JP2828159B2 - ベルトラップ型キャプスタン - Google Patents
ベルトラップ型キャプスタンInfo
- Publication number
- JP2828159B2 JP2828159B2 JP5234028A JP23402893A JP2828159B2 JP 2828159 B2 JP2828159 B2 JP 2828159B2 JP 5234028 A JP5234028 A JP 5234028A JP 23402893 A JP23402893 A JP 23402893A JP 2828159 B2 JP2828159 B2 JP 2828159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension adjusting
- load cell
- rack
- belt
- adjusting pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H51/00—Forwarding filamentary material
- B65H51/02—Rotary devices, e.g. with helical forwarding surfaces
- B65H51/04—Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements
- B65H51/08—Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate in groups or in co-operation with other elements
- B65H51/10—Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate in groups or in co-operation with other elements with opposed coacting surfaces, e.g. providing nips
- B65H51/105—Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate in groups or in co-operation with other elements with opposed coacting surfaces, e.g. providing nips one of which is an endless belt
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はベルトラップ型キャプ
スタンに関するものである。
スタンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３について従来のベルトラップ型キャ
プスタンを説明する。これは簡単に言えば、３個のプー
リーに掛け回された無端のラップベルト１をキャプスタ
ンプーリー２の外周部に押圧接触するように配置し、キ
ャプスタンプーリー２の外周に掛け回される線条体ｗを
その外周面とベルト１との間に挟圧しながら、キャプス
タンプーリー２の回転に伴って送る装置である。
プスタンを説明する。これは簡単に言えば、３個のプー
リーに掛け回された無端のラップベルト１をキャプスタ
ンプーリー２の外周部に押圧接触するように配置し、キ
ャプスタンプーリー２の外周に掛け回される線条体ｗを
その外周面とベルト１との間に挟圧しながら、キャプス
タンプーリー２の回転に伴って送る装置である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このベルトラップ型キ
ャプスタンにおいてはラップベルトの張りがゆるくなる
と線条体ｗがキャプスタンプーリー２から外れるおそれ
があり、また張りが強すぎると線条体ｗがキズついたり
断線したりするおそれがある。このためラップベルト１
は適当な強さの張りを持たせておく必要があり、このた
めに張り調整プーリー３をアーム４を回動支点５のまわ
りに回動させることによって絶えず調整する必要があ
る。
ャプスタンにおいてはラップベルトの張りがゆるくなる
と線条体ｗがキャプスタンプーリー２から外れるおそれ
があり、また張りが強すぎると線条体ｗがキズついたり
断線したりするおそれがある。このためラップベルト１
は適当な強さの張りを持たせておく必要があり、このた
めに張り調整プーリー３をアーム４を回動支点５のまわ
りに回動させることによって絶えず調整する必要があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このラップベルト１の
従来の調整方法は、ダブルナット１０３を一旦緩めてお
いてからねじ１０２を引き出すことによってばね１０１
の張り力を所望の大きさに調整し、その後再びダブルナ
ット１０３を締めて固定するものである。しかしこのよ
うな方法では調整の時期をどのように選ぶか、張り調整
プーリー３をどの程度に張るかは主として作業者の経験
に委ねられ、ベルトラップ型キャプスタンの作動中その
ラップベルトが常に好適な張り状態に保たれる保証はな
にもなかったし、また調整作業そのものも面倒である欠
点があった。
従来の調整方法は、ダブルナット１０３を一旦緩めてお
いてからねじ１０２を引き出すことによってばね１０１
の張り力を所望の大きさに調整し、その後再びダブルナ
ット１０３を締めて固定するものである。しかしこのよ
うな方法では調整の時期をどのように選ぶか、張り調整
プーリー３をどの程度に張るかは主として作業者の経験
に委ねられ、ベルトラップ型キャプスタンの作動中その
ラップベルトが常に好適な張り状態に保たれる保証はな
にもなかったし、また調整作業そのものも面倒である欠
点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、ラップベルトの
張り調整プーリーの回転軸に一端が取り付けられ、前記
張り調整プーリーの回転面内において回動可能なアーム
と、前記アームの他端に固着されその回動方向に延びる
ラックと、前記アームの回動による前記張り調整プーリ
ーの移動方向の力によって出力電圧が変化するよう設け
られるロードセルと、前記ラックに噛み合い、前記ロー
ドセルの電圧変動により発せられる信号によって駆動さ
れるモータによって回転駆動される駆動ピニオンとを有
するベルトラップ型キャプスタンである。
解決するためになされたものであって、ラップベルトの
張り調整プーリーの回転軸に一端が取り付けられ、前記
張り調整プーリーの回転面内において回動可能なアーム
と、前記アームの他端に固着されその回動方向に延びる
ラックと、前記アームの回動による前記張り調整プーリ
ーの移動方向の力によって出力電圧が変化するよう設け
られるロードセルと、前記ラックに噛み合い、前記ロー
ドセルの電圧変動により発せられる信号によって駆動さ
れるモータによって回転駆動される駆動ピニオンとを有
するベルトラップ型キャプスタンである。
【０００６】
【作用】ラップベルトの伸張または弛緩はロードセルの
電圧変化を生起し、この信号がモータに伝達されてこれ
を正逆回転させ張り調整プーリーを移動させる。ロード
セルの出力電圧値を管理することによってラツプベルト
の張り状態を適正値に管理でき、いちいち調整する必要
がなくなる。
電圧変化を生起し、この信号がモータに伝達されてこれ
を正逆回転させ張り調整プーリーを移動させる。ロード
セルの出力電圧値を管理することによってラツプベルト
の張り状態を適正値に管理でき、いちいち調整する必要
がなくなる。
【０００７】
【実施例】図１および図２についてこの発明の一実施例
装置を説明する。符号２は線条体ｗが掛け回されるキャ
プスタンプーリーを示し、符号１はこれに被せられるラ
ップベルト、同３は張り調整プーリーを示す。
装置を説明する。符号２は線条体ｗが掛け回されるキャ
プスタンプーリーを示し、符号１はこれに被せられるラ
ップベルト、同３は張り調整プーリーを示す。
【０００８】張り調整プーリー３の回転軸３１には回動
支点５のまわりに、張り調整プーリー３の回転面内にお
いて回動できるアーム４の一端が固着される。アーム４
の他端には前記の回転面内に延びるラック６が固着され
る。
支点５のまわりに、張り調整プーリー３の回転面内にお
いて回動できるアーム４の一端が固着される。アーム４
の他端には前記の回転面内に延びるラック６が固着され
る。
【０００９】ラック６はガイド枠６１内を滑動可能に設
けられ、モータ８によって回転駆動される駆動ピニオン
７がこのラック６に噛み合うように配設される。ここで
使用するモータはどんなモータ（さらに広く言えばロー
タリーアクチュエータ）でもよいが、特にパルスモータ
を使用すると外部からの制御信号によって小角度づつの
回転駆動が可能となる利点がある。
けられ、モータ８によって回転駆動される駆動ピニオン
７がこのラック６に噛み合うように配設される。ここで
使用するモータはどんなモータ（さらに広く言えばロー
タリーアクチュエータ）でもよいが、特にパルスモータ
を使用すると外部からの制御信号によって小角度づつの
回転駆動が可能となる利点がある。
【００１０】張り調整プーリー３の回転軸３１にはこれ
と直交するように適宜の腕１０が固着され、張り調整プ
ーリー３の回転面内におけるその移動によってこの腕１
０を介して矢印に示すように押圧され、あるいは押圧の
程度が緩められるようにロードセル９が設けられる。ロ
ードセル９の出力電圧の増減はモータ８に伝達され、こ
れを正、逆方向に適宜の回転数回転させるようにされて
いる。
と直交するように適宜の腕１０が固着され、張り調整プ
ーリー３の回転面内におけるその移動によってこの腕１
０を介して矢印に示すように押圧され、あるいは押圧の
程度が緩められるようにロードセル９が設けられる。ロ
ードセル９の出力電圧の増減はモータ８に伝達され、こ
れを正、逆方向に適宜の回転数回転させるようにされて
いる。
【００１１】図１においてアーム４を反時計まわに回動
させて張り調整プーリー３を図の上方に移動させればラ
ップベルト１は張られると共に腕１０のロードセル９を
押圧する力は減じ、下方向に移動すればラップベルト１
は緩むが、腕１０は低下してロードセル９を押す力は増
大する。したがってこのような張り調整プーリー３の移
動量と方向によってロードセル９の出力電圧が変動す
る。
させて張り調整プーリー３を図の上方に移動させればラ
ップベルト１は張られると共に腕１０のロードセル９を
押圧する力は減じ、下方向に移動すればラップベルト１
は緩むが、腕１０は低下してロードセル９を押す力は増
大する。したがってこのような張り調整プーリー３の移
動量と方向によってロードセル９の出力電圧が変動す
る。
【００１２】したがってロードセル９の出力電圧の大き
さを管理し、その増減信号をモータ８に伝達する回路を
設けておけば、ベルトラップ型キャプスタンのラップベ
ルト１の張りを常に適正に保つことができる。
さを管理し、その増減信号をモータ８に伝達する回路を
設けておけば、ベルトラップ型キャプスタンのラップベ
ルト１の張りを常に適正に保つことができる。
【００１３】すなわちベルトラップ型キャプスタンのラ
ップベルト１が緩んでロードセル９の出力電圧が低下す
る場合は、モータ８をラック６を図の下方に引き寄せる
ように回転させて張り調整プーリー３を上方に移動させ
て張り、ラップベルト１が張り過ぎてロードセル９の出
力電圧が上昇する場合は、モータ８をラック６を図の上
方に上げるように回転させて張り調整プーリー３を下方
に移動させて緩めるような自動制御回路を構成すれはよ
いのである。
ップベルト１が緩んでロードセル９の出力電圧が低下す
る場合は、モータ８をラック６を図の下方に引き寄せる
ように回転させて張り調整プーリー３を上方に移動させ
て張り、ラップベルト１が張り過ぎてロードセル９の出
力電圧が上昇する場合は、モータ８をラック６を図の上
方に上げるように回転させて張り調整プーリー３を下方
に移動させて緩めるような自動制御回路を構成すれはよ
いのである。
【００１４】なおラック６と駆動ピニオン７との組み合
わせによる回転運動から直線運動への変換手段をナット
と送りねじ軸との組み合わせに置き換えても同様であ
る。
わせによる回転運動から直線運動への変換手段をナット
と送りねじ軸との組み合わせに置き換えても同様であ
る。
【００１５】
【発明の効果】この発明によれば、ロードセルの電圧変
化を管理し、この管理信号をモータに伝達してこれを正
逆回転させることによって張り調整プーリーを移動させ
ることによりラップベルトの適正な伸張状態を得ること
ができる効果がある。またロードセルの出力電圧値を所
要の範囲内に管理することによってラツプベルトの張り
状態を常に適正な値に保つことができる利点がある。
化を管理し、この管理信号をモータに伝達してこれを正
逆回転させることによって張り調整プーリーを移動させ
ることによりラップベルトの適正な伸張状態を得ること
ができる効果がある。またロードセルの出力電圧値を所
要の範囲内に管理することによってラツプベルトの張り
状態を常に適正な値に保つことができる利点がある。
【図１】この発明のベルトラップ型キャプスタンを示す
側面図である。
側面図である。
【図２】図２のII矢視方向の上面図である。
【図３】従来のベルトラップ型キャプスタンを示す側面
図である。
図である。
【符号の説明】 １ ラップベルト ２ キャプスタンプーリー ３ 張り調整プーリー ４ アーム ５ 回動支点 ６ ラック ６１ ガイド枠 ７ 駆動ピニオン ８ モータ ９ ロードセル
Claims (1)
- 【請求項１】 ラップベルト（１）の張り調整プーリー
（３）の回転軸に一端が取り付けられ、前記張り調整プ
ーリー（３）の回転面内において回動可能なアーム
（４）と、前記アーム（４）の他端に固着されその回動
方向に延びるラック（６）と、前記アーム（４）の回動
による前記張り調整プーリー（３）の移動方向の力によ
って出力電圧が変化するよう設けられるロードセル
（９）と、前記ラック（６）に噛み合い、前記ロードセ
ル（９）の電圧変動により発せられる信号によって駆動
されるモータ（８）によって回転駆動される駆動ピニオ
ン（７）とを有するベルトラップ型キャプスタン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234028A JP2828159B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ベルトラップ型キャプスタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234028A JP2828159B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ベルトラップ型キャプスタン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761710A JPH0761710A (ja) | 1995-03-07 |
| JP2828159B2 true JP2828159B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=16964432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234028A Expired - Fee Related JP2828159B2 (ja) | 1993-08-26 | 1993-08-26 | ベルトラップ型キャプスタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2828159B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105151907A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-16 | 湖州南浔石淙盛艳丝绸有限公司 | 纱线收卷装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0704383D0 (en) * | 2007-03-07 | 2007-04-11 | Twisted pair cable feeder mechanism |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP5234028A patent/JP2828159B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105151907A (zh) * | 2015-09-02 | 2015-12-16 | 湖州南浔石淙盛艳丝绸有限公司 | 纱线收卷装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0761710A (ja) | 1995-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |