JPH098031A - 化学的気相成長法による絶縁膜の製造方法 - Google Patents

化学的気相成長法による絶縁膜の製造方法

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JPH098031A
JPH098031A JP7157587A JP15758795A JPH098031A JP H098031 A JPH098031 A JP H098031A JP 7157587 A JP7157587 A JP 7157587A JP 15758795 A JP15758795 A JP 15758795A JP H098031 A JPH098031 A JP H098031A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、埋め込み能力とギャップフィル能
力とを高い状態に保ってSiO2 よりも低い誘電率を有
する酸化シリコン系の絶縁膜の形成を図る。 【構成】 少なくともメチルフロロシランと水、または
メチルフロロシランと過酸化水素を含む原料ガスを用い
て、化学的気相成長法により絶縁膜14を形成する方法
である。その原料ガスには、少なくとも、メチルシラン
と過酸化水素、メチルクロロシランと水、またはメチル
クロロシランと過酸化水素を含むものも用いることも可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の絶縁膜の
形成技術に関し、特に、0.25μm以下の設計ルール
のデバイスプロセスに用いられる化学的気相成長法によ
る絶縁膜の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化、低消費電力化およ
び高速化などの要求にともない、それらを実現するため
の手段の一つとして層間絶縁膜の低誘電率化が検討され
ている。現在開示されている低誘電率材料は、炭素原子
またはフッ素原子を含有することで誘電率を下げてい
る。現在のところ、誘電率1.5〜2.5程度のものが
実現されている。
【0003】炭素原子を含む低誘電率材料では、有機S
OG(SOGはSpin on glass の略)、ポリイミド、ポ
リパラキシリレンなどが知られている。これらの材料
は、炭素原子をアルキル基として含むことで、材料の密
度を下げること、および分子自身の分極率を低くするこ
とで、低誘電率になっているといわれている。また、こ
れらの材料は、単に誘電率が低いだけではなく、半導体
装置の材料として不可欠な耐熱性を有している。有機S
OGはシロキサン構造を持つことで、ポリイミドはイミ
ド結合を有することで、ポリパラキシリレンはベンゼン
環を有することで、それぞれ耐熱性を有している。
【0004】フッ素原子を含む低誘電率材料は酸フッ化
シリコン(SiOF)が知られている。この材料はシリ
コン−酸素−シリコン(Si−O−Si)結合をフッ素
(F)原子により終端することで、密度を下げること、
フッ素自身の分極率が低いことなどが原因で誘電率を下
げている。もちろん、この材料は耐熱性にも優れてい
る。
【0005】一方、低誘電率膜に限らず絶縁膜は、配線
間を埋め込むためにいわゆるギャップフィル能力および
グローバル平坦化能力が必要である。ギャップフィル能
力に優れている方法として注目されているのが、いわゆ
るAPL(Advanced Planarization Layerの略称)技術
である。このAPL技術は、原料ガスに用いている全て
のガスが沸点以下になるように基板温度を設定して、基
板表面で原料ガスを液状化させることによって、狭い配
線間に液体を流し込むようにして埋め込む方法である。
【0006】すなわち、原料ガスには、モノシラン(S
iH4 )と過酸化水素(H2 2 )とを用い、基板温度
を0℃前後に保持して化学的気相成長を行う方法であ
る。そのため、基板表面は、液体を滴下して盛った状態
のような形状に酸化シリコン(SiO2 )からなる絶縁
膜が形成される。このAPL技術では、アスペクト比が
4程度の段差まで埋め込むギャップフィル能力があり、
10μm平方をほぼ平坦に埋め込むグローバル平坦化能
力がある。そして基板温度を10℃以上に上げると、液
体のような挙動を示さなくなるため、ギャップフィル能
力やグローバル平坦化能力は低下することが知られてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術で説明
したAPL技術は、成膜表面の形状に関しては優れた技
術ではあるが、低誘電率膜を形成するという点では不十
分である。APL技術によって形成した絶縁膜の比誘電
率は4〜5程度であるため、一般に知られているSOG
(Spin on glass )膜やオゾン(O3 )−テトラエトキ
シシラン(TEOS)を用いた化学的気相成長(以下C
VDという、CVDはChemical Vapour Depositionの略
である)法によって成膜したシリコン系酸化膜と同程度
の比誘電率しか得られない。それは、APL技術によっ
て成膜された膜は酸化シリコン(SiO2 )であるた
め、理想的に誘電率を下げたとしても、3.8程度まで
しか比誘電率は下がらない。また、APL技術によって
成膜された膜は、膜中に比誘電率を高める効果を有する
水酸基(−OH)が含まれているため、当然のことなが
ら酸化シリコンより誘電率が高くなる。
【0008】そこでSiO2 膜の比誘電率を3.8より
低くするために、最近では、膜中にフッ素(F)原子を
混合させて比誘電率を3.0程度まで下げる技術が検討
されている。しかしながら、フッ素(F)が半導体デバ
イスに及ぼす影響が明らかになっていないため、フッ素
(F)を用いないでしかも埋め込み能力が高い絶縁膜の
形成技術が求められている。
【0009】本発明は、埋め込み能力が高くかつ比誘電
率が低いいわゆる低誘電率膜を形成するのに優れた化学
的気相成長法による絶縁膜の製造方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたCVD法による絶縁膜の製造方法
である。すなわち、第1の方法は、少なくともメチルフ
ロロシランと水、またはメチルフロロシランと過酸化水
素を含む原料ガスを用いたCVD法による絶縁膜の製造
方法である。第2の方法は、少なくともメチルシランと
過酸化水素とを含む原料ガスを用いたCVD法による絶
縁膜の製造方法である。第3の方法は、少なくともメチ
ルクロロシランと水、またはメチルクロロシランと過酸
化水素を含む原料ガスを用いたCVD法による絶縁膜の
製造方法である。
【0011】
【作用】低誘電率膜の一つとして、有機SOG(Spin o
n glass )が知られている。これはシリコン(Si)原
子の4つの結合手のうちの少なくとも一つをアルキル基
に置き換えたもので、いわゆるシリコーン樹脂である。
有機SOGが低誘電率になるのは、シリコン原子にアル
キル基が結合することによって結合のネットワークが断
ち切られ、分子間の電子の行き来がなくなるためであ
る。また、化学的な結合が切れるため、膜の密度も低く
なっている。前者は、電子分極率が小さくなることで、
後者は分極する単位体積当たりの分子数が少なくなるこ
とで、誘電率が低くなっている。
【0012】上記CVD法による絶縁膜の製造方法は、
有機SOGをCVDによって形成する方法であって、メ
チルフロロシラン、メチルシランまたはメチルクロロシ
ランを原料ガスに用いてCVDにより成膜することか
ら、ギャップフィル能力とグローバル平坦化能力とを有
する低誘電率膜が形成される。すなわち、上記CVDに
よる絶縁膜の製造方法に用いる原料ガスにアルキル基を
含むガスが用いられることから、CVD反応によってシ
リコン原子の4つの結合手のうちの少なくとも一つがア
ルキル基に置き換えられる。
【0013】上記CVD法による有機SOG膜の形成過
程の一例を、メチルフロロシラン〔Si(CH3 2
2 〕と水(H2 O)とを用いた場合で以下に説明する。
原料ガスのメチルフロロシランおよびH2 Oは加熱して
気化させて別々に反応室に導入する。反応室中における
反応は、以下のようになる。
【0014】
【化1】 Si(CH3 2 2 +2H2 O →Si(CH3 2 (OH)2 +2HF↑ ・・・(1)
【0015】
【化2】 2Si(CH3 2 (OH)2 →HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH+H2 O ・・・(2)
【0016】またメチルシランと過酸化水素とを用いた
場合には以下のようになる。
【0017】
【化3】 Si(CH3 2 2 +2H2 2 →Si(CH3 2 (OH)2 +2H2 O ・・・(3)
【0018】
【化4】 2Si(CH3 2 (OH)2 →HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH+H2 O ・・・(4)
【0019】またメチルクロロシランと水とを用いた場
合には以下のようになる。
【0020】
【化5】 Si(CH3 2 Cl2 +2H2 O →Si(CH3 2 (OH)2 +2HCl↑ ・・・(5)
【0021】
【化6】 2Si(CH3 2 (OH)2 →HOSi(CH3 2 OSi(CH3 2 OH+H2 O ・・・(6)
【0022】このような重合反応を繰り返すことによっ
て、アルキル基(ここではメチル基)を含んだシリコン
系酸化膜が形成されることになる。このようにアルキル
基を含むため、このシリコン系酸化膜の比誘電率は、ア
ルキル基を含まない酸化シリコン(SiO2 )膜よりも
低くなる。また上記重合反応は、比較的反応が遅いた
め、重合が進まないうちは、この膜は液体のうように振
る舞う。したがって、このCVD法では、ギャップフィ
ル能力とグローバル平坦化能力の両方を有することにな
る。上記説明では、Si(CH3 2 2 、Si(CH
3 2 2 、Si(CH32 Cl2 に関して説明した
が、他にSi(CH3 )Cl3 、Si(CH3 )F 3
Si(CH3 )H3 等であっても同様の反応となる。
【0023】また、水(H2 O)の代わりに過酸化水素
(H2 2 )を用いた場合には、(1)式においてはフ
ッ化水素(HF)とともに酸素(O2 )が発生する。ま
た(5)式においては塩化水素(HCl)とともに酸素
(O2 )が発生する。
【0024】
【実施例】第1発明の実施例として、本発明の低誘電率
な絶縁膜の製造方法とその前後のプロセス工程とを併せ
て、図1の製造工程図によって説明する。この図1は、
本発明の製造方法を用いて成膜した絶縁膜を用いた配線
構造の断面図である。
【0025】図1の(1)に示すように、配線材料の成
膜工程、リソグラフィー工程、エッチング工程等からな
る既知の配線形成技術によって、基板11上に複数の配
線12を形成した。上記基板11は、例えば、半導体基
板上に素子(図示省略)が形成され、その素子を覆う状
態に絶縁膜(図示省略)が形成されたものである。続い
て各配線12を覆う状態に保護膜13を形成した。この
保護膜13は、その上面側に形成される本発明のシリコ
ン系酸化膜を形成する際に生成される水成分やアルコー
ル成分などから基板11や配線12を保護するもので、
それによって、例えばコロージョンの防止が図られ、ト
ランジスタのホットキャリア耐性が確保される。
【0026】次に上記保護膜13の製造方法の一例を説
明する。原料ガスにシリコン原子を含むガスとして例え
ばモノシラン(SiH4 )と酸素原子(O)を含むガス
として例えば酸化二窒素(N2 O)とを用い、それに希
釈(搬送)ガスとして例えばヘリウム(He)を混合し
て、容量結合型のプラズマCVD装置(図示省略)に導
入した。そしてプラズマCVD装置の電極間に高周波電
力を供給し、このプラズマCVD装置内に配置された上
記基板11上に保護膜13を例えば50nmの厚さに形
成した。保護膜13の形成時は、このプラズマCVD装
置内の真空度は例えば100Paとし、基板11は例え
ば350℃に加熱し、13.56MHzの高周波電力を
例えば1.0W/cm2 の密度で印加した。
【0027】次に、上記保護膜13上に本発明の方法に
よって酸化シリコン系の絶縁膜14を形成した。
【0028】上記絶縁膜14の製造方法の一例を説明す
る。原料ガスに、シリコン原子を含むガスとして例えば
メチルフロロシラン〔Si(CH3 2 2 ,Si(C
3 )F3 等〕、ハロゲンを分解するための物質として
例えば水(H2 O)とを混合したものを用い、その原料
ガスを一般の低圧CVD装置(図示省略)に導入した。
上記原料ガスの流量は、ジメチルジフロロシラン〔Si
(CH3 2 2 〕:25sccm、メチルトリフロロ
シラン〔Si(CH3 )F3 〕:25sccm、水(H
2 O):200sccmとした。以下、sccmは標準
状態における体積流量(cm3 /分)を表す。
【0029】この低圧CVD装置内には導入ガスを拡散
するための拡散板(図示省略)が設けられている。そし
て上記拡散板を例えば100℃に保持して、絶縁膜14
を例えば800nmの厚さに形成した。絶縁膜14の形
成時には、低圧CVD装置内の真空度を例えば200P
aとし、基板11は0℃に冷却した。
【0030】このようにして成膜した絶縁膜14におい
ては、シリコンにアルキル基(ここではメチル基)が結
合されたため、結合のネットワークが断ち切られるので
電子分極率が小さくなる。また膜の密度が低くなるた
め、分極する単位体積当たりの分子数が少なくなる。そ
れによって、膜の比誘電率が低くなる。また本発明の原
料ガスによるCVD反応は比較的反応が遅いため、重合
が進まないうちは、この膜は液体のうように振る舞う。
そのため、絶縁膜14においては、比誘電率は2.5〜
3.5となり、ギャップフィル能力はアスペクト比=4
まであり、グローバル平坦化度は配線間隔が10μmま
でほぼ平坦な形状を保つことができた。
【0031】次いで図1の(2)に示すように、上記絶
縁膜14の上面に別の絶縁膜15として、CVD法によ
って、厚さが0.3μmの酸化シリコン(SiO2 )膜
を形成した。この堆積方法としては、CVD法以外にも
あり、例えばスパッタリング法または塗布法がある。
【0032】次に、上記絶縁膜14中の水分を除去する
ためにアニーリングを行った。このアニーリングでは、
例えば一般に用いられているファーネスアニール炉を用
い、不活性な雰囲気として例えば400℃の窒素
(N2 )雰囲気で15分間のアニーリングを行った。
【0033】さらに多層配線を形成する場合には、概略
断面図で表した図2に示すように、上記図1で説明した
保護膜13,絶縁膜14および別の絶縁膜15に、必要
に応じてコンタクトホール16を開口する。続いてこの
コンタクトホール16内に導電性のプラグ17を形成す
る。次いで上記別の絶縁膜15上に配線21、保護膜2
2を上記図1を用いて説明したのと同様の方法によって
形成する。そして、本発明の方法によって絶縁膜23
(図1の絶縁膜14に相当)を形成する。続いて上記図
1の(2)を用いて説明したのと同様の方法によって別
の絶縁膜24を形成する。その後アニーリングを行って
絶縁膜23中の水分を除去する。このように、上記図1
で説明した工程を繰り返して行えば多層配線が形成でき
る。
【0034】上記第1の発明の実施例では、2種類のメ
チルフロロシランを用いたが、これは膜中のメチル基の
混合比を制御するためである。Si(CH3 2 2
増やせばメチル基の割合は増加して誘電率が下がるが、
その分、膜質は劣化する。一方、Si(CH3 )F3
増やせばメチル基の割合は減少するが、膜質は良くな
る。さらに膜質が要求される場合は、四フッ化ケイ素
(SiF4 )を導入すればよい。また、ハロゲンを分解
するための物質として水(H2 O)を用いたが、例えば
過酸化水素(H2 2 )を用いることも可能である。そ
のときの条件は水と同様である。
【0035】さらに上記基板温度を0℃に設定したが、
この基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類の
ガスが液状化する温度に設定されていればよい。したが
って、基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類
のガスの凝固点より高く設定され、上限は50℃に設定
される。もし凝固点以下に設定された場合には、原料ガ
スは昇華して液状化しない。また50℃より高い温度で
は気化して液状化しない。したがって、基板温度は上記
温度範囲に設定される。
【0036】次に第2発明の実施例を説明する。この実
施例は、上記図1によって説明した絶縁膜14の製造方
法以外は、上記第1発明の実施例と同様なので、ここで
は、上記図1を用いて、絶縁膜14の製造方法を説明
し、他の構成部品の説明は省略する。
【0037】以下、絶縁膜14の製造方法の一例を説明
する。原料ガスにシリコン原子を含むガスとして例えば
メチルシラン〔Si(CH32 2 ,Si(CH3
3 等〕、水素を酸化するための物質として例えば過酸
化水素(H2 2 )とを混合したものを用い、その原料
ガスを一般の低圧CVD装置(図示省略)に導入した。
上記原料ガスの流量は、メチルシラン〔Si(CH3
2 2 〕:25sccm、メチルシラン〔Si(C
3 )H3 〕:25sccm、過酸化水素(H
2 2 ):200sccmとした。
【0038】この低圧CVD装置内には導入ガスを拡散
するための拡散板(図示省略)が設けられている。そし
て上記拡散板を例えば100℃に保持して、絶縁膜14
を例えば800nmの厚さに形成した。絶縁膜14の形
成時には、低圧CVD装置内の真空度を例えば200P
aとし、基板11は0℃に冷却した。
【0039】このようにして成膜した絶縁膜14におい
ては、シリコンにアルキル基(ここではメチル基)が結
合されたため、結合のネットワークが断ち切られるので
電子分極率が小さくなる。また膜の密度が低くなるた
め、分極する単位体積当たりの分子数が少なくなる。そ
れによって、膜の比誘電率が低くなる。また本発明の原
料ガスによるCVD反応は比較的反応が遅いため、重合
が進まないうちは、この膜は液体のうように振る舞う。
そのため、絶縁膜14においては、比誘電率は2.5〜
3.5となり、ギャップフィル能力はアスペクト比=4
まであり、グローバル平坦化度は配線間隔が10μmま
でほぼ平坦な形状を保つことができた。
【0040】以下、上記図1によって説明したのと同様
にして、例えばCVD法によって、絶縁膜14の上面に
別の絶縁膜15として厚さが0.3μmの酸化シリコン
(SiO2 )膜を形成した。この堆積方法としては、C
VD法以外にもあり、例えばスパッタリング法または塗
布法がある。
【0041】次に、上記絶縁膜14中の水分を除去する
ためにアニーリングを行った。このアニーリングでは、
例えば一般に用いられているファーネスアニール炉を用
い、不活性な雰囲気として例えば400℃の窒素
(N2 )雰囲気で15分間のアニーリングを行った。
【0042】そして多層配線を形成する場合には、上記
説明した工程を繰り返して行えばよい。その結果、上記
図2に示したような構造の多層配線構造が形成できる。
【0043】上記第2発明の実施例では、2種類のメチ
ルシランを用いたが、これは膜中のメチル基の混合比を
制御するためである。Si(CH3 2 2 を増やせば
メチル基の割合は増加して誘電率が下がるが、その分、
膜質は劣化する。一方、Si(CH3 )H3 を増やせば
メチル基の割合は減少するが、膜質は良くなる。さらに
膜質が要求される場合は、四フッ化ケイ素(SiF4
を導入すればよい。
【0044】さらに上記基板温度を0℃に設定したが、
この基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類の
ガスが液状化する温度に設定されていればよい。したが
って、基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類
のガスの凝固点より高く設定され、上限は50℃に設定
される。もし凝固点以下に設定された場合には、原料ガ
スは昇華して液状化しない。また50℃より高い温度で
は気化して液状化しない。したがって、基板温度は上記
温度範囲に設定される。
【0045】次に第3発明の実施例を説明する。この実
施例は、上記図1によって説明した絶縁膜14の製造方
法以外は、上記第1発明の実施例と同様なので、ここで
は、上記図1を用いて、絶縁膜14の製造方法を説明
し、他の構成部品の説明は省略する。
【0046】以下、絶縁膜14の製造方法の一例を説明
する。原料ガスにシリコン原子を含むガスとして例えば
メチルクロロシラン〔Si(CH3 2 Cl2 〕と、ハ
ロゲンを分解するための物質として例えば水(H2 O)
とを混合したものを用い、その原料ガスを一般の低圧C
VD装置(図示省略)に導入した。上記原料ガスの流量
は、メチルクロロシラン〔Si(CH3 2 Cl2 〕:
50sccm、過酸化水素(H2 2 ):200scc
mとした。
【0047】この低圧CVD装置内には導入ガスを拡散
するための拡散板(図示省略)が設けられている。そし
て上記拡散板を例えば100℃に保持して、絶縁膜14
を例えば800nmの厚さに形成した。絶縁膜14の形
成時には、低圧CVD装置内の真空度を例えば200P
aとし、基板11は0℃に冷却した。
【0048】このようにして成膜した絶縁膜14におい
ては、シリコンにアルキル基(ここではメチル基)が結
合されたため、結合のネットワークが断ち切られるので
電子分極率が小さくなる。また膜の密度が低くなるた
め、分極する単位体積当たりの分子数が少なくなる。そ
れによって、膜の比誘電率が低くなる。また本発明の原
料ガスによるCVD反応は比較的反応が遅いため、重合
が進まないうちは、この膜は液体のうように振る舞う。
そのため、絶縁膜14においては、比誘電率は2.5〜
3.5となり、ギャップフィル能力はアスペクト比=4
まであり、グローバル平坦化度は配線間隔が10μmま
でほぼ平坦な形状を保つことができた。
【0049】以下、上記図1によって説明したのと同様
にして、例えばCVD法によって、絶縁膜14の上面に
別の絶縁膜15として厚さが0.3μmの酸化シリコン
(SiO2 )膜を形成した。この堆積方法としては、C
VD法以外にもあり、例えばスパッタリング法または塗
布法がある。
【0050】次に、上記絶縁膜14中の水分を除去する
ためにアニーリングを行った。このアニーリングでは、
例えば一般に用いられているファーネスアニール炉を用
い、不活性な雰囲気として例えば400℃の窒素
(N2 )雰囲気で15分間のアニーリングを行った。
【0051】そして多層配線を形成する場合には、上記
説明した工程を繰り返して行えばよい。その結果、上記
図2に示したような構造の多層配線構造が形成できる。
【0052】この第3発明の実施例では、1種類のメチ
ルクロロシランを用いたが、例えば2種類のメチルクロ
ロシラン〔Si(CH3 2 Cl2 とSi(CH3 )C
3〕を用いることも可能である。これは膜中のメチル
基の混合比を制御するためであり、Si(CH3 2
2 を増やせばメチル基の割合は増加して誘電率が下が
るが、その分、膜質は劣化する。一方、Si(CH3
Cl3 を増やせばメチル基の割合は減少して膜質は良く
なるが、塩素(Cl)によって誘電率が高くなる。さら
に膜質が要求される場合は、四フッ化ケイ素(Si
4 )を導入すればよい。また、ハロゲンを分解するた
めの物質として水(H2 O)を用いたが、例えば過酸化
水素(H2 2 )を用いることも可能である。そのとき
の条件は水と同様である。
【0053】さらに上記基板温度を0℃に設定したが、
この基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類の
ガスが液状化する温度に設定されていればよい。したが
って、基板温度は、原料ガスのうちの少なくとも1種類
のガスの凝固点より高く設定され、上限は50℃に設定
される。もし凝固点以下に設定された場合には、原料ガ
スは昇華して液状化しない。また50℃より高い温度で
は気化して液状化しない。したがって、基板温度は上記
温度範囲に設定される。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
CVD法においてアルキル基を有する原料ガスを用いた
め、シリコン原子にアルキル基が結合することによって
低い比誘電率の絶縁膜を形成することができる。また本
発明の原料ガスによるCVD反応は比較的反応が遅いた
め、重合反応が進まないうちは、この膜は液体のうよう
に振る舞う。そのため、ギャップフィル能力およびグロ
ーバル平坦化能力に優れた絶縁膜を形成することができ
る。したがって、本発明の絶縁膜は埋め込み能力が優れ
ているので、半導体装置の絶縁膜として歩留りおよび信
頼性の向上が図れ、また比誘電率が低いため、半導体装
置の配線間容量を低減することができるので素子の高速
化、低消費電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製造工程図である。
【図2】多層配線の形成例の説明図である。
【符号の説明】
14 絶縁膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学的気相成長法による絶縁膜の製造方
    法において、 前記化学的気相成長法で用いる原料ガスは、少なくとも
    メチルフロロシランと水、またはメチルフロロシランと
    過酸化水素を含むことを特徴とする化学的気相成長法に
    よる絶縁膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 化学的気相成長法による絶縁膜の製造方
    法において、 前記化学的気相成長法で用いる原料ガスは、少なくとも
    メチルシランと過酸化水素とを含むことを特徴とする化
    学的気相成長法による絶縁膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 化学的気相成長法による絶縁膜の製造方
    法において、 前記化学的気相成長法で用いる原料ガスは、少なくとも
    メチルクロロシランと水、またはメチルクロロシランと
    過酸化水素を含むことを特徴とする化学的気相成長法に
    よる絶縁膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の化学的気相成長法による
    絶縁膜の製造方法において、 前記化学的気相成長法における基板温度は前記原料ガス
    のうちの1種類のガスの凝固点より高く50℃以下に設
    定されることを特徴とする化学的気相成長法による絶縁
    膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の化学的気相成長法による
    絶縁膜の製造方法において、 前記化学的気相成長法における基板温度は前記原料ガス
    のうちの1種類のガスの凝固点より高く50℃以下に設
    定されることを特徴とする化学的気相成長法による絶縁
    膜の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の化学的気相成長法による
    絶縁膜の製造方法において、 前記化学的気相成長法における基板温度は前記原料ガス
    のうちの1種類のガスの凝固点より高く50℃以下に設
    定されることを特徴とする化学的気相成長法による絶縁
    膜の製造方法。
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