JPH0977445A - エスカレータの足踏運転装置 - Google Patents
エスカレータの足踏運転装置Info
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- JPH0977445A JPH0977445A JP23708095A JP23708095A JPH0977445A JP H0977445 A JPH0977445 A JP H0977445A JP 23708095 A JP23708095 A JP 23708095A JP 23708095 A JP23708095 A JP 23708095A JP H0977445 A JPH0977445 A JP H0977445A
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- Japan
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- escalator
- operation device
- foot
- shaft
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- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 1
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エスカレータの人力運転を容易に行うことの
できるエスカレータの足踏運転装置を提供する。 【解決手段】 エスカレータの駆動軸に接続可能な回転
シャフト12を軸回りに回転させる回転ギア18a,1
8bを足踏ペダル24a,24bを踏む込むことによっ
て回転させる。その結果、エスカレータの駆動軸を回転
させて、エスカレータの人力駆動を行う。
できるエスカレータの足踏運転装置を提供する。 【解決手段】 エスカレータの駆動軸に接続可能な回転
シャフト12を軸回りに回転させる回転ギア18a,1
8bを足踏ペダル24a,24bを踏む込むことによっ
て回転させる。その結果、エスカレータの駆動軸を回転
させて、エスカレータの人力駆動を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの故
障時やメンテナンス時にエスカレータを人力運転する足
踏運転装置に関する。
障時やメンテナンス時にエスカレータを人力運転する足
踏運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスカレータの故障時やメンテナ
ンス時に、エスカレータの踏段を手動により移動させた
い場合がある。この場合、まず図6に示すように、エス
カレータの電動機100の駆動軸(不図示)に手巻ハン
ドル102を接続する。そして、手巻ハンドル102を
手動により回転させることによってエスカレータの電動
機100の駆動軸を直接回転させている。従って、手巻
ハンドル102の回転方向によって、エスカレータの踏
段を上り方向と下り方向とに選択的に移動させることが
できる。
ンス時に、エスカレータの踏段を手動により移動させた
い場合がある。この場合、まず図6に示すように、エス
カレータの電動機100の駆動軸(不図示)に手巻ハン
ドル102を接続する。そして、手巻ハンドル102を
手動により回転させることによってエスカレータの電動
機100の駆動軸を直接回転させている。従って、手巻
ハンドル102の回転方向によって、エスカレータの踏
段を上り方向と下り方向とに選択的に移動させることが
できる。
【0003】前記手巻ハンドル102は図7に示すよう
に、円盤部102aの中心にシャフト102bが接続さ
れた形状を呈している。このシャフト102bの先端側
は筒形状を呈し、内部にキー102cが形成されてい
る。このキー102cが前記電動機100の駆動軸に形
成されているキー溝(不図示)に係合することによっ
て、手巻ハンドル102と駆動軸が一体化して、前記手
巻ハンドル102の回転力が電動機100の駆動軸に伝
達され人力による手動運転が可能になる。なお、エスカ
レータの電動機100には該電動機の故障や電力停止の
時に駆動軸をロックして踏段の停止保持を行う電磁ブレ
ーキが備えられている。手巻ハンドル102による人力
運転を行う場合、電動機100の電源を遮断した後、作
業者は前記電磁ブレーキのプランジャーに直結されたブ
レーキ開放ボルト104を踏み込みながら手巻ハンドル
102を回転して所望の量だけエスカレータの踏段を移
動させる。
に、円盤部102aの中心にシャフト102bが接続さ
れた形状を呈している。このシャフト102bの先端側
は筒形状を呈し、内部にキー102cが形成されてい
る。このキー102cが前記電動機100の駆動軸に形
成されているキー溝(不図示)に係合することによっ
て、手巻ハンドル102と駆動軸が一体化して、前記手
巻ハンドル102の回転力が電動機100の駆動軸に伝
達され人力による手動運転が可能になる。なお、エスカ
レータの電動機100には該電動機の故障や電力停止の
時に駆動軸をロックして踏段の停止保持を行う電磁ブレ
ーキが備えられている。手巻ハンドル102による人力
運転を行う場合、電動機100の電源を遮断した後、作
業者は前記電磁ブレーキのプランジャーに直結されたブ
レーキ開放ボルト104を踏み込みながら手巻ハンドル
102を回転して所望の量だけエスカレータの踏段を移
動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に手巻ハンドル102を用いて電動機100の駆動軸を
直接回転させて人力運転を行うためには多大な腕力と握
力が必要であった。特に、修理状態の確認等で長時間手
動運転を行う必要がある場合には、大変労力を必要とす
る作業であった。
に手巻ハンドル102を用いて電動機100の駆動軸を
直接回転させて人力運転を行うためには多大な腕力と握
力が必要であった。特に、修理状態の確認等で長時間手
動運転を行う必要がある場合には、大変労力を必要とす
る作業であった。
【0005】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、エスカレータの人力運転を容易に行うこと
のできるエスカレータの足踏運転装置を提供することを
目的とする。
れたもので、エスカレータの人力運転を容易に行うこと
のできるエスカレータの足踏運転装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1として、エスカレータの駆動軸に接続
され、該駆動軸を回転させる回転シャフトと、前記回転
シャフトと係合し該回転シャフトを軸回りに回転させる
回転ギアと、前記回転ギアを回転させる足踏ペダルと、
を有し、前記足踏ペダルを踏む込むことによって前記駆
動軸を回転させてエスカレータを人力駆動することを特
徴とする。
するために、第1として、エスカレータの駆動軸に接続
され、該駆動軸を回転させる回転シャフトと、前記回転
シャフトと係合し該回転シャフトを軸回りに回転させる
回転ギアと、前記回転ギアを回転させる足踏ペダルと、
を有し、前記足踏ペダルを踏む込むことによって前記駆
動軸を回転させてエスカレータを人力駆動することを特
徴とする。
【0007】通常、脚力は腕力等に比べて3倍程度の力
を有していると共に、持久力も有している。従って、足
踏ペダルを踏み込み回転シャフトを回転させることによ
って、エスカレータの駆動軸を容易に回転させることが
可能になる。
を有していると共に、持久力も有している。従って、足
踏ペダルを踏み込み回転シャフトを回転させることによ
って、エスカレータの駆動軸を容易に回転させることが
可能になる。
【0008】また、上記目的を達成するために、第2と
して、前記足踏ペダルの上方にサドルを有し、着座姿勢
で足踏ペダルを踏み込むことを特徴とする。
して、前記足踏ペダルの上方にサドルを有し、着座姿勢
で足踏ペダルを踏み込むことを特徴とする。
【0009】サドルに作業者が着座して、自転車を漕ぐ
ように足踏ペダルを踏み込むことによって、踏み込み動
作を安定して効率よく行うことが可能であり、エスカレ
ータの駆動軸を容易に回転させることが可能になる。
ように足踏ペダルを踏み込むことによって、踏み込み動
作を安定して効率よく行うことが可能であり、エスカレ
ータの駆動軸を容易に回転させることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【0011】図1は第1の実施形態のエスカレータの足
踏運転装置10の正面図であり、図2は片側の部品を外
して内部を露出した状態の足踏運転装置10の側面図で
ある。この足踏運転装置10はエスカレータの電動機1
00(図6参照)の駆動軸(不図示)に接続可能な回転
シャフト12と、本体シャフト16を両側から挟み込む
ように配置され、前記回転シャフト12に固定されたピ
ニオンギア14と噛合する一対の回転ギア18a,18
bと、該回転ギア18a,18bをそれぞれ支持する円
盤フレーム20a,20bと、該円盤フレーム20a,
20bの各外面に取り付けられたクランク22a,22
bを介して接続された足踏ペダル24a,24bとから
構成されている。なお、図1において、ピニオンギア1
4が回転ギア18a,18bの下端側で噛合しているた
め、回転ギア18a,18bでピニオンギア14を挟持
した時のバランスを取るため、回転ギア18a,18b
の上端側の本体シャフト16には回転自在なアイドルギ
ア26が配置されている。さらに、前記アイドルギア2
6の上方には足踏運転装置10の持ち運びや運転時の姿
勢を維持するハンドル28が配置されている。
踏運転装置10の正面図であり、図2は片側の部品を外
して内部を露出した状態の足踏運転装置10の側面図で
ある。この足踏運転装置10はエスカレータの電動機1
00(図6参照)の駆動軸(不図示)に接続可能な回転
シャフト12と、本体シャフト16を両側から挟み込む
ように配置され、前記回転シャフト12に固定されたピ
ニオンギア14と噛合する一対の回転ギア18a,18
bと、該回転ギア18a,18bをそれぞれ支持する円
盤フレーム20a,20bと、該円盤フレーム20a,
20bの各外面に取り付けられたクランク22a,22
bを介して接続された足踏ペダル24a,24bとから
構成されている。なお、図1において、ピニオンギア1
4が回転ギア18a,18bの下端側で噛合しているた
め、回転ギア18a,18bでピニオンギア14を挟持
した時のバランスを取るため、回転ギア18a,18b
の上端側の本体シャフト16には回転自在なアイドルギ
ア26が配置されている。さらに、前記アイドルギア2
6の上方には足踏運転装置10の持ち運びや運転時の姿
勢を維持するハンドル28が配置されている。
【0012】前記回転シャフト12の下端は、図7の手
巻ハンドル102のシャフト102bと同様に端部が円
筒形状を呈し、内部壁面にキー12aが形成されてい
る。そして、このキー12aが電動機100の駆動軸に
形成されているキー溝(不図示)に係合し、回転シャフ
ト12の回転に伴って電動機100の駆動軸を回転する
ことができる。また、回転シャフト12の上端には前述
したようにピニオンギア14が固定されている。このピ
ニオンギア14はかさ歯車であり、回転シャフト12の
回転軸と直交する方向の回転軸を持つ回転ギア18a,
18b(かさ歯車)と噛合している。そして、前記回転
シャフト12は本体シャフト16に設けられたブラケッ
ト30によって、回転自在に支持されている。このブラ
ケット30は回転シャフト12の支持部にベアリング等
を配置し、回転シャフト12の回転が滑らかに行われる
ようにすることが望ましい。また、回転ギア18a,1
8bを備えた円盤フレーム20a,20bは、回転軸3
2を介して本体シャフト16に回転自在に軸支され、円
盤フレーム20a,20bのそれぞれに設けられたクラ
ンク22a,22bは図1に示すように配置角度を18
0°隔てて配置されている。従って、クランク22a,
22bの先端に取り付けられた足踏ペダル24a,24
bを自転車を漕ぐように踏み込むことによって、円盤フ
レーム20aと円盤フレーム20bとは同時に回転し、
回転ギア18a,18bに噛合したピニオンギア14及
びアイドルギア26は回転ギア18a,18bの回転方
向と回転速度に応じて回転する。この結果、ピニオンギ
ア14が固定された回転シャフト12は回転し、エスカ
レータの電動機100(図6参照)の駆動軸が回転しエ
スカレータの踏段を移動させることができる。
巻ハンドル102のシャフト102bと同様に端部が円
筒形状を呈し、内部壁面にキー12aが形成されてい
る。そして、このキー12aが電動機100の駆動軸に
形成されているキー溝(不図示)に係合し、回転シャフ
ト12の回転に伴って電動機100の駆動軸を回転する
ことができる。また、回転シャフト12の上端には前述
したようにピニオンギア14が固定されている。このピ
ニオンギア14はかさ歯車であり、回転シャフト12の
回転軸と直交する方向の回転軸を持つ回転ギア18a,
18b(かさ歯車)と噛合している。そして、前記回転
シャフト12は本体シャフト16に設けられたブラケッ
ト30によって、回転自在に支持されている。このブラ
ケット30は回転シャフト12の支持部にベアリング等
を配置し、回転シャフト12の回転が滑らかに行われる
ようにすることが望ましい。また、回転ギア18a,1
8bを備えた円盤フレーム20a,20bは、回転軸3
2を介して本体シャフト16に回転自在に軸支され、円
盤フレーム20a,20bのそれぞれに設けられたクラ
ンク22a,22bは図1に示すように配置角度を18
0°隔てて配置されている。従って、クランク22a,
22bの先端に取り付けられた足踏ペダル24a,24
bを自転車を漕ぐように踏み込むことによって、円盤フ
レーム20aと円盤フレーム20bとは同時に回転し、
回転ギア18a,18bに噛合したピニオンギア14及
びアイドルギア26は回転ギア18a,18bの回転方
向と回転速度に応じて回転する。この結果、ピニオンギ
ア14が固定された回転シャフト12は回転し、エスカ
レータの電動機100(図6参照)の駆動軸が回転しエ
スカレータの踏段を移動させることができる。
【0013】図3には、上述した第1の実施形態の足踏
運転装置10の運転状態を説明する説明図が示されてい
る。
運転装置10の運転状態を説明する説明図が示されてい
る。
【0014】作業者34はエスカレータの駆動電源を遮
断した後、エスカレータの電動機100の駆動軸の所定
の位置に、足踏運転装置10の回転シャフト12を接続
する。つまり、回転シャフト12の内部壁面に設けられ
たキー12aを電動機100の駆動軸に形成されている
キー溝に係合させる。続いて、片手で外部電源スイッチ
36を操作して、エスカレータの電動機100の電磁ブ
レーキのコイル106に通電し電磁ブレーキを開放す
る。そして、他方の手で足踏運転装置10のハンドル2
8を把持し、足踏運転装置10を固定すると共に、自ら
(作業者34)の姿勢を維持しつつ両脚によって、足踏
ペダル24a,24bを踏み込み、所望の方向に足踏ペ
ダル24a,24bを回転させて、回転シャフト12を
回転する。その結果、エスカレータの電動機100の駆
動軸を回転してエスカレータの踏段を所望の方向(上り
または下り)に移動させる。
断した後、エスカレータの電動機100の駆動軸の所定
の位置に、足踏運転装置10の回転シャフト12を接続
する。つまり、回転シャフト12の内部壁面に設けられ
たキー12aを電動機100の駆動軸に形成されている
キー溝に係合させる。続いて、片手で外部電源スイッチ
36を操作して、エスカレータの電動機100の電磁ブ
レーキのコイル106に通電し電磁ブレーキを開放す
る。そして、他方の手で足踏運転装置10のハンドル2
8を把持し、足踏運転装置10を固定すると共に、自ら
(作業者34)の姿勢を維持しつつ両脚によって、足踏
ペダル24a,24bを踏み込み、所望の方向に足踏ペ
ダル24a,24bを回転させて、回転シャフト12を
回転する。その結果、エスカレータの電動機100の駆
動軸を回転してエスカレータの踏段を所望の方向(上り
または下り)に移動させる。
【0015】このように、両脚によって踏み込み可能な
足踏ペダル24a,24bを設け、回転シャフト12を
回転させるので、従来、腕力と握力とによって作業して
いた場合に比べて、遥かに容易に電動機の駆動軸転を回
転させることが可能になり、エスカレータの人力運転を
容易に行うことができる。
足踏ペダル24a,24bを設け、回転シャフト12を
回転させるので、従来、腕力と握力とによって作業して
いた場合に比べて、遥かに容易に電動機の駆動軸転を回
転させることが可能になり、エスカレータの人力運転を
容易に行うことができる。
【0016】図4に第2の実施形態のエスカレータの足
踏運転装置50を示す。本第2の実施形態において、回
転シャフトや回転ギアを有する円盤フレーム、足踏ペダ
ル等の基本的構成は前述した第1の実施形態と同じであ
り、同一の部材には同じ符号を付しその説明を省略す
る。
踏運転装置50を示す。本第2の実施形態において、回
転シャフトや回転ギアを有する円盤フレーム、足踏ペダ
ル等の基本的構成は前述した第1の実施形態と同じであ
り、同一の部材には同じ符号を付しその説明を省略す
る。
【0017】本第2の実施形態の特徴的事項は、足踏運
転装置50は作業者が着座可能なサドルを有し、自転車
を運転するように足踏運転装置50を操作・運転できる
ところである。
転装置50は作業者が着座可能なサドルを有し、自転車
を運転するように足踏運転装置50を操作・運転できる
ところである。
【0018】つまり、本体シャフト16の上端にはハン
ドル28の代わりに、二股に分かれたフレームが配置さ
れ、一方にはサドル52が設けられ、他方には、さらに
二股に分かれた自転車のようなハンドル54(後述する
図5参照)が設けられている。また、回転シャフト12
を支持するブラケット30の外面には4本のスタンド5
6(図4では3本図示)が設けられ、自立できるように
なっている。
ドル28の代わりに、二股に分かれたフレームが配置さ
れ、一方にはサドル52が設けられ、他方には、さらに
二股に分かれた自転車のようなハンドル54(後述する
図5参照)が設けられている。また、回転シャフト12
を支持するブラケット30の外面には4本のスタンド5
6(図4では3本図示)が設けられ、自立できるように
なっている。
【0019】図5には、上述した第2の実施形態の足踏
運転装置50の運転状態を説明する説明図が示されてい
る。
運転装置50の運転状態を説明する説明図が示されてい
る。
【0020】第1の実施形態と同様に、まず作業者34
はエスカレータの駆動電源を遮断し、エスカレータの電
動機100の駆動軸の所定の位置に、足踏運転装置50
の回転シャフト12を接続する。この時、足踏運転装置
50の4本のスタンド56を電動機100を収納してい
るマンホール108の蓋固定用のボルトを利用して固定
し、足踏運転装置50を設置する。そして、作業者34
は自転車に乗るようにサドル52に着座し、ハンドル5
4のグリップ54aを握る。本第2の実施形態におい
て、電磁ブレーキを開放する外部電源スイッチ36を例
えばハンドル54のグリップ54aに配置すれば、グリ
ップ54aの把持と同時に電磁ブレーキの開放操作を行
うことができる。そして、両脚で、足踏ペダル24a,
24bを踏み込み、所望の方向に回転させて、回転シャ
フト12を回転する。その結果、エスカレータの電動機
100の駆動軸を回転してエスカレータの踏段を所望の
方向(上りまたは下り)に移動させる。
はエスカレータの駆動電源を遮断し、エスカレータの電
動機100の駆動軸の所定の位置に、足踏運転装置50
の回転シャフト12を接続する。この時、足踏運転装置
50の4本のスタンド56を電動機100を収納してい
るマンホール108の蓋固定用のボルトを利用して固定
し、足踏運転装置50を設置する。そして、作業者34
は自転車に乗るようにサドル52に着座し、ハンドル5
4のグリップ54aを握る。本第2の実施形態におい
て、電磁ブレーキを開放する外部電源スイッチ36を例
えばハンドル54のグリップ54aに配置すれば、グリ
ップ54aの把持と同時に電磁ブレーキの開放操作を行
うことができる。そして、両脚で、足踏ペダル24a,
24bを踏み込み、所望の方向に回転させて、回転シャ
フト12を回転する。その結果、エスカレータの電動機
100の駆動軸を回転してエスカレータの踏段を所望の
方向(上りまたは下り)に移動させる。
【0021】このように、足踏運転装置50のサドル5
2を設けて、自転車タイプにすることによって、作業者
の姿勢が安定し、足踏ペダル24a,24bの踏み込み
動作をさらに容易に効率よく行うことが可能になり、エ
スカレータの人力運転を容易に行うことができる。
2を設けて、自転車タイプにすることによって、作業者
の姿勢が安定し、足踏ペダル24a,24bの踏み込み
動作をさらに容易に効率よく行うことが可能になり、エ
スカレータの人力運転を容易に行うことができる。
【0022】なお、図3、図5に示した運転説明におい
て、電磁ブレーキの開放を外部電源を用いて行ったが、
従来技術で示したように、ブレーキ開放ボルト104を
専用治具を用いて操作して、電磁ブレーキの開放を行っ
てもよい。
て、電磁ブレーキの開放を外部電源を用いて行ったが、
従来技術で示したように、ブレーキ開放ボルト104を
専用治具を用いて操作して、電磁ブレーキの開放を行っ
てもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエスカレ
ータの足踏運転装置によれば、両脚で踏み込み可能な足
踏ペダルによって、回転シャフトを回転させることがで
きるので、従来、腕力と握力とによって作業していた場
合に比べて、遥かに容易に電動機の駆動軸転を回転させ
ることが可能になり、エスカレータの人力運転を容易に
行うことができる。
ータの足踏運転装置によれば、両脚で踏み込み可能な足
踏ペダルによって、回転シャフトを回転させることがで
きるので、従来、腕力と握力とによって作業していた場
合に比べて、遥かに容易に電動機の駆動軸転を回転させ
ることが可能になり、エスカレータの人力運転を容易に
行うことができる。
【0024】また、エスカレータの足踏運転装置にサド
ルを設けて自転車タイプにすることによって、足踏ペダ
ルの踏み込み動作をより安定した姿勢で行うことできる
ので、電動機の駆動軸転をさらに容易に効率よく行うこ
とが可能になり、エスカレータの人力運転を容易に行う
ことのできる。
ルを設けて自転車タイプにすることによって、足踏ペダ
ルの踏み込み動作をより安定した姿勢で行うことできる
ので、電動機の駆動軸転をさらに容易に効率よく行うこ
とが可能になり、エスカレータの人力運転を容易に行う
ことのできる。
【図1】 本発明に係るエスカレータの足踏運転装置の
第1の実施形態の正面図である。
第1の実施形態の正面図である。
【図2】 本発明に係るエスカレータの足踏運転装置の
第1の実施形態の内部構造を露出した側面図である。
第1の実施形態の内部構造を露出した側面図である。
【図3】 本発明に係るエスカレータの足踏運転装置の
第1の実施形態の運転状態を説明する説明図である。
第1の実施形態の運転状態を説明する説明図である。
【図4】 本発明に係るエスカレータの足踏運転装置の
第2の実施形態のを説明する側面図である。
第2の実施形態のを説明する側面図である。
【図5】 本発明に係るエスカレータの足踏運転装置の
第2の実施形態の運転状態を説明する説明図である。
第2の実施形態の運転状態を説明する説明図である。
【図6】 従来のエスカレータの人力運転を説明する説
明図である。
明図である。
【図7】 従来のエスカレータの人力運転を行う時に使
用する手巻ハンドルの斜視図である。
用する手巻ハンドルの斜視図である。
10,50 足踏運転装置、12 回転シャフト、12
a キー、14 ピニオンギア、16 本体シャフト、
18a,18b 回転ギア、20a,20b円盤フレー
ム、22a,22b クランク、24a,24b 足踏
ペダル、26アイドルギア、28 ハンドル、30 ブ
ラケット、34 作業者、52 サドル、54 ハンド
ル、56 スタンド、100 電動機。
a キー、14 ピニオンギア、16 本体シャフト、
18a,18b 回転ギア、20a,20b円盤フレー
ム、22a,22b クランク、24a,24b 足踏
ペダル、26アイドルギア、28 ハンドル、30 ブ
ラケット、34 作業者、52 サドル、54 ハンド
ル、56 スタンド、100 電動機。
Claims (2)
- 【請求項1】 エスカレータの駆動軸に接続され、該駆
動軸を回転させる回転シャフトと、 前記回転シャフトと係合し該回転シャフトを軸回りに回
転させる回転ギアと、 前記回転ギアを回転させる足踏ペダルと、 を有し、 前記足踏ペダルを踏む込むことによって前記駆動軸を回
転させてエスカレータを人力駆動することを特徴とする
エスカレータの足踏運転装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエスカレータの足踏運転
装置において、 前記足踏ペダルの上方にサドルを有し、着座姿勢で足踏
ペダルを踏み込むことを特徴とするエスカレータの足踏
運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23708095A JPH0977445A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | エスカレータの足踏運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23708095A JPH0977445A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | エスカレータの足踏運転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0977445A true JPH0977445A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17010125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23708095A Pending JPH0977445A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | エスカレータの足踏運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0977445A (ja) |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23708095A patent/JPH0977445A/ja active Pending
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