JPH0979473A - 噴流減勢装置 - Google Patents

噴流減勢装置

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JPH0979473A
JPH0979473A JP23956895A JP23956895A JPH0979473A JP H0979473 A JPH0979473 A JP H0979473A JP 23956895 A JP23956895 A JP 23956895A JP 23956895 A JP23956895 A JP 23956895A JP H0979473 A JPH0979473 A JP H0979473A
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JP
Japan
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jet
jet stream
tank
valve
energy absorber
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Pending
Application number
JP23956895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kitsutaka
豊 橘鷹
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0979473A publication Critical patent/JPH0979473A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴流の勢いを低減することができ、それによ
り、減勢槽を構成するコンクリート構造物などの洗掘や
振動を防止できる噴流減勢装置を提供する。 【課題解決手段】 弁口42aに対向して適当距離をお
いて載置される噴流減勢装置44を、噴流が容易に透過
するバスケット44aの内部にランダムに屈折した鋼線
44bを封入して構成する。これにより、弁口42aか
ら放出された噴流46は、噴流減勢装置44の内部を通
過する際に、鋼線44bに衝突しながら鋼線44b,4
4b間を通ることになり、衝突、分散、曲がり、屈折な
どを繰り返す間に効果的に減勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路末端の弁や管
路途中の絞り弁などから放出される噴流の勢いを低減す
る噴流減勢装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管路末端の弁や管路途中の絞り弁
などにおいては、放出する噴流の勢いを低減させなけれ
ばならない。そのために、噴流の勢いを低減する弁構造
にしたり、放出された噴流の勢いを低減する減勢槽を設
けている。
【0003】図7は管路末端の配管1および減勢槽2を
示し、減勢槽2の内部には配管1の放出口1aに対向す
る位置にフィレット3が設けられていて、放出口1aか
ら放出された噴流4はフィレット3に衝突することによ
って減勢される。
【0004】図8は管路末端に設けられた流量調節弁1
1および減勢槽12を示し、減勢槽12内における底面
にバッフルピアー13が設けられるとともに、流量調節
弁11の弁口11aに対向する側面にフィレット14が
設けられていて、弁口11aから放出された噴流15は
バッフルピアー13,フィレット14に衝突することに
よって減勢される。
【0005】図9は管路末端に設けられた放流スリーブ
弁21および減勢槽22を示し、放流スリーブ弁21は
その下端近傍に上下方向の弁口21aを有し、減勢槽2
2は各角部にコーナーバッフル23を設けていて、配管
24から放流形スリーブ弁21に送り込まれた噴流はそ
の弁口21aから放射状に放出されることで勢いが低減
され、放出された噴流25はコーナーバッフル23に衝
突することでさらに勢いが低減される。
【0006】図10は管路末端に設けられたフロート弁
31および減勢槽32を示し、減勢槽32内に液位検出
用筒体33を立設してその内部にフロート34を配置し
ており、フロート34の作用でフロート弁31を自動開
閉させることにより、ほぼ一定流量の流体を減勢槽32
から流出させるようになっている。ここで、フロート弁
31の弁口31aは下向きに開口し、弁口31aの下方
にパンチングボード35が水平方向に設けられていて、
配管36からフロート弁31に送り込まれた流水はその
弁口31aより下向きに放出され、放出された噴流36
はパンチングボード35を通過することで勢いが低減さ
れ、液位検出用筒体33に衝突することによってさらに
減勢される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の減勢槽では、槽本体やフィレットなどの
コンクリート構造物に強い噴流が当たるので、これらの
コンクリート構造物に洗掘防止用鉄板を取り付ける必要
があり、手間や費用がかかるという問題がある。
【0008】また、これらのコンクリート構造物や、洗
掘防止用鉄板を取り付けた場合はその鉄板に噴流が当た
ることによって、振動が起き易いという問題がある。本
発明は上記問題を解決するもので、噴流の勢いを低減す
ることができ、それにより、減勢槽を構成するコンクリ
ート構造物などの洗掘や振動を防止できる噴流減勢装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の噴流減勢装置は、噴流放出口に対向して適
当距離をおいて載置され、放出された噴流を導入して減
勢する噴流減勢装置であって、噴流が容易に透過するケ
ーシングの内部にランダムに屈折した鋼線を封入して構
成したことを特徴とする。
【0010】上記した噴流減勢装置は、放流係数が変化
しないように、噴流放出口から放出された噴流が最も縮
流を起こす点(vena contracta)より遠方に配置する。
ランダムに屈折した鋼線としては、径10mm前後の丸
棒を用いて、文字通りランダムにあるいは螺旋状に曲が
りくねった状態に形成したものが最善であるが、鋼を切
削する際の切り屑を代用して安価性を図ってもよく、ス
テンレス鋼の切り屑であれば防錆性、耐キャビテーショ
ン性とも良好である。
【0011】上記したような構成によれば、噴流放出口
から放出された噴流は、噴流減勢装置の内部を通過する
際に、ランダムに屈折した鋼線に衝突しながら鋼線と鋼
線との間を通ることになり、衝突、分散、曲がり、屈折
などを繰り返す間に次第に減勢される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は管路末端に設けられた流
量調節弁および減勢槽の縦断面図であり、図2は同流量
調節弁および減勢槽の平面図である。
【0013】配管41に連結して設けられた流量調節弁
42の弁口42aは、減勢槽43内の下部において上下
方向に開口しており、減勢槽43の流出口43aは上部
に形成されている。
【0014】減勢槽43内における弁口42aに対向す
る位置には噴流減勢装置44が載置されており、この噴
流減勢装置44は槽の底面に固定された複数個のL形支
持具45により位置ずれ防止されている。噴流減勢装置
44が載置されている位置は、流量調節弁42の弁口4
2aと噴流減勢装置44の左端部との間の距離Lが、図
3に示したような、弁口42aと放出された噴流46が
最も縮流を起こす位置Pとの間の距離L1 より大きくな
るように決定された位置である。
【0015】噴流減勢装置44は、噴流46が容易に透
過するステンレス鋼製バスケット44aなどのケーシン
グの内部に、ランダムに屈折したステンレス鋼線44b
を封入することにより構成されている。
【0016】上記した構成によれば、弁口42aから放
出された噴流46は、噴流減勢装置44の内部を通過す
ることになり、その際に、ランダムに屈折した鋼線44
bに衝突しながら鋼線44bと鋼線44bとの間を通
り、衝突、分散、曲がり、屈折などを繰り返す間に次第
に減勢される。これにより、槽本体などのコンクリート
構造物の洗掘や振動は防止される。また、鋼線44bの
部分でのキャビテーションは起こりにくく、かつ噴流減
勢装置44が減勢槽43に固定されていないため、噴流
減勢装置44の振動は減勢槽43に伝わりにくい。
【0017】図4は管路末端に設けられたフロート弁お
よび減勢槽の縦断面図であり、図5は同フロート弁およ
び減勢槽のA−A矢視断面図である。フロート弁51お
よび減勢槽52は、図10を用いて説明した従来のもの
とほぼ同様に構成されており、配管53に連結して設け
られたフロート弁51の弁口51aは減勢槽52の内部
で下向きに開口し、配管53が設けられた槽壁に対向す
る槽壁に流出用配管54が設けられ、減勢槽52内のほ
ぼ中央位置に液位検出用筒体55およびフロート56が
設けられている。
【0018】ここで、減勢槽52が従来のものと異なる
のは、パンチングボードに代えて、弁口51aに対向す
る位置に噴流減勢装置57が載置されている点である。
噴流減勢装置57は、前述の噴流減勢装置と同様にステ
ンレス鋼製バスケット57aなどのケーシングの内部
に、ランダムに屈折したステンレス鋼線57bを封入す
ることにより構成されており、弁口51aと噴流減勢装
置57の上端部との間の距離L2 が前述の距離L1 より
大きくなるように載置されている。
【0019】この構成においても、弁口51aから放出
された噴流58は、噴流減勢装置57の内部を通過する
際に、ランダムに屈折した鋼線57bに衝突しながら鋼
線57b,57b間を通ることになり、衝突、分散、曲
がり、屈折などを繰り返す間に次第に減勢される。噴流
58は、液位検出用筒体55に衝突して分散などされる
ことでさらに勢いが低減される。
【0020】図6は絞り弁を介装した管路を示す断面図
である。配管61と配管62との間に絞り弁63が介装
されており、下流側の配管62の内部に噴流減勢装置6
4が載置されている。噴流減勢装置64は、前述の噴流
減勢装置と同様にステンレス鋼製バスケット64aなど
のケーシングの内部に、ランダムに屈折したステンレス
鋼線64bを封入することにより構成されており、絞り
弁63の弁口63aと噴流減勢装置64の左端部との間
の距離L3 が前述の距離L1 より大きくなる位置に載置
されている。
【0021】この構成においても、弁口63aから放出
された噴流65は、噴流減勢装置64の内部を通過する
際に、ランダムに屈折した鋼線64bに衝突しながら鋼
線64b,64b間を通ることになり、衝突、分散、曲
がり、屈折などを繰り返す間に次第に減勢される。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、噴流放
出口に対向して載置する噴流減勢装置を、噴流が容易に
透過するケーシングの内部にランダムに屈折した鋼線を
封入することにより構成したので、噴流放出口から放出
された噴流は、幾重にも重なった鋼線への衝突、分散、
曲がり、屈折を繰り返すことになり、高い減勢効果が得
られる。このとき、鋼線部でのキャビテーションは起こ
りにくく、また噴流減勢装置は槽本体などのコンクリー
ト構造物に固定されていないので、噴流減勢装置の振動
は減勢槽へ伝わりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の噴流減勢装置が配置され
た減勢槽を流量調節弁とともに示した縦断面図である。
【図2】図1に示した減勢槽および流量調節弁を示した
平面図である。
【図3】噴流減勢装置が配置される位置を示した説明図
である。
【図4】図1に示したのと同様の噴流減勢装置が配置さ
れたその他の減勢槽をフロート弁とともに示した縦断面
図である。
【図5】図4に示した減勢槽およびフロート弁のA−A
矢視断面図である。
【図6】図1に示したのと同様の噴流減勢装置が配置さ
れた管路を絞り弁とともに示した縦断面図である。
【図7】従来の減勢槽の構成を示した縦断面図である。
【図8】従来のその他の減勢槽の構成を流量調節弁とと
もに示した縦断面図である。
【図9】従来のさらにその他の減勢槽の構成を放流スリ
ーブ弁とともに示した縦断面図である。
【図10】従来のさらにその他の減勢槽の構成をフロー
ト弁とともに示した縦断面図である。
【符号の説明】
42a 弁口 44 噴流減勢装置 44a ケーシング 44b 鋼線 46 噴流

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴流放出口に対向して適当距離をおいて
    載置され、放出された噴流を導入して減勢する噴流減勢
    装置であって、噴流が容易に透過するケーシングの内部
    にランダムに屈折した鋼線を封入してなる噴流減勢装
    置。
JP23956895A 1995-09-19 1995-09-19 噴流減勢装置 Pending JPH0979473A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23956895A JPH0979473A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 噴流減勢装置

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JP23956895A JPH0979473A (ja) 1995-09-19 1995-09-19 噴流減勢装置

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JPH0979473A true JPH0979473A (ja) 1997-03-25

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ID=17046741

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JP (1) JPH0979473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175297A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 減勢装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175297A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 減勢装置

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