JP2856371B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
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- JP2856371B2 JP2856371B2 JP4002452A JP245292A JP2856371B2 JP 2856371 B2 JP2856371 B2 JP 2856371B2 JP 4002452 A JP4002452 A JP 4002452A JP 245292 A JP245292 A JP 245292A JP 2856371 B2 JP2856371 B2 JP 2856371B2
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- Japan
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- resin
- rear cover
- lens
- film
- patrone
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Description
トに関し、更に詳しくはレンズ付きフイルムユニットの
後カバーの改良に関するものである。
に、パトローネから引き出した未露光のフイルムをロー
ル状にして、これを予め内蔵させたレンズ付きフイルム
ユニット(商品名「写ルンですHi」)が本出願人によ
り提供されている。このレンズ付きフイルムユニットで
は製造コストを安価にするために、前記ユニット本体を
構成する前カバー,本体部,後カバーをそれぞれ樹脂で
成形している。またレンズ付きフイルムユニットでは現
像所において、前記パトローネをユニット本体から簡単
に取り出せるように、図6に示すように後カバー70に
は薄肉にしたヒンジ部71を介して、パトローネを取り
出す底蓋72が一体に設けられている。
70を成形するときに、樹脂を送り込むゲートの設定位
置が不適当であると、ヒンジ部71付近にウエルド不良
が、また底蓋72にショート・ショットが発生するとい
う問題があった。この問題を解決するために本出願人は
実願平2ー119177号の明細書で、ゲート73を前
記パトローネ取出し蓋から遠くに例えば図6に破線で示
す位置に設定し、ここから略同心円状に流動した樹脂の
先端がヒンジ部71に達したときに、底蓋72を除いた
後カバー70には未充填部がないようにすることを提案
している。
て、前記後カバー70を本体部に装着すると、巻き緩ん
だロール状の未露光フイルムは後カバー70と本体部と
で挟み込まれるという恐れがある。このため、前記底蓋
の他、フイルム装填時に開放される底蓋をヒンジ部を介
して一体に成形した後カバーが特願平3−283586
号の明細書で提案されている。このような後カバーに対
し、上述した位置にゲートを設定し、ここから樹脂を送
り込むと、新たなヒンジ部付近,底蓋にそれぞれウエル
ド不良,ショート・ショットが発生するという問題が生
じる。
後カバーにウエルド不良やショート・ショットが発生し
ないようにした品質の高いレンズ付きフイルムユニット
を提供することを目的とする。
めに、本発明のレンズ付きフイルムユニットでは、各ヒ
ンジ部から等距離に、樹脂を送り込むゲートを設定して
いる。更に前記ゲートの位置をパトローネ取出し蓋及び
底蓋が形成された端部と対向する端部側に配置すると、
樹脂は後カバーの各部に充填されてから前記各ヒンジ部
に届くようになる。以下、本発明の実施例について図を
参照して説明する。
ユニット(以下、単にフイルムユニットという)を示す
ものである。フイルムユニット2は撮影機構を備えたユ
ニット本体3と、これを収納する紙箱4とから構成され
ており、写真撮影は紙箱4に収納したまま行われる。こ
のため、紙箱4には撮影レンズ5、ファインダ6、シャ
ッタボタン7、フイルムカウンタ8及び巻き上げノブ9
を露出させるための開口が設けられている。
て、前記ユニット本体2は、前カバー11,本体部1
2,後カバー13とからなり、これらはそれぞれプラス
チックで一体成形されている。本体部12の前面には前
カバー11が爪止めされており、この前カバー11は本
体部12に取り付けられた前記撮影レンズ5の他、図示
しないシャッタユニットやフイルム巻上げユニット等を
保護する。前記本体部12の背面両端部にはパトローネ
室15とフイルムロール室16とが形成されている。こ
のパトローネ室15にはパトローネ17が、フイルムロ
ール室16には前記パトローネ17から引き出された未
露光のフイルム18がそれぞれ装填される。この装填時
には、前記フイルム18は治具19に巻きつけられ、ロ
ール状にされる。パトローネ室15とフイルムロール室
16との間には、露光用開口20が形成された露光枠2
1が設けられている。
2bを介して本体部12の背面に爪止めされ、フイルム
18の遮光を行う。この後カバー13は背面部13a,
底面部13b及び一対の回動自在な底蓋23,24で構
成されており、更に背面部13aと底蓋23,24との
間には、肉薄にしたヒンジ部25,26が図1に示すよ
うに形成されている。前記底蓋23は工場において図3
に示すように開放され、本体部12に後カバー13を爪
止めするときに、前記治具19が邪魔にならないように
する。また底蓋24は現像所においてパトローネ17を
パトローネ室15から抜き取るときに開放される。これ
ら底蓋23,24は係止用の爪23a,24aを介し
て、本体部12もしくは前カバー11に爪止めされる。
符号27は後カバー13の成形時に、樹脂を送り込んだ
ゲート跡である。
を示すものである。樹脂はホッパー50から射出シリン
ダ51に投入され、射出プランジャ52で図中左方向に
送られる。射出シリンダ51の先端部にはヒータ53が
取り付けられており、前記樹脂はここで溶融され、射出
プランジャ52の押圧により、ノズル54から押し出さ
れる。押し出された樹脂はスプルー55,ランナー5
6,ゲート57を経て、金型58,59で形成されるキ
ャビティ60に送り出される。なお、この射出成形機で
は後カバー14を薄く成形するために、ゲート57の位
置を後カバー14の側端部ではなく、背面に設定してい
る。
明する。溶融した樹脂がゲート57からキャビティ60
に送り込まれると、樹脂の流れの先端(以下、フローフ
ロントという)は図1に示すように略同心円状になっ
て、背面部13aの端部に流動する。そして、背面部1
3a及び底面部13bが樹脂で充たされた後、前記フロ
ーフロントはヒンジ部25,26に届くようになる。更
に、ゲート57から樹脂が送り込まれると、ヒンジ部2
5,26しか行き場のないフローフロントはその流速を
減じることなく、底蓋23,24に送り込まれる。この
ように強制的に送り込まれた樹脂は底蓋23,24の末
端にあるに、係止用の爪23a,24aに充填される。
このため、ゲート57から送り出された樹脂がキャビテ
ィ60を完全に充たすまでに、前記フローフロントが停
滞するようなことはないから、後カバー13にウエルド
不良やショート・ショットが発生することはない。
成形をホットランナー方式で行ったが、コールドランナ
ー方式やランナレス方式の射出成形で、後カバー14を
製造しても同様な効果を得ることができる。また、上記
実施例ではノーマルタイプのレンズ付きフイルムユニッ
トの後カバーについて説明したが、他のレンズ付きフイ
ルムユニット例えば望遠タイプ,パノラマタイプ,接写
タイプ等のレンズ付きフイルムユニットやプレワインド
軸を内蔵した使い捨てタイプのカメラ及びダブルパトロ
ーネを内蔵する使い捨てタイプのカメラの後カバーにお
いても、本発明を適用することができる。
は、樹脂を送り込むゲートを各ヒンジ部から等距離に設
定したから、各ヒンジ部における樹脂の流動圧を均一に
することができる。更に前記ゲートの位置をパトローネ
取出し蓋及び底蓋が形成された端部と対向する端部側に
配置したので、樹脂が各ヒンジ部に強制的に流れ込むよ
うになり、パトローネ取出し蓋や底蓋の末端まで樹脂が
確実に充填される。このため、後カバーにウエルド不良
やショート・ショットが発生するのを防止することがで
きる。
する際に、ゲートから送り込まれた樹脂が流動する様子
を示す説明図である。
図である。
る。
略図である。
り込まれる樹脂が流動する様子を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮影レンズ,シャッタ等の撮影機構を備
え、パトローネ付き未露光の写真フイルムを収納する本
体部と、この本体部に装着され、前記写真フイルムを遮
光する矩形の後カバーと、この後カバーにヒンジ部を介
してそれぞれ樹脂で一体成形され、パトローネを取り出
すパトローネ取出し蓋、及び写真フイルムを装填すると
きに開放される底蓋とからなるレンズ付きフイルムユニ
ットにおいて、 前記各ヒンジ部から等距離となる位置にゲートを設定
し、このゲートから樹脂を送り込んで、前記後カバーを
成形したことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記ゲートの位置は樹脂が後カバーの各
部に充填されてから前記各ヒンジ部に届くように、前記
パトローネ取出し蓋及び底蓋が形成された端部と対向す
る端部側に配置されていることを特徴とする請求項1記
載のレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002452A JP2856371B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4002452A JP2856371B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188530A JPH05188530A (ja) | 1993-07-30 |
JP2856371B2 true JP2856371B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=11529680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4002452A Expired - Fee Related JP2856371B2 (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856371B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63154898U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 | ||
JPS63166983U (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-31 | ||
JPH0626309B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1994-04-06 | 株式会社東芝 | 出力回路 |
JPH0635107Y2 (ja) * | 1988-08-26 | 1994-09-14 | 松下電工株式会社 | 開閉扉 |
JPH0234688U (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-06 | ||
JPH03266273A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | ディスクカートリッジ及びディスクカートリッジ用シェルの一点ゲート射出成形用金型 |
JPH03242886A (ja) * | 1990-02-21 | 1991-10-29 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | フロッピーシェルの成形方法 |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP4002452A patent/JP2856371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05188530A (ja) | 1993-07-30 |
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