに存する。また請求
項3に記載の発明の要旨は、前記ウィンドウ制御クライ
アント装置は、前記クライアント側の入力装置から起動
の命令が実行された際に前記クライアント側のコンピュ
ータからの命令に応じて前記クライアント側の外部記憶
装置から前記クライアント側のメインメモリ装置にウィ
ンドウを制御するプログラムを読み出して格納し、前記
クライアント側のメインメモリ装置に読み出されて格納
されたウィンドウを制御するプログラムを前記クライア
ント側のコンピュータで実行し、前記ウィンドウ制御ク
ライアント装置のIPアドレス情報を基にインターネッ
トの前記仮想3次元空間の座標{X,Y,Z}上に前記
クライアント側のコンピュータのウィンドウが位置する
ように画像データを前記クライアント側のディスプレイ
装置に表示し、前記クライアント側の入力装置からX座
標、Y座標またはZ座標の変更が入力された際に、前記
クライアント側のディスプレイ装置に表示されているウ
ィンドウの表示で仮想3次元空間を移動させるように構
成されていることを特徴とする請求項2に記載のインタ
ーネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムに存
する。また請求項4に記載の発明の要旨は、前記ウィン
ドウ制御サーバ装置は、前記サーバ側のコンピュータか
ら起動の命令が実行された際に、前記サーバ側のコンピ
ュータからの命令に応じて前記仮想3次元空間内のウィ
ンドウの存在を管理するプログラムが前記サーバ側の外
部記憶装置から前記サーバ側のメインメモリ装置に読み
出されて格納され、前記サーバ側の外部記憶装置から前
記サーバ側のメインメモリ装置に読み出されて格納され
た前記仮想3次元空間内のウィンドウの存在を管理する
プログラムを前記サーバ側のコンピュータで実行し、前
記ウィンドウ制御クライアント装置からの登録要求を待
ち、前記ウィンドウ制御クライアント装置から登録要求
がきた場合、前記サーバ側のコンピュータが前記仮想3
次元空間の座標{X,Y,Z}にウィンドウが存在する
ことを前記サーバ側のメインメモリ装置上の管理テーブ
ルに記憶するとともに、当該登録を行った座標点近くに
既に登録されているウィンドウの存在の情報を当該ウィ
ンドウ制御クライアント装置に返し、前記ウィンドウ制
御クライアント装置から削除要求がきた場合に、前記サ
ーバ側のメインメモリ装置上の管理テーブルからウィン
ドウが消えたことを記憶するように構成されていること
を特徴とする請求項2または3に記載のインターネット
3次元マルチウィンドウ制御表示システムに存する。ま
た請求項5に記載の発明の要旨は、インターネットを仮
想3次元空間と捉え地球規模の仮想3次元空間を作り出
すことによって世界中の人々とコミュニケーションが可
能となるインターネット3次元マルチウィンドウ制御表
示方法であって、仮想3次元空間のX座標を特定する第
1パラメータ、仮想3次元空間のY座標を特定する第2
パラメータ、仮想3次元空間のZ座標を特定する第3パ
ラメータ、前記{第1パラメータ、第2パラメータ、第
3パラメータ}の座標構成のウィンドウを特定する第4
パラメータをインターネットプロトコルアドレスから生
成する工程と、前記{第1パラメータ、第2パラメー
タ、第3パラメータ、第4パラメータ}に基づいて前記
仮想3次元空間を生成する工程を有することを特徴とす
るインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法
に存する。また請求項6に記載の発明の要旨は、前記ク
ライアント側の入力装置から起動の命令が実行された際
に当該クライアント側のコンピュータからの命令に応じ
て当該クライアント側の外部記憶装置から当該クライア
ント側のメインメモリ装置にウィンドウを制御するプロ
グラムを読み出して格納する工程と、当該ウィンドウを
制御するプログラムを実行し当該クライアント側のコン
ピュータのIPアドレス情報を基にインターネットの当
該仮想3次元空間の座標{X,Y,Z}上に当該クライ
アント側のコンピュータのウィンドウが位置するように
画像データをクライアント側のディスプレイ装置に表示
する工程と、当該クライアント側の入力装置からX座
標、Y座標またはZ座標の変更が入力された際に当該ク
ライアント側のディスプレイ装置に表示されているウィ
ンドウの表示で仮想3次元空間を移動させる工程を備え
たクライアントウィンドウ制御工程と、サーバ側のコン
ピュータから起動の命令が実行された際に当該サーバ側
のコンピュータからの命令に応じて前記仮想3次元空間
内のウィンドウの存在を管理するプログラムを前記サー
バ側の外部記憶装置から前記サーバ側のメインメモリ装
置に読み出して格納する工程と、当該仮想3次元空間内
のウィンドウの存在を管理するプログラムを当該サーバ
側のコンピュータで実行し、前記ウィンドウ制御クライ
アント工程からの登録要求を待つ工程と、前記ウィンド
ウ制御クライアント工程から登録要求がきた場合に当該
サーバ側のコンピュータが前記仮想3次元空間の座標
{X,Y,Z}にウィンドウが存在することを当該サー
バ側のメインメモリ装置上の管理テーブルに記憶すると
ともに、当該登録を行った座標点近くに既に登録されて
いるウィンドウの存在の情報を当該ウィンドウ制御クラ
イアント工程に返す工程と、当該ウィンドウ制御クライ
アント工程から削除要求がきた場合に当該サーバ側のメ
インメモリ装置上の管理テーブルからウィンドウが消え
たことを記憶する工程を備えたサーバウィンドウ制御工
程を有することを特徴とする請求項5に記載のインター
ネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法に存する。
また請求項7に記載の発明の要旨は、前記クライアント
側のコンピュータの起動時に前記クライアントウィンド
ウ制御工程を前記クライアント側の外部記憶装置から読
み出して前記クライアント側のメインメモリ装置に格納
する工程と、前記クライアント側のコンピュータが前記
クライアントウィンドウ制御工程を実行し、前記サーバ
側のコンピュータが前記サーバウィンドウ制御工程を実
行する工程を有することを特徴とする請求項6に記載の
インターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法に
存する。また請求項8に記載の発明の要旨は、前記クラ
イアントウィンドウ制御工程が前記クライアント側のイ
ンターネット接続装置を前記サーバ側のコンピュータに
接続する工程を有することを特徴とする請求項6に記載
のインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法
に存する。また請求項9に記載の発明の要旨は、前記サ
ーバウィンドウ制御工程が自身のIPアドレスを基に前
記仮想3次元空間の座標{X,Y,Z}を決定し、前記
クライアントウィンドウ制御工程が前記仮想3次元空間
の座標{X,Y,Z}に起動したことを前記サーバウィ
ンドウ制御工程に登録する工程を有することを特徴とす
る請求項6に記載のインターネット3次元マルチウィン
ドウ制御表示方法に存する。また請求項10に記載の発
明の要旨は、前記クライアントウィンドウ制御工程が仮
想3次元空間を表示するウィンドウを描画する工程を有
することを特徴とする請求項6に記載のインターネット
3次元マルチウィンドウ制御表示方法に存する。また請
求項11に記載の発明の要旨は、前記クライアントウィ
ンドウ制御工程が、ウィンドウ上のX座標、Y座標およ
びZ座標の増減変更ボタンの操作をチェックしX座標、
Y座標およびZ座標の増減に応じて仮想3次元空間を移
動する工程を有することを特徴とする請求項6に記載の
インターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法に
存する。また請求項12に記載の発明の要旨は、前記ク
ライアントウィンドウ制御工程がウィンドウ上の構成ウ
ィンドウ切り替えボタンの押下をチェックし、当該構成
ウィンドウ切り替えボタンの押下に応じて同一空間内に
存在するウィンドウを切り替える工程を有することを特
徴とする請求項6に記載のインターネット3次元マルチ
ウィンドウ制御表示方法に存する。また請求項13に記
載の発明の要旨は、前記クライアント側のコンピュータ
と同等の機能をもつコンピュータが前記仮想3次元空間
に存在している場合に前記サーバウィンドウ制御工程が
互いのウィンドウ座標点が近づくにつれて互いのウィン
ドウが近づいていることがわかるように表示する工程を
有することを特徴とする請求項6に記載のインターネッ
ト3次元マルチウィンドウ制御表示方法に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に示す実施の形態の特徴は、
インターネットを仮想3次元空間と捉え地球規模の仮想
3次元空間を作り出すことによって世界中の人々とコミ
ュニケーションがとれる構成を提供できることにある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態にかかる仮想
3次元空間を説明するためのX−Y−Z座標系である。
図1を参照すると、IP(インターネットプロトコル)
アドレス、例えば、{192.168.0.1}という
体系をそのまま{X.Y.Z.A}として3次元のX
軸、Y軸、Z軸と考え、Aを{X,Y,Z}座標構成
(図中(192,168,0))のウィンドウ(図中破
線で表記)とする。これにより、インターネットの中に
視野による確認ができる地球規模の3次元仮想世界を作
り出すことができる。
【0011】図2は本発明の一実施の形態にかかるイン
ターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システムの
ウィンドウ制御クライアント装置10を説明するための
機能ブロック図である。図2において、10はウィンド
ウ制御クライアント装置、100はコンピュータ(デー
タ処理装置)、110は外部記憶装置、120はメイン
メモリ装置、130はディスプレイ装置、140はイン
ターネット接続装置、150は入力装置を示している。
本実施の形態のインターネット3次元マルチウィンドウ
制御表示システムは、インターネット3次元マルチウィ
ンドウ制御表示方法を実行するために、クライアント側
に設けられインターネット3次元マルチウィンドウ制御
表示方法のクライアントウィンドウ制御プログラム(方
法)を実行するウィンドウ制御クライアント装置10
と、サーバ側に設けられインターネット3次元マルチウ
ィンドウ制御表示方法のサーバウィンドウ制御プログラ
ム(方法)を実行するウィンドウ制御サーバ装置20
(後述)を備えている。図2を参照すると、ウィンドウ
制御クライアント装置10は、インターネット3次元マ
ルチウィンドウ制御表示方法を記述したプログラムコー
ドを実行可能であって、プログラム制御により動作する
コンピュータ(データ処理装置)100、ディスプレイ
装置130、マウス、キーボード、タブレット、タッチ
パッド等の入力装置150を備えている。コンピュータ
(データ処理装置)100は、ハードディスク、MO,
PD,CD−ROM,DVD−ROM,RAMカード等
の外部記憶装置110と、メインメモリ装置120、イ
ンターネット接続装置140を備えている。
【0012】図3は本発明の第1の実施の形態にかかる
インターネット3次元マルチウィンドウ制御表示システ
ムのウィンドウ制御サーバ装置20を説明するための機
能ブロック図である。図3において、20はウィンドウ
制御サーバ装置、200はコンピュータ(データ処理装
置)、210は外部記憶装置、220はメインメモリ装
置、230はディスプレイ装置、240はインターネッ
ト接続装置、250は入力装置を示している。図3を参
照すると、ウィンドウ制御サーバ装置20は、インター
ネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法を記述した
プログラムコードを実行可能であって、プログラム制御
により動作するコンピュータ(データ処理装置)20
0、ディスプレイ装置230、マウス、キーボード、タ
ブレット、タッチパッド等の入力装置250を備えてい
る。コンピュータ(データ処理装置)200は、ハード
ディスク、MO,PD,CD−ROM,DVD−RO
M,RAMカード等の外部記憶装置210、メインメモ
リ装置220、インターネット接続装置240を備えて
いる。
【0013】次にインターネット3次元マルチウィンド
ウ制御表示システムの動作について説明する。まず、ウ
ィンドウ制御クライアント装置10の動作(クライアン
トウィンドウ制御プログラム)について説明する。入力
装置150から起動の命令が実行された際に、ウィンド
ウを制御するプログラムが、コンピュータ(データ処理
装置)100からの命令に応じて外部記憶装置110か
らメインメモリ装置120に読み出されて格納される。
続いて、メインメモリ装置120に読み出されて格納さ
れたウィンドウを制御するプログラムをコンピュータ
(データ処理装置)100で実行し、自ホストのIPア
ドレス情報を基にインターネットの仮想世界{X,Y,
Z}座標上に自身のウィンドウが位置するように画像デ
ータをディスプレイ装置130に表示する。続いて、入
力装置150からX座標、Y座標またはZ座標の変更が
入力されると、ディスプレイ装置130に表示されてい
るウィンドウの表示は仮想3次元空間を移動してゆく。
【0014】次に、ウィンドウ制御サーバ装置20の動
作(サーバウィンドウ制御プログラム)について説明す
る。まず、コンピュータ(データ処理装置)200から
起動の命令が実行された際に、仮想3次元空間内のウィ
ンドウの存在を管理するプログラムを含むサーバウィン
ドウ制御プログラムが、コンピュータ(データ処理装
置)200からの命令に応じて外部記憶装置210から
メインメモリ装置220に読み出されて格納される。続
いて、外部記憶装置210からメインメモリ装置220
に読み出されて格納された仮想3次元空間内のウィンド
ウの存在を管理するプログラムを含むサーバウィンドウ
制御プログラムをコンピュータ(データ処理装置)20
0で実行し、前述のクライアントウィンドウ制御プログ
ラムから登録要求がくるのを待つ。クライアントウィン
ドウ制御プログラムから登録要求がきた場合、コンピュ
ータ(データ処理装置)200が仮想世界{X,Y,
Z}座標にウィンドウが存在することをメインメモリ装
置220上の管理テーブルに記憶(登録)すると同時
に、このとき登録を行った座標点近くに既に登録されて
いるウィンドウがあればその情報をクライアントウィン
ドウ制御プログラムに返す。また、クライアントウィン
ドウ制御プログラムから削除要求がきた場合、メインメ
モリ装置220上の管理テーブルからウィンドウが消え
たことを記憶する。
【0015】次に図4を参照してインターネット3次元
マルチウィンドウ制御表示方法について説明する。図4
は本発明の一実施の形態にかかるインターネット3次元
マルチウィンドウ制御表示方法を説明するためのフロー
チャートである。まず、入力装置150であるマウス、
キーボード、タブレット、タッチパッド等により、手動
で起動されるように要求が出される。または、入力装置
150からコンピュータ(データ処理装置)100を起
動すると同時に、自動的にクライアントウィンドウ制御
プログラムが実行されるように要求をしておく(ステッ
プA1)。続いて、クライアントウィンドウ制御プログ
ラムを、外部記憶装置110であるハードディスク、M
O,PD,CD−ROM,DVD−ROM,RAMカー
ド等から読み出し、メインメモリ装置120に格納する
(ステップA2)。続いて、クライアント側のコンピュ
ータ(データ処理装置)100がクライアントウィンド
ウ制御プログラムを実行し、コンピュータ(データ処理
装置)200がサーバウィンドウ制御プログラムを実行
する(ステップA3)。続いて、インターネット接続装
置140である、B4680ボード、またはモデムやT
A(Terminal Adapter:端末アダプ
タ)、DSU(Digital Service Un
it:ディジタル回線用の回線終端装置)が、サーバウ
ィンドウ制御プログラムを実行しているインターネット
上のサーバ側のコンピュータ(データ処理装置)200
に接続する(ステップA4)。続いて、コンピュータ
(データ処理装置)100が自身のIPアドレスを基に
{X,Y,Z}座標を決定し、クライアントウィンドウ
制御プログラムが3次元仮想3次元空間座標{X,Y,
Z}に起動したことをサーバウィンドウ制御プログラム
に登録する(ステップA5)。続いて、ディスプレイ装
置130に仮想3次元空間を表示するウィンドウを描画
する(ステップA6)。なお、3次元空間をウィンドウ
上に表現する方法として、一点透視投影図法で実現する
ことが望ましい。
【0016】続いて、クライアント側のコンピュータ
(データ処理装置)100が、ウィンドウ上のX座標、
Y座標およびZ座標の増減変更ボタンの操作をチェック
しX座標、Y座標およびZ座標の増減に応じて仮想3次
元空間を移動する(ステップA7)。続いて、クライア
ント側のコンピュータ(データ処理装置)100が、ウ
ィンドウ上の構成ウィンドウ切り替えボタンの押下をチ
ェックし、構成ウィンドウ切り替えボタンの押下に応じ
て同一空間内に存在するウィンドウを切り替える(ステ
ップA8)。続いて、コンピュータ(データ処理装置)
100と同等の機能をもつコンピュータ(不図示)を操
作して上記ステップA1〜ステップA8を実行する他の
人がこの仮想3次元空間に存在している場合、サーバ側
のコンピュータ(データ処理装置)200により、互い
のウィンドウ座標点が近づくにつれて互いのウィンドウ
が近づいていることがわかるようにディスプレイ装置1
30に表示する。
【0017】次に、具体例を用いて説明する。図5は本
発明の一実施の形態にかかるインターネット3次元マル
チウィンドウ制御表示システムの起動後のウィンドウ内
のイメージ図である。図5を参照すると、まず、入力装
置150からクライアントウィンドウ制御プログラムを
起動する。起動後のウィンドウ内のイメージ図を図5に
示す。このとき、自ホスト(ウィンドウ制御クライアン
ト装置10)のIPアドレスが192.168.0.1
だった場合、X座標を192、Y座標を168、Z座標
を0として、仮想的にインターネット3次元空間にウィ
ンドウを表示したこととする。このときの座標点は、ウ
ィンドウの左上の点とする。視点は、X−Y平面と平行
に、Z軸の正の方向を見るものとする。なお、自分のウ
ィンドウを含め、すべてZ軸の負の方向から正の方向へ
スクリーンを見るものとする。
【0018】また、視点は、現在の座標位置からX軸座
標に0.5、Y軸方向に−0.5、Z軸方向の方向に−
1した位置にあるものとする。一般に3次元空間では、
Z軸の方向によってワールド座標系(右手系)と視点座
標系(左手系)とがあるが、本発明においては、図1の
ように、左手系(X軸からY軸の方向に右ねじが進む方
向とZ軸の方向が逆になる)を利用する。同時に、サー
バウィンドウ制御プログラムに、この座標空間にウィン
ドウが開かれたことを通知し、自画面上に表示している
内容を登録する。他のウィンドウが存在していれば、そ
の位置情報と表示内容を受け取る。
【0019】一方、クライアントウィンドウ制御プログ
ラムは、ウィンドウの中に3次元空間を表示する。サー
バウィンドウ制御プログラムから情報を受けた他のウィ
ンドウは、開かれたウィンドウの内容を自分のウィンド
ウ上に表示する。図5のウィンドウ右下のX,Y,Z表
記の右にある、X座標、Y座標およびZ座標の増減変更
ボタンで、仮想3次元空間を移動してゆき、他の人が開
いているウィンドウを参照したり、互いのウィンドウを
用いて、会話や共同開発作業を行う。また、あらかじめ
行きたい座標がわかっている場合、各座標値を入力して
移動を行う。
【0020】図6は座標1から座標2へZ座標が1だけ
移動した場合のウィンドウのX−Y−Z座標表示であ
る。図6において、X軸、Y軸の一目盛りは、同一座標
空間で一番大きいウィンドウの縦、横のドット(画素)
を一目盛りとする。また、Z軸の座標の一目盛りは、ウ
ィンドウスクリーンが254枚格納できる仮想的な厚さ
が必要なため、描画の最小単位を1ドットとすると、視
点の位置を考慮して254ドット以上とする。逆に、描
画上での考え方として、例えば、その座標空間の最大ウ
ィンドウサイズが、1024*768だった場合、仮装
3次元空間をX座標値を1024倍、Y座標値を768
倍、Z座標値を254倍して考えてもよい。なお、空間
内の移動は、平行移動のみとする。
【0021】開かれているウィンドウで同一{X,Y,
Z}空間に2枚以上254枚以下の構成ウィンドウがあ
る場合、図5の右下の左右の矢印ウィンドウ切り替えボ
タンで、ウィンドウを切り替えて参照を行う。基本的に
は、画面内容の変更があれば、クライアントウィンドウ
制御プログラムから、サーバウィンドウ制御プログラム
に変更内容を登録することとするが、インターネットに
接続している回線容量の制限から、変更の度に随時登録
するか数秒おきに登録するか、ユーザにより回線の種別
に合わせて選択できるようにする。同様に、他のウィン
ドウからの画面更新内容の取得も、変更の度に随時登録
するか数秒おきに登録するか、回線種別に合わせて選択
できるようにする。
【0022】ここで、一点透視投影図法による座標計算
について簡単に説明をする。図7は視点より距離dの位
置に設定する投影面のX−Y−Z座標表示、図8は図7
の投影面のY−Z座標表示である。
【0023】図7、図8における投影面は、視点より距
離dの位置に設定する。点P(x,y,z)の投影座標
P’(u,v)は、次のように比例関係 (z+d):x=d:u が成立する。これにより点Pのx座標の投影座標uは、 u=xd/(z+d)=x/(z/d+1) となる。
【0024】同様に、y座標の投影座標vは、 v=yd/(z+d)=y/(z/d+1) となる。直線P1−P’1上の点はすべてこの投影座標
P’(u,v)となることがわかる。これは、x座標を
視点を原点としたときの奥行方向の値で割り、それを投
影面までの距離dで拡大することによってu座標を計算
すると考えることができる。
【0025】以上の計算は、(式1)のように、同次座
標を用いて行列表示することができる。
【0026】
【数1】
【0027】これをwで割って正規化すると、(式2)
となる。
【0028】
【数2】
【0029】このようにして投影座標(u,v)を求
め、3次元空間に存在するウィンドウをスクリーンに投
影して表示する。
【0030】また、一点透視投影図法によって表示され
るウィンドウは、クリッピング処理(表示範囲よりはみ
出した部分を取り去ること)として、投影面よりZ座標
が大きく、投影面により近いウィンドウを優先して表示
し、手前にあるウィンドウによって隠れる部分のウィン
ドウは表示しないようにして、隠面消去を行う。
【0031】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、コ
ンピュータによって自動的に開かれたウィンドウを、企
業であれば広告、宣伝等のページに使用でき、しかも、
通常のウィンドウであるため、必ずしもHTML(Hy
per Text Markup Language)
やXML(eXtensible Markup La
nguage)等の言語で書かれたページである必要は
ないことである。
【0032】また第2の効果は、遠距離に居るもの同士
で、お互いのウィンドウを用いて会話や共同開発作業を
実行することができるようになり、その結果、ホームペ
ージを参照するためのブラウザソフト、チャットを行う
ためのチャット用ソフト等の専用ソフトウェアをそれぞ
れ個別に用意する必要がなくなることである。
【0033】また第3の効果は、ウィンドウを移動させ
ている最中に、例えば、あるウィンドウで行われている
仮想商店販売に出会った際に通りすがりの買い物ができ
るといったウィンドウショッピングが可能となることで
ある。
【0034】また第4の効果は、もともとお互いに知ら
なければ出会わないはずの遠く離れた人と簡単にウィン
ドウを通して会話をすることができることである。
【0035】そして第5の効果は、会社等に設置されて
いる端末でプログラムを実行している場合、特定の人だ
けが見ることができるようにセキュリティをかけた状態
でインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示シス
テム上で3次元空間に表示しておけば、プログラムの実
行状況を自宅等の離れたところから遠隔監視することが
できることである。
【0036】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、コ
ンピュータによって自動的に開かれたウィンドウを、企
業であれば広告、宣伝等のページに使用でき、しかも、
通常のウィンドウであるため、必ずしもHTML(Hy
per Text Markup Language)
やXML(eXtensible Markup La
nguage)等の言語で書かれたページである必要は
ないことである。また第2の効果は、遠距離に居るもの
同士で、お互いのウィンドウを用いて会話や共同開発作
業を実行することができるようになり、その結果、ホー
ムページを参照するためのブラウザソフト、チャットを
行うためのチャット用ソフト等の専用ソフトウェアをそ
れぞれ個別に用意する必要がなくなることである。また
第3の効果は、ウィンドウを移動させている最中に、例
えば、あるウィンドウで行われている仮想商店販売に出
会った際に通りすがりの買い物ができるといったウィン
ドウショッピングが可能となることである。また第4の
効果は、もともとお互いに知らなければ出会わないはず
の遠く離れた人と簡単にウィンドウを通して会話をする
ことができることである。そして第5の効果は、会社等
に設置されている端末でプログラムを実行している場
合、特定の人だけが見ることができるようにセキュリテ
ィをかけた状態でインターネット3次元マルチウィンド
ウ制御表示システム上で3次元空間に表示しておけば、
プログラムの実行状況を自宅等の離れたところから遠隔
監視することができることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる仮想3次元空間
を説明するためのX−Y−Z座標系である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかるインターネット
3次元マルチウィンドウ制御表示システムのウィンドウ
制御クライアント装置を説明するための機能ブロック図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかるインターネ
ット3次元マルチウィンドウ制御表示システムのウィン
ドウ制御サーバ装置を説明するための機能ブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施の形態にかかるインターネット
3次元マルチウィンドウ制御表示方法を説明するための
フローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態にかかるインターネット
3次元マルチウィンドウ制御表示システムの起動後のウ
ィンドウ内のイメージ図である。
【図6】座標1から座標2へZ座標が1だけ移動した場
合のウィンドウのX−Y−Z座標表示である。
【図7】視点より距離の位置に設定する投影面のX−Y
−Z座標表示である。
【図8】図7の投影面のY−Z座標表示である。
【符号の説明】
10…ウィンドウ制御クライアント装置 20…ウィンドウ制御サーバ装置 100…コンピュータ(データ処理装置) 110…外部記憶装置 120…メインメモリ装置 130…ディスプレイ装置 140…インターネット接続装置 150…入力装置 200…コンピュータ(データ処理装置) 210…外部記憶装置 220…メインメモリ装置 230…ディスプレイ装置 240…インターネット接続装置 250…入力装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを仮想3次元空間と捉え
    地球規模の仮想3次元空間を作り出すことによって世界
    中の人々とコミュニケーションが可能となるインターネ
    ット3次元マルチウィンドウ制御表示システムであっ
    て、 仮想3次元空間のX座標を特定する第1パラメータ、仮
    想3次元空間のY座標を特定する第2パラメータ、仮想
    3次元空間のZ座標を特定する第3パラメータ、前記
    {第1パラメータ、第2パラメータ、第3パラメータ}
    の座標構成のウィンドウを特定する第4パラメータをイ
    ンターネットプロトコルアドレスから生成する手段と、 前記{第1パラメータ、第2パラメータ、第3パラメー
    タ、第4パラメータ}に基づいて前記仮想3次元空間を
    生成する手段を有することを特徴とするインターネット
    3次元マルチウィンドウ制御表示システム。
  2. 【請求項2】 クライアント側に設けられたウィンドウ
    制御クライアント装置と、サーバ側に設けられたウィン
    ドウ制御サーバ装置を有し、 前記ウィンドウ制御クライアント装置はプログラム制御
    により動作するコンピュータとディスプレイ装置を有
    し、当該コンピュータは外部記憶装置とメインメモリ装
    置とインターネット接続装置を備え、 前記ウィンドウ制御サーバ装置はプログラム制御により
    動作するコンピュータとディスプレイ装置を有し、当該
    コンピュータは外部記憶装置とメインメモリ装置とイン
    ターネット接続装置を備えることを特徴とする請求項1
    に記載のインターネット3次元マルチウィンドウ制御表
    示システム。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウ制御クライアント装置
    は、 前記クライアント側の入力装置から起動の命令が実行さ
    れた際に前記クライアント側のコンピュータからの命令
    に応じて前記クライアント側の外部記憶装置から前記ク
    ライアント側のメインメモリ装置にウィンドウを制御す
    るプログラムを読み出して格納し、 前記クライアント側のメインメモリ装置に読み出されて
    格納されたウィンドウを制御するプログラムを前記クラ
    イアント側のコンピュータで実行し、前記ウィンドウ制
    御クライアント装置のIPアドレス情報を基にインター
    ネットの前記仮想3次元空間の座標{X,Y,Z}上に
    前記クライアント側のコンピュータのウィンドウが位置
    するように画像データを前記クライアント側のディスプ
    レイ装置に表示し、 前記クライアント側の入力装置からX座標、Y座標また
    はZ座標の変更が入力された際に、前記クライアント側
    のディスプレイ装置に表示されているウィンドウの表示
    で仮想3次元空間を移動させるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のインターネット3次元
    マルチウィンドウ制御表示システム。
  4. 【請求項4】 前記ウィンドウ制御サーバ装置は、 前記サーバ側のコンピュータから起動の命令が実行され
    た際に、前記サーバ側のコンピュータからの命令に応じ
    て前記仮想3次元空間内のウィンドウの存在を管理する
    プログラムが前記サーバ側の外部記憶装置から前記サー
    バ側のメインメモリ装置に読み出されて格納され、 前記サーバ側の外部記憶装置から前記サーバ側のメイン
    メモリ装置に読み出されて格納された前記仮想3次元空
    間内のウィンドウの存在を管理するプログラムを前記サ
    ーバ側のコンピュータで実行し、前記ウィンドウ制御ク
    ライアント装置からの登録要求を待ち、 前記ウィンドウ制御クライアント装置から登録要求がき
    た場合、前記サーバ側のコンピュータが前記仮想3次元
    空間の座標{X,Y,Z}にウィンドウが存在すること
    を前記サーバ側のメインメモリ装置上の管理テーブルに
    記憶するとともに、当該登録を行った座標点近くに既に
    登録されているウィンドウの存在の情報を当該ウィンド
    ウ制御クライアント装置に返し、 前記ウィンドウ制御クライアント装置から削除要求がき
    た場合に、前記サーバ側のメインメモリ装置上の管理テ
    ーブルからウィンドウが消えたことを記憶するように構
    成されていることを特徴とする請求項2または3に記載
    のインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示シス
    テム。
  5. 【請求項5】 インターネットを仮想3次元空間と捉え
    地球規模の仮想3次元空間を作り出すことによって世界
    中の人々とコミュニケーションが可能となるインターネ
    ット3次元マルチウィンドウ制御表示方法であって、 仮想3次元空間のX座標を特定する第1パラメータ、仮
    想3次元空間のY座標を特定する第2パラメータ、仮想
    3次元空間のZ座標を特定する第3パラメータ、前記
    {第1パラメータ、第2パラメータ、第3パラメータ}
    の座標構成のウィンドウを特定する第4パラメータをイ
    ンターネットプロトコルアドレスから生成する工程と、 前記{第1パラメータ、第2パラメータ、第3パラメー
    タ、第4パラメータ}に基づいて前記仮想3次元空間を
    生成する工程を有することを特徴とするインターネット
    3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  6. 【請求項6】 前記クライアント側の入力装置から起動
    の命令が実行された際に当該クライアント側のコンピュ
    ータからの命令に応じて当該クライアント側の外部記憶
    装置から当該クライアント側のメインメモリ装置にウィ
    ンドウを制御するプログラムを読み出して格納する工程
    と、当該ウィンドウを制御するプログラムを実行し当該
    クライアント側のコンピュータのIPアドレス情報を基
    にインターネットの当該仮想3次元空間の座標{X,
    Y,Z}上に当該クライアント側のコンピュータのウィ
    ンドウが位置するように画像データをクライアント側の
    ディスプレイ装置に表示する工程と、当該クライアント
    側の入力装置からX座標、Y座標またはZ座標の変更が
    入力された際に当該クライアント側のディスプレイ装置
    に表示されているウィンドウの表示で仮想3次元空間を
    移動させる工程を備えたクライアントウィンドウ制御工
    程と、 サーバ側のコンピュータから起動の命令が実行された際
    に当該サーバ側のコンピュータからの命令に応じて前記
    仮想3次元空間内のウィンドウの存在を管理するプログ
    ラムを前記サーバ側の外部記憶装置から前記サーバ側の
    メインメモリ装置に読み出して格納する工程と、当該仮
    想3次元空間内のウィンドウの存在を管理するプログラ
    ムを当該サーバ側のコンピュータで実行し、前記ウィン
    ドウ制御クライアント工程からの登録要求を待つ工程
    と、前記ウィンドウ制御クライアント工程から登録要求
    がきた場合に当該サーバ側のコンピュータが前記仮想3
    次元空間の座標{X,Y,Z}にウィンドウが存在する
    ことを当該サーバ側のメインメモリ装置上の管理テーブ
    ルに記憶するとともに、当該登録を行った座標点近くに
    既に登録されているウィンドウの存在の情報を当該ウィ
    ンドウ制御クライアント工程に返す工程と、当該ウィン
    ドウ制御クライアント工程から削除要求がきた場合に当
    該サーバ側のメインメモリ装置上の管理テーブルからウ
    ィンドウが消えたことを記憶する工程を備えたサーバウ
    ィンドウ制御工程を有することを特徴とする請求項5に
    記載のインターネット3次元マルチウィンドウ制御表示
    方法。
  7. 【請求項7】 前記クライアント側のコンピュータの起
    動時に前記クライアントウィンドウ制御工程を前記クラ
    イアント側の外部記憶装置から読み出して前記クライア
    ント側のメインメモリ装置に格納する工程と、 前記クライアント側のコンピュータが前記クライアント
    ウィンドウ制御工程を実行し、前記サーバ側のコンピュ
    ータが前記サーバウィンドウ制御工程を実行する工程を
    有することを特徴とする請求項6に記載のインターネッ
    ト3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  8. 【請求項8】 前記クライアントウィンドウ制御工程が
    前記クライアント側のインターネット接続装置を前記サ
    ーバ側のコンピュータに接続する工程を有することを特
    徴とする請求項6に記載のインターネット3次元マルチ
    ウィンドウ制御表示方法。
  9. 【請求項9】 前記サーバウィンドウ制御工程が自身の
    IPアドレスを基に前記仮想3次元空間の座標{X,
    Y,Z}を決定し、前記クライアントウィンドウ制御工
    程が前記仮想3次元空間の座標{X,Y,Z}に起動し
    たことを前記サーバウィンドウ制御工程に登録する工程
    を有することを特徴とする請求項6に記載のインターネ
    ット3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  10. 【請求項10】 前記クライアントウィンドウ制御工程
    が仮想3次元空間を表示するウィンドウを描画する工程
    を有することを特徴とする請求項6に記載のインターネ
    ット3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  11. 【請求項11】 前記クライアントウィンドウ制御工程
    が、ウィンドウ上のX座標、Y座標およびZ座標の増減
    変更ボタンの操作をチェックしX座標、Y座標およびZ
    座標の増減に応じて仮想3次元空間を移動する工程を有
    することを特徴とする請求項6に記載のインターネット
    3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  12. 【請求項12】 前記クライアントウィンドウ制御工程
    がウィンドウ上の構成ウィンドウ切り替えボタンの押下
    をチェックし、当該構成ウィンドウ切り替えボタンの押
    下に応じて同一空間内に存在するウィンドウを切り替え
    る工程を有することを特徴とする請求項6に記載のイン
    ターネット3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
  13. 【請求項13】 前記クライアント側のコンピュータと
    同等の機能をもつコンピュータが前記仮想3次元空間に
    存在している場合に前記サーバウィンドウ制御工程が互
    いのウィンドウ座標点が近づくにつれて互いのウィンド
    ウが近づいていることがわかるように表示する工程を有
    することを特徴とする請求項6に記載のインターネット
    3次元マルチウィンドウ制御表示方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146009A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> マルチウインドウ・システム、マルチウインドウ・システムのセキュリティ保護方法、及びマルチウインドウ・システムのセキュリティ保護プログラム
JP2012063935A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Nec Corp 電子機器、情報処理装置、情報処理システム、および情報処理装置のプログラム
US8572204B2 (en) 2009-07-09 2013-10-29 Movix (Uk) Limited Data processing system using geographical locations
CN117590928A (zh) * 2023-06-05 2024-02-23 北京虹宇科技有限公司 一种三维空间中的多窗口处理方法、设备及系统

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