JPH0976333A - ポリエステル中空容器 - Google Patents
ポリエステル中空容器Info
- Publication number
- JPH0976333A JPH0976333A JP7256896A JP25689695A JPH0976333A JP H0976333 A JPH0976333 A JP H0976333A JP 7256896 A JP7256896 A JP 7256896A JP 25689695 A JP25689695 A JP 25689695A JP H0976333 A JPH0976333 A JP H0976333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow container
- resin
- intrinsic viscosity
- polyester resin
- container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】耐熱性、耐衝撃性に優れ、かつ容易にダイレク
トブロー成形可能なポリエステル中空容器を提供する。 【解決手段】本課題は、エチレンテレフタレート単位５
０〜８０モル％とエチレン２，６−ナフタレンジカルボ
キシレート単位５０〜２０モル％とからなり、かつ、固
有粘度が０．７〜０．９dl／ｇである共重合体ポリエス
テル樹脂を成形して得られた押出ブロー成形中空容器に
よって達成される。
トブロー成形可能なポリエステル中空容器を提供する。 【解決手段】本課題は、エチレンテレフタレート単位５
０〜８０モル％とエチレン２，６−ナフタレンジカルボ
キシレート単位５０〜２０モル％とからなり、かつ、固
有粘度が０．７〜０．９dl／ｇである共重合体ポリエス
テル樹脂を成形して得られた押出ブロー成形中空容器に
よって達成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の共重合体ポ
リエステル樹脂からなる押出ブロー成形中空容器に関す
る。さらに詳しくは、耐熱性および耐衝撃性に優れた食
品、飲料、化粧品、あるいは洗剤などの容器として有用
な押出ブロー成形中空容器に関する。
リエステル樹脂からなる押出ブロー成形中空容器に関す
る。さらに詳しくは、耐熱性および耐衝撃性に優れた食
品、飲料、化粧品、あるいは洗剤などの容器として有用
な押出ブロー成形中空容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート（以下ＰＥ
Ｔと記す）樹脂から得られる容器は、優れた透明性と機
械特性を有し、さらに塩化ビニル樹脂製容器におけるよ
うな残留モノマーや有害添加剤の心配が少なく、衛生性
および安全性の面からも調味料、食用油、アルコール飲
料、炭酸飲料、果汁入り飲料、ミネラルウォーター等の
食品用途に、さらには洗剤、化粧品などの非食品用途に
近年広く使用されるようになっている。
Ｔと記す）樹脂から得られる容器は、優れた透明性と機
械特性を有し、さらに塩化ビニル樹脂製容器におけるよ
うな残留モノマーや有害添加剤の心配が少なく、衛生性
および安全性の面からも調味料、食用油、アルコール飲
料、炭酸飲料、果汁入り飲料、ミネラルウォーター等の
食品用途に、さらには洗剤、化粧品などの非食品用途に
近年広く使用されるようになっている。
【０００３】プラスチック製中空容器の製造法として
は、成形の容易さ、生産性の高さ、設備費の安さ、など
の点からダイレクトブロー成形法（押出ブロー法）が現
在最もよく採用されている。ダイレクトブロー成形法の
特徴は、溶融状態で押し出されたパリソンが吹き込み成
形される時にドローダウンを起こさぬ様、溶融粘度の高
い樹脂を使用しなければならないことで、一般的には高
い溶融粘度を有する塩化ビニル樹脂やポリオレフィンが
用いられている。
は、成形の容易さ、生産性の高さ、設備費の安さ、など
の点からダイレクトブロー成形法（押出ブロー法）が現
在最もよく採用されている。ダイレクトブロー成形法の
特徴は、溶融状態で押し出されたパリソンが吹き込み成
形される時にドローダウンを起こさぬ様、溶融粘度の高
い樹脂を使用しなければならないことで、一般的には高
い溶融粘度を有する塩化ビニル樹脂やポリオレフィンが
用いられている。
【０００４】ＰＥＴ樹脂は前記のように透明性、安全
性、衛生性などの点において塩化ビニル樹脂やポリオレ
フィンよりも優れた特性を有し、各種の中空容器の素材
として極めて適しているものの、一般にはダイレクトブ
ロー成形に適する高い溶融粘度を有していないため、ダ
イレクトブロー成形によって中空容器を製造することは
困難であった。また、ＰＥＴ樹脂を素材とする中空容器
は用途によっては耐熱性が十分ではないために、例えば
８５〜９５℃の高温充填を必要とする食品、飲料用途へ
の使用が難しかったり、塩ビ樹脂を素材とする中空容器
に比べて落下衝撃性が弱く、実用に適さないことが起こ
る等の問題点があった。
性、衛生性などの点において塩化ビニル樹脂やポリオレ
フィンよりも優れた特性を有し、各種の中空容器の素材
として極めて適しているものの、一般にはダイレクトブ
ロー成形に適する高い溶融粘度を有していないため、ダ
イレクトブロー成形によって中空容器を製造することは
困難であった。また、ＰＥＴ樹脂を素材とする中空容器
は用途によっては耐熱性が十分ではないために、例えば
８５〜９５℃の高温充填を必要とする食品、飲料用途へ
の使用が難しかったり、塩ビ樹脂を素材とする中空容器
に比べて落下衝撃性が弱く、実用に適さないことが起こ
る等の問題点があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐熱性、耐
衝撃性に優れ、かつ容易にダイレクトブロー成形可能な
ポリエステル中空容器を提供しようとするものである。
衝撃性に優れ、かつ容易にダイレクトブロー成形可能な
ポリエステル中空容器を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、エチレン
テレフタレート単位５０〜８０モル％とエチレン２，６
−ナフタレンジカルボキシレート単位５０〜２０モル％
とからなり、かつ、固有粘度が０．７〜０．９dl／ｇで
ある共重合体ポリエステル樹脂を成形して得られた押出
ブロー成形中空容器によって達成される。
テレフタレート単位５０〜８０モル％とエチレン２，６
−ナフタレンジカルボキシレート単位５０〜２０モル％
とからなり、かつ、固有粘度が０．７〜０．９dl／ｇで
ある共重合体ポリエステル樹脂を成形して得られた押出
ブロー成形中空容器によって達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の容器に使われるポリエス
テル樹脂に含まれる２，６−ナフタレンジカルボン酸成
分は、全ジカルボン酸成分を１００として２０〜５０モ
ル％である。２０モル％より少ないときには耐熱性が十
分でなく、また５０モル％より多いときには耐熱性の要
求物性を過分に満たすものの、２，６−ナフタレンジカ
ルボン酸成分の割合が大きくなるためにコスト高とな
る。
テル樹脂に含まれる２，６−ナフタレンジカルボン酸成
分は、全ジカルボン酸成分を１００として２０〜５０モ
ル％である。２０モル％より少ないときには耐熱性が十
分でなく、また５０モル％より多いときには耐熱性の要
求物性を過分に満たすものの、２，６−ナフタレンジカ
ルボン酸成分の割合が大きくなるためにコスト高とな
る。
【０００８】本発明の容器に使われるポリエステル樹脂
の主たるジオール成分はエチレングリコールであるが、
その他の成分としてジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、１，４−シクロヘキサンジメタノール等
を全ジオール成分を１００として５モル％以下含んでい
ても良い。
の主たるジオール成分はエチレングリコールであるが、
その他の成分としてジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、１，４−シクロヘキサンジメタノール等
を全ジオール成分を１００として５モル％以下含んでい
ても良い。
【０００９】本発明の容器に使われるポリエステル樹脂
は、以下のようにして製造することができる。まず、上
述のジカルボン酸成分およびジオール成分を常法に従い
直接エステル化するかあるいは有機酸カルシウム塩の存
在下エステル交換することによって、低重合体を調製す
る。
は、以下のようにして製造することができる。まず、上
述のジカルボン酸成分およびジオール成分を常法に従い
直接エステル化するかあるいは有機酸カルシウム塩の存
在下エステル交換することによって、低重合体を調製す
る。
【００１０】次に、酸化ゲルマニウムおよび／または酸
化アンチモンなどを重縮合触媒として、減圧下２５０℃
〜３００℃で重縮合反応を行い、所望の粘度のポリエス
テル樹脂に製造する。
化アンチモンなどを重縮合触媒として、減圧下２５０℃
〜３００℃で重縮合反応を行い、所望の粘度のポリエス
テル樹脂に製造する。
【００１１】また、テレフタル酸とエチレングリコール
よりなるＰＥＴ樹脂と２，６−ナフタレンジカルボン酸
とエチレングリコールからなるＰＥＮ樹脂とを二軸混練
機等を用いて所定量のエチレン２，６−ナフタレンジカ
ルボキシレート単位を含む共重合体ポリエステル樹脂と
なるように溶融混合することにより製造しても良い。
よりなるＰＥＴ樹脂と２，６−ナフタレンジカルボン酸
とエチレングリコールからなるＰＥＮ樹脂とを二軸混練
機等を用いて所定量のエチレン２，６−ナフタレンジカ
ルボキシレート単位を含む共重合体ポリエステル樹脂と
なるように溶融混合することにより製造しても良い。
【００１２】本発明の容器に使われるポリエステル樹脂
の固有粘度は０．７〜０．９dl／ｇである。０．７dl／
ｇ未満ではポリエステル樹脂の２５０℃（ダイレクトブ
ロー成形温度）に於けるメルトフローレイト（以下ＭＦ
Ｒと記す）が１０．０ｇ／１０min よりも高くなり、ダ
イレクトブロー成形に適さなくなる。また、０．９dl／
ｇを超える共重合体ポリエステル樹脂は、その製造が通
常のポリエステル重合設備では困難である。
の固有粘度は０．７〜０．９dl／ｇである。０．７dl／
ｇ未満ではポリエステル樹脂の２５０℃（ダイレクトブ
ロー成形温度）に於けるメルトフローレイト（以下ＭＦ
Ｒと記す）が１０．０ｇ／１０min よりも高くなり、ダ
イレクトブロー成形に適さなくなる。また、０．９dl／
ｇを超える共重合体ポリエステル樹脂は、その製造が通
常のポリエステル重合設備では困難である。
【００１３】本発明で述べるポリエステル樹脂のＭＦＲ
とは、ポリエステル樹脂を、内径９．５５mm、長さ１６
２mmのシリンダーに充填し、シリンダー内の樹脂を２５
０℃で溶融したのち、重さ２１６０ｇ、直径９．４８mm
のプランジャーを載せて均等に荷重をかけたときに、シ
リンダーの下端中央に設けた径２．１mmのオリフィスよ
り押し出される溶融重合体の重量速度（ｇ／１０min ）
の測定した値を表す。
とは、ポリエステル樹脂を、内径９．５５mm、長さ１６
２mmのシリンダーに充填し、シリンダー内の樹脂を２５
０℃で溶融したのち、重さ２１６０ｇ、直径９．４８mm
のプランジャーを載せて均等に荷重をかけたときに、シ
リンダーの下端中央に設けた径２．１mmのオリフィスよ
り押し出される溶融重合体の重量速度（ｇ／１０min ）
の測定した値を表す。
【００１４】上記共重合体ポリエステル樹脂は水分１０
０ppm 以下、好ましくは５０ppm 以下に乾燥した後、ダ
イオリフィスを通して押出し、円筒形のパリソン（プリ
フォーム）に成形し、これを金型で挟んで内部に空気を
吹き込む方法で本発明のポリエステル中空容器に成形す
ることができる。
０ppm 以下、好ましくは５０ppm 以下に乾燥した後、ダ
イオリフィスを通して押出し、円筒形のパリソン（プリ
フォーム）に成形し、これを金型で挟んで内部に空気を
吹き込む方法で本発明のポリエステル中空容器に成形す
ることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明のポリエステル中空容器は、ダイ
レクトブロー成形性、耐衝撃性、８５〜９５℃の高温充
填を行っても変形しない耐熱性等、優れた特性を有し、
容器としてその用途範囲を拡げるものである。
レクトブロー成形性、耐衝撃性、８５〜９５℃の高温充
填を行っても変形しない耐熱性等、優れた特性を有し、
容器としてその用途範囲を拡げるものである。
【００１６】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明する。なお、実施例におけるポリエステル共重合体
の固有粘度、共重合成分のモル比、メルトフローレイ
ト、及び成形ボトルの耐熱性、耐衝撃性は以下に示す方
法により測定した。 （１）固有粘度 フェノール６０重量％、１，１，２，２−テトラクロロ
エタン４０重量％の混合溶液５０mlに試料０．５ｇを溶
かし、２０℃にて測定した。 （２）共重合成分のモル比 ＦＴ−ＮＭＲ（バリアン社製３００ＭＧ型）を用いて、
トリフルオロ酢酸とクロロホルムの混合溶液（１：１）
にて試料を溶解し、テトラメチルシランを標品として混
合し、プロトンＮＭＲスペクトルを測定した。 （３）メルトフローレイト（ＭＦＲ） メルトインデクサー（東洋精機製作所製）を使用し、樹
脂溶融温度２５０℃にてＪＩＳ−Ｋ７２１０に準じて測
定を行った。 （４）耐熱性 ８５℃の熱水を充填した後、室温まで放置冷却しボトル
外観変形を観察した。１０本のボトルのうち１本も変形
しない場合は○、１本でも変形した場合は×で表示し
た。 （５）耐衝撃性 水を充填した後、８０cmの高さから２回連続して落下さ
せ、ボトル底部の割れ発生を観察した。１０本のボトル
のうち１本も割れない場合は○、１本でも割れた場合は
×で表示した。
説明する。なお、実施例におけるポリエステル共重合体
の固有粘度、共重合成分のモル比、メルトフローレイ
ト、及び成形ボトルの耐熱性、耐衝撃性は以下に示す方
法により測定した。 （１）固有粘度 フェノール６０重量％、１，１，２，２−テトラクロロ
エタン４０重量％の混合溶液５０mlに試料０．５ｇを溶
かし、２０℃にて測定した。 （２）共重合成分のモル比 ＦＴ−ＮＭＲ（バリアン社製３００ＭＧ型）を用いて、
トリフルオロ酢酸とクロロホルムの混合溶液（１：１）
にて試料を溶解し、テトラメチルシランを標品として混
合し、プロトンＮＭＲスペクトルを測定した。 （３）メルトフローレイト（ＭＦＲ） メルトインデクサー（東洋精機製作所製）を使用し、樹
脂溶融温度２５０℃にてＪＩＳ−Ｋ７２１０に準じて測
定を行った。 （４）耐熱性 ８５℃の熱水を充填した後、室温まで放置冷却しボトル
外観変形を観察した。１０本のボトルのうち１本も変形
しない場合は○、１本でも変形した場合は×で表示し
た。 （５）耐衝撃性 水を充填した後、８０cmの高さから２回連続して落下さ
せ、ボトル底部の割れ発生を観察した。１０本のボトル
のうち１本も割れない場合は○、１本でも割れた場合は
×で表示した。
【００１７】実施例１ テレフタル酸ジメチル１６．４３kg、２，６−ナフタレ
ンジカルボン酸ジメチル８．８６kg、エチレングリコー
ル１７．５０kg、エステル交換反応触媒として酢酸カル
シウム２２．７６ｇを、精留塔を有する重合缶に投入
後、微量の窒素を流しながら２５０℃まで加熱、攪拌し
た。この間精留塔温度を６０〜７０℃に維持すること
で、エチレングリコールを還流させ発生したメタノール
だけを系外に留出させた。
ンジカルボン酸ジメチル８．８６kg、エチレングリコー
ル１７．５０kg、エステル交換反応触媒として酢酸カル
シウム２２．７６ｇを、精留塔を有する重合缶に投入
後、微量の窒素を流しながら２５０℃まで加熱、攪拌し
た。この間精留塔温度を６０〜７０℃に維持すること
で、エチレングリコールを還流させ発生したメタノール
だけを系外に留出させた。
【００１８】収穫したメタノールの量より計算して、エ
ステル交換率が約９０％に達したところで、重合用触媒
として三酸化アンチモン７．５ｇ、熱安定剤としてリン
酸トリメチル１０．７ｇを投入し、加熱、攪拌を続けな
がら徐々に減圧し、約１時間かけて缶内を１torr以下の
高真空とした。この間、温度は２８０℃まで上昇させ
た。この状態で約３時間重合を続けた後、常圧に戻して
押し出した。得られたポリマーの固有粘度は０．７０dl
／ｇであった。
ステル交換率が約９０％に達したところで、重合用触媒
として三酸化アンチモン７．５ｇ、熱安定剤としてリン
酸トリメチル１０．７ｇを投入し、加熱、攪拌を続けな
がら徐々に減圧し、約１時間かけて缶内を１torr以下の
高真空とした。この間、温度は２８０℃まで上昇させ
た。この状態で約３時間重合を続けた後、常圧に戻して
押し出した。得られたポリマーの固有粘度は０．７０dl
／ｇであった。
【００１９】このポリマーに含まれる２，６−ナフタレ
ンジカルボン酸成分のモル比、およびこのポリマーのＭ
ＦＲ値について測定した結果を表１に示す。
ンジカルボン酸成分のモル比、およびこのポリマーのＭ
ＦＲ値について測定した結果を表１に示す。
【００２０】このポリエステル樹脂を減圧下８０℃で水
分１００ppm 以下に乾燥して、ダイレクトブロー成形機
を用いてポリマー温度２５０℃で、内容量ｌｌ、目付４
０ｇ、キャップ径３０mmの中空容器に成形した。
分１００ppm 以下に乾燥して、ダイレクトブロー成形機
を用いてポリマー温度２５０℃で、内容量ｌｌ、目付４
０ｇ、キャップ径３０mmの中空容器に成形した。
【００２１】実施例２ 使用するポリマーを固有粘度０．８０dl／ｇのものに替
える以外は実施例１と同様の条件で実験を行った。得ら
れた結果を表１に示す。
える以外は実施例１と同様の条件で実験を行った。得ら
れた結果を表１に示す。
【００２２】実施例３ テレフタル酸ジメチル１１．７４kg、２，６−ナフタレ
ンジカルボン酸ジメチル１４．７６kgとする以外は実施
例１と同様の条件で実験を行った。得られた結果を表１
に示す。
ンジカルボン酸ジメチル１４．７６kgとする以外は実施
例１と同様の条件で実験を行った。得られた結果を表１
に示す。
【００２３】実施例４ 固有粘度０．７０dl／ｇのＰＥＮ樹脂４０重量％と、固
有粘度１．０９dl／ｇのＰＥＴ樹脂６０重量％とを、二
軸混練機を用いて３００℃で溶融混合して製造した固有
粘度０．８０dl／ｇのエチレン２，６−ナフタレンジカ
ルボキシレート単位３０モル％の共重合体ポリエステル
を使用する以外は実施例１と同様の条件で実験を行っ
た。得られた結果を表１に示す。
有粘度１．０９dl／ｇのＰＥＴ樹脂６０重量％とを、二
軸混練機を用いて３００℃で溶融混合して製造した固有
粘度０．８０dl／ｇのエチレン２，６−ナフタレンジカ
ルボキシレート単位３０モル％の共重合体ポリエステル
を使用する以外は実施例１と同様の条件で実験を行っ
た。得られた結果を表１に示す。
【００２４】比較例１ ２，６−ナフタレンジカルボン酸ジメチルの代わりに同
モルの１，４−シクロヘキサンジメタノールを使用する
以外は実施例１と同様の条件で実験を行った。得られた
結果を表１に示すが、耐熱性、耐衝撃性の点で目標に達
しなかった。
モルの１，４−シクロヘキサンジメタノールを使用する
以外は実施例１と同様の条件で実験を行った。得られた
結果を表１に示すが、耐熱性、耐衝撃性の点で目標に達
しなかった。
【００２５】比較例２ 使用するポリマーを固有粘度０．６０dl／ｇのものに替
える以外は実施例１と同様の条件で実験を進めた。ダイ
レクトブロー成形機を用いて中空容器の成形を試みたが
ドローダウンが大きく、正常なボトルが得られなかっ
た。
える以外は実施例１と同様の条件で実験を進めた。ダイ
レクトブロー成形機を用いて中空容器の成形を試みたが
ドローダウンが大きく、正常なボトルが得られなかっ
た。
【００２６】
【表１】
Claims (1)
- 【請求項１】 エチレンテレフタレート単位５０〜８０
モル％とエチレン２，６−ナフタレンジカルボキシレー
ト単位５０〜２０モル％とからなり、かつ、固有粘度が
０．７〜０．９dl／ｇである共重合体ポリエステル樹脂
を成形して得られた押出ブロー成形中空容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256896A JPH0976333A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ポリエステル中空容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256896A JPH0976333A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ポリエステル中空容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976333A true JPH0976333A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17298910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7256896A Pending JPH0976333A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | ポリエステル中空容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976333A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990040653A (ko) * | 1997-11-19 | 1999-06-05 | 구광시 | 투명성 폴리에스테르계 쉬트 |
| KR100476475B1 (ko) * | 1997-11-19 | 2005-06-16 | 주식회사 코오롱 | 투명성 내열성이 우수한 폴리에스테르계 병 |
| US6913806B2 (en) | 2002-12-20 | 2005-07-05 | Nan Ya Plastics Corporation | Copolyester composition for manufacturing large volume polyester bottle |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP7256896A patent/JPH0976333A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990040653A (ko) * | 1997-11-19 | 1999-06-05 | 구광시 | 투명성 폴리에스테르계 쉬트 |
| KR100476475B1 (ko) * | 1997-11-19 | 2005-06-16 | 주식회사 코오롱 | 투명성 내열성이 우수한 폴리에스테르계 병 |
| US6913806B2 (en) | 2002-12-20 | 2005-07-05 | Nan Ya Plastics Corporation | Copolyester composition for manufacturing large volume polyester bottle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |