JPH0977388A - テーピング機 - Google Patents

テーピング機

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JPH0977388A
JPH0977388A JP23633395A JP23633395A JPH0977388A JP H0977388 A JPH0977388 A JP H0977388A JP 23633395 A JP23633395 A JP 23633395A JP 23633395 A JP23633395 A JP 23633395A JP H0977388 A JPH0977388 A JP H0977388A
Authority
JP
Japan
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tape
shaft
tension
reel
taping machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP23633395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ogawa
武 小川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23633395A priority Critical patent/JPH0977388A/ja
Publication of JPH0977388A publication Critical patent/JPH0977388A/ja
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の手間を解消して、自動的にテープ張力
を一定値に保つテーピング機を提供する。 【解決手段】張力発生部は、テープリール3にネジ機構
をもって一定の摩擦力を加えることによって所定の張力
を与えるネジ機構部と、テープ4の張力に応じて揺動す
る軸付リンク12と、この軸付リンク12の揺動に伴い
軸部に発生する回転力をネジ機構部に伝達する歯付ベル
ト15等の伝達機構部と、を備えることによって張力を
安定化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器コイルの巻
線等をテーピングするためのテーピング機に関するもの
であり、特にその張力発生機構に改良を施したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下従来におけるテーピング機につい
て、全体構造を示す図4を用いて説明する。フレーム2
4内には、プーリ26及びベルト27を介して駆動電動
機2によって回転される回転リング1が、回転位置を安
定させるためのリングガイド25とともに収納されてい
る。更に回転リング1上には、張力を保ちつつテープ4
を巻出すテープリール3、及びテープリール3から巻出
されたテープ4をガイドするガイドローラ5が回転リン
グ1とともに回転することにより、回転リング1の中央
部に固定された巻芯6にテーピングを施している。
【0003】次に、回転リング1上に設置されたテープ
リール3及びガイドローラ5を含む張力発生部分の詳細
構造を、側面から図示した図5を用いて説明する。回転
リング1にはリール軸11が固定されており、このリー
ル軸11には、固定ナット20を介して一体固定したテ
ープリール3とテープ取付軸7がはめ込まれている。こ
こで、テープリール3からテープ4を巻出す際に一定の
張力を与える必要があるため、テープ取付軸7にはリー
ル軸11等からの摩擦力を与えている。具体的には、テ
ープ取付軸7を摩擦板8で挟み込み、圧縮コイルバネ1
0を介して調整ナット9が締め付けられることによって
テープ取付軸7に一定の摩擦力が与えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープリー
ル3から巻出されるテープ4に与えられるテープ張力F
は、テープリール3の軸心(すなわちリール軸11の軸
心)からの距離r(これはテープの残存量に依存する変
数となる)との積をとったトルク力で表され、このトル
ク力はテープ取付軸7と摩擦板8との間で発生する摩擦
力に依存するトルク力(これについては軸心から摩擦発
生箇所までの距離が一定であるため便宜上定トルクTと
する)との間で以下の式を満たす。 T=F×r …(1) ここで、定トルクTは、調整ナット9の締め付けを変え
ない限りにおいては定数となり、一方rは変数となるた
め、(1) 式より、テープリール3のテープ残存量の減少
にともないテープ張力Fは増加する。
【0005】しかしながら、品質の安定したテープ巻付
状態を得るためにはテープ張力Fは一定であることが望
ましいため、作業者が段階的に調整ナット9を調整する
ことによって取付軸7と摩擦板8との間で発生する摩擦
力を変化させてテープ張力Fの安定化を図っていた。具
体的には、(1) 式より、テープリール3のテープ残存量
の減少にともなって調整ナット9をも緩めて圧縮コイル
バネ10への圧縮力を減少させていた。
【0006】そこで本発明は以上従来技術の問題点を解
消するためになされたものでありその目的はかかる作業
者の手間を解消して、自動的にテープ張力を一定値に保
つテーピング機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は請求項1に記載の発明として、外部からの
駆動力により回転する回転リングと、前記回転リング上
に設置され、所定の張力を与えながらテープを巻出すテ
ープリールおよびその近傍に設置され前記テープをガイ
ドするガイドローラとを有する張力発生部と、を備え、
前記回転リングの中心に固定配置された巻芯を順次テー
ピングするテーピング機において、前記張力発生部は、
前記テープリールにネジ機構をもって一定の摩擦力を加
えることによって所定の張力を与えるネジ機構部と、前
記テープの張力に応じて揺動する軸付リンクと、この軸
付リンクの揺動に伴い軸部に発生する回転力を前記ネジ
機構部に伝達する伝達機構部と、を備えることによって
張力を安定化させるものであることを特徴とするテーピ
ング機を提供する。
【0008】また、本発明は請求項2に記載の発明とし
て、前記ネジ機構部は、前記回転リングに対しラジアル
方向に可動自在にはめ込まれたリール軸と、このリール
軸の反対側からはめ込まれ前記回転リングに対しスラス
ト方向に可動自在な調整ナットと、前記リール軸に圧縮
コイルバネとともにはめ込まれ前記調整ナットからのリ
ード長さに依存する圧縮力によって締付けられるテープ
取付軸と、を備えてなることを特徴とする請求項1記載
のテーピング機を提供する。
【0009】また、本発明は請求項3に記載の発明とし
て、前記軸付リンクは一端にガイドローラを設置し、他
端にはバネを設置することにより回転リングに接続して
いることを特徴とする請求項1記載のテーピング機を提
供する。
【0010】また、本発明は請求項4に記載の発明とし
て、前記伝達機構部には、歯付ベルトを介して動力を伝
達するベルト車を用いることを特徴とする請求項1記載
のテーピング機を提供する。
【0011】また、本発明は請求項5に記載の発明とし
て、前記伝達機構部には、チェーンを介して動力を伝達
するスプロケットを用いることを特徴とする請求項1記
載のテーピング機を提供する。また、本発明は請求項6
に記載の発明として、前記伝達機構部は、歯車によって
動力を伝達することを特徴とする請求項1記載のテーピ
ング機を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1乃
至図3を参照して説明する。ここで図1は本願発明のテ
ーピング機の全体構造図であり、従来図である図4に対
応するものである。更に図1に示す全体構造図のうち張
力発生部分を拡大したものが図2であり、かかる張力発
生部分の詳細構造を側面から図示したものが図3であ
り、図3は従来図である図5に対応したものである。回
転リング1にはリール軸31が軸受16aを介して回転
自在(ラジアル方向に可動自在)にはめ込まれており、
このリール軸31には、固定ナット20を介して一体固
定したテープリール3とテープ取付軸7がはめ込まれて
いる。更にテープ取付軸7を摩擦板8で挟み込み、圧縮
コイルバネ10を介して左ネジである調整ナット39が
締め付けられることによってテープ取付軸7に一定の摩
擦力が与えられている。また、調整ナット39にはラチ
ェットレンチ18が装着されかかるラチェットレンチ1
8の取っ手部分は、取り外し可能な回転止め19に連結
され、かかる回転止め19も回転リング1に連結されて
いるので、調整ナット39は回転リング1と連結されて
いる。従って調整ナット39は回転リング1に対して、
ラジアル方向には拘束されるがスラスト方向には可動自
在に構成されている。以上によってネジ機構部が構成さ
れている。
【0013】一方、回転リング1上には支点軸14を支
点とし軸受け16bを介して軸付リンク12が揺動自在
にはめ込まれている。軸付リンク12の一端には回転自
由なガイドローラ35を設置し、他端は引張コイルバネ
13を介して回転リング1に接続されている。ここで、
ガイドローラ35はテープリール3から引き出されるテ
ープ4を、回転リング1に固着されたガイドローラ5a
及び5bにガイドしている。もっともガイドローラ35
はテープ4の張力を受けるため、図2中のA方向に揺動
しようとするが軸付リンク12の他端に設置された引張
コイルバネ13の引っ張り力と釣り合うことにより通常
は静止している。
【0014】更に、支点軸14の他端にはベルト車22
aを固定し、リール軸31の他端にはベルト車22bを
設置しこれら双方のベルト車を歯付ベルト15で連結す
ることにより伝達機構部を構成している。
【0015】かかる構成を有するテーピング機において
は、テープリール3のテープ残存量が減少することによ
りテープ4の張力が増加すると、軸付リンク12のバラ
ンスがくずれ、ガイドローラ35がA方向に揺動する。
すると、軸付リンク12に連結固定されたベルト車22
aもA方向に回転することにより、歯付ベルト15を介
してベルト車22bが図中B方向に回転する。このB方
向の回転に伴い回転リング1に対して回転自在にはめ込
まれたリール軸31も回転するが、調整ナット39は回
転リング1に拘束されているため、調整ナット39に対
しリール軸31だけが回転する。一方、リール軸31は
スラスト方向には固定されているのに対して調整ナット
39はかかる方向には拘束されていないため、調整ナッ
ト39はスラスト方向(特に回転リング1から離れる方
向)に駆動することによって圧縮コイルバネ10を緩め
る方向に作用するのでテープ4の張力が減少する。もし
テープ4の張力が減少し過ぎた場合は軸付リンク12の
揺動はAと逆方向に作用されるため、今度は調整ナット
39が圧縮コイルバネ10を締め付ける方向に作用す
る。従ってテープ4の張力は常に一定の状態を保つこと
になる。
【0016】なお、かかる安定化機構を調整するため
に、引張コイルバネ13及び圧縮コイルバネ10のヤン
グ率を調整すればよいが、ベルト車22aと22bとの
歯数比(直径比)の調整、又は、リール軸31と調整ナ
ット39とのリードの調整、又は、軸付リンク12のア
ーム比の調整によっても容易に調整可能である。
【0017】また、テープリール3及び軸付リンク12
等と、ベルト車22b及び歯付ベルト15等との配置を
回転リング1を対称にそれぞれ反対側に配置構成すれば
調整ナット39には右ネジを用いることができる。
【0018】また、ベルト車22aと22bとの伝達機
構にはチェーンとスプロケットを用いてもよく、また、
これらベルトあるいはチェーンの代わりに歯車を用いれ
ば機構の精度をより一層確実なものとすることができ
る。更に、本願発明の張力安定化機構は、テーピング機
のみならず、定張力による巻出しを要するあらゆる機構
に適用可能なことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上本発明は自動的に張力を安定化させ
うる機構を採用したため、作業者の手間を要さず、信頼
性の高いテーピング機を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーピング機の全体構造図。
【図2】図1に示すテーピング機の張力発生部分を拡大
した部分構造図。
【図3】図1に示すテーピング機の張力発生部分を拡大
し側面から図示した部分構造図。
【図4】従来のテーピング機の全体構造図。
【図5】図4に示すテーピング機の張力発生部分を拡大
し側面から図示した部分構造図。
【符号の説明】
1…回転リング、3…テープリール、4…テープ、35
・5a・5b…ガイドローラ、6…巻芯、7…テープ取
付軸、10…圧縮コイルバネ、12…軸付リンク、13
…引張コイルバネ、14…支点軸、15…歯付ベルト、
22a・22b…ベルト車、39…左ネジ調整ナット。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの駆動力により回転する回転リン
    グと、前記回転リング上に設置され、所定の張力を与え
    ながらテープを巻出すテープリールおよびその近傍に設
    置され前記テープをガイドするガイドローラとを有する
    張力発生部と、を備え、前記回転リングの中心に固定配
    置された巻芯を順次テーピングするテーピング機におい
    て、前記張力発生部は、前記テープリールにネジ機構を
    もって一定の摩擦力を加えることによって所定の張力を
    与えるネジ機構部と、前記テープの張力に応じて揺動す
    る軸付リンクと、この軸付リンクの揺動に伴い軸部に発
    生する回転力を前記ネジ機構部に伝達する伝達機構部
    と、を備えることによって張力を安定化させるものであ
    ることを特徴とするテーピング機。
  2. 【請求項2】前記ネジ機構部は、前記回転リングに対し
    ラジアル方向に可動自在にはめ込まれたリール軸と、こ
    のリール軸の反対側からはめ込まれ前記回転リングに対
    しスラスト方向に可動自在な調整ナットと、前記リール
    軸に圧縮コイルバネとともにはめ込まれ前記調整ナット
    からのリード長さに依存する圧縮力によって締付けられ
    るテープ取付軸と、を備えてなることを特徴とする請求
    項1記載のテーピング機。
  3. 【請求項3】前記軸付リンクは一端にガイドローラを設
    置し、他端にはバネを設置することにより回転リングに
    接続していることを特徴とする請求項1記載のテーピン
    グ機。
  4. 【請求項4】前記伝達機構部には、歯付ベルトを介して
    動力を伝達するベルト車を用いることを特徴とする請求
    項1記載のテーピング機。
  5. 【請求項5】前記伝達機構部には、チェーンを介して動
    力を伝達するスプロケットを用いることを特徴とする請
    求項1記載のテーピング機。
  6. 【請求項6】前記伝達機構部は、歯車によって動力を伝
    達することを特徴とする請求項1記載のテーピング機。
JP23633395A 1995-09-14 1995-09-14 テーピング機 Pending JPH0977388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8594556B2 (en) 2008-02-26 2013-11-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Medium ejection apparatus and image forming apparatus
CN107799329A (zh) * 2017-12-08 2018-03-13 佛山市皓华电子有限公司 一种用于圆盘编带电容的收料装置

Cited By (4)

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US9611118B2 (en) 2008-02-26 2017-04-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Medium ejection apparatus and image forming apparatus
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