JPH0978817A - 壁面補修美装工法およびこれに用いられる擬装材 - Google Patents

壁面補修美装工法およびこれに用いられる擬装材

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JPH0978817A
JPH0978817A JP23124095A JP23124095A JPH0978817A JP H0978817 A JPH0978817 A JP H0978817A JP 23124095 A JP23124095 A JP 23124095A JP 23124095 A JP23124095 A JP 23124095A JP H0978817 A JPH0978817 A JP H0978817A
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JP
Japan
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wall surface
injection guide
relief
injection
mold
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JP23124095A
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English (en)
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Masatoshi Okura
正敏 大倉
Takahide Akiyama
高英 秋山
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PLANNING TENSION KK
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PLANNING TENSION KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂注入工法による壁面のひび割れ補修につい
て、煩雑な後処理をなくし見栄えのよい仕上がりが期待
できる壁面の補修美装工法及びそれに好適な擬装材の提
供。 【解決手段】壁面2に生じたひび割れの開口に注入ガイ
ド3を設け、それ以外の開口を擬装用に着色されたシー
ル材5で塞ぎ、補修用の注入材を圧入充填した後、注入
ガイド3をアンカーとして活用して植物状の擬材16を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経年劣化により壁
面に生じたひび割れに対する壁面補修美装工法およびこ
れに用いられる擬装材に関する。
【0002】
【従来の技術】壁面に生じたひび割れ(壁面表層の浮き
や剥がれなども含む)を補修する工法としては、いわゆ
る樹脂注入工法が知られている。この工法は、ひび割れ
の開口に接着やドリリングによって複数の短尺パイプ形
状の注入ガイドを設けると共にこの注入ガイドが設けら
れた部位以外のひび割れの開口をシール材(モルタルや
セメント系の目地材、パテ状のコーキング材、合成樹脂
系接着剤を含む)で塞いだ後、充填硬化形の注入材(モ
ルタルやセメントペースト系、合成樹脂系のグラウティ
ング材を含む)を貯溜させた注入器を注入ガイドに接続
し、ひび割れ内に注入材を非常に緩慢なスピードで圧入
充填して硬化させ、最後に注入ガイドの除去及びシール
材の削り取りといった後処理を行うものである。
【0003】このような上記注入ガイドの除去及びシー
ル材の削り取りという後処理は非常に手間がかかるばか
りか削り粉の発生などにより作業環境も悪くなるため、
作業が大変で、作業コストが高くつくという問題があ
る。そのうえ、ひび割れの開口を塞いだシール材の削り
跡が本来のひび割れ幅より幅広の白い線として目立って
しまい、非常に外観を劣化させてしまう。
【0004】このような外観劣化を解消するためには補
修後壁面全体に美装作業を施すのが望ましいが、ひび割
れは壁面の一部に生じることが多く、現実的には削り跡
は放置されてしまうことが多いものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は樹脂
注入工法による壁面のひび割れ補修について、後処理を
なくし局所的な美装作業を施しつつも壁面に違和感を与
えず見栄えのよい仕上がりが期待できる壁面の補修美装
工法を提供すると共にこれに好適に用いることのできる
擬装材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による壁面の補修
美装工法は、壁面に生じたひび割れの開口に注入ガイド
を設け、注入ガイド以外のひび割れの開口をシール材で
塞いで注入材の漏れ防止処理を施した後、注入ガイドを
介してひび割れ内部に注入材を圧入充填し、そして、ひ
び割れの開口上に残されたシール材を壁面上の模様(例
えば植物の幹、枝、蔦、蔓、葉脈、石垣の目地や継ぎ目
など)に見立ててその上や周辺に擬装処理(例えば植物
の葉、花、自然岩の岩肌など)を施すものである。
【0007】従って、注入ガイドの除去及びシール材の
削り取りという後処理を行わないので、補修にかかる全
体コストを大幅に削減できる上に、壁面の景観に違和感
なく独特のデザイン性を与えることができる。
【0008】ひび割れの開口を塞ぐシール材としては、
擬装処理に適した色に予め着色したものを用いると擬装
処理がより能率的に行えるので望ましい。着色する色合
いは、植物状の擬装用として、例えば、幹、枝、蔦のよ
うな茶系、葉や葉脈のような緑系、若しくは両色を斑
状、縞状に半混合したものが挙げられる。また、岩肌状
の擬装用として、例えば、石垣の目地のような白系、石
垣の継ぎ目から見える土、苔のような濃茶系、黒系、濃
緑系が挙げられる。
【0009】具体的な擬装処理方法としては、ひび割れ
上を塞いだシール材の上やその周辺の壁面に外装用塗料
で模様や図形を描画することも考えられるが、これに代
えて、樹脂材やモルタル材の盛りつけ、レリーフ型に樹
脂材やモルタル材を入れて壁面にレリーフを施す、例え
ばステンシルレリーフや型押しレリーフ、またはタイル
材、塩化ビニル材などの別途の擬装材を前記シール材が
模す模様に合わせて配置し固定する方が作業スピードの
点で好適である。
【0010】さらに、描画以外の擬装処理にあたって
は、注入ガイドを擬装材取り付け用のアンカーとして活
用するとより容易で確実に擬装処理が行える。具体的に
は、注入ガイドを包み込むように樹脂材やモルタル材を
盛りつけたり、注入ガイドの注入孔への圧入やねじ込
み、又は注入ガイドへの嵌装により、タイル材、塩化ビ
ニル材などの擬装材を取付けるようにする。従って、擬
装材には、注入ガイドの注入孔への圧入部位やねじ込み
部位、又は注入ガイド嵌装用の通孔といった取付手段を
設けておくと、いっそう好適である。
【0011】また、注入ガイドは壁面にレリーフ模様を
形成する際に用いるレリーフ型を止めるために活用する
こともでき、このようにすれば別途のレリーフ型用仮固
定手段が不要となり、作業能率の点で望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係わる実施の形態を説明していく。各形態間で共通の部
分、部材には共通の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0013】第1の実施の形態;図1は、経年劣化によ
り壁面2にひび割れ1が生じた建物外観を示す。X部分
には第1の実施の形態に係る補修美装工法が施されてお
り、図2はこのX部位を拡大したものである。図2
(a)の如く、ひび割れ1が壁面2に生じている。図2
(b)の如く、ひび割れ1の開口に注入ガイド3を所定
間隔で壁面2に設ける。なお、この例では、注入ガイド
3は、注入ガイド3の一端に設けられた取付フランジ4
を適宜の接着剤で壁面2へ接着することによって立設さ
れている。次に、注入ガイド3が設けられた部位以外の
ひび割れ1の開口をシール材5で塞ぎ、注入器(図示せ
ず)を注入ガイド3の他端に接続して注入器内に貯溜し
た注入材をひび割れ1内部に圧入充填する。なお、符号
6はシール材5をひび割れ1のない場所に塗布したダミ
ー部位で、シール材5が現す模様とのバランスに応じて
適宜設けるものである。
【0014】図2(c)の如く、シール材5及びダミー
部位6の上を、例えば蔦の茎のような茶系又は緑系の外
装用塗料を用いて塗色し蔦の茎状の擬装7を施すと共
に、緑系に着色されたモルタル材を盛りつけてレリーフ
状に蔦の葉状の擬装8、9を施す。なお、擬装8、9を
盛りつける厚みによっては注入ガイド3が突出するか
ら、この突出部位を適宜剪定鋏などで切り取る。擬装8
は、注入ガイド3を包み込むようにモルタル材が盛られ
ており注入ガイド3をアンカーとして活用して壁面2に
設けられるものであるが、擬装9は、擬装処理全体のバ
ランスからダミー部位6の上に配されたものであり、注
入ガイド3をアンカーとして活用せずに壁面2上に設け
られている。
【0015】第2の実施の形態;図3は、第2の実施の
形態を説明するための斜視図である。経年劣化によって
生じたひび割れの開口に注入ガイド10が所定間隔で設
けられる。この例では、注入ガイド10はドリリングに
より壁面2から先端がやや露呈した状態で埋設される。
注入ガイド10以外のひび割れの開口は、予め蔦のよう
な茶系又は緑系に着色された着色シール材11で塞がれ
ており、上記同様に注入ガイド10を介して注入材を圧
入充填する。次に、塩化ビニル製の蔦の葉状の擬装材1
2や蔓状の擬装材13に設けられた取付手段としての差
し込み部14を注入ガイド10の注入孔15に圧入又は
ねじ込むことにより、擬装材12、13を壁面2に固定
する。すなわち、擬装材12、13も第1の実施の形態
における擬装8と同様に注入ガイド3をアンカーとして
活用し壁面2に設けられている。このようにすると擬装
材12、13が風などにより若干動くので擬装材として
のリアリティーが増し一層のデザイン性が期待できる。
【0016】第3の実施の形態;図4は、第3の実施の
形態を説明するための斜視図である。経年劣化によって
生じたひび割れの開口に注入ガイド3が所定間隔で設け
られる。上記実施の形態同様にシール材11でひび割れ
の開口を塞いだ後、注入材を圧入充填する。次に、タイ
ル製の蔦の葉状の擬装材16に適宜の接着剤を塗布し、
取付手段としての通孔17を注入ガイド3に嵌装して壁
面2に固定する。その後、必要に応じて蔦の葉状の擬装
材16から突出した注入ガイド3の先端を切り取る。
【0017】第4の実施の形態;図5、6を参考にし
て、第4の実施の形態を説明する。この実施の形態は、
上記のような注入ガイド3をアンカーとして活用しレリ
ーフ型19を壁面2に突き刺して仮固定し、さらに、こ
のレリーフ型19を擬装材の位置決め用に用いてレリー
フ状の擬装を施すものである。図5(a)の如く、発泡
スチロールの板材を発熱したニクロム線で蔦の葉状に型
抜きすることによって作られたレリーフ型19をシート
材20の上に密着させて載せる。そして蔦の葉状に型抜
きされた型部21の内側に離型剤22を塗布する。次に
図5(b)の如く、型部21にセメント、ポリマーセメ
ントなどのレリーフ形成材23を流し込み硬化させ、レ
リーフ用の蔦の葉状の擬装材24を予め形成する。その
次に図5(c)の如く、蔦の葉状の擬装材24を脱型す
ると共に、シート材20を剥がす。
【0018】図6(a)の如く、壁面2に生じたひび割
れの開口に注入ガイド3が設けられ、注入ガイド3以外
のひび割れの開口をシール材11で塞ぎ、ひび割れに注
入材を圧入充填する。図6(b)の如く、レリーフ型1
9を注入ガイド3に突き刺し、壁面2に仮止めした後、
先程の蔦の葉状の擬装材24に適宜の接着剤を塗布し型
部21内へはめ込み、壁面2に接着する。次に、図6
(c)の如く、レリーフ型19を壁面2から取り外す。
この後選択的に、第3の実施の形態で用いた蔦の葉状の
擬装材17を、通孔16を注入ガイド3に嵌装して壁面
2に取付けるようにしてもよい。このようにすることに
より、別途の仮固定をしなくてもレリーフ型19を壁面
2に取り付けることができるから、蔦の葉状の擬装材2
4を容易に且つ位置ズレの心配なく壁面2に設けること
ができる。
【0019】第5の実施の形態;図7を参考にして、第
5の実施の形態を説明する。レリーフ型19は、第4の
実施の形態の如く、発泡スチロールの板材を発熱したニ
クロム線で蔦の葉状に型抜きすることによって作られ
る。図5(a)の如く、注入ガイド3に突き刺し壁面2
に仮止めされた後、図7(a)の如く、型部21内にレ
リーフ形成材23を充填し硬化させる。最後に図6
(c)の如く、レリーフ型19を壁面2から取り外し
て、壁面2に蔦の葉状の擬装25を施す。この後、注入
ガイド3を根元から切り取るか、上記実施の形態のよう
に蔦の葉状の擬装材17を注入パイプ3を介して取り付
ける。このようにすることにより、蔦の葉状の擬装25
が完全硬化するまでレリーフ型19で保持できるから垂
れて歪んだりすることなく蔦の葉状の擬装25を壁面2
に容易且つ位置ズレなしに設けることができる。
【0020】第6の実施の形態;図8を参考にして、第
6の実施の形態を説明する。レリーフ型26は、第4、
第5の実施の形態の如く、発泡スチロールの板材が用い
られる。レリーフ型26の壁面2への対応面27には、
蔦の葉状の型部28が凹設されている。この型部28
は、例えば発熱したニクロム線をループ状にして削りと
るようにして作られる。図8(a)の如く、レリーフ型
26の型部28内にレリーフ形成材23を充填し、図8
(b)の如く、レリーフ型26を注入ガイド3に突き刺
して壁面2に仮止めし、レリーフ形成材23を硬化させ
る。最後に図6(c)の如く、レリーフ型26を壁面2
から取り外して、壁面2に蔦の葉状の擬装29を施す。
この後、注入ガイド3を根元から切り取るか、上記実施
の形態のように蔦の葉状の擬装材17を注入パイプ3を
介して取り付ける。このようにすることにより、蔦の葉
状の擬装25が完全硬化するまでレリーフ型19で保持
できるから垂れて歪んだりすることなく、蔦の葉状の擬
装25を壁面2に容易且つ位置ズレなしに設けることが
できる。
【0021】なお、レリーフ型19、26に対する型部
21、28の配置は、壁面2に設けられる注入ガイド3
の配列を予想して型部21、28が注入ガイド3の位置
と干渉しないように決定する。若しくは、型部21、2
8の色々な配置パターンを持ったレリーフ型19、26
を予め数種類用意して現場で適宜選択してもよいし、レ
リーフ型19、26を適宜の部分に切り離すなどしてシ
ール材11及び注入ガイド3の配置に合わせてもよい。
【0022】さらには、発泡スチロールの板材を現場に
運び、注入ガイド3の設けられた壁面2に押し付け、注
入ガイド3の配列を発泡スチロールの板材に記した後、
この部位を避けてニクロム線により型部21、28を形
成してから、図5(a)〜(c)や図6(a)〜
(c)、図7(a)〜(b)、図8(a)〜(c)の工
程を施すようにしてもよい。このようにすれば、どのよ
うな注入ガイド3の配列にも擬装を好適に配置し易くな
るので、より大面積のひび割れに補修美装に好適とな
る。
【0023】第7の実施の形態;図9、10を参考にし
て、第7の実施の形態を説明する。図9(a)の如く、
経年劣化によりひび割れ1が壁面2に生じている。図9
(b)の如く、ひび割れ1の開口に第2の実施の形態で
用いた注入ガイド10を所定間隔で壁面2に設けると共
に、注入ガイド10以外のひび割れ1開口を石垣の目地
のような着色がされたシール材30で塞ぎ、注入材をひ
び割れ1内部に圧入充填する。あわせて、ひび割れ1の
存在しない壁面2上にもシール材30を石垣の目地の如
く塗布することによってダミー部位31を設ける。次
に、図6(c)の如く、シール材30及びダミー部位3
1の間の壁面2上に、自然岩のような岩肌状の擬装32
を塗色若しくはモルタル材の吹き付けなどにより施す。
さらに選択的に、植物状の擬装33を、上記各実施の形
態のように設けてもよい。
【0024】上記のような岩肌状の擬装32を施すに当
たっては、図10に示す如く、ひび割れ1を含むような
区画34を壁面2に設定し、この区画34内にのみ岩肌
状の擬装32を施すようにしてもよい。さらに、建物外
壁に縦横に設けられた目地パターン(図示せず)に合わ
せて区画34を設け、整列感を保って岩肌状の擬装32
を配置するようにしてもよい。
【0025】なお、上記各実施の形態においては、ひび
割れ1に対する擬装7、8、9、11や、その上や周辺
に配する擬装材12、13、16、24、擬装25、2
9を蔦の茎、蔦の葉で例示したが、図10の符号35の
ように、塗色やレリーフ模様などによって樹木状の擬装
としてもよく、ひび割れの形状、場所、サイズによって
適宜デザイン可能なものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ひび割れ
に樹脂注入工法による補修を行った場合に、注入ガイド
の除去やシール材の削り取り作業が不要なうえ、壁面全
体に美装仕上げを行わず局所的な補修作業を違和感なく
施すこともできるので、補修美装の手間やコストが低減
できる。また、補修跡が例えば恰も壁面に沿って生育し
た植物や壁面に築かれた石垣のように見えるので、壁面
に違和感を与えず壁面の景観に独特のデザイン性を与え
ることができるという効果がある。また、本発明による
擬装材は、樹脂注入工法によりひび割れ部位に設けられ
る注入ガイドを介して取り付けることができるから、取
付けが容易で確実に固定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁面補修美装工法の第1の実施の形態
を一部施した建物外観を示す図である。
【図2】第1の実施の形態を説明する工程図である。
【図3】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図4】第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】第4の実施の形態のうちレリーフ型と擬装材の
形成について説明する工程図である。
【図6】第4の実施の形態のうちレリーフ型と擬装材の
壁面への取付けについて説明する工程図である。
【図7】第5の実施の形態を説明する工程図である。
【図8】第6の実施の形態を説明する工程図である。
【図9】第7の実施の形態を示す工程図である。
【図10】第7の実施の形態の応用例などを施した建物
外観を示す図である。
【符号の説明】
1 ひび割れ 2 壁面 3、10 注入ガイド(アンカー) 5、11、25 シール材 6、31 ダミー部位 7、11 蔦の茎状の擬装 8、9、25、29 蔦の葉状の擬装 12、16、24 蔦の葉状の擬装材 13 蔓状の擬装材 14 差し込み部(取付手段) 17 通孔(取付手段) 19 レリーフ型 32 岩肌状の擬装 34 区画 35 樹木状の擬装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 高英 東京都渋谷区東2−15−5エスキナ・ビル 株式会社プランニングテンション内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に生じたひび割れの開口に注入ガイ
    ドを設け、注入ガイド以外のひび割れの開口をシール材
    で塞いで注入材の漏れ防止処理を施した後、注入ガイド
    を介してひび割れ内部に注入材を圧入充填し、そして、
    ひび割れの開口上に残されたシール材を壁面上の模様に
    見立ててその上や周辺に擬装処理を施す壁面補修美装工
    法。
  2. 【請求項2】 ひび割れの開口を塞ぐシール材は擬装用
    に予め着色されているものである請求項1に記載の壁面
    補修美装工法。
  3. 【請求項3】 擬装処理は、注入ガイドを壁面に残した
    まま擬装材取付け用のアンカーとして活用することを含
    むものである請求項1又は請求項2に記載の壁面補修美
    装工法。
  4. 【請求項4】 擬装処理は、壁面に植物状の擬装及び/
    又は岩肌状の擬装を行うものである請求項1〜3の何れ
    か一項に記載の壁面補修美装工法。
  5. 【請求項5】 注入ガイドを壁面に残し、そこへ突き刺
    す状態でレリーフ型を取付け、このレリーフ型の型部内
    へ、型部対応形状に予め形成しておいたレリーフを嵌め
    合わせつつ壁面に接着剤にて取付け、その後レリーフ型
    を取り外す工程を含む請求項1〜4の何れか一項に記載
    の壁面補修美装工法。
  6. 【請求項6】 注入ガイドを壁面に残し、そこへ突き刺
    す状態でレリーフ型を取付け、このレリーフ型の型部内
    へ、型部対応形状に予め形成しておいたレリーフ形成材
    を充填して壁面へレリーフを施し、その後レリーフ型を
    取り外す工程を含む請求項1〜4の何れか一項に記載の
    壁面補修美装工法。
  7. 【請求項7】 注入ガイドを壁面に残し、そこへ突き刺
    す状態でレリーフ型を取付け、このレリーフ型の壁面対
    応面に凹設した型部内へ予め充填しておいたレリーフ形
    成材を壁面に施し、その後レリーフ型を取り外す工程を
    含む請求項1〜4の何れか一項に記載の壁面補修美装工
    法。
  8. 【請求項8】 壁面に生じたひび割れ内に注入材を圧入
    充填するためにひび割れの開口に設けられる注入ガイド
    への取付手段を有することを特徴とする擬装材。
JP23124095A 1995-09-08 1995-09-08 壁面補修美装工法およびこれに用いられる擬装材 Withdrawn JPH0978817A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100628948B1 (ko) * 2005-06-08 2006-09-27 재신건설(주) 콘크리트 구조물의 건식균열 보수공법
KR100784945B1 (ko) * 2000-11-18 2007-12-14 톰슨 라이센싱 비디오 화상을 처리하기 위한 방법 및 장치
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US7749346B1 (en) * 2007-03-31 2010-07-06 Truong Bi C Decorative inlay repair method
JP2019127816A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 浩 赤嶺 断熱タイル

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