JPH0980702A - レンズ付きフイルムユニット及びその製造方法 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット及びその製造方法

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JPH0980702A
JPH0980702A JP23256995A JP23256995A JPH0980702A JP H0980702 A JPH0980702 A JP H0980702A JP 23256995 A JP23256995 A JP 23256995A JP 23256995 A JP23256995 A JP 23256995A JP H0980702 A JPH0980702 A JP H0980702A
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JP
Japan
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main body
rear cover
body base
film
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP23256995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Shiga
英昭 志賀
Seiji Asano
征次 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真フイルムの不当な詰め替えを防止できる
レンズ付きフイルムユニット及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本体基部21と後カバー23との当接面
には、双方に連続した空洞部45が形成されている。空
洞部45は後カバー23の表面に開口45cを持ち、こ
の開口45c側への引き抜き方向に対してアンダーカッ
ト形状となるように形成されている。空洞部45には、
本体基部21に後カバー23が被せられた後に樹脂が充
填され、この樹脂が固化すると、空洞部45内にアンダ
ーカット形状の係止ピン50が形成される。本体基部2
1から後カバー23を分離しようとすると係止ピン50
が破壊され、再び本体基部21と後カバー23とを係合
させることができなくなるので、新しい写真フイルムを
詰め替えてもこれを光密に収納できなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体基部と後カバ
ーとの間で写真フイルムを光密に収納するレンズ付きフ
イルムユニット及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いつでも手軽に写真撮影を楽しむことが
できるように、簡単な撮影機構を備えたユニット本体に
パトローネ付きの写真フイルムを予め内蔵させたレンズ
付きフイルムユニットが本出願人により製造販売されて
いる。このレンズ付きフイルムユニットは、購入したそ
の場ですぐに写真撮影ができ、また撮影後にもそのまま
現像取り扱い店に出せばよいという簡便性から、一般に
広く利用されている。
【0003】ユニット本体は、基本的には、撮影機構を
取り付けるとともに写真フイルムを収納する本体基部
と、この前後を覆うように被せられる前カバー及び後カ
バーとから構成されている。本体基部には、パトローネ
を収納するためのパトローネ室と、パトローネから引き
出された写真フイルムをロール状に巻いて収納するフイ
ルムロール室とが一体に形成されており、未露光の写真
フイルムは、本体基部と後カバーとの間で光密に収納さ
れる。
【0004】一方、資源節約を図り、産業廃棄物を減ら
すために、レンズ付きフイルムユニットの再利用が積極
的に進められている。ユーザーが撮影済の写真フイルム
を収納したレンズ付きフイルムユニットを現像取扱店に
持っていくと、このレンズ付きフイルムユニットは更に
現像所に集められる。現像所では、レンズ付きフイルム
ユニットに設けられたフイルム取り出し用の蓋を開き、
写真フイルムだけを取り出して、フイルム現像及びプリ
ント処理を行う。そして、プリント写真と現像済みのフ
イルムとを、現像取扱店を介してユーザーに返却する。
【0005】写真フイルムが取り出された後のレンズ付
きフイルムユニットはメーカーに回収され、ここでユニ
ット本体が部品ごとに分解される。そして、部品として
再使用可能なものは製造工程に供給され、そのまま製品
の一部として用いられる。また、ユニット本体の構成部
品の多くはプラスチック成形品であるため、部品として
使用できないものはペレット化して再溶融され、原材料
としてリサイクル利用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなリサイク
ル適性を考慮し、ユニット本体を構成している部品の多
くは係止爪と係止穴との爪係合によって連結され、分解
しやすいように工夫されている。ところが、爪係合によ
る連結方法では、分解が簡単になるという利点はある
が、ユーザーの不用意な取り扱いによって衝撃が加わっ
たときに係合が外れ易いという問題がある。上述したよ
うに本体基部と後カバーとの間には写真フイルムが装填
されるので、これらの係合が外れることは避けなくては
ならない。
【0007】また、本体基部と後カバーとの分離が簡単
に行えるようにしておくと、ユーザーの中には、購入時
に収納されていた写真フイルムを使い切った後に本体基
部から後カバーを分離し、新しい写真フイルムに詰め替
えてレンズ付きフイルムユニットを不当に再使用するも
のがでてくる。一度写真フイルムを詰め替えたレンズ付
きフイルムユニットは、撮影が終了した後には廃棄され
る可能性が高く、リユース,リサイクルの効率を低下さ
せる原因となっている。
【0008】最近では、爪係合による係合部に超音波溶
着を施し、係合をより強固にする方法が用いられてい
る。しかしながら、この方法では衝撃に対する強度は増
すものの、係止爪を破壊してしまえば本体基部と後カバ
ーとの分離が可能であるので、写真フイルムの詰め替え
防止にはあまり効果がない。また、微小な係合部のみを
溶着することは非常に困難で、実際にはその周辺部にま
で溶着が施されてしまうという問題もあった。
【0009】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、写真フイルムの不当な詰め替えを防止すること
ができるレンズ付きフイルムユニット及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、本体基部
と後カバーとを、少なくとも1箇所で、本体基部と後カ
バーとに連続して埋め込まれたアンダーカット形状の係
止ピンにより一体に結合するものである。
【0011】また請求項2に記載のレンズ付きフイルム
ユニットの製造方法は、本体基部と後カバーとの接合部
に、これら本体基部と後カバーとに連続し、かつ本体基
部又は後カバーのいずれか一方の表面に貫通するように
アンダーカット形状の空洞部を形成しておき、本体基部
に写真フイルムを収納して後カバーを被せた後に、空洞
部に樹脂を充填して固化させるものである。
【0012】また請求項3に記載のレンズ付きフイルム
ユニットの製造方法は、本体基部と後カバーとの接合部
に、これら本体基部と後カバーとに連続し、かつ本体基
部又は後カバーのいずれか一方の表面に貫通するように
空洞部を形成しておき、本体基部に写真フイルムを収納
して後カバーを被せた後に、空洞部に加熱した樹脂を充
填してその内壁を変形させ、樹脂を固化させるものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、レンズ付きフイルムユニ
ットの外観を示すものである。ユニット本体11は主に
プラスチック成形され、全体を外装体12によって覆わ
れている。外装体12は、レンズ付きフイルムユニット
10の外観を綺麗にするためのものであり、表面に印刷
が施された紙箱等が用いられる。外装体12の所要部に
は、撮影レンズ13,ファインダー対物窓14,巻き上
げノブ15,シャッターボタン16,及びカウンタ窓1
7等を外部に露呈させるための開口が設けられており、
この外装体12をユニット本体11に被せたままの状態
で撮影操作が行えるようになっている。
【0014】ユニット本体11は、図3に分解して示し
たように、本体基部21と、その上面,前面,及び左右
側面を覆うように被せられる前カバー22と、本体基部
21の背面に被せられる後カバー23とから構成されて
いる。前カバー22にはファインダー対物窓14,シャ
ッターボタン16,及びカウンタ窓17が、また後カバ
ー23にはファインダー接眼窓24がそれぞれ一体に形
成されている。本体基部21の前面には、撮影レンズ1
3,ファインダー光学系,フイルム巻上げ機構,及びシ
ャッター機構等が組み付けられた露光ユニット25が取
り付けられ、前カバー22と後カバー23とで挟持され
る。また、本体基部21には写真フイルムパトローネ2
6が収納される。
【0015】写真フイルムパトローネ26は、写真フイ
ルム27と、この写真フイルム27を光密に収納するパ
トローネ28とから構成されている。本体基部21に
は、パトローネ28を収納するパトローネ室31と、パ
トローネ28から引き出された未露光の写真フイルム2
7をロール状に巻いて収納するフイルムロール室32と
が一体に形成されている。図4に示したように、本体基
部21の背面側には、パトローネ室31とフイルムロー
ル室32との間に、写真フイルム27の露光範囲を規定
するためのアパーチャー33が形成されている。また、
本体基部21の前面には、露光ユニット25及び前カバ
ー22と係合するための係止爪34a,34b,34
c,34dが設けられている。
【0016】図5に示すように、後カバー23にはアパ
ーチャー33と対面する部分にフイルム支持面35が形
成されており、このフイルム支持面35とアパーチャー
33との間を写真フイルム27が給送される。後カバー
23の底面側には、フイルム支持面35とアパーチャー
33との隙間の底面を覆う底板36が形成され、この底
板36の左右にパトローネ室31及びフイルムロール室
32の底面をそれぞれ覆うプルトップ式の蓋37,38
が設けられている。蓋37は、露光済み写真フイルム2
7が巻き込まれたパトローネ28をパトローネ室31か
ら取り出すときの取り出し蓋となる。なお、符号41
a,41bは前カバー22に係合する係止爪を、符号4
2a,42bはユニット本体21に設けられた係止爪4
3a,43b(図4参照)が係合する係止穴を表してい
る。
【0017】本体基部21及び後カバー23の上方部に
は、互いに当接する位置に微小な穴45a,45bがそ
れぞれ形成されている(図4及び図5参照)。図1の
(A)に示すように、穴45aは本体基部21に未貫通
に、また穴45bは後カバー23の表裏に貫通するよう
に形成されている。これらの穴45a,45bは、本体
基部21と後カバー23とを結合した際に、後カバー2
3の表面に開口45cを持ち、本体基部21側に連続し
た空洞部45を構成する。また、穴45a,45bは、
空洞部45が開口45c側へ引き抜かれる方向に対して
アンダーカット形状となるように形成されている。
【0018】上記のように構成されたユニット本体11
の組み立ては、図6のフローにしたがって行われる。ま
ず、樹脂成型された本体基部21の前面に、予め組み立
てられた露光ユニット25が取り付けられ、さらに前カ
バー22が被せられる。露光ユニット25及び前カバー
22は、それぞれ本体基部21と爪係合によって結合さ
れる。
【0019】次に、本体基部21に未使用の写真フイル
ムパトローネ26が収納され、背面に後カバー23が被
せられる。写真フイルムパトローネ26は、パトローネ
28から写真フイルム27を全て引き出した状態で組み
込まれ、パトローネ28はパトローネ室31に、また写
真フイルム27はロール状に巻かれてフイルムロール室
32にそれぞれ収納される。そして、後カバー23が本
体基部21及び前カバー22に爪係合される。
【0020】この後、後カバー23に形成された開口4
5cから空洞部45内に樹脂が注入され、所定時間放置
される。これにより、空洞部45内で樹脂が固化して係
止ピン50が形成され(図1の(B)参照)、本体基部
21と後カバー23とが一体に結合される。また、空洞
部45がアンダーカット形状となるように形成されてい
るので、この空洞部45内に形成された係止ピン50が
開口45cから抜け落ちることはない。このようにして
組み立てられたユニット本体11は、機能検査を施され
た後に外装体12を被せられ、レンズ付きフイルムユニ
ット10として出荷される。
【0021】レンズ付きフイルムユニット10を用いて
写真フイルム27の全コマに撮影を行い、巻き上げノブ
15を回動操作すると、写真フイルム27の全てがパト
ローネ28に巻き込まれる。そして、ユーザーが使用済
みレンズ付きフイルムユニット10を現像取扱店に持っ
ていき、DPEを依頼すると、このレンズ付きフイルム
ユニット10は、更に現像所に集められる。現像所で
は、レンズ付きフイルムユニット10の底部に設けられ
たフイルム取り出し用の蓋37を開き、撮影済みの写真
フイルム27が巻き込まれたパトローネ28を取り出し
てフイルム現像及びプリント処理を行う。そして現像取
扱店を介して、プリント写真と現像済みのフイルムとが
ユーザーに返却される。
【0022】一方、パトローネ28が取り出された後の
レンズ付きフイルムユニット10はメーカーに回収さ
れ、ここで外装体12が剥がされた後にユニット本体1
1が分解される。ユニット本体11は、まず前カバー2
2が外され、露光ユニット25と巻き上げノブ15とが
本体基部21から分離される。この際、外部からユニッ
ト本体11内に治具を挿入操作することで各部材間を結
合している係止爪34a〜34dが弾性変形され、容易
に分離することができる。そして、分離された前カバー
22及び露光ユニット25は、それぞれ機能検査及び外
観検査が行われ、再使用可能なものは組立工程に搬送さ
れてそのまま製品の一部として用いられる。また、本体
基部21と後カバー23とは、結合したままの状態で溶
解工程に送られ、一度樹脂ペレットに戻された後に、再
び成形材料として用いられる。
【0023】ここで例えば、使用済みのレンズ付きフイ
ルムユニット10に新しい写真フイルムパトローネ26
を詰め替えようとした場合には、蓋37を開けて使用済
みのパトローネ28を取り出すことはできる。しかし、
本体基部21と後カバー23とが係止ピン50によって
一体に結合されているため、本体基部21から後カバー
23を分離することはできない。本体基部21に後カバ
ー23が装着されたままの状態では、底板36に邪魔さ
れて写真フイルム27をパトローネ室31からフイルム
ロール室32に通して入れることはできない。もし、無
理に力を加えて本体基部21から後カバー23を分離し
ようとすると、係止ピン50が破壊されてしまう。そし
て、底面側に設けられた係止爪43a,43bと係止穴
42a,42bとの爪係合だけでは、本体基部21と後
カバー23との係合が不完全となり、このレンズ付きフ
イルムユニット10は使用不可能となる。したがって、
レンズ付きフイルムユニット10が、ユーザーによって
不当に再使用されることが防止される。
【0024】なお、上記実施形態では、空洞部を一箇所
にのみ形成し、爪係合を併用することで本体基部と後カ
バーとを結合させる例について説明したが、爪結合は一
切用いず、複数箇所に空洞部を形成して係止ピンのみに
より一体に結合するようにしてもよい。この実施形態に
よれば、本体基部と後カバーとの結合がより強固になる
とともに、後カバーの分離を確実に防止することができ
るようになる。
【0025】また上記実施形態では、本体基部と後カバ
ーとの接合面と直交する向きに空洞部を設け、後カバー
の表面に樹脂注入用の開口を形成した例について説明し
たが、空洞部の形状はこれに限られるものではなく、本
体基部と後カバーとに連続し、かつ引き抜き方向に対し
て引っ掛かる形状であれば、より形成しやすいものを選
択すればよい。例えば図7に示した空洞部55のよう
に、本体基部56と後カバー57との接合面と水平な向
きに形成し、本体基部56と後カバー57とにまたがる
ように開口55aを設けてもよい。また図8に示した空
洞部60のように、全体を屈曲した形状とし、本体基部
61と後カバー62との間を貫通させてもよい。この場
合、樹脂注入用の開口60aを大きめに形成して容易に
樹脂を注入できるように工夫するとともに、樹脂を注入
する際には、終端側の開口60b部に樹脂モレを防止す
る蓋部材を当接させておく必要がある。
【0026】さらに、上記実施形態では、空洞部を予め
アンダーカット形状となるように形成する例について説
明したが、図9の(A)に示した空洞部65のように、
全く引っ掛かり部を持たない形状に形成しておいても、
この空洞部65内に充填する樹脂を加熱しておけば、樹
脂の熱によって空洞部65の内壁が変形し、自ずとアン
ダーカット形状の係止ピン66が形成される(同図の
(B)参照)。したがって、本体基部67と後カバー6
8とに予め形成しておく穴の形状も単純なものでよいの
で、その加工がより簡単となる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットによれば、本体基部と後カバーとは、双方
に連続するように埋め込まれた係止ピンによって一体に
結合されているので、本体基部から後カバーを分離しよ
うとすると係止ピンが破壊され、再び本体基部と後カバ
ーとを結合させることができなくなる。したがって、本
体基部と後カバーとの間に新しい写真フイルムを詰め替
えても、これを光密に収納することができなくなるの
で、このレンズ付きフイルムユニットが不当に再使用さ
れることを防止することができる。また、係止ピンはア
ンダーカット形状に形成されているので、ユーザーの不
用意な取り扱いによってこの係止ピンが抜け落ちること
がない。
【0028】また係止ピンは、本体基部に後カバーを被
せた後に、双方に連続するように形成された空洞部内に
樹脂を充填することで形成されるので、特別に係止ピン
を用意しておく必要がないうえ、組み付け作業も不用と
なり、簡単に本体基部と後カバーとを結合させることが
できる。また、空洞部内に充填する樹脂を加熱しておけ
ば、この熱によって空洞部の内壁が変形し、自ずとアン
ダーカット形状の係止ピンが形成されるので、本体基部
と後カバーとに予め形成しておく空洞部の形状が単純に
なり、その加工がより簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空洞部の形状を示す要部断面図であり、(A)
は樹脂を充填する以前の形状を、(B)は樹脂を充填し
た後の形状を表している。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図であ
る。
【図3】本発明を実施したユニット本体の分解斜視図で
ある。
【図4】本体基部の背面を示した斜視図である。
【図5】後カバーの斜視図である。
【図6】ユニット本体の組立手順を示すフローチャート
である。
【図7】空洞部の第2形状例を示す要部断面図である。
【図8】空洞部の第3形状例を示す要部断面図である。
【図9】空洞部の第4形状例を示す要部断面図であり、
(A)は樹脂を充填する以前の形状を、(B)は樹脂を
充填した後の形状を表している。
【符号の説明】
10 レンズ付きフイルムユニット 11 ユニット本体 21,56,61,67 本体基部 23,57,62,68 後カバー 27 写真フイルム 45,55,60,65 空洞部 45a,45b 穴 45c,55a,60a 樹脂注入用開口 50,66 係止ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機構が組み付けられた本体基部に、
    前後から前カバー及び後カバーを被せ、本体基部と後カ
    バーとの間で写真フイルムを光密に収納したレンズ付き
    フイルムユニットにおいて、 前記本体基部と後カバーとは、少なくとも1箇所が、本
    体基部と後カバーとに連続して埋め込まれたアンダーカ
    ット形状の係止ピンにより一体に結合されていることを
    特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 撮影機構が組み付けられた本体基部と、
    その背面に被せられ、本体基部との間で写真フイルムを
    光密に収納する後カバーとを、アンダーカット形状の係
    止ピンによって一体に結合させたレンズ付きフイルムユ
    ニットの製造方法において、 前記本体基部と後カバーとの接合部に、これら本体基部
    と後カバーとに連続し、かつ本体基部又は後カバーのい
    ずれか一方の表面に貫通するように前記係止ピンの形状
    に倣った空洞部を形成しておき、本体基部に前記写真フ
    イルムを収納して後カバーを被せた後に、前記空洞部に
    樹脂を充填して固化させることを特徴とするレンズ付き
    フイルムユニットの製造方法。
  3. 【請求項3】 撮影機構が組み付けられた本体基部と、
    その背面に被せられ、本体基部との間で写真フイルムを
    光密に収納する後カバーとを、アンダーカット形状の係
    止ピンによって一体に結合させたレンズ付きフイルムユ
    ニットの製造方法において、 前記本体基部と後カバーとの接合部に、これら本体基部
    と後カバーとに連続し、かつ本体基部又は後カバーのい
    ずれか一方の表面に貫通するように空洞部を形成してお
    き、本体基部に前記写真フイルムを収納して後カバーを
    被せた後に、前記空洞部に加熱した樹脂を充填してその
    内壁を変形させ、前記樹脂を固化させることを特徴とす
    るレンズ付きフイルムユニットの製造方法。
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