JPH09768A - ボビンケース保持装置 - Google Patents

ボビンケース保持装置

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JPH09768A
JPH09768A JP15497495A JP15497495A JPH09768A JP H09768 A JPH09768 A JP H09768A JP 15497495 A JP15497495 A JP 15497495A JP 15497495 A JP15497495 A JP 15497495A JP H09768 A JPH09768 A JP H09768A
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JP
Japan
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bobbin case
bobbin
holding
case
elastic member
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JP15497495A
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English (en)
Inventor
Seiji Yamada
誠治 山田
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビン交換装置等によるボビンケース自動交
換の際のボビンケース把持性能を向上させる。 【構成】 ボビンケース50の貫通孔51に嵌入される
保持軸3をボビンケース保持基板2に突設するととも
に、保持軸3の先端部に、ボビンケース50側の係止部
材52と係合する係止溝42を形成してなり、ボビンケ
ース50のロックレバー53を前後に開閉操作して係止
部材52を係止溝42に係脱させることにより、ボビン
ケースを保持あるいは開放するようになした装置構成に
おいて、保持基板2に弾性部材4を設けてボビンケース
50とボビン80とを保持軸3の先端3a側に付勢する
とともに、係止溝42の溝幅uに余裕を持たせておくこ
とで、ボビン交換装置等の移動量のばらつきをボビンケ
ース50の移動により吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンケース保持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(a)、(b)は従来のボビンケー
ス保持装置を有する釜の構造を、図8(a)、(b)は
この釜に装着される一般的なボビンケースの構造を、そ
れぞれ示している。
【0003】釜40には、ボビンケース50の中心部の
貫通孔51に嵌入されるボビンケース保持軸41が、ボ
ビンケース保持基板としての底板42の中心部に立設さ
れている。ボビンケース保持軸41の先端部には、ボビ
ンケース50の前面部に設けられる係止部材としての係
止板52の係止孔54と係合する係止溝43が形成され
ている。
【0004】一方、ボビンケース50の前面部には、前
記係止板52を前記係止溝43に係脱させるためのロッ
クレバー53が設けられている。そして、このロックレ
バー53を閉じることにより、すなわち図8(a)に実
線で示すように、ロックレバー53を倒してボビンケー
ス50の前面部に重ねた状態とすることにより、係止板
52の係合孔54の縁部54aがボビンケース保持軸4
1の係止溝42に係合して、ボビンケース40が釜50
に保持されるようになっている。また、ロックレバー5
3を開くことにより、すなわち図8(a)に一点鎖線で
示すように、ロックレバー53をボビンケース50の前
面部から引き起こした状態とすることにより、係止板5
2の係合孔54とボビンケース保持軸41の係止溝42
との係合が解除され、釜50に対してボビンケース40
が離脱可能な自由状態になされるようになっている。
【0005】したがって、ボビンケース50を釜40内
に装着する場合には、図9(a)に示すようにロックレ
バー53を起こした状態でボビンケース50を釜40に
挿入した後、図9(b)に示すようにロックレバー53
を倒すことにより、ボビンケース50が釜40に装着さ
れる。またボビンケース50を釜40から取り出す場合
には、釜40に装着されているボビンケース50のロッ
クレバー53を引き起こして、ボビンケース50を引き
抜くことにより、ボビンケース50が取り出される。
【0006】上述したボビンケース50の交換作業は本
来手作業で行われるものである。しかしながら、このよ
うな人手によるボビンケースの交換作業は極めて非能率
的であり、生産性低下の原因となっている。
【0007】そこで、下糸を消費したボビンケースを把
持して釜から取り外し、交換用のボビンケースを釜に装
着する動作を自動的に行うことができるボビンケース交
換装置が実用化されるに到った。
【0008】この種のボビンケース交換装置は、例えば
図10(a)〜(c)に示すように、ボビンケース50
の保持位置である釜に対して近接・離脱方向に移動可能
な移動体70に、図示しない駆動機構により回動される
ネイルと称される爪部材71と、このネイル71と協働
してロックレバー53を挟持する保持ばね72とを設け
てなる。
【0009】そして、ボビンケース50を釜から取り外
す場合には、図10(a)に示すように、移動体70を
ボビンケース保持位置側(矢印A側)に移動させて、図
10(b)に示すように、ネイル71の先端部外周をボ
ビンケース50の前面部に当接させた後、移動体70を
停止させた状態で、ネイル71をその外周部71aをボ
ビンケース50に摺接させつつ回動させてロックレバー
53を引き起こす。そして、図10(c)に示すよう
に、ネイル71の先端と保持ばね72とでロックレバー
52を狭持した後、その状態のまま移動体70を離脱方
向(矢印B方向)に移動させる。これによりボビンケー
ス50が移動体70の先端部に保持されて釜40から抜
き取られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たボビンケース交換装置では、ネイル71をボビンケー
ス50の前面部に押し付けた状態で回動させてロックレ
バー53の引き起こしを行うため、ボビンケース50に
対するネイル71の押し付け圧力によってネイル71と
ボビンケース50間に大きな摩擦抵抗が生じ、ネイル7
1に大きな負荷が掛かることになる。そのため、ネイル
71が円滑に回動できなくなり、ボビンケース把持ミス
が生じていた。
【0011】ネイル71とボビンケース50との間の摩
擦抵抗を抑えるためには、ネイル71をボビンケース5
0の前面部に当接させる際の停止位置を常に適正に調節
する必要がある。しかし、移動体70を退避位置からボ
ビンケース50側へ移動させる際の移動量(D)を一定
に制御したとしても、ボビンケース50の寸法(h)や
形状、および移動体70の先端縁部70aからのネイル
71の突出長(s)にはばらつきがあるため、ボビンケ
ース50に対するネイル71の停止位置を一定に調節す
ることは極めて困難である(図11参照)。
【0012】また、ボビンケース50は、図12(a)
に示すロック状態からロックレバー53を引き起こすこ
とにより、図12(b)に示すように、保持軸41の係
止溝43に対する係止板52の係合孔54の係合が解除
されると同時に、係止板52の先端に設けられた爪部5
2aが内方(矢印B方向)に移動してボビンケース50
内のボビン80を保持し、ボビン80の落下を防止する
構造になっているが、ボビンケース50に収容されてい
るボビン80には、ボビンケース50内に設けられた空
転防止ばね81により絶えずボビンケース50の外(矢
印C方向)へ押し出そうとする力が作用しているため、
ボビン爪部52aによってボビン80が保持される以前
に、空転防止ばね81によってボビン80が押し出され
て脱落してまうという問題があった。
【0013】本発明は、上記ボビン交換装置等によるボ
ビンケースの把持ミスを防止できるとともに、ボビンケ
ースを把持する際におけるボビンケースからのボビンの
脱落を防止できるボビンケース保持装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ボビンを内蔵するボビンケースの貫通孔に
嵌入されるボビンケース保持軸を、ボビンケース保持基
板に突設するとともに、上記ボビンケース保持軸の先端
近傍外周部に、前記貫通孔のボビンケース前面側開口部
に設けられた係止部材と係合する係止溝を形成してな
り、ボビンケースの前面部に重ねて設けられたロックレ
バーを前後に開閉操作して前記係止部材を前記係止溝に
係脱させることにより、ボビンケースを保持あるいは開
放できるようになしたボビンケース保持装置において、
前記ボビンケース保持基板に、前記ボビンケース又はボ
ビンに当接してこれを前記ボビンケース保持軸の先端側
に付勢する弾性部材を設けるとともに、当該弾性部材が
収縮する範囲においてボビンケースの移動を許容するよ
うに前記係止溝の溝幅を設定してなるものである。
【0015】
【作用】上記のように構成された本発明のボビンケース
保持装置によれば、ボビンを内蔵したボビンケースの貫
通孔にボビンケース保持軸を嵌入させた後、ロックレバ
ーを操作して、ボビンケース保持軸の係止溝にボビンケ
ース側の係止部材を係合させることにより、ボビンケー
スの保持がなされる。このとき、ボビンケース又はボビ
ンが前記弾性部材によってボビンケース保持軸の先端側
に付勢され、かつ、前記弾性部材が収縮する範囲におい
てボビンケースの移動を許容するように前記係止溝の溝
幅が設定されているため、ボビンケース全体がボビンケ
ース保持軸の先端側に付勢された状態で弾力的に保持さ
れる。
【0016】したがって、例えば前記ボビン交換装置の
ように、ネイルをボビンケースの前面部に押し付けてロ
ックレバーの引き起こしを行う場合などにおいて、ボビ
ンケースに対するネイルの押し付け力のばらつきをボビ
ンケースの移動により吸収できるので、ネイルとボビン
ケースと間に過大な摩擦抵抗が生じるのを防止し、ネイ
ルを常に円滑に回動させることができるようになる。そ
の結果、上記ボビン交換装置等によるボビンケースの把
持ミスを防止できる。
【0017】また、ボビンケースに装備されたボビン保
持手段によってボビンが保持されるまで、前記弾性部材
によりボビンをボビン保持軸の先端側に付勢して、ボビ
ンがボビンケースの外に出ないように維持できるので、
ボビンケースをボビンケース保持装置から取り外す際に
おける、ボビンの落下を防止できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明に係るボビンケース保持装置
の実施例について図1〜図5を用いて説明する。
【0019】図1(a)は本発明に係るボビンケース保
持装置の一実施例を示す平面図、同図(b)は同側面
図、同図(c)は従来構造のボビンケース保持装置の側
面図である。また、図2(a)〜(c)には、本実施例
のボビンケース保持装置からボビンケースを取り外す際
の工程図が示されている。
【0020】図1(a)、(b)に示すように、本実施
例のボビンケース保持装置1は、ボビンケース保持基板
2にボビンケース保持軸3を垂直に固定してなり、さら
にボビンケース保持軸3の基端部の周囲を取り囲むよう
にしてボビンケース保持基板2上に円板状の弾性部材4
を設置してなる。ボビンケース保持基板2は、前述した
中釜40の底板42に相当する部材であり、中釜の全体
構造については図示省略されている。
【0021】弾性部材4は、ボビンケース50に収容さ
れたボビン80に圧接してこれをボビンケース保持軸3
の先端3a側に付勢すべく、一対の円弧状ばね片4a、
4aを部材本体より突出させてなる。なお、中釜が往復
回転するのに対し、ボビン80は一方向のみに回転する
必要があるため、この弾性部材4の一対の円弧状ばね片
4a、4aは、ボビン80を一方向のみに回転させるた
めの係止部材を兼ねている。すなわち、この弾性部材4
には、ボビンケース50内の前面側に設けられた空転防
止ばね81とほぼ同じ構造を有している。
【0022】ボビンケース保持軸3は、ボビンケース5
0の貫通孔51に嵌入した状態において(図2(a)参
照)、その先端3a部がボビンケース50の前面部より
若干突出する長さに形成されている。そしてボビンケー
ス保持軸3の先端近傍外周部には、ボビンケース50の
前面部に設けられた係止板52の係合孔54と係合する
係止溝5が形成されている。この係止溝5の溝幅uは、
弾性部材4が収縮する範囲においてボビンケース50の
移動を許容するために、従来の係止溝43の溝幅tより
も大きく設定されている。その結果、このボビンケース
保持軸3の長さは従来のものよりも溝幅の差分u−tだ
け長くなっている。
【0023】次に、上記ボビンケース保持装置1の作用
について説明する。
【0024】ボビンケース保持装置1にボビンケース5
0を保持させる場合、ロックレバー53を起こした状態
で、ボビンケース50の貫通孔51にボビンケース保持
軸3を嵌入させた後、ロックレバー53を倒すことによ
り、ボビンケース50の係止板52の係合孔54が係止
溝5に係合し、図2(a)に示す状態となる。このと
き、弾性部材4がボビンケース50内のボビンケース保
持基板2とボビン80との間に挟まれて押し縮められた
状態になっており、その弾性力によってボビンケース5
0全体がボビンケース保持軸3の先端3a側に付勢され
た状態で弾力的に保持される。
【0025】そして、ボビンケース保持装置1からボビ
ンケース50を取り外す場合、図2(b)に示すよう
に、ボビンケース50のロックレバー53を引き起こし
て、係止板52の係合孔54と係止溝5との係合を解除
した後、ボビンケース50を引き抜くことにより、ボビ
ンケース50が取り外しがなされる。
【0026】上記図2(a)の状態において、ボビンケ
ース50は、弾性部材4が収縮する範囲でボビンケース
保持軸3の軸方向に多少移動できる。そのため、図3
(a)、(b)に示すように、ボビン交換装置のネイル
71をボビンケース50の前面部に押し付けてロックレ
バー53の引き起こしを行う場合などにおいて、ボビン
ケース50に対するネイル71の位置のばらつきをボビ
ンケース50の移動により吸収し、ネイル71とボビン
ケースとの間に過大な摩擦抵抗が生じるのを防止でき
る。したがってネイル71を常に円滑に回動させること
ができ、ボビン交換装置等によるボビンケース50の把
持ミスを防止できる。
【0027】また、図2(b)の過程において、ボビン
ケース50のロックレバー53が引き起こされる際、係
止板52の係合孔54と係止溝5との係合が解除されて
から、係止板52の係止爪52aが内側(矢印B側)に
移動してボビン80を保持するまで、弾性部材4により
ボビン80を押し上げて、ボビン80がボビンケース5
0の外に出ないように維持できるので、図2(c)に示
すようにボビンケース50内のボビン80を係止爪52
aで完全に保持した状態で、ボビンケース50を取り外
すことができる。したがって、ボビンケース50をボビ
ンケース保持装置1から取り外す際における、ボビン8
0の落下を防止できる。
【0028】次に本発明の他の実施例について説明す
る。
【0029】図4にはボビンを収容した交換用のボビン
ケース50を複数保持してなるボビンケースマガジンの
平面図が、図5には同側断面図が示されている。
【0030】ボビンケースマガジン7は、図4に示すよ
うに、横長矩形板状のマガジン本体(ボビンケース保持
基板)8の前面下部に、ボビンケース保持軸3を複数本
(この例では5本)等間隔に並設固定してなり、ボビン
を収容した交換用のボビンケース50を各保持軸3に着
脱自在に保持できるようになっている。そして、マガジ
ン本体8の前面部には、図5に示すように、各ボビンケ
ース保持軸3の基端部を取り囲むようにして弾性部材4
が配設されている。各ボビンケース保持軸3と弾性部材
4の構造は、図1(a)、(b)の場合と同様であり、
弾性部材4が収縮する範囲で、各ボビンケース50がボ
ビンケース保持軸3の軸方向に多少移動できるようにな
っている。
【0031】また、マガジン本体8の前面上部には、交
換用のボビンケース50の角55(先端に糸出口56が
形成されている)と係合する位置決部材9が、各ボビン
ケース保持軸3に対して同じ位置関係となるように固定
されており、各ボビンケース50を角55を位置決部材
9の切欠9aに係合させてボビンケース保持軸3に装着
することにより、交換用の5つのボビンケース50がマ
ガジン本体8に対して全て同じ姿勢で保持されるように
なっている。
【0032】図5に示すように、ボビンケースマガジン
7は、図示しない駆動機構により水平移動されるマガジ
ン搬送台10の前面部に着脱自在に装着される。マガジ
ン搬送台10の左右両端部には、先端部11aが球状に
膨出した一対の被把持片11L、11Rが突設されてい
る。一方、マガジン本体8の裏面両端部にはボールキャ
ッチ機構12L、12Rが設けられており、左側のボー
ルキャッチ機構12Lにより左側の把持片11Lを、右
側のボールキャッチ機構12Rにより右側の把持片11
Rを、各々把持させることにより、ボビンケースマガジ
ン7をマガジン搬送台10に正確に位置決めして装着で
きるようになっている。
【0033】そして、ボビンケースマガジン7を装着し
た後、マガジン搬送台10を移動させてボビンケースマ
ガジン7上の交換用のボビンケース50をボビン交換装
置による把持位置に順次配置することにより、図示しな
いボビン交換装置により交換用のボビンケース50は順
次把持されて中釜に装着されるようになっている。
【0034】このボビンケースマガジン7によれば、各
ボビンケース50内のボビン80が弾性部材4によって
ボビンケース保持軸3の先端3a側に付勢され、弾性部
材4が収縮する範囲でボビンケース保持軸3の軸方向に
多少移動できるようになっているので、ボビンケースマ
ガジン7に保持されたボビンケース50をボビン交換装
置によって確実に把持して取り外すことができ、ボビン
ケース50の自動交換を円滑に実施することができる。
【0035】なお、上記実施例においては、ボビンケー
ス内のボビンを付勢するための弾性部材が、ボビンケー
ス内の空転防止ばねと同様のものであるとしたが、コイ
ルばねを使用することもでき、さらには。ゴムなどの樹
脂製の弾性部材を使用してもよい。
【0036】さらに、上記実施例において、弾性部材4
は円板上の弾性部材本体とこの本体に突設された円弧状
のばね片4a,4aより構成されているが、これに代え
て、弾性部材を図6に示すコイルばね100にすること
も容易に考えられる。このコイルばね100は一端がボ
ビンケース保持基板2に固定されると共に、ボビンケー
ス保持軸3に保持されている。そして、コイルばね10
0の他端は、ボビン80を収容したボビンケース50を
ボビンケース保持軸3に装着する際、ボビンケース50
の保持受け端部110に当接し、ボビンケース50をボ
ビンケース保持軸3の先端側に付勢する。
【0037】
【発明の効果】以上要するに、本発明のボビン保持装置
によれば、ボビンケースが保持されるボビンケース保持
軸の基部に、ボビンケース内に収容されたボビンに当接
してこれをボビンケース保持軸先端側に付勢する弾性部
材を設けたことにより、ボビン交換装置等によるボビン
ケース自動交換の際のボビンケース把持性能を著しく向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボビンケース保持装置と従
来のボビンケース保持装置とを示す図であって、(a)
は本発明に係るボビンケース保持装置の平面図、(b)
は同側面図、(c)は従来構造のボビンケース保持装置
の側面図である。
【図2】本実施例のボビンケース保持装置からボビンケ
ースを取り外す際の工程説明図である。
【図3】本実施例におけるボビンケース自動交換動作を
示す図である。
【図4】本発明の別の実施例を示すボビンケースマガジ
ンの正面図である。
【図5】図4に示すボビンケースマガジンの側断面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例のボビンケース保持装置に
おける工程説明図である。
【図7】従来のボビン保持装置を備えた中釜の構造を示
す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図であ
る。
【図8】一般的なボビンケースの構造を示す図であっ
て、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図9】中釜にボビンケースを収納する工程と、収納後
の状態とを示す図である。
【図10】ボビンケース自動交換動作を示す図である。
【図11】ボビンケースの寸法(h)、ネイルの突出長
(s)、及びボビンケース交換装置の移動量(D)とを
示す図である。
【図12】従来のボビンケース保持装置におけるボビン
ケースの脱着動作を示す図である。
【符号の説明】
1 ボビンケース保持装置 2 ボビンケース保持基板 3 ボビンケース保持軸 3a 先端 4 弾性部材 5 係止溝 50 ボビンケース 51 貫通孔 52 係止板(係止部材) 53 ロックレバー 80 ボビン 100 コイルばね(弾性部材) u 溝幅

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボビンを内蔵するボビンケースの貫通孔に
    嵌入されるボビンケース保持軸をボビンケース保持基板
    に突設するとともに、上記ボビンケース保持軸の先端近
    傍外周部に、前記貫通孔のボビンケース前面側開口部に
    設けられた係止部材と係合する係止溝を形成してなり、
    ボビンケースの前面部に重ねて設けられたロックレバー
    を前後に開閉操作して前記係止部材を前記係止溝に係脱
    させることにより、ボビンケースを保持あるいは開放す
    るボビンケース保持装置において、 前記ボビンケース保持基板に、前記ボビンケース又はボ
    ビンに当接してこれを前記ボビンケース保持軸の先端側
    に付勢する弾性部材を設けるとともに、当該弾性部材が
    収縮する範囲において前記ボビンケースの移動を許容す
    るように前記係止溝の溝幅を設定してなることを特徴と
    するボビンケース保持装置。
JP15497495A 1995-06-21 1995-06-21 ボビンケース保持装置 Pending JPH09768A (ja)

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